JPS6170093A - サイズ用乳化液の製造方法 - Google Patents
サイズ用乳化液の製造方法Info
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- JPS6170093A JPS6170093A JP18962584A JP18962584A JPS6170093A JP S6170093 A JPS6170093 A JP S6170093A JP 18962584 A JP18962584 A JP 18962584A JP 18962584 A JP18962584 A JP 18962584A JP S6170093 A JPS6170093 A JP S6170093A
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- emulsion
- water
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- sizing agent
- emulsifier
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はサイズ用乳化液の製造方法に関し、詳しくはサ
イズ用乳化液の製造にあたり省エネルギー化を図り、か
つサイズ効果の良好なサイズ用乳化液を製造する方法に
関する。
イズ用乳化液の製造にあたり省エネルギー化を図り、か
つサイズ効果の良好なサイズ用乳化液を製造する方法に
関する。
一般的な製紙方法は、サイズ剤、乳化剤および所望によ
り用いる乳化助剤を水に配合し、十分に攪拌して得たサ
イズ用乳化液を他の成分と共にパルプ懸濁液に配合し、
次いで抄紙、脱水、乾燥することにより成っている。こ
の製紙工程のうちサイズ用乳化液の製造は、一般にサイ
ズ剤、乳化剤などに水を加えて高速ミキサー、高速ホモ
ジナイザー等を用いて高速攪拌することにより行なわれ
ている。
り用いる乳化助剤を水に配合し、十分に攪拌して得たサ
イズ用乳化液を他の成分と共にパルプ懸濁液に配合し、
次いで抄紙、脱水、乾燥することにより成っている。こ
の製紙工程のうちサイズ用乳化液の製造は、一般にサイ
ズ剤、乳化剤などに水を加えて高速ミキサー、高速ホモ
ジナイザー等を用いて高速攪拌することにより行なわれ
ている。
しかしながら、この攪拌には多大の電力を要し、しかも
得られた乳化液を用いて製造した紙のサイズ効果は必ず
しも良好なものではなかった。
得られた乳化液を用いて製造した紙のサイズ効果は必ず
しも良好なものではなかった。
本発明者は、このような問題点を解消すべくサイズ用乳
化液の製造方法について検討を重ねた。
化液の製造方法について検討を重ねた。
その結果、該乳化液の製造に際して乳化処理の方法を改
善することによって目的が達成できることを見出し、か
かる知見に基いて本発明を完成するに至ったのである。
善することによって目的が達成できることを見出し、か
かる知見に基いて本発明を完成するに至ったのである。
本発明はサイズ剤、乳化剤および水からなるサイズ用乳
化液を製造するにあたり、サイズ剤と水を互いに分離し
てスタティックミキサーに供給し、混合することを特徴
とするサイズ用乳化液の製造方法を提供するものである
。
化液を製造するにあたり、サイズ剤と水を互いに分離し
てスタティックミキサーに供給し、混合することを特徴
とするサイズ用乳化液の製造方法を提供するものである
。
本発明において、サイズ剤としては既知のものを任意に
使用でき、たとえばアルケニル無水コハク酸などの置換
環式ジカルボン酸無水物等がある。
使用でき、たとえばアルケニル無水コハク酸などの置換
環式ジカルボン酸無水物等がある。
乳化剤についても同様に既知のものを任意に用いること
が出来、アニオン系、カチオン系およびノニオン系乳化
剤の中から適当なものを選択して用いればよい。その他
、必要に応じてアルケニルジカルボン酸で代表される乳
化助剤などの成分を適宜使用することができる。
が出来、アニオン系、カチオン系およびノニオン系乳化
剤の中から適当なものを選択して用いればよい。その他
、必要に応じてアルケニルジカルボン酸で代表される乳
化助剤などの成分を適宜使用することができる。
各成分の使用量については、サイズ剤９７〜６５重量部
、乳化剤３〜１５重量部および必要に応じて加える乳化
助剤０〜２０重量部の合計量１００重盟部に対し水１０
０００〜３００００重量部とすることが一般的である。
、乳化剤３〜１５重量部および必要に応じて加える乳化
助剤０〜２０重量部の合計量１００重盟部に対し水１０
０００〜３００００重量部とすることが一般的である。
前述したように、本発明では上記各成分の攪拌、混合を
スタティックミキサーを用いて行なう。その場合、各成
分をスタティックミキサーに供給するにあたり、サイズ
剤と水を互いに分離して供給する。すなわち、スタティ
ックミキサーに供給されるまでは乳化液成分のサイズ剤
と水は可及的に接触させないように配慮する。具体的に
は、サイズ剤と乳化剤の混合物と水とをそれぞれ別々に
スタティックミキサーに供給する方法、水と乳化剤の混
合物とサイズ剤とをそれぞれ別々にスタティックミキサ
ーに供給する方法等があり、第１図および第２図に示し
たような２個の供給口を備えた供給管を用いてスタティ
ックミキサーに供給する。
スタティックミキサーを用いて行なう。その場合、各成
分をスタティックミキサーに供給するにあたり、サイズ
剤と水を互いに分離して供給する。すなわち、スタティ
ックミキサーに供給されるまでは乳化液成分のサイズ剤
と水は可及的に接触させないように配慮する。具体的に
は、サイズ剤と乳化剤の混合物と水とをそれぞれ別々に
スタティックミキサーに供給する方法、水と乳化剤の混
合物とサイズ剤とをそれぞれ別々にスタティックミキサ
ーに供給する方法等があり、第１図および第２図に示し
たような２個の供給口を備えた供給管を用いてスタティ
ックミキサーに供給する。
このようにして水とサイズ剤を分離してスタティックミ
キサーに供給することによりサイズ剤として性能のよい
１〜３μの粒径をもつエマルジョンを調製することがで
きる。また、スタティックミキサーによる撹拌は供給す
る各成分の流量や該ミキサーの径等により影響されるが
、通常は該ミキサー内での水の流速が０．５〜５ｍ／ｓ
ｅｃ程度となるようにすればよい。
キサーに供給することによりサイズ剤として性能のよい
１〜３μの粒径をもつエマルジョンを調製することがで
きる。また、スタティックミキサーによる撹拌は供給す
る各成分の流量や該ミキサーの径等により影響されるが
、通常は該ミキサー内での水の流速が０．５〜５ｍ／ｓ
ｅｃ程度となるようにすればよい。
本発明によれば、サイズ用乳化液の製造にあたり、多大
の電力を必要とする高速撹拌手段を使用しないため、省
エネルギー化を図ることができる。
の電力を必要とする高速撹拌手段を使用しないため、省
エネルギー化を図ることができる。
その上、本発明により得られるサイズ用乳化液を使用し
て常法によって製紙すると、すぐれたサイズ効果を有す
る紙が効率よく得られる。
て常法によって製紙すると、すぐれたサイズ効果を有す
る紙が効率よく得られる。
次に、本発明を実施例により詳しく説明する。
実施例１
炭素数１４〜１８のイソブチレンオリゴマー（１モル）
と無水マレイン酸（１モル）を２２０℃で５時間反応さ
せたのちｌｍＨｇで減圧蒸留して沸点１５０〜２２０℃
のアルケニル無水コノ＼り酸（０，５モル）を得た。
と無水マレイン酸（１モル）を２２０℃で５時間反応さ
せたのちｌｍＨｇで減圧蒸留して沸点１５０〜２２０℃
のアルケニル無水コノ＼り酸（０，５モル）を得た。
このアルケニル無水コノ＼り酸（サイズ剤）１００重量
部に対し非イオン系乳化剤（「ノイゲンＥＡ１６７Ｊ、
第−工業製薬製）７重量部を加えたのち５５℃に加熱し
て十分に混合した。次に、第２図に示した供給手段を用
いて水と上記混合物（サイズ剤、乳化剤）をそれぞれ別
々に４ Ｒ／ｗｉｎ 。
部に対し非イオン系乳化剤（「ノイゲンＥＡ１６７Ｊ、
第−工業製薬製）７重量部を加えたのち５５℃に加熱し
て十分に混合した。次に、第２図に示した供給手段を用
いて水と上記混合物（サイズ剤、乳化剤）をそれぞれ別
々に４ Ｒ／ｗｉｎ 。
液を調製した。
このようにして得たサイズ用乳化液と定着剤（陽イオン
性でんぷん）、充填材（重質炭酸カルシウム）および歩
留向上剤（陽イオン性ポリアクリルアミド）からなる混
合物を、重炭酸ナトリウムでｐ Ｈ７，５に調整された
０、５重■％広葉樹晒硫酸塩パルプ懸濁液に添加した。
性でんぷん）、充填材（重質炭酸カルシウム）および歩
留向上剤（陽イオン性ポリアクリルアミド）からなる混
合物を、重炭酸ナトリウムでｐ Ｈ７，５に調整された
０、５重■％広葉樹晒硫酸塩パルプ懸濁液に添加した。
なお、各成分の添加量は乳化液０．１重量％、０．１５
重里％および０．２０重量％の３種類とし、定着剤０．
８重量％。
重里％および０．２０重量％の３種類とし、定着剤０．
８重量％。
充填材２０．０重量％および歩留向上剤０．０３重量％
とじた。これらの値はいずれもパルプ固形分に対する割
合である。
とじた。これらの値はいずれもパルプ固形分に対する割
合である。
次いで、上記パルプ懸濁液から手すき装置（ＪＩＳ
Ｐ８２０９）を用いてフリーネス４０８ｍ１（ＪＩＳ
Ｐ８１２１）、坪量３Ｑｇ／ｍ。
Ｐ８２０９）を用いてフリーネス４０８ｍ１（ＪＩＳ
Ｐ８１２１）、坪量３Ｑｇ／ｍ。
乾燥１１０’ｃ、２分間（回転式ドライヤー）の条件で
製紙して紙葉を得た。得られた紙葉のサイズ効果（ＪＩ
Ｓ Ｐ８１２２．ステキヒト法）を第１表に示す。
製紙して紙葉を得た。得られた紙葉のサイズ効果（ＪＩ
Ｓ Ｐ８１２２．ステキヒト法）を第１表に示す。
実施例２
実施例１と同じサイズ剤と乳化剤の混合物を用い、水と
該混合物をそれぞれ別々に２０１！ ／ｍｉｎ 。
該混合物をそれぞれ別々に２０１！ ／ｍｉｎ 。
トノ
１００ｍ７！／ｍｉｎの流量で公称径１．０５のスタテ
ィックミキサー（東し製）に供給してサイズ用乳化液を
調製した。
ィックミキサー（東し製）に供給してサイズ用乳化液を
調製した。
この乳化液を用いて実施例１と同様にして製紙した。得
られた紙葉のサイズ効果を第１表に示す。
られた紙葉のサイズ効果を第１表に示す。
実施例３
実施例１の乳化剤を水に加え０．０３５％水溶液とした
ものと実施例１のアルケニル無水コハク酸をそれぞれ別
々に４１ ／ｍｉｎ 、 ２０ ｍ ｌ！ ／ｗｉｎ
の流量でスタティックミキサーに供給したこと以外は実
施例１と同様に行なった。得られた紙葉のサイズ効果を
第１表に示す。
ものと実施例１のアルケニル無水コハク酸をそれぞれ別
々に４１ ／ｍｉｎ 、 ２０ ｍ ｌ！ ／ｗｉｎ
の流量でスタティックミキサーに供給したこと以外は実
施例１と同様に行なった。得られた紙葉のサイズ効果を
第１表に示す。
比較例１
水４０００重量部と実施例１のアルケニル無水コハク酸
２０重量部の混合物および実施例１の乳化剤をそれぞれ
別々に４１ ／ｍｉｎ 、 ２０ ｍ Ａ ／ｗｉｎ
の流量でスタティックミキサーに供給したこと以外は実
施例１と同様に行なった。得られた紙葉のサイズ効果を
第１表に示す。
２０重量部の混合物および実施例１の乳化剤をそれぞれ
別々に４１ ／ｍｉｎ 、 ２０ ｍ Ａ ／ｗｉｎ
の流量でスタティックミキサーに供給したこと以外は実
施例１と同様に行なった。得られた紙葉のサイズ効果を
第１表に示す。
比較例２
５００ｍｊ！容のビーカーに水３０ Ｑｍｊ！を入れ、
この水を高速ミキサー（１２０００ｒｐｍ）で攪拌しつ
つ実施例１のサイズ剤（１，５ｇ）と乳化剤（０，１０
５ｇ）を−挙に加えたのち撹拌を５分間継続してサイズ
用乳化液を調製した。
この水を高速ミキサー（１２０００ｒｐｍ）で攪拌しつ
つ実施例１のサイズ剤（１，５ｇ）と乳化剤（０，１０
５ｇ）を−挙に加えたのち撹拌を５分間継続してサイズ
用乳化液を調製した。
この乳化液を用いて実施例１と同様にして製紙した。得
られた紙葉のサイズ効果を第１表に示す。
られた紙葉のサイズ効果を第１表に示す。
比較例３
５００ｒｒ＋４！容のビーカーに水３００ｍｆを入れ、
この水を高速ミキサー（１２０００ｒｐＩ１１）で撹拌
しつつ実施例１と同様にして調製したサイズ剤と乳化剤
の混合物（１，５ｇ）を加えたのち攪拌を５分間継続し
てサイズ用乳化液を調製した。
この水を高速ミキサー（１２０００ｒｐＩ１１）で撹拌
しつつ実施例１と同様にして調製したサイズ剤と乳化剤
の混合物（１，５ｇ）を加えたのち攪拌を５分間継続し
てサイズ用乳化液を調製した。
この乳化液を用いて実施例１と同様にして製紙した。得
られた紙葉のサイズ効果を第１表に示す。
られた紙葉のサイズ効果を第１表に示す。
実施例１ １１．０ ３０．１ ５０
．１実施例２ １０．０ ２８．１
４７．８実施例３ １２．０ ２９．０
５１．１比較例１ ０ ５，０
２０．１比較例２ ０ ７．０
２２．６比較例３ ０ １７．０
３３．３
．１実施例２ １０．０ ２８．１
４７．８実施例３ １２．０ ２９．０
５１．１比較例１ ０ ５，０
２０．１比較例２ ０ ７．０
２２．６比較例３ ０ １７．０
３３．３
第１図および第２図は本発明を実施する際に用いる供給
手段の６４ｍを示す説明図である。 ｌ・・供給管、 ２．２’ ・・供給口。 ３・・スタティックミキサー
手段の６４ｍを示す説明図である。 ｌ・・供給管、 ２．２’ ・・供給口。 ３・・スタティックミキサー
Claims (1)
- サイズ剤、乳化剤および水からなるサイズ用乳化液を製
造するにあたり、サイズ剤と水を互いに分離してスタテ
ィックミキサーに供給し、混合することを特徴とするサ
イズ用乳化液の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18962584A JPS6170093A (ja) | 1984-09-12 | 1984-09-12 | サイズ用乳化液の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18962584A JPS6170093A (ja) | 1984-09-12 | 1984-09-12 | サイズ用乳化液の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6170093A true JPS6170093A (ja) | 1986-04-10 |
Family
ID=16244424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18962584A Pending JPS6170093A (ja) | 1984-09-12 | 1984-09-12 | サイズ用乳化液の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6170093A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009524750A (ja) * | 2006-01-25 | 2009-07-02 | ナルコ カンパニー | プロセス流動内へ化学薬品を供給する方法及び装置 |
| JP2010533801A (ja) * | 2007-07-17 | 2010-10-28 | ナルコ カンパニー | 製紙工程に化学物質を供給する方法と配置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58132199A (ja) * | 1982-02-02 | 1983-08-06 | 星光化学工業株式会社 | 紙のサイジング方法 |
-
1984
- 1984-09-12 JP JP18962584A patent/JPS6170093A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58132199A (ja) * | 1982-02-02 | 1983-08-06 | 星光化学工業株式会社 | 紙のサイジング方法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009524750A (ja) * | 2006-01-25 | 2009-07-02 | ナルコ カンパニー | プロセス流動内へ化学薬品を供給する方法及び装置 |
| JP2010533801A (ja) * | 2007-07-17 | 2010-10-28 | ナルコ カンパニー | 製紙工程に化学物質を供給する方法と配置 |
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