JPS6169540A - 容器 - Google Patents
容器Info
- Publication number
- JPS6169540A JPS6169540A JP59188233A JP18823384A JPS6169540A JP S6169540 A JPS6169540 A JP S6169540A JP 59188233 A JP59188233 A JP 59188233A JP 18823384 A JP18823384 A JP 18823384A JP S6169540 A JPS6169540 A JP S6169540A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- acrylonitrile
- container
- parts
- stretch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は高アクリロニトリル樹脂を用いた温水により白
化する現象がほとんど1忍められない容器に関するもの
である。
化する現象がほとんど1忍められない容器に関するもの
である。
高アクリロニトリル樹脂はガスバリヤ−性、耐薬品性、
保香性等に優れているので、化粧品、トイレタリー用品
、農薬、殺虫剤、文具類、塗料などの容器や包装材料と
して広範囲に利用されるようになってきた。
保香性等に優れているので、化粧品、トイレタリー用品
、農薬、殺虫剤、文具類、塗料などの容器や包装材料と
して広範囲に利用されるようになってきた。
高アクリロニトリル樹脂は水や、水を含む混合物ないし
は水蒸気中に40〜50℃以上の湿量下で保存するとき
に白化し、更に、保存後乾燥すると白化が顕著になると
いう欠点を有している。
は水蒸気中に40〜50℃以上の湿量下で保存するとき
に白化し、更に、保存後乾燥すると白化が顕著になると
いう欠点を有している。
プラスチックの耐薬品性等の評価方法としては、JIS
K−7114に示される様な常温での試験方法もある
が、一般には短期間に実用性を評価するために、40°
C150℃等の温度下における促進試験が行なわれてい
るので、耐薬品性等に優れた性質を有する高アクリロニ
l−IJル樹脂を、水や水を含む混合物の包装材料とし
て用いるとき、室温下での評価において実用上問題が延
くても、保管中、環境温度があがったり40°C150
°C等の温度下での促進試験において白化現象が生じる
ため同包装材料としては使えないと評価され用途が制限
されている。
K−7114に示される様な常温での試験方法もある
が、一般には短期間に実用性を評価するために、40°
C150℃等の温度下における促進試験が行なわれてい
るので、耐薬品性等に優れた性質を有する高アクリロニ
l−IJル樹脂を、水や水を含む混合物の包装材料とし
て用いるとき、室温下での評価において実用上問題が延
くても、保管中、環境温度があがったり40°C150
°C等の温度下での促進試験において白化現象が生じる
ため同包装材料としては使えないと評価され用途が制限
されている。
この高アクリロニ) IJル樹脂の温水白化現象を解決
する有効な手段は見出されていないのが実情であり、高
アクリロニトリル樹脂の用途を狭める結果となっている
ため改良が望まれている。
する有効な手段は見出されていないのが実情であり、高
アクリロニトリル樹脂の用途を狭める結果となっている
ため改良が望まれている。
本発明の目的は温水白化現象がほとんどない高アクリロ
ニトリル樹脂製の容器を提供することにある。
ニトリル樹脂製の容器を提供することにある。
発明者らは、上記問題点を解決し、高アクIJ Clニ
トリル樹脂の耐薬品性、保香性などを活用した容器を得
べく鋭意検討の結果、高アクリロニトリル樹脂を延伸ブ
ロー成形することによって、温水白化現象のほとんどな
い容器が得られることを見出し、本発明に至った。
トリル樹脂の耐薬品性、保香性などを活用した容器を得
べく鋭意検討の結果、高アクリロニトリル樹脂を延伸ブ
ロー成形することによって、温水白化現象のほとんどな
い容器が得られることを見出し、本発明に至った。
即ち、本発明は、高アクリロニトリル樹脂を延伸ブロー
成形した、温水よる白化がほとんどない容器である。
成形した、温水よる白化がほとんどない容器である。
本発明に用いる高アクリロニトリル樹脂とはアクリロニ
トリル分が400重量部上の共重合体であり、特にブタ
ジェン40〜95重量%を含有するブタジェン−アクリ
ロニトリル共重合体3〜30重量部の存在下で、60〜
95重量部のアクリロニトリルと40〜5重量部のアク
リル酸メチルをグラフト重合させて得られる樹脂が好ま
しい。また、必要に応じて安定剤、滑剤、帯電防止剤、
紫外線吸収剤、着色顔料などを含有していてもかまわな
い。
トリル分が400重量部上の共重合体であり、特にブタ
ジェン40〜95重量%を含有するブタジェン−アクリ
ロニトリル共重合体3〜30重量部の存在下で、60〜
95重量部のアクリロニトリルと40〜5重量部のアク
リル酸メチルをグラフト重合させて得られる樹脂が好ま
しい。また、必要に応じて安定剤、滑剤、帯電防止剤、
紫外線吸収剤、着色顔料などを含有していてもかまわな
い。
また、本発明の延伸ブロー成形容器を作る方法としては
、パリソンを射出成形で作る射出延伸ブロー成形法と、
パリソンを押出ブロー成形で作る押出延伸ブロー成形法
とがあるが、いずれの方法でもかまわない。
、パリソンを射出成形で作る射出延伸ブロー成形法と、
パリソンを押出ブロー成形で作る押出延伸ブロー成形法
とがあるが、いずれの方法でもかまわない。
尚、高アクリロニトリル樹脂の射出延伸ブロー成形法に
適した成形機としては、たとえば日精ASB機械■製A
SB−50、ASB−250、ASB−650などが、
押出延伸ブロー成形法に適した成形機としては、西独ベ
クム社製のBMO−2、BMO−4、BMO−4Dなど
がある。
適した成形機としては、たとえば日精ASB機械■製A
SB−50、ASB−250、ASB−650などが、
押出延伸ブロー成形法に適した成形機としては、西独ベ
クム社製のBMO−2、BMO−4、BMO−4Dなど
がある。
本発明の温水白化現象のほとんどない高アクリロニトリ
ル樹脂の延伸ブロー成形容器を成形する条件は、上記成
形機、樹脂等により適宜決定されるが、その幾つかを例
示すると、たとえば、射出延伸ブロー成形機ASB−5
0を用いた場合は、射出成形温度 ;190
〜230°C延伸温度調整ポット温度 ;150〜22
0°C延伸ブローたて延伸倍率 ;1.2〜3.5倍よ
こ延伸倍率 ;1.2〜6.0倍 ブローエアー圧力 ; 4〜20ゆ〆一また、押出延
伸ブロー成形機BMO−4を用いた場合には、 押出成形温度 :190〜230℃プリフォ
ーム金型温度 ;60〜120°C延伸ブローた
て延伸倍率 ;1.2〜3.5倍よこ延伸倍率 ;1,
2〜6.0倍 ブローエアー圧力 ; 4〜20に9〆一の諸条沖下
で成形を行なうのが好ましい。
ル樹脂の延伸ブロー成形容器を成形する条件は、上記成
形機、樹脂等により適宜決定されるが、その幾つかを例
示すると、たとえば、射出延伸ブロー成形機ASB−5
0を用いた場合は、射出成形温度 ;190
〜230°C延伸温度調整ポット温度 ;150〜22
0°C延伸ブローたて延伸倍率 ;1.2〜3.5倍よ
こ延伸倍率 ;1.2〜6.0倍 ブローエアー圧力 ; 4〜20ゆ〆一また、押出延
伸ブロー成形機BMO−4を用いた場合には、 押出成形温度 :190〜230℃プリフォ
ーム金型温度 ;60〜120°C延伸ブローた
て延伸倍率 ;1.2〜3.5倍よこ延伸倍率 ;1,
2〜6.0倍 ブローエアー圧力 ; 4〜20に9〆一の諸条沖下
で成形を行なうのが好ましい。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例1
ブタジェン70重量部とアクリロニトリル30重量部と
を共重合して得たブタジェン−アクリロニトリルゴム状
共重合体の存在下で、アクリロニトリル75重量部と、
アクリル酸メチル25重量部を乳化重合して得た高アク
リロニトリル樹脂を用いて、日清ASB機械(株)製の
射出延伸ブロー成形機”ASB−50”により容積50
0−1重量30グラムの延伸ブロー成形容器を得た。
を共重合して得たブタジェン−アクリロニトリルゴム状
共重合体の存在下で、アクリロニトリル75重量部と、
アクリル酸メチル25重量部を乳化重合して得た高アク
リロニトリル樹脂を用いて、日清ASB機械(株)製の
射出延伸ブロー成形機”ASB−50”により容積50
0−1重量30グラムの延伸ブロー成形容器を得た。
この容器に水を充填して、40°Cおよび50°Cの原
温槽にそれぞれ一定期間保存したのち、容器胴部より試
験片を切取り、そのatを日本電色■社製ヘーズメータ
ーを用いて測定した。
温槽にそれぞれ一定期間保存したのち、容器胴部より試
験片を切取り、そのatを日本電色■社製ヘーズメータ
ーを用いて測定した。
測定結果を表1に示す。
尚、射出延伸ブロー成形は、下記条件下で行なった。
射出成形温度 ; 210°C射出金型温度
;15°C 延伸温度調整ボット温度 ; 170°C延伸ブローた
て延伸倍率 ; 1.7倍よこ延伸倍率 ; 2.7倍 ブローエアー圧力 ; 10にす禰 実施例2 ブタジェン70重1部とアクリロニトリル30重量部と
を共重合して得たブタジェン−アクリロニトリルゴム状
共重合体8重量部の存在下で、アクリロニトリル90重
量部とアクリル酸メチル10重量部を乳化重合して得た
高アクリロニトリル樹脂を用いる他は、実施例1と同様
にして延伸ブロー成形容器を得、保存試験(50°C)
を実施した。
;15°C 延伸温度調整ボット温度 ; 170°C延伸ブローた
て延伸倍率 ; 1.7倍よこ延伸倍率 ; 2.7倍 ブローエアー圧力 ; 10にす禰 実施例2 ブタジェン70重1部とアクリロニトリル30重量部と
を共重合して得たブタジェン−アクリロニトリルゴム状
共重合体8重量部の存在下で、アクリロニトリル90重
量部とアクリル酸メチル10重量部を乳化重合して得た
高アクリロニトリル樹脂を用いる他は、実施例1と同様
にして延伸ブロー成形容器を得、保存試験(50°C)
を実施した。
結果を表1に示す。
実施例3
ブタジェン70重量部と、アクリロニトリル30重量部
とを共重合して得たブタジエンーアクリロニ) IJシ
ルゴム共重合体の存在下でアクリロニトリル65重量部
とアクリル酸メチル45重量部を乳化重合して得た高ア
クリロニ) IJル樹脂を用いて、ペクム社製の押出延
伸ブロー成形機”BMO−4″により容積48〇−重量
26グラムの延伸ブロー成形容器を得た。
とを共重合して得たブタジエンーアクリロニ) IJシ
ルゴム共重合体の存在下でアクリロニトリル65重量部
とアクリル酸メチル45重量部を乳化重合して得た高ア
クリロニ) IJル樹脂を用いて、ペクム社製の押出延
伸ブロー成形機”BMO−4″により容積48〇−重量
26グラムの延伸ブロー成形容器を得た。
この容器に水を充填して、50°Cの恒温槽に一定期間
保存し、実施例1と同様にして霞度を測定した。
保存し、実施例1と同様にして霞度を測定した。
測定結果を表1に示す。
尚、押出延伸ブロー成形は、以下の条件下で行なった。
押出成形温度 ; 210°Cプリフォーム
金型温度 ; 72°C延伸ブローたて延
伸倍率 ; 1,4倍よこ延伸倍率 ; 2,4倍 ブローエアー圧力 ; 6kF!l*比較例1 実施例1と同じ樹脂を用い、プラコー(株)製のダイレ
クトブロー成形機”PVC−50″により通常の容量5
00−1重量35りのダイレクトブロー成形容器を得た
。このダイレクトブロー成形容器を実施例1と同様の試
噛を実施し、・1度を測定した。
金型温度 ; 72°C延伸ブローたて延
伸倍率 ; 1,4倍よこ延伸倍率 ; 2,4倍 ブローエアー圧力 ; 6kF!l*比較例1 実施例1と同じ樹脂を用い、プラコー(株)製のダイレ
クトブロー成形機”PVC−50″により通常の容量5
00−1重量35りのダイレクトブロー成形容器を得た
。このダイレクトブロー成形容器を実施例1と同様の試
噛を実施し、・1度を測定した。
測定結果を表1に示す。
尚、ダイレクトブロー成形容器の成形の条件は押出成形
温度210°C、スクリーー回転数27rI]″r′I
、ブローエアー圧力5 klF /crjであった。
温度210°C、スクリーー回転数27rI]″r′I
、ブローエアー圧力5 klF /crjであった。
本発明の容器は、40°C150°C等の温水による1
ケ月間の保存試験においても白化現象はJ〆まとんど生
じることがない。したがって、高アク+70ニトリル樹
脂が本来持っている優れた耐薬品性、保香性などを活用
し、化粧品、トイレタリー用品、塗料などで水を含むも
のの容器として好適に用い得る。
ケ月間の保存試験においても白化現象はJ〆まとんど生
じることがない。したがって、高アク+70ニトリル樹
脂が本来持っている優れた耐薬品性、保香性などを活用
し、化粧品、トイレタリー用品、塗料などで水を含むも
のの容器として好適に用い得る。
また同容器は表面光沢にも殴れ、印刷、ホットスタンピ
ング等も前処理なしで容易にできるので外観的にも優れ
た、商品価値のある容器である。
ング等も前処理なしで容易にできるので外観的にも優れ
た、商品価値のある容器である。
特許出願人 三井東圧化学株式会社
手続補正書(自発)
昭和59年lO月)2日
特許庁長官 志 賀 学 殿
1、事件の表示
昭和59年特許願第188233号。
2、発明の名称
容器
3、補正をする者
事件との関係 特許出願人
住 所 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号名
称(312) 三井東圧化学株式会社明細書の発明の
詳細な説明の欄 5、補正の内容
称(312) 三井東圧化学株式会社明細書の発明の
詳細な説明の欄 5、補正の内容
Claims (1)
- 高アクリロニトリル樹脂を延伸ブロー成形した温水によ
る白化がほとんどないことを特徴とする容器
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59188233A JPS6169540A (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | 容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59188233A JPS6169540A (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | 容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6169540A true JPS6169540A (ja) | 1986-04-10 |
JPH0549545B2 JPH0549545B2 (ja) | 1993-07-26 |
Family
ID=16220115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59188233A Granted JPS6169540A (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | 容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6169540A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6388910U (ja) * | 1986-11-27 | 1988-06-09 |
-
1984
- 1984-09-10 JP JP59188233A patent/JPS6169540A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6388910U (ja) * | 1986-11-27 | 1988-06-09 | ||
JPH059298Y2 (ja) * | 1986-11-27 | 1993-03-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0549545B2 (ja) | 1993-07-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |