JPS6179027A - 自在継手用シ−ル - Google Patents

自在継手用シ−ル

Info

Publication number
JPS6179027A
JPS6179027A JP59197759A JP19775984A JPS6179027A JP S6179027 A JPS6179027 A JP S6179027A JP 59197759 A JP59197759 A JP 59197759A JP 19775984 A JP19775984 A JP 19775984A JP S6179027 A JPS6179027 A JP S6179027A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cup
cross
bearing
lips
seal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59197759A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07113421B2 (ja
Inventor
フイリツプ・ジヨン・マツジオツテイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ZERAA CORP
Original Assignee
ZERAA CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ZERAA CORP filed Critical ZERAA CORP
Priority to JP59197759A priority Critical patent/JPH07113421B2/ja
Publication of JPS6179027A publication Critical patent/JPS6179027A/ja
Publication of JPH07113421B2 publication Critical patent/JPH07113421B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、潤滑剤を保有しかつ水分および異物の侵入?
阻止丁石上で更に有効な自在継手用の内部シールに関す
る。
自在継手の十字とベアリング・カップ間のシーールは、
難しい諸条件?満たさなければならない。
十字のトラニオンおよびベアリング拳カップ間に相対的
な回転連動が存在するため、前記シールは前記シールと
前記十字および(または)カップの封止作用面との間の
運動を生じながら封止機能乞提供しなければならない。
これらのシールはまた、自在継手の速い回転運動の間で
も5また自在継手が配置される駆動系の運動中のトルク
?受ける時も、前記カップの内側面と前記トラニオン間
でカップ内に潤滑剤を保持しなければならない、しかし
、同時に、ベアリングが周期的に(閏滑されるように潤
滑剤の供給口を備えた自在継手の場合には、シールは潤
滑中ベアリングから古い潤滑剤の一部を排出させること
ができなければならない、更に。
自在継手のシールは、少量でもベアリングの故障の原因
となり得る水分および異物の侵入?阻止する上で有効な
ものでなければならない、@記シールはまた。自在継手
のヨークに対する前記十字とカップの組込みを妨げない
ように、ベアリングの周部を越えて突出してはならない
っ 従来技術においては、自在継手の十字とベアリング・カ
ップ間に使用される多くのシールが公知である。1つの
一般的なシールは、胴部とトラニオンの接合点における
十字の形状と同じ輪郭を有千る1つの部分と、前記封止
部材と十字およびカップの双方との間の広い凄触領域を
提供するように、ベアリング・カップの開口端部付近の
表面形状と同じ輪郭2有する他の部分とを有する弾性に
冨んだ封止部材?含むものである。しかし、このような
シールは、特に前記封止部材により係合される十字とカ
ップの表面が比較的粗く真円度の狂いを有する時、しば
しばその効力が低下する。前記封止部材の摩滅および摩
耗もまた。このような形式のシールおよび自在継手の表
面において問題となるおそれがある。他の自在継手につ
いては下記の米国特許に記載されている。即ち、195
6年12月11日発行のW、W、 S laght  
の米国特許第2.773,367号、1964年6月3
0日発行のJ、A。
Kayserの同第3.138.942号、1968年
4月16日丼行のW、J、Sm1theJr、の同第3
,377.820号、 1971年6月1日発行のA、
Pitnerの同第!1,581,524号、1974
年1月29日発行のA。
PitnerO同第3,788,100号、1975年
9月23日発行のC、W、 Hainesの同第6,9
06,746号である。
本発明は、更に有効なシール乞提供する多重リップを備
えた改善された自在継手用内部シーZしを提供するもの
である。自在継手の十字は、1つの胴部と、これから相
互に直角に延在する4つのトラニオンを有し、前記十字
はしばしば前記胴部と各トラニオンの接合点に環状の肩
部を有する。内部シールが使用される自在継手の各ベア
リング・カップは、トラニオンの1つを収受する開口端
部付近する。このカップは、前記開口端部と隣接する1
つの直径を第1の円筒状の内側部分と、前記開口端部か
ら遠い比較的小さな直径?有し、前記部分の間にあって
開口端部に而する環状の内側0M部を形成する第2の円
、筒状の内側部分を有する。
本発明による自在継手の内部シール(家、前記カップの
第1の円筒状の内側部分と係合する多重リップ乞有し、
また前記十字の胴部に隣接する前記トラニオンの面と係
合する多MIJツブ?も有する弾性に富んだ封止部材を
含んでいろ、この封止部材は、前記カップの内側の肩部
と係合する2組の多重リップ間の別のリップと、前記十
字の胴部と係合する2組の多重リップ間の第2の別のリ
ップ即ち突条?有する。前記十字の胴部が前記トラニオ
ンと隣@する比較的平滑な胸部を有する場合。
第2の別のリップは別の1つのシール乞形成す?)。
環状肩部がない場合は5第2のリップ即ち突条は前記胴
部と直接係合し、カップの内側肩部と係合する別のリッ
プと共に、弾性に富んだ封止部材をカップとトラニオン
間の所定位置に保持する。トラニオンと係合するこの多
重リップは水分および異物の侵入の阻止に有効であり、
前記カップの第1の円筒状の内側部分と係合する外側の
組のリップもまた潤滑の間カップからの潤滑剤の滲出を
許容する。このため、必要に応じて汚れた潤滑剤をベア
リング・カップから完全に洗出てこと乞可能にする。
1つの形態においては、前記の弾性に富んだ封止部材は
、前記カップとトラニオンが分離される時ニードル・ベ
アリングを所定位置に保持することを助けるためこのニ
ードル・ベアリングの上端部上で下方および内方に延在
する比較的大きなリップを有する。
前記の弾性に富んだ封止部材の封止リップは、前記十字
とベアリング・カップとの狭い接触綴乞提供する幅の狭
い四角または円い形状の端部2有するっこのため、前記
リップが変形さねる時、また十字およびカップと組立て
られる時、前記封止リップは十字とカップと略々rs接
@乞なして終る。
このため、特に円弧面に狂いがある時、これら表面に対
して良好な封止係合状態を提供する。対照的に、これま
でのシールは、十字とカップ間に広い係合状態乞生じろ
ようにこれらの関連する輪郭と一致する輪郭を持たせろ
ように設計されていた。
これらのシールは、このような表面が粗い状態となり狂
い2生じる傾向を有する時、表面と有効な封止係合状態
を提供することがなく、またシールは急速に摩耗する。
弾性に富んだ封止部材の比較的狭いリップはまた、シー
ルが自在継手において比較的広い公差範囲ケ許容し得ろ
ように十字とカップが組立てられる時にかなり変形する
おそれがある。また、多重シールは、滲出しようとする
潤滑剤および侵入しようと才る水および異物を捕捉する
ことができる環状の腔部をその間に形成するつこのよう
な場合、捕捉された潤滑剤は更に異物および水分の侵入
を阻止する上で効果音発揮しようとする。
封止部材はまた、シールがベアリング・カップの外表面
乞越えて突出しないような状態でベアリング・カップ内
に嵌合するように設計される。このため、ベアリング・
カップを自在継手のヨークにおける開口内に挿入するこ
とによりトラニオンに対するベアリング・カップの組付
けを容易にする。この内部シールはまた、実質的にカッ
プ内に配置させることにより生じるおそれのある破損か
ら保護される。
上記シールは、トラニオンとベアリング・カップの相対
的な回転運動の間でも、また自在継手の回転速度の大き
なときにおいても、潤滑剤乞保持しかつ水分および異物
の浸入を阻止する上で有効である。しかし、同時に5本
シールはベアリング・カップ内のニードル吻ベアリング
に対し十字を介して供給される潤滑剤がシールとベアリ
ング・カップ間の古い(藺滑剤乞洗出てことができる程
充分に柔軟である。
従って、本発明の主な目的は、継手の十字とカップに対
する改善された封止特注を備えた自在継手用の内部シー
ルの提供にある。
本発明の別の目的は、自在継手の十字とカップにおける
比較的大きな公差範囲即ち寸法の変動を許容し得ろ継手
用内部シールの提供にある。
本発明の他の目的は、十字と係合した多重リップおよび
カップと、係合した多重リップを備えた有効な潤滑剤お
よび異物シールを提供する自在継手用内部シールの提供
にある。
本発明の更に他の目的は、自在継手の十字とカップが円
弧表面に不整状態を有する時、この十字とカップの表面
に対して更に大きな封止効果乞達成千ることが可能な自
在継手用内部シールの提供にある。
本発明の更に他の目的は、ンール馨破損から保護するベ
アリング・カップの開口端部内に略々完全に配置された
自在継手用内部シールの提供にある。
本発明の他の多くの目的および利点については、図面を
参照した本発明の望ましい実施態様の以下の詳細な記述
から明らかになるであろう。
第1図においては、本発明を実施した自在継手が、番号
10で示されており、従来の方法で駆動軸12と被駆動
軸14を結合している。本継手和は相互に直角に配置さ
れた2つのヨーク16・18娶有し、当技術において周
知の如きヨークのアームにおけろ溝24(第1図)に保
持される保持リング22(第1図および第2図)の如き
適当な手段によりベアリング・カップ20がヨークのア
ームに保持されている。
第2図および第3図においては、自在継手の十字26が
、それからトラニオン62が延在する肩部30を設けた
胴部28を含んでいろ。この胴部28とトラニオン32
には、供給路36と潤滑剤供給口58と連通する潤滑剤
通路ろ4が設けられている。この通路34は、ベアリン
グ・カップ20とトラニオン62間に配置されたニード
ル・ベアリング42に対して潤滑剤を供給する十字の通
路40g有するトラニオン52の端部に対して潤滑剤を
送る。このような構成によれば、ニードル・ベアリング
42は供給038を介して周期的に潤滑することができ
、ベアリングの油切れおよび自在継手の凍結の可能性を
最少限度に抑えるものである。
各ベアリング・カップ20はトラニオン52乞収受する
開口端部乞有し、前記カップは前記開口端部に隣接ずろ
1つの直径の第1の円筒状の内側部分44と、開口端部
から遠い比較的小さな直径の第2の円筒状の内側部分4
6を有する。この2つの部分44.46の間には環状の
内側肩部48が形成され、前記開口端部に面している。
自在継手のカップと十字の間にこれまで形成された弾性
に富んだ封止部材は、一般に、胴部とトラニオンの接合
点における十字の輪郭に一致する輪郭と、ベアリング・
カップの開口端部の輪郭?以て設計されてきた。その目
的は、更に良好な封止状態?提供でると期待され得ろ大
きな接触面積乞提供するためであるっしかし、十字の胴
部とトラニオンの接合点におけろ表面と、ベアリング・
カップの輪郭?有する開口端部とは、常に十字とカップ
の他の部分程平滑ではなかった。このような表面は、あ
る場合には、封止部材における有効な封止作用ケ阻害し
てきた真円度の不整乞一般に有するものである。また、
十字および(または)カップと封止部材の間に相対的な
運動が生じる場合に、弾性に冨んだ封止部材においてか
なりの華耗が生じることになった。
本発明による自在継手用/−ル50は、ベアリング・カ
ップと十字26間の環状空間2更に有効に封止するため
提供されるっこのシール50は、典型的にはジュロメー
タで80乃至95の硬度を有でろ合成ゴム製であること
が望ましい弾性材料から全体的に作られた弾性に富む封
止部材52であり、これまで使用されたあるシールの如
き金属製の埋め金または金属の裏金を必要としない(こ
のような、シールは比較的高師につく)。部材52は、
十字の胴部2B付近でトラニオン32と係合する少なく
とも2つの内方に伸長する環状のリップ54.56’!
有する。この環状のリップ54゜56は幅が狭く、トラ
ニオンの環状の狭い領域に溢って係合して、封止部材5
2と十字26間に2つのシールを提供する。この封止部
材52はまた、ベアリング・カップ20の第1の円筒状
の内側部分44の内表面と係合する2つの外方に伸長す
る環状のリップ5B・60を有する。これらは狭い環状
領域に沼って表面と係合して弾性に富む封止部材52と
ベアリング・カップ20間に2つのシール乞提供する。
弾性に富む封止部材52はまた。内側の多重リップ54
・56と外側の多重リップ58.60間に上方に伸長す
る幅の狭い環状リップ62を有する。このリップ62は
、本例においては狭い環状領域に6って十字の胴部28
の14部30と係合して、弾性に富む封止部材52と十
字26間に第6の7−ルを提供する。封止部材52はま
た、内側の多重リップ54・56と外側の多重リップ5
8・60間に下方に伸長する幅の侠い環状リップ64乞
有する。このリップ64は狭い環状領域に活ってベアリ
ング・カップ20の内側肩部48と係合して、弾性に富
む封止部材52とベアリング・カップ20間に第3のシ
ール?提供する。リップ62゜64はまた、胴部28と
内側肩部48に対する係合関係によって、適正な封止位
置にシール50v維持する。
このように、リップ54.56162.64は、トラニ
オン62と十字の胴部28に3つの狭い封止領域を提供
し、またベアリング・カップ2oの円筒状部分44と肩
部48に6つの狭い封止領域を提供する。リップ54.
56.62は主として水分および他の異物がカップ20
内に侵入することヲ阻止し、リップ5B・6o・、64
は主として供期口68に対して潤滑剤が供給される時カ
ップ20からの潤滑剤の流れを制御するのである。
第4図に示されるように、前記リップは、鋭いかあるい
は僅かに丸味ヶ持たせた隅部2有する狭い縁部で終るこ
とが望ましい、この狭い縁部は。
弾性に富む封止部材52と十字とカップの間に狭い更に
集中的な接触を提供千ろ。十字とカップが組立てられる
際封止部材が変形される場合、リップと十字とカップ間
の接触は更に狭くなり、リップの隅部とリップが係合す
る表面との間となる。
このため、表面が真円度の不望を有する時は、リアプと
表面の狭い阪触は、弾性に富んだ封止部材が全表面と係
合する時よりも更に大きな封止作用効果?提供すること
ができろ。このことは、封止部材がジュロメータで80
程度の硬度で比較的柔軟である場合よりも、弾性封止部
材がジュロメータで90乃至95程度のやや硬質である
場合に特に妥当する。
リップ54.56問およびリップ58.60間に形成さ
れる環状の腔部は、カップ内に浸入しようとする水分お
よび異物乞捕捉する。これらの腔部はまた。カップから
滲出しようとする潤滑剤をも捕捉し、このように捕捉さ
れた潤滑剤は水分および異物の侵入に対する阻止を更に
強めろ効果を呈する。
本発明による変更例のシール66が第5図および第6図
に示されている。このシールは、3つの内方に延在する
幅の狭い環状リップ70 、72 、74を賽子る封止
部材68を含んでいる。これらは十字の胴部28に隣凄
してトラニオン32と係合し、封止部材と十字間に3つ
の狭い封止領域を提供するっ封止部材68はまた。3つ
の外方に延在する幅の狭い環状リップ76・78.80
v有する。
これらはカップ20の巣1の円筒状部分44と係合して
、封止部材6日とカップ20間に6つの狭い環状の封止
碩域?提供する。
封止部材6Bはまた。内側と外側の組ゲなオリツブ間に
内方に延在するリップ82を有し、このリップ82は十
字の胴部28と、本例においては特に十字の胴部の肩部
30と係合する。封止部材6Bはまた。内−〇と外側の
組の間にカップ20の内側周部48と係合する下方に延
在するリップ桝を有する。このように、リップ82と8
4はシール66を所定位置に維持すると同時に、封止部
材と十字の胴部とカップ間に別の狭い封止幀域乞提供す
る。
封止部材68はまた、本例においては、カップ20がト
ラニオン62から分離される時、ニードル暢ヘアリング
42の上端部と係合してこのベアリングケ所定位置に維
持する比較的長い内方および下方に延在するリップ86
を有する。リップ86はまた。潤滑が供給される時、封
止部材68と第1の円筒状の内側部分44間でカップか
ら潤滑剤?追出そうとする傾向乞有する。
本発明による更に別のシール88は、変1れた十字の胴
部90と共に第7図に示されている。
十字の胴部90は胴部28とは肩fi30を有さず、胴
部から直妾延伸しているトラニオン乞有している点が異
なる。この十字の胴部90は機械加工される肩部60よ
りも粗い状態ケ呈する傾向を有するが、この胴部90は
その形状の如く通常は如何なる機械加工または研削作業
によって後で平滑加工を施されることはない。
シール88は、6つの内方に延在する幅の狭い環状リッ
プ94・96.98Y有千る封止部材92乞含んでいろ
っこれらは、十字の胴部90に隣阪するトラニオン52
と係合して、封止部材と十字間に6つの狭い封止領域を
提供する。封止部材92はまた2つの外方に延在する狭
い環状リップ100゜102を有する。これらはカップ
20の第1の円筒状部分44と係合して、封止部材92
とカップ20の間に2つの狭い環状の封止領域?提供す
る。
封止部材92は、本例においては、内方と外方の組乞な
丁リップ間に厚い上方に延在するリップ即ち突条104
′F!:有し、リップ104は十字の胴部90と係合し
ている。しかし、この肉厚のリップ104は、十字の胴
部の粗い表面の故に封止部材92と十字の胴部間に有効
なシールを提供することはない。従って、リップ94.
96.98は封止部材と十字の胴部間に3つの狭い封止
領域乞提供するものであるが、このリップ104の主な
機能は封止部材92を封止作用位置に維持する上でこれ
を助けることにある。封止部材92はまた、内方と外方
の組乞な丁リップ間に下方に延在するリップ10(!l
有する。このリップ106はカップ20の内側肩部48
と係合して封止部材とカップ間に別の狭い封止領域を提
供すると同時に、肉厚のリップ104と共働してシール
88を所定位置に保持する上でこれ?助けるのであるっ
このため、リップ100.102・106はまた、封止
部材とカップ間に6つの狭い封止領域ン提供するっ上記
のことから、本発明による内部シールは、封止部材と十
字間に少なくとも2つの狭い封止領域と、封止部材とカ
ップ間に少なくとも2つの封止領域乞提供することが判
るであろう。同時に、本封止部材は、十字の胴部および
カップの内側肩部と共働してシールを所定位置に維持す
る少なくとも1つ別の上部リップと少なくとも1つ別の
下部リップとを有する。
本発明の本文に述べた実施態様の色々な変更については
当業者には明らかであろうが、もしかかる変更が頭書の
特許請求の範囲の主旨および主題の範囲内にあるならば
、本発明の範囲から逸脱することなく行ない得ることを
理解下べきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明?実施した2本の軸を結合する組立て状
態の自在継手を示す立面図、第2図は1つのベアリング
・カップおよびシールを断面で示した自在継手およびこ
れに組込まれたベアリング・カップの立面図、第3図は
自在継手の十字のトラニオンと、ベアリング・カップと
本発明による自在謎手用シールとを断面で示す部分拡大
図、第4図は第3図の自在継手用シールの横断面を示す
更に拡大された畔分図、第5図は自在継手の十字のトラ
ニオンと、ベアリング・カップと、本発明による自在継
手用シールの変更例を組立て状態で示す第6図と同じ尺
度による部分断面図、第6図は第4図と同じ尺度による
第5図の自在継手用シールを示て部分横断面図、および
第7図は第5図と同じ尺度による自在継手の十字のトラ
ニオンと、ベアリング・カップと、本発明による自在継
手用シールのに別の変更例を組立て状態で示す部分断面
1スである。 10・・・自在継手、12・・・駆動軸、  14・・
・被駆動軸、  16.18・・・ヨーク、  2o・
・・ベアリング・カップ、  22・・・保持リング、
  24・・・溝、26・・・十字、 28・・・胴部
、  3o・・・肩部。 32・・・トラニオン、  34・・・潤滑剤通路、 
 36・・・供給路、  38・・・潤滑剤供給口、 
 4o・・・通路、42・・・ニー)” ル・ベアリン
グ、  44.46・・・円筒状の内側部分、 4B・
・・内側肩部、  5011.自在継手用シール、 5
2・・・弾性封止部材、54・56・・・内側の多重リ
ップ、  58・6o・・・外側の多重リップ、  6
2・64・・・狭い環状リップ。 FIG、   5 FIG、  7

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)十字とベアリング・カップに対する自在継手用シ
    ールであつて、前記十字は胴部とトラニオンを有し、前
    記ベアリング・カップは前記トラニオンを収受する開口
    端を有し、前記ベアリング・カップは開口端に隣接する
    1つの直径の第1の円筒状の内側部分と、前記開口端部
    から離れた位置の比較的小さな直径の第2の円筒状の内
    側部分と、これら内側部分の間に内側の肩部とを有する
    シールにおいて、前記十字と前記カップが組立てられる
    時前記トラニオンと前記十字の胴部と係合するための少
    なくとも3つの第1のリップを有する弾性に富んだ封止
    部材からなり、該封止部材は前記十字と前記カップが組
    立てられる時このカップの前記肩部と前記第1の円筒状
    部分と係合するための少なくとも3つの第2のリップを
    有し、以て前記封止部材が、前記十字に対する少なくと
    も3つのシールと、前記ベアリング・カップに対する少
    なくとも3つのシールを形成することを特徴とする自在
    継手用シール。
  2. (2)前記十字と前記カップが組立てられる時、前記第
    1のリップの1つが前記十字の前記胴部と係合し、前記
    第1のリップの内の2つが前記トラニオンと係合するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の自在継手用
    シール。
  3. (3)前記十字と前記カップが組立てられる時、前記第
    2のリップの1つが前記内側の肩部と係合し、前記第2
    のリップの2つが前記カップの前記第1の円筒状部分と
    係合することを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の
    自在継手用シール。
  4. (4)前記カップ内にニードル・ベアリングを設け、前
    記封止部材が前記ニードル・ベアリングの端部において
    下方ならびに内方に延在する別のリップを有することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の自在継手用シー
    ル。
  5. (5)前記十字と前記カップが組立てられる時、前記封
    止部材が前記十字の胴部と係合する上方に延在する突条
    を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    自在継手用シール。
  6. (6)前記十字と前記カップが組立てられる時、前記第
    2のリップの1つが前記内側の肩部と係合し、前記第2
    のリップの2つが前記第1の円筒状部分と係合すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の自在継手用シ
    ール。
  7. (7)前記十字の胴部が前記トラニオンの周囲に環状の
    肩部を有し、前記十字と前記カップが組立てられる時、
    前記第1のリップの1つが前記十字の胴部の前記肩部と
    係合し、前記リップの内の2つが前記トラニオンと係合
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の自在
    継手用シール。
  8. (8)潤滑剤が前記カップに対して圧力下で供給される
    時、前記第2のリップが前記カップからの前記封止部材
    と前記カップ間を通じての前記潤滑剤の滲出を制御する
    ように作用することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の自在継手用シール。
  9. (9)自在継手用シールと、十字と、ベアリングの組合
    せであつて、該十字は胴部とトラニオンを有し、前記ベ
    アリングのカップは前記トラニオンを収受する開口端部
    を有し、該ベアリング・カップは前記開口端部に隣接し
    て1つの直径の円形状の断面の第1の内側部分と、前記
    開口端部から離れた比較的小さな直径の第2の円筒状の
    内側部分を有し、これらの部分の間に内側の肩部を形成
    してなる組合せにおいて、前記シールは前記十字の胴部
    と係合する1つのリップと前記トラニオンと係合する少
    なくとも2つのリップとを有する弾性に富んだ封止部材
    からなり、該封止部材はまた前記ベアリング・カップの
    前記第1の部分とこのベアリング・カップの前記肩部と
    係合する別のリップを有することを特徴とする組合せ。
  10. (10)前記の別のリップの少なくとも2つが前記ベア
    リング・カップの前記第1の部分と係合し、前記の別の
    リップの1つが前記ベアリング・カップの前記肩部と係
    合することを特徴とする特許請求の範囲第9項記載の組
    合せ。
  11. (11)前記ベアリング・カップがその内部にニードル
    ・ベアリングを有し、前記封止部材が前記ニードル・ベ
    アリングの端部と係合する内方に延在するリップを有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第9項記載の組合せ
  12. (12)前記十字の胴部が、前記トラニオンおよび前記
    リップの周囲に前記十字胴部と係合しかつ前記肩部と係
    合する環状の肩部を有することを特徴とする特許請求の
    範囲第9項記載の組合せ。
  13. (13)前記十字の胴部と係合する前記リップが他のリ
    ップよりも厚いことを特徴とする特許請求の範囲第9項
    記載の組合せ。
  14. (14)自在継手用シールと、十字と、ベアリングの組
    合せであつて、該十字は胴部とトラニオンを有し、前記
    ベアリングのカップは前記トラニオンを収受する開口端
    部を有し、該ベアリング・カップは前記開口端部に隣接
    して1つの直径の円形状の断面の第1の内側部分と、前
    記開口端部から離れた比較的小さな直径の第2の円筒状
    の内側部分を有し、これらの部分の間に内側の肩部を形
    成してなる組合せにおいて、前記シールは、前記トラニ
    オンと係合する少なくとも2つの内方に延在する円形状
    のリップと前記十字の胴部と係合する上方に延在する円
    形状のリップを有し、該封止部材はまた前記ベアリング
    ・カップの前記第1の部分と係合する少なくとも2つの
    外方に延在するリップを有し、かつ前記ベアリング・カ
    ップの前記肩部と係合する下方に延在するリップを有す
    ることを特徴とする組合せ。
  15. (15)前記十字が前記トラニオンの周囲において前記
    胴部上に環状の肩部を有し、前記の上方に延在するリッ
    プが前記環状の肩部と係合することを特徴とする特許請
    求の範囲第14項記載の組合せ。
  16. (16)前記カップ内にニードル・ベアリングを設け、
    前記封止部材は前記ニードル・ベアリングの端部上で下
    方および内方に延在する別のリップを有することを特徴
    とする特許請求の範囲第14項記載の組合せ。
  17. (17)潤滑剤が前記カップに対して圧力下で供給され
    る時、前記の外方に延在するリップが前記封止部材と前
    記カップ間において該カップからの潤滑剤の滲出を制御
    するように作用することを特徴とする特許請求の範囲第
    14項記載の組合せ。
  18. (18)前記十字の胴部と係合する前記リップが他のリ
    ップよりも厚い肉厚を有することを特徴とする特許請求
    の範囲第14項記載の組合せ。
  19. (19)前記の内方に延在する円形状のリップが3つ存
    在することを特徴とする特許請求の範囲第18項記載の
    組合せ。
  20. (20)前記の外方に延在する円形状のリップが3つ存
    在することを特徴とする特許請求の範囲第14項記載の
    組合せ。
JP59197759A 1984-09-20 1984-09-20 自在継手の軸封装置 Expired - Lifetime JPH07113421B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59197759A JPH07113421B2 (ja) 1984-09-20 1984-09-20 自在継手の軸封装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59197759A JPH07113421B2 (ja) 1984-09-20 1984-09-20 自在継手の軸封装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6179027A true JPS6179027A (ja) 1986-04-22
JPH07113421B2 JPH07113421B2 (ja) 1995-12-06

Family

ID=16379873

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59197759A Expired - Lifetime JPH07113421B2 (ja) 1984-09-20 1984-09-20 自在継手の軸封装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07113421B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4843802U (ja) * 1971-09-27 1973-06-07
JPS5185154U (ja) * 1974-12-28 1976-07-08
JPS546447U (ja) * 1977-06-15 1979-01-17

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4843802U (ja) * 1971-09-27 1973-06-07
JPS5185154U (ja) * 1974-12-28 1976-07-08
JPS546447U (ja) * 1977-06-15 1979-01-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07113421B2 (ja) 1995-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4530675A (en) Internal universal joint seal with multiple lips
US4515574A (en) Universal joint seal with multiple lips
US4311315A (en) Shaft seal
US5066159A (en) Ball joint with integral seal
US6547669B1 (en) Bellows and corresponding rotary joint
CN100357622C (zh) 滚动轴承用树脂保持器
JPS58214017A (ja) 軸受ブツシユのための補助シ−ル
US4132422A (en) Sealing members for universal joints
EP0792243B1 (en) End cap assembly for a roller tube of a conveyor roller
US6059663A (en) One-piece sealing system for a universal joint assembly
JPS6141016A (ja) ニードルベアリング
US4846592A (en) Rolling bearing
US4861315A (en) Flexible internal universal joint seal
US5407387A (en) Universal joint seal
JPS6179027A (ja) 自在継手用シ−ル
US5879257A (en) Chain having seal with annular sealing projection
MXPA01006349A (es) Acoplamiento centrador.
JPS61157828A (ja) 密封形転がり軸受
GB2163498A (en) Internal universal joint seal with multiple lips
JP2005061435A (ja) 等速ジョイント用ブーツ
JPH02195024A (ja) 自在継手の可撓性内部密封部材
KR890000269B1 (ko) 다수의 립을 구비한 유니버셜조인트 내부시일
CA1264169A (en) Internal universal joint seal with multiple lips
JP2007078059A (ja) 転がり軸受および転がり軸受用保持器
JPH08135668A (ja) 密封板付転がり軸受