JPS6181121A - 回路しや断装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、特に小電流用に使用される回路しゃ断装置
に関するものである。

Ｃ従来の技術］ 従来、負荷電流がＬＡ程度の過負荷保；ｌＩ？ｔａとし
て、電磁開閉器もしくは配電用しゃ断器が使用されてい
た。

［発明が解決しようとする問題点］ 従来の電磁開閉器は短絡電流などの大きな゛電流に対す
るしゃ断容量を有しておらず、また、配電用しゃ断器は
短絡゛を流なとの大きな電流に対するしゃ断容蓼を有し
ているけれども、過負荷電流で開動作したのち１回路を
自動的に閉路する閉動作機能を有していない欠点かあっ
た。

この発明は上記従来の欠点を除去するためになされたも
ので、短絡電流などの大きな電流に対するしゃ断容量を
有するとともに、過負荷、ｔｔｉ＆で開動作したのち１
回路を自動的に閉路する閉動作機能を有す回路しゃ断装
置を提供することを目的としている。

［問題点を解決す、るための手段］ この発明による回路しゃ断装置は、開閉器と、この開閉
器に直列接続された正特性サーミスタと、上記開閉器に
流れる電流を検知する変流器と、この変流器の出力信号
を受けて過電流を判定する過電流判定回路と、この過電
流判定回路の出力信号を受けて所定の第１過電流が上記
開閉器に一定時間流れたとさ出力信号を出す遅延回路と
、この遅延回路の出力信号を受けて上記開閉器を開動作
させかつ上記開閉器の開動作後に所定時限をもって上記
開閉器を閉動作させる開閉器制御回路とからＭＲ或され
ている。

［作用］ この発明によれば、使用者が電力を使用しすぎて、負荷
線路に第１過電流が流れ、そのＷＳｌ過電流が遅延回路
の設定時間よりも長く継続すれば。

上記ｉ！！延回路の設定時間後にこの遅延回路から開閉
器制御回路に遅延信号が出力される。この遅延信号を受
けた開閉器制御回路は負荷線路を開放し、第１過を流が
発生した時点から所定時間後に負荷への電力の供給をし
ゃ断する。

また、１−記聞閉器１Ｊ＋御回路にはタイマ回路が内蔵
されており、このタイマ回路はｈｉ回路の設定時間後に
おいてカウントを開始し、そのタイマ回路のタイマ時間
が経過した時点において再度開閉器を閉動作させる。

もし、使用者が第１過′心流に気が付かないで、この開
閉器の再閉動作時の時点において負荷電流が１格電流値
よりも大きな第１過電流がａ迂回路の設定時間以上流れ
ると、開閉器制御回路は再度開閉器を開動作させて以下
同様の動作を繰り返えす。

これに反し、使用者が第１過電流に気付いてその負荷を
軽減したとき、この開閉器の再開動作時の時点において
、負荷電流が定格゛電流値よりも小さくなって、遅延回
路の設定時間以上経過すると、開閉器制御回路は再度開
閉器を開動作させることがないから、負荷電流が正常で
あることを使用者は検知することができる。

つぎに、負荷線路の短絡などで第１過電流よりも大きな
第２過電流が流れたとき、正特性サーミスタの自己発熱
によりその抵抗値が増大し、第２過′ＩＩ！：流が流れ
た時点から所定時間後においてその電流を絞り込み、定
格電流値以下に集束された微小電流が負荷へ供給される
。

このとき、遅延回路の設定時間は正特性サーミスタが自
己発熱によりｇＩＪ２過電流を絞り込む時間よりも長く
設定しであるから、この回路がしゃ断されることがなく
、正特性サーミスタの飽和温度により負荷線路には微小
電流が負荷に流れるのみで、この正特性サーミスタで電
圧降下が発生し、負荷にはほとんど電圧が印加されない
。

〔２施例〕 以下、この発明の実施例を図面にしたがって説明する。

第１図はこの発明による回路しゃ断装置の実施例を示す
ブロック回路図である０図において、（１）は交流電源
、（２）は負荷線路、（３）は回路しゃ断装置である。

（４）は正特性サーミスタで、この正特性サーミスタ（
４）は所定の電流値以上の電流が流れると自己発熱によ
り急激に抵抗値が増加し、その通電電流を絞り込むとと
もに、この絞り込むまでの時間が電流の大きさにほぼ反
比例する特性を有する。

（５）は負荷線路（２）の電流を検知する変流器、（６
）はこの変流器（５）からの検知信号を受けて負荷線路
に流れる電流が過電流か否かを判定する過電流判定回路
、（７）はａ迂回路で、このＭ地回路（７）は過電流が
所定時間以上継続したとき遅延信号を出力するようにそ
の遅延時間が設定されている。（８）はタイマ回路を内
蔵した開閉器制御回路、（９）は開閉器、（１０）は負
荷である。

つぎに、上記構成の動作について説明する。

第１図において、負荷線路（２）に交流電流が流れｆ−
場合、まず変流器（５）でその電流が検知され、この変
流器（５）の検知信号は過電流判定回路（６）に印加さ
れる。

いま、使用者が電力を使用しすぎて、負荷線路　−（２
）に過電流が流れ、その過電流が遅延回路（７）で設定
された時間ＴＩ　よりも長く継続す−れば、上記遅延回
路（７）の設定時間ＴＩ後にこの遅延回路（７）から開
閉器制御回路（８）に〃延信号が出力される。この遅延
信号を受けた開閉器制御回路（８）は負荷線路（２）を
開放し、第２図に示すように、過電流が発生した時点１
０からＴ１時間後の時点ｔｌにおいて負荷（１０）への
電力の供給をしゃ断する。

また、上記開閉器制御回路（８）にはタイマ回路が内蔵
されており、このタイマ回路は遅延回路（７）の設定時
間ＴＩ後の時点ｔ１においてカウントを開始し、そのタ
イマ回路のタイマ時１’ＪＴ　Ｔ　２が経過した時点Ｌ
２において再度開閉器（９）を閉動作させる。

もし５時点１１から時点ｔ２において、使用者が過電流
に気が付かないで、この開閉器（９）の再閉動作時の時
点ｔ２において負荷電流が時点１０から時点Ｌ１と同様
に負荷電流が定格電流値ｐよりも大きな過電流が遅延回
路（７）の設定時間Ｔ１以上流れると、開閉器制御回路
（８）は再度開閉器（９）を開動作させて以下同様の動
作を繰り返えす。

これに反し１時点ｔｉから１１′１点Ｌ２において。

使用者がｉＭ　’ｉｆｆ流に気付いてその負荷（１０）
を軽減したとき、この開閉器（９）の再開動作時の時点
ｔ２において、負荷′１ニ流が定格電流値ｐよりも小さ
くなって、遅延回路（７）の設定時間ＴＩ以と経過する
と、開閉器制御回路（８）は再度開閉器（９）を開動作
させることがないから、負荷゛電流が止爪°であること
を使用者は検知することができる。

つぎに、負荷線路（２）の短Ｍなどで大電流が第３図に
示すように時点ｔ３において流れたとき。

正特性サーミスタ（４）の自己発熱によりその抵抗値が
増大し、大電流が流れた時点ｔ３から１３時間後の時点
ｔ４において電流を絞り込み、定格電流値以下に集束さ
れた微小電流が負荷（１０）へ供給される。

このとき、遅延回路（７）の設定時間Ｔｌは正特性サー
ミスタ（４）が自己発熱により電流を絞り込む時間Ｔ３
よりも長く設定しであるから、この回路がしゃ断される
ことがなく、正特性サーミスタ（４）の飽和温度により
負荷線路（２）には数１０ｍＡ程度の微小電流が負荷（
１０）に流れるのみで、この正特性サーミスタ（４）で
上圧降下が発生し、負荷（１０）にはほとんど電圧が印
加されない。

［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば、過負荷などの比較的
小さな第１過′屯流が流れた場合には回路をしゃ断した
後、所定時間を経過して再閉路し、また短絡などの大き
な第２過電流が流れた場合には、定格゛電流値以下の微
小電流に限流できる回路しゃ断装置を提供することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明による回路しゃ断装置の実施例を示す
プａツク図、第２図は定格電流より少し大きな第１過電
流が負荷線路に流れたときの電流制御動作を説明するた
めの電流波形図、第３図は短Ａ３を流なとの第２過電流
が負荷線路に流れたときの電流制御動作を説明するため
の電流波形図である。 （１）・・・交流電源、（２）・・・負荷線路、（３）
・・・回路しゃ新装ｍ、　（４）・・・正特性サーミス
タ、（５）・・・変流石、（６）・・・過電ｉ！　’ｌ
’ＪＩ定回路、（７）・・・遅延回路。 （８）・・・開閉器制御回路、（９）・・・開閉器、（
１０）・・・負荷。 なお５図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）開閉器と、この開閉器に直列接続された正特性サ
   ーミスタと、上記開閉器に流れる電流を検知する変流器
   と、この変流器の出力信号を受けて過電流を判定する過
   電流判定回路と、この過電流判定回路の出力信号を受け
   て所定の第１過電流が上記開閉器に一定時間流れたとき
   出力信号を出す遅延回路と、この遅延回路の出力信号を
   受けて上記開閉器を開動作させかつ上記開閉器の開動作
   後に所定時限をもつて上記開閉器を閉動作させる開閉器
   制御回路とを具備し、上記第１過電流より大きな第２過
   電流が流れたとき上記正特性サーミスタが第２過電流を
   上記開閉器の定格電流以下に限流するように構成したこ
   とを特徴とする回路しや断装置。