JPS6174071A - X線ct装置 - Google Patents

X線ct装置

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JPS6174071A
JPS6174071A JP59194768A JP19476884A JPS6174071A JP S6174071 A JPS6174071 A JP S6174071A JP 59194768 A JP59194768 A JP 59194768A JP 19476884 A JP19476884 A JP 19476884A JP S6174071 A JPS6174071 A JP S6174071A
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彰 岩田
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寛 佐々木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、X#CT装置を改良したものであり、従来の
装置に比べ、高い空間分解能を示す画像を得るX線CT
装置に関する。
〔発明の背景〕
X線CT装置の検出器列は、検出器幅に対して無視でき
ない大きさの検出器開口幅を有する。開口幅を有する検
出器列によって標本化されたデータは、標本間隔によっ
て決まるナイキスト周波数よシ高い周波数成分を潜在的
に含んでいる。しかし、通常の画像処理装置では、この
成分を取り出すことはできなかった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、CT装置の検出器列が開口幅を有する
ことを積極的に利用して、検出器幅(標本間隔)よりも
、細かい物体まで分解することが可能な、X線CT装置
を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、投影像信号からのデータに袖闇値を内挿する
ことによりデータ長を拡張させてなるものである。更に
、本発明は、ビームの発生位置と検出位置との相対的な
2つの対向する位置で検出した投影像信号のサンプル点
が互いに補間し合うようにしたものである。
〔発明の実施例〕
1、  X線CT装置の杉1出器列 ■ ファンビームOCT装置 第1図は、X線を用いたコンピュータ断t@装置のうち
、現在最も広く使用されているファンビームを用いた回
転スキャンのみによって計測を行う装散を示し次もので
ある、 円板1の上に対向して固定されたX線管2および+?・
出器列4は、支持ローラ5およびこれを駆動するモータ
6によって被検金体7のまわりに一定速度で(ロ)転す
る。その際、一定時間間隔おきに、高圧パルス発生器3
によって発生させたX線ノぐルスをX線管2から発射し
、中央に固定しておかれた被検査体通過後の投影データ
?各X線管、および検出器列の回転位置毎に、複数回計
測を行う。
こうして得られた複数の投影データを示す検出器列から
の信号は、各々原次増幅器8に導かれ、信号の増幅?行
った後、アナログ−ディジタル#撓器9によってディジ
タル数値にを換され、画像再構成演算器10によって断
層像に再生され、CRTllに表示される。
■ ファンビーム検出器列による標本化第2図の12は
、ファンビーム検出器列(検出器チャンネル)を表わす
。これは、500個から1000個程夏の検出素子から
成り、1つの検出素子は不活性ガスを封入した空構造あ
るいはシンチレータと、半導体光センサによって構成さ
れる。各素子間には必然的に、あるいは各素子間の散乱
Xm除去を目的として“しきシ“が設けられている。
第2因に示した標本間隔Pは隣接する2つの検出素子の
中心間の距離である。標本間隔Pとす一イキスト周波数
fcの関係は fc=1/2P    ・・・・・・(1)で表される
そして、この検出器列によって計測され次データ式(1
)によって定まる、ナイキスト周波数以上の成分を持た
ない、 検出器列12によって計測されたデータを考察する際、
ナイキスト周波数の他に、検出器開口特性が重装である
。各検出素子は、一定の面積を有する受光面によって、
X線を検出する。検出素子が並ぶ方向に対する受光面の
幅を、開口幅Tと呼ぶ。
これは標本間隔Pから上述の1しきり”の幅を引いたも
のである。検出器の受光面の感度分布け、検出器開口特
性と呼ばれる。wj: 2図の13に、検出器列12の
、開口幅の方向に関する検出器開口特性を示した。
■ 計測時の検出器開口特性と観測波形の関係この節で
は、CT装置から、しばらく離れて、検出器開口特性に
ついて一般的に解説する。
第3図は光又ViX線、γ線などのtt’+磁波あるい
は超音波を用いて被検査体の形態を観測する時における
検出器開口特性と敵側される波形との関係を示したもの
である、 8t43図では、方形の吸収体14にX線15を照射し
て吸収体の反対側に設定された検出器16を、図上矢印
右方向に一定速度で走査を行なう。pt出器からの信号
電流は増幅器17で増幅され、ブラウン管18に、時系
列信号として、吸収体の形状が観測される。第3図の例
では吸収体として、方形の吸収物体が、その−辺の大き
さと同じ大きさの間隔で設置されており、ブラウン管に
は吸収体を通過した小さい電気信号と、吸収体を通過゛
しない大きな電気信号が交互に観測される。
受光面の面積の異なるAからF、6種類の検出器で計測
された被検査体の波形形状をaからfに示す。ただし、
各検出器の、受光面の感度分布は一様であるとする。
検出器開口特性Aに示す検出器は、吸収体に比べて面積
が十分小さい検出器であり、こうした検出器で計測を行
うと、aに示すように矩形状の波形が観測される。検出
器特性Bは、吸収体の大きさのほぼ半分の大きさの検出
器で計測を行っ九場合であり、その結果は、bで示す台
形波形となシ検出器の大きさが大きくなるにつれ、次第
に平坦な部分が減少して、検出器特性Cの場合のように
吸収体の大きさと同程度になると、波形は三角波となる
。さらに大きさが増すと、波形dに示すように再び台形
波形となるが、その振幅は減少する。
検出器の大きさが吸収体の2倍の大きさとなると振幅は
零となり、波形eに示すように検出器を移rljhl、
ても、吸収体の形状は全く副側されなくなる。
さらに検出器の大きさを増し、検出器特性Fに示す吸収
体の3倍の大きさの例では、再び吸収体の形状が三角波
として紗測されるが、波形Cと比較すると、その振幅が
小さいのみならず、位相が反転する。
この例のように、実際に観測される波形は検出器開口特
性(アパーチャ関数)によって異なった波形が観測され
る。
こうした現象は、周波数軸上で表現すると、さらに明確
に示される。第4図は、この関係を、周波数軸上に示し
たものである。
第4図(イ)のH(X)は、代表的な検出器開口特性を
一般的に示したもので検出器受光部の大きさがでで示さ
れ、感度は受光面上で一様でらり A/Tで示されてい
る、すなわち の特性を有する。
こうした検出器の周波数特性は(21式のフーリエ↑換
によって得られ、その結果は となる。(31式の関数はシンク関数と呼ばれる。その
波形は、第4図(ロ)に示すように、周波数がOのとき
の利得はAであり、周波数の増加に伴い減少し2π/T
の所で利得ばOとなり負に転する。
第4図に、JL * e+ fで示した点は第3図の応
答波形の& + e Hfにそれぞれ対応し、第3図で
応答油彩が零となるe点は、第4図で周波数が2π/T
の点である。このため、検出器の開口Tが小さい程、高
い周波数まで正相で伝達される。
■ CTファンビーム検出器列の周波数特性さて、再び
第2図のファンビーム検出器列に戻る。各々の検出素子
は、13に示したように、@Tの矩形に近い開口特性を
有する。前述したように、各検出素子は間隔Pで配置さ
れておシ、この検出器列で計測され几1つの投影データ
の開口伝達特性と、ナイキスト周波数との関係Vi第5
図に示す如くになる。
繁5図に、検出器開口特性を矩形で近似して、これを周
波数成分に変換して求めたものである。
検出器開口特性は第2図の例でけTAPとなっており、
こうし念時の開口伝fl e性G(ω)は(3)式を用
いれば となり、ω=2π/Pの所で開口伝達特性は零となり、
それ以上の周波数では位相反転が発生し、それ以下の周
波数範囲は正相で伝達される。第5図で実線で示した部
分は1つの投影データのナイキスト周波数(π/p)以
下の周波数範囲でちゃ破線で示した部分は、ナイキスト
周波数以上の開口伝達特性を示しである、この破線の部
分は1つの投影データに注目し念時の折り返し雑音の発
生部分に対応する。
第5図の例では、正相伝達範囲の上限が、ナイキスト周
波数のちょうど2倍となっているが、CTファンビーム
の検出器列においては、これは、最も正相伝達範囲が狭
い場合である。もし、各検出素子の間に設けられたしき
りが、無視できない幅をもつ場合には T(P     ・・・・・・・・・(5)となジ、正
相伝達範囲の上限は ω=2π/T  ・・・・・・・・・(6)で表わされ
るから、これとナイキスト周波数ω0:π/P    
曲用・・(7) と比較すると、正相伝達範囲の上限は、ナイキスト周波
数の2倍以上であることがわかる。
■ ファンビーム検出器列を用いて計測したデータをフ
ィルタ補正逆投影法で再構成する場合のデータの流れ 第1図の10に示した画像再構成演算器によ?て、投影
データを基に再構成演算が行なわれる。再構成のアルゴ
リズムとしては、2次元フーリエ変換法、フィルタ補正
逆投影法叫、多数のアルゴリズムが開発されている。そ
のうち、最も広く用いられているフィルタ補正逆投影法
である。
yI図のファンビーム検出器列4で計測したデータを用
いて、フィルタ補正逆投影法で再構成する場合、基本的
には、第6図(イ)、(ロ)に示す2つのアルゴリズム
が考えられる。(ロ)図に示す方法では、ファンビーム
検出器列19によって計測され九データ群より、ファン
ビーム/平行ビーム並べ換え処理装置加で、第7図に仮
想的に示したような、直線上に並べられたX線管の列四
から発射された平行ビームを平行ビーム検出器列力によ
りて計測し゛た場合に得られるデータ群を作り出し、こ
れを平行ビーム用のフィルタ処理装置21と、平行ビー
ム用逆投影処理装置乙に送ることによシ、画像nを得る
これに対し、(イ)図に示す方法では、データの並べ換
えを行わず、ファンビーム検出器列19によって計ll
111されたデータを、そのまま、ファンビーム用フィ
ルタ処理Mfille24とファンビーム用逆投影処理
装置δに送ることにより画像部を得る。
■ 検出器列を検出器幅の174だけずらして取り付け
ること。
第8図は、ずれのない、通常OCT装置における7アン
ビ一ム検出器列31と計測の際の回転中心37との位置
関係を模式的に示し友ものである。
この装置では、検出器列31の中央の2つの検出素子3
2.33の間の9しき934′の中心と、X線管あの中
心を結ぶ破線あが、ちょうど、計測時の回転中心37を
通るように、検出器列31が取り付けられている。
これに対して、第9図に示したCT装置では、検出器列
39t1標本間隔Pの1/4の長さだけ左方向にずらし
て取ジ付げである。ずらす方向は左右どちらでもよい。
本出願においては、以降、第9図の39のように、検出
器幅の174の長さだけずらして取り付けられた検出器
列を1シフトのある検出器列”と呼ぶことにする。
第8図と第9図は、ファンビーム検出器列を持つCT装
置であるが、360°分の計測データがあれば、第6図
に示した、ファンビーム1千行ビーム並べ換え処理によ
シ、それを、3600分の平行検出器列で計測し次デー
タに並べ換えることができる。
ファンビーム1千行ビーム並べ換え処理装M−Vi、M
v 二A検出器列40で計測したデータに並べ換える。
第11図印は180°隔てた位置で計測された、シフト
のある平行ビーム検出器列で計測したデータの対を、回
転中心の位置に注意して並べたものである。
おのおのの検出器列が、検出器幅の174のずれを持つ
窺めに、両検出器列の相対的なずれは、検出器幅の17
2となる。フィルタ処理を施してもこの位置関係は変わ
らない。逆投影時には、矢印で示したように、各検出器
開口の中心が、互いにもう一方の検出器列の検出器開口
の中心を補間し合う位置関係で、フィルタ処理後のデー
タが画像上に投影される、もし、シフトがない場合には
、第11図(ロ)に示すように、対向するデータは、同
じ位置に逆投影される。その友め、対向する2つのデー
タのうち1つは、あまり意味を持たない。(イ)図と(
ロ)図を比較すると、ビ)図の方が多くの情報量を持つ
ことは、明らかである。
2、 高解像画像を得る画像再構成アルゴリズムの 高
解像化の原理 第11図ビ)に示し友ように、シフトのある平行検出器
列で計測したデータ群のうち、180°隔てて計測され
九データ同志は、平行であシ、−次元的に検出器幅の1
72の長さだけずれた位置関係にある。
この性質をうまく利用すると高解像化をはかることがで
きる。
第12図は、シフトのある平行検出器列で計測したデー
タ群のうち、対向する位置で目測され次データの対4]
 、 42をとシ出し、それを回転中心の位置に注意し
て並べ、交互に、−次元バクファメモリに埋め込むこと
によシ、拡大データ43を得る処理を示す。ただしこの
処理を全データ360°分について施すと、データ数は
半分180’分に減る。
第12図の処理によって作られた拡大データ43が、ど
ういう性質を持つか考察する。第13図の44は検出器
@(標本間隔)と検出器開口幅が、第12図の41 、
42に示した検出器列の172の平行ビーム検出器列を
示す。45は第12図の41 、46は第12図の42
とそして47は第12図の43と同じである。几だし、
44゜45 、46では、検出器開口@は標本間隔に等
しいとみなせるものとする。48は、44 、45 、
46が図に示す様に位置づけられているとき、図の上方
から平行検出器列に垂直に入射して来る平行ビームの群
である。44 、45 、46 、47 、48をそれ
ぞれ、r (kl。
s 1 (kl 、 s 2(kl 、 a(kl 、
 b(klの一次元行列で表わす。すなわち 検出器幅1/2の平行ビーム検出器列によりてされたデ
ータを r(kl(k=0.1.2.・2N−1)シフ
トのある平行ビーム検出器列によって計測されたデータ
の対を 31(k:0,1,2.・・・N−1)と  
       32(k:0,1,2.・・・N−1)
al、s2よシ第12図の処理によって合成され次デー
タな  a(kl(k=0.1.2.・・・2N−1)
と表わす。同じデータ番号に、 ic対するl r! 
”L82、aの位置関係を、図中に斜線で示して為る。
また入射する平行ビームの群はr(klと一対一に対応
するものとして、それをb(kl (k:0.1 、2
.・・・。
2N−1)で表わす。友だしb (klは第16図ビ)
に示すような幅を有する平行ビームである。この幅はX
線管5よシ発射されてから検出素子%に到達するまで一
定であり、それは、第13図の44の検出器列を構成す
る検出素子の開口幅に等しい。し友がって r (kl = b (kl・・・・・・・・・・・・
・・・ (8)である。
第13図でシフトのある検出器列の対45 、46はそ
れぞれ、平行ビーム群絽を次の様に検出する。
81(k+==b (2に−1)+b (2k )  
・・−・・・・・・(9132(kl=b(2k)+b
(2に+1)  ・・・・・・・・・α0)(sl (
91Qo)より s 1(kl=r(2に−1)+r(2k)  −・−
−−−−01)82(kl=r (2k )+r (2
に+ 1 )  ・−・−・−−−−(12)α1) 
(12)が44と45 、46との関係を示す。
45 、46と47、すなわち、31’、!12.と1
の関係は第12図に表わされているが、これを式で示す
と(13) (14)となる。
a (2k −1)== s 1(kl     ・・
・・・・・・・α3)a (2k )== s 2(k
l       ・・・・・・・・・04)(13) 
(14)に(11) (1のを代入するとa (2に−
1)==r(2に−1)+r(2k)++++αつa 
(2k )=r(2k )+r (2に+1 )   
−−(16)ここで、2kをkと書き直すと(1つ06
)は次式に統一される。
a(kl=r(kl+r(kl1)  ++++・(t
つただし、rとaを比べると、同じデータ番号klの位
r1は、シフトの方向とは無関係に轟の方が仮想検出器
幅の172だけ右にずれる。このことは第13図に斜線
で示しである。
弐〇7)は、データaが、データrのぼけたものである
ことを表わす。すなわち、rと、第14図に示す2点加
算オイレータhとの、周期的fc次み込みによってaが
得られる。
a  =  r  *  h           −
嘩…嘲時・・ (λ七()ただし *は周期的fcたみ
込みを表わす演算子である。
第14図で、j+1は検出器幅であり、hは連続壁間で
考えれば、デルタ関数δ(tlとδ(t−to)の紳形
相として表わされる。すなわち h(tl=δ(tl+δ(t−to)   ・−・・=
・09’)が2点加算オペレータhを表わす。
このときhの7−リエ変換Hは H(ωl:1 + e−jalt6      ・・・
−・・・−・@)となる。
a、rの7−リエ変換をそれぞれA、Rとすると、実空
間での窺たみ込み積分は周波数空間での積と同値である
から、Cta+式より、A=H−R・・・・・・・・・
 (21)が成立する。
さらに■1)式より が導かれる。
Hlを第15図に示す。
式に)の意味は、検出器幅を有し、しかもそれが標本間
隔に等しいと近似できる多数の検出素子よp構成される
検出器列を第9図に示したように、標本間隔の174ず
らして取り付けたCT装置で計測したデータ群に対し、
ファンビーム/平行ビーム変換処理を施して得た平行ビ
ームデータの群に゛おいて、第12図に示す方法で、対
向するデータから一つの拡大データを作る処理を全デー
タに施して得次データをフーリエ変換して、周波数空間
で式(4)で示すH*という関数をかけてから、実空間
に戻すと、第13図の44に示し比検出器開口幅が実際
の検出素子の開口幅の172である検出素子を実際の標
本間隔の172の間隔で並べ次平行検出器列によって計
測され次データと同じデータを得るということである。
こうして得られたデータを用いて、フィルタ補正逆投影
法によって画像を再構成すると、理論的には、空間分解
能が通常の場合の172となる画像を得ることができる
(2)式を導くにあたって第13図の検出器列44゜恥
、46に入射する平行ビームb (klは第16図(イ
)に示すように、X1lrj!管49から発射されてか
ら検出素子間に到達するまで刀の検出器開口幅と同じ幅
乞保つという仮定があった。しかし、b(klは、ファ
ンビームを並べ換えて作られたものであり、実際には、
第16図(口1に示すように、X線?151から発射さ
れる時には、ttとんど幅を特定ず、それがファン状に
広がって、検出素子52に到達し九時の幅が検出器開口
幅と等しくなるような、性質を有するビームである。し
友がって、被検査体を通過するときの幅は、X線管から
の距離によって変わり、回転中心のある付近では、検出
器開口幅の約172となる。被検査体の大きさが、X線
管と検出器列の距離に比べ非常に小さい時に、それを回
転中心のある付近に置いて計測を行り友場合を考える。
第17図に、その場合のX線ビームの様子を示す。実線
で表したのは、ファンビームであり、ファンビーム発生
器(X線管)53を出る時は、はとんど幅を持たず、仮
横五体57を通過するときりこけ、検出器開口幅のは#
Y1/20幅となり、ファンビーム検出素子の開口8に
到達する時には、開口幅と同じ幅になる。このような場
合、第16図(イ)に示したような平行ビームを、開口
幅が検出素子図の172の検出素子56で検出したもの
として近似することができる。第18図は、このような
場合、対向するシフトのある検出器列で1測したデータ
の関係がどうなるかを示したものである。第13図の例
では両データに重なシ合う部分があったが、第18図の
例では重なり合う部分がない。このデータに対して、第
12図の処理を施して、第13図の47に相当する拡大
データを作ると、それは、そのまま、祠と同じデータと
なる。したがって、この場合は、式に)に示したH*な
るフィルタを掛ける必要はなくなる。そしてこの場合、
第13図の47を用いてフィルタ補正逆投影処理を行っ
て得た画像が、高い空間分解能を示すようになる。
■ 零内挿によるデータ拡大法 前述の2(1)で示したアルゴリズムと同値の結果を得
る方法で、第12図に示した処理を行わない方法がある
。その方法では、シフトのある平行検出器列で計測され
たデータに対するデータ拡大法として図19に示すよう
な零内挿を行なう。この処理では隣接する検出値の間に
零を埋め込んで、データ長を2倍に拡大する。
シフトのある平行検出器列で計測され九データに対する
データ拡大処理として、第12図に示した対向する2つ
のデータよシ1つのデータを合成する方法と、第19図
に示した零を内挿する方法が同値であることを示すため
に第加図を使用する。
郭、59は、シフトのある平行ビーム検出器列によって
、180°隔たった位置で計測されたデータの対を示す
。62は、第12図に示した処理によって関と59より
作り出さf1次拡大データである。
60 、611dそれぞれオ、59に零内挿処理を施し
たデータである。63は印、61を実空間で加算したデ
ータであるがこれば62に等しい。ただし、この説明を
以って第12図の方法で拡大したデータよυ画像を作る
場合と、第19図の方法で拡大し几データより画像を作
る場合が同値であるとは言えない。
周波数空間に於いてのフィルタ処理が絡んで来るためで
ある。以下で、フィルタ処理を考慮した場合にも両方法
が同値であることを証明する。
(証明) 58をa 、 59′ffb 、 60をa6 、61
をbo、62をt。
63をtoとし、それぞれのフーリエ変換をA、B。
A6 r BO+ T ’+ To とする。
第加図より t = to== aO+ bO・・・・・・・・・(
2)フーリエ変換の線形性よシ T = To = Ao+ Bo   −・=”” (
25)周波α空間でのフィルタ関ff′f、Gとする。
ゆ)の両辺にGを掛けると G −T =G ・(Ao+Bo)=G−Ao十〇−B
o −(26)フーリエ変倶の線形則に工り F−’(G−T)=F−’(G−Ao)+F−’(G−
80)  ・”−(IT)(27)式は、tに周波Vi
窒間でフィルタ処4!を施して実空間に戻したデータと
a6.b@、別々に周仮数空間でフィルタ処理して、そ
の2つのデータを実空間に戻してから加算したデータが
等しいことを表す。(証明終わり) 零内伸によって拡大し次データを用いる場合でも(ハ)
)に示すH″なるフィルタにエリぼけ補正を行うことが
at能である。
■ シフトが無い検出器タリによって計測されたデータ
を用いて高解像画像を得るアルゴリズムO 以上、第9図に示すシフトのあろ検出器列によって計測
てれ几データを用いる場合に、閤い分解化を示す画I8
を得ることができろアルゴリズムについて説明した。シ
フトのない検出器列によって計測されたデータでは、対
向するデータの対に第11図に示したような性質がない
ので、第12図や第19図に示す処理を施すことによっ
て高解像化をはかることはできない、しかし、補間を用
いてデータを拡大することによって、2■で説明し7′
c場合と同様な高解像化をはかることかでさる。
紀21図のように、補間値を内挿することによって平行
検出器列によって計測されたデータを拡大する場合を考
える。ただし、卯、21図の例では、最も簡単な袖II
、法として、2点線形補間を行なう。
その場合、隣接する2つの検出値の中間に、その2つの
値の平均埴が埋め込まれていき、データ長が2倍に拡大
される。もし埋め込まれた値が、仮想検出器による測定
値であると考えれば、データ拡大により標本間隔が1/
2になると考えることができる。そして、拡大後のデー
タのナイキスト周波数は拡大前のデータの持つナイキス
ト周波数の2倍となる。1章で(6)式と(7)式を比
較してわかったように、拡大前のデータの、ナイキスト
周波数の2倍までの成分は、検出器開口伝達特性におけ
る正相伝達範囲内にある、その食め、この補間による拡
大データを用いて、フィルタ補正逆投影法で画像ン作る
と、データ拡大を行わない場合に比べ高い分解能乞示す
画像を得る。
次に、補間による拡大データがどういう性質を持つデー
タであるかt検討し、補間によって拡大したデータが、
第12図に示し九方法で拡大し几データと非常に近い性
質を持つデータであることを示す。それにより、高分解
能化の原理が、はっきりと示されることになる。
第ρ図に示すように、Ill at al a4の4本
の平行X線ビームを検出器−と検出4田で計測する場合
を考える。ただしILI〜a4はそれぞれ、検出器開口
幅の1/2の幅を有するとする。
a!〜84?、そのまま、x1g強度であるとすれば、 検出器図では検出イ直として al+a2    ……・・・(ハ) 検出4田では a3+a4    ・・・・・・・・・(ハ)を検出す
る。この2つの検出値より求まる2点線形補間値は al +a2 +a3 +a4    411+l11
.++(30)となる。
検出器−の中心けal と&2の境い目にあり、検出器
65の中心は63とa4の境い目にある。それと同様に
考えると、(ト)に示す値を検出する仮想検出器の中心
は、IJとIL3の境い目にあると考えられる。この検
出器の開口幅だけ、64.65の2倍であると考えるの
は不自然であるから、この検出器の開口幅が、64.6
5の開口幅と婢しいと考えれば、仮想検出器は、第n図
に示す検出器67の位置にあると考えることができる。
検出器64 、65と67Vi検出器幅の172の長さ
だけずれた位置関係にあり、これは姐11図に示したよ
うなシフトのある平行検出器列で計測し九データのうち
、180°隔てた位置で計測したデータの対の位置関係
と同じである。
もし第n図の検出器67の位置で8,65と同じ検出素
子を用いて計測を行えば、検出値とじて幻+13   
  ・・・・・・(31)を得る、00)は図、65 
 より補間によって作られた値であプ0】)は実際の計
測である。
両者の誤差は(ト)よりG31)を引くことによって得
られ となる、これを31で割れば を得る。CT装置による計測データは相関が強い交めに
(32) (33)は、通常、非常に小さな値となる。
土工示したように、補間によって得られ次位が対向する
シフトのある検出器列によって計測され九データの近似
であるならば、2章1節で考えたように式に)に示した
H*なるフィルタを掛ける処理も有効なはずである。実
際に、フィルタH〜掛けてみると、非常に長幼な画像ケ
得ることがわかっている。これらのことから、補間によ
って拡大し次データ全角いる場合も、第12図に示し次
データ拡大法によって拡大されたデータを用いる場合と
同じ原理によって高解像化がはかられることが分る。
なお、補間の方法としては、2点線形補間の他にも、4
点線形補間、スプライン近似等、様々な方法が有効であ
る。
■ シフトのある検出器列で計測したr−夕を補間によ
って拡大する場合 シフトのある検出器列によって計測されたデータに、第
21図の処理を施す場合も、補間によって得られる値は
、対向するシフトのある検出器列によって計測された値
の近似であると考えることができる。この場合、実際に
、対向データが存在するために、補間はほけを生むだけ
の、むだな処理となジ、図12、もしくは図19に示す
よりなf−タ拡大の方法が、よυ有効なデータ拡大法と
なる。
■ データ拡大処理を行なう位置 今までの説明はすべて、平行検出器列によって計測され
次データを用いて行なってき友。第6図で示せば、支流
nで、ファンビーム/平行ビーム並べ換え処理20’&
施した後のデータを、第12図ま次は第19図ま7″c
は第21図に示す処理によって拡大し、基本的にはこれ
に、フィルタH“を掛は几データを、平行ビーム用フィ
ルタ処理21に送り出すことによって、高解像化をはか
ることを説明した。
ここで、データ拡大処理の童味ゲ広けて、第12図、第
19図、@21図に示す処理だけでなく、H*を掛ける
ときには、そのフィルタ処理も含めてデータ拡大処理と
呼ぶことにする。
実際には、データ拡大処理を施す位置は、上述し次位置
だけでなく、第6図における並べ換え処理加の前でもよ
く、これをファンビーム用のフィルタ補正逆投影法で再
生しても同じ結果を得る。
第6図とデータ拡大処理を組み合せて示したのが ″第
y図(イ)、(ロ)、(ハ)である。第24図(イ)、
(ロ)、←→は、データ拡大処理として、今まで説明し
てきた方法が適用できる。
(口1図について考えれば75のファンビーム/平行ビ
ーム並べ換え処理によって、7アンビームにおいて第1
2図の処理または第19図の処理または第21図の処理
を施したデータ群がそれぞれ、平行ビームにおいて、第
12図の処理または第19図の処理または第21図の処
理を施して得るデータ群に並べ換えられる、 (イ)図について考えると、ファンビーム用のフィルタ
袖正逆投影処理は、並べ換え処理と平行ビーム用フィル
タ補正逆投影処理7組み合わせたアルゴリズムと同値で
あり、即ち、(イ)図について考えると、ステップ刃と
(資)による結果は、(口1図のステップ75〜77に
よる処理の結果と同値であり、同じデータを用いれば、
両者は必ず同じ結果ン得る。
これは多少、奇異な感じを与えるかもしれないが、(イ
)、(ロ)、(ハ)図の結果が同値であることは、実験
結果よりわかっている。
以下、具体的な構成をもとに本発明を詳述する。
以下の具体例では4つの事例を示す。
(]1 第5図はデータ拡大に補間を用い、フィルタ関
数として通常のピケ補正フィルタF(ω)と式(至)に
示したH“(ω)の株を用いてフィルタ補正逆投影法を
実現する装置の、断層像再構成部の構成図を示す。
本構成図の特徴は、通常のフィルタ補正逆投影法に対し
て、前処理として、データ拡張器105を設けた点と、
逆フイルタ処理部106に、フィルり関数の利得を格納
するテーブルメモリとして、通常のボケ補正フィルタ関
数用のテーブルメモIJ91の他に式(ト)に示しiH
”(ω)用のテーブルメモリ92を設は両者の積を、フ
ィルタ関数として用いる点の2点にある。すなわち、計
測され窺投影データH(λ、β)に対して、補間により
2倍のデータ長にデータを拡張する。拡張された投影デ
ータを、フィルタ処理部106で通常のボケ補正フィル
タと1H1ω1によってボケ補正し、逆投影処理部10
7で断層像こして、2次元バッファメモリ101に再構
成像を得る。この再構成像は、ビデオDA変換器103
で、ビデオ信号に変換され、CRT104に表示される
投影データの拡張に用いられる補間法には、ラグランジ
ェ補間法など種々の手法が活用可能であるが、ここでは
最も簡単なリニア補間法を用いる。
すなわち、拡張されたデータH/(λ′、β)がH′(
2λ、β)=H(λ、β)    ・・・・・・・・・
・・・徊)H′(2λ−1,β):0.5H(λm1.
β)+0.5H(λ、β)・・・・・・・・・・・・に
) ここで、λ:検出器番号(1,2,3,・・・λm)β
:X線管番号(1,2,3,・・・、360°)となる
ように計算する。
計測された投影データH(λ、β)#′i−次元バツフ
ァメモリ86に、各X線管位置毎に1つの投影データが
格納される。−次元バッファメモリ86に格納された投
影データは、加算器87で式(2)の加算が行われ、バ
ッファメモリ88に格納される。式■は単なるデータの
転送のみであるので、加算器87は加算を実行せず、メ
モリ86のデータをメモリ88に移し換えるのみであり
、加算器87は、このデータ転送と、式に)の処理を交
互に実行する。
拡張され次投影データには、フィルタ処理部106で空
間フィルタレ−ジョン処理が実行される。バッファメモ
リ88のデータには、FFT演算器89で、ディジタル
高速フーリエ変換が施され、・クツ7アメモリ90に格
納される。一方、テーブルメモリ91に格納された通常
のピケ補正フィルタ関数の利得と、テーブルメモリ92
に格納されたフィル5り関数H*[ω)の利得の積算が
乗−ぽ器93で実行され、テーブルメモリ94に格納さ
れている。90に格納されているデータと94に格納さ
れているフィルタ関数との積算が、乗算器95で実行さ
れ、その結果が一次元パッファメモリ96に格納される
。逆FFT演算器97で、バッファメモリ96に格納さ
れてい   −るデータに対して逆フーリエ変換が施さ
れ、その結果が、−次元パク7アメモIJ %に格納さ
れる。
テーブルメモ1J91に格納されるフィルタ関数として
は、ラマテヤンドラン等によって開発された通常のボケ
補正用のフィルタ関数と同じものでもよいが、前記開口
伝達特性の正相伝達領域の高域周波数強調を行うために
、高域の利得を上げたものを用いると、より良い結果を
得る。その例を第5図に示す。本例でFi’r?Pであ
り、1つの投影データのナイキスト周波数は、第あ図の
横軸の〒と0の中間に位置する。F、 、F2共にGの
正相伝達領域で高域周V数強調を行なっており、位相反
転の発生する2π/Tの位置および、それ以上の周波数
では零となる関数である。F2はF1エリ高域周波数の
強調の程度が大きく、再構成された断層像はFlのそれ
より小さな被検査体内物質をよりシャープに算出する。
したがってF2のように高域周波数の強調を行うフィル
タ関数を用いることにより、本手法による空間解像力向
上の効果をより一層有効に働かせることが可能である。
この周波数強調の程度は実験的に確認され、その特性は
ナイキストI@彼数−近傍の傾き(周波数軸に対するI
次微係数)を零周波数近傍の傾きの1.5倍から3倍以
上の領域で関数を零とするものが最適であった。
逆投影処理部107は、−次元パックアメモリ98゜ビ
ーム計算器99.加算器100.二次元・9ノファメモ
リー01.カウンター02工り成る。この逆投影処理部
107の動作は、従来エリ公知のものであり、詳細は省
略する。尚、この構成以外にも逆投影処理は可能である
。例えば、「ファンビームCTにおける像再構成演算の
高速化」(堀場他。電子通信学会、1982年2月 2
2日、 MBg81 69)  がある。
(2)  データ拡張に第12図に示した処理を用いる
方法によって画像を再構成する場合には、第5図に示し
た装置において、加算器87を次に述べろ:うな処理を
行なうデータ拡張器に変更すればよい。
その処理とは、前節で用いた記号を用い、投影データを
H(λ、β)拡張データをH/(λ、β)とする時、 H′(2λ、β)=H(λ、β)    ・・・・・・
・・・(36)H′(2λ−1,β)=H(λm−λ+
1.β+180°) ・(37)なるデータ転送を実行
することによってデータ拡張を行なう処理である。この
データ拡張器ではβを1〜180°まで実行すれば、3
600分の処理が終了する。
(3)  データ拡張処理として第19図の処理を実行
する場合は、第5図の加算器87を H′(2λ、β)=H(λ、β)  ・・・・・・・・
・(38)H′(2λ−1,β)=0    ・・・・
・・・・・(39)なろ処理を実行するデータ拡張器に
変更する。
この変更によって、2節で説明した装置で再構成した結
果とまったく同値の画像を得る。
(4)  以上の谷側で説明した装置において、フィル
タ関数H“(ω)を用いることをやめても、長幼な画像
を得る。その場合、第5図を用いて一括して説明すると
テーブルメモIJ 91 、92と乗算器93を取りは
ずし、テーブルメモリ94に、前述したフィルタ関数F
1もしくはF2 、もしくは一般的なピケ補正フィルタ
関数の利得を格納する。
従来のフィルタ補正逆投影法では、検出器列の標本間隔
エリ不妊な物体は1分解できなかった。
検出器列の標本間隔が0.74(xm)であるとき、空
間分解能は075(開)であった。
しかし、第1の具体例(1)に示した方法ではフィルタ
関数イ(ω)の有無にかかわらず0.6(關)まで分解
し、第2.第3の具体例(2) 、 (3)に示した方
法では、フィルタ関数H簀ω)の有無にかかわらず0.
5(朋)−!で分解した。
〔発明の効果〕
本発明に工れば、検出器幅よりも細かい領域にまで分解
でき、高い空間分解能を得ることができfc−。
【図面の簡単な説明】
第1図はファンビームCT装置を示す図、第2図は一次
元検出器列を用いた時の検出器開口特性を示す図、第3
図は、検出器開口特性と観測波形を示す図、第4図は、
検出器開口特性と周波数特性を示す図、第5図は、−次
元検出器列を用いた時の検出器開口伝達特性とナイキス
ト周波数の関係を示す図、第6図は、ファンビーム検出
器列によって計測てれたデータの再構成法を示す図、第
7図は、平行ビーム検出器列を待つCT装置を示ス図、
第8図は、シフトのないファンビーム検出器列を持つC
T装首を示す図、第9図は、シフトのあるファンビーム
検出器列を持つCT装置を示ス図、第10図は、シフト
のある平行ビーム検出器列を持つCT装置を示す図、第
11図は、対向する平行ビームの位置関係を示す図、第
12図は、シフトのある平行検出器列によって対向した
位置で計測された2つのデータを、交互に、−t11元
パンツアメモリ格納することに工っで、拡大データを作
る方法を示す図、第13図は、検出器列のシフトを積局
的に利用するデータ拡大法によって拡大されたデータの
倹討例を示す図、第14図は、2点加昇オペレータhを
説明するための図、第15図は、理想2fcボケ補正フ
イルタH“(ω)の特性図、第16図は、理想的な平行
ビームとファンビームとを示す図、第17図は、ファン
ビームによる計測例を示す図、第18図は、平行に並ぶ
列に変換されたファンビームを示す図、第19図は、零
内挿によるデータ拡大法を示す図、第加図は、第12図
の処理と第19図の処理の比較例図、第21図は、補間
によるデータ拡大法を示す図、第n図は開口幅を持つ検
出素子による計測列を示す図、第n図は、開口幅を持つ
検出素子による計測例を示す図、第冴図は、7アンビー
ムCTにおけるデータ拡張による高分解能化アルゴリズ
ムを示す図、第5図は、断層像再構成部の実施例図、第
26図は、サンプルア・2−チャとフィルタ関数とを示
す図である。 1・・・円板、2・・・X線管、3・・・高圧パルス発
生器、4・・・検出器列、5・・・支持ローラ56・・
・モータ、7・・・被検査体、8・・・増幅器、9・・
・アナログーディノタル変換器、10・・・画像再構成
演算部、11・・・CRT、12・・・ファンビーム検
出器列、13・・・検出器開口特性、14・・・方形の
吸収体、15・・・X線、16・・・検出器、17・・
・増幅器、18・・・ブラウン管、19・・・ファンビ
ーム検出器列、氏・・・ファンビーム/平行ビーム並べ
換え処理、21・・・平行ビーム用フィルタ処理、乙・
・・平行ビーム用逆投影処理、票・・画像、ム1.ファ
ンビーム用フィルタ処理、5・・・ファンビーム用逆投
影処理、26・・・画像、四・・・直線上に並べられた
X線管の列、刃・・・平行ビーム検出器列、31・・・
ずれのないファンビーム検出器列、32・・・検出素子
、33・・・検出素子、あ・・・しきり、あ・・・X線
管、36・・・破線、37・・・計測時の回転中心、関
・・・X線管、39・・・検出器幅の1/4の長嘔だけ
左方向にずらして取り付けられた77ンビ一ム検出器列
、40・・・シフトのある平行ビーム検出器列、41.
42・・・対向する位置で計測されたデータの対、43
・・・拡大データ、■・・・検出器幅が1//2の検出
器列1.45 、46・・・対向する位置で計測芒れた
データの対、47・・拡大データ、48・・・平行ビー
ム群、+9・・・X線管、50・・・検出素子、51・
・・X線管、52・・・検出素子、53・・・ファンビ
ーム発生器、54・・・検出素子開口、55・・・平行
ビーム発生器、56・・・検出素子、57・・・−rプ
ノエクト、 58 、59・・・シフトのある平行ビー
ム検出器列によって、180°隔たった位置で計測きれ
たデータの対、(イ)、61・・・零内挿処理による拡
張データ、 b2・・58と59に図12に示す処理を
施して得られろデータ、L)3・・・60と61を加算
して得られろデータ、す4・・・検出器、65・・検出
器、I)6・・・しきり、b7・・・検出器、68・・
・ファンビーム検出器列、69・・・ファンビーム/平
行ビーム並べ換え処理、70・・・データ拡張処理、7
1・・・平行ビーム用フィルタ処理、72・・・平行ビ
ーム用逆投影処理、73・・・画像、74・・・データ
拡張処理、75・・ファンビーム/平行ビーム並へ換え
処理、76・・・平行ビーム用フィルタ処理、77・・
・平行ビーム用逆投影処理、78・・・画像、79・・
ファンビーム用フィルタ処理、80・・・ファンビーム
用逆投影処理、81.・・画隊、86・・・−次元パン
ツアメモリ、87・・・加算器、88・・・−次元パン
ツアメモリ、89・・・FFT演算器、90・・−次元
パンツアメモリ。 91・・・テーブルメモリ、92・・・テーブルメモリ
、93・・・乗算器、94・・・テーブルメモリ、95
・・・乗′M−器、96・・・−次元パンツアメモリ、
97・・逆F’F’T演算5.98・・・−次元パンツ
アメモリ、99・・・ビーム計算器、100・・・加算
器、101・・・二次元パンツアメモリ、102・・・
カウンタ、103・・・ビデオDA変換器、104・・
・CRT、105・・・データ拡張器、106・・・フ
ィルタ処理部。 代理人弁理士  秋 本 正 実 第1図 第2図 (TΣP) 第 3 図 8本分π3す 第4図 (イ)Hlや、    (ロ) 第5因 G(w) ↑ □ N−m− 第6区 (i′)(口p 第7図 第8図 □ 第3図 第10図 第11図 (イ) 第12図 第13  口 (1(幻(A = 0. /、 2. ・−−−−2N
−〇第 14図 第75図 第16図 第 17面 第18図 第19図 第20図 b     ツキ際浮岑寥 す。 第21図 第22図 C1t    02   Q3  04tj  1  
\ A朶3セlfP  しさ・メ56 彰(ヒ55第 23
図 QI   Q2   QJ   Q+ #他$−67 第24図 第25図 徳aYl 9An?P/l)/ 第26図 G(ω) F(W) ′ ゛\−一

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被検体にX線を照射するX線源と被検体を透過して
    くる透過X線量を検出する放射線検出器と、放射線検出
    器の検出信号より得た投影信号からの投影データを周波
    数領域でぼけ回復フィルタF(ω)を処し、該フィルタ
    結果を逆投影して上記被検体の断面のX線吸収の分布像
    を再生する処理手段より成ると共に、上記投影信号から
    の投影データに補間値を内挿させて、データ長をN倍と
    する拡張データを作り、該拡張データを前記フィルタ処
    理のデータとして使用してなるX線CT装置。 2、特許請求範囲第1項記載のCT装置において、フィ
    ルタF(ω)は、投影データの標本間隔で決定されるナ
    イキスト周波数近傍の周波数軸に対する1次微係数を零
    周波数近傍の1次微係数の1.5倍から3倍程度大きく
    し、かつX線源の放射X線分布と検出器開口の感度分布
    で決定される検出開口伝達特性の負となる周波数領域で
    零とする特性を有するX線CT装置。
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