JPS6161741A - 接触検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は研削装Ｋ　Ｋふ・ける研削工具と被加工体と
の接触を検出する接触検出装置に関する。

（従来の技術） 研削装ｆＲＫおける高精度研削のためＫは正確な加工原
点を検出することが必要とされている。この加工原点を
検出するのに研削工具を利用することが考えられており
、これと被加工体との接触を検出することができるなら
ば、加工原点は直接求められるようになる。研削工具と
被加工体との接触を検出するのに、従来では導電性にし
た研削工具を用い、これが研削装置本体と絶縁した被加
工体に接触したときに流れる電流を検出信号とするよう
にしている。しかしこれでは研削工具、被加工体が導電
性であることが必要であり、たとえば研削砥石を使用す
る研削装置の場合、その研削砥石を２４電性にした特殊
のものにしなければならない不便がある。又研削工具、
被加工体の少くとも一方を、工作機械本体に対して電気
的に絶縁しておかなければならない不便もある。

（発明が解決しようとする問題点） この発明は研削工具、被加工体のいずれにも導電性であ
ることを必要とせず、かつこれらの工作機掴本体く対す
る１気的な絶縁をも不用として研削）工具と被加工体と
の接触を簡単に検出できるようにすることともに、この
検出によって研削時間。

研削状態の表示、研削範囲の算出等を可能とすることを
目的とする。

（問題点を解決するための手段） この発明は回転する研削工具が被加工体に接したときに
ご削工具の回転振動により、被加工体が加工されるとき
に発生する被加工体の振動を電気的に検出することによ
って両者の接触を検知するようにし、その検知によって
ｆＲｎ計、ラング、デジタルスケールを駆動するように
したことを特徴とする。

（作用） 予め振動検出用のセンサ（たとえば８Ｅｌｌ！素子を備
えたセンサ）を被加工体又はこれを支持する取付部等に
設置しておく。研削工Ａが被加工体に接すると、被加工
体は研削工具の回転運動による加工に基いて振動を開始
する。この振動をセンサが検出すると、センサから出力
信号が発生する。又この出力信号は研削工具が被加工体
に接している期間中発生する。したがってこの出力信号
を検知することによって研削工具と被加工体との接触を
検知することができる。又その接触している時間を計測
し、その状態をラングにより表示する。

被加工体の搗ｋＪＪ数は研削工具の種類１回転数或いは
被加工体の材質、形状によりそれぞれ変化する。したが
って検出対象の被加工体とこれを研削する工具とにより
定まる振動数分布を予めＷ３ｉｆしそれに応じてフィル
タをｙＡ整しておきセンサからの出力信号をフィルタ等
に通してノイズ成分を除去する二うにしておくと、シー
比が向上して都合がよい。

（実施例） この発明の実施例を図によって説明する。第１図におい
て、１は被加工体、２は研削工具たとえば回転砥石、５
は工作機械本体の取付部で、たとえば前後左右に移動さ
れるテーブル４及び被加工体１を固定する取付台５によ
って構成される。回転砥石２は上下方向に移動自在とさ
れ、その下降によって被加工体１に接する。その接触し
たときの回転砥石２の位置が加工原点として処理される
。

これらの構成は従来の研削装置と特に相違するところは
ないが、この発明にしたがい、取付部３すなわちテーブ
ル４又は取付台５に振動検出用のセンサ６をこれに接す
るように設置する。両者は離れていても振動の検出は可
能であるが、両者間に空気が介在していると、被加工体
１の振動のみならず、外部からの雑音を検知することが
あるので好ましくない。センサ６はたとえば圧電素子に
より構成されている。

圧１！素子６かもの出力信号は第２図に示すように宿号
増巾器１１　Ｋよυ増巾されてからフィルタ１２により
ノイズが除去される。続いて主増巾器１３により増巾さ
れる。

以上の構成において、回転砥石２が回転しながら下降し
てきて被加工体１に接触したとき、主贈巾器１３から１
８号が出力される。この信号の発生をもって回転砥石２
が被加工体１に接触したことが検知できる。この検知に
あたっては、回転砥石２゜被加工体１が導［性であるか
否かに関係なく、被加工体１が振動するので、これらが
導電性である必要なく検出可能となる。又これらを工作
機械本体に絶縁していなくとも検出可能である。

主増巾器１６からの出力信号＃ｉ第３図のＡに示すよう
に加工期間中発生している。そこでこれを波形整形回路
１４　Ｋ通して前記出力信号の前縁及び後縁を微分して
第５図のＢＫ示すような微分波形を出すようくしておく
。そしてこの両微分バ・ルｉを時間積算計１５のセット
用及びリセット用の各信号に利用する。この時閣穣算計
１５によって研削稼動時間をｆＲ算することができる。

又前縁の微分パルスをデジタルスケール１６のリセット
信号として利用すれば加工原点の設定が可能となる。

具体的にはこの信号の発生時におけるテーブルの位置を
原点とし、デジタルスケール１６によってそのときから
のテーブルの移動量を計測すればよく、これ罠よって加
工範囲が簡単に算出できるようになる。又前記微分パル
スに基いてランプ１７を点灯する。このランプ１７０点
灯により研削原具と被加工体との接触検出のために、従
来のようにこれらが導電性であることを何ら要求せずに
検出可能であり、又これらの工作機構に対する電気的な
絶縁をも何ら必要としないようになり、したがってｊめ
て簡単にこの樵の接触検出が可能となるとともに、研削
時間、研削状態、研削範凹の算出１判定等が極めて容易
となるといった効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実捲例を示す正面図、第２゛　　１
、− ：巳、　−一−；１ 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 工作機械本体の取付部に支持された被加工体、前記被加
   工体に接触してこれを回転しながら研削する研削工具、
   前記取付部に接するように設置され、前記研削工具との
   接触による前記被加工体の振動を検出して電気的な信号
   を発生する振動検出用のセンサ、前記センサの出力に基
   き、前記センサが振動を検出し続けている時間を積算す
   る積算計、前記センサの出力に基いて点灯される研削状
   態表示用のランプ及び前記センサの出力に基き、その出
   力の発生時をテーブルの原点として研削範囲を算出する
   デジタルスケールとからなる接触検出装置