JPS6165502A - 強磁性薄膜フイルタ - Google Patents
強磁性薄膜フイルタInfo
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- JPS6165502A JPS6165502A JP18707984A JP18707984A JPS6165502A JP S6165502 A JPS6165502 A JP S6165502A JP 18707984 A JP18707984 A JP 18707984A JP 18707984 A JP18707984 A JP 18707984A JP S6165502 A JPS6165502 A JP S6165502A
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/20—Frequency-selective devices, e.g. filters
- H01P1/215—Frequency-selective devices, e.g. filters using ferromagnetic material
- H01P1/218—Frequency-selective devices, e.g. filters using ferromagnetic material the ferromagnetic material acting as a frequency selective coupling element, e.g. YIG-filters
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は膜面に垂直な磁界が与えられる強磁性薄膜を用
いた強磁性薄膜フィルタに関する。
いた強磁性薄膜フィルタに関する。
先ず、第11図を参照して、従来の強磁性体フィルタに
ついて説明する。これは磁気共鳴用強磁性体として、Y
IG(イツトリウム・鉄・ガーネット)の単結晶球体を
用いた2段のフィルタである。第11図に於いて、(1
) 、 f21はYIG球体で、夫々接地電位にある外
殻導体(3) 、 (4)に約半分程度埋込まれている
。(5) 、 (61は入力及び出力側同軸中心導体で
、その各一端が夫々YIG球体(1) 、 (2)に接
近した位置で外殻導体(31、(41に接続(短絡)さ
れると共に、YIG球体(1) 、 (2]に沿う如く
接近せしめられる。(7)は連結用同軸中心導体で、そ
の両端がYIG球体(1)。
ついて説明する。これは磁気共鳴用強磁性体として、Y
IG(イツトリウム・鉄・ガーネット)の単結晶球体を
用いた2段のフィルタである。第11図に於いて、(1
) 、 f21はYIG球体で、夫々接地電位にある外
殻導体(3) 、 (4)に約半分程度埋込まれている
。(5) 、 (61は入力及び出力側同軸中心導体で
、その各一端が夫々YIG球体(1) 、 (2)に接
近した位置で外殻導体(31、(41に接続(短絡)さ
れると共に、YIG球体(1) 、 (2]に沿う如く
接近せしめられる。(7)は連結用同軸中心導体で、そ
の両端がYIG球体(1)。
(2)に接近した位置で外殻導体(31、(4)に接続
(短絡)されると共に、YIG球体(1) 、 121
に沿う如く接近せしめられる。f81 、 (9)は、
入力及び出力側同軸中心導体に夫々対応する同軸外部導
体で、その各一端が夫々外殻導体(31、(41に接続
される。(101は、連結用同軸中心導体(7)に対応
する同軸外部導体である。
(短絡)されると共に、YIG球体(1) 、 121
に沿う如く接近せしめられる。f81 、 (9)は、
入力及び出力側同軸中心導体に夫々対応する同軸外部導
体で、その各一端が夫々外殻導体(31、(41に接続
される。(101は、連結用同軸中心導体(7)に対応
する同軸外部導体である。
そして、YIG球体m 、 f2+にフェリs性共鳴の
ために磁石を用いてバイアス直流磁界が与えられる。
ために磁石を用いてバイアス直流磁界が与えられる。
このYIGフィルタでは、入力及び出力側同軸中心導体
+51 、 (6)並びに連結用同軸中心導体(力の短
絡端で高周波磁界が最大となり、YIG球体(11、(
21及び同軸線路(5,8)、(6,9)、(7,10
)間の高周波結合効率が最大となる。
+51 、 (6)並びに連結用同軸中心導体(力の短
絡端で高周波磁界が最大となり、YIG球体(11、(
21及び同軸線路(5,8)、(6,9)、(7,10
)間の高周波結合効率が最大となる。
かかるYIGフィルタに於ては、同軸線路の伝播波長が
自由空間波長と等しく、波長短縮が無いことから、非常
に高い周波数まで、同軸線路の短絡端の極の近傍にYI
G球体を置くことができ、このため通過帯域中心周波数
として約40GHz程度までが可能であることなどの特
長がある。
自由空間波長と等しく、波長短縮が無いことから、非常
に高い周波数まで、同軸線路の短絡端の極の近傍にYI
G球体を置くことができ、このため通過帯域中心周波数
として約40GHz程度までが可能であることなどの特
長がある。
しかし、かかるYIGフィルタでは、そのYIG球体は
その直径がIIIjI程度と小さく、高精度の加工が必
要で、そのため量産性が低いという欠点があった。
その直径がIIIjI程度と小さく、高精度の加工が必
要で、そのため量産性が低いという欠点があった。
そこで、YIG薄膜とストリップラインとを用いた量産
性の高い薄膜化YIGフィルタ(強磁性薄膜フィルタ)
が提案されている。かかる強磁性薄膜フィルタの一例を
第12図を参照して説明する。これは2段フィルタの場
合である。αDは誘電体基板としての石英基板で、その
裏面には接地導電層uzが全面に亘シ被着形成されてい
る。この石英基板αυの表面上の両側付近に互いに平行
に入力及び出力側マイクロストリップライン(導電層)
ff3 、 +14)が被着形成され、その互いに反
対側の各一端は延長されて接地導!屓(121に接続(
短絡)される。
性の高い薄膜化YIGフィルタ(強磁性薄膜フィルタ)
が提案されている。かかる強磁性薄膜フィルタの一例を
第12図を参照して説明する。これは2段フィルタの場
合である。αDは誘電体基板としての石英基板で、その
裏面には接地導電層uzが全面に亘シ被着形成されてい
る。この石英基板αυの表面上の両側付近に互いに平行
に入力及び出力側マイクロストリップライン(導電層)
ff3 、 +14)が被着形成され、その互いに反
対側の各一端は延長されて接地導!屓(121に接続(
短絡)される。
(13a) 、 (14a)はストリップライy(+3
1.(141の各短絡端部である。石英基板(11)上
に於いて、入力及び出力側ス) IJツデライン(13
1、(14の上の短絡端部(13a)。
1.(141の各短絡端部である。石英基板(11)上
に於いて、入力及び出力側ス) IJツデライン(13
1、(14の上の短絡端部(13a)。
(14a)付近に夫々円形のYIG薄膜(直径が約1雲
翼)(151、(161を被着形成する。石英基板(1
11上に於いて、YIG薄膜αS、αB上を覆う如(G
GG(ガドリウム・ガリウム−ガーネット)板卸を被着
形成する。このGGG板復η上に、YIG薄膜い、卸に
対向し、入力及び出力側ストリップラインf131 、
(14)と交叉する如く連結用マイクロストリップラ
イン(1&を被着形成し、その両端は延長されて接地導
電層α2に接続(短絡)される。(18a) 、 (1
8b)はストリップライン鰻の両短絡端部である。そし
て、第13図に示す如く、磁気ヨーク内の永久磁石(1
9、+21によって、YIG薄膜(1s 、 (16)
に、そのフェリ1m性共鳴のために、その膜面に垂直に
一様なバイアス直流磁界を与える。
翼)(151、(161を被着形成する。石英基板(1
11上に於いて、YIG薄膜αS、αB上を覆う如(G
GG(ガドリウム・ガリウム−ガーネット)板卸を被着
形成する。このGGG板復η上に、YIG薄膜い、卸に
対向し、入力及び出力側ストリップラインf131 、
(14)と交叉する如く連結用マイクロストリップラ
イン(1&を被着形成し、その両端は延長されて接地導
電層α2に接続(短絡)される。(18a) 、 (1
8b)はストリップライン鰻の両短絡端部である。そし
て、第13図に示す如く、磁気ヨーク内の永久磁石(1
9、+21によって、YIG薄膜(1s 、 (16)
に、そのフェリ1m性共鳴のために、その膜面に垂直に
一様なバイアス直流磁界を与える。
かかる薄膜YIGフィルタは、マイクロ波帯で使用する
場合Qが高く、共振周波数がYIG強磁性体の体積によ
らず、バイアス磁界の強さを可変することによシ共振周
波数を広帯域に亘って直線的に可変でき、フォトリング
2フイ技術を採用できるところから、量産性が高く、特
性のはらつきが少な(、無調整化が可能で、しかも廉価
であるという特長を有する。
場合Qが高く、共振周波数がYIG強磁性体の体積によ
らず、バイアス磁界の強さを可変することによシ共振周
波数を広帯域に亘って直線的に可変でき、フォトリング
2フイ技術を採用できるところから、量産性が高く、特
性のはらつきが少な(、無調整化が可能で、しかも廉価
であるという特長を有する。
しかし、かかる強磁性薄膜フィルタには次のような問題
がある。円形の強磁性薄膜(YIG薄膜)を強磁性球体
と同体積にするには、その直径を1n以上にしなければ
ならない。誘電体基板及びGGG板(εr=13)の誘
電率並びにマイクロストリップラインの形状によシ求め
られる実効誘電率なεeffと置くと、伝播波長は自由
空間波長の1/F石、に圧縮されるので、数GHz以上
の周波数の信号を扱う場合には、ス) IJツデライン
の短絡端の極の近傍に強磁性薄膜を置くという条件が成
立しなくなる。このため、強磁性薄膜及びストリップラ
イン間の高周波結合効率が下が9、フィルタの挿入損失
が増加する。誘電体基板及びGGG板上の各ストリップ
ライン間の高周波電界による容量性結合度が大となって
、アイソレーション特性が劣化するところから、特性の
良いフィルタを得ることができなかった。 ゛ かかる点に鑑み本発明は、通過帯域中心周波数を数GH
z以上の高周波数となし得、狭帯域となし得、自由度を
増大し得、しかも製造の容易な強磁性薄膜フィルタを提
案しようとするものである。
がある。円形の強磁性薄膜(YIG薄膜)を強磁性球体
と同体積にするには、その直径を1n以上にしなければ
ならない。誘電体基板及びGGG板(εr=13)の誘
電率並びにマイクロストリップラインの形状によシ求め
られる実効誘電率なεeffと置くと、伝播波長は自由
空間波長の1/F石、に圧縮されるので、数GHz以上
の周波数の信号を扱う場合には、ス) IJツデライン
の短絡端の極の近傍に強磁性薄膜を置くという条件が成
立しなくなる。このため、強磁性薄膜及びストリップラ
イン間の高周波結合効率が下が9、フィルタの挿入損失
が増加する。誘電体基板及びGGG板上の各ストリップ
ライン間の高周波電界による容量性結合度が大となって
、アイソレーション特性が劣化するところから、特性の
良いフィルタを得ることができなかった。 ゛ かかる点に鑑み本発明は、通過帯域中心周波数を数GH
z以上の高周波数となし得、狭帯域となし得、自由度を
増大し得、しかも製造の容易な強磁性薄膜フィルタを提
案しようとするものである。
本発明による強磁性薄膜フィルタは、膜面に垂直な磁界
が与えられる強磁性薄膜(YIG薄膜)ff51゜卸と
、この強磁性薄膜αs 、 (16+に結合される入力
及び出力側ストリップラインu 、 (141とを有し
、入力及び出力側ストリップライン[131、(141
の各開放端から、通過帯域の信号の伝播波長の略1/4
の奇数倍の位置に強磁性薄膜as+ 、 (1blが位
置せしめられていることを特徴とするものである。
が与えられる強磁性薄膜(YIG薄膜)ff51゜卸と
、この強磁性薄膜αs 、 (16+に結合される入力
及び出力側ストリップラインu 、 (141とを有し
、入力及び出力側ストリップライン[131、(141
の各開放端から、通過帯域の信号の伝播波長の略1/4
の奇数倍の位置に強磁性薄膜as+ 、 (1blが位
置せしめられていることを特徴とするものである。
かかる本発明によれば、入力及び出力側ストリップライ
ン[13+ 、α心の各開放端から、通過帯域の信号の
伝播波長の略1/4の奇数倍の位置に強磁性薄膜(Is
、 (161が位置せしめられているから、強磁性薄
膜の中心位置に於いて、通過帯域の信号に対して両スト
リッフライン間のアイソレーションカ採うれ、強磁性薄
膜にその膜面に垂直に直流バイアス磁界を与えることに
よシ、その磁界の強さく応じた共振周波数のフィルタが
得られる。
ン[13+ 、α心の各開放端から、通過帯域の信号の
伝播波長の略1/4の奇数倍の位置に強磁性薄膜(Is
、 (161が位置せしめられているから、強磁性薄
膜の中心位置に於いて、通過帯域の信号に対して両スト
リッフライン間のアイソレーションカ採うれ、強磁性薄
膜にその膜面に垂直に直流バイアス磁界を与えることに
よシ、その磁界の強さく応じた共振周波数のフィルタが
得られる。
かくしてマイクロ波帯で使用する場合Qが高く、強磁性
体の体積によらず、バイアス磁界の強さを可変すること
により共振周波数を広帯域に亘って直線的に可変でき、
量産性が高く、特性のばらつきが少なく、無調整化が可
能で、廉価な強磁性薄膜フィルタを得ることができる。
体の体積によらず、バイアス磁界の強さを可変すること
により共振周波数を広帯域に亘って直線的に可変でき、
量産性が高く、特性のばらつきが少なく、無調整化が可
能で、廉価な強磁性薄膜フィルタを得ることができる。
以下に、第1図を参照して、本発明の一実施例を詳細に
説明するも、第1図に於いて第12図と対応する部分に
は同一符号を付して説明する。これは第12図と同様に
2段フィルタの場合である。Uは誘電体基板としての石
英基板で、その裏面には接地導電層側が全面に亘り被着
形成されている。この石英基板aυの表面上の両側付近
く互いに平行に入力及び出力f、11マイクロストリッ
プライン(fj ’tl+ Wl )131 、 (z
41が被着形成され、その互いに反対側の各一端は開放
される。(13A) 、 (14A)はストリップライ
ン(13) 、 (141の各開放端部である。石英基
板(1+1上に於いて、入力及び出力側ストリップライ
ン(131、fi4)の上の開放端部(13A) 、
(14A)付近に夫々円形のYIG薄膜(直径が約11
111+)α5) 、 (1eを被着形成する。石英基
板(111上に於いて、YIG薄膜(151、(161
上を覆う如(GGG (ガドリウム・ガリウム・ガーネ
ット)板cI71ヲ被着形成する。コノGGG板(17
1上ニ、YIG4膜t151.σ印に対向し、入力及び
出力側ストリップライン(13、α滲と交叉する如く連
結用マイクロストリップライン(laを鴫形成し、その
両端は開放される。
説明するも、第1図に於いて第12図と対応する部分に
は同一符号を付して説明する。これは第12図と同様に
2段フィルタの場合である。Uは誘電体基板としての石
英基板で、その裏面には接地導電層側が全面に亘り被着
形成されている。この石英基板aυの表面上の両側付近
く互いに平行に入力及び出力f、11マイクロストリッ
プライン(fj ’tl+ Wl )131 、 (z
41が被着形成され、その互いに反対側の各一端は開放
される。(13A) 、 (14A)はストリップライ
ン(13) 、 (141の各開放端部である。石英基
板(1+1上に於いて、入力及び出力側ストリップライ
ン(131、fi4)の上の開放端部(13A) 、
(14A)付近に夫々円形のYIG薄膜(直径が約11
111+)α5) 、 (1eを被着形成する。石英基
板(111上に於いて、YIG薄膜(151、(161
上を覆う如(GGG (ガドリウム・ガリウム・ガーネ
ット)板cI71ヲ被着形成する。コノGGG板(17
1上ニ、YIG4膜t151.σ印に対向し、入力及び
出力側ストリップライン(13、α滲と交叉する如く連
結用マイクロストリップライン(laを鴫形成し、その
両端は開放される。
(18A) 、 (18B)はストリップライン(18
1の両開放端部である。そして、第13図と同様に磁気
ヨーク内の永久磁石によって、YIG薄膜α51 、
(161に、そのフェリ磁性共鳴のために、その膜面に
垂直に一様なバイアス直流磁界を与える。
1の両開放端部である。そして、第13図と同様に磁気
ヨーク内の永久磁石によって、YIG薄膜α51 、
(161に、そのフェリ磁性共鳴のために、その膜面に
垂直に一様なバイアス直流磁界を与える。
そして、ストリップライン[131、fi41及び錦の
各開放端部(13A) 、 (14A)及び(18A)
、 (18B)の夫々円形YIG薄膜(15) 、
a61の中心からの長さを共に通過帯域の信号の伝播波
長λの略1/4の奇数倍に選定する。
各開放端部(13A) 、 (14A)及び(18A)
、 (18B)の夫々円形YIG薄膜(15) 、
a61の中心からの長さを共に通過帯域の信号の伝播波
長λの略1/4の奇数倍に選定する。
次に、かかるフィルタの動作を説明する。入力側ス)
IJツブラインa3に伝播波長がλの高周波信号を供給
すると、その高周波信号はその開放端部(13A)に伝
播するが、開放端部(13A)の長さは上述のように設
定されているので、その開放端では、電圧最大、電流最
小(零)、磁界最小(零)となり、従って、YIG薄膜
(151の中心位置では逆に、電圧最小(零)、電流最
大、磁界最大となる。従って、このYIG薄膜(151
の中心位置では、ス) IJツブラインαシとYIG薄
膜的との間の電流分による磁気結合度は最大となシ、ス
トリップライン03)と連結用ス) IJツブラインα
&との間の電圧分による容量結合度は最小になシ、アイ
ソレーションが採られることになる。
IJツブラインa3に伝播波長がλの高周波信号を供給
すると、その高周波信号はその開放端部(13A)に伝
播するが、開放端部(13A)の長さは上述のように設
定されているので、その開放端では、電圧最大、電流最
小(零)、磁界最小(零)となり、従って、YIG薄膜
(151の中心位置では逆に、電圧最小(零)、電流最
大、磁界最大となる。従って、このYIG薄膜(151
の中心位置では、ス) IJツブラインαシとYIG薄
膜的との間の電流分による磁気結合度は最大となシ、ス
トリップライン03)と連結用ス) IJツブラインα
&との間の電圧分による容量結合度は最小になシ、アイ
ソレーションが採られることになる。
又、入力側ストリップライン(131に波長がλとは異
なる高周波信号が供給されたときは、ス) IJツブラ
イン(131と、YIG薄膜α5及び連結用ストリップ
ラインαeとの間には共にある値の磁気結合度及び容量
結合度を有するので、アイソレーションは採られないこ
とKなる。
なる高周波信号が供給されたときは、ス) IJツブラ
イン(131と、YIG薄膜α5及び連結用ストリップ
ラインαeとの間には共にある値の磁気結合度及び容量
結合度を有するので、アイソレーションは採られないこ
とKなる。
しかして、YIG薄膜+151に、その薄膜に垂直なバ
イアス直流磁界を与えれば、ある周波数fで7エリ磁性
共鳴を起し、この周波数fがアイソレーションの採れて
いるとき、fを帯域中心周波数とするフィルタが得られ
る。尚、ストリップライン(181と、YIG薄膜a8
1及び出力側ストリップラインα(イ)との間の関係に
ついても、上述と同様のことが言える。
イアス直流磁界を与えれば、ある周波数fで7エリ磁性
共鳴を起し、この周波数fがアイソレーションの採れて
いるとき、fを帯域中心周波数とするフィルタが得られ
る。尚、ストリップライン(181と、YIG薄膜a8
1及び出力側ストリップラインα(イ)との間の関係に
ついても、上述と同様のことが言える。
尚、第1図の実施例は、2段のフィルタの場合であるが
、第2図に示す如く1段のフィルタあるいは図示せざる
3段以上のフィルタも可能である。
、第2図に示す如く1段のフィルタあるいは図示せざる
3段以上のフィルタも可能である。
第2図に於いて、第1図と対応する部分には同一符号を
付して重複説明を省略する。尚、第2図では連結用スト
リップラインは不要なので、第1図のストリップライン
(1gに代えて、出力側ストリップラインIが設けられ
ている。
付して重複説明を省略する。尚、第2図では連結用スト
リップラインは不要なので、第1図のストリップライン
(1gに代えて、出力側ストリップラインIが設けられ
ている。
次に、第2図のフィルタの種々の条件下に於ける挿入損
失の周波数特性について、第3図〜第7図を参照して説
明する。尚、第2図に於いて、入力及び出力側のストリ
ップライン(13) 、 (14)の各開放端部(13
A) 、 (14A)の長さを夫々X、Yとする。
失の周波数特性について、第3図〜第7図を参照して説
明する。尚、第2図に於いて、入力及び出力側のストリ
ップライン(13) 、 (14)の各開放端部(13
A) 、 (14A)の長さを夫々X、Yとする。
第3図はx = 2.764 (朋)、Y = 2.2
86 (龍)の場合に於いて、YIG薄膜α51がフェ
リ磁性共鳴を起していないときのアイソレーション特性
を示す。この第3図では、12〜13 GHz付近で十
分なアイソレーションが得られることが分る。次に、こ
のフィルタの通過帯域を12.75〜13.25GHz
に設定することを考える。第13図の曲線の12.75
〜13.25GHzの範囲の部分を周波数軸上で拡大し
て、第4図に示す。しかして、YIG薄膜αSに、その
膜面に垂直なバイアス直流磁界を与えて、フェリ磁性共
鳴を起させ、その磁界の強さを変えて共振周波数を夫夫
12.750)h、 13.0GHz及び13.25G
H2にした場合の特性を夫々第5図、第6図及び第7図
に示す。
86 (龍)の場合に於いて、YIG薄膜α51がフェ
リ磁性共鳴を起していないときのアイソレーション特性
を示す。この第3図では、12〜13 GHz付近で十
分なアイソレーションが得られることが分る。次に、こ
のフィルタの通過帯域を12.75〜13.25GHz
に設定することを考える。第13図の曲線の12.75
〜13.25GHzの範囲の部分を周波数軸上で拡大し
て、第4図に示す。しかして、YIG薄膜αSに、その
膜面に垂直なバイアス直流磁界を与えて、フェリ磁性共
鳴を起させ、その磁界の強さを変えて共振周波数を夫夫
12.750)h、 13.0GHz及び13.25G
H2にした場合の特性を夫々第5図、第6図及び第7図
に示す。
これら図より、共振周波数を可変しても、通過帯域特性
の形状は殆んど変化しないことが分る。尚、フィルタの
段数を増す程、通過帯域は狭くなる。
の形状は殆んど変化しないことが分る。尚、フィルタの
段数を増す程、通過帯域は狭くなる。
次に、ス) +Jツデラインの開放端部の長さの設定の
仕方について、第8図〜第10図の挿入損失の周e数特
性を参照して説明する。先ず、第2図の1段のフィルタ
について考える。入力及び出力側ストリップライ?/[
131,(14)ノ各開放端部(13A) 、 (14
A)の長さx、yが夫々通過帯域の信号の波長λ1.λ
2の1/4と一致するその信号の周波数を夫々h r
’2とする。しかして、f1= f2となるように、X
+Yを設定すれは、第8図に示す如く狭帯域のアイソレ
ーションが得られる。又、周波数f1とf2を微差を以
って異ならしめ(例えばfl<f2)れば、第9図に示
す如く広帯域のアイソレーションが得られる。この場合
は周波数fl l f2の中間でアイソレーションが劣
化しているが、多段フィルタにすることにより、アイソ
レーション特性を向上させることができる。
仕方について、第8図〜第10図の挿入損失の周e数特
性を参照して説明する。先ず、第2図の1段のフィルタ
について考える。入力及び出力側ストリップライ?/[
131,(14)ノ各開放端部(13A) 、 (14
A)の長さx、yが夫々通過帯域の信号の波長λ1.λ
2の1/4と一致するその信号の周波数を夫々h r
’2とする。しかして、f1= f2となるように、X
+Yを設定すれは、第8図に示す如く狭帯域のアイソレ
ーションが得られる。又、周波数f1とf2を微差を以
って異ならしめ(例えばfl<f2)れば、第9図に示
す如く広帯域のアイソレーションが得られる。この場合
は周波数fl l f2の中間でアイソレーションが劣
化しているが、多段フィルタにすることにより、アイソ
レーション特性を向上させることができる。
第1図の2段のフィルタに於いて、入力及び出力側スト
リップラインff3 、 (141の各開放端部(13
A)。
リップラインff3 、 (141の各開放端部(13
A)。
(14A)及び連結相ストリップライン(181の両開
放端部(18A) 、 (18B)の長さX+y:z1
*z2が夫々通過帯域の信号の波長λ1.λ2 : ?
31 rλ32の1/4と一致するその信号の周波数を
夫々fl+f2:f3□、f32とする。しかして、周
波数f1 + f2 : fal y f32を微差を
以って異ならしめ(例えばfl<f2< fal(f3
2)れば、第10図に示す如く広帯域のアイソレーショ
ンが得られる。
放端部(18A) 、 (18B)の長さX+y:z1
*z2が夫々通過帯域の信号の波長λ1.λ2 : ?
31 rλ32の1/4と一致するその信号の周波数を
夫々fl+f2:f3□、f32とする。しかして、周
波数f1 + f2 : fal y f32を微差を
以って異ならしめ(例えばfl<f2< fal(f3
2)れば、第10図に示す如く広帯域のアイソレーショ
ンが得られる。
上述せる本発明によれば、マイクロ波帯で使用する場合
Qが高(、共振周波数が強磁性体の体積によらず、バイ
アス磁界の強さを可変することにより共振周波数を広帯
域に亘って直線的に可変でき、フォトリングラフィ技術
を採用できるところから量産性が高く、特性のばらつき
が少なく、無調整化が可能で、廉価な強磁性薄膜フィル
タを得ることができる。
Qが高(、共振周波数が強磁性体の体積によらず、バイ
アス磁界の強さを可変することにより共振周波数を広帯
域に亘って直線的に可変でき、フォトリングラフィ技術
を採用できるところから量産性が高く、特性のばらつき
が少なく、無調整化が可能で、廉価な強磁性薄膜フィル
タを得ることができる。
第1図及び第2図は夫々本発明による強磁性薄膜フィル
タの各実施例を示す斜視図、第3図〜第10図は本発明
による強磁性薄膜フィルタの特性を示す曲線図、第11
図及び第12図は夫々従来の強磁性薄膜フィルタを示す
斜視図、第13図は第12図の強磁性薄膜フィルタの一
部の断面図である。 (1υは誘電体基板(石英基板)、α2は接地導電層、
(13i 、 (14)は入力側及び出力側マイクロス
トリップライン、(151、1,eii%l性薄1x
(yIG薄[)、(171FiGGG板、(181は連
結用マイクロストリップラインである。
タの各実施例を示す斜視図、第3図〜第10図は本発明
による強磁性薄膜フィルタの特性を示す曲線図、第11
図及び第12図は夫々従来の強磁性薄膜フィルタを示す
斜視図、第13図は第12図の強磁性薄膜フィルタの一
部の断面図である。 (1υは誘電体基板(石英基板)、α2は接地導電層、
(13i 、 (14)は入力側及び出力側マイクロス
トリップライン、(151、1,eii%l性薄1x
(yIG薄[)、(171FiGGG板、(181は連
結用マイクロストリップラインである。
Claims (1)
- 膜面に垂直な磁界が与えられる強磁性薄膜と、該強磁性
薄膜に結合される入力及び出力側ストリップラインとを
有し、上記入力及び出力側ストリップラインの各開放端
から、通過帯域の信号の伝播波長の略1/4の奇数倍の
位置に上記強磁性薄膜が位置せしめられるようにしたこ
とを特徴とする強磁性薄膜フィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18707984A JPS6165502A (ja) | 1984-09-06 | 1984-09-06 | 強磁性薄膜フイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18707984A JPS6165502A (ja) | 1984-09-06 | 1984-09-06 | 強磁性薄膜フイルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6165502A true JPS6165502A (ja) | 1986-04-04 |
Family
ID=16199761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18707984A Pending JPS6165502A (ja) | 1984-09-06 | 1984-09-06 | 強磁性薄膜フイルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6165502A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6310903A (ja) * | 1986-07-02 | 1988-01-18 | Sony Corp | 強磁性共鳴装置 |
JPH01130602A (ja) * | 1987-11-17 | 1989-05-23 | Mitsubishi Electric Corp | フエリ磁性体薄膜共振器 |
JPH0482969U (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-20 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58182302A (ja) * | 1982-04-19 | 1983-10-25 | Sony Corp | 磁性共鳴装置 |
-
1984
- 1984-09-06 JP JP18707984A patent/JPS6165502A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58182302A (ja) * | 1982-04-19 | 1983-10-25 | Sony Corp | 磁性共鳴装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6310903A (ja) * | 1986-07-02 | 1988-01-18 | Sony Corp | 強磁性共鳴装置 |
JPH01130602A (ja) * | 1987-11-17 | 1989-05-23 | Mitsubishi Electric Corp | フエリ磁性体薄膜共振器 |
JPH0482969U (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-20 |
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