JPS6160093A - デイスクランブラ回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ケーブルテレビシステムの端末秘話用に好
適な、同期圧縮方式用デイスクランプラ回路に関する。

〔従来の技術〕

有料放送の視聴と課金システムを連動させることができ
る双方向ケーブルテレビシステムには、一般に端末秘話
用のデイスクランプラ回路が設けである。第２図は、同
期圧縮方式のデイスクランプラ回路を用いた従来のケー
ブルテレビ端末受信装置の一例を示す。同図に示す端末
受信装置１は、双方向アドレッサブル方式であり、放送
センタ（図示せず）からの有料放送を、ケーブル入力端
子２からアップ・ダウン（ダブル・スーツ（−ヘテロゲ
イン）式の選局回路３内の方向性フィルタ３ａに入力す
る。方向性フィルタ３ａは、上り・下り伝送周波数帯を
分離し、下り信号を第１局部発振回路３ｂに接続され念
ミキサ回路３ＣにてＵＨＦ帯の第１中間周波に変換して
受信する。この第１中間周波は、中間周波増幅回路３ｄ
を介して、第２局部発振回路３ｅに接続されたミキサ回
路３ｆに供給される。ミキサ回路３ｆは、第１中間周波
をＵＨＦ帯のロウチャンネル周波に変換し、帯域Ｐ波回
路３ｇを介してデ・【スクランブラ回路４に供給する。

なお、帯域ｅ波回路３ｇは、隣接チャンネル信号を除去
するものであり、本例の場合、Ｔ型結線された３個のコ
イルＬ１．　Ｌ２．　Ｌ３　　とコンデンサＣからなる
複同調回路を用いている。

デイスクランプラ回路４は、有料番組のスクランブル（
エンクリプション）を復元するための回路であり、本例
の場合、信号の分流路中に設けた高速スイッチングダイ
オードＤを、第３図（５）に示す映像信号期間で導通さ
せ６ｄＢの信号減衰を行なうアッテネータ回路４ａと、
アッテネータ回路４ａを制御するための音声搬送波検波
回路４ｂとタイミング信号発生回路４０等から構成され
る。

音声搬送波検波回路４ｂは、帯域Ｐ波回路３ｇを通過し
た音声搬送波を抽出（包絡線検波）シ、タイミング信号
発生回路４Ｃは、音声搬送波の包路線信号（振幅変調も
れた制御信号）にもとづいて、アッテネータ回路４ａを
動作させるためのタイミング信号を発生する。

ところで、有料番組の映像搬送波は、第３図（５）に示
す如く、水平ブランキング期間と垂直ブランキング期間
の振幅を圧縮し、放送センタから送出され、有料番組の
視聴を許可されていない端末受信装置の場合は、アッテ
ネータ回路４ａが映像信号期間に対し６ｄＢの減衰を行
なわないため、同期のとれないゆがんだ画像しか得られ
ず、秘話が可能となる。アッテネータ回路４ａを作動さ
せるための制御信号は、第３図（Ｂ）に示す如く、音声
搬送波を振幅変調して送出され、変調信号は、水平周波
数に同期したタイミングと垂直帰線期間の位置と幅の情
報をもっている。この制御信号は、音声搬送波検波回路
４ｂにおける遅延を考慮して水平ブランキング期間より
も、２μｓｅｃ　　進ませて送られるため、音声搬送波
検波回路４ｂに入力される音声搬送波サンプル信号は、
ｇ３図（ｑに示す信号波形を有する。第３図（ｑからは
、スクランブル処理によシ振幅圧縮された同期信号が、
アッテネータ回路４ａにおける映像信号期間の振幅圧縮
により、映像信号とほぼ等比に復元されているのが判る
。この同期信号の復元が行なわれるディスクランブル期
間は、第３図ｐ）に示すタイミング信号の信号波形に対
応する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来のデイスクランプラ回路４は、タイミング信号
発生回路４Ｃからのタイミング信号によシ、アッテネー
タ回路４ａ内のダイオードＤがオンφオフするときに、
アッテネータ回路４ａの等個入力インピーダンスが変動
し、この変動がそのまま帯域ｆ波回路３ｇの負荷インピ
ーダンスの変動となってしまうため、音声搬送波上の制
御信号の位置に影響が生じ、音声搬送波を包絡線検波し
て得た制御信号にもとづいて形成されるタイミン・グ信
号が位相ずれを引き起しやすく、ディスクランブル処理
に悪影響を及ぼす等の問題点があった。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明は、上記問題点を解決したものであシ、同期信
号が所定の圧縮比で振幅圧縮された映像搬送波信号を選
局する選局回路に接続され、映像信号期間を前記圧縮比
とほぼ同比で振幅圧縮し、同期信号を復元するアッテネ
ータ回路を有するデイスクランプラ回路であって、前記
選局回路と前記アッテネータ回路の間に、バッファアン
プ回路を設け、アッテネータ回路の振幅圧縮動作に伴な
い、前記選局回路の負荷インピーダンスが変動しないよ
うにしたことを要旨とするものである。

〔作用〕

この発明は、選局回路とアッテネータ回路の間に設けた
バッファアンプ回路により、アッテネータ回路の振幅圧
縮動作に伴ない、選局回路の負荷インピーダンスが変動
するのを防止する。

〔実施例〕

以下、この発明の実施例について、第１図を参照して説
明する。第１図は、この発明のデイスクランプラ回路の
一実施例を示す回路図である。なお、第１図中、第３図
と同一構成部分には、同一符号が付しである。

第１図中、デイスクランプラ回路１４は、アッテネータ
回路４ａの前段に、バッファアンプ回路１４ａを接続し
て構成しである。このバッファＴンプ回路１４ａは、ベ
ースが帯域Ｐ波回路３ｇに接続されたトランジスタθを
エミッタ７オロ７で用いたものであシ、アッテネータ回
路４ａの等個入力インピーダンスの変動が、帯域ｆ波回
路３ｇに影響を及ぼさないようにする。

従って、従来問題となっていた帯域ｒ波回路３ｇの負荷
インピーダンスの変動にもとづく、タイミング信号の位
相ずれを防止し、正確なディスクランブル処理が可能と
なる。これにより、水平・垂直ブランキング期間のみを
利用する同期圧縮方式の利点である高画質、高品質の特
長を、よシ有効に活かすことができる。

このように、上記デイスクランプラ回路１４は、同期信
号が振幅圧縮された映像搬送波信号を選局する選局回路
３と、映像搬送波信号期間を振幅圧１．　縮して同期信
号を復元するアッテネータ回路４ａ；　　との間に、バ
ッファアンプ回路１４　ａ　ｌ設ケ、アッテネータ回路
４ａの振幅圧縮動作に伴ない、選局回路３の負荷インピ
ーダンスが変動しないよう構成したから、選局回路３の
出力である音声搬送波信号から抽出するアッテネータ回
路４ａ＠作用のタイミング信号を、位相ずれなく正確に
発生することができ、特にタイミング信号によるアッテ
ネータ回路４ａの動作により音声搬送波信号が振幅変調
され、音声搬送波上の制御信号のタイミングが水平同期
信号の直前に挿入されているような場合の如く、制御信
号の検出位相ずれが許されないような場合に、好適であ
る。

〔発明の効果〕

以上説明したよりに、この発明によれば、同期信号が振
幅圧縮された映像搬送波信号を選局する選局回路と、映
像搬送波信号期間を振幅圧縮して同期信号を復元するア
ッテネータ回路との間に、バッファアンプ回路を設け、
アッテネータ回路の振幅圧縮動作に伴ない、選局回路の
負荷インピーダンスが変動しないよう構成したから、選
局回路の出力である音声搬送波信号から抽出するアッテ
ネータ回路動作用のタイミング信号を、位相ずれなく正
確に発生することができ、特にタイミング信号によるア
ッテネータ回路４ａの動作によυ音声搬送波信号が振幅
変調され、音声搬送波上の制御信号のタイミングが水平
同期信号の直前に挿入されているような場合の如く、制
御信号の検出位相ずれが許されないような場合に１好適
である等の優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明のデイスクランプラ回路の一実施例
を示す回路図、第２，３図は、それぞれ従来のデイスク
ランプラ回路を適用したケーブルテレビ端末受信装置の
一例を示す回路構成図及び回路各部の信号波形図である
。 ３・・・選局回路、３ｇ・・・帯域Ｐ波回路、４ａ・・
・アッテネータ回路、４ｂ・・・音声搬送波検波回路、
４ｃ・・・タイミング信号発生回路、１４・・・・デイ
スクランプラ回路、１４ａ・・・２２２７７７１回路。 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ケーブルテレビシステムにおける同期信号圧縮方式によ
   る有料放送秘話用端末デイスクランプラ回路において、
   同期信号が所定の圧縮比で振幅圧縮された映像搬送波信
   号を選局する選局回路に接続され、映像信号期間を前記
   圧縮比とほぼ同比で振幅圧縮し、同期信号を復元するア
   ツテネータ回路を有するデイスクランプラ回路であつて
   、前記選局回路と前記アツテネータ回路の間に、バッフ
   ァアンプ回路を設け、アツテネータ回路の振幅圧縮動作
   に伴ない、前記選局回路の負荷インピーダンスが変動し
   ないようにしたデイスクランプラ回路。