JPS6161361B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6161361B2
JPS6161361B2 JP54051137A JP5113779A JPS6161361B2 JP S6161361 B2 JPS6161361 B2 JP S6161361B2 JP 54051137 A JP54051137 A JP 54051137A JP 5113779 A JP5113779 A JP 5113779A JP S6161361 B2 JPS6161361 B2 JP S6161361B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
plastic
plastic lens
optical axis
photoreceptor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54051137A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55142308A (en
Inventor
Hideo Yoshikawa
Atsuo Tsunoda
Noritaka Mochizuki
Mitsuhiro Midorikawa
Setsuo Minami
Hidetoshi Murase
Akinori Hasu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5113779A priority Critical patent/JPS55142308A/ja
Publication of JPS55142308A publication Critical patent/JPS55142308A/ja
Publication of JPS6161361B2 publication Critical patent/JPS6161361B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、湿度によつて光学性能が変化するこ
となくレンズ設定が容易に精度良く行なわれるプ
ラスチツクレンズ保持体に関する。 従来、プラスチツク材料は吸水性若しくは脱水
性が大きく、プラスチツク材料から成るプラスチ
ツクレンズに於いて環境湿度の変化によつて光学
性能とりわけ、レンズ内の屈折率分布が変化する
という問題点があつた。これは具体的には、プラ
スチツクレンズで、光軸と直角な面内での屈折率
分布に於いて、環境湿度が高くなると、その差は
顕著ではないが周辺部に比べ中心部の屈折率が低
くなり、環境湿度が低くなると中心部に比べ周辺
部の屈折率が低くなる傾向があり、それ故レンズ
内での屈折率差のためにレンズ内を透過する際、
本来であれば直進すべきところを光線が曲げられ
ることとなり、所定の結像位置に像が投影されな
いというものである。 このためにプラスチツク材料から成るプラスチ
ツクレンズに於いては、光学性能上、防湿処置が
重要となる。 またプラスチツクレンズ例えば特開昭53−
122426号公報に示されるレンズ口径に比べ光軸方
向長さの長いレンズ(以下バーレンズという)を
使用し、物体面の一部領域を一対のバーレンズに
てうけもたせる複眼光学系に於いては、使用する
バーレンズが多数個になるためそれを保持体に精
度良く設定するときに容易なことが望まれる。 本発明は、環境湿度によつてもレンズ内部の屈
折率分布が一様であり、かつ多数のレンズを容易
に精度良く設定できるプラスチツクレンズ保持体
を提供することを目的とする。 この目的は、光軸方向に伸びた基板の溝部又は
穴部にプラスチツクレンズ両端部を設定し、レン
ズ中央部領域は、その外周部が基板の溝部又は穴
部によつて規制されずに防湿性の樹脂でプラスチ
ツクレンズ外周上が被覆されることによつて達成
される。 以下本発明を添付する図面を用いて詳細に説明
する。 第1図及至第5図は本発明の一実施例の説明図
であり、1は基板であり、V溝、U溝等の溝部を
有する。プラスチツクレンズ2は前述のバーレン
ズであり、光軸方向2本で一つの投影光学系を形
成している。第1図に於けるプラスチツクレンズ
2の紙面内での配列方向はスリツト露光走査方式
の複写機にこの複眼光学系を適用するときのスリ
ツト長手方向に対応する。第2図に光軸方向の断
面図を示す。 各投影光学系は、光軸方向2つのバーレンズ
3,4から成り、その間には、遮光を目的とし更
に光軸方向の位置を規制し、レンズ設定を容易に
する中間リング5が介在される。6はバーレンズ
3の中央部における余空間、7はバーレンズ4の
中央部における余空間であり、この領域ではレン
ズは基板1に規制されることなく外気と接する。 第3図は、基板1の説明図である。余空間6,
7には防湿性樹脂が流し込まれるが、この樹脂の
V字溝等に達しないよう余空間6,7の基板1と
接する両側には薄板8,9,10,11が貼付さ
れている。基板8,9,10,11はレンズを規
制することのない形状であることが必要である。 第4図は、防湿性樹脂をバーレンズの中央部領
域の外周部及び基板の余空間に流し込んだ系の説
明図であり、12が防湿性樹脂である。 第5図は光軸方向の断面図である。バーレンズ
3,4には各々防湿性樹脂13,14が被覆され
る。防湿性樹脂は、防湿性と遮光性を兼ね備える
ものであれば良い。以上でバーレンズは基板のV
字溝上に精度良く固定された上で防湿性樹脂によ
り被覆される。 第6図は本発明の他の実施例の説明図である。
後に詳述するバーレンズを使用した複眼光学系で
は、投影面上でのスリツト部に対応する領域の照
度分布が一様となることが望ましく、バーレンズ
を互いに半ピツチ即ち1/2Pずれる2列配列(い
わゆる千鳥状配列)とすることによつて照度分布
の一様性をはかることができる。更に本発明は第
7図A,Bに示されるように溝部の代わりに基板
1′の穴部によつて規制されるものであつても良
い。次に本発明を複写機に適用する系を第8図に
て説明する。 15はドラムで不図示のモータによつて矢印方
向に定速で回転駆動されているが、周囲に導電性
基層、光導電体層、表面透明絶縁層を順に層合し
て成る感光体16を有している。この感光体16
はまずコロナ放電器17により表面に均一な帯電
を受けるが、その極性は前記光導電体がN型半導
体の場合は正、P型の場合は負である。次に感光
体16は、ドラム15の回転に同期して、矢印方
向にドラム15の周速に結像倍率の逆数を乗じた
速度で(等倍像形成の場合同速)矢印方向に移動
せしめられる透明原稿台18上に載置された原稿
19の像露光を受けるが、この像は投影レンズア
レイ20によつて感光体16上に結像されるもの
である。上記原稿19のアレイ20が対向する領
域、即ち感光体16上に結像せしめられる領域は
ランプと反射笠より成る照明系21によつて照明
されている。ここで、例えば照明光量を調整すれ
ば感光体16に対する露光量が調整できるもので
ある。 感光体16は上記アレイ20による像露光を受
けると同時にACコロナ放電器17と逆極性のコ
ロナ放電器22により除電作用を受け、これによ
つて感光体16上に原稿19の光像に対応した帯
電パターンが形成されることになるが、この感光
体16は更にランプ23により全面均一な露光を
受けコントラストのよい静電潜像が形成されるこ
とになる。形成された潜像はカスケード型、マグ
ネツトブラシ型等の現像器24によりトナー像と
して顕画化される。次にこのトナー像は不図示の
供給手段から送出され、ローラ25,26によつ
て感光体16に接しめられて感光体16は同速で
送られる転写紙27に転写される。転写効率を高
める為、転写位置に於いて転写紙27の裏面には
現像像を形成したトナーと逆極性の帯電が与えら
れるが、これはコロナ放電器28によつてなされ
る。転写紙27に転写されたトナー像は、転写紙
に圧接した対のローラ29,30を備えた加熱定
着器等の適宜の定着器で定着され、不図示の収納
手段に搬送される。 転写終了後の感光体表面は、これに圧接した弾
性体ブレード31のエツジによつて残留トナーの
拭い取りクリーニングを受けて清浄面に復し、再
び上記の画像処理サイクルに投入されるものであ
る。尚、前記放電器22は光像露光と同時に感光
体16表面を除電するように設置されているが、
帯電器17と結像系の間に配置されて光像露光前
に感光体16表面を除電するようにしてもよい。
この場合はランプ23は不要である。また感光体
16は表面絶縁層を持たないものであつてもよ
い。この場合は放電器22とランプ23は不要で
ある。 次にバーレンズから成る投影光学系を第9図に
て説明すれば1組の投影光学系(以下要素光学系
という)は、物体面である原稿19に近い第1の
バーレンズ32と投影面である感光体16に近い
第2のバーレンズ33から成り、第1のバーレン
ズ32と第2のバーレンズ33の間に中間像を結
像し、投影面に等倍の最終像を再結像させるもの
である。 第1のバーレンズ32について 第1面、第2面の曲率半径を各々γ,γ
た光軸上のレンズ肉厚をd1′、有効径をφ、屈
折率をn1′、横倍率をβ、第1面から物体面ま
での光路上をS1、第2面から中間像面までの光路
長をS1′、物界側有効FナンバーをFeとし、更に
物体の大きさをφとし、 第2のバーレンズ33について 第1面、第2面の曲率半径を各々γ,γ
た光軸上のレンズ肉厚をd2′、有効径をφ、屈
折率をn2′、横倍率をβ、第1面から中間像面
までの光路長をS3、第2面から投影面までの光軸
長をS4′、像界側有効FナンバーをFe′とすると、
以下の式を満足する。
【表】 また千鳥状に配列するときの等間隔Pは複眼光
学系を構成する1組の要素光学系の最大視野たる
有効物体視野をφ01とするとき 0.9×φ01/2<P<1.1×φ01/2であることが
望まし い。以上、本発明によれば、湿度によつて光学性
能が変化することなく、レンズ設定が容易に精度
良く行なわれるプラスチツクレンズ保持体を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の一実施例の説明
図、第6図第7図は本発明の他の実施例の説明
図、第8図は本発明を複写機に適用する系の説明
図、第9図は本発明に於ける投影光学系の説明図
である。 図中1は基板、2,3,4,32,33はプラ
スチツクからなるバーレンズ、5は中間リング、
6,7は余空間、8,9,10,11は薄板、1
2,13,14は防湿性樹脂。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 プラスチツクレンズより成る複眼光学系に於
    いて、プラスチツクレンズの両端部が基板の溝部
    又は穴部によつて所定の位置に設定され、プラス
    チツクレンズの中央部が防湿性樹脂によつて被覆
    固定されることを特徴とするプラスチツクレンズ
    保持体。 2 光軸方向2つのプラスチツクレンズより要素
    光学系が形成され該2つのプラスチツクレンズが
    中間リングによつて光軸方向所定の位置に設定さ
    れる特許請求の範囲第1項記載のプラスチツクレ
    ンズ保持体。 3 レンズ口径に比べ光軸方向長さの長いプラス
    チツクレンズである特許請求の範囲第1項記載の
    プラスチツクレンズ保持体。
JP5113779A 1979-04-24 1979-04-24 Plastic lens holding body Granted JPS55142308A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5113779A JPS55142308A (en) 1979-04-24 1979-04-24 Plastic lens holding body

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5113779A JPS55142308A (en) 1979-04-24 1979-04-24 Plastic lens holding body

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55142308A JPS55142308A (en) 1980-11-06
JPS6161361B2 true JPS6161361B2 (ja) 1986-12-25

Family

ID=12878424

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5113779A Granted JPS55142308A (en) 1979-04-24 1979-04-24 Plastic lens holding body

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS55142308A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4405207A (en) * 1981-01-12 1983-09-20 Xerox Corporation Method of assembling a gradient index lens array having reduction properties
JPS57197501A (en) * 1981-05-29 1982-12-03 Ricoh Co Ltd Plastic optical element
JPS59154409A (ja) * 1983-02-22 1984-09-03 Hitachi Ltd 撮像用レンズ
JPS60104809U (ja) * 1983-12-22 1985-07-17 株式会社リコー プラスチツク光学ユニツト

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55142308A (en) 1980-11-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4275962A (en) Projection device
US3834803A (en) Photo-information transmission and exposure device
US4431299A (en) Projection apparatus
US4402572A (en) Projection device
US4586814A (en) Variable power projecting device
JPS6161361B2 (ja)
US3419327A (en) Xerographic reproducing apparatus
US3700325A (en) Scanning optical system for photocopying apparatus
JP3952221B2 (ja) 光制御フィルムを有するプリントバー組立体及びプリンタ
JPS6151538B2 (ja)
US3720466A (en) Slit exposure optical system for reproducing apparatus or the like
US4626082A (en) Projecting device
US4426132A (en) Projecting device
US4159166A (en) Beam splitting lens assembly
JPS6348323B2 (ja)
US4284697A (en) Image formation method
JPS6311647B2 (ja)
JPS6311646B2 (ja)
JPS58219522A (ja) 投影装置
JPS635739B2 (ja)
JPS6311645B2 (ja)
JPS6311643B2 (ja)
JPS635724B2 (ja)
GB2042758A (en) Projection device comprising a bar lens
GB2059103A (en) Projecting device comprising an array of single bar lenses