JPS6176996A - 放射線防護用衣服材料 - Google Patents

放射線防護用衣服材料

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JPS6176996A
JPS6176996A JP19887184A JP19887184A JPS6176996A JP S6176996 A JPS6176996 A JP S6176996A JP 19887184 A JP19887184 A JP 19887184A JP 19887184 A JP19887184 A JP 19887184A JP S6176996 A JPS6176996 A JP S6176996A
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JP
Japan
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pure lead
radiation
sheet
lead
clothing
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JP19887184A
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三尾 興太郎
井尻 康夫
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Dainichi Nippon Cables Ltd
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Dainichi Nippon Cables Ltd
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  • Laminated Bodies (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は放射線防護用衣服材料およびそれを用いた放射
線防護服に関する。
[従来の技術] 放射線防護用衣服材料としては、従来、高線量下では鉛
毛、低線量下では鉛系粉末をゴム、プラスチックなどに
充填したシートが用いられている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、鉛毛は繰返し曲げられることにより鉛1
!帷に破断が起り、極端な遮蔽ムラが発生する。また鉛
系粉末を充填したゴム、プラスチック材料では、遮蔽効
果をつるためには非常に厚いものが必要となり、結果と
して可境性がきわめてわるくなるという問題がある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、耐放射線性の有機物質(3)で純鉛ホイル(
1)の少なくとも一方の面が補強されているシートより
なる放射線防護用衣服材料およびそれを縫製または縫込
んでなる防護服に関する。
〔作用および実施例〕
本発明に用いる純鉛ホイル材料としては、JIS H2
105(1955)に規定された5種鉛地金、および該
地金よりさらに高純度の4種〜特種鉛地金が例示できる
。好ましくは、純度99.8重置%以上、とくに純度9
9.9重量%以上のものである。
補強される純鉛ホイルの厚さは20〜500μm1好ま
しくは30〜200個、とくに好ましくは50〜150
μmである。20μmよりも薄いものは製造が困難とな
るだけでなく、所望の機械強度をうるためには補強層を
厚くしなければならず、その結果シートが嵩高になり好
ましくない。500μmよりも厚いものは可撓性がわる
く、補強層を設けても本発明の効果かえられない。
かかる純鉛ホイルを補強する補強層は、純鉛ホイルの機
械強度を向上せしめて耐久性を高めるほか、鉛の腐食を
防止する働きをする。
したがってそれらの作用を達成しうるちのであれば特定
の有機物質に限定されず、耐放射線性を有する材料が適
宜選択される。補強層は2種以上の材料を用いて2層以
上の多層としてもよい。
補強層の厚さは用いる有機物質の物性や純鉛ホイルの厚
さ、用途によって異なるが、通常片面の厚さが10〜3
00μ慣、好ましくは20〜200μm、とくに好まし
くは20〜100μ−である。
10μmよりも薄いものは一般に機械強度が弱くて適用
することが困難であり、300μlよりも厚いときは嵩
高となり、好ましくない。補強層自体の引張り強度はた
とえば0.3KO/ nu++2以上、好ましくは0.
5Kg/ 1+1112以上、とくに0.8にg/■2
以上である。
かかる有機物質としてフィルム形成性のよいポリマーが
好ましく、たとえばハロゲンを含有せず、第3級炭素の
少ないポリオレフィン、たとえばポリエチレン、エチレ
ン−エチルアクリレート共重合体、エチレン−プロピレ
ン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン
−ブテン−1共重合体などや、たとえばポリエチレンテ
レフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリ
エステルあるいはポリスチレンなどがあげられる。それ
らのうちポリエチレンは中性子を遮蔽する効果が高いの
で、とくに中性子が存在する放射線の遮蔽に用いるとき
好ましい。
補強層の形成は種々の方法によって行なうことができる
。たとえば前記有機物質のフィルムまたはシートを貼着
または接着してもよいし、溶液状やエマルジョン状の有
機物質を塗布してもよく、また加熱溶融した有機物質を
コーティングしてもよい。前記有機物質の前駆体を用い
てコーティングなどの方法で施工したのちキュアーする
方法によってもよい。
純鉛ホイルと補強層との接着強度はそれほど強くなくて
もよく、たとえば剥離強度が0.3Kg/インチ(AS
THD 1876)以上あればよい。  ・つぎに図面
に基づいて本発明の衣服材料の実施態様を説明するが、
本発明はかかる実施態様のみに限定されるものではない
第1〜3図はそれぞれ本発明に用いる純鉛シートの実t
A態様の概略断面図である。第1図において(1)は純
鉛ホイルであり、その両面に接着剤層(aを介して補強
層(3)が貼着されている。第2図に示す実施態様は純
鉛ホイル(1)に直接コーティングまたはラミネーティ
ングあるいはホットプレスにより補強層(3)を設けた
ものである。
M3図に示す実施態様は純鉛ホイル(1)に2つの層(
4)および(粉からなる補強層(3)を設けたものであ
る。
本発明の放射線防護用衣服材料は大面積のものができか
つ縫製も可能であるので、本発明の材料を裁断縫製して
放射線防護服を作製することができる。作製された防護
服は衣服材料が有するすぐれた機械強度、耐腐食性、可
撓性、耐屈曲性を継承しているので、作業員の行動を妨
げることはない。
また、本発明の衣服材料を適当な寸法に裁断し、耐放射
線性の材料で作製された衣服に縫込んでもよい。
衣服に縫製または縫込むばあいは、純鉛シートを重ね合
わせて用いるのが好ましい。
つぎに本発明の衣服材料を実施例に基づいて説明するが
、本発明はかかる実施例のみに限定されるものではない
実施例1〜3 第1表に示す厚さの鉛(JIS )I 2105(19
55)に規定する第3種鉛地金、純度99.90重量%
以上)のホイルの片面または両面にタケラックA−31
0/タケネートA−3(商品名、武田薬品工業■製のウ
レタン系接着剤)を3〜5μm厚に刷毛塗りし、ついで
第1表に示す厚さのポリ塩化ビニルフィルムまたはポリ
エチレンテレフタレートフィルムを接着材塗布面に重ね
合わせたのち80℃X 10K(]/ Cff12の条
件で10分間プレス成形した。 ・その後、接着力を高
めるために40℃で24時間熟成して鉛系金属シートを
作製した。
えられた各純鉛シートについて、耐屈曲性、可撓性およ
び裂断長を測定した。結果を第1表に示す。
耐屈曲性、可撓性および裂断長の測定法は、それぞれつ
きのとおりであった。
耐屈曲性試験 絶縁紙の耐折試験様を使用しくJIS P 8115に
準拠)、つぎの手順で行なった。幅15I!IR1長さ
2005mの純鉛シートの長手方向の上端を固定して吊
り下げ、下部を曲率半径6mの曲面を有する錘りで両面
から締めつけた(張力100g>。
ついで錘りの前記曲面に接する部分を基点として純鉛シ
ートが曲がるように錘りを作用に反転速度60回/分で
移動させ(張力soog) 、純鉛シートにヒビ割れが
生ずるまでの繰返し曲げの回数を測定した。
可撓性 鉛に換算した厚さが2am+どなるように純鉛シート(
幅200履、長さ500m+)を必要枚数重ね合わせた
のち、純鉛シートよりも若干大きい袋体に封入したもの
を用い、これを直径20mのマンドレルに巻きつけてそ
の巻きつけやすさを判定した。評価は、巻きつけやすい
ものを01巻きつけにくいものをXとした。
裂断長 JIS P 8113に従って行なった。
実施例4〜10 第1表に示す厚さのl1llホイルの片面また両面に、
約20μm厚のホットメルト型接着フィルムを介して第
1表に示す厚さのポリエチレンフィルムまたはポリプロ
ピレンフィルムを重ね合わせたのちホットプレスして純
鉛シートを作製した。なお、ポリエチレンフィルムを用
いるときはホットメルト型接着フィルムとしてアトマー
VE300(三井石油化学工業@I製)を用い、180
℃にて10Ko/ ci2の圧力でプレス成形し、ポリ
プロピレンフィルムを用いるときはホットメルト型接着
フィルムとしてアトマーQE305  (商品名、三井
石油化学工業■製)を用い、200℃にて10Kg/ 
cII12の圧力でプレス成形した。
えられた各純鉛シートの耐屈曲性、可撓性および裂断長
を実施例1と同様にして測定した。
結果を第1表に示す。
実施例11〜12 第1表に示す厚さの鉛ホイルの片面に補強層として約7
0μm厚のホットメルト型接着フィルムを重ね合せたの
ち、ホットプレスして純鉛シートを作製した。なお、ホ
ットメルト型接着フィルムとしては変性低密度ポリエチ
レン系のサーリン1652 (三井ポリケミカル側製)
を用い、180℃にて10K(J/ cm2の圧力でプ
レス成形した。
えられた各純鉛シートの耐屈曲性、可撓性および裂断長
を実施例1と同様にして洞室した。結果を第1表に示す
[以下余白] [発明の効果] 本発明の放射線防護用衣服材料は純鉛ホイルとして薄い
ものを用いかつその片面または両面が耐放射線性の有機
物質よりなる補強層によって補強されている純鉛シート
よりなっているため、1枚1枚の純鉛シート自体が繰返
し曲げ疲労や機械強度、耐腐食性、可撓性にすぐれてい
る。したがってそれらを単独または重ね合せて作製され
る防護服もまた純鉛シートの個々のすぐれた前記機械強
度や耐腐食性、可撓性、耐屈曲性を継承しているので、
取扱性、とくに折りたたみと伸長のリサイクルに対する
耐久性にすぐれ、また耐食性にもすぐれており、行動性
や着合ちにもすぐれたものである。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本発明の放射線防護用衣服材料に用いる純
鉛シートの概略断面図である。 (図面の主要符号) (1)二純鉛ホイル (3):補強層

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 耐放射線性の有機物質で純鉛ホイルの少なくとも一
    方の面が補強されているシートよりなる放射線防護用衣
    服材料。 2 純鉛が純度99.5重量%以上のものである特許請
    求の範囲第1項記載の材料。 3 耐放射線性の有機物質で純鉛ホイルの少なくとも一
    方の面が補強されているシートが縫製または縫込まれて
    なる放射線防護服。 4 純鉛が純度99.5重量%以上のものである特許請
    求の範囲第3項記載の防護服。
JP19887184A 1984-09-22 1984-09-22 放射線防護用衣服材料 Granted JPS6176996A (ja)

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JP19887184A JPS6176996A (ja) 1984-09-22 1984-09-22 放射線防護用衣服材料

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JPS6176996A true JPS6176996A (ja) 1986-04-19
JPH0564317B2 JPH0564317B2 (ja) 1993-09-14

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8979513B2 (en) 2010-10-07 2015-03-17 Sanyo Denki Co., Ltd. Lead wire engaging structure and electric apparatus
US11239608B2 (en) 2020-02-06 2022-02-01 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Information processing device

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57177199U (ja) * 1981-03-04 1982-11-09
JPS5877500U (ja) * 1981-11-20 1983-05-25 大日本印刷株式会社 放射線遮蔽用シ−ト

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