JPS6170090A - 高収率パルプの製造法 - Google Patents

高収率パルプの製造法

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JPS6170090A
JPS6170090A JP60195674A JP19567485A JPS6170090A JP S6170090 A JPS6170090 A JP S6170090A JP 60195674 A JP60195674 A JP 60195674A JP 19567485 A JP19567485 A JP 19567485A JP S6170090 A JPS6170090 A JP S6170090A
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pulp
fraction
conduit
freeness
fiber fraction
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Mo och Domsjo AB
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21BFIBROUS RAW MATERIALS OR THEIR MECHANICAL TREATMENT
    • D21B1/00Fibrous raw materials or their mechanical treatment
    • D21B1/04Fibrous raw materials or their mechanical treatment by dividing raw materials into small particles, e.g. fibres
    • D21B1/12Fibrous raw materials or their mechanical treatment by dividing raw materials into small particles, e.g. fibres by wet methods, by the use of steam
    • D21B1/14Disintegrating in mills
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21DTREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
    • D21D5/00Purification of the pulp suspension by mechanical means; Apparatus therefor
    • D21D5/02Straining or screening the pulp

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 及正分1 本発明は、丸太またはチップの形の木材から改良された
高収率パルプを製造する方法に関する。
高収率パルプとは、砕木パルプ、サーモメカニカルパル
プ、60%以上の収率で製造された各種のケミメカニカ
ルパルプ、および故紙パルプを意味する。
重量」幻石− 砕木パルプは丸太または木材パルプを回転しているグラ
インドストーンに接触させ、その後得られるパルプ懸濁
液を粗いスクリーンを通過させて懸濁液から粗大粒子を
除去し、通過したパルプをスクリーン室へ送ることによ
って製造される。
ケミメカニカルパルプの製造においては、木材千ノブは
最初薬品で含浸され、いわゆるブレクックのため高温へ
加熱される。入って行く木材の重量を基準に計算して、
約65ないし約95%の収率が得られる。加熱した後、
千ノブはディスクリファイナ−中が解繊される。繊維は
普通それ以上の解繊および処理、いわゆるリファイニン
グのため、さらにディスクリファイナ−において処理さ
れる。しかしながら、得られるパルプは完全に解繊され
ておらず、なお繊維団塊およびいわゆるシャイブを含ん
でいる。シャイブとは、試験室スクリーンでスクリーニ
ングした時、0.151fiのスロット幅を持つスクリ
ーンプレートを通過しない物質であると普通定義される
。パルプ繊維からシャイブを分離するため、パルプは処
理の途中大量の水で希釈される。得られたパルプ懸濁液
中のパルプ濃度は通常0.5ないし3%に達し、そして
前記懸濁液(インジェクト)はある形のスクリーン、例
えば遠心スクリーンへ送られ、その中で繊維懸濁液は二
つの分流に分けられる。一方の分流、すなわちアクセプ
トはインジェクトより低いシャイブ含量を有し、他方の
分流はシャイブに冨み、そしてリジェクトと呼ばれる。
アクセプトはさらに精製のためポルテックスクリーナー
へ送られる。
遠心スクリーンおよびポルテックスクリーナーから得ら
れるリジェクトはディスクリファイナ−へ送られ、そし
てパルプ繊維へ処理され、そして通常遠心スクリーンへ
戻される。漂白された後、遠心スクリーンおよびポルテ
ックスクリーナーから得られたアクセプトは、ウェット
マシンまたは製紙マシンへ送られる。サーモメカニカル
パルプを製造する時は、予熱したチップが同様な態様で
解繊されるが、しかしこの場合はチップは薬品で処理さ
れない。
故紙パルプは、新聞紙、ボール紙等をパルプ化し、スク
リーニングし、そして得られたパルプ懸濁液を脱インク
し、そして場合によりパルプを漂白することによって製
造される。
高収率パルプは、パルプ繊維が必須成分であるすべての
タイプの製品の製造に使用することができる。そのよう
な製品の例は、吸収製品、ボール紙、新聞紙およびその
他のタイプの印刷用紙、およびソフト紙である。印刷用
紙の製造においては、高い要求が低シャイブ含量に課せ
られ、そしてパルプは低い表面粗さと高い不透明性の紙
を与えることが要求される。。ケミメカニカルタイプの
高収率パルプを製造する時遭遇する重大な問題は、それ
から製造した製品の高い粗さと比較的低い不透明性であ
る。同じ問題を抱えるケミメカニカルパルプの変法はケ
ミサーモメカニカルパルプ(CTMP)であり、これは
通常92ないし95%の収率で得られる。印刷用紙用の
CTMPの製造における電気エネルギーの消費量は高い
。例えば、フリーネスとして測定して約100獣カナダ
標準フリーネス(C,S、F、)の口水度を持つパルプ
ILを製造するのに消費される電気エネルギーの量は、
2ないし2.5 MWhに達し得る。一つまたはそれ以
上のりファイナ−中でCTMPをリファイニングする時
、該パルプから製造した紙の表面特性は、高い電気エネ
ルギー人力にもかかわらず、ケミカルパルプおよび砕木
パルプから製造した紙よりも劣る。
砕木パルプは通常新聞紙、その他のタイプの印刷用紙お
よびソフト紙に使用され、それらの品質については高い
要求が低シャイブ含量に課せられる。晶いシャイブ含量
は製紙プロセス中ウェブの切断を生し、高い粗さの紙を
生じ、そして印刷中のトラブルへ発展する。従って砕木
パルプを製造する時の重大な問題はシャイブ含団を低い
レベルにすることを可能にすることである。これらの製
品に使用されるパルプは、従って比較的低いフリーネス
、すなわち70ないし200願C,S、F、へ粉砕され
る。
砕木パルプは板紙またはボール紙の製造にも使用でき、
その場合にも低シャイブ含量が望まれる。
しかしながら板紙またはボール紙の製造に使用される砕
木パルプは、比較的高いフリーネス、すなわち250な
いし400獣C,S、F、を持っていなければならない
。しかしながら木材を高いフリーネスへ砕木することの
欠点は、シャイブ含量が高くなり、そしてパルプが比較
的弱いことである。
板紙またはボール紙の製造に使用される砕木パルプの他
の欠点は、特に食品工業において臭気問題を発生するそ
の高抽出分(樹脂)含量である。
近年非常に高いフリーネス、すなわち400ないし70
0d C,S、F、 と、低いンヤイブ含量とを有する
ケミメカニカルパルプが開発すれており、このパルプは
吸収製品に高度に適している。
砕木パルプのため砕木パルプ工場で現存の技術を採用す
る時、フリーネスは500 d C,S、F、をこえる
吸収製品用に有用なパルプを製造することは不可能であ
る。これはこのような高いフリーネスのパルプは過剰量
の抽出弁を含有し、そして自由に露出した繊維の数が不
足し、加えて大部分のパルプはシャイブと団塊を含むか
らである。
前記の高収率パルプの品質をそれらの使用分野をひろげ
るため改良し得ることが高度に望ましい。
五人方正 本発明は前述した課題を解決し、そして改良された高収
率パルプの製造法に関する。本発明は、パルプが漂白さ
れそして低パルプ濃度へ希釈された後、存在する繊維フ
ロックを粉砕するようにパルプを激しくかきまぜること
と、分画装置内において5CAN−C21: 65によ
る長繊維分画のフリーネスが微細繊維分画のフリーネス
を150ないし600献上廻るように長繊維分画および
微細繊維分画の相互に異なる平均繊維長の二つのパルプ
の流れに分画することを特徴とする。微細繊維分画はそ
れによって漂白段階後に得られるパルプlitの35な
いし70%を占めるように持って来られる。
+L益 提案した方法を実施する時、低いエネルギー消費層にお
いて、実質上シャイブを含まず、そして例えは、LWC
紙(軽量コート紙)の製造に、そして他の高級印刷紙パ
ルプとの混合に通した白い高収率パルプが得られる。非
常に低い電気エネルギー消費量で製造される別途に取り
出された長繊維分画は、低い抽出弁(樹脂)含量と高い
フリーネス(200ないし700献C,S、F、 )と
を有し、そして単独または他のパルプと混合して、高純
度、高いかさ、良好な吸収速度および高い吸収容量の吸
収製品の製造に高度に通している。300ないし500
IR1eC,S、F、のフリーネスを有する長繊維分画
は、板紙またはボール紙の製造に特に通している。ソフ
ト紙の製造に通したパルプは、それぞれの分画を混合す
ることによって製造することができる。
パルプの性質を制御する可能性は、めいめいのパルプ分
画を分画しないパルプと混合することによって得られる
。ごれは性質が例外的に均一なレベルに1かれるパルプ
を製造することを可能にする。
故紙パルプを本発明に従って処理する時にも対応する利
益が得られる。
皿皿傅森所 第1図は、砕木パルプおよびケミメカニカルパルプを含
む、既知の技術に従った漂白した高収率パルプの製造の
ためのブロック図である。
第2図は、本発明方法を採用する同じ種類のブロック図
である。
第3図は、既知の技術に従ったケミメカニカルパルプの
製造をさらに詳しく図示する。
第4図は、ケミメカニカルパルプの製造にi明を応用し
たブロック図である。
庄1しく、>fi止血 既知の技術に従って高収率パルプを製造する時は、第1
図に図示するように、スクリーン室3中でシャイブを分
離する前に繊維懸濁液が容器1に集められ、ライン2を
通ってスクリーン室3へ送られる。
このシステムはすべての公知の高収率パルプに応用され
、そしてもしパルプがストーン砕木プロセスによって丸
太から直接製造されても、またはパルプが木材チップか
らディスクリファイナ−でWl tMされて製造されて
も違いはない。スクリーニングされた後、パルプ懸濁液
は通常シックナー5においてパルプ濃度(pc)3ない
し50%へ濃縮され、そこへはパルプは導管4を通って
送られる。もしパルプが例えば過酸化水素で漂白される
ならば、パルプ懸濁液は通常少なくとも10%pcへ濃
縮される。もっと最近の漂白プラントにおいては、パル
プ濃度は40%はど高くてもよい。
パルプを亜ニチオン酸ナトリウムまたは亜ニチオン酸亜
鉛のような還元漂白剤で漂白する時は、3ないし6%の
パルプ濃度が好ましい。漂白時、パルプはシックナー5
から導管6を通ってミキサー7へ送られ、そこで漂白剤
がパルプと混合され、その後漂白剤と混合されたパルプ
は導管8を通って漂白塔9へ送られる。もしパルプが約
8%以上のパルプ濃度で漂白されるならば、パルプは漂
白塔の底で3ないし5%のパルプ濃度へ希釈される。
次に通常パルプは導管lOを通って中間貯蔵タンク11
へ送られ、そこから導管12を通ってウェットマシンま
たは製紙機械13ヘボンピングされる。ウェットマシン
から得られた余分の液体の大部分は導管14を通って漂
白塔へ返還される。
本発明に従って高収率パルプ、すなわち砕木パルプ、サ
ーモメカニカルパルプおよびケミメカニカルパルプを製
造する時は、第2図に図示するように、パルプ製造にお
いて得られたパルプ懸濁液は、スクリーン室3において
パルプからシャイブおよび他の不純物を分離する前に、
容器1内に集められる。本発明を実施するき時、スクリ
ーン室においてシャイブおよび不純物が分離される程度
はパルプを公知の技術に従って精製するときよりも要求
の程度が低い。例えば、スクリーン室へ送った後、パル
プのシャイブ含量は公知技術に従って!!I造したパル
プのそれよりも50ないし500%人き(、すなわち0
.05ないし0.30重階%でよいう スクリーニングした後、パルプ懸濁液はシックナー5に
おいて3ないし50%のパルプ濃度へ濃縮される。ミキ
サー7において漂白剤がパルプと混合され、混合物は導
管8を通って漂白塔9へ送られる。
パルプは漂白塔から(l+Iえばスクリューコンベヤー
の助けによって導管10を通って収集容器11へ送られ
、そこで導管12を通って供給される熱いプロセス水と
混合される。このプロセス水は微細繊維分画をウェット
マシン13上で脱水する時に得られる。同じプロセス水
は漂白塔の庭球においてパルプを希釈するためにも使用
され、そのため導管14.15を通ってそこへ送られる
。熱いプロセス水は導管16および17を通って該容器
もしくはバットへ送られる。このプロセス水はまた、必
要な時、導管18および15を通って漂白塔の庭球へも
送られる。このプロセス水は、分画装置19から得られ
た長繊維分画をウエットマンンまたは脱水装置21にお
いて脱水時に得られる。
プロセス水は44〜99℃の温度範囲に維持されるであ
ろう。存在する微細物質の量は、微細物質の過剰に多量
を分画装置19へ返還しないように、300■71以下
とすべきである。容器ll中のパルプ懸濁液は、存在す
る繊維フロックを分裂させるため、かきまぜ装置によっ
て激しくかきまぜられる。パルプを後で二つの品質に分
割する時最適の結果を得るためには、すべての繊維束お
よび繊維フロックをこの時処理することが極めて日要で
ある。この機械的処理はパルプ濃度3〜7%において最
も効果的であることが判明した。このため繊維懸濁液を
最初パルプ濃度3〜7%において処理し、次にパルプを
導管23を通って分画装置19へ送る直前に、導管22
および25から得た処理水でパルプ懸濁液を希釈するこ
とが好ましい。
本発明によれば、装置19内の分画段階へ入るパルプの
濃度は0.3ないし4%の範囲にある。分画装置19は
カーブしたスクリーン、遠心スクリーンまたは適当なタ
イプのフィルターよりなる。本発明によれば、入って来
るパルプの量の少なくとも35重量%が微細繊維分画と
して導管24を通って取出される。この微細繊維分画の
フリーネスは40〜l 75 rniC,S、Fの範囲
内に維持されるでアロウ。ツマ−ビル(スロット幅0.
15 +n) ニヨ、ζ、ラシャブ含量は0〜0.7%
の範囲にあるであろう。この繊維分画は導管24を通っ
てウェットマシンまたは製紙殿械13へ送られる。この
微細繊維分画は、ハウアーマツクネット分級機において
150 I yシュスクリーンを通過する繊維を少なく
とも30%を含む。この繊維組成の微細繊維分内は低い
粗さの印刷用紙を生成し、それにより公知の高収率パル
プから製造した印刷紙と比較して均一・なインク吸収お
よび高い不透明性を与える。
長繊維分画は導管20を通ってウェットマシン21へ送
られ、そしてそれから離れる水は導管18を通って除去
される。長繊維分画はパルプ繊維の緩和な機械的処理の
ためディスクリファイナ−またはスクリューデフイブレ
ーク−へ送ることもできる。導管20中の長繊維分画は
高いフリーネス(200〜750献C,S、F、 )と
、0.3%Dl14以下の低い抽出分合量を有し、そし
てハウアーマツクネット分級機中の150メツシュワイ
ヤースクリーン上に留保される繊維が85〜100%を
占める。長繊維分画の性質はそれを吸収製品の製造に高
度に通したものとし、そして咳分画は高いかさ、良好な
吸収速度および極めて高い吸収容量を提供する。このよ
うに本発明方法を実施する時、単一の漂白高収率パルプ
の代わりに、ともに極めて良い性質を持つ少なくとも2
種の製品を低いエネルギー消費量において製造すること
が可能である。これは導管20内の長繊維分画に関して
消費される総エネルギーは、本発明により100〜6Q
 Q kWh/L乾燥パルプであり、一方例えばケミメ
カニカルCTMPタイプに関する対応する値は約100
0 kWh/L乾燥パルプであるからである。
消費エネルギーは、製造した乾燥パルプを当たり+80
0ないし2000に柿であるが、例えば、CTMPに関
する対応する値は製造した乾燥パルプを当たり約230
0kWhである。本発明によって製造した匡繊維分画は
サルファイドパルプおよびサルフェートパルプのような
他のパルプと混合するために特に通している。それは板
紙またはポール紙の製造に、そして吸収製品の製造にも
高度に通している。長繊維分画はまた、再生繊維、ビー
ト繊維、合成繊維のような他の繊維との混合にも適して
いる。
本発明をいくつかの実施例に関して記載する。
実施例1 この実施例は、一部公知技術(第3図を見よ)に従い、
一部は本発明(第4図を見よ)に従い、パイロットプラ
ントにおいてケミサーモメカシニカルパルプの製造に適
用した本発明を例証する。
このため第3図に示したブロック図は第1図に示した基
本図と一致するがしかしもっと詳しい。同じことは第4
図と第2図にもあてはまる。ケミメカニカルとうひパル
プ10tが製造され、スクリーニング、漂白および分画
のためこのプラントへ送られた。
長さ30〜50m、幅10〜20111および厚み1〜
2uを有するとうひチップがスクリューコンベヤーによ
って含浸室26(第3図を見よ)へ送られた。含浸法は
p H7,2を持つ祇硫酸塩溶液でみたされた。亜硫酸
溶液は二酸化イオウ5 g/lおよび水酸化ナトリウム
6.5g/j!を含んでいた。
含浸プロセスの間、チップは乾燥子ノブ1kg当たり亜
硫酸塩溶液平均1.11を吸収した。このため二酸化イ
オウ含量はチップkg当たり1.1 X 5 = 5゜
5gもしくは0.55%になった。含浸室26は130
℃の温度に保たれ、そしてその中のチップの総滞留時間
は約2分であった。この滞留時間の間木材の弱いスルホ
ン化が得られた。含浸したチップは導管27を通って容
器28 (クツカー)へ送られ、飽和水蓬気が供給され
て130℃の温度が得られた。クツカー中のチップ滞留
時間は5分であった。このため含浸室26内の滞留時間
を加えると、聡スルホン化時間は7分であった。チップ
はり7・カー28の底から導管29を通ってコンベヤス
クリュー30へ、そして専管31を通ってディ久々リソ
・rイナー32へ送られ、そこでチップは解繊され、最
終パルプへ精砕された。解繊装置への工ぶルギー人力は
製造した絶乾パルプL当たり19(’0kWhと測定さ
れた。解繊されたパルプはパルプ繊維から余分の水蒸気
を分離するため導管33を通ってサイクロン(図示せず
)中へ吹き出された。パルプ繊維がカートへ集められ、
そしてトラックへ積まれ、さらに処理するためのプラン
トへ輸送された。プラントへ到着した時パルプ(、(か
きま・ぎ手段、すなわちパルパーを備えた容器lへ空け
られ、そごでパルプはパルプ濃度1.2%へ水で希釈さ
れた。測定によりパルプフリーネスはl 60te C
,S、F、であることを示した。得られた繊維懸濁液は
導管2を通って固定円筒スクリーンバスケットを備えた
圧力スクリーン3へ送られ、繊維懸濁液はスクリーンバ
スケットへ過圧のもとに導入された。スクリーンはその
内部に回転しかつ脈動するスクレーパ一手段を備えてい
た。圧力スクリーンの穴あきスクリーンプレートの開口
は直径2.1鶴であった。圧力スクリーンへの繊維懸濁
液の流れは、入って行くパルプ懸濁液の繊維含量の16
重量%がスクリーンプレート上に残り、そして導管34
.パルプ35.導管36を通ってさらに処理するためデ
ィスクリファイナ−37へりジエクトパルプとして排出
されるように制御された。
ディスクリファイナ−中で処理されたパルプは導管38
を通ってパルパー1へ戻された。圧力スクリーン3から
得られたアクセプトは0.95%のパルプ濃度を有し、
そして導管39を通って除去され、ポルテックスクリー
ナー40でさらに精製された。ボルテンクスクリーナー
からのアクセフ。
トパルプは導管4を通ってシックナー5へ送られた。ポ
ルテックスクリーナー40から得られたりジェツトは入
って来るパルプの10%に相当し、これは別のポルテッ
クスクリーナー(図示せず)でさらに精製され、砂およ
び針のような望ましくない不純物を除去し、分離し、導
管41を通って分FJt ’JI42へ送られ、そこか
ら不純物は導管43を通って排出された。ボルテソクス
クリナーから得られた精製したパルプは導管44を経て
リジェクトリファイナー37へ送られた。シックナー5
からの4縮されたパルプは導管6を通ってミキサー7へ
送られ、その中でパルプは3%HzOz、  2%ケイ
酸ナトリウムおよび2%水酸化ナトリウムと混合された
。パルプはシックナー5の上流でジ工−1−レントリア
ミンベンタ酢m (DTPA)の形のキレート剤0.2
%を供給された。パルプは導管8を通って漂白塔9へ送
られた。約2時間の漂白時間の後、パルプは塔内で30
%pcから4%pcへ希釈された。希釈液は導管14を
通って供給され、そしてウェットマシン13からの余剰
水からなっていた。パルプは漂白塔の底から取出され、
導管10を通って収集容器11へ送られ、導管12を通
ってウェットマシン13へ送られた。サンプルAと名付
けたサンプルが漂白パルプから採取され、特にそのフリ
ーネス、繊維組成、紙性質および吸収製品におけるその
性質が測定された。
本発明に従って、CTMPの製造が第4図に図示する態
様に修飾された。第3図のユニット26ないし32は第
4図からは省略され、そしてパルプは容器1へ直接式る
。この修飾においてディスクリファイナ−32(第3図
)へのエネルギー人力はl 900 kWh/Lパルプ
から950 kWh/lパルプへ減らされた。その結果
580d C,S、F。
のあらいパルプとなった。このパルプが本発明による処
理のためプラントへ運ばれ、そしてパルパーである容器
1 (第4図)へ仕込まれた。パルプ懸濁液は導管2を
通って圧力スクリーン3へ送られた。このパルプ懸濁液
は0.95%のパルプ濃度を有していた。リジェクトパ
ルプは導管34を通ってディスクリファイナ−37へ送
られ、そしてネ7″1砕されたパルプは導管38を通っ
てパルパーへ戻された。圧力スクリーン3で得られたア
クセプトパルプは導管39を通ってボルテノタスクリー
チー40−\送られた。導管4内のアクセプトパルプの
l製度は0.70%であった。アクセプトパルプlよ専
管4を通ってノノクナ−5へ送られ、その中ζ30シロ
のパルプ濃度へ述した。濃縮したパルプは次Gこ導管6
を通ってミキサー7へ送られ、そこでパルプは3%)l
zOz、  5%ケイ酸ナトリウム、0゜05%門gs
O+および2%NaOHC!:l足台された。0゜2%
の量のキレート剤(DTPA)がパルプへシックナーの
上流で添加された。パルプは次に導管8を通って漂白塔
9へ送られた。塔内の約2時間の滞留時間の後、塔の庭
球のパルプ濃度は28%から5%へウェットマシン21
から得られそして導管18を通って送られた水によって
希釈された。
希釈された後、パルプ懸濁液は導管10を通って容器も
しくはハソ)11へ供給され、そこでパルプは72℃の
温度においてかきまぜ機によって激しく機械的に処理さ
れた。エネルギー人力は12kWh/Lと測定された。
約3分間処理された後、パルプ1懸濁液は導管23を通
って幅2.2flを持つスロットを備えたカーブしたス
クリーン19ヘボソビングされた。カーブしたスクリー
ンを通って最良の分離効果を達成するために、パルプ懸
濁液は容器11のすく下流で導管14および16から得
たプロセス水を使用して1.1%のパルプ濃度へ希釈さ
れた。カーブしたスクリーンを通過する間、ハ/L/ 
7”、’Q濁液の40市量%がスクリーンのスロットを
通過し、そしてウェットマシン13上に集められた。こ
の分画は以後微細繊維分画と呼ばれる。
パルプの残り、すなわち入って来るパルプの−の60%
はウェットマシン21上で48%の乾燥固形分へ脱水さ
れた。このパルプは以後長繊維分画と呼ばれる。それぞ
れのパルブからサンブルカ((采取され、微細繊維分画
はサイプルBと名付けられ、長繊維分画はサンプルCと
名付けられた。
前述の公知技術に従って製造したCTMPパルプについ
てさらにテストが実施された。このパルプは、漂白しそ
して3%pcへ希釈した直後、導管23を通ってカーブ
したスクリーン19 (第4図)へ送られた。微細繊維
分画の優はこの場合入って来るパルプの量のたった27
%であるとjul定された。この微細繊維分画が分析さ
れ、そしてこれに関するサンプルはサンプルDと名付け
られた。
導管20内の長繊維分画も分析され、そのサンプルはサ
ンプルEと名付けられた。
実施したテストの結果は表1ないし3に示されている。
(以下余白) l−土 サンプル名称 出発パルプフリーネスC,S、F、 、戚 1)サンプ
ルフリーネスC,S、F、、献 出発パルプ中のサンプル、重量% シャイブ含量、ツマ−ビル、% ハウアーマンクネソトによる繊維組成 2)+20メソ
シユ  % +150メソシユ % 一150メツシュ % 白色度、ISO,% 3) 1)  5CAN−C21: 65による。
2)  SCAN−M  6 : 69による。
3)  5CAN−C11: 75による。
A    B    C一旦−−l− 0,060,010,250,010,0840,12
1,060,17,550,133,142,530,
313,839,926,836,59,678,71
0,077,177,875,277,076,8表か
ら見られるように、本発明による方法を実施する時(サ
ンプルBおよびC)、比較的あらい漂白したパルプを二
つの流れに分割することにより、異なる性質の漂白パル
プを製造することができる。
高いフリーネス(580mIC,S、F、 )を有する
パルプから40!I%の微m繊維分画を得る可能性は特
に驚くべきことである。これは低いフリーネス(130
d C,S、F、 )を持つパルプを分画する時得られ
る27重量%と比較される。低フリーネスパルプはハウ
アーマツクネット繊維分級機の最も細かいワイヤーゲー
ジを通過した繊維をもっと多く含んでいたという事実に
鑑み、逆も真実であるに違いない。本発明方法によって
得られた結果は、多分パルプを前記の二つの流れに分け
る前に達成された繊維束および繊維フロックの有効かつ
完全な崩壊によるものである。
サンプルA、B、DおよびEを紙の技術的性質に関しテ
ストし、そしてこれらのテストの結果を表−2に示す。
tU サンプル名称          −一」フリー2スc
、s、F、、mil 30引張り指数、 Nm/g  
        37゜引裂き指数、mNm7g   
       7゜光散乱係数、m7g       
  42゜不透明度1%           82゜
あらさ、ベンドセン、戴/分   340B     
  D      E loo     35   300 1   40、7     x     29.52 
   5、8     X     8.32   5
9、 Ox     38.93   89.9   
  X     80.3205      X   
 610 表から見られるように、広く知られた公知技術に(^t
−,て製造したパルプから得られた微細繊維分画(サン
プルD)からはテストシートを作成することかできなか
った。得られた長繊維分画くサンプルE)のすべての性
質は、引裂指数を除いて出発パルプ(サンプルA)と比
較して劣っていた。
表2から見られるように、本発明に従って製造したパル
プ(サンプルB)は印刷紙の製造に関し高度に興味ある
性質を持っている。特に有益な性)°1はパルプの高い
光散乱係数と不透明度である。
この紙の低いあらさば高級印刷紙を製造する時特にfi
lli値ある性質の一つである。
サンプル を採取し、乾燥固形分9 2. 1 ’に6へ乾燥した
。それぞれのサンプルの出発パルプからもサンプルが採
取された(サンプルC/UおよびサンプルE/U)。
乾燥したパルプは、おしめ製造を目的とする毛羽を形成
するためディスクリファイナ−中で乾式裂断された。サ
ンプルの性質をSCAN−C 33 : 80に従って
かさおよび吸収性についてテストした。
結果を表3に示す。
tU  毛羽立てたパルプの性質 サンプル名称   C/υ  C   E/II   
Eかさ, cd/g     18.2  21.3 
 14.3  16.0吸収容量, gHzo/g  
10.4  10.9   9.7   9.9吸収速
度,秒    8.1   8.7   8.2   
8.2表から見られるように、本発明に従って製造した
パルプ(サンプルC)から毛羽を製造する時すぐれた性
質が得られた。その高いかさは特に有利であり、このか
さはこれまで研究室で測定されたもののうち最高であっ
た。
実施例2 この実施例は、砕木パルプ製造への本発明の通用を例証
する。公知技術に従って圧力砕木パルプ(PGW)を製
造した。パルプ懸濁液を振動スクリーンへ送り、木材残
渣を選別除去した。振動スクリーンにおいて得られたア
クセプトは実施例Iに記載のプラント(第4図を見よ)
へ運ばれた。
パルプ懸濁液は容器もしくはバット】へ送られた。
パルプは容器1から導管2を通って遠心スクリーン3へ
送られた。スクリーン3からのりジェツトは導管34を
通ってディスクリファイナ−37へ送られ、そこでリジ
ェクトパルプのシャイブは繊維を遊離するため処理され
た。遠心スクリーン3からのアクセプトは導管39を通
ってポルテックスクリーナー40ヘボンピングされた。
リジェクトパルプは導管41を通って図面には示されて
いない2番目のボルテソクスクナーリーへ送られた。
この2番目のポルテックスクリーナーからのリジ丁−ク
トは専管43を通ってプラントから除去され、アク七ブ
トパルフ″はリジェクトリファイナー37へ送られた。
第1段のポルテックスクリーナーからのアクセプトパル
プは305d C,S、F、のフリーネスを有し、そし
て導管4を通ってシックナー5へ送られた。パルプ懸濁
液はシックナー5において乾燥固形分26%へ濃縮され
た。濃縮したパルプは次にミキサー7へ送られ、漂白剤
と混合された。漂白剤と混合したパルプは導管8を通っ
て漂白塔9へ送られた。約2時間の塔内滞留時間の後、
パルプは導管18を通って仕込まれるプロセス水を用い
て、塔の庭球において26%乾燥固形分から5%乾燥固
形分へ希釈された。漂白し、希釈されたパルプは容器1
1へ送られ、そしてその中で69”Cの温度によってか
きまぜ機によって激しく機械的に処理された。エネルギ
ー人力は10 kWh/jであると測定された。約3分
間処理された後、パルプ懸濁液は導管23を通って幅2
.0鰭のスロットを備えたカーブしたスクリーンへ送ら
れた。カーブしたスクリーンを境にして最良の分離効果
を得るために、パルプ懸濁液は容器のすぐ下流で導管1
4および16からのプロセス水を使用してパルプ濃度1
.1%へ希釈された。カーブしたスクリーンを通過する
間、パルプ懸濁液の45重置%がスクリーンのスロット
を通過し、ウェットマシン13上に集められた。この分
画は以後微細繊維分画と呼ばれる。パルプの残部、すな
わち入って来るパルプの量の55%はウェットマシン2
1上で乾燥固形分48%へ脱水された。この分画は以後
長繊維分画と呼ばれる。それぞれのパルプからサンプル
が採取され、微細繊維分画はサンプルFと命名され、長
繊維分画はサンプルGと命名された。
公知技術に従って製造した砕木パルプについてさらにス
テトが実施された。このパルプは、漂白し、パルプ濃度
3%へ希釈された直後、導管23を通ってカーブしたス
クリーン19へ送られた。
測定は得られた微細繊維分画の量が入って来るパルプの
徂のたった26%であることを示した。微細繊維分画が
分析され、そしてそのサンプルはサンプルト(と命名さ
れた。長繊維分画も同様に分析され、サンプルにと命名
された。
これらテストの結果を表4に示す。
(以下余白) 表−土 サンプル名称 出発パルプフリーネスC,S、F、、獣サンプルフリー
ネスC,S、F、、戴 出発パルプ中のサンプル、重量% シャイブ含量、ツマ−ビル、% ハウアーマンクネントによる繊維組成 +20メソシユ  % +150メツシユ % 一150メツシュ % 白色度、ISO,% GHK 0.01   0.28  0.01   0.291
1.1   29.0   8.1   32.154
.2  61.2  29.4  58.734.7 
  9.8  62.5  10.180.3  79
.7  80.2  80.0結果は、本発明に従って
砕木パルプ(サンプルFおよびG)から高い長繊維含量
および、同時に驚くほど低い微細物質含量(−150メ
ソシユ)を有するパルプを製造できることを示す、高い
フリーネス(305d C,S、F、 )のパルプから
45屯電%の微細繊維分画を得ることができた事実は特
に驚くべきである。これは漂白直後パルプを分画した時
(サンプルl(およびK)に得られた26宙量%と比較
される。この結果は多分、本発明を実施する時繊維束お
よびフロックがパルプを二つのパルプの流れに分割され
る前に効果的かつ完全に崩1力されるためである。
JJンゾル1?およびl(は紙の技術的性質に関してテ
ストされ、結果を表5に示す。
表  5 サンプル名称         F     Hフリー
ネスC,S、F、、d     80   40引張り
tFr数、 Nm/g       40.1  34
.2引裂き指数、 mNg/e、       4.7
    3.0尤11に乱係G、rr;、/e    
   66.3  66.5不透明度8%      
  92.5  92.3あらさ、ヘンドセン献/分 
195  205表5から見られるように、本発明に従
って製造されたパルプ(サンプルF)の品質は、印刷紙
の製造に関して高度に興味がある。このパルプの高い光
散乱係数および不透明度は特に有益である。
紙の低いあらさおよび高い引裂き指数は高級印刷紙製造
において特に価値ある他の性質である。
サンプルGおよびKからさらに他のサンプルが採取され
、乾燥され、おしめ製造用の毛羽を製造するためディス
クリファイナ−中で乾式裂断された。比較のため、パル
プサンプルが漂白後容器11から採取された(サンプル
L)。サンプルばかさおよび吸収性についてテストされ
、結果を表6に示す。
表 6 毛羽立てたパルプの性質 サンプル名称     G     K     Lか
さ、  cry/ g       20.0   1
9.2   14.7吸収時間1秒     ?、3 
  7.8   7.2吸収容量、 gHzO/g  
 11.1  10.4   9.9結果は明らかに、
本発明によって分画した時得られる長繊維分画(サンプ
ルG)は吸収製品製造のためのすぐれた原料であること
を示している。
表から、出発パルプの性質はこの長繊維分画よりもかな
り劣っていることが見られるであろう。
実施例3 脱インクした故紙パルプ懸濁液が故紙処理プラントから
第4図のプラントへ運ばれた。パルプ懸濁液は容31へ
仕込まれた。パルプは容器1から導管2を通って遠心ス
クリーン3へ送られた。スクリーン3で得られたりジェ
ツトは導管34を通ってディスクリファイナ−へ送られ
、そこでリジェクトパルプ中の固形紙残渣が繊維形に粉
砕された。遠心スクリーンで得られたアクセプトは導管
39を通ってポルテックスクリーナー40へ送られた。
リジェクトパルプはクリーナー40から導管41を通っ
て第2段ポルテックスクリーナー(図示しない)へ送ら
れた。この第2段ポルテックスクリーナーからのりジェ
ツトは導管43およびセパレーター42を通ってプラン
トから排出され、アクセプトパルプは導管44を通って
リジェクトリファイナーへ送られた。ポルテックスクリ
ーナー40から得られたアクセプトパルプは100ml
C.S、F、のフリーネスを持っており、そして4管4
を通ってシックナー5へ送られた。パルプ1ヒ濁液は乾
燥固形分26%へ濃縮された。濃縮したパルプは次に導
管6を通ってミキサー7へ送られ、その中でパルプは漂
白剤と混合された。漂白剤と混合したパルプは導管8を
通って漂白塔9へ送られた。塔中約2時間の滞留時間の
後、パルプは導管18を通って供給されたプロセス水を
用いて、塔の庭球において乾燥固形分26%から乾燥固
形分5%へ希釈された。漂白し希釈したパルプは導管1
0を通って容器11へ送られた。容器ll中のパルプ懸
濁液は73℃の温度においてかきまぜ機によって激しく
機械的に処理された。エネルギー人力は9 kWh/l
と測定された。約3分間処理された後、パルプ!!”i
I!!液は導管23を通って2.01幅のスロットを備
えたカーブしたスクリーン19へ送られた。カーブした
スクリーンを境にして最良の分離を得るために、パルプ
懸濁液は容器のすく下流で導管14および16からのこ
の最初プロセス水を用いて、パルプ濃度0.9%へ希釈
された。
カーブしたスクリーンを通過する間、58重量%がスク
リーンのスロットを通過した。パルプ懸濁液は導管24
を通過し、そしてウェットマシン13上に集められた。
この分画は以l&微細繊維分画と呼ばれる。パルプの残
部、すなわち入って来るパルプの量の42%は導管20
を通ってウェットマシン21へ送られ、そこで乾燥固形
分47%へ脱水された。このパルプは以後長繊維分画と
呼ばれる。それぞれのパルプからサンプルが採取され、
微III繊維分画はサンプルMと命名され、長繊維分画
はサンプル0と命名された。テスト結果を表7に示され
る。
(以下余白) 表=1 サンプル名称 出発パルプフリーネスC,S、F、、威サンプルフリー
ネスC,S、F、、rR12出発パルプ中のサンプル、
重量% シャイブ含量、ツマ−ビル、% ハウアーマツクネットによる繊維組成 +20メンシエ  % +150メ・ノシュ % 一150メツシュ % 白色度、rso、% M           0 o           o、os 4、3        15.8 51、3        70.0 44、4        1 4.2 80、3       79.7 結果は、故紙パルプから高い長繊維含量を有し、同時に
驚くべきほど低い微細繊維含量(−150メツツユ)を
有するパルプを製造できることを示している。低いフリ
ーネス(100d C,S、F、 )を有するパルプか
ら40%もの長繊維分画を製造できるという事実は特に
驚くべきである。
サンプルMおよびOはそれらの紙の技術的性質に関して
テストされ、その結果を表8に示す。
表  8 サンプル名称         MO フリーネスC,S、F、、献    60  295引
張り指数、 Nm/g      33.1  30.
0引裂きFh数、mNm/g    、   3.1 
  4.3光故乱係数、m/g      62.4 
 59.7不透明度1%        91.1  
90.0あらさ ヘンドセン献/分 190  210
表8から見られるように、本発明に従って製造したパル
プは、該パルプを印刷紙、ソフト紙および(及紙の製造
に高度に興味あるものとする性質を白してい/′)。パ
ルプの高い光散乱指数および不透明度は特に有利である
。紙の低いあらさおよび高い引裂き指数は高級印刷紙お
よび板紙の製造において特に価値ある性質である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第3図は公知技術にある高収率パルプ製造
のブロック図であり、第2図および第4図は本発明に従
った高収率パルプ製造のブロック図である。 1はパルパー、3はスクリーン室、5はシックナー、7
はミキサー、9は漂白塔、11はかきまぜ機を備えた容
器、19は分画装置、13はウェットマシンである。 特 代

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)パルプ化された高収率パルプがスクリーニングさ
    れ、脱水され、そして漂白される高収率パルプの製造法
    において、パルプが漂白されそして低パルプ濃度へ希釈
    された後存在する繊維フロックを粉砕するようにパルプ
    を激しくかきまぜることと、そして分画装置内において
    、長繊維分画のフリーネスが微細繊維分画のフリーネス
    を150ないし600ml上廻るような態様において長
    繊維分画および微細繊維分画の相互に異なる平均繊維長
    の二つのパルプの流れに分画することと、そして微細繊
    維分画が漂白段階後に得られるパルプ重量の35ないし
    70%を占めるように持って来ることを特徴とする高収
    率パルプの製造法、
  2. (2)スクリーニングしたパルプがシャイブを普通より
    多い量、すなわち0.05ないし0.30%以上含むよ
    うにすることを特徴とする第1項の方法。
  3. (3)パルプをパルプ濃度3ないし7%においてかきま
    ぜ、その後前記分画前パルプをパルプ濃度0.3ないし
    4%へプロセス水をもって希釈することを特徴とする第
    1項または第2項の方法。
  4. (4)前記分画装置を出て行く微細繊維分画を脱水する
    時に得られ、かつ微細繊維を最大300mg/l含むプ
    ロセス水でパルプを希釈することを特徴とする第3項の
    方法。
  5. (5)微細繊維分画のフリーネスを40ないし175m
    lC.S.F.の範囲に保ち、そして前記分画がバウア
    ーマックネット繊維分級機中の150メッシュワイヤー
    スクリーンを通過する繊維を少なくとも30重量%含む
    ようにすることを特徴とする第1項ないし第6項のいず
    れかの方法。
  6. (6)長繊維分画のフリーネスを200ないし750m
    lC.S.F.の範囲に保ち、そして前記分画は0.3
    %DKM以下の抽出分を有し、そして前記分画の85な
    いし100重量%はバウアーマックネット繊維分級機中
    の150メッシュワイヤースクリーンを通過しない繊維
    よりなることを特徴とする第1項ないし第5項のいずれ
    かの方法。
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