JPS6171841A - フル−ト状セラミツクス担持触媒の製造法 - Google Patents

フル−ト状セラミツクス担持触媒の製造法

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JPS6171841A
JPS6171841A JP59102327A JP10232784A JPS6171841A JP S6171841 A JPS6171841 A JP S6171841A JP 59102327 A JP59102327 A JP 59102327A JP 10232784 A JP10232784 A JP 10232784A JP S6171841 A JPS6171841 A JP S6171841A
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JP
Japan
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paper
catalyst
molded body
flute
adhesive
Prior art date
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Pending
Application number
JP59102327A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimi Kuma
隈 利実
Hiroshi Okano
浩志 岡野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seibu Giken Co Ltd
Original Assignee
Seibu Giken Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は触媒担体として単位容積当シの表面積が極めて
広く旦つ開孔率が大きbフルート状セラミックスを使用
したフルート状セラミックス担持触媒の製造法に関する
ものである。
流体の化学反応に使用する固体触媒はその有効表面積を
増大するために化学的に不活性で表面積の大きい多孔質
の物体を担体としこれに触媒を脂質 持させて使用することが多く、特にセラミック雫のハニ
カム塁触媒担体は化学的に不活性で有効表面積が広いた
め該ハニカム型触媒担体またはこれを用いた担持触媒の
製造法が種々提案されているが、たとえば触媒およびセ
ラミックス粉末の水懸濁液即ち泥漿に紙、布の如きシー
ト状の有機質担体を浸漬し乾燥して所要のハニカム型に
積層成形し加熱焼結する方法においては浸漬に際しシー
ト中の有機質のために触媒およびセラミックスの水懸濁
液が充分シート中の小空隙にまで浸透し得す、浸漬後乾
燥してセラミックスを焼結するに際し焼結温度以下の比
較的低い温度で担体の有機質が焼失するとき種々なガス
を発生し、担体に付着している触媒あるいは未焼結のセ
ラミックスが粉末状または微粒状のまま剥落しかつ収縮
が12〜20チと極めて大きいため所望の形状に焼結で
きず、またセラミックス泥漿をハニカム型に押出成形ま
たはモールド成形して焼結する方法においては高価な押
出ダイスまたはモールドを要し、徨々な断面形状を有す
る製品を廉価に提供することができず、更に開孔率が小
さく従って有効表面積も小さいものしか得られず、また
成形品を1000〜13oO℃程度に加熱し焼結する場
合に12〜20チ程度収縮するため所望の形状に焼結で
きない欠陥があった。
本発明は上記の如きフルート状セラミックス担持触媒を
簡易確実に製造する方法を提供するもので、セラミック
ス繊維にバインダーおよび触媒粒子を混入し抄造してな
る紙にょシ片波成形体を製造しこれを積層接着して所要
のフルート状に成形し、無機質補強剤および触媒粒子を
分散体の形にしてこれに含浸し乾燥後焼成して成形体中
の有機成分をガス化除去することにょハ無機質補強剤で
フルート状セラミックスの保形性、機械的強度を保持し
、多量の触媒を担持し広範囲の温度において使用に耐え
得るセラミックス担持触媒を得られるものである。
以下実施例をスミについて説明すれば第1図は本発明の
第二工程である成形工程に使用する装置の一例を示し、
図中1.2は所望の歯型を有する一対の成形ローラで互
i’cI1合い、一方の成形ローラ2は圧着ローラ3と
相接し、両者の面速はほぼ同一とする。4.5は接着剤
塗布装置で接着剤容器4a、5a、塗布ローラ4b、5
bよりなシ、接着剤容器4a、5aにはシリカ4s%、
ポリ酢酸ビニール16%を含み好ましくは触媒成分とし
てのアナタース型酸化チタンおよび焼結促進剤としての
濃化カルシウムを適宜量含有する水性ゾル凰接着剤6.
6を入れ塗布ローラ4b、51)の一部を浸漬する。尚
塗布ローラ4m)、51)は駆動しま九は成形ローラに
従動せしめる。
g4一工程は抄造工程で、大きさ1〜5F、長さ2〜1
0日のセラミックス繊維、維40〜80 %、アスベス
ト、セピオライト等の天然無機繊維5・〜1cI、バイ
ンダーユ0t16よシなる基礎紙料に触媒成分としてア
ナタース型酸化チタン30係を加え常法によシ0.15
〜0.4g厚に抄紙する。
第二工程は成形工程で第一工程により抄紙した紙フ、8
を第1図に示す如くロール状に捲いて用意し、一方の紙
フは成形ローラ1,2の噛合せ部に導いて波形紙フaと
なし、つづいて成形ローラ2と塗布ローラ4bとの接触
部に導き接着剤6を波形紙フaの反頂部に道布後、他方
の紙8とともに成形ローラ2と圧着ローラ3との間に通
して両者を接着し左置成形体9を得、つづいて接着剤重
布装置5によシ片波成形体9の波形紙7aの波頂部に′
+&着剤6を塗布して円筒状に捲取シフルート状成形体
を得る。
あるいは第2図に示す如く接着剤容器10a1塗布ロー
ラ10b1押えローラlocよシな)接着剤容器xoa
K接着剤6を入れ塗布ローラ10bの一部を接着剤6に
浸漬した接着剤塗布装置10を用意し、前記の片波成形
体9を適宜長さに切断して該接着剤塗布装置10の塗布
ローラユObと圧着ローラlocとの間に通して片波成
形体積層体を得る。
酸素含tを通常の空気の工/3〜115に減じた雰囲気
中で上記成形体を約400〜550 ”Cで徐 至らない程度で節々に分解気化して逸散する。ここでア
ナメース型酸化チタン触媒粉末およびシリカまたはアル
ミナあるい憔シリカ・アルミナ混合物その他セラミック
ス微粒子等無機質補強剤の微粒子を懸濁しこれに酸化カ
ルシウム、炭酸ソーダ等の焼結促進剤を1〜5チおよび
融剤としてほう酸を若干量添加した水性ゾルに上記成形
体を浸漬ス几 し乾燥後フoO〜1000°Cにて数時間締成してセラ
ミック質のみよシなるフルート状触媒担体に担持した触
媒が得られる。加熱工程前の成形体に上記の触媒粒子を
含有する無機質水性ゾルを含浸し固形分を成形体に対し
10〜50%付着させる工程を加えてもよい、また焼成
後頁に触媒の分散体または触媒と無機質補強剤との分散
体に浸漬し固形分を含浸付着させてもよい。
焼成徒弟3図、第4図に示す如く小透孔のあられれてい
ない担持触媒外面にセラミックス系接着剤によシ0.3
〜3 H1ll程度の厚さのセラミックス板12を接着
しまたはコーティングセメントアルいはコージェライト
、ペタライト等のセラミックスO泥漿を塗って焼結して
補強してもよい。
休 従来の製法により調造した触媒指対に触媒を担持したも
のと本発明によシ得られたフルート状セラミックス担持
融媒とを比較すれば次表および第5図の通)である。
第5図は本発明によ)フルート状に成形後ソリカ拳アル
ミナ・アナタース型酸化チタンの水懸濁液を宮浸し焼成
し更にアナタース型酸化チタンの水懸濁液を含浸した担
持触媒ムと従来法によシセヲミックス含浸紙で触媒担体
を成形焼成しこれにアナタース型酸化チタンの水懸濁液
を含浸した担持触媒Bとt用いて窒素酸化物のアンモニ
アによε る接触分解は行なったときの反応速度定数Kを300〜
350°Cの範囲で測定した結果を示すものである。
不発明方法によって得られたフルート状セラミックス担
持触媒は抄m時に既に触媒を加えて混抄しているので、
抄紙後あるいはハニカム成形後に触媒を担持せしめる方
法に比し通かだ大量の触媒を担持させることができ使用
時に触媒が担体から離脱する率も少なく、また上述の如
く焼成によってセラミックス担体中の有機成分が除去さ
れ該有機成分の占めていた空間が空洞化するので焼成後
に多量の触媒を分散体の形でα入して定着させることが
でき、担体は有機成分を含有ゼず化学的に安定なセラミ
ックスのみでフルート状に構成されているので本発明の
セラミックス担持触媒を流体の接触反応に使用するに際
しては該流体を小透孔上l内に通すことによシ極めて小
さい圧力損失で極めて効率よく反応を進めることができ
、担持した触媒の性能に変化が生じない限シセラミック
ス担体が熱収縮しない限度の高温即ち800°C程度の
高温に至るまで広い温度範囲において使用することがで
き、高温においても有機物の分解によりガスを発生する
おそれなく、たとえば上述のアナタース型酸化チタン触
媒を用いてボイラーの高温排気中に含まれる窒素酸化物
のアンモニアによる還元無害化などに安心して使用する
ことができ、性能に対する見掛は容量も小さく且つ型成
形品に比べて大きな担体たとえば100OX100OX
800 R111程度のものも容易に製造することがで
き、丁It ハロゲン化反応、アミノ基付加反応の如く高温を使用し
あるいは化学的活性の強い流体に使用しても触媒担体が
劣化腐食して触媒が離脱するおそれなく、無機質補強剤
を言浸して補強しであるので機械的外力にも充分耐え、
高く積重ねることができ、担持した触媒の性能に変化の
ない限シ半永久的に使用することができ、また製造に当
っても高価な装置器具あるいは特殊な技術を要すること
なく簡易確実に廉価に製造し得る特徴効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すもので、第1図は円筒状のフ
ルート状セラミックス成形体の製造工程を示す断面説明
図、第2図は四角柱状のフルート状セラミックス成形体
の製造工程を示す断面説明図、舅3図は四角柱状のフル
ート状セラミックス担持触媒の一例を示す斜視図、第4
図は円筒状のフルート状セラミックス担持触媒の一例を
示す斜視図である。 図中1,2は成形ローラ、3は圧着ローラ、4゜5はv
、M剤塗布装置、1.8は触媒粒子を混入抄造したセラ
ミックス繊維紙である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、セラミックス繊維にバインダーおよび触媒粒子を混
    入し抄造してなる紙を所要のフルート状に積層成形し、
    無機質補強剤および触媒粒子を含浸して乾燥後焼成して
    成形体中の有機成分を除去することを特徴とするフルー
    ト状セラミックス担持触媒の製造法。 2、成形体を焼成後再び無機質補強剤およびまたは触媒
    粒子を含浸し乾燥する特許請求の範囲第1項記載のフル
    ート状セラミックス担持触媒の製造法。
JP59102327A 1984-05-21 1984-05-21 フル−ト状セラミツクス担持触媒の製造法 Pending JPS6171841A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06182743A (ja) * 1992-12-22 1994-07-05 Hitachi Zosen Corp セラミックスペーパーの積層体よりなる一体型ブロックの製造における波形ペーパーへの接着剤の塗布方法、および得られた一体型ブロック
JP2003014272A (ja) * 2001-06-29 2003-01-15 Sanyo Electric Co Ltd 空調換気扇
JP2007285584A (ja) * 2006-04-14 2007-11-01 Daikin Ind Ltd 換気装置
WO2023032856A1 (ja) * 2021-08-31 2023-03-09 株式会社エフ・シー・シー 排ガス浄化装置及びその製造方法

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