JPS6160699A - 新規環状オクタペプチド,その製造方法及びそれを成分とする金属イオン抽出分離剤 - Google Patents

新規環状オクタペプチド,その製造方法及びそれを成分とする金属イオン抽出分離剤

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JPS6160699A
JPS6160699A JP59182966A JP18296684A JPS6160699A JP S6160699 A JPS6160699 A JP S6160699A JP 59182966 A JP59182966 A JP 59182966A JP 18296684 A JP18296684 A JP 18296684A JP S6160699 A JPS6160699 A JP S6160699A
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敏美 清水
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カルシウムイオンやバリウムイオンなどの特
定の金属イオンを分子内部に包接して錯体を形成し、こ
れらイオンを輸送、濃縮、分離できる新規環状オクタペ
プチド、その製造方法及びそれを成分とするイオン抽出
分離剤に関するものである。この発明の化合物の産業上
の利用分野としては、各種金属イオンの分析、分離用と
して分析化学工業、無機・有機化学工業に、相聞移動触
媒用として合成化学工業に、有用金属イオンの補給、有
害金属イオンの除去用として医療・福祉分野1ζ好適で
ある。
従来の技術 従来の技術としては、合成りラウン化合物や合成りリプ
タンド化合物がイオン抽出剤として知られている(例え
ば、平岡道夫「クラウン化合物」(昭53.4.1)、
講談社、P176)。しかしながら、これら化合物は特
定のアルカリ金属イオンに対して親和性が高いが、カル
シウムイオンやバリウムイオンなどのアルカリ土類金属
イオンに対する親和性は小さいか又はほとんど知られて
いない。又、これら公知化合物を溶かしたを(二相をは
さんでのイオンの水相(イ)から水相(ロ)への輸送で
は、水(相イ)と有機相との界面でのこれら化合物のイ
オン吸if能力が、有機相と水相(ロ)との界面でのこ
れら化合物のイオン脱着能力に比べて非常に大きいため
、水相(ロ)に輸送されてくるイオン量が小さい。すな
わち、これら化合物はイオン抽出剤としてすぐれていて
も、目的とするイオンの脱性が困難であるため、目的と
するイオンの分離回収剤としては不適であるという欠点
を有している。
発明が解決しようとする問題点 本発明者は、生しト内必須金属イオンとして重要である
カルシウムイオンやバリウムイオンなどのアルカリ土類
金がイオンと親和性が高く、これらイオンを包接して錯
体を形成し、しかも、イオン吸着能力とイオン脱着能力
が適度にバランスしたイオン抽出分離剤を開発するため
に鋭意研究を重ねた結果、8個のアミノ酸残基から描成
される環状オクタペプチドがその目的に適合しうろこと
を見い出し、この知見に基づいてこの発明をなすに至っ
た。
問題点を解決するための手段 すなわち、本発明は、一般式 で表わされる新規環状オクタペプチド、その製造方法及
びそれを成分とするイオン抽出分離剤を提供するもので
ある。
この一般式fI+にお°けるAは炭素数3〜4のイミノ
アルキレン基又は炭素数1〜2のアルキレン基であり、
このようなものとして、例えば、イミノプロピレン基、
イミノブチレン基、1,2−エチレン基、メチレン基な
どがある。
この一般式+I)で表わされる化合物は、いずれも文献
未載の新規な化合物であり、例えば、一般式(式中のA
は炭素数3〜4のイミノアルキレン基又は炭素数1〜2
のアルキレン基、Rは活性エステル基である。) で表わされるテトラペプチドを環状二量化することによ
り製造することができる。
又、この際の原料化合物として用いられる前記一般式(
mlのテトラペプチドは例えば、先ずアミン基を保ff
lしたサルコシンを、L−プロリンアルキルエステルと
反応させてジペプチドとし、次いでアミノ保護基を脱離
させたのち、これに、アミノ基及び側鎖カルボキシル基
を保護したL−グルターミン酸又はL−アスパラギン酸
、又は2個のアミノ基を保護したし一リジン又はL−オ
ルニチンを反応させてトリペプチドとし、さらにアミノ
保護基を脱離させたのち、これにアミノ基を保護したグ
リシンを反応させてテトラペプチドとし、次1ζ、この
テトラペプチドのC端のアルキルエステル部分を加水分
解後、活性エステルに変換し、最後にN端のアミノ保護
基を脱離させることによって得られる。
前記一般式TII)における活性エステル基Rとしては
、p−ニトロフェニルエステル基、ヒドロキシコハク酸
イミドエステル基を用いることができる。
前記一般式印のテトラペプチドを12造する際のアミノ
保護基としては、通常のペプチドか成にi5いて用いら
れている第3ブチルオキシカルボニル基、ベンジルオキ
シカルボニル基、p−メ ト キシベンジルオキシカル
ボニル尤、O−ニトロフェニルスルフェニル4ビ、又、
カルホキフル基のイ宗護のためのアルキルエステル基と
しては、メチルエステル、エチルエステルなどを用いる
ことができる。
一般式fII)のテトラペプチドを形成する):;tの
ペプチド結合生成反応は、ジシクロへキシルカルボジイ
ミド法、活性エステル法、混合酸無水物法などの従来知
られている方法を適当に徂み合わごで用いることができ
る。製造中間体であるペプチドJは、いずれも酸及びア
ルカリで洗い、再結晶すること1こより容易に単離、精
製することができる。
本発明方法の原料化合物であるテトラペプチド活性エス
テルは酸塩の形で用いるのが好ましい。
この酸塩としては、塩酸塩、臭化水素酸塩、フ・ソ化水
素酸塩などがある。
一般式[■)のテトラペプチドの環化反応は大量の不活
性溶媒、例えば、ピリジン、ジメチルホルムアミドなど
の溶媒中で30〜90°Cの温度で行うことができる。
このようにして得られる環化反応混合物から環状二f1
化物を単ψする1こは、まず減圧蒸留によりいったん溶
媒を除去し、残留物を水とアルコールの混合溶媒で抽出
し、イオン交換樹脂を用いて未環化物を吸着除去する。
イオン交1?LtH脂と溶媒を除去したのち、残留物を
メタノールのような有機溶媒で抽出し、同じ溶媒を溶出
液としてゲルろ過を行い、環状二量化物を得る。必要な
らば、再結品番こより精製して高純αのものを得ること
ができる。
本発明の化合物は、実fillの元素分析値が±0.3
%の範囲内で計算値と一致し、質量スペクトルでは分子
量1ど相当する位置に親ピークを与え、赤外線吸収スペ
クトルで1640〜1660cm−1にアミド結合カル
ボニル基に由来する特性吸収を示し、μンヒドリン反応
が負であり、これらによって生成物を同定することがで
きる。
発明の効果 本発明の化合物は、これらをクロロホルムなどの水と混
ざらない′r:i機溶媒に溶かし、イオンを含む水田と
混合した場合、水中のバリウムイオンやカルシウムイオ
ンを池の1価のナトリウムイオン、カリウムイオン、ル
ビジウムイオンの数千倍効率よく有機相に抽出すること
ができる。又、クロロホルムにこれら化合物を溶かして
作製した液体膜1ζよるイオン輸送では、カルシウムイ
オンを天然のカルシウムイオン輸送物質A23187e
上回る速度で輸送し、他のイオンから効率よく分qhで
きる。
次1ど本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。T
41JクロマトグラフイーのRf値としては、クロロホ
ルム/メタノール(5/1.容積比)混合溶媒を展開溶
媒とした時の1直をR(1、クロロホルム/メタノール
/酢酸(9515/1.容h′i比)混合溶媒を展開溶
媒とした時の1直をRr 2、D−ブタノール/ r′
i’s:酸/水(4/1/2、容積比)混合溶媒を見聞
溶媒とした時の値をRr3とした。
参考例 1゜ 人 ε−ベンジルオキシカルボニル−L−リジル−サル
コシル−し−プロリンメチルエステル塩酸塩の製造 α−?83ブチルオキシカルボニル−ε−ベンジルオキ
シカルボニル−し−リジン・ジシクロヘキシルアミン塩
6.41 g (0,011モル)−とサルコシン−し
−プロリンメチルエステルl 雫塩2.7 Qg(0,
011モル)をり00ホルムlQQmI?に分散させ、
これ1こ、ジシクロへキシルカルボジイミド2.35 
g (0,011モル)をクロロホルム1ζ、溶かした
溶H3rr−tを一10°Cで加えた。次いで一10°
Cで5時間、さらに室温で一夜、かきまぜて反応させた
反応混合物をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物を酢酸
エチル50m/に溶おし、再びろ過し、ろ液を1096
クエン酸水溶液、596炭酸水素す) IJウム水溶液
、水、で順次洗い、jπ水硫酸ナトリウムで乾燥した。
次いで、減圧下に溶トリ、を除去し1、残留物をn−ヘ
キサンで固化させ得られたα−第3ブチルオキシカルボ
ニル−C−ベンジルオキシカルボニル−し−リジル−サ
ルコシル−L−7’ロリンメチルエステルs、osg(
融点45〜48°C1収率795%)を、乾燥塩化水素
ガスをα1:酸エチルに溶解して濃度3.5規定に調整
した溶液80m/に溶かし、室温で1時間反応させた。
反応終了後、溶媒を除去し、残留物をジエチルエーテル
で結晶化させると、融点94〜95°Cの目的化合物4
.31g(収率96.2%)が得られた。
このものの物理的性質は次の通りである。
薄層クロマトグラフィーのRr K R41−0,33、Rf 2寓0.33元素分析値(C
23Hss Os N−Cl1−H2Oとして)CHN 計算値(ト)  53.43 7.21 10.84実
測値(ト)  53.64 6.99 11.0(3こ
の例におけるα−第3ブチルオキシカルボニル−ε−ベ
ンジルオキシカルボニル−L−’)’)ンージシクロヘ
キシルアミン塩の代わりに、α−第3ブチルオキシカル
ボニル−δ−ベンジルオキシカルボニル−し−オルニチ
ン・ジシクロヘキシルアミン塩、α−第3ブチルオキシ
カルボニル−r−ベンジル−し−グルタミン酸・ジシク
ロヘキシルアミン塩、α−第3ブチルオキシカルボニル
−β−ベンジル−し−アスパラギン酸・ジシクロヘキシ
ルアミン塩の0.011モル量を用い、まったく同様に
操作して、次に示した化合物を得た。
δ−ベンジルオキシカルボニル−し−オルニチルーサル
コシルーし一ゾロリ二/メチルエステル塩酸塩(45〜
47°C) r−ベンジル−し−グルタミル−ナルコシルーL−プロ
リンメチルエステル塩酸塩(融点84〜85°C) β−ベンジル−し−アスパラギル−サルフシルーし一プ
ロリンメチルエステル塩酸塩(融点96〜98”C) (B)m3ブチルオキシカルボニルグリシル−ε−ベン
ジルオキシ力ルポニtレ−し一すジルーサルコシルーL
−−7’ロリン p−ニトロフェニルエステルの製造 第3ブチルオキシカルボニルグリシン・ジシクロヘキシ
ルアミン曵2.79 g (0,0078モル)とε−
ベンジルオキシカル、ドニルーし一リジルーサルコシル
ーし一プロリンメチルエステル塩酸嘱3.96g (0
,0078モル)をクロロホルムに溶かした溶−/f7
.50R6に、ジシクロへキシルカルボジイミド1.6
1g(0,0078モル)をり1ゴロホルム(ど溶かし
た溶液51n/を一10゛Cで加えた。次いで、人にお
けるα−第3ブチルオキシカルボニル−ε−ペンジルオ
キシノフルポニルーし一すジルーサルコシルーL−プr
+ IJンメチルエステルの製法と同様にして、融点5
2〜54゛Cの第3ブチルオキシカルボニルグリシル−
ε−ベンジルオキシカルボニル−し−リジル−サルコシ
ル−し−プロリンメチルエステルを白色固iJP、3.
55g(収率7396)として得た。
この化合物3.32gをメタノール20dに溶かし、I
 N−NaOH,10,72mbを加えて、室温で1時
間30分反応させた。反応、今冬7後、反応混合物に/
J(20R1を加え、メタノールを減圧除去し、残留す
る水溶液をエーテルで洗い、次いで、1096−クエン
酸水溶液でpHを3〜4に調節して油状物を得た。これ
を石油エーテルで固化させろと、融点76〜80°Cの
第3ブチルオキシカルボニルグリシル−ε−ベンジルオ
キシカルボニル−し−リジル−サルコシル−し−プロリ
ン2.c++g、(収率90%)が得られた。
次に、この化合物2.71gとp−二トロフェノール0
.69をクロロホルム15dに溶解し、これにジシクロ
へキシルカルボジイミド1.02gをクロロホルム1ζ
溶かした溶液3dを0°Cで謔え、3 ”Cで一夜かき
まぜて反応させた。反応終了後、反応混合物をろ過し、
溶液を減圧濃縮し、残留物を酢酸2滴を含むアセトン5
 rnlに溶解し、再び、不溶物をろ過し、たろ液の溶
媒を除去するとnh状物が得られ、これをエーテルで結
晶化させると、融点54〜56°Cの目的物3.30g
(収率100%)が得つれた。
薄層クロマトグラフィーのR(ii’jRf 1=0.
80  、  R[2=0.31元素分析値(C3S 
H4s O+ + No・−H2Oとして)HN 計算値(ト)  57.13 6.44 11.42実
測値(ト)  57.08 6.41  11.13こ
の例におけるε−ベンジルオキシカルボニル−L−!J
ジルーサルコシルーし一プロリンメチルエステル塩酸塩
の代わりに、δ−ベンジルオキシカルボニル−し−オル
ニチルーサルコシルーL−プロリンメチルエステル塩m
塩、γ−ベンジルーし一グルタミルーサルコシルーL−
7”ロリンメチルエステル塩酸塩、β−ベンジル−し−
アスパラギル−サルコシル−し−プロリンメチルエステ
ル塩酸塩を0.078モル量用い、まったく同様に佳作
して、次に示した化合物を得た。
第3ブチルオキシカルボニルグリシル−δ−ベンジルオ
キシカルボニル−し−オルニチルーサルコシルーし一プ
ロリン p−ニトロフ第3ブチルオキシカルボニルグリ
シル−r−ベンジル−L−グルタミル−サルコシル−L
−ブロリン p−ニトロフェニルエステル(融点 51
〜52’C) 第3ブチルオキシカルボニルグリシル−β−ベンジル−
し−アスパラギル−サルコシル−L−7’ロリン p−
ニトロフェニルエステル(融点 45〜47°C) 実施例 1゜ シクロ−(グリシル−ε−ベンジルオキシカルボニル−
し−リジル−サルコシル−し−プロリル)z(C−1)
の製造 第3ブチルオキシカルボニルグリシル−ε−ベンジルオ
キシカルボニル−し−リジル−サルコシル−L−7’ロ
リン p−二トロフェニルエステル3.10g (0,
0043モル)を、乾燥塩化水素ガスを酢酸エチルに溶
解して濃度3.5規定にFlした溶液37−で、水冷下
1こ1時間処理し、次いで溶媒を除去し、残留物をエー
テルで固化させるとグリシル−ε−ベンジルオキシカル
ボニル−L−リシル−サルフシルール−プロリン p−
ニトロフェニルエステル塩酸塩2.74 g (収率9
7%)が得られた。
これを、ジメチルホルムアミド20Kgに溶かし、得ら
れた溶液を60°Cでピリジン13QQm/の中に6時
間かけて滴下し、次いで、30°Cで一夜、さらに60
°Cで5時間かきまぜて反応させた。
反応終了後、溶媒を除去し、残留物を水とメタノールの
混合溶媒に溶かし、同じ溶媒で洗ったH+型とOH−型
のイオン交換樹脂カラムの中を通し、未反応物を除去し
た。次いで、溶媒を除去し、残留物をメタノールに溶か
し、セファデックスLH−20(u録商標名、ファルマ
シアファインケミカルズ社)を充てんしたカラムを通し
てゲルろ過を行ない、環状二量化物を含むフラクション
を集めて、溶媒を除去し、残留物をクロロホルムージエ
チルエーテルがら再結晶すると、融点125〜126°
C(7)環状オクタヘプf)’(C−1)、680xr
9(収率7o%)が得られた。
この化合物は、ニジヒドリン反応が負であり、赤外線吸
収スペクトルで ν…−=2950.1655.153o、1250cm
−’に吸収があり、質量スペクトルは、M”=975で
あった。
薄層クロマトグラフィーのR,f直 。
Rf1=0.13、Rf 2 =O,R43−0,33
元素分析値(C45Hss 012 NIO・2HzO
として)CHN 計算値(ト) 57.01 6.98  13.85実
測値(ト) 57.36 6.84  13.91実施
例 2゜ シクロ−(グリシル−δ−ベンジルオキシカルボニル−
L−オルニチルーサルコシルーし一プロリル)=  (
C−2)の製造 実施例1において、第3ブチルオキシカルボニルグリシ
ル−δ−ベンジルオキシカルボニル−し−リシル−サル
コシル−し−プロリン p−ニトロフェニルエステルを
用いる代わりに、第3ブチルオキシカルボニルグリシル
−δ−ベンジルオキシカルボニル−し−オルニチルーサ
ルコシルーし−プoリン p−ニトロフェニルエステル
をa0043モル量用いること以外はまった(同4Jl
な操作lこよって、融点100〜101°Cの環状オク
タペプチド(C−2)、34011!9(収率26%)
が得うした。
この化合物は、ニンヒドリン反応が負であり、赤外線吸
収スペクトルで ν、、、、   −2950、1650、1530cm
 −’に吸収があり、質量スペクトルは、M” = 9
47であった。
薄層クロマトグラフィーのRr値 R41=0.11、Rf2−0 、 R(3−0,30
元素分析値(Gg Haz OI: N+o−H2Oと
して)HN 計算値%  57.25 6.68 14.51実測値
(ト)  57.41 6.52 14.75実施例 
3゜ シクロ−(グリシル−γ−ベンジルーL−グルタミルー
サルフシルーL−7’ロリル)z(C−3)の製造 実施例1において、fjS3ブチルオギシ力ルポニルグ
リンルーδ−ベンジルオキシカルボニル−し−リジルー
サルコシルーL−7’ロリン p−ニトロフェニルエス
テルを用いる代わりIζ、第3ブチルオキシカルボニル
グリシル−r−ベンジル−し−グルタミル−サルフシル
ーし一プロリン p−二トロフェニルエステルを0.0
043モルEt用イルこと以外はまった(同作な操作に
よって、融点157〜159°Cの環状オククベプチド
(C−3)、190#+9(収率1696)が(1↓ら
れた。
この化合物は、ニンヒドリン反応が口であり、赤外線ス
ペクトルで、 シ、、、=1660、1530  cts−’に吸収が
あり、質量スペクトルはM” −889rあった。
R層りロマトグラフィーのRr値 R[1=0.18、Rf 2−0、Rf 3 = 0.
41元素分析値(C44R56012N80として)H
N 計算値% 58.276.45 12.35実測値(ト
) 58.51 6.23 12.44実施例 4゜ シクロ−(グリシル−β−ベンジル−し−アスパラギル
−サルコシル−L−プロリル)2(C−4)の製造 実施例1において、第3ブチルオキシカルボニルグリシ
ル−C−ベンジルオキシカルボニル=L−リジル−サル
フシルーし一プロリン p−ニトロフェニルエステルを
用いる代り(こ、第3ブチルオキシカルボニルグリシル
−β−ベンジル−し−アスパラギル−サルコシル−L−
プロリン p−ニトロフェニルエステルをOlOO11
3モルユ用いるこト以外は、まったく同ト柔な操作によ
って、融点138〜139’C(7)環状t99Z−y
’f ト(C−4) 、  2301R9(収率20%
)が辱られた。
この化合物は、ニンヒドリン反応が負であり、赤外線吸
収スペクトルで、 1’max = 1660.1530 cm−’に吸収
があり、質量スペクトルは、M”=861 であった。
薄届クロマトグラフィーのR(((J R「1=0.17、R(2=O,R(3=0.40元素
分析値(C42H520+t Ns ” ’−H20(
!: L ”’C)HN 計算値(ト)  57.99 6.14 12.88実
測値(ト)  58.33 6.09 12.95実施
例 5゜ 実施例Iで得られた本発明の化合oJ(C−1)をクロ
ロホルムに、140.280.420.560、To。
μMの濃度で溶かし、これら5踵プコの溶、(た、各5
4を、全屈イオン塩化物(10mi’V4 )、ピクリ
ン已2(25mM)、グツドバッファーHEPE3 <
10mM) を含む水溶液(pH7,4) 、5 ノq
lと混かし、30分間、振とうする。1時間静Rしたの
ら、クロロホルム相のビクレートアニオンの吸光度カラ
、本発明の化合物(C−1)の各イオンに対する抽出平
衡定数を求め、対照化合物の環状テトラペプチドである
シクロ−(グリシル−4−ベンジルフrキシカルボニル
ーL−11ジル−サルフシルーL−プロリル)(D−1
)と線状オクタペプチドの第3ブチルオキシカルボニル
グリシル−(−ベンノルオキシカルボニル−L−IJジ
ル−サルコノルーL−7’ロリルークリシル−ε−ベン
ジルオキソカルボニル−し−リジル−サルコシル−し−
プシ]リンメチルエステル(E−1)のそれと比較した
その結果を、濃度が異なる5種類のりlj Iffポル
ム溶液を用いて得た平均値の対数として、第1表に示す
この表から明らかなように、対照化合物はカルシウムイ
オンやバリウムイオンなどのアルカリ土類金hイオンに
スリして、はとんどイオン抽出能力を示さないのに対し
、この発明の化合物は、非常に大きなイオン抽出能力を
示す。
第1表 実施例 6゜ 内径15mmのU字管に、2つの水相(イ)、(ロ)(
各・10m)を隔てたクロロホルムHJ (15mf 
) ヲ設看し、一方の水相(イ)には、カリウムイオン
とカル、ノウムイオンの塩化物(10mM) 、ピクリ
ンq゛(25mM)、グツドバッフ7  HEPES(
i。
mM )を溶かし、それを水0化リチウムでpIT 7
.、”)jこ調整した。クロロホルム相には、本発明の
化合物を200μへ1のii、”4度で、容かし、2つ
の水IL)1イ)、仲)をスターラー付撹拌折−で、り
aコポルム、11をマグネチックスメーラーでb二押し
た。11Jr PIIIi:; i:aに、水相(イ)
からクロロポルム札を通応し、7](札(ロ)にt=゛
1送されてくるカリウムイオン又はカルシウムイオンの
量を、水相(ロ)のビグレートアニオ、・の吸光戊から
求め、天然のカルシウムイオン輸送t’s fi A2
3187、環状テトラペプチドのシクロ−(グリツルー
ξ−ベンジルオキ7カルボニルーL−1ジルー−1ノル
コシルーL−プロリル)  (D  J ) 、K状オ
クタペプチドの第3プチルオキシカルホニルグリシルー
C〜ペンジルオキン力ルホニル−L−IJ/ルーサルフ
シルー ルオキジカル: L−プロリンメチルエステル(E−1)を用いた時、及
びクロロホルム相に回もlfi’かさない(I、1のそ
れと比較した。その結果を第2表に示す。
この表から明らかなように、対照化合物のD−1、E−
1を用いた場合、及びクロロホルム相1ζ河も溶かさな
い場合、(コとんと、カリウムイオンとカルシウムイオ
ンの輸送分離能力がないのに対し、本発明の化合物は、
カルシウムイオンを天然物のA 23187より効率よ
<、シかも、カリウムイオンと分門して途送できること
を示す。
実旙例 7 実施例1で+G−られた本うこ明の化合’1.’j (
C−1)1gを溶かしたクロロホkl、溶:に10 !
’) ::It:=、1gのピクリン酸マグネノウム塩
と100mgのピクリン酸カリウム塩をkむgd +−
) Ie 100 *b(酢酸と酢酸ナトリウムでpH
t3.’)に−1りしたちの)と湿合してよく振とうし
、30分静置峻、クロロホルム相を集めた。これケ、O
,OI h4のピクリン酸リチウム塩を含む水溶液10
0M(酢錫と4r酸ナトリウムでpH6,9に調製した
もの)で6シ争し、クロロホルム相を集めた。この洗浄
操作を3回くりかえしたのち、クロロホルム相を集め、
これを、2M−塩1ヒアンモニウムと2 F+1 4 
L俊を誹む水溶液100m、l!:混合してよく振とう
した。30分D C’tPt、水相を集め、カルシウム
イオンの回収率を永めると95%であり、そのd−1の
マグネシウム濃度は初8°7度の1o−’ <E;であ
−・た。こうして、本発明の化合物ζ川(・た重液11
,1出法により、多i1λのマグネシウムイオンの中か
らカルシウム・イオンを効率よく分類できた。
特許出願人  工業技術院長 川 1)裕 部岡太 “
、旧 (

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のAは炭素数3〜4のイミノアルキレン基又は炭
    素数1〜2のアルキレン基である)で表わされる新規環
    状オクタペプチド。 2 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のAは炭素数3〜4のイミノアルキレン基又は炭
    素数1〜2のアルキレン基、Rは活性エステル基である
    ) で表わされるテトラペプチドを環状二量化することを特
    徴とする、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のAは前記と同じ意味をもつ) で表わされる新規環状オクタペプチドの製造方法。 3 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のAは炭素数3〜4のイミノアルキレン基又は炭
    素数1〜2のアルキレン基である)で表わされる新規環
    状オクタペプチドから成るイオン抽出分離剤。
JP59182966A 1984-08-31 1984-08-31 新規環状オクタペプチド,その製造方法及びそれを成分とする金属イオン抽出分離剤 Granted JPS6160699A (ja)

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US06/767,846 US4668397A (en) 1984-08-31 1985-08-21 Novel cyclic octapeptide, method for production of said octapeptide, and ion extracting/separating agent using said octapeptide as principal component

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