JPS6169200A - 電子部品自動插入機の選択供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子部品自動挿入機における電子部品供給装
置の改良に関するものである。

従来例の構成とその問題点 全体的な形状が同一でありながら機能だけが異なるよう
な電子部品、例えば赤色と黄色とに発光する２種類の発
光ダイオード等にあっては、それらの各電子部品を同一
の自動挿入機で随時選択しなから挿入できるようにした
方が、その種類ごとに別の自動挿入機で挿入するよりも
はるかに好都合である。

随時選択方式の挿入機における従来例として、数種の電
子部品を部品ごと別々に数種のマガジン　　　　。

ケースを用意し、これら数種のマガジンケースを一つの
専用駆動を有する移動可能なブロック上に直線上に、あ
るいは円周上に搭載して専用駆動ブロックを構成し、こ
の専用駆動部を駆動させることによって電子部品を随時
選択的に供給する方法がある。しかしながら、この方法
は、２種類の電子部品を随時選択的に供給する場合にお
いては、機構、構造が複雑であり、かつ専用の急動制御
が必要となり高価になるという問題点を有していた。

発明の目的 本発明は上記従来の問題点を解消するもので、２種類の
機能だけが異なり全体形状が同一であるような電子部品
を、自動挿入機の挿入機構に対して随時選択的に供給可
能とすることを、安価に実現することを目的とする。

発明の構成 本発明は２種類の電子部品をその種類ごとに収容する左
右２本のマガジンケースと、これら両マガジンケース間
に配置した抽出チャック機構と、この機構をいずれかの
マガジンケースに向かって移動させるシフト機構、およ
びこのシフト機構の選択駆動機構とで構成されている。

このような本発明によれば、１台の自動挿入機で２種類
の電子部品の随時選択的な自動挿入を容易に実現させる
ことができ、かつ−組の選択駆動機構およびシフト機構
で１基の抽出チャック機構を２通りに使い分は得るため
、選択供給装置の全体構造を簡略化することができ、し
かも駆動源がｔ　　　　　　１つｋけで済むという優れ
た効果が得られる。

実施例の説明 本発明の一実施例を、図面にもとすいて説明する。１ず
第１図に本実施例の装置全体を示す。中央付近に抽出チ
ャック機構人とシフト機構Ｂと選択駆動機構Ｃが設けら
れ、またその周辺に、抽出チャック機構人から電子部品
を受は取って下向きに転回する挿入チャック機構りと、
この機構りによる電子部品のプリント配線基板１への挿
入を補助する挿入ガイド機構Ｅと、挿入された電子部品
のリード線の端末をプリント配線基板１の裏側で折り曲
げるアンビル機構Ｆと、上記の全機構Ａ〜Ｆを動作させ
る駆動カム群Ｇとが備えられ、かつそれらの全てはフレ
ーム１ｏで支持されている。

上記のごとく構成された実施例において、いまスライド
ブロック１５が左右方向の中央で待機しているものとす
れば、このとき抽出チャック機構ムは前方に向いて、挿
入チャック機構りと向かい合い、両者間で前者から後者
へ電子部品２を受は渡しできる状態にある。

この状態において溝カム３２が回転し、カムリンク２９
が第１図上で反時計回りに回転するとき、例えば第２図
左側の牽引０７ド３ｏに介在させたシリンダーユニット
３３へ流体圧を加えて、この牽引ロッド３ｏをこれの実
質的な全長が最小となる態勢にロックし、右側の牽引ロ
ッド３０’に介在させたシリンダーユニット３３′へは
流体圧を加えないで、このロンドをこれの実質的な全長
が延伸自在である態勢にフリー化しておく。するとカム
リンク２９の牽引動作が、左側のシリンダーユニット３
３および牽引ロッド３０を介して、シフターフォーク２
０の旋回支点２８よりも左方へ伝えられるため、このフ
ォーク２ｏは第２図上で時計回りに旋回し、ローラ１９
および回転支軸１６を介してスライドブロック１５を左
方へ直進移動させようとする。

一方このときのスライドラック１８は、第４図に示すよ
うに左右のバネプランジャ２７，２デで弾力的に押され
、左右方向への中央に保たれている。従って上記したス
ライドブロック１５の左方への直進移動は、そのスライ
ドラック１８に噛合したビニオン１７をして、まず回転
支軸１６を第５図上で時計回りの方向へ回転させる。し
かしながら回転支軸１６の回転範囲は、時計回り方向へ
は９Ｑ度に規制されている。よって回転支軸１６をその
範囲だけ回転させた後のスライドブロック１６は、回転
し得なくなったピニオン１７を介してスライドラック１
８を伴ないつつ、左側のバネプランジャ２７に抗して更
に左方へ移動する。

そしてスライドブロック１５および回転支軸１６が上記
のごとく動作すると、この回転支軸１６で支持されてい
る抽出チャック機構人は、第６図中の矢印イで示す方向
へ１ず転回して、左方のマガジンケース３４に向い合い
、引き杭き同図中の矢印口で示す方向へ前進して、チャ
ック爪１２の先端でこのケースの最下端に位置した電子
部品２へ達する。そこで、このチャック本体１１内のプ
ランジャー１４を前進させると、その電子部品２は閉じ
られようとするチャック爪１２　、１２’によって捕捉
される。

次いでカムリンク２９が復動すると、左方の牽引ロッド
３ｏが押し戻されてシフターフォーク２０を旋回復帰さ
せ、スライドブロック１６を元の位置まで後退させる。

このときのスライドブロノク１８は、ピニオン１アを回
転させる前に、まずバネグランジャ２７へ働くバネ２６
の復元弾力で元の位置まで押し戻され、しかる後にその
ビニオン１７を反転させる。従って電子部品２を捕捉し
ている抽出チャック機構人は、まずマガジンケース３４
から直線方向へ後退して、電子部品をそのケースから真
直ぐに引き出した後、矢印イの経路を反対向きに転回し
て、元の前方へ向く姿勢に戻る。

なお、カムリンク２９が牽引動体を行なうとき、右側の
牽引ロッド３０′に介在させたンリンダーユ二、；７）
３３’へ流体圧を加えると、上記と同様な過程を経て、
抽出チャック機構ムは右ス１１のマガジンケース３４′
へ向かうつ よって上記の実施例で、左右のマガジンケース３４．３
４’に異なる種類の電子部品を収容しておけば左右にあ
るシリンダーユニッ）３３．３３’の１　　　　　いず
れへ流体圧を加えるかによって、それら２種類の電子部
品を随時選択的に抽出し、かつ次の挿入チャック機構へ
供給することができる。

特にこの実施例によれは、選択駆動機構Ｃは、同一の往
復、実動源に連結された左右２本の牽引ロッド３０，３
０’を有して、個々にその全長が随時延伸可能とされ、
７７ト［購Ｂは左右へ旋回自在なシフターフォーク２０
を有して、旋回支点の左右両側方向に上記各ロッド３０
，３０’の先端が各々連結されている。またこのシフト
機構Ｂには、シフターフォーク２０の旋回動作の前半で
抽出チャック機構人を左右方向に転回させ、かつその後
半でこの抽出チャックｂｊｔ　’４４　Ａを左右方向へ
直進移動させる機能が備えられている。

上記の様に構成された技術的手段によれば、常に左右い
ずれか一方の牽引ロッド３０又は３０’のみが全長を最
小とする態勢にロックされ、他方は延伸自在な態勢にフ
リー化される。従って往復部動源の牽引動作は、ロック
された方の牽引ロッドのみでシフターフォーク２０に伝
えられて、抽出チャック機構人を左右いずれかへ旋回さ
ぎることになり、かつその旋回方向は、両牽引０ソド３
０゜３０’いずれがロックされたかで決定される。また
シフターフォーク２０か上記の、様に旋回すると、抽出
チャック機構人が、その旋回動作の前半ではいずれか一
方のマガジンケース３４，３４’に向かい合うよう転回
させられ、旋回動作の後半ではこのマガジンケース３４
又は３４′に向かって前進させられる。なお、このとき
の抽出チャック機構ｙ　Ａが左右いずれのマガジンケー
ス３４又ハ３４′に向い合い、かつ前進するかは上記の
シフターフォーク２ｏが左右いずれの方向へ旋回させら
れるかで決定される。

次いで往復、実動源の押戻し動作は、シフターフォーク
２０を先程と逆の方向へ旋回させるので、一方のマガジ
ンケース３４又は３４′１で前進していた抽出チャック
機構人は、このマガジンケース３４又は３４′から後退
させられ、その後に元の姿勢へ転回復帰させられること
になる。

このような技術的手段によれば、往復部動源が當に同じ
動きを繰り返すにもかかわらず抽出チャック機構人を左
右いずれのマガジンケース３４又は３４′にも移動させ
得て、両マガジンケース３４又は３４′のいずれからで
も、各々に収容された電子部品を随意に抽出させること
ができ、従ってその抽出チャック機構Ａが電子部品を抽
出して元の位置へ戻ったとき、次の挿入チャック機構り
との間でこの電子部品の受は渡しが行なわれるよう関連
付けておけば、その挿入チャック機構に対して２種類の
電子部品を随時選択的に供給することができる。

発明の効果 本発明は、抽出チャック機構と、この機構をいずれかの
マガジンケースに向かって移動させる／フト機構、およ
び選択、駆動ｆｅ、ｔｉＱを設けること（てより、２種
類の電子部品の随意選択的な目動挿入を容易に実現きせ
ることができ、かつ−１且の迷択、実動機構およびシフ
ト機構で１基の抽出チャック機構を２通りに使い分は得
るため、選択供給装置の全体構造を簡略化することがで
き、しかも、実動源が１つだけで済むために安価に電子
部品のｔ４時選択供給が可能となる優れた効果が得られ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における電子部品口動挿入機
の一部断面右側面図、第２図は第１図のＩ−１線よりみ
た平面断面図、第３図は同実施例の要部を断面し拡大し
た右側面図、第４図は第３図の■−■線よりみた正面断
面図、第５図は第３図のｌ−１線よりみた平面断面図、
第６図は第３図のＩＶ−ＩＶ線よりみた断面した平面図
である。 Ａ・・・・・・抽出チャック機構、Ｂ・・・・・・ンフ
ト機構、Ｃ・・・・・・選択駆動機構、Ｄ・・・・・・
挿入チャック機構、１・・・・・・プリント配線一基板
、２・・・・・・電子部品、１０・・・・・・フレーム
、１２・山・・チャック爪、１５・・・・・・スライド
ブロック、１６・・・・・・回転支軸、１７・・・・・
・ビニオン、１８・・・・・・スライドラック、２０・
・・・・・シフターフォーク、２２・・・・・・ホルダ
ー、２３・山・・半周溝、２４・・・・・・ストッパー
ビン、２６．２６’・・・・・・バ坏、２７．２７’・
・・・・・バネフリンジャ、２８・・・・・・支点ピン
、２９・・・・・・カムリンク、３０　、３０’　””
”牽引ロンド、３３．３３’　・・・・・・シリンダー
ユニット、３４．３４’・・・・・・マガジンケース。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 個々に電子部品を収容する左右２本の垂直なマガジンケ
   ースと、これら両マガジンケース間に配置して一対のチ
   ャック爪を備えた抽出チャック機構と、この抽出チャッ
   ク機構を上記両マガジンケースのいずれかへ向かわせる
   シフト機構と、このシフト機構を制御する選択駆動機構
   と、上記抽出チャック機構から供給される電子部品を捕
   捉してプリント基板へ挿入する挿入チャック機構とから
   なることを特徴とする電子部品自動挿入機の選択供給装
   置。