JPS6182185A - 放射線検出器校正装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野１ 本発明は放射線検出器の校正に使用される放射線検出器
校正装置に関１゛る。

［発明の技術的背景とその問題点］ 一般に放射線計測では、放射線検出器により放射線の計
測が行われる。

すなわち、放射線検出器からの信号を増幅し、増幅した
信号をそのまま計数するか、あるいはＡＤ変挽を行った
後に計数する等の方法を用いて放射線の計測が行われる
。

しかしながら、一般に放射線検出器は、ノイズ、温度、
湿度等の外乱の影響を受は易く、またｔｌｌｏＡ線検出
器自体の経時変化による劣化等が存在するため、計測を
精度よく行うためには放射線検出器の信頼性を常に確保
しておく必要がある。

従来、放射線検出器により得られた計測データ　　　　
・に疑問のある場合には、放射線検出器を池の系と切り
離して放射線検出器から出力される波形をオシロスコー
プ等でチェックする方法、あるいは正確な値のわかって
いる標準線源を所定の位置に固定して放射線検出器によ
る計測を行い、得られたデータをチェックする方法等が
行われているが、いずれの方法においても族４１線検出
器のチェックに多大な時間がかかるという問題がある。

また従来、データの長期保存が困難なため放射線検出器
の経年変化を追跡することが困難であり、さらに放射線
検出器のチェック作業に熟練性を要する等の問題がある
。

［発明の目的］ 本発明はかかる従来の事情に対処してなされたもので、
放射線検出器を迅速かつ確実に校正することのできる放
射線検出器校正装置を提供しようとするものである。

［発明の概要］ すなわち本発明は、先端に間口部を有し放射線遮蔽機能
を備えた標準線源収納容器と、この標準線源収納容器を
軸方向に貫通して挿入される駆動軸と、この駆動軸を先
方および後方へ移動する駆動機構と、前記駆動軸の先端
部に配設される標準線源と、前記駆動軸の前記標準線源
先方に配設され前記駆動軸の後方への移動時に前記標準
線源収納容器の前記開口部に１■合する放射線遮蔽機能
を備えた覆蓋とからなることを特徴とする放射ね検出器
校正装置である。

［発明の実施例コ 以下本発明の詳細を図面に示す一実施例について説明す
る。

第１図は本発明の放射線検出器校正装置の一実施例を示
すもので、図において符号１は先端に間口部１ａを有し
、放射線遮蔽機能を備えた例えば鉛からなる円筒状の標
準線源収納容器を示している。

このＩｆＸ準線源収納容器１の底部には貫通口２が穿設
されており、この貫通口２を通り標準線源収納容器を軸
方向に貫通して駆動軸３が挿入されている。この駆動軸
３の後方には駆ｆＪＩ軸３を先方および後方へ移動する
駆動用モータ４を協えた駆動機構５が配設されている。

駆動軸３の先端部には標準線源固定用架台６が配設され
、この標準線源固定用架台６内には、例えば１０μＱｉ
のユーロピウム１５２からなる標準線源７が収容されて
いる。駆動軸３の標準線源７先方には駆動軸３の後方へ
の移動時に標準線源収納容器１の間口部１ａに■合する
放射線遮蔽機能を備えた、例えば鉛からなる覆蓋８が配
設されている。

図において符号９はコリメータを示しており、このコリ
メータ９は標準線源７からの放射線強度を絞るために設
置されている。コリメータ９の側方には、例えば高純度
ゲルマニウム検出器からなる放射線検出器１０が配設さ
れている。

図において７’Ｊ号１１ａ、１１ｂは標準線源７の位置
を検出する一組の位置センサーを示しており、この位置
センサー１１ａ、１１ｂからの位置信号はコントローラ
１２に出力される。コントローラ１２は、この位置信号
に基づいて駆８機横５に駆動信号を出力する。

以上のように溝底された放射線検出器校正装置では、放
射線検出器１０の校正時には上位計算機１３からの指令
によりコントローラ１２がキックオフされ、位置センサ
ー１１ａ、１１ｂからの位置信号を入力したコントロー
ラ１２は、この位置信号に基づいて駆８機構５ヘモータ
駆動信号を出力する。駆動用モータ４の駆動により駆動
軸３は上方に移動し、放射線検出器１ｏの中心軸上の点
まで移動したところで停止される。この状態で放射線検
出器１０が作動され、放ｒＪＪ線計測が行われ、計測デ
ータが獲１ｑされ上位計算機１３内に記憶される。

放射線検出器１０による計測終了後にコン１〜ローラ１
２からモータ駆動信号が出力され、これにより駆動軸３
が下方へ移動し、第２図に示ずように、標準線源７は標
準線源収納容器１内に収容され、さらに標準線源収納容
器１は＠蓋８によりその間口部１ａを完全に閉塞される
。これにより標準線源７の放射線検出器１０に対する影
費を排除することができる。

なお、このような放射線検出器１０の計測は予め定めら
れた一定明間毎に行われる。また、放射線検出器１０に
異常動作等の疑いがあるどきには、随時計測を行う等し
てデータが集積される。

データの評価は、例えば第３図に示すように、放射線検
出器１０により予め定められた曲線ａで示す経年変化特
性と現在放射線検出器１ｏがら得られたデータとを比較
することにより行われる。

ケなりも第３図に、１１ｊい−Ｃ１横軸には時間が、縦
軸には放射線強度がとられており、図の曲線すで示すピ
ークが異常であるため、シスーｊムのチェックが必要で
あることを示している。

上述した実施例の放射線検出器校正装置によれば、標準
線源７の位置設定を機械制御により行うので操作を迅速
かつ確実に行うことができる。

また、計算機に接続することによりデータの長期保存も
可能となり、環境条件の変化に対する放射線検出器１０
の動作に対する影響を容易に調べることができる。

［発明の効果］ 以上述べたように本発明の放射線検出器校正装置によれ
ば、放射線検出器の校正を容易かつ確実に行うことがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の放射線検出器校正装置の一実施例を示
す説明図、第２図は第１図に示す放射線検出器校正装置
の標準線源収納容器への標準線源収納状態を示す説明図
、第３図はｔｉ！ｉ射線検出器の）Ｆ　ｔＭの方法を示
づグラフである。 １・・・・・・・・・・・・標準線源収納容器１ａ・・
・・・・・・・開口部 ２・・・・・・・・・・・・口過口 ３・・・・・・・・・・・・駆動軸 ４・・・・・・・・・・・・駆動用モータ６・・・・・
・・・・・・・標準線源固定用架台５・・・・・・・・
・・・・駆動機（；４７・・・・・・・・・・・・標準
線源 ８・・・・・・・・・・・・覆　蓋 ９・・・・・・・・・・・・コリメータ１０・・・・・
・・・・・・・放射線検出器１１ａ、１１ｂ・・・位置
センサー １２・・・・・・・・・・・・コントローラ代理人弁理
士　　　須　山　佐　− 第１図 第２図 七ヨ　　　　聞

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）先端に開口部を有し放射線遮蔽機能を備えた標準
   線源収納容器と、この標準線源収納容器を軸方向に貫通
   して挿入される駆動軸と、この駆動軸を先方および後方
   へ移動する駆動機構と、前記駆動軸の先端部に配設され
   る標準線源と、前記駆動軸の前記標準線源先方に配設さ
   れ前記駆動軸の後方への移動時に前記標準線源収納容器
   の前記間口部に嵌合する放射線遮蔽機能を備えた覆蓋と
   からなることを特徴とする放射線検出器校正装置。
2. （２）駆動機構はコントローラにより制御される特許請
   求の範囲第１項記載の放射線検出器校正装置。