JPS6182698A - 原子炉模擬試験用発熱装置 - Google Patents

原子炉模擬試験用発熱装置

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JPS6182698A
JPS6182698A JP20486584A JP20486584A JPS6182698A JP S6182698 A JPS6182698 A JP S6182698A JP 20486584 A JP20486584 A JP 20486584A JP 20486584 A JP20486584 A JP 20486584A JP S6182698 A JPS6182698 A JP S6182698A
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heat generating
inner cylinder
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heating element
gap
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石塚 洋幸
板倉 健司
清 青木
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は電気発熱線を用いた発熱装置に関する0 〔発明の技術的背景とその問題点〕 原子炉設備に関する模擬試験を行なう模擬試験装置とし
て、電気ヒータを備えた筒型の発熱装置が用いられてい
る。
従来の発熱装置は、炉心筒の周囲に金属線からなる発熱
体を螺旋状に巻回して設け、その外周側に炉壁筒を設け
たもので、炉心筒と炉壁筒との間の間隙は両端部を開い
て大気に対して開放した構造となっている。
しかしながらこのような従来の発熱装置は炉心筒と炉壁
筒との間の間隙が大気に対して開放され、この間隙に設
けられる発熱体が醸化雰囲気中に置かれている。このた
め発熱体は発熱による酸化を防止するために、Nl −
Cr  合金やMo5t!などの耐酸化性をもった金属
からなるものが用いられている。しかしながらこの耐酸
化性金属からなる発熱体は地絞的高温の発熱が行なえず
、Ni−Cr  合金が1200℃であり、M6 S 
t 1の1800℃が最高であった。
しかしてこの発熱装置において2000℃以上の高温の
発熱を行なうためには、W HMOなどの高融点金属か
らなる発熱体を用いる必要がある。しかしての高融点金
属からなる発熱体は耐酸化性が弱い丸めに、酸化雰囲気
である炉心筒と炉壁筒との間隙に設けると酸化して使用
できない。
このような高融点金属発熱体を使用する上での問題に対
する方策として、発熱装置全体を非酸化雰囲気、すなわ
ち真空中や不活性ガス中に入れて使用する、あるいは発
熱体を断熱材の内部に埋設する方法がある。しかしなが
ら前者の方法では設備が大掛りで作業が面倒であり、発
熱雰囲気が限定され、また後者の方法では発熱体と断熱
材との熱膨張率の差により断熱材にクラックを生じ、こ
のクラックを介して発熱体が大気に−触れ酸化するとい
発熱はできなかった。
〔発明の目的〕
本発明は前記事情と基づいてなされたもので、高温の発
熱を無理なく行なうことができ灯 j゛、 ・ る発熱装置を提供することを目的とする0〔発明の概要
〕 本発明の発熱装置は、内外に配置した電気絶縁性を有す
る断熱材からなる外筒と内筒との間に発熱体を設け、こ
の外筒と内筒との間の間隙の両端部を封止し、この間隙
の内部を非酸化雰囲気にしたことを特徴とするものであ
る。
〔発明の実施例〕
以下本発明を図面で示す実施例について説明する0 第1図ないし第3図は本発明を原子炉用模擬試験装置に
用いる発熱装置に適用した一実施例を示している。
内筒1と外筒2は両端を開口した円筒体からなるもので
、内外側に同心的に配置して立設されている。内筒1お
よび外筒2は例えばZr0tセラミツクスで形成されて
いる。内筒lと外筒2との間の間隙3は後述するように
発熱体4を設は且つ発熱体4をリード端子5と接続する
箇所であり、この間隙3は内筒1と外筒2の両端部に無
機接着剤6,6、例えばZrO,ペーストを充填するこ
とにより気密に封止されている。
内筒Iと外筒2の両端開口には例えばZr01  セラ
ミックスからなる蓋717f、嵌合してZ r O1ペ
ーストなどの無機接着剤6により接着しである。外筒2
および蓋7,7の周囲にはファイバ状断熱材8が包囲し
て設けてあり、さらにファイバ状断熱材8の周囲には顆
粒状断熱材9が包囲して設けである。
ここで、発熱体イとリード端子5を設ける構成を述べる
。発熱体4は例えばタングステンからなる細線をコ、イ
ル状に連続して形成したものである。リード端子5は例
えばタングステンからなるもので、発熱体4の素線に対
して大きな断面積〆を有するように太い線材を用いてい
る。
内筒1と外fii62との間の間@3に面する内筒1の
外周部には軸方向全体にわたり螺旋n10が形成しであ
る。内筒ノの両端部を除く部分に位置する螺旋溝10に
は発熱体4が配置しである。
このため発熱体4は内筒1と外筒2の間隙3内部に螺旋
状に巻回して設けられる。内筒ノの両端部に位置する螺
旋溝10にはリード端子5゜5が配置されて1ハる。こ
れによりリード端子5゜5は間隙3内部の両端部に螺旋
状に巻回して設けられる。発熱体4の両端の端末とこれ
に対向するリード端子5,5端末は内筒1の螺旋溝10
にて接続される。第4図はその接続部1ノの構造の一例
を示している。すなわちリード端子5の端末を半円形部
6aに切欠き加工し、この半円形部の平坦面上に発熱体
4の端末をのせて、その周囲に高融点金属例えばタング
ステンからなる細線12を巻付け、さらに接続部I2全
体を無機接着剤13例えばzro、  ペーストにより
固着する。必要に応じて発熱体4の端末をリード端子5
に溶接により固着する。なお、リード端子5.5は各り
内筒1と外筒2の間隙3の両端を閉じる無機接着剤6.
6を貫通して間隙3から導出され、さらに蓋7、断熱材
8,9を通り外部へ導出される。このように発熱体4お
よびリード端子5.5が内#1と外y:J2の間   
 ′隙、7の内部に組込まれる。内筒1と外筒2の間隙
3は両端が無機接着剤6,6により封止して大気としゃ
断され、且つ内部に不活性ガス(PIえばA、  ガス
が封入きれて非m(ヒ雰囲気としである。なお、内涛1
の内部にはこの内部温度を図るp8電対I4が設けであ
る。このようにして発熱装置が構成される。
しかL2てこの発熱装置において、内筒1と外筒2との
間の間隙3に発熱体4を設け、この間隙3の両端を封止
しであるので、間隙3の内部に設けた発熱体4は大気中
すなゎら酸化雰囲気に対してしゃ断される。まlE密封
された間隙3の内部不活性ガスを封入して非酸化雰囲気
にしである。このため発熱体4は酸化雰囲気をしゃ断し
7’CJ件の下で使用して発熱させることができる。従
っ又発熱体4としてW 、 M(1、Re 。
Ir 、 Osなどの高層点金属からなるものを使用し
2000℃以上の高温で発熱を行なうことができる。こ
こで、内筒1と外筒2は発熱体4の発熱温度を考慮して
高融点酸化物であるZrO,。
A7.Os 、 MgO、Th02 、 Be0 、1
1401などの電気的絶縁体で形成する。内面1と外筒
2の間隙3を封止する無機接着剤6け、発熱体4の発熱
温度KITr1えられ且つ内筒1および外筒2の材料の
熱膨張係数に近い熱m張係数を有するもの、例えばZr
O,ペーストを用いる。間l!J3内部を非酸化雰囲気
にするためには、不活性ガスを封入す石ことの外に間隙
、]を真空にしても良い。
内筒1と外筒2との間l!J3は空間部として構成しで
ある。そして、発熱体4Fi間隙3内部において内筒I
K影形成た螺旋溝10に沿って挿入しである。このため
発熱体4は内筒1および外筒2に対してフリーの状態で
組込むことがでることができ、発熱体4の断線および内
筒1および外筒2の破損を防止できる。
リード端子5.5を内筒Iと外筒2との間隙3の内部両
端に挿入して発熱体4と接続しであるので、リード端子
5.5自身と、リード端子5.5と発熱体4との接続部
は非酸化雰囲気中にあって酸化を防止することができる
。また、リードムチ5,5の断面積を発熱体4の素線に
対して大きくしていることと、リード端子5゜5を内筒
1の螺旋溝10に沿って螺旋状に設けであるので、リー
ド端子5,5の発熱を抑えることができる。このためリ
ード端子5,5の酸化を防止し、且つ内筒1と外筒2と
の間V!J3の両端を封止する無機接着剤6,6の熱に
よる軟化を防止できる。リード端子5.5は発熱体4と
同勢またはそれ以上の高融点を有する材料で形成する。
発熱体4とリード端子5,5との接続部を第4図で示す
構造とすると、電気的および熱的な面で支障をきたすこ
となく確実な接続を行なえる。
断熱構造は5、発熱体4に近い方からZ rot  セ
ラミックスなどの緻密外断熱材からなる内筒1および外
筒2と、ファイバ状断熱材8と、顆粒状絶豚材9とを組
合せて構成し、であるので、小さな断熱材スペースで2
000℃以上の高温に対する充分な断熱効果を有し、最
外表面を低い温度にすることができる。また、ファイバ
状断熱材8は内筒1および外筒2の熱、膨張を弾性変形
により吸収し、内筒2および外筒 を損なうことなく断
熱効果を上げることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、高融点金属からな
る発熱体を酸化させることなく使用して高温の発熱を行
なうことができる発熱装置できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の発熱装置の一実施例を示す縦断面図、
第2図および第3図は同実施例における内筒、外筒およ
び発熱体の構成を示す横断面図および横断面図、第4図
(a) 、 (b)は同実施例における発熱体とリード
端子との接続部を示す縦断面図および横断面図である0 1・・・内筒、2・・・外筒、3・・・間隙、4・・・
発熱体、5・・・リード端子、6・・・無機接着剤、7
・・・蓋、8.9・・断熱材、10・・・桃旋溝。 出願人代理人 弁理士  鈴 江 武 彦第1図 ¥2凶 石3図 1図 と4) l/ ≠ /l

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内外に配置した電気絶縁性を有する断熱材からな
    る外筒と内筒との間に発熱体を設け、この外筒と内筒と
    の間の間隙の両端部を封止し、この間隙の内部を非酸化
    雰囲気にすることを特徴とする発熱装置。
  2. (2)発熱体は高融点金属からなるものである特許請求
    の範囲第1項に記載の発熱装置。
  3. (3)発熱体はW、Mo、Re、Ir、O_3の1種か
    らなるものである特許請求の範囲第2項に記載の発熱装
    置。
  4. (4)外筒および内筒を形成する断熱材は緻密で高融点
    酸化物である特許請求の範囲第1項ないし第3項いずれ
    かに記載の発熱装置。
  5. (5)外筒および内筒を形成する断熱材はZrO_2、
    Al_2O_3、MgO、ThO_2、BeO、HfO
    _2の1種または2種である特許請求の範囲第4項に記
    載の発熱装置。
  6. (6)外筒と内筒との間の間隙を封止する物質は無機接
    着剤である特許請求の範囲第1項ないし第5項いずれか
    に記載の発熱装置。
  7. (7)外筒と内筒との間の間隙を封止する無機接着剤は
    ZrO_3ペーストである特許請求の範囲第6項に記載
    の発熱装置。
  8. (8)外筒と内筒との間の間隙は真空または不活性ガス
    雰囲気である特許請求の範囲第1項ないし第7項いずれ
    かに記載の発熱装置。
  9. (9)外筒の外側をファイバ状断熱材で包囲し、さらに
    その外側を顆粒状断熱部材で包囲してなる特許請求の範
    囲第1項ないし第8項いずれかに記載の発熱装置。
  10. (10)内筒の外周部には螺旋溝を形成し、この螺旋溝
    に沿って発熱体を螺旋状に配置してなる特許請求の範囲
    第1項ないし第9項いずれかに記載の発熱装置。
  11. (11)発熱体と接続するリード端子は高融点金属で形
    成され、発熱体より大径である特許請求の範囲第1項な
    いし第10項いずれかに記載の発熱装置。
  12. (12)リード端子の一部が外筒と内筒との間隙に導入
    して発熱体の端部と接続してなる特許請求の範囲第1項
    ないし第11項いずれかに記載の発熱装置。
  13. (13)内筒の両端部が蓋で閉塞され内筒の内部に温度
    計を設けてなる特許請求の範囲第1項ないし第12項い
    ずれかに記載の発熱装置。
  14. (14)原子力機器の高温加熱装置である特許請求の範
    囲第1項ないし第13項いずれかに記載の発熱装置。
JP20486584A 1984-09-29 1984-09-29 原子炉模擬試験用発熱装置 Granted JPS6182698A (ja)

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JPS6182698A true JPS6182698A (ja) 1986-04-26
JPH0374475B2 JPH0374475B2 (ja) 1991-11-27

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS3622266Y1 (ja) * 1959-03-14 1961-08-26
JPS5261843A (en) * 1975-11-18 1977-05-21 Toshiba Corp Sheathed heater
JPS53132832A (en) * 1977-04-25 1978-11-20 Toshiba Corp Sheathed heater

Patent Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS53132832A (en) * 1977-04-25 1978-11-20 Toshiba Corp Sheathed heater

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