JPS6175322A - 液晶階調表示方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、液晶表示素子を用いて階調を表示する駆動方
法に関するものである。

［従来の技術］ 一般にパッシブ型マトリクス液晶表示装置はクロストー
クの問題から、電圧平均化法を用いて駆動される。第４
図は液晶表示装置に印加される１フイ一ルド分の波形を
示すものであるが、中間調は、第４図におけるパルスＩ
ｊｌ　（ｔ＋ｓ／２）を変調することにより表現される
。ということは、パルス巾（ｔＩ＋ｌ／２）を入力信号
に比例して変化せしめるためにパルス巾変調回路が必須
であった。

［発明が解決しようとする問題点コ 従来のように、パルス巾を変調することによって中間調
を表現するには、１行分のドツト数だけパルス巾変調回
路を必要としていた。そのため回路が複雑になり、しか
も映像信号を１時的に記憶するために大容量のシフトレ
ジスタを必要とするという問題点があった。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は以上のような問題点を解決するためになされた
もので、Ｎフィールドのデータを、それぞれフィールド
毎に２Ｎ−１、２Ｎ−２、・・・２Ｉ′に比例して重み
付けを行ない、この重み付けに対応する出力によって階
調を有する画像を表示するようにした方法である。

［作用］ 液晶は印加電圧波形の実効値で制御される。そのため、
Ｎフィールドのデータを、それぞれ２Ｎ−１、２１１−
２、・・・２０に比例して重み付けしてやれば実効値を
もって制御できる。重み付けは、フィールド毎に印加電
圧を変えるかまたはパルスの巾を変えることによって行
なう。

［実施例］ 以下１本発明の詳細な説明する。

第２図はフィールド毎に印加電圧を変えることにより重
み付けする場合を示している。すなわち、Ｎフィールド
で２′階調を表示する場合を示している。各フィールド
は印加する電圧を変えることによって重み付けをする。

そして各フィールドは重み付けに対応するＡ／Ｄ変換の
出力データのＮビット目のデータによりオン、オフされ
る。

液晶は印加電圧波形の実効値で制御される。したがって
、第２図において、Ｎ＝４とすると、第１フイールドの
電圧ｖ１は２１の重み付けをした電圧とし、第２フイー
ルドの電圧ｖ２は２２の重み付けをした電圧とし、第３
フイールドの電圧Ｖ３は２１の重み付けをした電圧とし
、第４フイールドの電圧ｖ４は２０の重み付けをした電
圧とすることによって、実効値を制御できる。

以上の各フィールドへの印加電圧を変えることによって
データに重み付けを行なうための具体的回路が第１図に
示される。この第１図において、（１）は映像信号入力
端子、（２）はＡ／Ｄ変換回路、（３）は重み付は切換
スイッチ、（４）はシフトレジスタ、（５）は駆動回路
、（６）は液晶表示素子パネル、（７）は同期分離回路
、（８）はフィールド選択信号出力回路、（９）は印加
電圧切換回路、（１０）はスキャン駆動回路である。

このような構成において、映像信号が入力端子（１）よ
り入力すると、Ａ／Ｄ変換回路（２）でアナログ値をデ
ジタル値に変換して出力する。また、同期分離回路（７
）では映像信号から同期信号を分離し、この同期信号に
基づきフィールド選択信号出力回路（９）からフィール
ド選択信号が出力する。

このフィールド選択信号によって、重み付は切換スイッ
チ（３）を、２３端子（３ａ）、２２端子（３ｂ）　。

２１端子（３ｃ）、　２０端子（３ｄ）と順次切換える
のに同期して、印加電圧切換回路（９）の出力も、ｖＩ
、Ｖ２．Ｖ３．Ｖ４と切換えられる。前記重み付けされ
たデジタル出力はシフトレジスタ（４）で１行分を１時
的に記憶し、さらに駆動回路（５）へ送り、前記電圧ｖ
１、Ｖ２．Ｖ３．Ｖ、が印加される。

この電圧Ｖ、、Ｖ２．Ｖａ、ｖ４に重み付けされた状態
で液晶表示素子パネル（６）の走査電極が順次走査され
階調を持った画像を表示する。

第１図の例では、印加電圧の違いによってデータに重み
付けを行なったが、この重み付けは各フィールド毎に第
４図のようにパルス巾（ｔ、ｍ／２）によって行なうこ
ともできる。この場合の回路構成が第３図に示される。

この第３図の回路が第１図の回路と異なる点は、（１１
）はパルスｒｉ発生回路であり、かつシフトレジスタ（
４）と駆動回路（５）の間にゲート回路（１２）を挿入
したことである。

このような回路構成とすることによって、第４図のよう
なパルス巾（ｕｎ／２）をもってデータに重み付けがで
きる。この場合もちろん、従来のようなパルス巾変調回
路は不要である。

［発明の効果］ 本発明は上述のような方法としたので、従来のような複
雑なパルス巾変調回路を用いなくとも階調をもった画像
を表示でき、この方法を実現するためのシフトレジスタ
等の回路を簡略化し、安価に提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の方法を実現するための回路のブロック
図、第２図は本発明の詳細な説明するための波形図、第
３図は本発明の方法を実現するための他の回路のブロッ
ク図、第４図は従来の方法を説明するための波形図であ
る。 （１）・・・映像信号入力端子、（２）・・・Ａ／Ｄ変
換回路、（３）・・・重み付は切換スイッチ、（４）・
・・シフトレジスタ、（５）・・・駆動回路、（６）・
・・液晶表示素子パネル。 （７）・・・同期分離回路、（８）・・・フィールド選
択信号出力回路、（９）・・・印加電圧切換回路、（１
ｏ）・・・スキャン駆動回路、（１１）・・・パルス巾
発生回路、（１２）・・・ゲート回路。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）Ｎフィールドのデータを、各フィールド毎に２＾
   Ｎ＾−＾１、２＾Ｎ＾−＾２、・・・２＾０に比例して
   重み付けを行ない、この重み付けに対応する出力によっ
   て階調を有する画像を表示するようにしたことを特徴と
   する液晶階調表示方法。
2. （２）重み付けは印加電圧によって行なうようにした特
   許請求の範囲第１項記載の液晶階調表示方法。
3. （３）重み付けはパルス巾によって行なうようにした特
   許請求の範囲第１項記載の液晶階調表示方法。