JPS6181117A

JPS6181117A - ケ−ブル搬送装置

Info

Publication number: JPS6181117A
Application number: JP59202736A
Authority: JP
Inventors: 秀夫佐藤
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1984-09-27
Filing date: 1984-09-27
Publication date: 1986-04-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕本発明は、たとえば原子力発電所等で使用されるケーブ
ル搬送装置に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

上記種のケーブル搬送装置としては、従来、第８図およ
び第９図に示すように構成したものが知られている。す
なわち、１は架台（固定部分）であり、この架台１の上
には第１のレール２が敷設されている。この第１のレー
ル２上には走行台車３が載置されており、これは図示し
ない駆動装置を備えていて、上記第１のレール２上を走
行し得るようになっている。また、この走行台車３には
ビン４を介してビーム５が上下方向に沿う状態に枢着さ
れ、このビーム５の長手方向両端部すなわち上下両端部
にはそれぞれ従動スプロケット６゜６が装着されている
とともにその上端部には駆動装置７に駆動される駆動ス
プロケット８が装着されている。また、これらスプロケ
ット６．６．８間にはチェーン９が無端状にｌ！）渡さ
れ、このチェーン９に支持台（第２の搬送具）１０が装
着されている。そして、上記駆動装置７の駆動によりこ
の支持台１０が上記ビーム５に沿って移動するようにな
っている。

また、上記架台１の下部には第２のレール１１が水平方
向に沿ってかつ上記ビーム５を挟むように互いに離間し
て配設され、この第２のレール１１上には搬送台車（第
１の搬送具）１２が載置されている。この搬送台車１２
は駆動装置１３を備えていて、上記第２のレール１１上
を走行し得るようになっている。

また、１４は上記支持台１０および上記搬送台１１２に
搭載される取扱具（被搬送物）であり、この取扱具１４
の両側部には支持片１５．１５が突設され、さらに、こ
の支持片１５．１５の下方位置には上下に離間して係止
片１６．１６．１７゜１７が突設されている。一方、上
記搬送台車１２には上記支持片１５．１５と係合してそ
の取扱具１４を懸吊し得る支持腕１８．１８が一体的に
突設され、ざらに、上記支持台１０の両側壁の頂部縁と
中間部縁とには上記係止片１６，１６．１７゜１７とそ
れぞれ係合してその取扱具１４を支持し得る凹部１９．
１９．２０．２０が形成されている。

また、上記第２のレール１１の下部には第３のレール２
１が設置され、これら第３のレール２１内にはケーブル
キャリア２２．２２が移動自在に挿入されている。そし
て、一方のケーブルキャリア２２には上記搬送台車１２
の動力用および信号用の第１のケーブル２３の中途部が
支持され、他方のケーブルキャリア２２には上記取扱具
１４の動力用および信号用の第２のケーブル２４の中途
部が支持されている。

さらに、架台１からは構造物２５等が吊り下げられてい
る。

しかして、取扱具１４の水平移動および上昇移動に際し
ては、先ず、支持台１ｏをビーム５の下端に下降させて
おき、ついで、搬送台車１２を第２のレール１１に沿っ
て支持台１０の走行通路まで水平走行させ、支持片１５
．１５を介して支持腕１８．１８に懸吊された取扱具１
４を支持台１０の上方に位置させる。ついで、チェーン
９を回動して支持台１０を上昇させ、取扱具１４の係止
片１６，１６．１７．１７を支持台１０の凹部１９．１
９．２０．２０に係合させ、これによって上記取扱具１
４を支持台１０上に支持する。ついで、支持台１０をわ
ずかに上昇せしめて搬送台車１２を後退させる。このよ
うにして取扱具１４の支持台１０への搭載が完了すると
、チェーン９を回動して支持台１０を上昇移動させる。

なお、取扱具１４の下降移動および水平移動に際しては
上記順序の逆になる。

しかしながら、このような構成では、ケーブル２３．２
４がケーブルキャリア２２．２２から吊り下げられてい
るため、搬送台車１２と構造物２５との間のケーブル据
付スペースが充分に広くないと、搬送台車１２０走行時
、ケーブル２３，２４が構造物２５に接触してしまうだ
けでなく、搬送台車１２と構造物２５とに挟まれて切断
する虞れがある。

（発明の目的〕本発明は上記事情にもとづいてなされたもので、その目
的とするところは、ケーブルの損傷を防止することがで
き、しかも、ケーブル据付スペースを狭くすることがで
きるようにしたケーブル搬送装置を提供することにある
。

〔発明の概要〕

本発明は、上記目的を達成するために、第１の搬送具で
水平方向に搬送されるとともに第２の搬送具で少なくと
も上下方向に搬送される被搬送物に一端を連結し、かつ
固定部分に他端を連結したケーブルを、上記被搬送物の
移動に伴って搬送するケーブル搬送装置において、上記
固定部分に水平にレールを設け、このレールにはキャリ
アを水平移動自在に取付け、さらに上記ケーブルの中途
部を保持する屈曲可能な保持部材の一端をこのキャリア
に支持するとともにその他端を上記固定部分に支持し、
上記被搬送物が上記第１の搬送具により搬送されるとき
は上記第１の搬送具と上記キャリアとを係脱機構にて係
合することにより上記第１の搬送具に上記キャリアを牽
引させ、上記被搬送物が上記第２の搬送車により搬送さ
れるときは上記第１の搬送車と上記キャリアとを係脱機
構にて離脱することにより上記キャリアを上記第１の搬
送具に対し独立して移動させる構成としたことを特徴と
するものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図〜第７図を参照しなが
ら説明する。なお、これらの図中上記第８図および第９
図に示すものと同一構成部分は同一箇所に同符号を付し
て説明を省略する。

第１図〜第７図中３１は第１のケーブル２３の中途部を
保持する第１の保持チェーンであり、この第１の保持チ
ェーン３１は、多数のリンク３２・・・と、これらリン
ク３２・・・を順次連結するビン３３・・・と、上記各
リンク３２・・・に取付けられ、上記第１のケーブル２
３の中途部を保持するケーブルサポート３４・・・と、
−ｉ部を架台（固定部分）１にビン３５・・・を介して
係止する固定側係止部材３６と、他端部を搬送台車（第
１の搬送具）１２に支持された支持金具３７にビン３８
・・・を介して係止し上記搬送台車１２とともに移動す
る移動側係止部材３９とで構成されている。そして、略
Ｕ字状に屈曲した状態で搬送台車１２の移動に伴って第
１のケーブル２３を搬送するようになっている。

また、第１図、第２図、第５図、第６図および第７図中
４０は第２のケーブル２４の中途部を保持する第２の保
持チェーン（保持部材）であり、この第２の保持チェー
ン４０は、多数のリンク４１・・・と、これらリンク４
１・・・を順次連結するビン４２・・・と、上記各リン
ク４１・・・に取付けられ、上記第２のケーブル２４の
中途部を保持するケーブルサポート４３・・・と、一端
部を架台１にビン４４・・・を介して係止する固定側係
止部材４５と、他端部を、架台１に支持金Ｒ４６・・・
を介して水平に支持されたレール４７に移動自在にガイ
ドされるキャリア４８にビン４９・・・を介して係止し
上記キャリア４８とともに移動する移動側係止部材５ｏ
とで構成されている。そして、略Ｕ字状に屈曲した状態
でキャリア４８の移動に伴って第２のケーブル２４を搬
送するようになっている。

また、上記キャリア４８は係脱機構５１によって上記搬
送台車１２に対し係脱されるようになっている。すなわ
ち、上記搬送台車１２には支持金具５２が固定され、こ
の支持金具５２には、上記キャリア４８を押して上記第
２の保持チェーン４０とともに移動させる押し金具５３
と、この押し金具５３との間に上記キャリア４８を挟む
ように配置されたシリンダ５４とが取付けられている。

そして、取扱具１４が搬送台車１２により搬送されると
きはキャリア４８と搬送台車１２とを係合させることに
より搬送台車１２にキャリア４８を牽引させ、取扱具１
４が支持台（第２の搬送具）１０により搬送されるとき
はキャリア４８を搬送台車１２から離脱させることによ
りキャリア４８を搬送台車１２に対し独立して移動させ
るようになっている。

しかして、取扱具１４の水平移動および上昇移動に際し
ては、先ず、支持台１０をビーム５の下端に下降させて
おき、ついで、シリンダ５４を引込めた状態で搬送台車
１２を第２のレール１１に沿って支持台１０の走行通路
まで水平走行させ、このときキャリア４８を押し金具５
３で押して第２の保持チェーン４０を移動させる。そし
て、支持片１５．１５を介して支持腕１８．１８に懸吊
された取扱具１４を支持台１ｏの上方に位置させる。つ
いで、チェーン９を回動して支持台１０を上昇させ、取
扱具１４の係止片１６．１６．１７゜１７を支持台１０
の凹部１９，１９．２０．２０に係合させ、これによっ
て上記取扱具１４を支持台１０上に支持する。ついで、
支持台１０をわずかに上昇せしめて搬送台車１２を後退
させる。このとき、キャリア４８は搬送台車１２から離
脱しその場に残る。このようにして取扱具１４の支持台
１０への搭載が完了すると、チェーン９を回動して支持
台１０を上昇移動させる。また、走行台車３の走行によ
り水平方向へ移動される。このとき、キャリア４８は取
扱具１４に引かれる第２のケーブル２４の移動に伴って
移動し、したがって、第２のケーブル２４を保持した第
２の保持チェーン４０も移動することになる。

また、取扱具１４の下降移動および水平移動に際しては
、先ず、搬送台車１２を前進させ、押し金具５３がキャ
リア４８に当たったところでシリンダ５４を突出しキャ
リア５４を押し金具５３とシリンダ５４との間に挟む。

そして、この状態で搬送台車１２をさらに前進させ支持
台１ｏの下方に位置させる。ついで、チェーン９を回動
して支持台１０を下降させ、取扱具１４を搬送台車１２
上に支持する。ついで、支持台１０をわずかに上昇せし
め、搬送台車１２を後退させる。このとき、キャリア４
８は搬送台１１１２に係合しているので搬送台車１２に
牽引され、これに伴って、第２のケーブル２４を保持し
た第２の保持チェーン４０も移動する。

なお、第１の保持チェーン３１は移動側が搬送台車１２
に固定されているので、搬送台車１２の走行に伴って移
動する。

以上の構成によれば、ケーブル２３．２４の中途部が保
持チェーン３１．４０に保持されているため、搬送台車
１２と構造物２５との間のケーブル据付スペースが狭く
ても、搬送台車１２の走行時、ケーブル２３．２４が構
造物２５に接触してしまうことがなく、したがって、ケ
ーブル２３゜２４が搬送台車１２と構造物２５とに挟ま
れて切断する虞れもない。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、第１の搬送具で水
平方向に搬送されるとともに第２の搬送具で少なくとも
上下方向に搬送される被搬送物に一端を連結し、かつ固
定部分に他端を連結したケーブルを、上記被搬送物の移
動に伴って搬送するケーブル搬送装置において、上記固
定部分に水平に設けられたレールと、このレールに水平
移動自在にガイドされるキャリッジと、このキャリッジ
に一端が支持されるとともに上記固定部分に他端が支持
され、かつ上記ケーブルの中途部を保持する屈曲可能な
保持部材と、上記被搬送物が上記第１の搬送具により搬
送されるときは上記第１の搬送具と上記キャリッジとを
係合させることにより上記第１の搬送具に上記キャリッ
ジを牽引させ、上記被搬送物が上記第２の搬送車により
搬送されるときは上記第１の搬送車と上記キャリッジと
を離脱させることにより上記キャリッジを上記第１の搬
送具に対し独立して移動させる係脱曙構とを具備したか
ら、ケーブルの損傷を防止することができ、しかも、ケ
ーブル据付スペースを狭くすることができる等の優れた
効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第７図は本発明の一実施例を示すもので、第１
図は側面図、第２図は正面図、第３図は第１の保持チェ
ーンの側面図、第４図は第１の保持チェーンの正断面図
、第５図は第２の保持チェーンの側面図、第６図は第２
の保持チェーンの正断面図、第７図は係脱機構を示す平
面図、第８図は従来例を示す側面図、第９図は同従来例
の正面図である。１・・・固定部分（架台）、１０・・・第２の搬送具（
支持台）、１２・・・第１の搬送具（搬送台車）、１４
・・・被搬送物（取扱具）、２４・・・第２のケーブル
、４０・・・保持部材（第２の保持チェーン）、４７・
・・レール、４８・・・キャリア、５１・・・係脱機構
。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦第１図第２図第３図第４図第５図第６図第７図第８図

Claims

【特許請求の範囲】

第１の搬送具で水平方向に搬送されるとともに第２の搬
送具で少なくとも上下方向に搬送される被搬送物に一端
を連結し、かつ固定部分に他端を連結したケーブルを、
上記被搬送物の移動に伴って搬送するケーブル搬送装置
において、上記固定部分に水平に設けられたレールと、
このレールに水平移動自在にガイドされるキャリアと、
このキャリアに一端が支持されるとともに上記固定部分
に他端が支持され、かつ上記ケーブルの中途部を保持す
る屈曲可能な保持部材と、上記被搬送物が上記第１の搬
送具により搬送されるときは上記第１の搬送具と上記キ
ャリアとを係合させることにより上記第１の搬送具に上
記キャリアを牽引させ、上記被搬送物が上記第２の搬送
車により搬送されるときは上記第１の搬送車と上記キャ
リアとを離脱させることにより上記キャリアを上記第１
の搬送具に対し独立して移動させる係脱機構とを具備し
たことを特徴とするケーブル搬送装置。