JPS6159994B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6159994B2
JPS6159994B2 JP54069233A JP6923379A JPS6159994B2 JP S6159994 B2 JPS6159994 B2 JP S6159994B2 JP 54069233 A JP54069233 A JP 54069233A JP 6923379 A JP6923379 A JP 6923379A JP S6159994 B2 JPS6159994 B2 JP S6159994B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
outer box
weir plate
liquid tank
liquid level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54069233A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55163183A (en
Inventor
Tadashi Ijima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MARUCHI KOKEN KK
Original Assignee
MARUCHI KOKEN KK
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Filing date
Publication date
Application filed by MARUCHI KOKEN KK filed Critical MARUCHI KOKEN KK
Priority to JP6923379A priority Critical patent/JPS55163183A/ja
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  • Removal Of Floating Material (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、液槽内の液面汚染層を自動的に吸い
取り排除することができる装置に関するものであ
り、例えばメツキ槽、塗装槽等の液槽内の表層部
に浮遊する粘性の高い高濃度油分等を優先的に吸
入排除するに適する装置を提供するものである。
従来、液槽内の液面に浮遊する汚染層を吸収排
除する装置は、一般に第1図に示す如く、液槽内
の液面にフロート2を装着した本体1を浮上さ
せ、本体1の上端部1を鋸歯状とし、その鋸歯
状の谷部3から液槽内の液体の表層部4の汚染層
を吸い取り、本体1に取付けたパイプ5を介して
液槽外に流出せしめる構造である。
上記の従来の構造は本体1の上端部1に設け
た鋸歯状の谷部を液槽内の液面に常に位置させる
ことが困難であるため、液面の表層部の汚染層を
安定して吸収排除できず、且つ表層部に浮遊する
汚染層が粘性の高濃度の油分の場合、油膜の抵抗
が大きくなり、吸い取りが不可能となり、この結
果、パイプ5に連結されたポンプを空転せしめる
等の欠点を有していた。
本発明は、上記の如き従来装置の欠点を除き、
表層部に浮遊する高粘性の油分であつても吸収排
除できる装置を提供するものである。
以下、本発明の実施例について説明する。
第2図に於いて、液槽6の一部に取付部材7を
介して外箱10は固定されており(第2図イ、外
箱10の一端面の上部を凹状に切欠いて開放口1
を形成し(第2図ハ,ニ、この切欠開放口1
の位置には、この切欠開放口10を形成し
た外箱10の内壁面に沿つて上下に摺動しうる堰
板13が設けられている。
外箱10の底部には、排出口11が設けられ、
外箱10内に貯えられた液体を排出口11に接続
された図示されていない排出用ポンプにより外部
に排出する。
堰板13は、その上端部を鋸歯状または同効の
切り欠き形状13とし、液槽6内の液面15か
らの液体を外箱10の切欠開放口10を介して
流入せしめ、且つ液槽6内の液面15からの液体
を外箱10の切欠開放口10において流入遮断
するように、堰板13にフロート14を装着し、
該フロート14は外箱10内の液面の変位に追随
しうる構成となつている。堰板13に装着したフ
ロート14にはバランスウエイト14を設ける
ことによつて、堰板13は、外箱10内の液面1
が第2図ハに示すように低位置まで下降し、
堰板13の上端面13をこえて液槽6内の液面
15の液体が外箱10内に流入しうる位置と、外
箱10内の液面16が第2図ニに示すように、
前述の液槽6内の液面15の液体を外箱10内に
流入したことによつて、液槽6内の液面15と同
じ位置まで上昇し、外箱10内に液槽6からの液
体の流入を遮断する位置とに変位しうるように配
置されている。
なお、外箱10に形成される切欠開放口10
は液槽6内の液面15の変動の範囲を考慮して設
けられる。
次に本発明の動作を説する。
第2図ニの位置において、フロート14を備え
た堰板13は外箱10内の液面16により高位
置にあるが、外箱10内の液体は排出口11より
急速に排出されるため、外箱10内の液面は16
から16(第2図ハの液面の位置)に急速に
低下する。
この外箱10内の液面の16から16への
変位と共にフロート14と一体の堰板13の上端
部13は、第2図ニの液槽6内の液体流入を遮
断する位置から、第2図ハの液槽6内の液体流入
を行なう位置まで下降し、このとき堰板13の上
端部13の鋸歯状の部分から、液槽6の液面1
5の液体を外箱10内に流入せしめ、外箱10内
の液面は16から16へと上昇する。このた
め、フロート14と一体の堰板13は第2図ハの
位置から第2図ニの位置へ急速に上昇を行なう。
引き続き、堰板13は、同様に上昇位置から下降
位置、下降位置から上昇位置と変位し、液槽6内
の流体の流入・遮断を繰り返し、外箱10に設け
た排出口11を介して、液槽6内の表層面に位置
する汚染液を排出する。
以上のように、本発明では、フロート14を設
けた堰板13は、外箱10内の液面16〜16
、16〜16の変位に応じて外箱10内で
上昇・下降を繰り返すと共に、その上昇・下降の
繰り返しの動作により、液槽内の液面に位置する
高粘性の油分に対して絶えず振動を与え、且つ上
昇・下降する堰板13の上端部13である鋸歯
状の部分は液槽6内の液面15で外箱10内に流
入する位置にある高粘性の油分の汚染層に対し
て、切断破砕する作用を及ぼし、堰板13の降下
する速度と相俟つて、堰板13の鋸歯状13
間から高粘性の油分を確実に外箱10内に吸引
し、外箱10の底部に設けた排出口11を介して
排出しうるものである。
また、本発明において、液槽6内の液面15が
何らかの理由で上昇又は下降しても、液槽6の液
面15の変動範囲に対応して、外箱10に形成さ
れた切欠開放口10の高さHを設定することに
より、フロート14は外箱10内の液面の影響の
みにより作動するものであるが、フロート14と
一体の堰板13の上端部13は液槽6の液面1
5の変動に追随して、液面15の表面の汚染層を
吸引しうるものである。よつて、液槽6の液面1
5の変動があつても、外箱10のセツト位置を変
更することなく、変動した液槽6の液面15の表
面に位置する汚染層を正確に排除することができ
る。
更に、本発明では、液槽6内の液面15に対し
て外箱10に設けた堰板13は正確に追随しうる
ものであり、且つ高粘性油分の集結による油膜の
抵抗が大である汚染層であつても鋸歯状部の上下
の揺動、及び鋸歯状部の下降時の吸引作用によ
り、外箱内には常に汚染された液を貯えることが
できるので、外箱10の底部の排出口11に接続
されたポンプの空転を生じる等の欠点を防止でき
る効果も有する。
第3図は本発明の他の実施例であり、前記の実
施例の外箱10と堰板13を共に円筒形にし、か
つ堰板13の上端部を鋸歯状部13とし、外箱
10の上端部10は、液槽6内の液面15の位
置よりも常に下方に位置するように配置し、この
点前記の実施例の外箱10の切欠開放口10
切欠端部に対応する位置となる。
この実施例においても、液槽6の液面15の液
体は第3図ハの位置で堰板13の上端部の鋸歯状
部13から流入し、外筒をなす外箱10と内筒
をなす堰板13内に流入した液体16により、
内筒をなす堰板13はフロート14によつて第3
図ニの位置まで上昇し、この貯えられた液体は外
箱10の排出口11を介してポンプにより排出さ
れ、急速に流出し、この結果、内筒をなす堰板1
3は液面16の降下に伴いフロート14によつ
て第3図ハの位置まで下降し、この位置において
堰板13の上端部の鋸歯状部13から液槽6内
の流体を流入せしめる。
このような円筒状の堰板13の上昇・下降の繰
り返し、その上端部の鋸歯状部13の上下動に
より液槽6の液面15に揺動を与え、鋸歯状部の
下降時の吸引作用により、液槽6の表面に位置す
る高粘性油分の汚染層を外箱10及び堰板13内
に導き、排出口11を経て排除する点も、前記実
施例の場合と同様である。
堰板・外箱が円筒状であるため、外筒である外
箱に対して内筒である堰板を摺動しうるように取
付けることにより、格別の誘導手段を必要とせ
ず、しかも外箱の全周すなわち円筒状の堰板の全
周から液槽内の液体を吸収排除できるから、排液
処理の効率が優れている利点を有する。
尚、本発明において、堰板の上端部の鋸歯状部
から流入する液量と外箱の排出口から排出される
液量との関係について、単位時間当りの流入液量
と排出液量を等しくすれば、堰板は殆んど上下動
を起すことなく、一定位置で液面の表面層を外箱
内に流入せしめることが可能であり、また、単位
時間当りの流入液量が排出液量よりも多くし、且
つその程度を変えることにより、堰板の上下動の
動きの幅を変更することができ、この上下動は液
槽内の液面表層部に高粘性油分の汚染層が位置
し、この油膜の抵抗により初期吸引が滑らかに行
いえない場合、堰板の下降により鋸歯状部の下端
部が高粘性油分のすぐ下にある低粘性液層、例え
ばクリーム層、分散油層等に位置している該クリ
ーム層等を吸引し、この吸引流により高粘性油分
をさそい込む流れが生じ、この結果高粘性油分を
吸引することもできる利点も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の液槽内の液面汚染層の排除装置
を示し、第2図は本発明の一実施例を示し、イは
側面図、ロは平面図、ハ,ニは外箱内における堰
板及び液面の変位を示すフロートを除いた概略図
であり、第3図は本発明の他の実施例を示し、イ
は側面図、ロは平面図、ハ,ニは外箱内における
堰板及び液面の変位を示す概略図である。 6……液槽、10……外箱、11……排出口、
13……堰板、13,13……堰板に形成さ
れた鋸歯状又は同効の切り欠き形状の上端部、1
4……フロート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 液槽内に固定した外箱は、堰板の位置する部
    分を液槽内の液面より低く構成し、液槽内の液面
    から流入する液体を一旦貯えうる貯留部と、この
    貯留部の底部に備えた液体排出口とからなり、外
    箱の内壁面に沿つて摺動自在に設けられた堰板
    は、外箱内の貯留部の液体の増減に追随するフロ
    ートと、該フロートの上下動に応じて液面の表面
    層からの液体を流入する位置と液体の流入を遮断
    する上方位置との間で移動する鋸歯状または同効
    の切り欠き形状の上端部とを備えたことを特徴と
    する液槽内の液面汚染層の排除装置。 2 外箱と堰板とを円筒形の形状により構成した
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の液
    槽内の液面汚染層の排除装置。
JP6923379A 1979-06-02 1979-06-02 Mouthpiece Granted JPS55163183A (en)

Priority Applications (1)

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JP6923379A JPS55163183A (en) 1979-06-02 1979-06-02 Mouthpiece

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JP6923379A JPS55163183A (en) 1979-06-02 1979-06-02 Mouthpiece

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Publication Number Publication Date
JPS55163183A JPS55163183A (en) 1980-12-18
JPS6159994B2 true JPS6159994B2 (ja) 1986-12-18

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JP6923379A Granted JPS55163183A (en) 1979-06-02 1979-06-02 Mouthpiece

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0440791Y2 (ja) * 1986-01-31 1992-09-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5425144Y2 (ja) * 1974-06-28 1979-08-23

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