JPS6181444A - 加工性及び加硫後の物性が改善されたゴム組成物 - Google Patents
加工性及び加硫後の物性が改善されたゴム組成物Info
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- JPS6181444A JPS6181444A JP20184984A JP20184984A JPS6181444A JP S6181444 A JPS6181444 A JP S6181444A JP 20184984 A JP20184984 A JP 20184984A JP 20184984 A JP20184984 A JP 20184984A JP S6181444 A JPS6181444 A JP S6181444A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
〔)嘴業上の利用分野〕
本発明はゴム組成物に関し、将に詳しくは未加硫時の加
工性が改善されるとともに、加硫後の物性が著しく改善
されたゴム組成物に関する。 〔従来の技術及び問題点〕 一般に、ジエン系ゴムに可塑性を付与し、加工性を改善
する目的で各種のプロセスオイルや可塑剤をゴムに配合
することは知られている。 しかしこれらは未加硫ゴムの加工性、特に可塑性を改善
できるが、加硫ゴムの機械的特性、特に引張特性、硬度
婦の物性を低下させる等の問題がある。そのため、従来
よシ種々の軟化剤や可塑剤が提案されている。例えば、
−塩化イオウと芳香族石油留分との反応生成物(特公昭
47−8135号)、塩素化パラフィン(%公昭45−
8540号〕寺が挙げられるか、これらは発生するハロ
ゲン化水素による金型の腐蝕、可塑化効果不充分、スコ
ーチ性号の理由から不満足であり、笑際上はほとんど便
用されていない。また最近では液状低分子量ポリインプ
レン(特開昭54−7430号)や液状ポリインプレン
と無水マレイン酸との反応生成物の亜鉛塩(特開昭57
−63558号ンや多価アルコール不飽和脂肪酸エステ
ル(0開昭57−100130号)が開示されているが
、いずれも加工性はある程度改良されるが、加硫ゴムの
機械的物性の低下が大きくまだ充分な改良効果が得られ
ていない。 本出願人は以上のような点を考慮して、特願昭58−6
8002にて、未加硫時には可塑性を付与し、加工性が
改善され、加硫後は引張特性、弾性率、硬度寺のゴム物
性を著しく向上せしめる添加剤全提案した。 しかしながら上記祭加剤は、本質的に内部滑剤としてi
動き、未加硫時の可塑度全低下させるものであり、加硫
後も(“け剤として振震うため。 ゴムの引張特性、弾性率寺の物性は改善されるが、特に
耐衝すカット性に劣るという欠点があった。 〔問題点t″瑣決るための手段〕 本発明石らは上記欠点ケhイ決するため、先に提案した
ゴム用務加削tiδシ底する炭素数12〜30の高級脂
肪酸の量に増加しても、ゴムの可濃度低下効果はめまり
変化しないことに注目し、oT盟変度低下会費なだけ高
級、脂肪酸によシ多価アルコール全エステル化シ、多価
アルコールノ残るヒドロキシル基を炭素数1〜11の低
級脂肪酸によりエステル化すればよいことを見出し、本
発明に到達したものでおる。 すなわち本発明は、ジエン系ゴム100重量部に対し、 (a)5個以上のヒドロキシル基金有する多価アルコー
ル (bl 炭素数12〜30の高級脂肪酸。 (c1炭素数1〜11の低級方言肪酸、および((11
ジカルボン酸 ?構成成分とするエステル化合物からなるゴム用添加剤
を0.5〜20M景部配合することを特徴とする加工性
及び加硫後の物性が改善されたゴム組成物に関する。 本発明のゴム組成物に用いる添加剤の構成成分の(a)
多価アルコールは特に限定されるものではないが、グリ
セリン、ポリグリセリン、トリメチロールプロパン、ペ
ンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、マンニ
トール、グルコース、ソルビトールなどが好ましい。 本発明のゴム組成物に用いる添加剤の構成成分の(b)
高級脂肪酸としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パル
ミチン酸、ステアリン酸、アラキン酸、ベヘン酸、モン
タン酸、エライジン酸、オレイン酸など飽和又は不飽和
の脂肪酸が挙げられる。これらは単独またはそれらの混
合物、例えば牛脂脂肪酸、ヤシ脂肪酸などであってもよ
い。 本発明のゴム組成物に用いる添加剤の構成成分の(03
低級脂肪酸とは、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、正酪酸、
イソ酪酸、正吉草酸、イン吉草酸、正カプロン酸、トリ
メチル酢酸、カプリル酸、カプリン酸、ウンデカン酸等
の脂肪酸が挙げられる。これらは単独またはそれらの混
合物でおってもよい。 本発明のゴム組成物に用いる添加剤の構成成分の<(i
Jジカルボ/酸は特に限定されるものではないが、例え
ばフマル酸、マレイン酸、マロン酸、ゲルタール酸、ア
ジピン酸、コノ・り酸、アゼライン醒、セバシン酸、ド
デカ2酸、オクタデカ2M、ダイマー酸、フタル酸、ク
エン酸などを挙げることができる。 本発明に係るエステル化合物は上記(LJ、(1)l
。 Co)及び(dJ を構成成分とする化合物でおって、
ジカルボン酸の多価アルコール(モノまたはジノエステ
ルの脂肪酸によるアシル化物でおる。 本発明のゴム組成物に用いる添加剤でおるエステル化合
物は公知の方法で製造することかできる。但し、高分子
量のポリマーの生成を防ぐようにする必要があり、下記
の5方法が推奨される。 (1) 高級脂肪酸と低級脂肪酸との混合酸又はその
誘導体と多価アルコールだけで先にエステル化を行ない
、次にジカルボン酸又はその誘導体でエステル化あるい
はエステル交換する。 第1段のエステル化においてに高級脂肪酸のかわりに脂
肪酸トリグリセライド、例えば綿実油、麻実油、亜麻仁
油、豚脂、牛脂、オリーブ油、落下主油、ヤシ油、パー
ム油、パーム核油、菜種油、ザフラワー油、胡麻油、大
豆油、ヒマワリ油、茶fi11子油等の動植物油ろるい
はそれらの水素添加物を使用し、エステル交換すること
かでさる。 (2)面縁脂肪酸又はその誘4ト体と多価アルコールだ
けで先にエステル化七行ない、次に低級脂肪酸又はその
誘導体でエステル化を行なう。続いてジカルボン酸又は
そのMi体でエステル化又はエステル交換する。この方
法は炭素数1〜4の低級脂肪酸を使用する場合特に有利
で6す、低級脂肪酸の酸ハロゲン化物おるいは酸無水物
を便用°rると′持に容易に製造出来る。 (3) 多価アルコールとジカルボン酸又はその誘導
体とをエステル化又はエステル交換した後、高級脂肪a
βと低級脂肪酸との混合昌又はその誘導体でニスデル化
又はエステル交換する。 この方法でも(2)の方法と同様に面縁脂肪酸又はその
誘導体でエステル化した後、続いて低級脂肪酸又はその
誘導体でエステル化するという三段階エステル化法?と
る場合が有利なケースもおる。 本発明に於いて、多価アルコールとジカルボン酸の割合
(モル比)は、化学量論的には1:0.5 Slでめる
が1:0.1以上で製造された混合エステルも優れた効
果金有する。高級脂肪酸と低級脂肪酸の量は多価アルコ
ールのヒドロキシル基の数によって変わるが1通常アル
コール1モルに対し1〜5モル使用され、高級脂肪酸と
低級脂肪酸の割合(モル比)は1:に〜4である。 本発明においてジエン系ゴムとは天然ゴム(NR)、ス
チレン−ブタジェン共重合ゴム(SIR)、ポリインプ
レンゴム(IR)、ポリブタジェンゴム(BR)、ポリ
インプレンゴム(OR)、インプレン−イソブチレン共
重合ゴム(IIR)、アクリロニトリル−ブタジェン共
重合ゴム(NBR)、エチレン−プロピレン共1合ゴム
(EPDM)などで必り、これらは単独もしくは混合し
て使用することができる。 本発明において、隋加剤の配合附はジエン系ゴム100
爪駄部に対して0.5〜2a−mft+1テある。a、
s−1量部未肖では加工性向上の効果が不十分でh9.
20車紺部f 越えるとゴム物性の改良効果が低下し好
ましくない。 更に、上述したエステル化合物に脂肪酸金属塩を併用す
ると一層擾れた加工性と加硫後のゴム物性が得られる。 従って、本発明は第2には、ジエン系ゴム1oo、11
(部に対し (AI(al 5 個以上のヒドロキシル基t−有す
る多価アルコール +1)) 炭素数12〜30の旨級脂肪−(c1炭素
数1S11の低級脂肪酸、および((11ジカルボン酸 を構成成分とするエステル化合物、および(B)脂肪酸
金属塩 からなるゴム用添加剤ヲ0.5〜2ONHi部配合する
ことを%倣とする加工性及び加硫後の物性が改善された
ゴム組成物に関する。 金属塩としては周期律表!A〜IVA族およびπB族な
らびにmBpから選ばれた金A4の塩であり、例を挙げ
ればLltl、Na塩、K塩、Mg塩、Ga塩、Ba塩
、A/塩、3n塩、 pb塩、ZnJfi等でおる。こ
れらのうち、好ましいものとしてはMg塩、Ga塩、A
l塩、Zn塩である。 脂肪酸金属塩として例f:挙げるならば、カプロン酸、
カプリル酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸
、オレイン酸、ステアリン戯などの金属塩でおり、これ
らのうち特にオレイン酸およびステアリン酸の金属塩が
好ましい。 さらに、(A)エステル化合物と(B)脂肪酸金属塩と
を混合させる方法としては、エステル化合物と脂肪酸金
属塩を溶融状態で均一にさせる方法が好ましい。 (A)エステル化合物と(B)脂肪酸金属塩の配合割合
(重量比)はh二B=35 A−95:5〜65が好ま
しい。(B)脂肪酸金属塩の含有量が51童%以上で顕
著な効果が得られ、65憲it%以上では加硫ゴムの1
0械的物ひの低下が著しく、ブリードやプルームの問題
も生ずるため好ましくない。小側ηは用途や目的により
異なるが通常はジエン系ゴム100爪せ部に対して0.
5へ20、璽置部でら夛、0.5嵐量部未満では加工性
向上の効果が不光分でラシ、20Afi部金越えると加
硫ゴムの物性の低下、特に耐摩耗性の低下が著しく好ま
しくない。 本発明においては(AJエステル化合物と(87脂肪酸
金属塩を予め混合したゴム用添茄剤を使用するか、配合
時に(AIエステル化合物と(B)脂肪酸金F4塩金上
記重量比内で個々に配合しても同様の効果が得られる。 本発明のゴムm放物には、ゴム用添那剤の他に、更にゴ
ムエ梁で汎用される配合剤、例えば710硫剤、加硫促
進剤、補強剤、軟化剤、充填剤、老化防止剤寺を適宜添
加することができる。 本発明のゴム組成物は、タイヤ、ベルト、ホース寺のあ
らゆるゴム製品に使用することかでさる。 〔実施例〕 以下、試験例、実施例によジ本発明を説明するが、本発
明はこれらによって限定されるものではない。 試験例1 ジペンタエリスリトール2541 (1,0モル]にス
テアリン酸2841 (1,0モル)t−加え、さらに
SnOO,51(0,05Mk%)を加え、窒素ガスの
存在下230℃5240℃で5時間加熱攪拌しながら脱
水反応させたのち、130℃に冷却する。次に無水酢酸
20 al (2,0モル)を滴下し、酢酸還流下1時
間反応させたのち、酢酸を留去する。さらにアジピン酸
731 (0,5モル〕を加え、230〜240℃で4
時間加熱攪拌しながら脱水反応させて、混合エステルC
D5ACvA)を得り。 混合エステル(DSA■A)35Ggにステアリン酸亜
鉛130gを加え、160℃で溶融混合して混合エステ
ル金属塩組成物を得た。 試験例2 ジペ/タエリスリトール254.9(1,0モル〕にア
ジピン酸ジメチルエステル87 E (0,5モル〕を
加え、さらに0a(OH)20.5.9 (0,1mf
i%〕を加え、窒素ガスの存在下200℃で4時間脱メ
タノールのエステル交換反応を行ない。 次にステアリ:ym2841 (1,Oモル〕k加え、
235℃〜240℃で5時間加?PIFtt、拌しなが
ら脱水反応させたのち、130℃に冷却する。次に無水
酢m4081 (4,0モル)を滴下し、酢酸還流下1
時間反応させたのち、酢酸全留去して混合エステル(D
ASA■)を得た。 混合エステル(DASA■)350gにステアリン酸亜
鉛130Ie加え、160℃で溶融混合して混合エステ
ル金属塩組成物を得た。 試験例5 ソルビトール182#(1,0モル)にステアリン酸2
84.9 (1,0モル)kMJえ、さらにSnOO,
29(0,04颯鴛%〕を加え、窒素ガスの存在下23
0℃で6時間mPl!4nc拌しながら脱水反応場せた
のち、130℃に冷却する。次に無水酢酸306.9
(5,0モル)を滴下し、酢酸還流下1時間反応したの
ち、酢酸全留去する。 さらにアジピンd 75.9 (0,5モル〕ヲ茄え、
230S240℃で4時間加熱撹拌しながら脱水反応さ
せて、混合エステル(SSA■A) t−得た。 混合エステル(SSA■A)350.Pにステアリン酸
亜鉛130I’e加え、160℃で溶融混合して混合エ
ステル金属塩組成物を得た。 試験例4 ジペンタエリスリトール254.9 (1,0モルノに
ステアリン酸284.9 (1,0モル)を加え、さら
にSnOO051(0,05fi%〕を加え、窒素ガス
の存在下230S240℃で5時間加熱1費拌しながら
脱水反応させたのち、130℃に冷却する。次に無水酢
r1113061c5.Qモルノを滴下し、酢酸還流下
1時間反応したのち、酢酸を留去する。さらにアジピン
酸759 (0,5モル)を加え、230〜240℃で
4時間加熱撹拌しながら脱水反応させて、混合エステル
(DSA■A)を得た。 試験例5 ジペンタエリスリトール254 F (1,0モル)に
ステアリン酸s 68 fi (2,0モル)、酪酸1
76.9 (2,0モル〕を加え、さらにCi a (
OH) 21.0.9 (0,1鷹撞%〕を加え、窒素
ガスの存在下230〜240℃で6時間加熱撹拌しなか
ら精留塔を用いて水の留去を行なう。次にアジピン酸7
5.9 (0,5モル〕を加え、同一条件で4時間加熱
攪拌しながら脱水反応させて、混合エステル(DSBA
) ?:得た。 混合エステル(D、E3Bk) 350 Jにステアリ
ン酸亜鉛130IIを加え、160℃で溶融混合して混
合エステル金属塩組成物を得た。 試験例6 ペンタエリスリトール156.9 (1,0モル)にミ
リスチン酸228&(1,0モル〕、酪酸176.9
(2,0モル〕ヲ1え、さらにG a (OH) 20
.5.9 (0,1須量%)を加え、窒素ガスの存在下
230〜240℃で6時間〃0熱撹拌しながら精留塔を
用いて脱水する。次にセバシン酸101F C0,5モ
ル〕を塀え、同一条件下で4時間加熱攪拌しながら脱水
反応させて混合エステルCPMBS)を得た。 混合エステル(PMBS)350 &にステアリン酸亜
鉛1309t−加え、1(SO”Cで溶融混合して混合
エステル金属塩組成物を得た。 実施例及び比較例 天然ゴム100重量部に対して、添加剤として上記試験
例で得られたエステル化合物、エステル化合物と金属塩
組成物、および比較の念めに、特願昭58−68002
号明細書に係るジペンタエリスリトール(1モル)、ス
テアリン酸
工性が改善されるとともに、加硫後の物性が著しく改善
されたゴム組成物に関する。 〔従来の技術及び問題点〕 一般に、ジエン系ゴムに可塑性を付与し、加工性を改善
する目的で各種のプロセスオイルや可塑剤をゴムに配合
することは知られている。 しかしこれらは未加硫ゴムの加工性、特に可塑性を改善
できるが、加硫ゴムの機械的特性、特に引張特性、硬度
婦の物性を低下させる等の問題がある。そのため、従来
よシ種々の軟化剤や可塑剤が提案されている。例えば、
−塩化イオウと芳香族石油留分との反応生成物(特公昭
47−8135号)、塩素化パラフィン(%公昭45−
8540号〕寺が挙げられるか、これらは発生するハロ
ゲン化水素による金型の腐蝕、可塑化効果不充分、スコ
ーチ性号の理由から不満足であり、笑際上はほとんど便
用されていない。また最近では液状低分子量ポリインプ
レン(特開昭54−7430号)や液状ポリインプレン
と無水マレイン酸との反応生成物の亜鉛塩(特開昭57
−63558号ンや多価アルコール不飽和脂肪酸エステ
ル(0開昭57−100130号)が開示されているが
、いずれも加工性はある程度改良されるが、加硫ゴムの
機械的物性の低下が大きくまだ充分な改良効果が得られ
ていない。 本出願人は以上のような点を考慮して、特願昭58−6
8002にて、未加硫時には可塑性を付与し、加工性が
改善され、加硫後は引張特性、弾性率、硬度寺のゴム物
性を著しく向上せしめる添加剤全提案した。 しかしながら上記祭加剤は、本質的に内部滑剤としてi
動き、未加硫時の可塑度全低下させるものであり、加硫
後も(“け剤として振震うため。 ゴムの引張特性、弾性率寺の物性は改善されるが、特に
耐衝すカット性に劣るという欠点があった。 〔問題点t″瑣決るための手段〕 本発明石らは上記欠点ケhイ決するため、先に提案した
ゴム用務加削tiδシ底する炭素数12〜30の高級脂
肪酸の量に増加しても、ゴムの可濃度低下効果はめまり
変化しないことに注目し、oT盟変度低下会費なだけ高
級、脂肪酸によシ多価アルコール全エステル化シ、多価
アルコールノ残るヒドロキシル基を炭素数1〜11の低
級脂肪酸によりエステル化すればよいことを見出し、本
発明に到達したものでおる。 すなわち本発明は、ジエン系ゴム100重量部に対し、 (a)5個以上のヒドロキシル基金有する多価アルコー
ル (bl 炭素数12〜30の高級脂肪酸。 (c1炭素数1〜11の低級方言肪酸、および((11
ジカルボン酸 ?構成成分とするエステル化合物からなるゴム用添加剤
を0.5〜20M景部配合することを特徴とする加工性
及び加硫後の物性が改善されたゴム組成物に関する。 本発明のゴム組成物に用いる添加剤の構成成分の(a)
多価アルコールは特に限定されるものではないが、グリ
セリン、ポリグリセリン、トリメチロールプロパン、ペ
ンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、マンニ
トール、グルコース、ソルビトールなどが好ましい。 本発明のゴム組成物に用いる添加剤の構成成分の(b)
高級脂肪酸としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パル
ミチン酸、ステアリン酸、アラキン酸、ベヘン酸、モン
タン酸、エライジン酸、オレイン酸など飽和又は不飽和
の脂肪酸が挙げられる。これらは単独またはそれらの混
合物、例えば牛脂脂肪酸、ヤシ脂肪酸などであってもよ
い。 本発明のゴム組成物に用いる添加剤の構成成分の(03
低級脂肪酸とは、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、正酪酸、
イソ酪酸、正吉草酸、イン吉草酸、正カプロン酸、トリ
メチル酢酸、カプリル酸、カプリン酸、ウンデカン酸等
の脂肪酸が挙げられる。これらは単独またはそれらの混
合物でおってもよい。 本発明のゴム組成物に用いる添加剤の構成成分の<(i
Jジカルボ/酸は特に限定されるものではないが、例え
ばフマル酸、マレイン酸、マロン酸、ゲルタール酸、ア
ジピン酸、コノ・り酸、アゼライン醒、セバシン酸、ド
デカ2酸、オクタデカ2M、ダイマー酸、フタル酸、ク
エン酸などを挙げることができる。 本発明に係るエステル化合物は上記(LJ、(1)l
。 Co)及び(dJ を構成成分とする化合物でおって、
ジカルボン酸の多価アルコール(モノまたはジノエステ
ルの脂肪酸によるアシル化物でおる。 本発明のゴム組成物に用いる添加剤でおるエステル化合
物は公知の方法で製造することかできる。但し、高分子
量のポリマーの生成を防ぐようにする必要があり、下記
の5方法が推奨される。 (1) 高級脂肪酸と低級脂肪酸との混合酸又はその
誘導体と多価アルコールだけで先にエステル化を行ない
、次にジカルボン酸又はその誘導体でエステル化あるい
はエステル交換する。 第1段のエステル化においてに高級脂肪酸のかわりに脂
肪酸トリグリセライド、例えば綿実油、麻実油、亜麻仁
油、豚脂、牛脂、オリーブ油、落下主油、ヤシ油、パー
ム油、パーム核油、菜種油、ザフラワー油、胡麻油、大
豆油、ヒマワリ油、茶fi11子油等の動植物油ろるい
はそれらの水素添加物を使用し、エステル交換すること
かでさる。 (2)面縁脂肪酸又はその誘4ト体と多価アルコールだ
けで先にエステル化七行ない、次に低級脂肪酸又はその
誘導体でエステル化を行なう。続いてジカルボン酸又は
そのMi体でエステル化又はエステル交換する。この方
法は炭素数1〜4の低級脂肪酸を使用する場合特に有利
で6す、低級脂肪酸の酸ハロゲン化物おるいは酸無水物
を便用°rると′持に容易に製造出来る。 (3) 多価アルコールとジカルボン酸又はその誘導
体とをエステル化又はエステル交換した後、高級脂肪a
βと低級脂肪酸との混合昌又はその誘導体でニスデル化
又はエステル交換する。 この方法でも(2)の方法と同様に面縁脂肪酸又はその
誘導体でエステル化した後、続いて低級脂肪酸又はその
誘導体でエステル化するという三段階エステル化法?と
る場合が有利なケースもおる。 本発明に於いて、多価アルコールとジカルボン酸の割合
(モル比)は、化学量論的には1:0.5 Slでめる
が1:0.1以上で製造された混合エステルも優れた効
果金有する。高級脂肪酸と低級脂肪酸の量は多価アルコ
ールのヒドロキシル基の数によって変わるが1通常アル
コール1モルに対し1〜5モル使用され、高級脂肪酸と
低級脂肪酸の割合(モル比)は1:に〜4である。 本発明においてジエン系ゴムとは天然ゴム(NR)、ス
チレン−ブタジェン共重合ゴム(SIR)、ポリインプ
レンゴム(IR)、ポリブタジェンゴム(BR)、ポリ
インプレンゴム(OR)、インプレン−イソブチレン共
重合ゴム(IIR)、アクリロニトリル−ブタジェン共
重合ゴム(NBR)、エチレン−プロピレン共1合ゴム
(EPDM)などで必り、これらは単独もしくは混合し
て使用することができる。 本発明において、隋加剤の配合附はジエン系ゴム100
爪駄部に対して0.5〜2a−mft+1テある。a、
s−1量部未肖では加工性向上の効果が不十分でh9.
20車紺部f 越えるとゴム物性の改良効果が低下し好
ましくない。 更に、上述したエステル化合物に脂肪酸金属塩を併用す
ると一層擾れた加工性と加硫後のゴム物性が得られる。 従って、本発明は第2には、ジエン系ゴム1oo、11
(部に対し (AI(al 5 個以上のヒドロキシル基t−有す
る多価アルコール +1)) 炭素数12〜30の旨級脂肪−(c1炭素
数1S11の低級脂肪酸、および((11ジカルボン酸 を構成成分とするエステル化合物、および(B)脂肪酸
金属塩 からなるゴム用添加剤ヲ0.5〜2ONHi部配合する
ことを%倣とする加工性及び加硫後の物性が改善された
ゴム組成物に関する。 金属塩としては周期律表!A〜IVA族およびπB族な
らびにmBpから選ばれた金A4の塩であり、例を挙げ
ればLltl、Na塩、K塩、Mg塩、Ga塩、Ba塩
、A/塩、3n塩、 pb塩、ZnJfi等でおる。こ
れらのうち、好ましいものとしてはMg塩、Ga塩、A
l塩、Zn塩である。 脂肪酸金属塩として例f:挙げるならば、カプロン酸、
カプリル酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸
、オレイン酸、ステアリン戯などの金属塩でおり、これ
らのうち特にオレイン酸およびステアリン酸の金属塩が
好ましい。 さらに、(A)エステル化合物と(B)脂肪酸金属塩と
を混合させる方法としては、エステル化合物と脂肪酸金
属塩を溶融状態で均一にさせる方法が好ましい。 (A)エステル化合物と(B)脂肪酸金属塩の配合割合
(重量比)はh二B=35 A−95:5〜65が好ま
しい。(B)脂肪酸金属塩の含有量が51童%以上で顕
著な効果が得られ、65憲it%以上では加硫ゴムの1
0械的物ひの低下が著しく、ブリードやプルームの問題
も生ずるため好ましくない。小側ηは用途や目的により
異なるが通常はジエン系ゴム100爪せ部に対して0.
5へ20、璽置部でら夛、0.5嵐量部未満では加工性
向上の効果が不光分でラシ、20Afi部金越えると加
硫ゴムの物性の低下、特に耐摩耗性の低下が著しく好ま
しくない。 本発明においては(AJエステル化合物と(87脂肪酸
金属塩を予め混合したゴム用添茄剤を使用するか、配合
時に(AIエステル化合物と(B)脂肪酸金F4塩金上
記重量比内で個々に配合しても同様の効果が得られる。 本発明のゴムm放物には、ゴム用添那剤の他に、更にゴ
ムエ梁で汎用される配合剤、例えば710硫剤、加硫促
進剤、補強剤、軟化剤、充填剤、老化防止剤寺を適宜添
加することができる。 本発明のゴム組成物は、タイヤ、ベルト、ホース寺のあ
らゆるゴム製品に使用することかでさる。 〔実施例〕 以下、試験例、実施例によジ本発明を説明するが、本発
明はこれらによって限定されるものではない。 試験例1 ジペンタエリスリトール2541 (1,0モル]にス
テアリン酸2841 (1,0モル)t−加え、さらに
SnOO,51(0,05Mk%)を加え、窒素ガスの
存在下230℃5240℃で5時間加熱攪拌しながら脱
水反応させたのち、130℃に冷却する。次に無水酢酸
20 al (2,0モル)を滴下し、酢酸還流下1時
間反応させたのち、酢酸を留去する。さらにアジピン酸
731 (0,5モル〕を加え、230〜240℃で4
時間加熱攪拌しながら脱水反応させて、混合エステルC
D5ACvA)を得り。 混合エステル(DSA■A)35Ggにステアリン酸亜
鉛130gを加え、160℃で溶融混合して混合エステ
ル金属塩組成物を得た。 試験例2 ジペ/タエリスリトール254.9(1,0モル〕にア
ジピン酸ジメチルエステル87 E (0,5モル〕を
加え、さらに0a(OH)20.5.9 (0,1mf
i%〕を加え、窒素ガスの存在下200℃で4時間脱メ
タノールのエステル交換反応を行ない。 次にステアリ:ym2841 (1,Oモル〕k加え、
235℃〜240℃で5時間加?PIFtt、拌しなが
ら脱水反応させたのち、130℃に冷却する。次に無水
酢m4081 (4,0モル)を滴下し、酢酸還流下1
時間反応させたのち、酢酸全留去して混合エステル(D
ASA■)を得た。 混合エステル(DASA■)350gにステアリン酸亜
鉛130Ie加え、160℃で溶融混合して混合エステ
ル金属塩組成物を得た。 試験例5 ソルビトール182#(1,0モル)にステアリン酸2
84.9 (1,0モル)kMJえ、さらにSnOO,
29(0,04颯鴛%〕を加え、窒素ガスの存在下23
0℃で6時間mPl!4nc拌しながら脱水反応場せた
のち、130℃に冷却する。次に無水酢酸306.9
(5,0モル)を滴下し、酢酸還流下1時間反応したの
ち、酢酸全留去する。 さらにアジピンd 75.9 (0,5モル〕ヲ茄え、
230S240℃で4時間加熱撹拌しながら脱水反応さ
せて、混合エステル(SSA■A) t−得た。 混合エステル(SSA■A)350.Pにステアリン酸
亜鉛130I’e加え、160℃で溶融混合して混合エ
ステル金属塩組成物を得た。 試験例4 ジペンタエリスリトール254.9 (1,0モルノに
ステアリン酸284.9 (1,0モル)を加え、さら
にSnOO051(0,05fi%〕を加え、窒素ガス
の存在下230S240℃で5時間加熱1費拌しながら
脱水反応させたのち、130℃に冷却する。次に無水酢
r1113061c5.Qモルノを滴下し、酢酸還流下
1時間反応したのち、酢酸を留去する。さらにアジピン
酸759 (0,5モル)を加え、230〜240℃で
4時間加熱撹拌しながら脱水反応させて、混合エステル
(DSA■A)を得た。 試験例5 ジペンタエリスリトール254 F (1,0モル)に
ステアリン酸s 68 fi (2,0モル)、酪酸1
76.9 (2,0モル〕を加え、さらにCi a (
OH) 21.0.9 (0,1鷹撞%〕を加え、窒素
ガスの存在下230〜240℃で6時間加熱撹拌しなか
ら精留塔を用いて水の留去を行なう。次にアジピン酸7
5.9 (0,5モル〕を加え、同一条件で4時間加熱
攪拌しながら脱水反応させて、混合エステル(DSBA
) ?:得た。 混合エステル(D、E3Bk) 350 Jにステアリ
ン酸亜鉛130IIを加え、160℃で溶融混合して混
合エステル金属塩組成物を得た。 試験例6 ペンタエリスリトール156.9 (1,0モル)にミ
リスチン酸228&(1,0モル〕、酪酸176.9
(2,0モル〕ヲ1え、さらにG a (OH) 20
.5.9 (0,1須量%)を加え、窒素ガスの存在下
230〜240℃で6時間〃0熱撹拌しながら精留塔を
用いて脱水する。次にセバシン酸101F C0,5モ
ル〕を塀え、同一条件下で4時間加熱攪拌しながら脱水
反応させて混合エステルCPMBS)を得た。 混合エステル(PMBS)350 &にステアリン酸亜
鉛1309t−加え、1(SO”Cで溶融混合して混合
エステル金属塩組成物を得た。 実施例及び比較例 天然ゴム100重量部に対して、添加剤として上記試験
例で得られたエステル化合物、エステル化合物と金属塩
組成物、および比較の念めに、特願昭58−68002
号明細書に係るジペンタエリスリトール(1モル)、ス
テアリン酸
【4モル】及びアジピン酸(0,5モル]か
ら成るエステル(nsA)(70WE量%)とステアリ
ン酸亜鉛(30mftt%〕を混合した酢加剤を比1i
2 例1 、 ジペンタエリスリトール(1モル〕、酢
rM(4モル)及びアジピンII? (0,5モルノか
ら成るエステルCDAA)(70!i%〕とステアリン
酸亜鉛(30重食%〕を混合した添加剤全比較例2とし
て各s 、rji危部丁記の配合物に陥部し、パノバリ
ーミキサーにて混練りし、ゴム組成物を作成した。史に
象加剤無配合をコントロール用のゴム組成物として同様
に作成し比。 (配合〕 天然ゴム 100 重量部HAFカー
ボンブラック 30 〃ステアリン緻
3I サノトフレツクス15 1 〃 亜鉛華 5I N−オキシジエチレン−2−ベン ジチアゾールスルフェンアミド 1.5〃硫
戟 2.5〃各dゴム
組成物について、ムーニー粘度(ML1+4130℃う
とプラベンダースコーチタイム(BSTJを測定した。 さらにこれらのゴム組成物を145℃で40分間プレス
加硫後、引張強度、伸び300%引張応力を測定した。 また耐衝撃カット試験について評価した。結果を第1表
に示す。 ムーニー粘度(ML 130℃〕はJIS1+4 に6300に準じ、プラペンダースコーチタイム(BS
T)はブラペンターミキサー金用い所定世の未加硫ゴム
試料をローター回転数5 rpm XS分間予備練後2
ローター回転数を一気に所定回転数まで上げ、試料がス
コーチしラムが持ち上がるようになった時(トルクのカ
ーブが最低点よシ5〜8目盛上昇し九時)試験を終了す
る。 得られたトルクカーブから所定の方法によυブラベンダ
ースコーチタイムを求める。引張強度、伸び及び300
%引張応力はJt13 K 6 S 01に準じて測
定した。耐衝撃カット試験については、振子式衝撃カッ
ト試験機で鋼鉄製の刃を一定高さから打ちつけて傷?つ
けそのカットの深さ全測定し、添加剤無配合ゴム組成物
を100として指数で表わした。1i!が大なる程良好
を示す。 第1表から明らかなよりに、本発明のゴム組成物は、比
較例1で示した%願昭58−68002号に係る添加剤
を配合したゴム組成物と比較して、加工性改善効果がは
X同等で、#衝撃カット性が著しく改善されていること
がわかる。 第1表から明らかな様に、標準例に示したゴム組成物は
加工性が非常に悪く(ムーニー粘度・・・81.0 )
、比較例1に示した特願昭58−68002号に係る添
加剤を配合したゴム組成物は加工性改善効果はあるにも
かかわらず、耐衝撃カット性が著しく低下している。比
較例2に示した添加剤を配合したゴム組成物も標準例と
同じく加工性が非常に恐い(ムーニー粘度・・・74.
0 )。したがって標準例・比較例1・比較例2は実用
に供するには非常に困峙が伴う。これらに対して不発明
のゴム1tJi成物は比軟例1で示した添加剤を配合し
たゴム組成物と比較して。 加工性改善効果がほばjtil等で、耐衝撃カット性が
著しく改善されてお・シ、非常に■用である。
ら成るエステル(nsA)(70WE量%)とステアリ
ン酸亜鉛(30mftt%〕を混合した酢加剤を比1i
2 例1 、 ジペンタエリスリトール(1モル〕、酢
rM(4モル)及びアジピンII? (0,5モルノか
ら成るエステルCDAA)(70!i%〕とステアリン
酸亜鉛(30重食%〕を混合した添加剤全比較例2とし
て各s 、rji危部丁記の配合物に陥部し、パノバリ
ーミキサーにて混練りし、ゴム組成物を作成した。史に
象加剤無配合をコントロール用のゴム組成物として同様
に作成し比。 (配合〕 天然ゴム 100 重量部HAFカー
ボンブラック 30 〃ステアリン緻
3I サノトフレツクス15 1 〃 亜鉛華 5I N−オキシジエチレン−2−ベン ジチアゾールスルフェンアミド 1.5〃硫
戟 2.5〃各dゴム
組成物について、ムーニー粘度(ML1+4130℃う
とプラベンダースコーチタイム(BSTJを測定した。 さらにこれらのゴム組成物を145℃で40分間プレス
加硫後、引張強度、伸び300%引張応力を測定した。 また耐衝撃カット試験について評価した。結果を第1表
に示す。 ムーニー粘度(ML 130℃〕はJIS1+4 に6300に準じ、プラペンダースコーチタイム(BS
T)はブラペンターミキサー金用い所定世の未加硫ゴム
試料をローター回転数5 rpm XS分間予備練後2
ローター回転数を一気に所定回転数まで上げ、試料がス
コーチしラムが持ち上がるようになった時(トルクのカ
ーブが最低点よシ5〜8目盛上昇し九時)試験を終了す
る。 得られたトルクカーブから所定の方法によυブラベンダ
ースコーチタイムを求める。引張強度、伸び及び300
%引張応力はJt13 K 6 S 01に準じて測
定した。耐衝撃カット試験については、振子式衝撃カッ
ト試験機で鋼鉄製の刃を一定高さから打ちつけて傷?つ
けそのカットの深さ全測定し、添加剤無配合ゴム組成物
を100として指数で表わした。1i!が大なる程良好
を示す。 第1表から明らかなよりに、本発明のゴム組成物は、比
較例1で示した%願昭58−68002号に係る添加剤
を配合したゴム組成物と比較して、加工性改善効果がは
X同等で、#衝撃カット性が著しく改善されていること
がわかる。 第1表から明らかな様に、標準例に示したゴム組成物は
加工性が非常に悪く(ムーニー粘度・・・81.0 )
、比較例1に示した特願昭58−68002号に係る添
加剤を配合したゴム組成物は加工性改善効果はあるにも
かかわらず、耐衝撃カット性が著しく低下している。比
較例2に示した添加剤を配合したゴム組成物も標準例と
同じく加工性が非常に恐い(ムーニー粘度・・・74.
0 )。したがって標準例・比較例1・比較例2は実用
に供するには非常に困峙が伴う。これらに対して不発明
のゴム1tJi成物は比軟例1で示した添加剤を配合し
たゴム組成物と比較して。 加工性改善効果がほばjtil等で、耐衝撃カット性が
著しく改善されてお・シ、非常に■用である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ジエン系ゴム100重量部に対し、 (a)3個以上のヒドロキシル基を有する多価アルコー
ル、 (b)炭素数12〜30の高級脂肪酸、 (c)炭素数1〜11の低級脂肪酸、および(d)ジカ
ルボン酸 を構成成分とするエステル化合物からなるゴム用添加剤
を0.5〜20重量部配合することを特徴とする加工性
及び加硫後の物性が改善されたゴム組成物。 2、多価アルコールがグリセリン、トリメチロールプロ
パン、ペンタエリスリトール、マンニトール、ジペンタ
エリスリトール、ソルビトールおよびグルコールからな
る群より選ばれる1又は2以上の化合物である特許請求
の範囲第1項記載のゴム組成物。 3、ジカルボン酸がマレイン酸、フマル酸、アジピン酸
、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカ2酸、ダイマー酸
、およびクエン酸からなる群より選ばれる1又は2以上
の化合物である特許請求の範囲第1項記載のゴム組成物
。 4、ジエン系ゴム100重量部に対し (A)(a)5個以上のヒドロキシル基を有する多価ア
ルコール (b)炭素数12〜30の高級脂肪酸 (c)炭素数1〜11の低級脂肪酸、および(d)ジカ
ルボン酸 を構成成分とするエステル化合物、および (B)脂肪酸金属塩 からなるゴム用添加剤を0.5〜20重量部配合するこ
とを特徴とする加工性及び加硫後の物性が改善されたゴ
ム組成物。 5、配合割合が、(A)エステル化合物35〜95重量
%、(B)脂肪酸金属塩5〜65重量%である特許請求
の範囲第4項記載のゴム組成物。 6、多価アルコールがグリセリン、トリメチロールプロ
パン、ペンタエリスリトール、マンニトール、ジペンタ
エリスリトール、ソルビトールおよびグルコースからな
る群より選ばれる1又は2以上の化合物である特許請求
の範囲第4項又は第5項記載のゴム組成物。 7、ジカルボン酸がマレイン酸、フマル酸、アジピン酸
、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカ2酸、ダイマー酸
およびクエン酸からなる群より選ばれる1又は2以上の
化合物である特許請求の範囲第4項又は第5項記載のゴ
ム組成物。 8、脂肪酸金属塩がマグネシウム塩、カルシウム塩、ア
ルミニウム塩および亜鉛塩からなる群より選ばれる1又
は2以上の化合物である特許請求の範囲第4項又は第5
項記載のゴム組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20184984A JPS6181444A (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 | 加工性及び加硫後の物性が改善されたゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20184984A JPS6181444A (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 | 加工性及び加硫後の物性が改善されたゴム組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6181444A true JPS6181444A (ja) | 1986-04-25 |
Family
ID=16447903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20184984A Pending JPS6181444A (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 | 加工性及び加硫後の物性が改善されたゴム組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6181444A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62253641A (ja) * | 1986-04-28 | 1987-11-05 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | タイヤトレツド用ゴム組成物 |
EP0259783A2 (de) * | 1986-09-10 | 1988-03-16 | NEYNABER CHEMIE GmbH | Gleitmittel für thermoplastische Kunststoffe |
JPS63264648A (ja) * | 1987-04-22 | 1988-11-01 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | ゴム組成物 |
US4788241A (en) * | 1987-10-22 | 1988-11-29 | Uniroyal Chemical Company, Inc. | Tire having tread composition comprising an improved processing aid |
WO2024063052A1 (ja) * | 2022-09-22 | 2024-03-28 | Nok株式会社 | Epdm組成物 |
-
1984
- 1984-09-28 JP JP20184984A patent/JPS6181444A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62253641A (ja) * | 1986-04-28 | 1987-11-05 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | タイヤトレツド用ゴム組成物 |
JPH0625279B2 (ja) * | 1986-04-28 | 1994-04-06 | 横浜ゴム株式会社 | タイヤトレツド用ゴム組成物 |
EP0259783A2 (de) * | 1986-09-10 | 1988-03-16 | NEYNABER CHEMIE GmbH | Gleitmittel für thermoplastische Kunststoffe |
JPS63264648A (ja) * | 1987-04-22 | 1988-11-01 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | ゴム組成物 |
US4788241A (en) * | 1987-10-22 | 1988-11-29 | Uniroyal Chemical Company, Inc. | Tire having tread composition comprising an improved processing aid |
WO2024063052A1 (ja) * | 2022-09-22 | 2024-03-28 | Nok株式会社 | Epdm組成物 |
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