JPS61242642A - 複合ハニカム触媒体 - Google Patents

複合ハニカム触媒体

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JPS61242642A
JPS61242642A JP60082830A JP8283085A JPS61242642A JP S61242642 A JPS61242642 A JP S61242642A JP 60082830 A JP60082830 A JP 60082830A JP 8283085 A JP8283085 A JP 8283085A JP S61242642 A JPS61242642 A JP S61242642A
Authority
JP
Japan
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catalyst
paper sheets
honeycomb
binder
composite honeycomb
Prior art date
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Pending
Application number
JP60082830A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Yagi
順 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、燃焼器などの排ガス中に含まれる複数の有害
成分を同時に無害化もしくは除去するだめの複合ハニカ
ム触媒体に関するものである。
従来の技術 従来から燃焼器から排出される燃焼ガス中に含まれる、
不完全燃焼成分である一酸化炭素や、未25、−1 燃焼成分である多種の炭化水素、さらには燃焼成分とし
ての窒素酸化物や硫黄酸化物などの有害成分を無害化も
しくは除去する手段として、燃焼器そのものの改善や燃
焼条件制御システムの改良の他に、より簡便で確実な方
法として排ガス系路での触媒反応や吸着・吸収反応を用
いる後処理力法が実用されてきた。この後処理での触媒
や吸収材は、燃焼ガスとの接触効率を高める必要性と同
時に燃焼器に刻する背圧影響を少なくするという相反す
る条件を満たす必要があり、このだめに圧力損失の少な
い、かつ接触効率を高める触媒の形状について鋭意検討
が加えられ、今日ではノ・二カ人形状と呼ばれるモノリ
シック(一体型)支持体の表面に触媒材を担持した触媒
体が最も効果の高い触媒とl〜で使われている。この触
媒体のための担体としては、従来、コープイライト又は
ムライトを押出成形したものが多く使われており、触媒
そのものの形状は一体成形された担体そのものの形状に
依存している。このため同一担体に複数の触媒体を担持
することi困難であり、同−気相系に3 ヘ一/゛ おいて、複数の反応を複数の触媒でもって行うには、系
内に複数個の触媒体をシリーズに配設する必要があった
。たとえば燃焼排ガス中の窒素酸化物と一酸化炭素や炭
化水素を触媒で粋理を行う場合などは、窒素酸化物は還
元用触媒を、そし7て一酸化炭素や炭化水素には酸化用
触媒が必要である。
しかしながら、このように異なった反応を同一触媒で行
うことは、例えば自動車のゼ[ガス浄化用の三元触i 
(NOx、GO,HC同時低減)を使う排気系のように
、排ガス浄化が行い易くするだめの燃焼制御系を併用す
る場合を除いては不可能であり、従来から、それぞれの
反応に適した触媒を別個に用意し、これらの触媒に排気
ガスを順次接触反応させる、いわゆる複数触媒のシリー
ズ配設方法がとられてきた。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、この複数個の触媒体を同一排気系にシリ
ーズに配設すると、当然のこととして、排気系の触媒全
体による通気抵抗が高くなると共に、触媒体の占有する
空間も大きくなυ、特に小型の燃焼器の場合には大きな
問題となっていた。
本発明は、単一のモノリシック構造体に、互に異なる複
数の触媒を担持させて構成した新規なノ・ニカム触媒体
を提供するものである。
問題点を解決するだめの手段 本発明は、従来のコープイライトやムライト材を押出成
形したノ・ニカム担体に触媒を担持した触媒体でなく、
無機質繊維を結合剤と共に抄造して得だセラミック紙葉
を支持担体とし、必要に応じて、コルゲートなどの任意
の形状に成形したのち、この表面に触媒材を担持したも
のを構成要素として、互に異なる触媒材を担持したいく
つかの触媒担持紙葉を積層もしくは巻回してノ・ニカム
形状のモノリシック構造触媒を構成したものである。
そのもっとも簡単な構成としては、第1図に示しだよう
にシート状の第1触媒紙葉1とコルゲート状の第2触媒
紙葉2とを交互に積層した複合ノ・ニカム触媒体である
。ここでの第1紙葉1と第2紙葉2との接合材3は低温
焼結型の多孔質材から成り、この接合4.1により被覆
される第1.第2触6 ベーン 媒紙葉表面の触媒の大部分を細孔を通じて反応ガス体と
接触可能とし、接合材による触媒有効面積の減少を最少
にしていることが本発明の構成の重要な点でもある。
作用 このよう々構成の触媒体にあっては、第1図におけるシ
ート状第1触媒紙葉とコルゲート状第2触媒紙葉のそれ
は、それぞれ異なる反応に適した異種の触媒であって、
反応ガス中の同一成分もしくは異種成分に対して、それ
ぞれ単独に反応をすることにより、本構成の触媒体全体
としては、複数種の反応を同時に、単一のハニカム触媒
体で成し得るものである。
実施例 以下に本発明の実施例をもって説明する。
シリカ・アルミナ繊維を1.0〜20闘長に切断し、こ
れに若干量の10〜60闘長のシリカ長繊維を加えさら
に有機結合剤としてポリビニルアルコールと無機結合剤
としてシリカゾルを加え、水に均等分散したスラリーと
したのち、常法により6 ヶ−7 抄紙、乾燥してシート状セラミック紙葉を得だ。
一方これとは別にアルミナ・キセロゲル10部を水10
0部に撹拌分散してスラリーを作製した。
このスラリー液をシート状紙葉に噴霧して含浸させたの
ち、一部はシート状のit乾燥して平形担体とし、他は
コルゲート成形機により波形に成形した。この平形担体
と波形担体とは共に大気雰囲気中600〜700°Cで
1時間加熱焼成した。このうち平形相体は硝酸鉄と硝酸
マンガンを重量比で10対10割合で水に溶解した混合
溶液に浸漬し、乾燥後大気雰囲気中に700〜s o 
O’Cで1時間焼成して酸化鉄と酸化マンガンの混合触
媒を担持させた。一方波形担体は塩化白金酸溶液に浸漬
し、乾燥後、水素還元炉に入れ400°Cで1時間還元
して白金を担持させた。これらの触媒体とは別に、平形
触媒体1と波形触媒体2とを接合して単一構造とするた
めの接合材3として、コロイダルシリカ6部、アルミナ
キセロゲル8部、繊維状ポリビニルアルコール3部とセ
ルロース繊維3部を水60部に撹拌分散したスラリーを
調製し、7 ヘ一/ さきに作成した波形触媒体2の波の頂部に均−彦厚さに
塗布して、第1図人に示す如く平形触媒体1を重ねて接
合したのちに、乾燥後、大気雰囲気中500=700’
Cで焼成して、有機物を分解除去して、平形触媒体1と
波形触媒体2を結合し、一体構造のハニカム触媒体を製
造した。第1図Bはその部分断面図を示す。ここで用い
た接合材3の有機剤と無機剤の配合比をいくつか変えて
調合したものを実施例1〜5とし、表−1に示しだ。
(以 下 余 白) 9、、。
またこの実施例1〜5の他に、白金触媒と金属酸化物触
媒を共に別なる波形担体1,2に担持させ、波の頂部同
志を互に彼の成形方向に組合せ、実施例1〜6と同じ接
合材を用いて、第2図人。
BK示すような複合ハニカム触媒体を製31.if し
た。
このような本発明の触媒体の特徴は、1つには異なる複
数の反応を同一触媒体で行なうのに、構造は単一構造で
あるが、構成は全く異々る複数の触媒体より成るハニカ
ム構造体であるところから、それぞれの反応にもっとも
最適々触媒材を当てることが可能で、特に燃焼排ガス中
の酸化性成分と還元性成分のように、反応面においては
相反する反応機構を考えねばならない時にも、単一のハ
ニカム構成をそれらに独立して適した触媒材により形成
することによって、同時処理が可能である。
このことは、一方では、触媒の占有する空間が小さくて
すみ、丑だそれぞれ別個の触媒体を併用する場に較べる
と、触媒コストも大1」に低減出来る。
本発明の他の特徴は、ハニカム構成要素の接合部の接合
材を多孔質に仕上げることによる。実施10  /、−
7 例1〜5の接合部利の空隙率は表−1に示すとおり、3
0%から60%の範囲にあり、−力比1咬例1.2では
接合Hの有機剤と無機剤との配合比率を極めて小さくし
たため空隙率が3%及び15%と低いものでは、接合材
が触媒体全体に占める割合が大きいことから、反応面に
おいて実施例よりも劣っている。寸だ空隙率が70%の
比較例3は反応面では良好なものの、接合強度が十分で
なく落下テストで接合部の破壊や脱落を生じ、一体構造
体として維持しえなかった。このように本発明の構成に
おいては構成要素の接合部が大きく効いており、本実施
例で代表される接合部の配合比率である無機剤と有機剤
(ここでいう有機剤とは、接合処理において、最終的に
分解除去されるものをさす)の配合比は10対1から1
07j8の範囲がよく、好ましくは10対3から2対1
の範囲にあることが望ましい。
本実施例並びに表1にあげた触媒材や反応については本
発明の構成や効果を束縛するものでなく、あくまでも1
実施例として記載したものであり、11  /、 異なる触媒材を組合せて一体構造体のハニカム触媒体を
構成するものであれば、いかなる種類の触媒イ」でも」
:<、寸た特に吸着反応や吸収反応が含まれるような糸
に用いる場合にあっては、触媒材と吸着もしくは吸収イ
」が構成要素になっても、本発明の効果を損うものでは
ない。
さらに構成要素となる紙葉担体の形状は、実施例の平形
や波形の他に矩形やノコギリ状形など加工可能なるいか
々る形状であってもよい。
発明の効果 以」−述へたように、本発明ではハニカム担体を構成す
る紙葉担体に互に異なる触媒材を担持させ接合材で一体
化することで、触媒有効面積の減少を少なくし−で効率
」:<触媒反応が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図人は本発明の実施例における平形触媒紙葉と波形
触媒紙葉を交互に絹合せ接合材で一体化した複合ハニカ
ム触媒体の斜視図であり、同図Bd:その断面部分拡大
図、第2図人は本発明の他の例で、互に異なる触媒を担
持した2種の波形触媒紙葉を交互に組合ぜ、接合材で一
体化した複合ハニカム触媒体の斜視図、同図Bはその断
面部分拡大図である。 1・・・・・・平形の第1触媒紙葉、2・・・・・・波
形の第2触媒紙葉、3・・・・・・接合材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)無機質繊維を結合材とともに抄造し、任意の形状
    に成形した複数枚の第1触媒紙葉の表面に、互に異なる
    触媒材を担持した複数種の第2触媒紙葉を、接合材を用
    いて、積層もしくは巻回した複合ハニカム触媒体。
  2. (2)接合材は多孔質材であって、この多孔質材の空隙
    率を30〜60%とした特許請求の範囲第1項記載の複
    合ハニカム触媒体。
JP60082830A 1985-04-18 1985-04-18 複合ハニカム触媒体 Pending JPS61242642A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1195196A1 (en) * 2000-10-06 2002-04-10 Akzo Nobel N.V. Catalyst carrier comprising a fibre paper impregnated with micro fibres, process for its production and its uses
EP1195197A1 (en) * 2000-10-06 2002-04-10 Akzo Nobel N.V. Catalyst carrier comprising a fibre paper impregnated with micro fibres, process for its production and its uses
US6787497B2 (en) 2000-10-06 2004-09-07 Akzo Nobel N.V. Chemical product and process
JP2007091513A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Toshiba Corp 水素発生装置及び燃料電池システム

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