JPS6161716B2 - - Google Patents
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- JPS6161716B2 JPS6161716B2 JP56196762A JP19676281A JPS6161716B2 JP S6161716 B2 JPS6161716 B2 JP S6161716B2 JP 56196762 A JP56196762 A JP 56196762A JP 19676281 A JP19676281 A JP 19676281A JP S6161716 B2 JPS6161716 B2 JP S6161716B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R4/00—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
- H01R4/58—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation characterised by the form or material of the contacting members
- H01R4/68—Connections to or between superconductive connectors
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は超電導マグネツトなどの超電導機器に
常温部から通電する必要のある超電導装置に係
り、特に通電時の熱侵入量のみならず、非通電時
の熱侵入量を著しく低減するに好適な電流導線を
有する超電導装置に関する。
常温部から通電する必要のある超電導装置に係
り、特に通電時の熱侵入量のみならず、非通電時
の熱侵入量を著しく低減するに好適な電流導線を
有する超電導装置に関する。
第1図に従来の超電導装置の一例を示す。1は
超電導コイル、2は超電導コイル1の極低温冷媒
である液体ヘリウム3を収納する内容器、4は液
体ヘリウム3部分への外部からのふく射侵入熱を
しやへいするシールド、5は断熱のための真空空
間を形成する外容器である。6は低温発生部から
の冷媒が供給される凝縮器、7はガスを外部に放
出する排気管、8は常温部から超電導コイル1へ
給電するための電流導線で、対をなす相手の電流
導線は省略してあるが、同一構造である。9は電
流導線8を冷却するための低温ガス量調節用ヒー
タで、液体ヘリウム3内に設けられ、ヒータ9の
通電により蒸発を促進することによつてガス量が
調節される。このように調節された低温のガス
は、低温弁10を通じてガス供給管11に導かれ
る。12および13は電気絶縁と冷却ガスのシー
ルを兼ねた絶縁シール、14は常温側の端子であ
る。15は冷却ガスを外部に取り出すガス排出
管、16,17は管路に設けた弁である。18は
超電導コイル1を永久モード運転するための永久
電流スイツチである。第2図は電流導線8部分の
詳細図を示す。電流導線8は外管19内にらせん
状の絶縁スペーサ20により支持されている。2
1は冷却管、22は比較的熱伝導率のよい電気絶
縁物、23はガス排出管15に設けられた安全弁
である。
超電導コイル、2は超電導コイル1の極低温冷媒
である液体ヘリウム3を収納する内容器、4は液
体ヘリウム3部分への外部からのふく射侵入熱を
しやへいするシールド、5は断熱のための真空空
間を形成する外容器である。6は低温発生部から
の冷媒が供給される凝縮器、7はガスを外部に放
出する排気管、8は常温部から超電導コイル1へ
給電するための電流導線で、対をなす相手の電流
導線は省略してあるが、同一構造である。9は電
流導線8を冷却するための低温ガス量調節用ヒー
タで、液体ヘリウム3内に設けられ、ヒータ9の
通電により蒸発を促進することによつてガス量が
調節される。このように調節された低温のガス
は、低温弁10を通じてガス供給管11に導かれ
る。12および13は電気絶縁と冷却ガスのシー
ルを兼ねた絶縁シール、14は常温側の端子であ
る。15は冷却ガスを外部に取り出すガス排出
管、16,17は管路に設けた弁である。18は
超電導コイル1を永久モード運転するための永久
電流スイツチである。第2図は電流導線8部分の
詳細図を示す。電流導線8は外管19内にらせん
状の絶縁スペーサ20により支持されている。2
1は冷却管、22は比較的熱伝導率のよい電気絶
縁物、23はガス排出管15に設けられた安全弁
である。
本超電導装置の運転の手順を簡単に説明する。
図示されていない注入管より液体ヘリウムが内容
器2に送り込まれ、所定の液量が貯められる。こ
のとき、超電導コイル1は液体ヘリウム3に浸漬
された状態になる。次に、超電導コイル1に電流
を供給するには、先ず低温弁10および弁16を
開き、弁17を閉じて、ヒータ9によつて調節さ
れた低温の蒸気ヘリウムガスをガス供給管11に
導く。ガス供給管11に導かれた低温の蒸気ヘリ
ウムガスは、外管19と電流導線8の間に配置さ
れたらせん状の絶絶スペーサ20が形成する冷却
流路を流れ、顕熱によつて電流導線8を冷却しな
がら、ガス排出管15に達し、弁16を通して放
出される。次に、永久電流スイツチ18を開と
し、常温側の電流端子14より通電し、その電流
量を次第に増加させる。所定の電流量に到達した
ら、永久電流スイツチ18を閉じ、永久電流モー
ド運転に入る。それから電流導線8への通電量を
徐々に下げ零として通電を終了する。この電流導
線8への通電中は、低温の蒸気ヘリウムガスの顕
熱による冷却は継続される。電流導線8に通電す
る必要がなくなると、低温弁10を閉じ、弁16
よりガス供給管11および電流導線8と外管19
の間の冷却流路内のヘリウムガスは、図示しない
真空ポンプで1Torr程度まで排気され、その後弁
16を閉じる。弁17は閉じられているので、内
容器2内のヘリウムの圧力が上昇し、凝縮器6が
動作して、定常的な冷却運転へ移行する。
図示されていない注入管より液体ヘリウムが内容
器2に送り込まれ、所定の液量が貯められる。こ
のとき、超電導コイル1は液体ヘリウム3に浸漬
された状態になる。次に、超電導コイル1に電流
を供給するには、先ず低温弁10および弁16を
開き、弁17を閉じて、ヒータ9によつて調節さ
れた低温の蒸気ヘリウムガスをガス供給管11に
導く。ガス供給管11に導かれた低温の蒸気ヘリ
ウムガスは、外管19と電流導線8の間に配置さ
れたらせん状の絶絶スペーサ20が形成する冷却
流路を流れ、顕熱によつて電流導線8を冷却しな
がら、ガス排出管15に達し、弁16を通して放
出される。次に、永久電流スイツチ18を開と
し、常温側の電流端子14より通電し、その電流
量を次第に増加させる。所定の電流量に到達した
ら、永久電流スイツチ18を閉じ、永久電流モー
ド運転に入る。それから電流導線8への通電量を
徐々に下げ零として通電を終了する。この電流導
線8への通電中は、低温の蒸気ヘリウムガスの顕
熱による冷却は継続される。電流導線8に通電す
る必要がなくなると、低温弁10を閉じ、弁16
よりガス供給管11および電流導線8と外管19
の間の冷却流路内のヘリウムガスは、図示しない
真空ポンプで1Torr程度まで排気され、その後弁
16を閉じる。弁17は閉じられているので、内
容器2内のヘリウムの圧力が上昇し、凝縮器6が
動作して、定常的な冷却運転へ移行する。
この場合、電流導線8はたとえシールド4の寒
剤たとえば液体窒素などで冷却管21および電気
絶縁物22を介して冷却されるにしても、低温弁
10および弁16を閉じているため、ヘリウムガ
スの顕熱を利用した冷却は止まり、熱伝導による
液体ヘリウム部への侵入熱量が増大する。この量
はガス冷却がある場合の10倍〜30倍になると計算
されるので、内容器2を密閉したことによる冷凍
負荷の増大は図示しない冷凍機に大きな負担を与
えることになり、経済的にも大きな損失である。
剤たとえば液体窒素などで冷却管21および電気
絶縁物22を介して冷却されるにしても、低温弁
10および弁16を閉じているため、ヘリウムガ
スの顕熱を利用した冷却は止まり、熱伝導による
液体ヘリウム部への侵入熱量が増大する。この量
はガス冷却がある場合の10倍〜30倍になると計算
されるので、内容器2を密閉したことによる冷凍
負荷の増大は図示しない冷凍機に大きな負担を与
えることになり、経済的にも大きな損失である。
本発明の目的は上記従来の欠点を解消すべくな
されたもので、通電時のみならず、永久電流モー
ド状態の非通電時における内容器内への侵入熱量
を大きく減少させた超電導装置を提供することに
ある。
されたもので、通電時のみならず、永久電流モー
ド状態の非通電時における内容器内への侵入熱量
を大きく減少させた超電導装置を提供することに
ある。
本発明は、常温側には従来と同様の電流導線
を、低温側には比較的熱伝導率の小さい導体と高
臨界温度超電導体が一体となつた超電導線を使用
し、これらを冷却ガスとの熱交換が良い接続導体
で接続すると共にこの接続導体と冷却ガスとの熱
交換器として、接続導体に金網や多孔板を積層し
たものなどで冷却ガス流路を形成し、熱伝達率を
大幅に高め、熱交換器の効率を高めたものであ
る。
を、低温側には比較的熱伝導率の小さい導体と高
臨界温度超電導体が一体となつた超電導線を使用
し、これらを冷却ガスとの熱交換が良い接続導体
で接続すると共にこの接続導体と冷却ガスとの熱
交換器として、接続導体に金網や多孔板を積層し
たものなどで冷却ガス流路を形成し、熱伝達率を
大幅に高め、熱交換器の効率を高めたものであ
る。
以下本発明の超電導装置の一実施例を第3図〜
第5図により説明する。第3図はこの実施例にお
ける電流導線部分の詳細図である。内部に液体ヘ
リウムなどの極低温冷媒を貯蔵する内容器24に
は外容器25を貫通する外管26が設けられてい
る。この外管26内には常温側の電流導線27と
低温側の超電導線28とこれら導線27と28を
接続する電気抵抗率の小さい材料からできている
接続導体29が配設されている。この超電導線2
8はNb3Sn化合物超電体などのように高臨界温度
Tcを有する高臨界温度超電導体28aが複数本
と銅−錫ブロンズ合金などのような熱伝導率の小
さい導体28bから構成されている。超電導体2
8aの全断面積は通電する所定の電流量を充分に
流すことができるように超電導体の動作条件下に
おける臨界電流密度Tcを基に決定されるのはい
うまでもない。外管26の下端には電気絶縁と後
述の冷却ガスの内容器24とのシールを兼ねた絶
縁シール30、上端には電気絶縁と冷去ガスのシ
ールを兼ねた絶縁シール31がそれぞれ設けられ
ている。上記外管26と常温側の電流導線27お
よび低温側の超電導線28との間の空間32およ
び33にはそれぞれ電気絶縁とらせん状の冷却流
路を形成するための絶縁スペーサ34および35
が配置されている。外管26と接続導体29との
間の空間には絶縁シール36が配置されて上記の
絶縁スペーサ34が配置されている常温側電流導
線27側の空間32と絶縁スペーサ35が配置さ
れている低温側超電導線28側の空間33とを隔
絶している。
第5図により説明する。第3図はこの実施例にお
ける電流導線部分の詳細図である。内部に液体ヘ
リウムなどの極低温冷媒を貯蔵する内容器24に
は外容器25を貫通する外管26が設けられてい
る。この外管26内には常温側の電流導線27と
低温側の超電導線28とこれら導線27と28を
接続する電気抵抗率の小さい材料からできている
接続導体29が配設されている。この超電導線2
8はNb3Sn化合物超電体などのように高臨界温度
Tcを有する高臨界温度超電導体28aが複数本
と銅−錫ブロンズ合金などのような熱伝導率の小
さい導体28bから構成されている。超電導体2
8aの全断面積は通電する所定の電流量を充分に
流すことができるように超電導体の動作条件下に
おける臨界電流密度Tcを基に決定されるのはい
うまでもない。外管26の下端には電気絶縁と後
述の冷却ガスの内容器24とのシールを兼ねた絶
縁シール30、上端には電気絶縁と冷去ガスのシ
ールを兼ねた絶縁シール31がそれぞれ設けられ
ている。上記外管26と常温側の電流導線27お
よび低温側の超電導線28との間の空間32およ
び33にはそれぞれ電気絶縁とらせん状の冷却流
路を形成するための絶縁スペーサ34および35
が配置されている。外管26と接続導体29との
間の空間には絶縁シール36が配置されて上記の
絶縁スペーサ34が配置されている常温側電流導
線27側の空間32と絶縁スペーサ35が配置さ
れている低温側超電導線28側の空間33とを隔
絶している。
外管26の下方には低温の蒸気ヘリウムガスを
管内に導入するための冷却ガス導入管37、上方
には冷却ガスを管外から排出するための冷却ガス
排出管38がそれぞれ設けられている。また、外
管26の中間部外壁には液体窒素などの冷媒を流
す冷却管39が熱的に接合されており冷却管39
内を流れる冷媒により熱伝導率の比較的大きい電
気絶縁物40を介して常温側の電流導線27の中
間温度部分を冷却する。
管内に導入するための冷却ガス導入管37、上方
には冷却ガスを管外から排出するための冷却ガス
排出管38がそれぞれ設けられている。また、外
管26の中間部外壁には液体窒素などの冷媒を流
す冷却管39が熱的に接合されており冷却管39
内を流れる冷媒により熱伝導率の比較的大きい電
気絶縁物40を介して常温側の電流導線27の中
間温度部分を冷却する。
第4図は第3図における接続導体29部分の詳
細図である。接続導体29は冷却ガスが流れる空
間32,33と連通する冷却流路29aを有し、
この冷却流路29a内には薄い金網や粒状成形金
属などの多数の微細な孔を有する伝熱性薄板を多
数積層したり多孔板とスペーサとを交互に多数積
層して形成される伝熱促進部材41が設けられて
いる。この伝熱促進部材41は積層状になつてい
るため接続導体29と冷却ガスとの熱交換効率は
大幅に高めることができる。29bは接続導体2
9の側壁内に埋設された高臨界温度超電導体、4
2は接続導体29の温度をモニターするための温
度計である。
細図である。接続導体29は冷却ガスが流れる空
間32,33と連通する冷却流路29aを有し、
この冷却流路29a内には薄い金網や粒状成形金
属などの多数の微細な孔を有する伝熱性薄板を多
数積層したり多孔板とスペーサとを交互に多数積
層して形成される伝熱促進部材41が設けられて
いる。この伝熱促進部材41は積層状になつてい
るため接続導体29と冷却ガスとの熱交換効率は
大幅に高めることができる。29bは接続導体2
9の側壁内に埋設された高臨界温度超電導体、4
2は接続導体29の温度をモニターするための温
度計である。
このように構成された超電導装置において、通
電の間、接続導体29の温度は冷却ガス量を調整
することによつて上記低温側の超電導線28の臨
界温度Tc以下に冷却される。
電の間、接続導体29の温度は冷却ガス量を調整
することによつて上記低温側の超電導線28の臨
界温度Tc以下に冷却される。
これによつて、低温側の超電導線28は完全に
超電導状態になつて、通電電流は超電導線28の
超電導体28aのみに流れることになり、この部
分でのジユール発熱は零となる。その結果、通電
中における液体ヘリウムへの侵入熱量は非常に小
さい。
超電導状態になつて、通電電流は超電導線28の
超電導体28aのみに流れることになり、この部
分でのジユール発熱は零となる。その結果、通電
中における液体ヘリウムへの侵入熱量は非常に小
さい。
次に非通電時では冷却ガスは流さず、顕熱によ
る冷却がないので、液体ヘリウムへの侵入熱はほ
とんど導体の伝導による。この場合熱伝導率の小
さい導体28bと超電導体28aからなる低温側
の超電導線28は、その熱伝導率が従来の電流導
体の約1/10から1/100となるので、前述の侵入熱
も約1/10から1/100程度にすることができる。
る冷却がないので、液体ヘリウムへの侵入熱はほ
とんど導体の伝導による。この場合熱伝導率の小
さい導体28bと超電導体28aからなる低温側
の超電導線28は、その熱伝導率が従来の電流導
体の約1/10から1/100となるので、前述の侵入熱
も約1/10から1/100程度にすることができる。
以上のように、本発明によれば通電中の発熱を
低減し、液体ヘリウムへの侵入熱量を低減できる
のみならず、非通電時における伝導による侵入熱
を大幅に低減することができる。
低減し、液体ヘリウムへの侵入熱量を低減できる
のみならず、非通電時における伝導による侵入熱
を大幅に低減することができる。
第1図は従来の超電導装置一例を説明する断面
模式図、第2図は第1図における電流導線部分の
詳細図、第3図は本発明の超電導装置における電
流導線部分の詳細図、第4図は第3図における接
続導体部分の詳細断面図である。 24……内容器、25……外容器、26……外
管、27……常温側の電流導線、28……低温側
の超電導線、29……接続導体、30,31,3
6……絶縁シール、34,35……絶縁スペー
サ、37……冷却ガス導入管、38……冷却ガス
排出管、39……冷却管、41……伝熱促進部
材。
模式図、第2図は第1図における電流導線部分の
詳細図、第3図は本発明の超電導装置における電
流導線部分の詳細図、第4図は第3図における接
続導体部分の詳細断面図である。 24……内容器、25……外容器、26……外
管、27……常温側の電流導線、28……低温側
の超電導線、29……接続導体、30,31,3
6……絶縁シール、34,35……絶縁スペー
サ、37……冷却ガス導入管、38……冷却ガス
排出管、39……冷却管、41……伝熱促進部
材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 極低温冷媒を貯蔵する内容器と、この内容器
を用い空間に真空部を形成する外容器と、前記極
低温冷媒中に超電導機器を収め、この超電導機器
と外部の常温にある電源とを接続する電流導線
と、この電流導線を冷却する冷却流路とを有する
超電導装置において、前記電流導線を、常温側の
電流導線と、熱伝導率の小さい導体と起電導体が
一体となつた低温側の超電導線と、これらの導線
を接続する接続導体により構成すると共に、前記
接続導体には伝熱促進部材を有する冷却流路を形
成したことを特徴とする超電導装置。 2 伝熱促進部材は多数の微細な孔を有する伝熱
性薄板を多数積層して構成したことを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の超電導装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56196762A JPS5898992A (ja) | 1981-12-09 | 1981-12-09 | 超電導装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56196762A JPS5898992A (ja) | 1981-12-09 | 1981-12-09 | 超電導装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5898992A JPS5898992A (ja) | 1983-06-13 |
JPS6161716B2 true JPS6161716B2 (ja) | 1986-12-26 |
Family
ID=16363192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56196762A Granted JPS5898992A (ja) | 1981-12-09 | 1981-12-09 | 超電導装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5898992A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007080940A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-29 | Toshiba Corp | 超電導コイル装置 |
-
1981
- 1981-12-09 JP JP56196762A patent/JPS5898992A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5898992A (ja) | 1983-06-13 |
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