JPS616298A - アルミニウム及びアルミニウム合金の着色陽極酸化皮膜の化成法 - Google Patents

アルミニウム及びアルミニウム合金の着色陽極酸化皮膜の化成法

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JPS616298A
JPS616298A JP12700084A JP12700084A JPS616298A JP S616298 A JPS616298 A JP S616298A JP 12700084 A JP12700084 A JP 12700084A JP 12700084 A JP12700084 A JP 12700084A JP S616298 A JPS616298 A JP S616298A
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sulfuric acid
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Masami Ishii
石井 正巳
Tsutomu Onda
恩田 勉
Chiaki Yamada
千秋 山田
Mitsuyuki Isogai
磯貝 光之
Satoru Murakami
哲 村上
Yoshikazu Otani
嘉一 大谷
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Aisin Corp
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Aisin Keikinzoku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明はアルミニウム及びアルミニウム合金の着色陽
極酸化皮膜の化成法に関するものである(従来の技術) 本発明に係る従来技術としては、持分昭和49−488
24号「iii流電解法によるアルミニウムおよびアル
ミニウム合金の着色法」があり、この公報に、硫酸また
は芳香族スルホン酸を主成分とする電解浴中で陽極酸化
(以下アルマイトという)処理を施したアルミニウムを
金属の酸または塩を含む溶液中に陰極として配置し、直
流電解することにより着色させるものである旨説明が行
才・れている。
(発明が解決しようとする問題点) 然しこの従来のアルミニウム及びアルミニウム合金の着
色方法は、溶接加工をしたアルミニウム及びアルミニウ
ム合金を着色すると、溶接時に熱影響を受けた部分が他
の部分よりも著しくうすく着色され色むらゝが生じ不良
品となる。
この“色むら”の原因は、普通実施されている方法では
、電圧が20V以下で硫酸180 g/Il水溶液にて
温度20℃2電流密度IA/d+J、電解時間30分の
場合のアルマイト皮膜構造を電子顕微鏡にて観察すると
、−股部と熱影響部とでは、ボア径が大きく違い熱影響
部では一般部のl/3以下となっていることが判明した
これを第2図のアルマイト着色部の拡大図により説明す
れば、1はアルミニウム又はアルミニウム合金で、2が
アルマイト部で、12は一般部で13を溶接熱による熱
影響部とすれば、−股部12のアルマイト部を拡大する
と四部に相当するSl、S2・・・の間隔t1.t2・
・・は約750人であり、これに対して熱影響部13の
ボアS5、S6・・・の寸法は約200人と狭く約l/
3である。このために次工程のアルマイト着色工程でア
ルマイト着色イオンMがSl、32・・・には析出しや
すいが、ボアS5.S6・・・には析出しにくく、この
結果熱影響部にはアルマイト着色イオンMが無いか、又
は少な(なり、従ってボア径が小さい熱影響部には着色
イオンが析出さく3) れ難く“色むら“が発生ずるものである。
この様に従来方法ではアルミニウム及びアルミニウム合
金に着色する場合には溶接加工した部分にはボア径が小
さいために着色できないという問題点があった。
そこで本発明は溶接加工を行ったアルミニウム及びアル
ミニウム合金において、“色むら”が発生しない着色方
法を、その技術的課題とするものである。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記課題を解決のために講じた技術的手段は、アルミニ
ウム及びアルミニウム合金の溶接部において、溶接時に
熱影響をうけた部分と一般的のボア径の差を小さくなる
方法として、ベンゼン又はナフタリンの水素が少なくと
も2つ以上がスルホ基(−3o、H)、カルボキシ基(
−COOH)、ヒドロキシ基(−OH)のいずれかに単
独又は混合して置換された多塩基酸50〜300 g/
j2、望ましくは100〜200 g/7!に硫酸を0
〜50 g/l、望ましくは5〜10 g/Rに添加し
た水溶液にて、直流電圧が25〜40Vの高電圧にて所
定時間陽極酸化後、徐々に電解電圧が10〜20Vにな
るように電流値を降下さ・Uて0.5〜5分間維持して
、アルマイト皮膜のボア径を大きくし、次に無機金属を
含む水溶液にて交流電解することにより、前記ボア径に
着色イオンを析出させることにより、−股部と熱影響部
に着色させるものである。
(作用) 上記技術的手段は次のように作用する、すなわちアルミ
ニウム及びアルミニウム合金の表面にアルマイト着色を
行う場合に、電解液として、ナフタリン・ジ・スルホン
酸の多塩基酸を使用し、25〜40Vの高電圧にて所定
時間電解後、徐々に電解電圧が10〜20Vになるよう
に電流値を降下させて0.5〜5分間維持すると、アル
マイト皮膜のボア径が大きく、かつ−股部と熱影響部が
ほぼ均一になり、次工程の着色イオンが析出し易くなる
ものである。
これを第1図により説明すれば、lはアルミ母材、2は
アルマイト部、3は一般部、4は熱影響部とすれば、前
記各部のボア3a、3b・・・及び4a、4b、4c・
・・は、ボアの径がほぼ同一となり、3a、3b・・・
のボア巾T、、TLばi’71000人であり、4a、
4b・・・のボアrljT、6.T(・・・は約750
人である。この結果着色イオンMは各ボアの中に析出し
、熔接熱影響部にも確実に着色されるものである。
この場合電圧が25V以下になると一般部と溶接部とで
はボア径に大きな差が生じ、1色むら”が発生し、40
V以上になると均一な酸化皮膜βが得られない。
また25V以上の一定電圧にて連続的に電解すればアル
マイト属に斑点状といわれる皮膜ハクリ現象が発化し正
常な着色皮膜が得られないものである。
このために25〜40Vの高電圧に所定時間電解後徐々
に電解電圧を10〜20Vに降下した場合がもっとも適
切である。
また維持時間が30秒以内では溶接待熱影響部が一般部
より濃くなり、5分以上では低電圧電解した作用と同様
に溶接部付近が薄くなり、IOV以下では皮膜表面に(
ちりが発生ずるものである(実施例1) JISA6063S−T5アルミニウム合金を90度に
ロウ付溶接したアルミ型材を、通常に脱脂、エツチング
、酸洗等の前処理したものを、スルホサリチル酸100
 g/l、硫酸5g/j!、温度25℃にて電流密度2
A/dlTr、15分陽極酸化(このときの電圧34V
)した後に、そのまま電流密度0.2A/dn(3分電
解(このときの電圧16■)その後、水洗後硫酸ニッケ
ル30g/j!、ホウ酸50 g/l、水溶液にて交流
電解(電圧18V)5分するとブロンズ色に溶接部も均
一に着色された。水洗後に脱塩水沸騰処理を施して着色
を完了する。
比較例として同様のアルミニウム合金型材を硫酸200
 g/lt、温度25℃にて電流密度2A/d nf 
15分陽極酸化(このときの電圧16V)した後に、0
.2A/dn(,3分電解(このときの電圧4■)した
ものを同様に無機金属塩水溶液にて電閘着色すると溶接
部付近は薄く“色むら”が生じた。
(実施例2) J l5A6063S−T5アルミニウム合金型材の一
部を火災温度900〜1000℃のプロパンバーナーで
1分間加熱したものを通常のように脱脂等の前処理をし
て、ナフタリン・ジ・スルホン酸150g/C硫酸5 
g/1.温度20℃にて電流密度1,8A/dn(20
分陽極酸化(このときの電圧29V)したご、0.4A
/dn(,2分電解(このときの電圧18V)したちの
を、硫酸第一615g/L クレゾールスルホン酸10
g/j!浴にて交流電解すると均一黒色に着色された。
比較例として同処理したアルミニウム型材を硫酸180
g/C温度20℃電流密度1.8A/dd、15分陽極
酸化(このときの電圧16V)した後、同様に無機金属
塩水溶液で電解着色すると、バーナー加熱部が半径7C
11にわたり色調がぼけてうすかった。
〔発明の効果〕
従来の硫酸法による陽極酸化ではアルミニウム合金組織
の影響を非常に受けやすく、特に溶接時の加熱によるオ
ーバーエージング状態でばボア径が一般部の1/3以下
となり、着色イオンが析出しにくく“色むら”となるが
、本多塩基有機酸による陽極酸化皮膜ではボア径に対し
て素材の影響を受けがたいという効果があり、さらに電
圧降下により皮膜孔底部層厚さを薄く改質する際にオー
バーエージング部の方が早く作用し少し遅れて一般部に
作用する。
従って低電圧時間が短くすぎると、オーバーエージング
部のみが濃く着色され、時間が長すぎると最初から低電
圧にて電解したのと同作用があり逆に色調がうずくなる
すなわち低電圧時間を30秒〜5分内であればさらに望
ましくは2〜3分にすれば均一に着色された陽極酸化皮
膜を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例にもとづく酸化皮膜の拡大断面図であ
り、第2図は従来技術の酸化皮膜の拡大断面図である。 1・・・アルミニウム及びアルミニウム合金。 2・・・陽極酸化皮膜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アルミニウム及びアルミニウム合金に陽極酸化皮膜を作
    製した後着色する、着色陽極酸化皮膜の化成法において
    、ベンゼン又はナフタリンの水素のうち少なくとも2つ
    以上のスルホ基、カルボキシ基、ヒドロキシ基のいづれ
    かを単独置換又は混合置換した多塩基酸に、0〜50g
    /lの硫酸を添加した水溶液を用いて、電圧25〜40
    Vにて所定時間陽極酸化後、前記電圧を降下させて10
    〜20Vの低電圧にて所定時間陽極酸化させた後に、、
    無機金属を含む水溶液にて交流電解する、アルミニウム
    及びアルミニウム合金の着色陽極酸化皮膜の化成法。
JP12700084A 1984-06-19 1984-06-19 アルミニウム及びアルミニウム合金の着色陽極酸化皮膜の化成法 Granted JPS616298A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1992018667A1 (es) * 1991-04-10 1992-10-29 Novamax Technologies Holdings Inc. Metodo para la obtencion, por via electrolitica, sobre aluminio anodizado, de una gama de colores grises
CN110273171A (zh) * 2019-06-05 2019-09-24 中国船舶重工集团公司第七二五研究所 一种铝合金长焊缝的微槽体氧化处理方法

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