JPS6175937A - 電子計算機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、命令の種類ごとにその実行回数を累積する
機能をもつ電子計算機に関するもので、特にプログラム
の動的特性の解析に好適ならしめたものである。

〔従来の技術〕

従来、命令の種類ごとにその実行回数の累積を測定する
ためには、電子計算機のハードウェア自身にそのだめの
機能が備えられていないため、プログラムによって実現
していた。第２図は従来のプログラムの構成を示したも
のであり、図において（１）は命令の実行回数の測定を
行なうプログラム、（２）は測定の対象となるプログラ
ム、（３）は実行回数のカウンタ領域である。

次に動作について説明する。実行回数の測定を行なうプ
ログラム（１）は、測定の対象となるプログラム（２）
の中の命令を順次取り出し、その命令を解釈実行してい
く。その際、取り出した命令の種類に応じて実行回数の
カウンタ領域（３）をカウントアツプする。これによっ
て、測定の対象となるプログラム（２）の命令の種類ご
との実行回数が実行回数のカウンタ領域（３）に残され
ることになる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の方式では以上に述べたようにプログラムによって
測定対象プログラムの命令を解釈実行していきながら命
令の実行回数を測定するため、命令の解釈実行を行なう
プログラムが必要であり、解釈実行が一般に遅いため測
定に非常に時間がかかるなどという欠点が゛あった。

この発明は、上記のような従来のものの欠点を除去する
ためになされたもので、短い測定時間により命令の種類
ごとの実行回数の測定を行なうことのできる電子計算機
を提供するものである。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る電子計算機は、中央処理装置（以下、Ｃ
ＰＵと称す）内部の命令解読部に、主記憶装置に格納さ
れたプログラムを読出す際、命令の種類ごとの実行回数
を累積する命令実行回数カウンタ部を設けたものである
。

［作用］ この発明においては、ＣＰｕ内部に命令の種類ごとの実
行回数を累積していく機能をもたせることにより、通常
プログラムが動作するのに必要なのとほとんど同程度の
短い時間で命令実行回数の測定が行い得、プログラムの
動的特性の解析に好適なものとなる。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例について説明する。

第１図ニオイテ、（４）はｃｐｕテアリ、（５）　トｃ
６）とＣＰＵ内部に設けられた命令解読部と命令実行部
、（７）は該命令解読部に設けた命令実行回数カウンタ
部、（８）は主記憶装置、（９）は主記憶装置に格納さ
れたプログラムである。

上記構成において、ＣＰＵ　（４）は主記憶装置（８）
に格納されたプログラム（８）の次に実行すべき命令を
取り出し、命令解読部（５）によって命令の種類を判別
する。しかして、命令解読部（５）は判別した結果を命
令実行部（８）に伝え命令の実行が行なわれる。

一方、命令解読部（５）は命令の種類を命令実行回数カ
ウンタ部（７）に伝え命令の種類ごとにその実行回数を
累積していく。そして、命令実行回数カウンタ部（７）
に累積された結果は測定の終了後プログラムによって読
み出すことができ、プログラムの動的特性の解析に有効
なものとなる。

なお、上記実施例では、主記憶装置（８）と命令実行回
数カウンタ部（７）は別個に存在するものとしたが、主
記憶装置（８）の内部に命令実行回数カウンタ部（７）
を設けてもよい。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、ＣＰＵの内部に命令
の種類ごとの実行回数を累積していく機能をもたせたの
で、通常プログラムが動作するのに必要なのとほとんど
同程度の短い時間で命令実行回数の測定を行なうことが
でき、プログラムの動的特性の解析に有効なものとなる
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による構成図、第、　　２
図は従来方式を説明するプログラム構成図である。 図において、（４）は中央処理装置（ＣＰＵ）、（５）
は命令解読部、 （６）は命令実行部、 （７）は命令実行回数カウンタ部、 （８）は主記憶装置、 （８）は主記憶装置内のプログラムで ある。 なお、各図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 中央処理装置内部の命令解読部に、主記憶装置に格納さ
   れたプログラムを読出す際、命令の種類ごとの実行回数
   を累積する命令実行回数カウンタ部を設けたことを特徴
   とする電子計算機。