JPS6173305A - 磁性流体 - Google Patents
磁性流体Info
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- JPS6173305A JPS6173305A JP19498584A JP19498584A JPS6173305A JP S6173305 A JPS6173305 A JP S6173305A JP 19498584 A JP19498584 A JP 19498584A JP 19498584 A JP19498584 A JP 19498584A JP S6173305 A JPS6173305 A JP S6173305A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/40—Sealings between relatively-moving surfaces by means of fluid
- F16J15/43—Sealings between relatively-moving surfaces by means of fluid kept in sealing position by magnetic force
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F1/00—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
- H01F1/44—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of magnetic liquids, e.g. ferrofluids
- H01F1/442—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of magnetic liquids, e.g. ferrofluids the magnetic component being a metal or alloy, e.g. Fe
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Lubricants (AREA)
- Soft Magnetic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
■ 発明の前原
技術分野
本発明は、磁性流体に関する。
先行技術とその問題点
磁性流体としては、既に、酸化物磁性材料(マグネタイ
ト、Fe304)の微粒子を表面活性剤で処理して、油
類、水等の中にコロイド状に分散させたものが知られて
おり、実際、多岐の分野で実用化されている。
ト、Fe304)の微粒子を表面活性剤で処理して、油
類、水等の中にコロイド状に分散させたものが知られて
おり、実際、多岐の分野で実用化されている。
しかし、マグネタイトでは、磁性流体としての飽和磁化
が200〜300G、最高でも550〜600Gのもの
しか得られていないため、応用する場合、飽和磁化が小
さいことが欠点となっている。
が200〜300G、最高でも550〜600Gのもの
しか得られていないため、応用する場合、飽和磁化が小
さいことが欠点となっている。
そこで、飽和磁化の大きい磁性流体として、高い飽和磁
化を有する金l1lfia粒子を用いる方法が開発され
ている。
化を有する金l1lfia粒子を用いる方法が開発され
ている。
このような手法を用いたものとしては、米国特許第32
2881号および同第322882号に記載されている
もの、さらに、本発明者等が先に開発したもの(特願昭
59−159930号等)が挙げられる。
2881号および同第322882号に記載されている
もの、さらに、本発明者等が先に開発したもの(特願昭
59−159930号等)が挙げられる。
特に1本発明者等は、コバルトまたは鉄の金属微粒子を
種々の界面活性剤を用いて適当な媒体中に分散させるこ
とにより、従来の磁性流体に比べて格段に高い飽和磁化
を有する磁性流体を得ている。
種々の界面活性剤を用いて適当な媒体中に分散させるこ
とにより、従来の磁性流体に比べて格段に高い飽和磁化
を有する磁性流体を得ている。
しかし、このような磁性流体は、金属微粒子が酸化され
やすく、それに伴って飽和磁化が減少することが最大の
欠点となっている。
やすく、それに伴って飽和磁化が減少することが最大の
欠点となっている。
II 発明の目的
本発明の目的は、高い飽和磁化を有する金属磁性流体に
あらかじめ酸化防止剤を加えることにより、金属磁性流
体の酸化を抑制することにある。
あらかじめ酸化防止剤を加えることにより、金属磁性流
体の酸化を抑制することにある。
このような目的は、下記の本発明によって達成される。
すなわち、本発明は、コl−ルトまたは鉄の金属微粒子
と、界面活性剤と、炭化水素系媒体を含む磁性流体にお
いて、さらに酸化防止剤を含むことを特徴とする磁性流
体である。
と、界面活性剤と、炭化水素系媒体を含む磁性流体にお
いて、さらに酸化防止剤を含むことを特徴とする磁性流
体である。
■ 発明の具体的構成
以下、本発明の具体的4IIi成について詳細に説明す
る。
る。
本発明のコバルトまたは鉄の金属微粒子を用いた磁性流
体では、まず1強磁性徴粒子を液体中で分散させること
が不可欠であるため、その磁気的凝集力に打ち勝つよう
な粒径にする必要がある。
体では、まず1強磁性徴粒子を液体中で分散させること
が不可欠であるため、その磁気的凝集力に打ち勝つよう
な粒径にする必要がある。
1?11 テは、コバルト金属粒子は70〜120人、
鉄金属微粒子は10〜100人のものを用いる。
鉄金属微粒子は10〜100人のものを用いる。
本発明の磁性流体は、金属微粒子の酸化を防止するため
に、酸化防1ヒ剤を含む。
に、酸化防1ヒ剤を含む。
用いる酸化防止剤は、油溶性の一般的なものでよいが、
特に、トコフェロールが好適であトコフェロールとして
は、特に、下記式[■]で示されるDL−α−トコフェ
ロールが好ましい。
特に、トコフェロールが好適であトコフェロールとして
は、特に、下記式[■]で示されるDL−α−トコフェ
ロールが好ましい。
[II
u℃
この他、β−トコフェロール、γ−トコフェロール、δ
−トコフェロール、d−α−トコフェロールも使用可能
である。
−トコフェロール、d−α−トコフェロールも使用可能
である。
添加される酸化防止剤は、金H微粒子に対して0.5〜
3重量%である。
3重量%である。
これは、0.5重量%未満では実効がなく、3重量%を
こえると磁気特性的に!5彩πが生じるためである。
こえると磁気特性的に!5彩πが生じるためである。
本発明の磁性流体では、目的に応じて種々の媒体を用い
ることができる。
ることができる。
用いる媒体としては、低沸点溶媒である炭化水素系媒体
や、高沸点溶奴であるジカルボン醜ジエステル系媒体も
しくは脂肪酸飽和炭化水素系媒体が挙げられる。
や、高沸点溶奴であるジカルボン醜ジエステル系媒体も
しくは脂肪酸飽和炭化水素系媒体が挙げられる。
媒体として用いる炭化水素は、炭素原子数7〜22のも
のが好ましく、パラフィンないしオレフィン系、例えば
ケロシン、芳香族系、例えばトルエン、キシレン等が使
用可能である。
のが好ましく、パラフィンないしオレフィン系、例えば
ケロシン、芳香族系、例えばトルエン、キシレン等が使
用可能である。
炭化水素系媒体は、金属微粒子に対し、50〜250f
fil:%含まれる。
fil:%含まれる。
ジカルボン酸ジエステルとしては、炭素原子数6〜10
の脂肪族飽和ジカルボン酸の炭素原子数3〜10の脂肪
族飽和アルコールのジエステルが好適であり、これは、
下記式[111で示される。
の脂肪族飽和ジカルボン酸の炭素原子数3〜10の脂肪
族飽和アルコールのジエステルが好適であり、これは、
下記式[111で示される。
[■]
ROOC(CH2)ncOOR
上記式[II]において、n=4〜8であり、脂肪族飽
和ジカルボン酸としては、n=4の7ジピン酸、n=7
の7ゼライン酸もしくはn=8のセバシン酸が好ましい
。
和ジカルボン酸としては、n=4の7ジピン酸、n=7
の7ゼライン酸もしくはn=8のセバシン酸が好ましい
。
Rは、脂肪族飽和炭化水5F!基であり、炭素原十数が
3〜10.特に8のオクチルフ、tiであることが好ま
しい。
3〜10.特に8のオクチルフ、tiであることが好ま
しい。
例えば、下記の1種以上が好適である。
1)アジピン酸ジオクチル
i)セバシン酸ジオクチル
笛)アゼライン酸ジ(2−エチルヘキシル)ジカルボン
酸ジエステル系媒体は、金属微粒子に対し、100〜8
00fil1%含まれる。
酸ジエステル系媒体は、金属微粒子に対し、100〜8
00fil1%含まれる。
ジエステル系媒体の代わりに、あるいはこれに加え、溶
媒として脂肪族飽和炭化水素系媒体の1種以上を用いる
ことができる。
媒として脂肪族飽和炭化水素系媒体の1種以上を用いる
ことができる。
この場合、炭素原子数19〜30のものが好ましい。
以下に好適な化合物を挙げる。
i)プリスタン
((CH3)20H((:H3)3cH(C:)I、)
(OH3)30H(C)!3)((H,)30H(C
H3)2) ■)スクワラン ((CH3)、、0H(C)1.、)3fl:)I(G
)13)(OH,、)3ell(C:H3)OH2CH
2〕2 ii)α−オレフィンオリゴマー (nは1〜4、特にlまたは2、Rは炭素原子数2〜1
2.特に6程度のアルキル基、例えば57ncelan
e30 、 日光ケミカルズ1115M)これら脂肪
族飽和炭化水素系媒体の1!lまたは2種以上は、金属
微粒子に対して、必要に応じて加えられるジエステル系
との総計で50〜300重量%含まれる。
(OH3)30H(C)!3)((H,)30H(C
H3)2) ■)スクワラン ((CH3)、、0H(C)1.、)3fl:)I(G
)13)(OH,、)3ell(C:H3)OH2CH
2〕2 ii)α−オレフィンオリゴマー (nは1〜4、特にlまたは2、Rは炭素原子数2〜1
2.特に6程度のアルキル基、例えば57ncelan
e30 、 日光ケミカルズ1115M)これら脂肪
族飽和炭化水素系媒体の1!lまたは2種以上は、金属
微粒子に対して、必要に応じて加えられるジエステル系
との総計で50〜300重量%含まれる。
なお、ジカルボン酸ジエステル系または脂肪酸飽和炭化
水素系等の高沸点溶媒に加え、あるいはこれにかえ、こ
の媒体として、特に炭化水〜22のものが好ましく、パ
ラフィンないしオレフィン系、例えばケロシン、芳香族
系5例えばトルエン、キシレン等が使用可能である。
水素系等の高沸点溶媒に加え、あるいはこれにかえ、こ
の媒体として、特に炭化水〜22のものが好ましく、パ
ラフィンないしオレフィン系、例えばケロシン、芳香族
系5例えばトルエン、キシレン等が使用可能である。
なお、これら媒体の総量は、金属微粒子に対し、50〜
300重量%含まれる。
300重量%含まれる。
本発明では、金属微粒子を媒体に分散させるために、り
y体に応じて種々の界面活性剤を用いる。
y体に応じて種々の界面活性剤を用いる。
低沸点溶媒としての炭化水素系媒体には、脂肪酸エステ
ル系の非イオン界面活性剤あるいはリン脂質であるレシ
チンを用いることが好ましい。
ル系の非イオン界面活性剤あるいはリン脂質であるレシ
チンを用いることが好ましい。
非イオン系の界面活性剤は、ポリグリセリンあるいはソ
ルビタンの脂肪酸エステルの1種以上からなるものが好
ましい。
ルビタンの脂肪酸エステルの1種以上からなるものが好
ましい。
ポリグリセリンの脂肪酸エステルは、下記式%式%
[7]
上記式[rV]において、Rは飽和または不飽和の脂肪
酸系のアシル基または水素である。
酸系のアシル基または水素である。
また、nは正の!l!数である。 なお、Rがアシル基
である場合、複数のRは場合によっては異なるものであ
ってもよいが2通常は同一である。
である場合、複数のRは場合によっては異なるものであ
ってもよいが2通常は同一である。
ポリグリセリンの脂肪酸エステルでは、ポリグリセリン
の用合度が2〜10.っまりn=0〜8であり、より好
ましくはn=4〜8であることが好ましい。
の用合度が2〜10.っまりn=0〜8であり、より好
ましくはn=4〜8であることが好ましい。
また、これらは脂肪酸の部分エステルであることが好ま
しい、 この場合、エステル化率は25〜85%程度と
する。
しい、 この場合、エステル化率は25〜85%程度と
する。
ソルビタンの脂肪酸エステルとしては、1゜5−ソルビ
タン、1.4−ソルビタン等の脂肪酸のモノ、セスキ(
モノとジの混合体)ないしジエステル等であってよい。
タン、1.4−ソルビタン等の脂肪酸のモノ、セスキ(
モノとジの混合体)ないしジエステル等であってよい。
ただ、これらのうちでは[V]および[VT]で示され
る1、5−ソルビタンまたは1.4−ソルビタンの脂肪
酸のモノないしセスキエステルが好ましい。
る1、5−ソルビタンまたは1.4−ソルビタンの脂肪
酸のモノないしセスキエステルが好ましい。
[V]
[VT]
上記式[VI または[vllにおいて、Rは飽和また
は不飽和の脂肪は系のアシル基である。
は不飽和の脂肪は系のアシル基である。
これら脂肪酸エステルは、炭素原子数が10〜18、特
に18の脂肪酸、すなわち、ステアリン酸、イソステア
リン酸またはオレイン酸のエステルが好ましい。
に18の脂肪酸、すなわち、ステアリン酸、イソステア
リン酸またはオレイン酸のエステルが好ましい。
なお、以上のエステルとしては市販のものを用いればよ
い。
い。
これらの界面活性剤を得るために金属微粒子を加えれば
、高い飽和磁化を得るために金属微粒子を高濃度にする
ことによって生じる磁性流体の固化をかなりの程度まで
防止することができる。
、高い飽和磁化を得るために金属微粒子を高濃度にする
ことによって生じる磁性流体の固化をかなりの程度まで
防止することができる。
以下に用いる界面活性剤の具体例を挙げる。
l)ポリグリセリン脂肪酸エステル
i)デカグリセリルペンタオレート
ii)デカグリセリルペンタステアレート市)デカグリ
セリルベンタインステアレート1マ)デカグリセリルへ
ブタステアレートV)デカグリセリルヘプタイソステア
レートマ1)デカグリセリルへブタオレート マii)デカグリセリルデ力インステアレートマ苗)デ
カグリセリルデカステアレートit)デカグリセリルデ
カオレート X)ジグリセリルモアオレート 重1)ジグリセリルジオレート xi)テトラグリセリルトリステアレートx笛)テトラ
グリセリルテトラステアレートllマ)テトラグリセリ
ルペンタオレートエマ)ヘキサグリセリルペンステアレ
ート!マi)へキサグリセリルペンタオレートエマii
)ヘキサグリセリルペンタステアレート?)ソルビタン
不飽和脂肪酸エステル i)1.5−ソルビタンモノオレート 1i)l、4−ソルビタンモノオレート畜)1.4−ソ
ルビタンモノステアレートIマ)!、4−ソルビタンモ
ノインステアレートv)1.4−ソルビタンセス隼オシ
ートマi) 1.4−ソルビタンセスキイソステアレー
トなお、この場合、これらの界面活性剤を2種以上用い
てもよい。
セリルベンタインステアレート1マ)デカグリセリルへ
ブタステアレートV)デカグリセリルヘプタイソステア
レートマ1)デカグリセリルへブタオレート マii)デカグリセリルデ力インステアレートマ苗)デ
カグリセリルデカステアレートit)デカグリセリルデ
カオレート X)ジグリセリルモアオレート 重1)ジグリセリルジオレート xi)テトラグリセリルトリステアレートx笛)テトラ
グリセリルテトラステアレートllマ)テトラグリセリ
ルペンタオレートエマ)ヘキサグリセリルペンステアレ
ート!マi)へキサグリセリルペンタオレートエマii
)ヘキサグリセリルペンタステアレート?)ソルビタン
不飽和脂肪酸エステル i)1.5−ソルビタンモノオレート 1i)l、4−ソルビタンモノオレート畜)1.4−ソ
ルビタンモノステアレートIマ)!、4−ソルビタンモ
ノインステアレートv)1.4−ソルビタンセス隼オシ
ートマi) 1.4−ソルビタンセスキイソステアレー
トなお、この場合、これらの界面活性剤を2種以上用い
てもよい。
添加するこれらの界面活性剤は、金属全粒子に対して6
0 m 14%以下、特に25〜60fi量%程度であ
る。
0 m 14%以下、特に25〜60fi量%程度であ
る。
25 gLQ%未満では実効がなく、60fftffi
%・でこえると1反応後、冷却段階で金属微粒子の凝集
、沈降がおきてくる。
%・でこえると1反応後、冷却段階で金属微粒子の凝集
、沈降がおきてくる。
また、これらに加え、あるいはこれらにかえ、界面活性
剤として用いるリン脂質のレシチンは、大豆より得られ
たもので、天然のもの。
剤として用いるリン脂質のレシチンは、大豆より得られ
たもので、天然のもの。
あるいはこれを精製したもののいずれであってもよく、
下記式[■コで示される。
下記式[■コで示される。
[V[[] レジ升ン(ホスファ1ジルコリン)上記式
[VI[]において、R貫およびR2は。
[VI[]において、R貫およびR2は。
飽和または不飽和脂肪酸である。 すなわち。
パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸
、リルン酸等、炭素原子gts〜18のものである。
、リルン酸等、炭素原子gts〜18のものである。
なお、R1とR2は異なっていても、同じであってもよ
い。
い。
このような界面活性剤の添加がは、金属微粒子に対して
250重量%以下、特に60〜250!II量%程度で
ある。
250重量%以下、特に60〜250!II量%程度で
ある。
なお、レシチンは市販のものを用いればよl/1゜
これらは、特に低沸点溶媒とともに用いてイf効である
。
。
低揮発性溶媒、特にジカルボン酸ジエステル系媒体には
、界面活、性剤としてコバルト金属微粒子の場合は非イ
オン性界面活性剤あるいは油溶性の瞼イオン界面活性剤
の1種以−りが好ましい。
、界面活、性剤としてコバルト金属微粒子の場合は非イ
オン性界面活性剤あるいは油溶性の瞼イオン界面活性剤
の1種以−りが好ましい。
非イオン性界面活性剤としては、前記式[IV] で示
されるポリグリセリンの脂肪酸エステルが好ましい、
特にオレイン酸エステルが好適である。
されるポリグリセリンの脂肪酸エステルが好ましい、
特にオレイン酸エステルが好適である。
また、非イオン界面活性剤としては、下記式[■コで示
されるポリエチレンゲルコールのアルキルエーテルが好
適である。
されるポリエチレンゲルコールのアルキルエーテルが好
適である。
[Vl[]
R−0−(CH2CH20)n H
」二記式[vI]において、Rは不飽和アルキル基であ
る。 また、nは1〜3である。
る。 また、nは1〜3である。
これらは、nの異なる混合物として市販されているが、
下記のものが好ましい。
下記のものが好ましい。
i)ジオ午シエチレルイルエーテル
行)ノイゲンET69(ポリエチレングリコールオレイ
ルエーテル、第1工又製薬株式会社製、オレイルアルコ
ールに対してエチレングリコールが2.3モルpI己人
)畜)ノイゲンET89(同上、オレイルアルコールに
対してエチレングリコールが3.8モル混入) 油溶性陰イオン界面活性剤としてはスルホコハク酸エス
テルが好ましく、これは下記式%式% [] 上記式[■]において、Rは脂肪族飽和炭化水素基であ
り、炭素原子a8の2−エチルヘキシル基であることが
好ましい、 また、Yは。
ルエーテル、第1工又製薬株式会社製、オレイルアルコ
ールに対してエチレングリコールが2.3モルpI己人
)畜)ノイゲンET89(同上、オレイルアルコールに
対してエチレングリコールが3.8モル混入) 油溶性陰イオン界面活性剤としてはスルホコハク酸エス
テルが好ましく、これは下記式%式% [] 上記式[■]において、Rは脂肪族飽和炭化水素基であ
り、炭素原子a8の2−エチルヘキシル基であることが
好ましい、 また、Yは。
Na、に等のアルカリ金属または水素である。
添加するこれらの界面活性剤は金属微粒子に対し、5〜
20重景%重量である。
20重景%重量である。
5重湯%未満では実効がなく、20重量%をこえると、
ペースト状になり1分散しなくなる。
ペースト状になり1分散しなくなる。
また、鉄金属微粒子の場合は、前述のリン脂質であるレ
シチンを界面活性剤として用いればよい。
シチンを界面活性剤として用いればよい。
添加する界面活性剤は金属微粒子に対し、100ffi
量%以下、507100重景%程度重呈る。
量%以下、507100重景%程度重呈る。
50重量%未満では実効がなく、100重量%を越える
と、ペースト状で分散しない。
と、ペースト状で分散しない。
低揮発性溶媒である脂肪族飽和炭化水素系媒体には、界
面活性剤として前述の非イオン界面活性剤(ポリグリセ
リン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコールのアルキ
ルエーテル)あるいは油溶性の陰イオン界面活性剤であ
るスルホコハク酸エステルを用いればよい。
面活性剤として前述の非イオン界面活性剤(ポリグリセ
リン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコールのアルキ
ルエーテル)あるいは油溶性の陰イオン界面活性剤であ
るスルホコハク酸エステルを用いればよい。
添加する界面活性剤は、金属壁粒子に対し20重量%以
下、特に5〜20ii%程度である。
下、特に5〜20ii%程度である。
5重量%未満では実効がなく、20重羽%をこえると、
ペースト状になり分散しない。
ペースト状になり分散しない。
金属カルボニルとしては、コバルトの場合Co2 (
Co)B 、鉄の場合Fe(Co)5を用いればよい。
Co)B 、鉄の場合Fe(Co)5を用いればよい。
また、熱分解温度は、コバルトの場合140〜iso℃
、鉄の場合140〜180℃とし、熱分解時間は、コバ
ルトの場合2〜4時間程度とする。 温度および時間に
ついては、金属の濃度によって適宜変更すればよい。
、鉄の場合140〜180℃とし、熱分解時間は、コバ
ルトの場合2〜4時間程度とする。 温度および時間に
ついては、金属の濃度によって適宜変更すればよい。
なお、低揮発性溶媒を用いる場合には、一旦微粒子の低
沸点溶媒による分散組成物を作製し、これに極性溶媒な
いし不溶性溶媒を添加し、微粒子を凝集させ、これを界
面活性剤を含む低揮発性溶媒にて再分散してもよい。
沸点溶媒による分散組成物を作製し、これに極性溶媒な
いし不溶性溶媒を添加し、微粒子を凝集させ、これを界
面活性剤を含む低揮発性溶媒にて再分散してもよい。
このような磁性流体は、所定の容器に入れておく必要が
ある。 そして、容器内はアルゴン、窒素等の不活性ガ
スで11検することが好ましい。
ある。 そして、容器内はアルゴン、窒素等の不活性ガ
スで11検することが好ましい。
■ 発明の具体的作用効果
本発明の磁性流体は、飽和磁化の高いCoあるいはFe
の金属微粒子を用いており、かつ適当な界面活性剤を用
いて、目的に応じてそれぞれの奴体に金属微粒子を分散
させており、さらに酸化防止剤を含有させているため、
高い飽和磁化を有しており、かつ飽和磁化の減少を伴う
金属微粒子の酸化を抑制することができる。
の金属微粒子を用いており、かつ適当な界面活性剤を用
いて、目的に応じてそれぞれの奴体に金属微粒子を分散
させており、さらに酸化防止剤を含有させているため、
高い飽和磁化を有しており、かつ飽和磁化の減少を伴う
金属微粒子の酸化を抑制することができる。
■ 発明の具体的実施例
以下、本発明の具体的実施例を示し1本発明をさらに詳
細に説明する。
細に説明する。
〈実施例〉
デカグリセリルへイタオレート12gおよび酸化防止剤
DL−α−トコフェロール2gをケロシン媒30gに溶
解させた溶液を、冷却器、温度計、8!拌装置をつけた
三つロフラスコに入れた。 これに、オクタカルボニル
ジコバルトC02(Co)aを120g加えた。
DL−α−トコフェロール2gをケロシン媒30gに溶
解させた溶液を、冷却器、温度計、8!拌装置をつけた
三つロフラスコに入れた。 これに、オクタカルボニル
ジコバルトC02(Co)aを120g加えた。
この混合溶液を攪拌しながら、マントルヒーターで徐々
に加熱し、還流を行ないながらコバルトカルボニルの熱
分解を行った。
に加熱し、還流を行ないながらコバルトカルボニルの熱
分解を行った。
この際、冷却器上部から分解してできたCOが発生する
。 このCOの発生は。
。 このCOの発生は。
PdC見2溶液(アセトン:水=l:l)に通すことに
よって確認した。 すなわち、橙色のPdC12溶液は
Coの導入により黒色に変化するからである。
よって確認した。 すなわち、橙色のPdC12溶液は
Coの導入により黒色に変化するからである。
COの発生が終了してから、約30分間攪拌を続けた後
、冷却した。 これにより。
、冷却した。 これにより。
黒色の溶液ができた。 この黒色の溶液を6000rp
mの遠心下で1時間遠心分離を行った。 しかし、こ
の時、はとんど分離・沈降はなかった。
mの遠心下で1時間遠心分離を行った。 しかし、こ
の時、はとんど分離・沈降はなかった。
酸化防止剤、D、L−α−トコフェロールを表1に示す
濃度になるように加えて、磁性流体の飽和磁化の経時変
化を調べた。
濃度になるように加えて、磁性流体の飽和磁化の経時変
化を調べた。
なお、経時変化は、y4整時間(1=0)での飽和磁化
、MS(ini)に対する測定時間での飽和磁化1M
s (exp)の比を用いて表わす。
、MS(ini)に対する測定時間での飽和磁化1M
s (exp)の比を用いて表わす。
結果を表1t3よび第1図に示す。
表1より、D、L−α−トコフェロールをそれぞれ1.
2.2,3重量%加えると、加えない場合よりも、約1
ケ月後でも約10%の飽和磁化の減少を防止できること
がわかる。
2.2,3重量%加えると、加えない場合よりも、約1
ケ月後でも約10%の飽和磁化の減少を防止できること
がわかる。
以上より1本発明の効果は明らかである。
第1図は、酸化防止剤、D、L−α−トコフェロールの
添加濃度をそれぞれo、o、as。 1.2.2.3%にした時、媒体にケロシン、界面活性
剤にデカグリセリルへブタオレートを用いて作製したコ
バルト磁性流体の飽和磁化の経時変化を示すグラフであ
る。 出願人 ティーディーケイ株式会社 1)゛。 代理人 弁理士 石 井 陽 − FIG、1 t/日
添加濃度をそれぞれo、o、as。 1.2.2.3%にした時、媒体にケロシン、界面活性
剤にデカグリセリルへブタオレートを用いて作製したコ
バルト磁性流体の飽和磁化の経時変化を示すグラフであ
る。 出願人 ティーディーケイ株式会社 1)゛。 代理人 弁理士 石 井 陽 − FIG、1 t/日
Claims (2)
- (1)コバルトまたは鉄の金属微粒子と、界面活性剤と
、炭化水素系媒体を含む磁性流体において、さらに酸化
防止剤を含むことを特徴とする磁性流体。 - (2)酸化防止剤がトコフェロールである特許請求の範
囲第1項に記載の磁性流体。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19498584A JPS6173305A (ja) | 1984-09-18 | 1984-09-18 | 磁性流体 |
US06/760,469 US4608186A (en) | 1984-07-30 | 1985-07-30 | Magnetic fluid |
US06/775,357 US4624797A (en) | 1984-09-17 | 1985-09-12 | Magnetic fluid and process for preparing the same |
US06/775,356 US4626370A (en) | 1984-09-17 | 1985-09-12 | Magnetic fluid |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19498584A JPS6173305A (ja) | 1984-09-18 | 1984-09-18 | 磁性流体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6173305A true JPS6173305A (ja) | 1986-04-15 |
Family
ID=16333619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19498584A Pending JPS6173305A (ja) | 1984-07-30 | 1984-09-18 | 磁性流体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6173305A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5253210A (en) * | 1990-04-04 | 1993-10-12 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Paritioned bit line structure of EEPROM and method of reading data therefrom |
JP2001507388A (ja) * | 1996-12-27 | 2001-06-05 | エルヴェーエー−デーエーアー アクチエンゲゼルシャフト フィュール ミネラルオエル ウント ヒェミー | 液体組成物および磁気流動学的液体としてのその使用 |
JP2005040944A (ja) * | 1993-06-04 | 2005-02-17 | Byelocorp Scientific Inc | 磁気粘性研磨装置及び方法 |
JP2012061228A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Toshiba Corp | 洗濯機 |
-
1984
- 1984-09-18 JP JP19498584A patent/JPS6173305A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5253210A (en) * | 1990-04-04 | 1993-10-12 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Paritioned bit line structure of EEPROM and method of reading data therefrom |
JP2005040944A (ja) * | 1993-06-04 | 2005-02-17 | Byelocorp Scientific Inc | 磁気粘性研磨装置及び方法 |
JP4741212B2 (ja) * | 1993-06-04 | 2011-08-03 | キューイーディー・テクノロジーズ・インターナショナル・インコーポレーテッド | 磁気粘性研磨装置及び方法 |
JP2001507388A (ja) * | 1996-12-27 | 2001-06-05 | エルヴェーエー−デーエーアー アクチエンゲゼルシャフト フィュール ミネラルオエル ウント ヒェミー | 液体組成物および磁気流動学的液体としてのその使用 |
JP2012061228A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Toshiba Corp | 洗濯機 |
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