JPS617227A - 新規なカミグレノール誘導体 - Google Patents

新規なカミグレノール誘導体

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JPS617227A
JPS617227A JP12645084A JP12645084A JPS617227A JP S617227 A JPS617227 A JP S617227A JP 12645084 A JP12645084 A JP 12645084A JP 12645084 A JP12645084 A JP 12645084A JP S617227 A JPS617227 A JP S617227A
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JP
Japan
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formula
group
carbon atoms
general formula
novel
Prior art date
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Pending
Application number
JP12645084A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Hikino
曳野 宏
Kunio Hosaka
穂坂 邦男
Yoshimitsu Ogawa
義光 小川
Yukinobu Iketani
幸信 池谷
Kiyoshi Kubota
久保田 潔
Heihachiro Taguchi
平八郎 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsumura and Co
Original Assignee
Tsumura Juntendo Inc
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Publication date
Application filed by Tsumura Juntendo Inc filed Critical Tsumura Juntendo Inc
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規なカミブレノール(2,2−ジメチル−
/j−メチレンスピロ(: S、 S )ウンデカ−2
−エン−3−メタノール)誘導体、その製造方法、及び
該誘導体を有効成分とする肝障害改善剤に関するもので
ある。
和漢薬ゴミシ(五味子)は、マツブザ利(Schiza
ndraceae )のチョウセンゴミシ(schiz
andrachinensis Bajllon )の
乾燥果実であり、古来より強壮、強精、鎮咳などの目的
で漢方処方に配合されている。木発明者等は、このゴミ
シ中に含まれるリグナン類が肝障害改善作用を有するこ
とを見い出し発表した〔薬学雑誌、ム02.p、379
c  ) 2 g 。2  ) 〕 。
本発明者等は、その後、ゴミシ精油中の主成分であり、
リグナン類とは全(構造の異なるカミブレナール(71
2−ジメチル−//−メチレンスピロ〔j+5〕ウンデ
カ−Ω−エンー3−カルバルデヒド)、及びこれを原料
として合成されたカミブレノールにもリグナン類と同様
の肝障害改善作用があることを見い出し、さらにこのカ
ミブレノールのヒドロキシメチル基を化学的に変換する
ことにより、カミブレノール関係の文献にも発表された
ことのない新規な肝障害改善作用を有する化合物でk〕
ろカミブレノール誘導体を製造することに成功し、本発
明を完成した。
本発明の化合物は、一般式(1) 0式中、Rは炭素数β〜Z個のアシル基、炭素数7〜3
個のアルキル基、または3−カルボキシプロピオニル基
を示す) で表される新規なカミブレノール誘導体である。
一般式(1)におけろ炭素数−〜9個のアシル基の具体
例としてはアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基が
挙げられ、炭素数7〜3個のアルキル基ノ具体例として
はメチル基、エチル基、プロピル基が挙げられる。
一般式(1)で表されろカミブレノール誘導体〔以下、
一般式(1〕の化合物という〕は、下記式(2)f表さ
れるカミブレノールと、一般式(3)R’ X    
   (3) (式中、R′は炭素数2〜7個のアシル基を示し、Xは
ハロゲン原子を示す) で表されるアシルハライド!トリエチルアミン、ピリジ
ン、ジメチルアニリン、テトラメチル尿素よりなる群か
ら選ばれる塩基の存在下で反応させるか、または一般式
(4) %式%(4) (式中、R“は炭素数)〜3個のアルキル基を示し、X
はハロゲン原子を示す) で表されるアルキルノ1ライドをリチウムヒドリド、ナ
トリウムヒドリド、カリウムヒドリド、n−ブチルリチ
ウムよりなる群から選ばれる塩基の存在下で反応させる
か、あるいは式(5) で表されろ無水コハク酸を酸の存在下で反応させること
により製造することができる。
上記の一般式(1)の化合物の製造法において、原料と
して用いる式(2)で表されるカミブレノールは、例え
ば次の方法により得ることができる。
ビヤクシン属のスクアマタ(Juniperus sq
uamataLamb、 1に含まれているWiddr
ingtonia acid工Iを、アセトン、ヘキサ
ン等の有機溶剤で抽出し、これにメタノール中でジアゾ
メタンを作用させてメチル2,2−ジメチル−ノー−メ
チレンスピロ〔!+j〕ウンデカーλ−エンー3−カル
ボギシレイト(メチルエステル)を得、このメチルエス
テルなLAH(リチウムアルミニウムヒドリド)を用い
て還元することにより得られる[ Y、 H,Ku。
and Y、 T、Lin、 J、C!hinese 
Ohem、 Soc、、 27 。
p、Is(i9go)〕。
また、ゴミシな石油エーテル等の有機溶剤で抽出し、抽
出液をシリカゲルクロマトグラフィー、高速液体クロマ
トグラフィー等に付すことにより得られた7、2−ジメ
チル−/l−メチレンスピロ〔S、 S )ウンデカー
ス−エン−3−カルバルデヒド(カミブレナール〕[Y
、0hta and Y、 Hirose+Tetra
hedron Letters N□、 2 D 、 
p、 、241 g 3 (/9Ag)〕’!rLAH
(リチウムアルミニウムヒドリド)を用いて還元する方
法でも得ろことができる。
このカミブレノールの製造の具体例を示すと、次の如く
である。
具体例 ゴミシの粉末ダ、乙2印に、2グpの石油エーテルを加
え、3gUでg時間加熱還流し、その抽出液を1過した
。抽出残渣に同様の操作を2回施し、得られた抽出液を
合わせて乾固し、エキスsibノを得た。このエキスを
シリカゲルj lrPを用いたカラムクロマトグラフィ
ーに付し、n−ヘキサン−酢酸エチル(タグ:6)で展
開し、soomlずつ溶出させてフラクションを得た。
次に各フラクションの一部を薄層クロマトグラフィーで
展開(展IJ m 媒n−ヘキサン:酢酸エチル−/7
:3)し、アニスアルデヒド、モリブデン酸、硫酸試液
を噴霧して加熱した場合、Rf値約0.25にスポット
が認められたフラクションを合併し、溶媒を留去してか
ら更に高速液体クロマトグラフィー〔機揮:ウォーター
ズprep Lc7’システムso。
A、カラム: prep PAK −500/ O,B
 (ウォーターズ社製)、溶媒:メタノール:水=g:
3、流速: D 、 / ! 7/min、保持時間:
2グ分〕で精製することにより微黄色油状の性状を呈す
る物質乙、9/i!−(収率0./、3−%)を得た。
この物質の理化学的性質は文献に記されているカミブレ
ナールのデータと一致した。
次に、ジメチルエーテルク0蛯とリチウムアルミニウム
ヒドリド ール/j9−をジメチルエーテル10meに溶解した溶
液をD Cf 3分間かけて滴下した。この後20分間
oCで攪拌した後、OCで10mtVの水を注意深(滴
下し、反応を終了させた。この反応混合物を酢酸エチル
で抽出し、酢酸エチル層を水洗乾燥し、溶剤を留去する
と、無色の油状物を得た。これを加圧下(約0 、 3
Kf/cyj )シリカゲルカラムクロマトグラフィー
に付し、n−ヘキザン:酢酸エチル−7:ノの混合浴剤
で3oom/V流出後、go。
mA分取し、溶媒を留去し、カミブレノール960m9
 (収率9t−3%)を得た。この物質の理化学的性質
は文献記載のカミブレノールのデータト一致した。
式(2)で表されろカミブレノールと、一般式(3)で
表されるアシルハライドとの反応は、好ましくは芳香族
炭化水素類溶剤、エーテル類溶剤、ハロゲン化炭索類浴
剤等の溶剤中で、トリエチルアミン、ピリジン、ジメチ
ルアニリン、テトラメチル尿素よりなる群から選ばれる
塩基の存在下、OCから使用する浴剤の還流温度までの
温度範囲内の条件下で15分〜.20時間行われろ。こ
の反応に用いられる芳香族炭化水素類溶剤の具体例とし
てハ、ヘンゼン、トルエン、キシレン等が挙げられ、エ
ーテル類浴剤の具体例としては、ジエチルエルチル、テ
トラヒドロフラン等が挙げられ、ハロゲン化炭索類溶剤
の具体例としては、ジクロロメタン、クロロホルム等が
挙げられ、これらの溶剤は無水であることが望ましい。
また上記の塩基は反応の除虫ずる酸をトラップするため
のも力である。
式(2)で表されるカミブレノールと、一般式(4)で
表されろアルキルハライドとの反応は、テトラヒドロフ
ラン、ジエチルエーテル、ジメトギシエタン、ジメチル
ホルムアミド等の溶剤中テ、リチウムヒドリド、ナトリ
ウムヒドリド、カリウムヒドリド、n−ブチルリチウム
よりなる群から選ばれる塩基の存在下、OCから使用す
る溶剤の還流温度までの温度範囲内の条件下で7−、2
り時間桁われる。使用する溶剤は無水であることが望ま
しい。上記の塩基は金属アルコキシドを生成するために
用いられろものである。
式(2)で表されろカミブレノールと、式(5)で表さ
れる無水コハク酸との反応は、エーテル類浴剤、ハロゲ
ン化炭索類溶剤等の浴剤中、酸の存在下で、OCから使
用する溶剤の還流温度まfの温度範囲内の条件下′7″
i6分〜!時間行われる。この反応に用いられろエーテ
ル類浴剤の具体例としてはジエチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン等が挙げられ、ハロゲン化炭索類溶剤の具体
例としてはジクロロメタン、クロロホルム等が挙げられ
、これらの浴剤は無水であることが望ましい。また、酸
の具体例としては鉱酸、ルイス酸、有機酸等が挙げられ
るが特にパラトルエンスルホン酸が好適であろ0 以上の反応の終了後、反応混合物をそのままカラムクロ
マトグラフィー、分離薄層クロマトグラフィーに付すか
、もしくは反応副生成物または未反応物を除去したり、
溶媒を留去する操作を施すか、またはさらに必要に応じ
てカラムクロマトグラフィー、分離薄層クロマトグラフ
ィーに付すことにより一般式(1)の化合物を得ろ。
次に本発明の化合物である一般式(1)力化合物が肝障
害改善作用を有し、医薬品として有用性のあることにつ
いて、実験例を示して説明する。
一般式(1)の化合物の肝障害改善作用を調べるにあた
り、本発明者らは、ヒキノらの方法を用いた〔日本生薬
学会第29回年金C札幌〕,講演要旨集,p..22(
19g2)’J。
実験例 四塩化炭素肝細胞障害に対する作用(1〕培地
 イーグル( Eagle )最小必須培地〔ディフコ
社製,以下MBMと称する〕?.クツ、L−グルタミン
0.、29.2f.炭酸水素ナトリウム/−7i!,ペ
ニシリンGカリウムIgm9、硫酸ストレプトマイシン
!Omgを7リツトル(75 fFf H 水に溶解し
、インシュリンな10  M,デキサメサゾンを10 
 Mの濃度に混合して1過滅菌した。
これに非動化( s A c 、 j o分間放置〕し
たコウシ血清( Calf serum )を10%の
濃度に混合することにより調製した〔この培地を/Q%
CS−MEM液と称する〕0 (2)肝細胞の調製 ラットをエーテル麻酔後開腹し、
カニユーレを門脈に挿入し、5%炭酸ガスと9s%酸素
ガスの混合ガスを通気させながら32Cに保温した1%
ウシ血清アルブミンフラクションv〔シグマ社製〕及び
o、1mMのエチレングリコール−ビス(β−アミノエ
チルエーテル)N、 N、 NJ、 Nl−テトラアセ
ティツクアシドを含む無カルシウムハンクス液〔文献:
 J、HoHanksand RlB、Wallace
 、 Proc、Soc、Bxp、Biol。
Med、+ 7)、p、/96(/ 9’19 )) 
〔30m11分〕を流し、肝臓下の工大静脈を切断し十
分に脱血した。切断した工大静脈は結さっし、あらかじ
め右心房から横隔膜上部の工大静脈に挿入したカニユー
レから潅流液を流出させ、更に潅流液を37cに加温し
たコラゲナーゼsomg、塩化カルシウム47mMを含
む無カルシウムハンクスWC30mll1分〕に換え、
70〜13分間循環させた。その後、肝臓を無カルシウ
ムハンクス液の入ったシャーレに移し、λ木のピンセッ
トを使って肝細胞を分散させた。細胞分散液を3重のガ
ーゼで1過し、グCで遠心分離[SOG、/分間〕した
。その後上清を除き無カルシウムハンクス液を加え遠心
分離を3〜グ回繰り返し上清が透明になったところでI
O%C!S−MEM液に細胞を懸濁させた。トリバンプ
ルー法〔細胞のトリバンプルー代謝能を指標とし、トリ
バンプルーにより染色されない生存細胞数C死細胞は染
色される〕を血球計算器を計数し生存率を算出する。〕
による細胞の平均生存率はgs%、細胞数はΩ〜グ×7
08細胞7.2001!一体重であった。
(3)培養 細胞懸濁液は70%O8−MEM液で3 
X / 05細胞/ ml、に希釈し、35mmシャー
レに1m13ツつまき、j%炭炭酸ガスインキュベクタ
ー中3乙j′Cで培養した。
(4)生物検定 四塩化炭素[10mM、最終濃度〕を
エタノール〔1%、最終濃度〕に溶解させ、培地に混合
し、四塩化炭素培地とした後、もi主被検薬剤なジメチ
ルスルホキシド[:dimethylsulfoxid
e第1表に示す結果から、本発明の化合物である下記実
施例1.2.3.4、及び5で得られた化合物が、それ
ぞれ血清中の四塩化炭素によろG、PT値の上昇を抑え
てい4)ことより、肝障害改善作用を有することが確認
された。
また本発明の化合物である下記実施例1.2.3.4、
及び5で得られた化合物の急性毒性試験として、そ」t
それをマウスに経口投与で、2.000m9/ My、
静脈内投与↑λ30 mg / Ky投与しても死亡例
がみられないことより、本発明の化合物の安全性は極め
て高いことが確認された。
本発明の化合物の有効投与量は、肝障害改善作用につい
ての実験データ及び急性毒性試験の結果から考えて、患
者の年令、体重、疾患の程度に」こつて異なるが、通常
経口投与で・は成人に対して7日約30mタ〜、:io
omgであり、1回または数回に分けて投与することが
できる。非経口投与では、iom9〜30m9を製造法
の常法に従って注射剤とし、皮下注射、静脈注射、また
は筋肉内注射することができる。経口投与形態としては
、本発明の化合物をそのまま肝障害改善剤として使用す
ることができるが、これに通常の製剤に用いられろ賦形
剤、補助剤等を加えて製剤製造の常法に従って散剤、顆
粒剤、錠;イ11、カプセル剤等の製剤にして用いるこ
とがfきろ。
次に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発
明はこれにより何ら制限さり、ろものではない。
実施例 1 −1−記具体例?得られたカミグレノール:l、!Om
9トトリエチルアミン/ meを無水ジエチルエーテル
3 me VC’f4解し、水冷下で攪拌しながらアセ
チルクロリドo、sm1.を滴下した。滴下後、Ω時間
加熱還流し、放冷し、これに水を加え、ジエチルエーテ
ルで抽出した○このエーテル抽出液を水洗し、水層を除
去した後乾燥し、溶剤を留去して下記の式(6)で表さ
り、ろ2,2−ジメチル−17−メチレンスピロ〔s−
s )ウンデカ−λ−エンー3−メチルアセテート、2
1.omgを定量的に得た。
〜 19− 上記化合物(6)の理化学的性質は次の通りであろ0 旋光度:〔α〕25 =  、グ、7 (c、 D−g
9.0HC131赤外吸収スペクトル(T賀〕: CHCL3−1 ν    側  :  i7.2s、  /Ωd1aX プロトン核磁気共鳴スペクトル(’H−NMR):δp
pm (CDCI、’):00g3(3H,S)、0.
g7(3H、S ) 、D−93〜、2.331(/、
2H,m)、2,0.2(3H,B)。
り、30(lH,bS)、グ、32( ,2H,d)、グ、2g()T(、bs)。
5−ss()H,bs) 質量スペクトル(MS)ニ m/z (fo):、26.2(M  、  A)、、
20.2(60’)。
1g7(7g )、9/(94)、グ3(10o)実施
例 2 上記具体例で得ら」14たカミブレノールioomq、
トリエチルアミングl乙mg及びジクロロメタンΩml
の混合物中に、室温で攪拌しながらn−酪酸クロリド゛
乙g m9とジクロロメタン、2 m14を刀日えた。
ljf分後、反応混合物乞冷却した飽和重曹水中に注入
し、更にこの混合物を酢酸エチルで抽出し、水洗、乾燥
後、浴剤を留去して油状粕成物を得た。これを分離薄層
クロマトグラフィーに付し、酢酸エチル:n−へキサン
−lニアの展開溶媒で展開し、展開後、紫外線照射によ
り識別されるメインバンドを薄層プレートより剥離し、
酢酸エチルで抽出することにより分離精製し、下記の式
(7〕で表される21クージメチル−//−メチレンス
ピロ〔j、s ) ウンデカ−ノーエン−3−メチルブ
チレー 1− / 、27 、乙mg (収率97,7
%lを得た。
上記化合物(7)の理化学的性質は次の通りである0 旋光度:〔α漕=−グア、乙(Q、D、gグ、CHCl
3〕赤外線吸収スペクトル(IR): 0H”Crn” :1713./A、2!;、l’lj
O。
ν aX ノーgo、  g93 プロトン核磁気共鳴スペクトル(H−NMR):δPP
m (C!DC!13’):o、13(3H,B )、
o、gg(3H,s)、0.90(3H,t。
J=9H7)、1.20〜2,60 (/41H,m)、’1+3り(2H2S)、F、に、
2(/H,d、J=3Hz)。
グ 83(/H+bS)+j 、乙0〔/H,1)s) 質量スペクトル(MS): m/z(’j5):、190(M  、27)、2aO
(¥;2)。
、IO,2(100)、1g7(99)実施例 3 ナトリウムヒドリド101:mL;/と無水テトラヒド
ロフランスmLの混合物に、上記具体例で得られたカミ
ブレノールioomgと無水テトラヒドロフラフ/、、
fIBl(11混合物を加えた後、ヨウ化メチルo、5
m13’fg)加えて室温′″r″2時間攪拌した。反
応終了後、反応混合物を酢酸エチルで希釈し、水洗した
後、水層を除去し、酢酸エチル層を乾燥し、溶剤暑留去
して粗生成物を得た。これを分離薄層、クロマトグラフ
ィーに付し、酢酸エチル:n−ヘキサン−lニアの展開
溶媒で展開し、展開後、紫外線照射により識別されるメ
インバンドを薄層プレートより剥離し、酢酸エチルで抽
出することにより分離精製し、下記の式(8)で表され
る7、2−ジメチル−1/−メチレンスピロ〔j、j〕
ウンデカース−エン−3−メトキシメチル93 m9 
(収率gg%)を得た。
上記化合物(8)の理化学的性質は次の通りであるO 旋光度: 〔a〕”、、’=−3g、o(c、 i、o
、  ana13)赤外線吸収スペクトル(IR): プロトン核磁気共鳴スペクトル(H−NMR):δpp
m (CDCl2):01g3(3H,s)、0.gg
(3H,s)+7.−〇〜コ、グO( / 2H,m) 、 3 、Oj C3H、8) +3
.7+1.(2H,bs)、y、so(/H,d、J=
3H7)、<1.g7 (/H,b9)、jjO(/H,l)9’)質量スペク
トル(MB): m / z (%):13’、l(M、90)、、、2
ノ9(30)。
−〇2(グ0)、1g9(100) 実施例 4 ナトリウムヒドリド/ Og m9と無水テトラヒドロ
フラン2 m13の混合物に、」−記具体例で得られた
カミブレノール700mgと無水テトラヒドロフランj
、!mllの混合物を加えた後、n−ヨウ化プロピルg
 2 g m9を加えて、2り時間加熱還流した。反応
終了後、反応混合物を酢酸エチルで希釈し、水洗した後
、水層を除去し、酢酸エチル層を乾燥し、溶剤を留去し
て粗生成物を得た。これを分離薄層クロマトグラフィー
に付し、酢酸エチル:n−ヘキサン−lニアの展開溶媒
で展開し、展開後、紫外線照射により識別されるメイン
バンドを薄層プレートより剥離し、酢酸エチルで抽出す
ることにより分離精製し、下記θ)式(9)で表される
7、2−ジメチル−1/−メチレンスピロ〔S、S ]
]ウンデカココ−エン−3−ノルマルプロポキンメチル
615m9を得た。
上記化合物(9)の理化学的性質は次の通りであろ0 旋光度:〔α]25−、25 、0 (C,0−グ、 
 0HC13”1赤外線吸収スペクトル(工R): OHC!1・−一゛:/乙23.l灯Q、10g3.g
灯ν aX プロトン核磁気共鳴スペクトル(’H−NMR):δ1
)pm C0D(A3):o−δ3(3■(、B)、o
、gg(3H,B)、0.9.2(3H,t。
J=9Hz )、/ 、DO〜:l+¥0(ノブH,r
H)、3..23(,2H。
t 、J=9Hz)、3.77(:AH。
1)31.グ+j/V()H、a:  J=j’H7’
) 。
11、δ7(/H,bs)、 、f−bO(/H,bB
)質量スペクトル(Ms): m、/z(%1:、2A、2(M  、  q3)、、
2o、2(乙3)。
1gp(y3)、91(ion) 実施例 5 上記具体例で得られたカミブレノール7 / m9と無
水コハクff13g、7m9、及びジクロロメタンノm
βの混合物を触媒量のパラトルエンスルホン酸存在下、
13分間加熱還流した。反応終了後、反応混合物を酢酸
エチルで希釈し、水洗1−だ後、水層を除去し、酢酸エ
チル層を乾燥し、浴剤を留去して粗生成物を得た0これ
を分離薄層クロマトグラフィーに付し、酢酸エチル:n
−ヘキサン=l:3の展開俗媒で展開し、展開後、紫外
線照射により識別されるメインバンドを薄層プレートよ
り剥離し、酢酸エチルで抽出することにより分離精製し
、下記の式(10)で表される7、7・−ジメチル−/
/−メチレンスピロ(s、 !−) ウンデカ−λ−エ
ンー3−メトキシカルボニルプロピオニックアシド乙7
+6mgを得た。
CH。
上記化合物(10)の理化学的性質(ま次のj重りでろ
O 旋光度:〔α〕t−−17!コ、 3 (c、 0.!
、2. ClCl、)赤外線吸収スペクトル(工IR)
: 0HO1s 、、、、 ’ : 3s o o−,2t
、t (70、/ 7 / 3 、 / A:13 r
ν aX //70.δ93 プロトン核磁気共鳴スペクトル(H−NM1’l:δp
pm(CDCI、、)  :O−gEc3H,S)、0
.δ7(3H,s)、/−00−,2,,20(72H
+m)、2+乙、+(KH,s)。
グ、 3g (3H、bs’)、グ1g0(” + b
 s ) + 5.6.2 (/H、bs)。
9.70(/1−(、bs) = 29 = 質量スペクトルrM5): rn/z(%):3..2orM+ 、  1g )、
3osr /、2 )。
、2.20(グ6)lフ0.2 (100) 、 1δ
7実施例 6 実施例1で得られた化合物C6) / 0ノを乳糖g9
?及びステアリン酸マグネシウム151と混合し、この
混合物を単発式打錠機にて打錠して直径、20■、重量
約、23ノのスラッグ錠をつ(す、これをオシレーター
にて粉砕し、選別して、、2D −3’ 0メツシユの
顆粒剤を得た。この顆粒剤を1日0.!〜スを服用する
実施例 7 実施例2で得られた化合物C7)sojPをバレイショ
デンブン、!90!と混合し、水を加えて練合し、/ 
mm X / mmの網目を有するスクリーンで造粒し
顆粒錠とした後乾燥させ、NQ、/ Aメッシュノふる
いで整粒した。これにステアリン酸マグネシウム70ノ
を混合し、打錠機にて打錠して1錠3fDmgの錠剤を
製造した。木錠剤1錠中には実施例2で得られた化合物
〔7)が50mg含まれており、症状に合せて7日/−
p錠服用する。
実施例 8 実施例3で得られた化合物(8)!Ofに、乳糖/90
i!−及びステアリン酸マグネシウムIQ!iI−を混
合し2 j 0Ivずつ硬カプセルに充填した。本カプ
セル剤lカプセル中には実施例3で得られた化合物(8
)がsom9含まれており、症状に合せて7日/−gカ
プセル服用する。
実施例 9 実施例4で得られた化合物(9)j’oノを結晶セルロ
ース/70i!−及びステアリン酸マグネシウムJ−i
!−と混合し、この混合物を単発式打錠機にて打錠して
直径7mm、226m9の錠剤を製造した。
本錠剤7錠中には実施例4で得られた化合物(9)がs
om9含まれており、症状に合せて1日/ −p錠服用
する。
実施例 10 実施例5で得られた化合物(10)J−iPを注射剤製
造の常法に従ってADCに加温した注射用蒸留水l!に
浴解し、塩化ナトリウムにて等帰化した後、アンプルに
封入した。本注射剤/ m13は、実施例5″′r−得
られた化合物(10)を、frn9含有する。本注射剤
は症状に合せて1日コ〜ioml’x皮下注射、静脈注
射または筋肉内注射する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕一般式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (式中、Rは炭素数2〜4個のアシル基、炭素数1〜3
    個のアルキル基、または3−カルボキシプロピオニル基
    を示す) で表される新規なカミグレノール誘導体。 〔2〕下記式(2) ▲数式、化学式、表等があります▼(2) で表されるカミグレノールと、一般式(3)R′X(3
    ) (式中、R′は炭素数2〜4個のアシル基を示し、Xは
    ハロゲン原子を示す) で表されるアシルハライドをトリエチルアミン、ピリジ
    ン、ジメチルアニリン、テトラメチル尿素よりなる群か
    ら選ばれる塩基の存在下で反応させるか、または一般式
    (4) R″X(4) (式中、R″は炭素数1〜3個のアルキル基を示し、X
    はハロゲン原子を示す) で表されるアルキルハライドをリチウムヒドリド、ナト
    リウムヒドリド、カリウムヒドリド、n−ブチルリチウ
    ムよりなる群から選ばれる塩基の存在下で反応させるか
    、あるいは式(5) ▲数式、化学式、表等があります▼(5) で表される無水コハク酸を酸の存在下で反応させること
    を特徴とする一般式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (式中、Rは炭素数2〜4個のアシル基、炭素数1〜3
    個のアルキル基、または3−カルボキシプロピオニル基
    を示す) で表される新規なカミグレノール誘導体の製造方法。 〔3〕一般式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (式中、Rは炭素数2〜4個のアシル基、炭素数1〜3
    個のアルキル基、または3−カルボキシプロピオニル基
    を示す) で表される新規なカミグレノール誘導体を有効成分とす
    る肝障害改善剤。
JP12645084A 1984-06-21 1984-06-21 新規なカミグレノール誘導体 Pending JPS617227A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06145552A (ja) * 1991-12-30 1994-05-24 Rhone Poulenc Chim 新規な二酸化チタン粒子並びに紙及び積層紙製品用の不透明顔料としてのそれらの使用

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JPH06145552A (ja) * 1991-12-30 1994-05-24 Rhone Poulenc Chim 新規な二酸化チタン粒子並びに紙及び積層紙製品用の不透明顔料としてのそれらの使用

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