JPS6177615A - 廃粉末活性炭の再生方法 - Google Patents

廃粉末活性炭の再生方法

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JPS6177615A
JPS6177615A JP59196895A JP19689584A JPS6177615A JP S6177615 A JPS6177615 A JP S6177615A JP 59196895 A JP59196895 A JP 59196895A JP 19689584 A JP19689584 A JP 19689584A JP S6177615 A JPS6177615 A JP S6177615A
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JP
Japan
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activated carbon
pellets
active carbon
waste
mixture
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Pending
Application number
JP59196895A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Fujimori
藤森 英一
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Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、廃粉末活性炭の再生方法に関するものである
(ロ)従来の技術及び問題点 上下水の処理、製糖、食品、醸造、化学工業などの広い
分野で使用されている活性炭には、繰り返し再生利用可
能な粒状活性炭と再生利用の困難な粉末活性炭との2種
類がある。粉末活性炭はそのままでは繰り返し再生利用
することができないが、粒状活性炭と比較して、吸着速
度が速いこと、回分式使用に適していること、価格が安
いこと、設備が簡単であることなどの長所があり、様々
な分野で使用されている。使用済みの廃粉末活性炭は大
部分再生利用されることなく廃棄されている。廃粉末活
性炭の再生が困難であるのは、次のような理由から再生
技術が確立されていないからである。すなわち、液相処
理に用いられた廃粉末活性炭には凝集剤、ろ過助剤など
が含まれており、これらを含んだ廃粉末活性炭は水分6
5〜75%の脱水された固まりとして排出されるが、こ
れを再生するには固まりの解砕、乾燥及び賦活の工程が
必要である。しかし、廃粉末活性炭の固まりを解砕する
際には団塊化しやすく小粒化が困難であり、また乾燥工
程においては微粒状のものから団塊状のものまでを同時
に乾燥させることが困難であり、また微粒状のものは乾
燥中に飛散して収率が低下し、更に賦活工程においては
燃焼損失及び飛散損失が大きいため収率が低下する。ま
た、賦活工程においては、微粉化して再生品のろ過性が
悪化し、また飛散する微粉が環境を悪化させるという問
題点もある。このように廃粉末活性炭の再生は収率が極
めて悪く、経済性がないため、実際にはほとんど実施さ
れていない。
本発明は、上記のような問題点を解決し、効率良く廃粉
末活性炭を再生利用する方法を得ることを目的としてい
る。
(ハ)問題点を解決するための手段及び作用本発明は、
第1図に示すように、廃粉末活性炭に木粉を混合するこ
と及びペレット化する前にコールタールを添加すること
により、上記目的を達成する。すなわち、まず脱水され
た固まりとして排出された使用済みの廃粉末活性炭にの
こくず状の木粉を乾燥重量比で1:0.8〜2,5の割
合で加え、これを例えばリボンスクリュー形混合機を用
いて混合する。木粉を加えたことにより、廃粉末活性炭
は団塊化せず小粒状となり、以後の工程における乾燥、
混合などが容易となる。なお、木粉の混合比率が1:0
.8より小さい場合には混合時に十分に小粒状化するこ
とができず、団塊化しやすくなり好ましくない、また、
木粉の配合比率がL:2.5より大きい場合には再生し
た活性炭ペレットの強度が低下するので好ましくない。
次いで、廃粉末活性炭と木粉とを混合したものを例えば
回転乾燥装置を用いて乾燥させる。この乾燥により最初
40〜60(重量)%の水分を含んでいた廃粉末活性炭
と木粉との混合物は、水分が10(重量)%以下となる
まで乾燥される。水分がl O(重ff1)%よりも多
い場合にはペレットの強度が不十分となる。また、水分
がほとんど0の状態まで乾燥しても差しつかえないが、
この場合には着火しないように注意する必要がある。乾
燥後の水分としては4〜5(重量)%とするのが最も好
ましい。なお、廃粉末活性炭に木粉が加えであるため、
乾燥中に微粉化することが防止され、乾燥中における飛
散による損失が大幅に減少する。
次いで、乾燥させた廃粉末活性炭及び木粉の混合物にコ
ールタール(常温において粘性液状)を添加し、連続リ
ボンスクリュー形混合機などの連続式混合装置によって
十分に混合する。添加するコールタールは5〜15(重
量)%の範囲内とする。添加量を5(重量)%よりも少
なくすると、後工程のペレットミルによる押し出しの際
にダイス孔内での抵抗が大きくなり、成形することが不
可能となり、また逆に添加量を15(重量)%よりも多
くすると、低圧下で混合原料が可だ化するためペレット
ミルのダイス孔内において所定圧力まで上昇せず、得ら
れるペレットが軟弱なものとなる。こうして得られた混
合原料は、いったん原料貯留槽に貯留され、次いでペレ
ットミルに定量供本合される。
ペレットミルは、モータによって回転駆動される円筒状
のダイス、ダイスの内径部に接するように配置された複
数のロール、混合原料をダイス内径部と各ロールとの間
のすきまに均等に分配するスプレ7ダなどを有している
。ダイスは内径部から外周面に通じる多数の半径方向の
ダイス孔を有している。ダイス孔の直径は5〜7mmで
ある。
ダイス内径部に定量供給された混合原料は、ダイス内周
面とロール外周面との間にかみ込まれて圧縮され、この
圧縮による発熱によって可塑化され、ダイス孔から連続
的に押し出される。ダイス孔内において混合原料はプラ
グ流れ(すなわち、管内における固体状のものの流動)
を形成するが、この部分の温度は100〜170℃とな
り。
また圧力はLOOO〜6000kg/am’に達する。
このような条件下では、混合原料中のコールタールは、
押し出し過程において木粉から浸出する油脂、リグニン
などの成分と結合し、木粉と廃粉末活性炭とは強く粘結
され、また圧密性も高くなる。ダイス孔から押し出され
た円柱状の成形品は、ダイス外周に近接して設けられた
カーうタナイフによって10〜15mmの長さに切断さ
れる。
こうして得られたペレットは炭化工程に送られるが、そ
の途中で強−制通風により冷却される。この冷却によっ
てペレットの機械的強度は更に向上する。
炭化工程に送られたペレットは、酸素がほとんど存在し
ない加熱炉中において500〜600°Cの温度で約3
0分間加熱され、これによりペレットは炭化する。なお
、加熱温度は550°C前後が最も好ましい、加熱の際
の昇温速度はlO℃/分程度の急速度で上昇させてもペ
レット同志の融着及びペレットの膨れ現象は発生しない
、また、炭化後のペレットの重量は炭化前のペレットの
重量の45〜60%となった。これはペレット中の水分
及び揮発分が失われたことによるものである。
炭化したペレットは次に賦活工程に送られる。
すなわち、炭化したペレットをa−タυキルン内の水蒸
気流中で800〜900℃に加熱することにより賦活す
る。賦活時間は0.5〜1.0時間であり、また水蒸気
の吹込量は0.5〜1.5kg(水蒸気)/kg(ペレ
ット)が適切であった。この賦活工程によってペレット
の多孔性の構造が更に発達し、多孔性に富んだ再生活性
炭が得られる。賦活後の再生活性炭は無酸素雰囲気中で
冷却し、最終製品としての再生活性炭ペレットとなる。
結局1本発明方法においては、木粉を混合することによ
り、廃粉末活性炭を均一な小粒子状に解砕することが可
能となり、これにより乾燥が容易になるとともに乾燥中
の飛散損失も著しく減少し、更に乾燥後のコールタール
との混合も容易となる。また、廃粉末活性炭と木粉との
混合物にコールタールを粘結剤として添加するが、コー
ルタールはペレットミルの押出圧を適切に保つ役割を果
し、これによって高圧密性のペレットが得られ、最終製
品として十分な強度を有するペレットとすることができ
る。この再生活性炭は多孔性に富んでいるため十分なろ
過性を有している。また、ペレット化した後で炭化及び
賦活することにより、飛散損失、燃焼損失、及び微細粉
末化の問題が解消される。このように前述の従来の問題
点がすべて解決されるため1本発明方法による廃粉末活
性炭の再生収率は80〜85%(木粉及びコールタール
の添加量は差し引いである)に達する。
(ニ)実施例 次に本発明方法を用いて廃粉末活性炭の再生を行った具
体的結果について説明する。醸造品の処理に使用した2
0kgの廃粉末活性炭(水分70%)に13.5kgの
木粉(水分26%)を加えてリボンスクリュー形混合機
で混合し、これを乾燥機で水分が10%になるまで乾燥
した。乾燥後の混合物の重量は17.7kgとな5った
。これにコールタールを2.0kg添加し、混合した0
次いで、ペレットミルを用いて造粒を行った。造粒後の
原料ペレットを550℃に30分間保持して炭化した。
炭化後のペレットの重量は10kgとなった。炭化した
ペレットをロータリキルンで850℃で1時間、水法気
賦活した。これにより最終製品としてのペレット状の再
生活性炭を得ることができた。@終製品の重量は7.0
kgであった。この製品を活性炭試験方法(JIS、K
L474及びK1470)に基づいて試験したところ、
次のような結果を得ることができた。゛メチレンブルー
脱色力  210mj1./gよう素吸着力     
1150mg/gかたさ          92% この試験結果から、本発明方法によって再生された粒′
状活性炭は、吸着特性及び強度とも市販されている通常
の粒状活性炭と同様の性能を有していることがわかる。
(ホ)発明の詳細 な説明してきたように1本発明によると、廃粉末活性炭
に木粉を加えて混合・乾燥した後、更にこれにコールタ
ールを加え、ペレットミルを用いて造粒し、次いで炭化
及び賦活を行うようにしたので、従来は使い捨てとなっ
ていた廃粉末活性炭を良質の粒状活性炭として効率良く
再生することが可能となる。なお、本発明方法は、従来
の活性炭製造装置にベレントミルなどを追加配薗するこ
とにより実施することが可能であり、比較的安い設備費
用で実施することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の工程を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、使用済みの廃粉末活性炭に木粉を混合し、この混合
    物を乾燥し、これにコールタールを混合し、こうして得
    られた混合原料をペレットミルに供給し、混合原料が可
    塑化する温度及び圧力下において押し出すと同時に切断
    してペレットとし、ペレットを加熱して炭化させ、次い
    で炭化したペレットを高温水蒸気中で賦活して粒状活性
    炭とする廃粉末活性炭の再生方法。 2、廃粉末活性炭に対する木粉の混合割合は、乾燥重量
    比で1:0.8〜2.5であり、また廃粉末活性炭と木
    粉との混合物に対するコールタールの混合割合は、5〜
    15(重量)%である特許請求の範囲第1項記載の廃粉
    末活性炭の再生方法。
JP59196895A 1984-09-21 1984-09-21 廃粉末活性炭の再生方法 Pending JPS6177615A (ja)

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Cited By (3)

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TWI461357B (zh) * 2007-11-30 2014-11-21 Fujifilm Corp 製備活性碳之方法
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