JPS6176644A - 電気防食法における流電陽極用マグネシウム合金 - Google Patents
電気防食法における流電陽極用マグネシウム合金Info
- Publication number
- JPS6176644A JPS6176644A JP59198286A JP19828684A JPS6176644A JP S6176644 A JPS6176644 A JP S6176644A JP 59198286 A JP59198286 A JP 59198286A JP 19828684 A JP19828684 A JP 19828684A JP S6176644 A JPS6176644 A JP S6176644A
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- Japan
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- alloy
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- galvanic anode
- anode
- electricity
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、土と接した鉄鋼構築物の電気防食法におい
て使用される陽極の素材とするマグネシウム合金(二関
し、特に発生電気量の向北した流電陽極用マグネシウム
合金に関するものである。
て使用される陽極の素材とするマグネシウム合金(二関
し、特に発生電気量の向北した流電陽極用マグネシウム
合金に関するものである。
従来、士の中に埋設されるか、または土の上に設置され
る鉄鋼構築物、例えば橋梁、タンクまたは埋設管が腐食
電流によって腐食されるのを防止するため、それに対向
する防食電流をその鉄鋼構築物と土との間に通すための
流電陽極として、例えばAZ63合金やAZ31合金の
ようなMg −M−Zn−Mn合金およびMg−Mn合
金のようなマグネシウム合金を使用することが知られて
おり、これらの陽極は裸で、あるいはバックフィルとと
も(二地中に埋設して使用されている。
る鉄鋼構築物、例えば橋梁、タンクまたは埋設管が腐食
電流によって腐食されるのを防止するため、それに対向
する防食電流をその鉄鋼構築物と土との間に通すための
流電陽極として、例えばAZ63合金やAZ31合金の
ようなMg −M−Zn−Mn合金およびMg−Mn合
金のようなマグネシウム合金を使用することが知られて
おり、これらの陽極は裸で、あるいはバックフィルとと
も(二地中に埋設して使用されている。
このような従来のマダイ・シウム合金のなかでは、重量
%としてM二6%、Zn: 396、Mn: 0.3
%、Mg:残部、の組成を有するAZ63合金が主流を
なしており、この合金からつくった流電陽極の効率は約
50%(発生電気量: 1100 A −hr/Kq)
と言われ、陽極の電流密度が低くなると、その効率はさ
らに低下する。最近では防食対象物である上記鉄鋼構造
物の設計寿命が長期化され、それに応じて長寿命の陽極
が要求されるとともに、この流電陽極が元来地中に埋設
して使用され、その交換が困難なところから、近年発生
電気量の高い陽極の出現が益々望まれている。
%としてM二6%、Zn: 396、Mn: 0.3
%、Mg:残部、の組成を有するAZ63合金が主流を
なしており、この合金からつくった流電陽極の効率は約
50%(発生電気量: 1100 A −hr/Kq)
と言われ、陽極の電流密度が低くなると、その効率はさ
らに低下する。最近では防食対象物である上記鉄鋼構造
物の設計寿命が長期化され、それに応じて長寿命の陽極
が要求されるとともに、この流電陽極が元来地中に埋設
して使用され、その交換が困難なところから、近年発生
電気量の高い陽極の出現が益々望まれている。
この発明は、このような要求(二こたえて開発されたも
ので、一般に旧記のような従来のマグネシウム合金(二
対してアルミニウム含有量を増大させるとともに、新た
にカルノクムを添加したところを特徴とし、アルミニウ
ム:9〜13%、亜鉛=03〜2%、マンガン=015
〜05%、およびカルシウム二005〜04%を含有し
、残りがマグネシウムと不可避不純物からなる組成C以
上重量%)を有する電気防食法における流電陽極用マグ
イ、ノクム合金を提供することによって、その発生電気
量の増大をはかったものである。
ので、一般に旧記のような従来のマグネシウム合金(二
対してアルミニウム含有量を増大させるとともに、新た
にカルノクムを添加したところを特徴とし、アルミニウ
ム:9〜13%、亜鉛=03〜2%、マンガン=015
〜05%、およびカルシウム二005〜04%を含有し
、残りがマグネシウムと不可避不純物からなる組成C以
上重量%)を有する電気防食法における流電陽極用マグ
イ、ノクム合金を提供することによって、その発生電気
量の増大をはかったものである。
つぎに、この発明において合金の成分組成範囲を上記の
とおりに限定した理由について述べる。
とおりに限定した理由について述べる。
(1) AA
Mの理論発生電気量は滝よりも大きいので、その含有量
が増すほど合金の理論発生電気量は増大し、またMの添
加は魔合金の耐食性を向上させ、自己腐食を低減させて
、発生電気量を向上させるが、このような効果はMが9
重量%以上において従来のAZ63合金よりも顕著にな
り、一方M含有量が13重量%を越えると、陽極電位が
貴化するとともに溶解形態が孔食を示すようになるとこ
ろから、その含有量を9〜13重量%と定めた。
が増すほど合金の理論発生電気量は増大し、またMの添
加は魔合金の耐食性を向上させ、自己腐食を低減させて
、発生電気量を向上させるが、このような効果はMが9
重量%以上において従来のAZ63合金よりも顕著にな
り、一方M含有量が13重量%を越えると、陽極電位が
貴化するとともに溶解形態が孔食を示すようになるとこ
ろから、その含有量を9〜13重量%と定めた。
[21Zn
Znは本合金のようなM含有量の高い合金の溶解形態を
改善するのに有効な成分で、合金の孔食深さを浅くする
作用を有するが、Zn含有量が0.3重量%未満ではそ
の作用が十分でなく、一方ZnはMとは逆に理論発生電
気量が小さいので、その含有量の増大は発生電気量の減
少を招き、それが2重量%を越えると、その影響が顕著
になるところから、その含有量を0.3〜2重量%と定
めた。
改善するのに有効な成分で、合金の孔食深さを浅くする
作用を有するが、Zn含有量が0.3重量%未満ではそ
の作用が十分でなく、一方ZnはMとは逆に理論発生電
気量が小さいので、その含有量の増大は発生電気量の減
少を招き、それが2重量%を越えると、その影響が顕著
になるところから、その含有量を0.3〜2重量%と定
めた。
(31Mn
Mnは合金中に含まれる鉄の悪影響、すなわち発生電気
量を低下させるという作用を取除く成分として知られて
いるが、その含有量が015重量%未満ではその作用が
十分でなく、一方それが05重量%を越えると発生電気
量が低下するところがら、その含有量を0.15〜0.
5重世%と定めた。
量を低下させるという作用を取除く成分として知られて
いるが、その含有量が015重量%未満ではその作用が
十分でなく、一方それが05重量%を越えると発生電気
量が低下するところがら、その含有量を0.15〜0.
5重世%と定めた。
(41Ca
Caは合金の発生電気量を向上させるのに有効な成分で
あるが、その含有量を0.05重量%未満ではその効果
が十分でなく、一方それが04重指形を越えると、かえ
って合金の発生電気量を低下させるところから、その含
有量を0.05〜0.4重量%と定めた。
あるが、その含有量を0.05重量%未満ではその効果
が十分でなく、一方それが04重指形を越えると、かえ
って合金の発生電気量を低下させるところから、その含
有量を0.05〜0.4重量%と定めた。
ついで、この発明を実施例によって詳細に説明、する。
それぞれ第1表に示される組成を有する本発明合金1〜
9、合金成分のうちいずれが一つの成分がこの発明の範
囲から外れている比較合金1〜7(その外れた成分を表
中※印で示す)、および従来合金の一例としてAZ63
合金を溶製し、それらを金型に鋳込んで、径20咽、長
さ120咽の丸棒とした。
9、合金成分のうちいずれが一つの成分がこの発明の範
囲から外れている比較合金1〜7(その外れた成分を表
中※印で示す)、および従来合金の一例としてAZ63
合金を溶製し、それらを金型に鋳込んで、径20咽、長
さ120咽の丸棒とした。
つぎに、このようにして得た各丸棒について、それを電
気防食法の流電陽極として使用した場合の発生電気量を
求めるため(=、(社)腐食防食協会制定による流電陽
極試験法(防食技術、Vol、31.612−620頁
、1982年)に孕じて流電試験を実施した。試験面を
、+240のエメリーペーパーで研摩した4 0 ca
の研摩面とし、水酸化マダイ・シウムを飽和した人工海
水中で0.1 mA/C肩の陽極電流密度で240時間
の定電流試験を行って陽極電位を測定し、これに基いて
発生電気量と効率を算出し、その結果を第1表に示した
。
気防食法の流電陽極として使用した場合の発生電気量を
求めるため(=、(社)腐食防食協会制定による流電陽
極試験法(防食技術、Vol、31.612−620頁
、1982年)に孕じて流電試験を実施した。試験面を
、+240のエメリーペーパーで研摩した4 0 ca
の研摩面とし、水酸化マダイ・シウムを飽和した人工海
水中で0.1 mA/C肩の陽極電流密度で240時間
の定電流試験を行って陽極電位を測定し、これに基いて
発生電気量と効率を算出し、その結果を第1表に示した
。
〔発明の効果〕
第1表に示される結果から明らかなように、本発明合金
1〜9は、いずれも従来のAZ63合金および比較合金
1〜7よりも高い発生電気量を示しており、したがって
この発明の流電陽極用マグイ・シウム合金は、土中また
は増土\(=設置された鉄鋼構築物の電気防食において
使用した場合、従来の流電陽極用マグネシウム合金より
も高い発生電気量己よって防食作用を高吟るとともに、
ひいては流電陽極の寿命を延ばすという顕著な効果を発
揮するものである。
1〜9は、いずれも従来のAZ63合金および比較合金
1〜7よりも高い発生電気量を示しており、したがって
この発明の流電陽極用マグイ・シウム合金は、土中また
は増土\(=設置された鉄鋼構築物の電気防食において
使用した場合、従来の流電陽極用マグネシウム合金より
も高い発生電気量己よって防食作用を高吟るとともに、
ひいては流電陽極の寿命を延ばすという顕著な効果を発
揮するものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 Al:9〜13%、 Zn:0.3〜2%、 Mn:0.15〜0.5%、および Ca:0.05〜0.4%、 を含有し、残りがマグネシウムと不可避不純物からなる
組成(以上重量%)を有することを特徴とする、電気防
食法における流電陽極用マグネシウム合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59198286A JPS6176644A (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 | 電気防食法における流電陽極用マグネシウム合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59198286A JPS6176644A (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 | 電気防食法における流電陽極用マグネシウム合金 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6176644A true JPS6176644A (ja) | 1986-04-19 |
JPS6232266B2 JPS6232266B2 (ja) | 1987-07-14 |
Family
ID=16388592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59198286A Granted JPS6176644A (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 | 電気防食法における流電陽極用マグネシウム合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6176644A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62297000A (ja) * | 1986-04-04 | 1987-12-24 | Janome Denki Kk | 電動プレス |
JPH0748658A (ja) * | 1991-03-07 | 1995-02-21 | Takeshi Masumoto | 耐食性に優れた防食用犠牲電極用材料 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0192560U (ja) * | 1987-12-11 | 1989-06-16 |
-
1984
- 1984-09-21 JP JP59198286A patent/JPS6176644A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62297000A (ja) * | 1986-04-04 | 1987-12-24 | Janome Denki Kk | 電動プレス |
JP2506657B2 (ja) * | 1986-04-04 | 1996-06-12 | 蛇の目ミシン工業株式会社 | 電動プレス |
JPH0748658A (ja) * | 1991-03-07 | 1995-02-21 | Takeshi Masumoto | 耐食性に優れた防食用犠牲電極用材料 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6232266B2 (ja) | 1987-07-14 |
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