JPS6179303A - 導波管の製造方法 - Google Patents
導波管の製造方法Info
- Publication number
- JPS6179303A JPS6179303A JP20271884A JP20271884A JPS6179303A JP S6179303 A JPS6179303 A JP S6179303A JP 20271884 A JP20271884 A JP 20271884A JP 20271884 A JP20271884 A JP 20271884A JP S6179303 A JPS6179303 A JP S6179303A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mandrel
- waveguide
- plating
- melting point
- carbon cloth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P11/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing waveguides or resonators, lines, or other devices of the waveguide type
- H01P11/001—Manufacturing waveguides or transmission lines of the waveguide type
- H01P11/002—Manufacturing hollow waveguides
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Waveguides (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は特にカーボン繊維材を主構体とする導波管の
製造方法に関する。
製造方法に関する。
従来金属材料に代るプラスチック成型による導波管とし
ては、ABS樹脂を主構成体とする導波管がある。しか
しこの種の導波管は、耐熱性等に問題がありその用途が
限定されていた。そこで軽量で強度が犬であシ、かつ耐
熱性にすぐれ、さらに寸法安定性が良好な導波管が望ま
れていた。
ては、ABS樹脂を主構成体とする導波管がある。しか
しこの種の導波管は、耐熱性等に問題がありその用途が
限定されていた。そこで軽量で強度が犬であシ、かつ耐
熱性にすぐれ、さらに寸法安定性が良好な導波管が望ま
れていた。
このような要求に対してカーがン繊維材からなる導波管
が試作された。このカーボン繊維材による導波管は、マ
ンドレルと材質としてはアルミニウムを用い、このマン
ドレルにメッキ(銅)を施し、さらにこの表面にカーボ
ン繊維材を積層する方法が一般的である。そこで、成型
したカーボン繊維材からマンドレルを取9去る場合には
、エツチング手法が利用される。つまシ、エツチング液
としては、約80℃、20wt%のカセイソーダ液を用
いアルミニウムから外るマンドレルを溶解除去する。し
かしながら、この方法によると、開口面積約2ONnX
10+nmの管に対するマンドレルであって長さ500
mmのストレートタイプのものを完全に溶解除去するに
は、約72時間もエツチング液に製品を浸漬しておく必
要がある。
が試作された。このカーボン繊維材による導波管は、マ
ンドレルと材質としてはアルミニウムを用い、このマン
ドレルにメッキ(銅)を施し、さらにこの表面にカーボ
ン繊維材を積層する方法が一般的である。そこで、成型
したカーボン繊維材からマンドレルを取9去る場合には
、エツチング手法が利用される。つまシ、エツチング液
としては、約80℃、20wt%のカセイソーダ液を用
いアルミニウムから外るマンドレルを溶解除去する。し
かしながら、この方法によると、開口面積約2ONnX
10+nmの管に対するマンドレルであって長さ500
mmのストレートタイプのものを完全に溶解除去するに
は、約72時間もエツチング液に製品を浸漬しておく必
要がある。
この間成形品はエツチング液にさらされることになシ、
成形品までもエツチング液の影響が及び強度の低下(特
にろうひ強度)の問題があった。捷た、エツチング液が
成形品に浸透したり、成形品の樹脂の表面が反応して分
解したりするなどの問題がある。さらに成形品に浸透し
ていた液が、実装後には、ガス化して放出され、周辺部
品を腐食させるなどの悪影響を及ぼす問題もあった。
成形品までもエツチング液の影響が及び強度の低下(特
にろうひ強度)の問題があった。捷た、エツチング液が
成形品に浸透したり、成形品の樹脂の表面が反応して分
解したりするなどの問題がある。さらに成形品に浸透し
ていた液が、実装後には、ガス化して放出され、周辺部
品を腐食させるなどの悪影響を及ぼす問題もあった。
この発明は上記事情に対処すべくなされたもので、マン
ドレルの材質に成形品の成形温度よシ約10℃以上高い
融点を有する低融点合金を選定し、マンドレルを除去す
る際にはその融点以上の加熱雰囲気中で溶解して流し取
るようにし、従来エツチングによシ生じていた支障を解
消し得る導波管の製造方法を提供することを目的とする
。
ドレルの材質に成形品の成形温度よシ約10℃以上高い
融点を有する低融点合金を選定し、マンドレルを除去す
る際にはその融点以上の加熱雰囲気中で溶解して流し取
るようにし、従来エツチングによシ生じていた支障を解
消し得る導波管の製造方法を提供することを目的とする
。
この発明においては、第1図乃至第4図に示すように、
マンドレル11の材質を選定することによって、低融点
合金とし、成形品をとりだす場合には、上記マンドレル
を融解するようにしたものである。
マンドレル11の材質を選定することによって、低融点
合金とし、成形品をとりだす場合には、上記マンドレル
を融解するようにしたものである。
以下この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明に係るマンドレルを示すもので、この
マンドレル11は中芯部材12部分と側壁部材13.1
3部から成シ、この両側の側壁部材1 、? 、 13
は取離し可能である。
マンドレル11は中芯部材12部分と側壁部材13.1
3部から成シ、この両側の側壁部材1 、? 、 13
は取離し可能である。
次に、マンドレル11の材質は、18.2%・・・Cd
、 30.61・・Pd、 51.2 % −Snの三
元共晶合金である。そして、その溶解温度は143℃、
比重は8.5、抗張力は5.81(97wn2、アイゾ
ツト衝撃値は93に!9・口という物性値のものを使用
した。
、 30.61・・Pd、 51.2 % −Snの三
元共晶合金である。そして、その溶解温度は143℃、
比重は8.5、抗張力は5.81(97wn2、アイゾ
ツト衝撃値は93に!9・口という物性値のものを使用
した。
作成しようとする導波管の型に応じてマンドレルの全体
形状も定寸る。ストレートタイプ、ベント形状の導波管
作成用のマンドレルについテハ、ステンレス(SUS3
04)へ流し込み型で行ない、またツイスト形状の導波
管作成用のものは、塑性加工機によって中心部よシねじ
)加工を行って作成した。流し込み方法は、凝固の際、
1λnch (25,4mm )に対して4.74%収
縮することを考慮して設計した。さらに仕上げにスライ
ス盤を使用して±005露の公差に入れた。
形状も定寸る。ストレートタイプ、ベント形状の導波管
作成用のマンドレルについテハ、ステンレス(SUS3
04)へ流し込み型で行ない、またツイスト形状の導波
管作成用のものは、塑性加工機によって中心部よシねじ
)加工を行って作成した。流し込み方法は、凝固の際、
1λnch (25,4mm )に対して4.74%収
縮することを考慮して設計した。さらに仕上げにスライ
ス盤を使用して±005露の公差に入れた。
上記のように作成したマンドレル11に対して、第2図
に示すように、無電解Ag (銀)メッキを5μ厚施し
、さらに電気Cu (銅)メッキを5μ厚施した。
に示すように、無電解Ag (銀)メッキを5μ厚施し
、さらに電気Cu (銅)メッキを5μ厚施した。
このように表面処理を施したマンドレルの上に第3図に
示すように、カーボンクロス15が巻回される。この場
合、カーボンクロス15とメッキ層との界面の接着を強
化するために、バインダーとしてエポキシレンジが塗布
され々かう巻回される。カーボンクロス15は、カーボ
ン繊維材からなJ、3000フイラメント、引張り強度
350kg/wn2が用いられる。カー?ンクロス15
は、一層毎に工2キシ樹脂を含浸させながらその厚さが
2咽となるまで巻回される。
示すように、カーボンクロス15が巻回される。この場
合、カーボンクロス15とメッキ層との界面の接着を強
化するために、バインダーとしてエポキシレンジが塗布
され々かう巻回される。カーボンクロス15は、カーボ
ン繊維材からなJ、3000フイラメント、引張り強度
350kg/wn2が用いられる。カー?ンクロス15
は、一層毎に工2キシ樹脂を含浸させながらその厚さが
2咽となるまで巻回される。
使用したエポキシ樹脂は、ビスフェノール型エポキシ樹
脂工2コート828を100重量部、トリエチレンテト
ラアミン10重量部からなるものを用いた。
脂工2コート828を100重量部、トリエチレンテト
ラアミン10重量部からなるものを用いた。
上記のように、エポキシ樹脂を含浸させて巻回したカー
ボンクロス成形部は、次に温度120℃、圧力4kg/
crn2で約3時間加熱硬化され、次にアフターキュア
ーとして温度130℃、常圧方円に置がれる。プレキュ
ア−としての加圧処理は、たとえばオートクレーブ成形
であり、気圧の高い状態で均一に加圧される。
ボンクロス成形部は、次に温度120℃、圧力4kg/
crn2で約3時間加熱硬化され、次にアフターキュア
ーとして温度130℃、常圧方円に置がれる。プレキュ
ア−としての加圧処理は、たとえばオートクレーブ成形
であり、気圧の高い状態で均一に加圧される。
次に、成形品は第4図に示すように、145℃の炉の内
に入れられ、マンドレル材の溶解除去が行なわれ導波管
16が残る。マンドレルは、8n −Pb −Cd共晶
であるため融点より2〜3℃高く炉内を保持することに
よって容易に導波管の開口部より流し出すことができる
。このように、マンドレル材を除去した後は、表面処理
が6一 行なわれる。即ち、フランジ部とともに、寸法精度、平
面度及び平行度を出すためにレジンをコーティングし又
研削しこれをくシかえして行なう。
に入れられ、マンドレル材の溶解除去が行なわれ導波管
16が残る。マンドレルは、8n −Pb −Cd共晶
であるため融点より2〜3℃高く炉内を保持することに
よって容易に導波管の開口部より流し出すことができる
。このように、マンドレル材を除去した後は、表面処理
が6一 行なわれる。即ち、フランジ部とともに、寸法精度、平
面度及び平行度を出すためにレジンをコーティングし又
研削しこれをくシかえして行なう。
上記した本発明による導波管の製造方法によると、次の
ような結果を得ることができた。
ような結果を得ることができた。
■ 熱真空チャンバー−140℃→+90℃でm/e(
mは質量数、eは比電荷)200までいかなるガス放出
も生じなかった。
mは質量数、eは比電荷)200までいかなるガス放出
も生じなかった。
■ メッキ膜は、マンドレル溶解時に導波管内に移し変
えられた状態となるが、これをエツチングしSEMにて
調査した結果、樹脂の損傷はなかった。
えられた状態となるが、これをエツチングしSEMにて
調査した結果、樹脂の損傷はなかった。
■ 温度−55℃に30分、温度120℃に30分とす
る熱衝撃試験を500サイクルくり返してもメッキ膜の
ふくれ及びはがれは発生し々かった。
る熱衝撃試験を500サイクルくり返してもメッキ膜の
ふくれ及びはがれは発生し々かった。
■ 温度80℃に500時間の耐熱試験においても、め
っき膜のふくれ及びはがれは発生しなかった。
っき膜のふくれ及びはがれは発生しなかった。
上記のように、本発明の製造方法を用いれば、軽量で耐
熱性があり、寸法精度のすぐれた導波管を得ることがで
きる。
熱性があり、寸法精度のすぐれた導波管を得ることがで
きる。
第1図、第2図、第3図、第4図はこの発明の一実施例
を説明するのに示した工程図である。 11・・・マンドレル、15・・・カーボンクロス、1
6・・・導波管。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦C′w′)「
−
を説明するのに示した工程図である。 11・・・マンドレル、15・・・カーボンクロス、1
6・・・導波管。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦C′w′)「
−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 カーボン繊維材を主構体とする導波管の製造方法におい
て、 マンドレルを低融点の合金製として、これにめっきを施
し、この上からカーボン繊維材を積層し、この積層成形
品を前記低融点よりも低い温度で加熱加圧し、その後前
記低融点以上で前記マンドレルを融解除去するようにし
たことを特徴とする導波管の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20271884A JPS6179303A (ja) | 1984-09-27 | 1984-09-27 | 導波管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20271884A JPS6179303A (ja) | 1984-09-27 | 1984-09-27 | 導波管の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6179303A true JPS6179303A (ja) | 1986-04-22 |
Family
ID=16462005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20271884A Pending JPS6179303A (ja) | 1984-09-27 | 1984-09-27 | 導波管の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6179303A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4947540A (en) * | 1988-09-01 | 1990-08-14 | Kabushiki Kaisha Machida Seisakusho | Method of producing waveguide |
US6809696B1 (en) | 1999-10-18 | 2004-10-26 | Polymer Kompositer I Goteborg Ab | Microwave components |
-
1984
- 1984-09-27 JP JP20271884A patent/JPS6179303A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4947540A (en) * | 1988-09-01 | 1990-08-14 | Kabushiki Kaisha Machida Seisakusho | Method of producing waveguide |
US6809696B1 (en) | 1999-10-18 | 2004-10-26 | Polymer Kompositer I Goteborg Ab | Microwave components |
US7573430B2 (en) | 1999-10-18 | 2009-08-11 | Polymer Kompositer I Goteborg Ab | Microwave components |
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