JPS616289A - 金属のガルヴア−ニ回収装置 - Google Patents
金属のガルヴア−ニ回収装置Info
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- JPS616289A JPS616289A JP60000977A JP97785A JPS616289A JP S616289 A JPS616289 A JP S616289A JP 60000977 A JP60000977 A JP 60000977A JP 97785 A JP97785 A JP 97785A JP S616289 A JPS616289 A JP S616289A
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- Japan
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- cathode
- metal
- recovery device
- galvanic
- anode
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25C—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC PRODUCTION, RECOVERY OR REFINING OF METALS; APPARATUS THEREFOR
- C25C7/00—Constructional parts, or assemblies thereof, of cells; Servicing or operating of cells
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25C—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC PRODUCTION, RECOVERY OR REFINING OF METALS; APPARATUS THEREFOR
- C25C7/00—Constructional parts, or assemblies thereof, of cells; Servicing or operating of cells
- C25C7/02—Electrodes; Connections thereof
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、例えば電気めっき設備における洗浄浴の希薄
溶液から、金属を、ガルヴァーニ回収すなわち電解的に
回収するための装置に関する。
溶液から、金属を、ガルヴァーニ回収すなわち電解的に
回収するための装置に関する。
(従来の技ri4)
通常、このような電気めっき設備は、電解浴槽のほかに
、この電解浴槽から出てくる材料を浸けるための洗浄浴
槽を備えている。長時間運転の間に、この洗浄浴槽内に
は、溶解金属が増えてくるので、この金属を回収するこ
とは、有意義である。
、この電解浴槽から出てくる材料を浸けるための洗浄浴
槽を備えている。長時間運転の間に、この洗浄浴槽内に
は、溶解金属が増えてくるので、この金属を回収するこ
とは、有意義である。
電解により、このような回収を行なうために、多孔性陰
極に浴液を通過させることにより、そこから金属を取り
出すと云う方法が知られている。
極に浴液を通過させることにより、そこから金属を取り
出すと云う方法が知られている。
金属は、多孔性陰極の壁部に析出してくるので、次に、
それを溶融する。
それを溶融する。
より詳しく云うと、公知の方法では、開放セルを有する
ポリエステルフオームスポンジが用いられ、その表面は
、予め金属処理して、導電性になっている。溶解金属を
含んでいる液体は、陰極として用いられているこのスポ
ンジを通過して行く。
ポリエステルフオームスポンジが用いられ、その表面は
、予め金属処理して、導電性になっている。溶解金属を
含んでいる液体は、陰極として用いられているこのスポ
ンジを通過して行く。
これらのスポンジの壁部に析出した金属は、次に大雑把
に砕かれ、高温に熱せられる。
に砕かれ、高温に熱せられる。
プラスチック材料は、ガス化して飛散し、また、回収さ
れた金属は、溶けて、スポンジセルの壁部を最初に覆っ
ていた金属と混合する。
れた金属は、溶けて、スポンジセルの壁部を最初に覆っ
ていた金属と混合する。
しかし、例えばシアン化物のように、金属が溶は込んで
いる生成物は、回収されるべき金属が、=4− とかしばしば観察される。従って、スポンジの外層だけ
が、導電性をもったままに残る。このような場合1回収
装置の収率は、極端に悪いものとなる。
いる生成物は、回収されるべき金属が、=4− とかしばしば観察される。従って、スポンジの外層だけ
が、導電性をもったままに残る。このような場合1回収
装置の収率は、極端に悪いものとなる。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明の目的は、上で述べたような欠点を解消するため
、この種の装置に改良を加えたものを提供することにあ
る。
、この種の装置に改良を加えたものを提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段)
本発明によれば、希薄溶液が通過しうる多孔性陰極によ
り、希薄溶液から、金属を電解的に回収する装置が提供
される。
り、希薄溶液から、金属を電解的に回収する装置が提供
される。
この装置においては、陰極は、多数の孔が穿設された絶
縁支持部によって支持されている細線の網から成り4か
つこの陰極は、溶液が、陰極の表面に対して概ね直交す
る方向へ、網を通過して行くようになっていることを特
徴としている。
縁支持部によって支持されている細線の網から成り4か
つこの陰極は、溶液が、陰極の表面に対して概ね直交す
る方向へ、網を通過して行くようになっていることを特
徴としている。
本発明の第1の実施例においては、回収装置は、2つの
軸方向陽極、即ち中央陽極と周辺陽極とが設けられた円
筒状タンクを備え、これらの極の間には、プラスチック
ネットに当接する細い金属線の網から成る陰極が置かれ
ている。溶液の供給は、外側陽極に沿って行なわれ、そ
の排出は、タンクの中央部を通して行なわれる。
軸方向陽極、即ち中央陽極と周辺陽極とが設けられた円
筒状タンクを備え、これらの極の間には、プラスチック
ネットに当接する細い金属線の網から成る陰極が置かれ
ている。溶液の供給は、外側陽極に沿って行なわれ、そ
の排出は、タンクの中央部を通して行なわれる。
陰極は、大きなメツシュのプラスチックネットに当接す
る細い銅線のシート状の網を、渦巻き状に一緒に巻くこ
とによって、中空円筒の形につくることが好ましい。銅
線の直径は、1/10乃至4/10mIIlとし、プラ
スチックネットを形成する糸の直径は、約1 、5mm
とする。
る細い銅線のシート状の網を、渦巻き状に一緒に巻くこ
とによって、中空円筒の形につくることが好ましい。銅
線の直径は、1/10乃至4/10mIIlとし、プラ
スチックネットを形成する糸の直径は、約1 、5mm
とする。
本発明の第2の実施例においては、装置は、一端に溶液
の入口を備え、かつ他端に出口を備える細長いタンクか
ら成っている。
の入口を備え、かつ他端に出口を備える細長いタンクか
ら成っている。
このタンクは、陽極と陰極が交互に配置された複数の電
極を備え、かつこれらの電極は、プラスチックネットに
当接させた細い金属線の網からつくられ、溶液の流れ方
向と直交させて置かれる。
極を備え、かつこれらの電極は、プラスチックネットに
当接させた細い金属線の網からつくられ、溶液の流れ方
向と直交させて置かれる。
この実施例においては、陰極は、プラスチックネットの
間に、数層の細い金属線の網を設けたマットでつくられ
るのが望ましく、かつ互い違いに配置されている非透過
性陽極の間に置くのがよい。
間に、数層の細い金属線の網を設けたマットでつくられ
るのが望ましく、かつ互い違いに配置されている非透過
性陽極の間に置くのがよい。
(実施例)
以下、図面に基づき本発明を説明する。
第1図には、本発明の第1の実施例が示されている。こ
の実施例では、ガルヴァーニ回収装置は、円筒状タンク
(1)である。タンク(1)は、好ましくは接線方向を
向く供給管(2)と、排出管(3)を備えている。
の実施例では、ガルヴァーニ回収装置は、円筒状タンク
(1)である。タンク(1)は、好ましくは接線方向を
向く供給管(2)と、排出管(3)を備えている。
このタンク(1)の内部には、3本の電極が設けられて
いる。即ち、中央陽極(4)と、外周面に沿って設けた
陽極(5)と、これら2個の陽極の間に設けた陰極(6
)とである。
いる。即ち、中央陽極(4)と、外周面に沿って設けた
陽極(5)と、これら2個の陽極の間に設けた陰極(6
)とである。
供給管(2)は、陽極(5)の内側と連通している。
そのため、溶液は、陰極(6)を透過する必要がある。
陰極(6)だけは透過性でなくてはならず、陽極(4)
(5)は透過性でなくてもよい。陰極(6)は、微細な
金属の網からなっている。この網は1例えば、直径0.
l+amの、格子状銅線製であるとよい。
(5)は透過性でなくてもよい。陰極(6)は、微細な
金属の網からなっている。この網は1例えば、直径0.
l+amの、格子状銅線製であるとよい。
この格子は、機械的強度を有しないので、プラスチック
製ネット、又は他の絶縁材料よりなる支持材により、補
強する必要がある。この補強材料は、溶液を容易に通す
ような細孔性のものであって、かつ金属の網を適当な形
に保つような硬さを有するものとする。
製ネット、又は他の絶縁材料よりなる支持材により、補
強する必要がある。この補強材料は、溶液を容易に通す
ような細孔性のものであって、かつ金属の網を適当な形
に保つような硬さを有するものとする。
網目状金属線の代わりに、織ったもの、押出成形したも
の、又は展延した金属も、使用することが出来る。
の、又は展延した金属も、使用することが出来る。
2個以上の同軸電極を使用してもよい。この場合には、
少なくとも中間の電極は、透過性でなくてはならない。
少なくとも中間の電極は、透過性でなくてはならない。
この場合、中間の電極は陰極(6)に似た構造とするが
、金属付着物を集めることは期待出来ないので、自己支
持機能を有する網で作るのがよい。
、金属付着物を集めることは期待出来ないので、自己支
持機能を有する網で作るのがよい。
陰極の格子の支持材としては、自己支持機能を有する陽
極を使用するとよい。この陰極は、出来る限り、微細な
メツシュのものとする必要があり、陰極自体は、自己で
支持機能を有する必要はない。
極を使用するとよい。この陰極は、出来る限り、微細な
メツシュのものとする必要があり、陰極自体は、自己で
支持機能を有する必要はない。
金属陽極と陰極格子との間に、数個の絶縁性連結手段を
設けることが必要である。
設けることが必要である。
第5図には、金属格子を巻き付けた円筒状陰極−8=
(6)が示されている。この金属格子は、機械的剛性が
ないので、プラスチックのネットにより、形を維持され
ている。
ないので、プラスチックのネットにより、形を維持され
ている。
この陰極(6)を作るには、幅約250■、厚さ約1
、5mm、長さ約7mmのプラスチックネットよりなる
かなり厚いストリップ(21)を、平らに拡げる。この
ストリップ(21)の上に、0.Im+iから0.4y
amまでの直径を有する、編み銅線の数層のうちの一層
よりなる金属ス1〜リップ(22)を置く。
、5mm、長さ約7mmのプラスチックネットよりなる
かなり厚いストリップ(21)を、平らに拡げる。この
ストリップ(21)の上に、0.Im+iから0.4y
amまでの直径を有する、編み銅線の数層のうちの一層
よりなる金属ス1〜リップ(22)を置く。
このストリップ(22)は、プラスチックネットと同じ
長さと幅を有している。両方のストリップ(21) (
22)を、一緒に巻き付けて、中央部に、円筒状の開[
1(23)を有する円筒形ロールを形成する。
長さと幅を有している。両方のストリップ(21) (
22)を、一緒に巻き付けて、中央部に、円筒状の開[
1(23)を有する円筒形ロールを形成する。
プラスチックネツI−が巻かれており、かつこのネット
の巻同部の間に、細線で作られた金属製の連続的なマッ
トが存在することにより、中空の円筒は、すぐれた機械
的強度を持っている。
の巻同部の間に、細線で作られた金属製の連続的なマッ
トが存在することにより、中空の円筒は、すぐれた機械
的強度を持っている。
そのため、溶液は、陰極へ直角方向に容易に流れ込み、
かつその接触面積は大きい。
かつその接触面積は大きい。
第1図に示した装置の内側、即ち、外周に設けた陽極(
5)内に円筒状陰極が設けられ、また、中央の陽極(4
)は、陰極(6)の中央開孔(23)内に配置されてい
る。
5)内に円筒状陰極が設けられ、また、中央の陽極(4
)は、陰極(6)の中央開孔(23)内に配置されてい
る。
第6図に示すように、第1図の陰極(6)の電気(24
)には、複数の導電性針(25)が取り付けられている
。針(25)は、肘板(24)の中心から、種々の間隔
を置いて配置されている。そのため、電流は、陰極の大
部分より供給される。肘板(24)は、電線(26)に
接続されている。
)には、複数の導電性針(25)が取り付けられている
。針(25)は、肘板(24)の中心から、種々の間隔
を置いて配置されている。そのため、電流は、陰極の大
部分より供給される。肘板(24)は、電線(26)に
接続されている。
220gの銅を含む陰極を使用したところ、回収操作の
終りに、陰極の重量は、4,820gとなり、銀4 、
600gが付着して得られた。このように、この陰極は
、すぐれた性質を有している。
終りに、陰極の重量は、4,820gとなり、銀4 、
600gが付着して得られた。このように、この陰極は
、すぐれた性質を有している。
この陰極を融解することにより、95.43%の純粋な
銀を得た。この試験で、電解質中の最終的な銀の含有率
は、2pp+m程の少量であった。融解操作の間に、プ
ラスチック材料は、金属と混合することなく、燃え尽き
た。
銀を得た。この試験で、電解質中の最終的な銀の含有率
は、2pp+m程の少量であった。融解操作の間に、プ
ラスチック材料は、金属と混合することなく、燃え尽き
た。
第9図には、本発明による装置により精製された。溶液
中の金含有率の減少曲線が示されている。
中の金含有率の減少曲線が示されている。
この試験では、全浴槽は、8.0のp)Iを有し、12
3Qの体積で、開始濃度は3.3g/Qであり、吸引速
度は毎時550Qであり、電流は8アンペアであった。
3Qの体積で、開始濃度は3.3g/Qであり、吸引速
度は毎時550Qであり、電流は8アンペアであった。
実線で示した曲線は、本発明による装置に関し、一点鎖
線は、ポリエステルの泡で作られた細孔性の陰極を有す
る従来の装置に関するものである。
線は、ポリエステルの泡で作られた細孔性の陰極を有す
る従来の装置に関するものである。
最初の20時間では、両方の装置の作用は似通っている
が、20時間経過後には、浴槽の濃度は小さくなり、2
00vag/ Q以下になった時に、大きな差が現れた
。
が、20時間経過後には、浴槽の濃度は小さくなり、2
00vag/ Q以下になった時に、大きな差が現れた
。
本発明による装置では、40時間経過後に、濃度は2m
g/D、となり、一方、従来の装置では、同じ40時間
経過後に、まだ、はぼ10rag/ Qであった。
g/D、となり、一方、従来の装置では、同じ40時間
経過後に、まだ、はぼ10rag/ Qであった。
当業者には、「遮蔽陰極効果(+masked cat
hodeeffect) J として知られる効果と同
様の作用により、電極の大部分に含まれた、種々の不活
性ネット層は、第7図に示されているように、電極とし
て作用する。
hodeeffect) J として知られる効果と同
様の作用により、電極の大部分に含まれた、種々の不活
性ネット層は、第7図に示されているように、電極とし
て作用する。
これに対して、従来の装置では、細孔性のものでさえ、
陰極の外壁にしか付着しなかった。
陰極の外壁にしか付着しなかった。
第2図には、本発明の第2の実施例が示されている。
この実施例では、タンク(7)は、一端に溶液供給管(
8)を備え、かつ他端に排出管(9)を備える、平行六
面体の細長いものとなっている。
8)を備え、かつ他端に排出管(9)を備える、平行六
面体の細長いものとなっている。
両端の間には、同一平面上に、数個の電極が設けられ、
液体は、供給管(8)から排出管(9)の方向へ、電極
に対して直交する方向に流れるようになっている。電極
は、扁平な陽極(10)と陰極(11)を交互に配置し
て形成されている。
液体は、供給管(8)から排出管(9)の方向へ、電極
に対して直交する方向に流れるようになっている。電極
は、扁平な陽極(10)と陰極(11)を交互に配置し
て形成されている。
第8図に示す変形例においては、陽極(10)は、非透
過性であり、また、タンク(7)の上端と下端とが、互
い違いに空くことにより、流路(]0a)(10b)が
交互に上下に形成され、液体の流れが湾曲するようにな
っている。
過性であり、また、タンク(7)の上端と下端とが、互
い違いに空くことにより、流路(]0a)(10b)が
交互に上下に形成され、液体の流れが湾曲するようにな
っている。
反対に、陰極(11)は透過性であり、第8図に示すよ
うに直角方向より流れるようになっている。
うに直角方向より流れるようになっている。
第5図に示したものと同様に、各陰極(I+)は、銅線
の網からなる、ストリップ層で形成されている。
の網からなる、ストリップ層で形成されている。
銅線の直径は、0.1mmと0.4mmの間であり、ま
たこれらの層は、プラスチックのグリッド(21)で囲
まれている。銅線の層(22)を囲むグリッド(21)
は、非導電性材料で作られた、上方支持部(27)と下
方支持部(28)で保持され、この支持部(27) (
28)には、導電性金属ブレード(29)が埋め込まれ
ている。
たこれらの層は、プラスチックのグリッド(21)で囲
まれている。銅線の層(22)を囲むグリッド(21)
は、非導電性材料で作られた、上方支持部(27)と下
方支持部(28)で保持され、この支持部(27) (
28)には、導電性金属ブレード(29)が埋め込まれ
ている。
各ブレード(29)は、数個の金属性針(30)で縛ら
れている。針(30)は、銅線の網の異なる層(22)
に延びている。また、各ブレード(29)は、片側で、
タンク(7)の外側に突き出でいる。これらのすべての
ブレードの突出端は、普通の電極に電気接続されている
。
れている。針(30)は、銅線の網の異なる層(22)
に延びている。また、各ブレード(29)は、片側で、
タンク(7)の外側に突き出でいる。これらのすべての
ブレードの突出端は、普通の電極に電気接続されている
。
第4図のように、陽極(10)は、自身を支えるに充分
な厚さを有する金属で作られているのがよい。
な厚さを有する金属で作られているのがよい。
例えば、金属板には、パンチあるいは他の方法により、
多数の開口(13)を空けておくとよい。こ方向の杆で
ある。これらの支持部(14)と鉤部(15)第3図は
、ガルヴァーニ回収装置全体の一例を示している。
多数の開口(13)を空けておくとよい。こ方向の杆で
ある。これらの支持部(14)と鉤部(15)第3図は
、ガルヴァーニ回収装置全体の一例を示している。
この例では、フレーム(16)には、ポンプ(17)と
、弁(18)と、第1図のタンクと、排出管(3)を備
えるフィルタ(19)と、注入タンク(20)が、ポン
プ(17)の上流側に配置されている。
、弁(18)と、第1図のタンクと、排出管(3)を備
えるフィルタ(19)と、注入タンク(20)が、ポン
プ(17)の上流側に配置されている。
本発明による装置は、電気メツキ装置の洗浄タンクから
の希釈した金属を回収するためにのみ用いられるもので
はない。例えば、レントゲン写真ネガ用の現像槽及び電
解槽のような、溶液の希釈された金属を、ガルヴァーニ
回収操作するのにも使用される。これは、排出前に、重
金属の濃度の規則に適合するように、残りの水を精製す
るためのものである。
の希釈した金属を回収するためにのみ用いられるもので
はない。例えば、レントゲン写真ネガ用の現像槽及び電
解槽のような、溶液の希釈された金属を、ガルヴァーニ
回収操作するのにも使用される。これは、排出前に、重
金属の濃度の規則に適合するように、残りの水を精製す
るためのものである。
陰極が、非常に細いワイヤで作られていることにより、
陰極を作る金属が小さな割合で含まれるので、融解の後
に、回収金属の含有量は、非常に高い割合となる。
陰極を作る金属が小さな割合で含まれるので、融解の後
に、回収金属の含有量は、非常に高い割合となる。
第1図は、本発明による第1の実施例を、一部を破断し
て示す概略図である。 第2図は、本発明による第2図の実施例を示す概略図で
ある。 第3図は、第1図示のものと同じタンクを備えた回収設
備の様子を示す略図である。 第4図は、本発明による異なる実施例を拡大して示す斜
視図である。 第5図は、渦巻き状に巻かれた中空円筒状陰極の斜視図
である。 第6図は、第5図示の陰極に用いられる接続リングを示
す斜視図である。 第7図は、陰極線上に析出した金属の様子を、拡大して
示す略図である。 第8図は、キルト構造の陰極を有する第2図示の装置を
示す断面正面図である。 第9図は、第1図示の陰極の効率を比較して示すグラフ
である。 (1)タンク (2)供給管(3)排
出管 (4)(5)陽極(6)陰極
(7)タンク(8)供給管
(9)排出管(10)陽極
(11)陰極(13)開口 (14
)支持部(15)鉤部 (16)フ
レーム(17)ポンプ (18)弁(1
9)フィルタ (20)注入タンク(2
1) (22)ストリップ (23)開口(24
)肘板 (25)針(26)電線
(27) (28)支持部(29)ブレ
ード (30)針手続補正書防式) 1、事件の表示 昭和60年特許願第000977号
2、 Ji!明の名称 金属のガルヴァーニ回収装置
3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 民 名 イブ エロギュエール 5、補正命令の日付昭和60年4月IO日(発送日昭和
60年4月30日)6、補正により増加する発明の数
なし7、補正の対象 (1)委任状及びその訳文
(2)図面447一
て示す概略図である。 第2図は、本発明による第2図の実施例を示す概略図で
ある。 第3図は、第1図示のものと同じタンクを備えた回収設
備の様子を示す略図である。 第4図は、本発明による異なる実施例を拡大して示す斜
視図である。 第5図は、渦巻き状に巻かれた中空円筒状陰極の斜視図
である。 第6図は、第5図示の陰極に用いられる接続リングを示
す斜視図である。 第7図は、陰極線上に析出した金属の様子を、拡大して
示す略図である。 第8図は、キルト構造の陰極を有する第2図示の装置を
示す断面正面図である。 第9図は、第1図示の陰極の効率を比較して示すグラフ
である。 (1)タンク (2)供給管(3)排
出管 (4)(5)陽極(6)陰極
(7)タンク(8)供給管
(9)排出管(10)陽極
(11)陰極(13)開口 (14
)支持部(15)鉤部 (16)フ
レーム(17)ポンプ (18)弁(1
9)フィルタ (20)注入タンク(2
1) (22)ストリップ (23)開口(24
)肘板 (25)針(26)電線
(27) (28)支持部(29)ブレ
ード (30)針手続補正書防式) 1、事件の表示 昭和60年特許願第000977号
2、 Ji!明の名称 金属のガルヴァーニ回収装置
3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 民 名 イブ エロギュエール 5、補正命令の日付昭和60年4月IO日(発送日昭和
60年4月30日)6、補正により増加する発明の数
なし7、補正の対象 (1)委任状及びその訳文
(2)図面447一
Claims (10)
- (1)透過性電極を使用する、希薄溶液からの金属のガ
ルヴァーニ回収装置であって、前記電極は、希薄溶液を
通過させることができ、かつ金属で覆われた後、溶融さ
れるようになっているものにおいて、 陰極(6)が、それ自体実質的な機械的強度を備えてい
ない細線網から成り、かつプラスチックネットからなる
不活性支持体によって補強されており、また、該陰極が
、希薄溶液の流れに対して直交していることを特徴とす
る金属のガルヴァーニ回収装置。 - (2)透過性の中空円筒状陰極(6)と、該陰極(6)
の内側に置かれている非透過性陽極(4)と、該陰極(
6)の周りに置かれている非透過性陽極(5)とから成
ることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項に記載の
金属のガルヴァーニ回収装置。 - (3)比較的太いストランドからつくられたプラスチッ
クネットのストリップ(21)と、数層の銅線製の網か
らつくられたストリップ(22)とからなるシートを、
円筒状に巻いて形成した陰極を備えていることを特徴と
する特許請求の範囲第(1)項または第(2)項に記載
の金属のガルヴァーニ回収装置。 - (4)編み銅線の直径が、1/10mm乃至4/10m
mであり、また、プラスチックネットのストランドの直
径が、約1.5mmであることを特徴とする特許請求の
範囲第(3)項に記載の金属のガルヴァーニ回収装置。 - (5)円筒状陰極(6)が、中央円筒状開口(23)を
備え、従って、前記陰極(6)が、中央陽極(4)を囲
み、かつ陽極(5)の内側に位置していることを特徴と
する特許請求の範囲第(3)項または第(4)項に記載
の金属のガルヴァーニ回収装置。 - (6)希薄溶液が、接線方向を向く供給管(2)によっ
てタンクへ供給され、かつ中央の排出管(3)を通って
排出されるようになっていることを特徴とする特許請求
の範囲第(5)項に記載の金属のガルヴァーニ回収装置
。 - (7)互いに平行をなして、かつ交互に配置された複数
の扁平な陽極(10)と扁平な陰極(11)とを有する
とともに、一端に供給管(8)を、かつ他端に排出管(
9)を備える平行六面体タンク(7)から成ることを特
徴とする特許請求の範囲第(1)項乃至第(4)項のい
ずれかに記載の金属のガルヴァーニ回収装置。 - (8)互い違いに配置された一連の非透過性陽極(10
)から成り、しかも、これら陽極(10)の間には、溶
液と交差するように透過性陰極(11)が置かれ、かつ
前記陰極(11)は、間に編み銅線メッシュの層が閉じ
込められている層状のプラスチックネットで形成されて
いることを特徴とする特許請求の範囲第(7)項に記載
の金属のガルヴァーニ回収装置。 - (9)プラスチックネットストリップと編み銅線ストリ
ップ(21)とからなるセットが、上方支持部(27)
および下方支持部(28)によって一緒に支持されてお
り、かつ前記上方支持部(27)が、共通電流供給バス
バーへ接続されている導電ブレード(29)を備えてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第(8)項に記載の
金属のガルヴァーニ回収装置。 - (10)支持部が、陽極を形成するとともに、一連の絶
縁支持部により陰極を構成している微細金属格子を備え
る導電金属プレートから成ることを特徴とする特許請求
の範囲第(7)項に記載の金属ガルヴァーニ回収装置。
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