JPS6161098A - 炭素−14の回収装置 - Google Patents

炭素−14の回収装置

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JPS6161098A
JPS6161098A JP18221584A JP18221584A JPS6161098A JP S6161098 A JPS6161098 A JP S6161098A JP 18221584 A JP18221584 A JP 18221584A JP 18221584 A JP18221584 A JP 18221584A JP S6161098 A JPS6161098 A JP S6161098A
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JP
Japan
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pipe
carbon
absorption liquid
container
exhaust gas
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Pending
Application number
JP18221584A
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Inventor
秀明 日置
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Toshiba Corp
Nippon Atomic Industry Group Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Nippon Atomic Industry Group Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野1 本発明は、原子力1iA設等から排出される排ガス中の
炭素−14mを監視するために排ガス中のI4Cを回収
する放射性炭素−14の回収装置に関する。
[発明の技術的背景] 原子力発電施設またはその他放削性物質を吸う原子力m
設からの放射性廃棄物の環境への放出は環境汚染防護の
立場から厳しく監視されなければならない。したがって
、それに伴ない上記118 段からの流出物中および周
辺環境に含まれる放射性物質の核種および濃度を極めて
低レベルにおいて測定できるような技術が要求されてい
る。特にトリチウム(3H)、炭素−14(14C)、
クリア、トン−85(”Kr)は放射濃度が低くても反
面半減期が長い核種であるため、極低濃度においてもそ
の濃度を測定し監視する必要がある。
従来提案されている3日、+40を含む廃ガスをモニタ
リングする手段を第5図および第6図に基づいて説明す
る。すなわち、第5図において、サンプリングした排ガ
スをガス源1から導入配管を通し酸化部2へ導入する。
この酸化部2で、排ガス中に含まれている一酸化炭素(
Co)、炭化水素(Cm Hn ) 、水素(H2)等
は酸化されて、’ Hは水(’ H201’ H3HO
)1.:、’40Gt二酸化炭素(” CO2)にそれ
ぞれ変換される。
次にガスを配管3により水分分離部4へ導き、この水分
分離部4でガス中の水分を冷却器5から導出した冷却管
6により冷却して凝固し分離する。
更にガスを配管7により二酸化炭素分離部8へ導き、こ
の炭素分離部8でモノエタノールアミン等の二酸化炭素
吸収液中を通過させるなどの方法により吸収液と接触さ
せ、ガス中のCO2を吸収して分離する。この分離部8
で処理後のガスは配管9からそのまま廃棄する。なお、
図中符号10112は弁を、11.13はノズルをそれ
ぞれ示している。また第6図に示したように配管9を通
過したガスは放射性ガス濃縮装[1/Iで分w1凝縮し
たのち、フィルタ15を介して配管16から、またはフ
ィルタ15を通さない場合には配管17から放出して廃
棄する。なお、上記装置では凝固した水分を溶解後押1
0を開いてノズル11から液体状態で取出し、CO2は
弁12を開いてCO2吸収液に吸収させた状態でノズル
13から取出す。
そしてそれぞれ液体シンチレーションカウンターによっ
て測定する。
[背景技術の問題点] 上記のような排ガスモリタリング装置においては二酸化
炭素分離部8の出口からの排出ガス中には、該分離部8
内の吸収液中でガスのバブリングによる吸収液のミスト
が混入している可能性がある。従ってこのミストを捕獲
する為、ミストトラップを設けるのが一般的である。ま
た、上記ガス源1から流入し、配管9から廃棄する系統
が系統内もしくは系統外の何らからの原因により、上流
から下流に向って圧力が降下する圧力バランスが逆転す
る可能性がある。この為、分離部8の上流側に吸収液の
逆流防止タンクを設ける必要がある。
さらに、ガス中の特定の成分(この場合は+40を含む
C02)を吸収液に吸収させることにより分離する方法
においては、吸収液中のガスの分散の程度によりガス中
の特定成分の回収効率が大きく左右される。
[発明の目的] 本発明は上記背景技術の問題点を解決するためになされ
たもので、その目的は、排ガス中の放射性炭素−14を
含む炭酸ガス(CO2)をたとえばモノエタノールアミ
ン液に吸収して効率よく回収するとともに吸収容器とミ
ストトラップを一体化してコンパクト化をはかり、また
ノズル数を減らし、単純化してコストダウンを容易にし
た炭素−14の回収装置を提供することにある。
[発明の概要] すなわち、本発明は排ガスを導入する導入管と、炭素−
14(’4C)を含む炭酸ガス(CO2)を吸収した残
余ガスを排出する排出管と、+40を含むCO2を吸収
する吸収液を保持し上部に上蓋を密封シールし排出管お
よび吸収液ドレン管を有する構成をした吸収容器と、導
入管が貫通し、周囲を該容器の上部でシールする上蓋と
、吸収液の液面と排出管の間に位置し該吸収液のミスト
を捕獲する機能を持つ少なくとも2種類以上の荒さを有
する充填材とからなり、前記充填材は液面側から荒い順
番に配置されていることを特徴とする炭素−14の回収
装置である。
[発明の実施例] 以下、第1図を参照しながら本発明に係る装置の第1の
実施例を説明する。
第1図において、符号23は上端に7ランジ24が接続
されている容器を示しており、この容器23内に排ガス
を導入する導入管21が上蓋25を貫通して挿入されて
いる。上!25はフランジ24で気密にシールされてい
る。導入管21の先端部22は容器23内に収容されて
いる吸収液27中に没している。吸収液27はたとえば
モノエタノールアミン液である。容器23のフランジの
下側にはCO2吸収後の残存ガスを排出する排出管26
が接続されており、また容器23の下端には吸収液をド
レンするための吸収液ドレン管30が接続されている。
容器23内の吸収液27の液面と排出管26との間には
ミストを捕獲する機能を持つ2種類の充填材28.29
が充填されている。充填材28は充填材29よりもメツ
シュが荒い構成となっている。
上記装置において、導入管21を通って導入された排ガ
スは、導入管先端部22から吸収液27中へ噴出される
。吸収液中の排ガスのうち+4Cを含むCO2は気−液
接触により吸収液に吸収される。吸収液27の液面から
飛散した吸収液ミストは充填材28.29により捕獲さ
れ、残存ガスは排出管26から排出される。吸収液の吸
収限度までCO2を吸収した吸収液は排ガスの導入を停
止した模、吸収液ドレン管30から回収される。
回収された吸収液は液体シンチレーション試料作成過程
をへて、液体シンチレーションカウンターにより+4C
濃度が計測される。
今、導入排ガス聞を5Nβ/10、排ガス中のC02濃
度3301)l)l、吸収液をモノエタノールアミン1
50dとして、CO2回収率が90%となるまでの時固
を計測したところ130時間であり、排出管26へのミ
ストの流出は認められなかった。
この結果、従来、排出管26に接続していたミストトラ
ップは不要となり、回収装置をコンパクトにできるとと
もに安価に製作でき、かつその性能上に差異がないこと
が認められた。
つぎに第2図を参照しながら本発明に係る装置の第2の
実施例を説明する。第1の実施例との差異は導入管を2
重管とし、その上部に逆流防止部を設けたことである。
すなわち、第3図において、導入管21は逆流防止部3
2の上部に接続され、逆流防止部の下部から2重管の外
管34として、上蓋25を買通し、その先端部36が吸
収液27中に没している。吸収液を供給する吸収液供給
管31は逆流防止部32の上部を貫通し、逆流防止部3
2の室33中で導入管との2重管の内情となり、先端部
35は吸収液中に没している。
上記装置において、吸収液は吸収液供給管先端部35か
ら吸収容器環内に供給され、排ガスは導入管21、室3
3、吸収液供給管31と導入管の外管34で形成される
空間を経て、吸収液27中に噴出する。もし何らかの原
因で逆圧が加わった場合、吸収液は吸収液供給1131
と外管34との空間を通り逆流するが、室33中に噴出
し、導入管21まで逆流することはない。
このように本装置では、吸収容器への排ガスの導入管と
吸収液の供給管を2重管とすることにより、上蓋でのノ
ズルの数を減らし、かつ逆流防止機能を簡単に持たせる
ことができる。
なお、本発明は上記実施例に限ることなく、第1図にお
いては第3図に示したように導入管21の先端部22に
多孔質の焼結金属管41とプラグ板42を溶接構成で取
付けることができる。また、第2図においては第4図に
示したJ:うに外管先端部36に多孔質の焼結金属管4
1を取付け、内管35との先端を溶接してシール43す
ることができる。
しかして、第3図および第4図のように導入管21の先
端部22、および吸収液35と外管34の先端部26に
排ガスの噴出口として多孔質焼結金属(50μ孔径のS
O3製)を用いモノエタノールアミン中でガスをバブリ
ングしたところ、バブルの径が小さくなり、気液接触効
率が向上しCO2の回収効率が約15%高められた。
このように本装置では容易に140を含むCO2の回収
効率を高められ、14Cの検出感度をあげるとともにモ
ノエタノールアミンの澗費母を低減できる等の効果があ
る。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば容器内に吸収液のミ
ストをトラップする充填物を充填して容器とミストトラ
ップとが一体化されているので、従来のようにミストト
ラップを別体とする必要がなくきわめてコンパクト化で
きる。また容器のノズル数が減少していることによって
装置の中純化を相まってコストダウンを計ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図から第2図は本発明に係る炭素−14の回収装置
の各々の実施例を示す縦断面図、第3図から第4図は各
々第1図および第2図における回収装置のガス噴出部を
示す部分断面図、第5図から第6図は従来の排ガスモニ
タリングシステムを各々示す系統図である。 21・・・・・・・・・・・・導入管 23・・・・・・・・・・・・容器 25・・・・・・・・・・・・上蓋 26・・・・・・・・・・・・排出管 27・・・・・・・・・・・・吸収液 28.29・・・充填材 30・・・・・・・・・・・・吸収液ドレン管31・・
・・・・・・・・・・吸収液の供給管32・・・・・・
・・・・・・逆流防止部34・・・・・・・・・・・・
外 管 41・・・・・・・・・・・・焼結金属管代理人弁理士
   須 山 佐 − 第1図 第2図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原子力施設等において排出される排ガス中の炭素
    −14量を監視するために排ガス中の炭素−14を炭酸
    ガス(CO_2)の化学形態に吸収液を用いて回収する
    炭素−14の回収装置において、上端が気密にシールさ
    れた上蓋および下端にドレン管を有しかつ内部に前記吸
    収液が収容された容器と、この容器内に前記蓋を貫通し
    て挿入された排ガス導入管と、前記容器内の吸収液の上
    方空間に前記吸収液のミストを捕獲するために前記吸収
    液面側から上方へ向けてこまかくなるように充填された
    少なくとも2種類の充填材と、この充填材と前記蓋との
    間の容器側に接続された排出管とを具備したことを特徴
    とする炭素−14の回収装置。
  2. (2)導入管は2重管とし、2重管の外側配管に逆流防
    止部を接続しかつ排ガス導入管を外管としてさらに接続
    し、2重管の内側配管を貫通させ、吸収液の供給管とす
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の炭素−
    14の回収装置。
  3. (3)吸収液中の導入管先端部のガス噴出口には下端が
    閉じた焼結金属管が接続されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の炭素−14の回収装置。
JP18221584A 1984-08-31 1984-08-31 炭素−14の回収装置 Pending JPS6161098A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63253295A (ja) * 1987-03-23 1988-10-20 シーメンス、アクチエンゲゼルシヤフト 原子力設備の圧力放出方法および装置
JP2013190328A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Nagoya Univ 捕集ユニット、放射性ガスモニタ用検出器、および、放射性ガスモニタ

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JPS63253295A (ja) * 1987-03-23 1988-10-20 シーメンス、アクチエンゲゼルシヤフト 原子力設備の圧力放出方法および装置
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