JPS617096A - 脱水装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一対の無端帯状ろ布を、それらろ布間にケー
キを挾んだ状態で、がっ、ロールに巻回した状態で駆動
回動自在に設け、前記ロールとの協働で前記載ろ布間の
ケーキを挟圧する回動ベルトをＳ　Ｑｔｆ記ろ布の巾〃
向罠並設した脱水装置に関する。

〔従来技術〕

従来、第３図（イ）及び（ロ）Ｋ示すように（特開昭５
４−８５５４７号公報参照）、滑かな周面を有する１個
の大径ロール（ト）と協働して、ろ布（６）。

（７）間のケーキにろ布巾方向に多数位置で侠圧する多
数のＶ−ベルト（ｌηを設け、かつ、ろ右回動方向＃１
ど多くのＶ−ベルト（１″Ｉ）がケーキに作用するよう
に構成していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、一方のろ布（６）が全体にわたってロール（ト
）の平滑局面と密接しているため、ロール（至）側に水
がほとんど流出せず、■−ベルト乾で強くケーキを押圧
させている割忙は脱水性能か余り向上しない欠点があっ
た。　また、ケーキの挟圧を長時間継続すべくロール［
相］の径を大にすると、ろ布ｆ８１　、　（７）やＶ−
ベルトαηの張力の割にはケーキ挾圧力が小さくなり、
逆に、ケーキ挾圧力を大にすべくロー？しく至）の径を
小にすると、ケーキの挟圧時開が短くなり、大きな挟圧
力で長時間処理することが不可能であり、この面からも
脱水性能向上が不十分になる欠点があった。

本発明の目的は、ろ布、ロール及びベルトの協働による
脱水型式において、脱水性能を大巾に向上できるように
する点にある。

〔問題を解決するだめの手段〕

本発明による脱水装置の特徴構成は、ろ布を巻回するロ
ールの４個以上を、ろ布が蛇行状経路に沿うように配置
し、ロールとの協働でろ布間のケーキを挟圧する回動べ
Ｐレトを、両ろ布夫々の外側においてろ布巾方向忙並置
すると共に、反対側のベルトの位相がろ布巾方向におい
て相違するように配置し、かつ、ロールの複数個に巻回
させ、それらベルトを寮内する周溝を、嵌入したベルト
がロール周面よりも引退する深さでロールに形成したこ
とＫあり、その作用効果は次の通９である。

〔作　用〕

つまり、第２図に示すように、ロール（１３Ａ）ないし
く１３Ｄ）とベルト（１１ａ）又は（１１ｂ）によって
ろ布＋６１　、　＋７１間のケーキ（６）を挟圧させる
と、′ロー　ル（１３Ａ）ないしく１３Ｄ）　Ｋ巻回し
たベルト（１１ａ）又は（１１ｂ）が周溝（１４ｍ）又
は（１４ｂ）内に引退するために、そのベルト（１１ａ
）又は（１１ｂ）とろ布（６）又は（７）の間に隙間を
形成でき、ケーキ（６）からの水がその隙間に容易に流
入するから、ロール（１３Ａ）ないしく１３Ｄ）側にお
いても十分に脱水が行われる。

また１反対側のベルト　（ｌ１ｍ）と（１１ｂ）の位相
が相違するから、第２図（イ）のように、一方のロール
（１３Ａ）　、　（１３Ｃ）がろ布（６）に作用すると
、周溝（１４ｍ）及び外側のベルト　（１１ｂ）の間に
相当する個所はケーキ挾圧力が弱くなり、ロール（１３
Ａ）。

（１３Ｃ）と外側のベルト　（１１ｂ）で挟圧される個
所はケーキ挾圧力が強くなり、ケーキ（６）が挟圧力の
強い側から弱い側に少しづつ移動し、その移動によりケ
ーキ（６）が剪断作用を受ける。　そして、第２図（ロ
）のように、他方のロール（１３Ｂ）。

（１３Ｄ）がろ布（７）に作用すると、挟圧力の強い箇
所と弱い個所が入れ換り、ケーキ（５）が逆方向に移動
して剪断作用を受け、ロール（１３Ａ）ないしく１３Ｄ
）が４個以上であるから、そのようなケーキ移動方向切
換が繰返されて、ケーキ（５）全体に十分に剪断作用が
与えられる。

その上、ベルト　（ｌ１ｍ）、（１１ｂ）夫々を複数個
のロール（１３Ａ）　、　（１３Ｃ）又は（１３Ｂ）　
、　（１３Ｄ）に巻回させであるから、ロール（１３Ａ
）ないしく１３Ｄ）を小径にして、ろ布＋６１１　ｆ’
ｙｌ及びベルト（１１ａ）　、　（１１ｂ）の張力の割
にはケーキ挟圧大を大にしながら、ろ布（ｓ）　、　（
７１、ｏ　−／Ｌ／　（１３Ａ）ないしく１３Ｄ）　、
ベルト　（ｌ１ｍ）、（１１ｂ）の協働による強力な挟
圧状態を長時間継続することが可能である。

〔発明の効果〕

その結果、たとえ水処理汚泥等のようＫＩＤ脱水性のケ
ーキであっても、強力なケーキ挟圧の長時間継続、ケー
キ全体に対する十分な剪断作用、及び、両ろ・布からの
十分な水流出の協働によって、十分に低い含水率にまで
脱水でき、焼却や溶融等の後処理を良好に行えるように
なった。

〔実施例〕

次忙、実施例を示す。

第１図に示すように、第１貯留槽ｆｉｌから供給される
被処理物と、第２貯留槽（２）から供給される凝集剤を
混和するロータリ一式混和機（３）を設け、混和機（３
）からの被処理物に対する第１重力脱水部（Ａ１）を形
成する無端帯状の第１回動ろ布（４）を、駆動回動自在
に設け、第１回動ろ布（４）からの被処理物に対する第
２重力脱水部（Ａ２）を形成する無端帯状゛の第２回動
ろ布（６）を設け、第２回動ろ布（６）との協働によっ
て、徐々にケーキを圧縮する穣圧脱水ゾーン（Ｂｌ及び
蛇行状経路から成る第１及び第２剪断脱水ゾーン（Ｃ）
　、　ｆＤｌを有する強制脱水部（Ｂｌ　、　＋Ｃ１、
（２）を形成する無端帯状の第３回動ろ布（７）を、駆
動回動自在に設け、もって、し尿や都市下水あるいは産
業廃水等、各種の水処理に伴りて発生する汚泥等の被処
理物を第１及び第２重力脱水部（ＡＩ　）　＋　（Ａ２
　）から強制脱水部ｆＢｔ　、　ＩｃＩ　、　（ＤＩ　
Ｋ送って、連続的に脱水処理し、脱水ケーキをスクレー
パ（８）でコンベヤ（９）に回収するための脱水装置を
構成してある。　尚、（１０ａ　）　、　（１０ｂ）　
、　（１０ｃ）は、脱水処理で得られる排水を回収する
容器である。

第２重力脱水部（Ａ２）から強制脱水部（Ｂｌ　、　Ｉ
ｃＩ　。

（２）Ｋ送り出されるケーキの厚みを調節するローラい
を、スプリング等の下降付勢力に抗して上昇自在に設け
て、強制脱水部ｆＢ＋　、　（Ｃ１、ｆＤｌでのケーキ
厚み変化に起因する脱水不良やケーキ流出を防止すべく
構成してある。

第２剪断脱水ゾーン＋Ｄｉを形成するロール（至）のう
ち少くとも４個（１３Ａ）　、　（１３Ｂ）　、　（１
３Ｃ）　、　（１３Ｄ）を形成するＫ、第２図（イ）及
び（ロ）に示すようＫ、ベルト（１１ａ）　＊　（１’
ｌｂ）　、　（１１ｃ）を寮内する周溝（１４ｍ）。

（１４ｂ）　、（１４ａ）をろ布巾方向に並設し、両端
の周溝（１４ｃ）を、嵌入したベルト（１１ｃ）が出張
る深さでろ布巾方向同一位相に形成し、それ以外の周溝
（１４ｍ）、（１４ｂ）を、嵌入したベルト（１１ａ）
又は（１１ｂ）がｏ　−ル（１３Ａ）　、　（１３Ｂ）
　、　（１３Ｃ）　、　（１３Ｄ）の周面よりも引退す
るように１かつ、ロール（１３Ａ）。

（１３Ｂ）　、　（１３Ｃ）　、　（１３Ｄ）のりち隣
接するものどうしにおいて位相がろ布巾方向に相違する
と共に、一つ置きのものどうしく１３Ａ）と（１３Ｃ）
　、　（１３Ｂ）ト（１３Ｄ）において位相がろ布巾方
向において一致するように形成してある。

ベルト（１１ａ）　、（１１ｂ）　、　（１１ｃ）を、
第１図に示すように、周溝を有するロール（至）の複数
個とガイドロールＱ０にわたって回動自在に巻回して、
ろ布（６）、　（７）と一体的に回動するように構成し
てある。　また、ヘルド（１１ａ）、（１１ｂ）を、第
２図に示すように１両ろ布（６）　、　＋７１の外側夫
々に配置すると共に１反対側のベルト（１１ａ）と（１
１ｂ）の位相かろ布巾方向において相違するように配置
し。

また、ろ布ｆｓ）　、　ｆ７）に対する接触巾（／、庫
周溝（１４ａ）又は（１４ｂ）どうしの間隔（１２）よ
りも大になるように形成して、ベルト（１１ａ）、（１
１ｂ）側の押圧力よりもａ　−ル（１３Ａ）　、　（１
３Ｂ）　、　（１３Ｃ）　、　（１３Ｄ）側の押圧力が
大になるようにしてある。

要するに、　ｏ　＝ル（１３Ａ）−（１３Ｂ）、（１３
Ｃ）又は（１３Ｄ）毎に、そｔＤ　ｏ　−ル（１３Ａ）
　、　（１３Ｂ）　、　（１３Ｃ）又Ｆｉ（１３Ｄ）と
外側のベルト（１１ａ）又＃′１（１１ｂ）　Ｋよって
ケーキ（６）が強力に挟圧されると共に、周溝（１４ｂ
）又は（１４ａ）側にケーキ（５）が適度忙移動されて
、全体として、ケーキｆ５１の全量が強力にがり長時間
継続して挟圧され、十分な剪断作用を受けるように構成
し、また５周溝（１４ａ　）　＊　（１４ｂ）内及び外
側のベルト　（１１ａ）又は（１１ｂ）の間に両ろ布ｔ
ｅｌ　Ｉ　（７１から水が流出できるように構成し、そ
して、両側のベルト　（１１ｃ）によるろ布＋６１　、
　（７）の密接で８ケーキ（５）の流出を防止できるよ
うに構成し、極めて優れた脱水性能が得られるよう処し
てある。

〔別実施例〕

次に、別の実施例を説明する。

強制脱水部ＩＢ！　、　（Ｃ１、（２）の脱水形態は、
１種あるいは適当な複数種の組合せ等、適当に変更でき
％要するに、ケーキ（５）を挾んだ一対のろ布（Ｇ）。

（７）ヲ、４個以上Ｇ’）　ｏ−ル（１３Ａ）　＋　（
１３Ｂ　）　、（１３Ｃ）　＋（１３Ｄ）　Ｋより蛇行
状経路に沿う状はで駆動回前させて、ケーキ（５）を脱
水する構成が在ればよい。

また、第１及び第２重力脱水部（Ａ１）　、　（Ａ　２
）を省略して、予備脱水を別の装置で行ったケーキ（５
）をろ布＋６）　、　＋７１に供給するように構成して
もよい。

ベルト（１１ａ）、（１１ｂ）の並６オ本数、寸法、Ｒ
Ｄ間隔、形状、その他は適当に変更でき、例えばＶ−ベ
ルトに代えて平ベルトを利用しでもよい。

脱水処理対象や処理目的はいがなるものでもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の実施例を示し、第１図は装
置全体の概略図、第２図（イ）、（ロ）は夫々要部断面
図である。　第３図は従来例を示し、（イ）は要部概略
図、（ロ）は作用説明図である。 ＋５１　＝・・ケーキ、（ｅｉ　、　（７）　−＝−ろ
布、（１１ａ）、（１１ｂ）・・・・・・ベルト、Ｑ３
　、　（１３Ａ）ないしく１３Ｄ）・・・ロール、（１
４ｍ）、（１４ｂ）　−−周溝。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ［１］一対の無端帯状ろ布（６）、（７）を、それらろ
   布（６）、（７）間にケーキ（５）を挾んだ状態で、か
   つ、ロール（１３）に巻回した状態で駆動回動自在に設
   け、前記ロール（１３）との協働で前記両ろ布（６）、
   （７）間のケーキ（５）を挟圧する回動ベルト（１１ａ
   ）、（１１ｂ）を、前記ろ布（６）、（７）の巾方向に
   並設した脱水装置であつて、前記ロール（１３）の４個
   （１３Ａ）ないし（１３Ｄ）以上を、前記ろ布（６）、
   （７）が蛇行状経路に沿うように配置し、前記ベルト（
   １１ａ）、（１１ｂ）を、前記両ろ布（６）、（７）夫
   々の外側に配置すると共に、反対側のベルト（１１ａ）
   と（１１ｂ）の位相がろ布巾方向において相違するよう
   に配置し、かつ、前記ロール（１３Ａ）ないし（１３Ｄ
   ）の複数個に巻回させ、それらベルト（１１ａ）、（１
   １ｂ）を寮内する周溝（１４ａ）、（１４ｂ）を、嵌入
   したベルト（１１ａ）、（１１ｂ）が前記ロール（１３
   Ａ）ないし（１３Ｂ）の周面よりも引退する深さでその
   ロール（１３Ａ）ないし（１３Ｄ）に形成してある脱水
   装置。 ［２］前記周溝（１４ａ）又は（１４ｂ）どうしの間隔
   （ｌ＿２）よりも前記ベルト（１１ａ）、（１１ｂ）の
   ろ布（６）、（７）に対する接触巾（ｌ＿１）が大きく
   なつている特許請求の範囲第［１］項に記載の脱水装置
   。