JPS6159573B2 - - Google Patents

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JPS6159573B2
JPS6159573B2 JP54028440A JP2844079A JPS6159573B2 JP S6159573 B2 JPS6159573 B2 JP S6159573B2 JP 54028440 A JP54028440 A JP 54028440A JP 2844079 A JP2844079 A JP 2844079A JP S6159573 B2 JPS6159573 B2 JP S6159573B2
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light
optical
optical modulator
wave
polarization
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Mitsukazu Kondo
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Nippon Electric Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/25Arrangements specific to fibre transmission
    • H04B10/2589Bidirectional transmission

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は光通信システムに関し、特にそのうち
で複数の波長の光波と単一の光フアイバを用いた
双方向光通信装置に関する。
光通信システム、光データ伝送システムでは1
伝送路当りの伝送容量を拡大するために種々の方
式が試みられている。高速化や波長の多重化、双
方向伝送などがその例である。特に、複数の波長
を用いた双方向通信方式は往路と復路での光波の
波長を変え、またそれぞれ複数の波長を用いるこ
とにより、1本の光伝送体で非常に多くの情報の
伝送が可能である。この方式は必要な光伝送体を
最も少なくできる方式である。
従来、光通信装置では光源として半導体レーザ
がよく用いられている。しかし、長距離伝送を行
なう場合には強い光エネルギーの得られる固体レ
ーザやガスレーザ等を用いる方が有利である。ま
た、より安価な装置を得ようとする場合には光源
として発光ダイオードが用いられる。
固体レーザやガスレーザを使つた双方向通信装
置の従来の一例を第1図に示す。第1図において
80,90は固体レーザ又はガスレーザ等の光源
81,91は光変調器であり、82,92はハー
フミラー、83,93はフオトダイオード等の光
検出器、9は光フアイバである。第1図において
光フアイバ9の1端に配置された光源80から出
射した光波101は光変調器81によつて変調光
102となり、ハーフミラー82を通過した光波
103が光フアイバ9に入射する。このとき変調
光102の半分はハーフミラーにより反射され、
光波104となる。光フアイバ9を通過した光波
105は他端のハーフミラー92によつて反射さ
れ光検出器93に入射する。このとき光波102
の半分はハーフミラーを通過し光波107とな
る。上述の如くこの通信装置では、光フアイバ9
に損失がないと仮定しても、変調光102のエネ
ルギーの1/4しか他端の光検出器に入射しない。
同様に破線で示した逆方向に進む光波も1/4しか
他端の光検出器83に入射しない。すなわち6dB
のエネルギー損失が生ずる。この損失を除く手段
としては光源80と90の波長を変え、ハーフミ
ラー82のかわりに光波102の波長だけ通過
し、他の波長を反射するような干渉フイルターを
用い、ハーフミラー92のかわりに光源90の波
長だけ通過するような干渉フイルターを用いれば
よい。しかし、通常干渉フイルターは挿入損失が
大きく、湿気等の影響をうけやすいという欠点を
もつている。通過波長幅の狭い干渉フイルターは
製作が困難である。
一方、発光ダイオードを光源として用いた双方
向光通信装置は、直接変調を行なえるので光変調
器を用いなくてもよいという利点がある。一方、
発光波長の半値幅が広いので波長の異なる情報光
の種類を多くできないという欠点がある。また波
長の半値幅が広いとパルス光を伝送した場合にパ
ルス幅の広がりを生じ、変調帯域を広くできない
という欠点がある。
また発光ダイオードの直接変調が可能な周波数
は通常100MHz以下である。そこで発光ダイオー
ドを光源とし、かつ広帯域の多くの情報光を伝送
しようとする場合には、前述のガスレーザ、固体
レーザ等を用いた双方向光通信装置と同様に高速
の光変調器と干渉フイルターを用いなければなら
ない。しかし、干渉フイルターを用いると前述の
如き欠点がある。
本発明の目的は固体レーザ、ガスレーザ等の高
出力光源を利用でき、さらに発光ダイオード等の
ように広い波長領域にわたり発光する光源を用い
ても干渉フイルターが不要で、構造が簡単で、損
失が小く、広帯域な双方向光通信装置を提供する
ことにある。
本発明の双方向光伝送体装置は光伝送体と、こ
の光伝送体の両端部に設置され、偏光分離手段と
光変調器とから成る分離・変調部と、この分離・
変調部の一端に設置され、光源と光検出器とから
成る送・受信部とから構成され、特に光変調器と
して、結晶の屈折率楕円体の主軸の回転を生じさ
せる電気光学効果を示す結晶上に、光の透過方向
に周期を有するインターデイジタル電極を形成し
た光変調器を用いた点に特徴がある。
本発明による光伝送装置において、光源から発
生し、光変調器に入射した光波は該光変調器のイ
ンターデイジタル電極に信号発生器によつて電圧
が印加されたとき、光波中の狭い波長領域の成分
のみが偏光状態が変調され、その後偏光分離手段
を通過することによつて強度変調された光波に変
換されて光伝送体に入射する。また上記の波長と
異なつた波長をもち逆方向から光変調器に入射す
る光波は前記電極への信号を印加の有無によらず
偏光状態が保存される。この進行方向及び偏光状
態が異なる2つの光波の光路は偏光分離手段によ
つて空間的に分離される。また、本発明に用いる
光変調器は結晶の電気光学効果を用いているので
広帯域である。そこで、本発明による双方向光伝
送装置では、光伝送体の第1の側に設けた第1の
光源から発生した第1の光波は、第1の偏光分離
手段、第1の光変調器を通過することにより、第
1の波長成分の光波だけ第1の信号発生器により
高速に変調されて光伝送体に入射し、光伝送体の
第2の側に設けた第2の光変調器、第2の偏光分
離手段を通過して第2の光検出器に入射する。ま
た、光伝送体の第2の側の光源から出射した光波
は、第2の偏光分離手段、第2の光変調器を通過
して第2の信号発生器により高速に変調された第
1の波長成分とは異なる第2の波長成分の光波の
みが光伝送体に入射し、第1の側の光変調器、偏
光分離手段を通過して第1の光検出器に入射す
る。ここで、光源が直接偏光の場合には光変調器
の挿入損失は0であるが無偏光の場合には偏光分
離手段によつて3dBの損失が生ずる。
本発明によれば、上記の如く、直線偏光で発振
する固体又はガスレーザ等を光源として用いると
簡単な構成で損失が小さく、干渉フイルターの不
要な双方向光通信装置が得られ、また発光ダイオ
ードを光源として用いると、広帯域で干渉フイル
ターの不要な双方向光通信装置が得られる。また
本発明によれば、光源として発光ダイオードを用
い、光変調器に異なる周期をもつ複数の電極を設
置することにより単一の発光源から波長の異なる
複数の情報光を得ることが可能である。
以下に図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。
第2図は本発明に用いることができる光変調器
の一例を示す斜視図である。1はX軸に垂直に切
り出し、Y軸方向に光波を透過せしめるように成
形したタンタル酸リチウム結晶板である。2はそ
のタンタル酸リチウム結晶板1の上面に設置され
周期Λが(1)式を満足するように選ばれたインター
デイジタル電極である。ここで、 2π/Λ=2π/λ(nl−np)…………(1
) λはタンタル酸リチウム結晶板1への第1の入射
光5の真空中の波長であり、np,nlはそれぞれ
タンタル酸リチウム結晶板1の常光、異常光に対
する屈折率である。なお、第2図において7は第
1の入射光5と波長が異なり、逆方行に行進し、
タンタル酸リチウム結晶板1へ入射する第2の入
射光を示す。また、入射光5と7はx軸方向の直
線偏光である。3はタンタル酸リチウム結晶板の
下面全体に設置された電極であり接地されてい
る。4はインターデイジタル電極2に接続された
信号発生器である。6,8はそれぞれ入射光5,
7に対するタンタル酸リチウム結晶板1からの出
射を示す。
次にこの光変調器の動作を説明する。信号発生
器4によりタンタル酸リチウム結晶板1のX軸方
向に電界が印加されると、電気光学定数V51によ
つてX軸又はZ軸方向の偏光成分はそれぞれ直交
する偏光成分にわずかに変換される。このとき光
波の進行方向に対して電界が(1)式を満足する周期
Λで反転されると波長λの光波に対して上記の変
換は加算され、結晶全体を通過したときに大きな
変換効率が得られる。一方、光波の波長と電界の
周期の関係が(1)式を満たさない場合は、変換効率
はほとんど無視出来る程小さい。第2図において
入射光5の波長は(1)式を満たすので、その入射光
6は信号発生器4によつて変調されたZ軸方向の
偏光成分を有する。一方、入射光7の波長は(1)式
を満たさないので、その出射光8の偏光状態は入
射光7と同じである。
次に上記光変調器を用いた本発明の実施例を説
明する。
第3図は本発明による双方向光伝送装置の一実
施例を示す図である。第3図において、9は光伝
送体である光フアイバであり、その一端にはレン
ズ17、偏光子15、光変調器11と偏光分離器
16、固体レーザ又は発光ダイオードからなる光
源13とフオトダイオードからなる光検出器14
が光透過方向に順次設置され、光変調器11には
信号発生器12が接続されている。光フアイバ9
の他端には同様にレンズ27、偏光子25、光変
調器21、偏光分離器26、光源23と光検出器
24が順次設置され、光変調器21には信号発生
器が接続されている。光変調器11と21は共に
第2図に示したものと同じ原理の光変調器であ
り、光変調器11のインターデイジタル電極の周
期Λと光変調器21のインターデイジタル電極
の周期Λは互いに異り、それぞれ波長λとλ
の光波に対して(1)式を満たしている。偏光分離
器16,26はYZ面内でY軸とθ(0゜<θ<
90゜)の角度をなす光軸をもち、Y方向に光波を
透過するように成形した方解石、ルチル等の複屈
折性物質である。偏光子15は種々のものがある
が本実施例ではグラントムソンプリズム、また
は、ロウシヨンプリズムを使用している。次に本
実施例の動作について説明する。光源13より発
生した光波18のZ方向の偏光成分は偏光分離器
16を通過することにより光路を曲げられて光変
調器11に入射する。光源13は固体レーザの場
合光波18はZ方向の直線偏光であるが、光源1
3が発光ダイオードの場合は光波18は無偏光で
ある。このとき光波18のX方向成分は偏光分離
器16をそのまま直進して通過する不要な光波で
あり、光変調器11に入射しない。光変調器11
に入射した光波は信号発生器12により光変調器
に電圧が印加されたとき波長λの光波成分のみ
偏光方向がX方向に変換され、X方向の偏光のみ
を通す偏光子15を通過してレンズ17により集
光され光フアイバ9に入射する。上記の信号発生
器12により変調されて光フアイバ9を通過した
波長λの光波はレンズ27によりコリメートさ
れ、X方向の偏光成分のみを通過する偏光子2
5、光変調器21を通過し、16と同じ構造の偏
光分離器26に入射する。上記の波長λの光波
は周期Λに対しては(1)式を満たさないので光変
調器21への電圧の印加の有無にかかわらず常に
偏光方向はX方向であり、偏光分離器26中をそ
のまま直進して出射し、光波29となつて光検出
器24に入射する。一方、光源23から発生した
光波28は、前記の光波18と同様に、Z方向の
偏光成分中の波長λの光波成分のみ信号発生器
22により変調されて偏光子25、レンズ27を
通過して光フアイバ9に入射する。さらに光フア
イバ9を通過後、レンズ17、偏光子15、光変
調器11を通過し、偏光分離器16中を直進して
出射し、光波19となつて光検出器14に入射す
る。なお、本実施例においては、偏光分離器1
6,26のY方向の長さを適当に選ぶことにより
光波18と19及び光波28と29の伝播光路を
光変調器11または光変調器21中においてほぼ
一致させている。通常光フアイバを通過した光は
無偏光となるので、本実施例においては、光フア
イバ9の出射端に置かれた偏光子15又は25に
より3dBの損失が生ずる。
第4図は本発明による双方向光伝送装置の他の
実施例の一部を示す平面図である。第4図におい
て、31は第2図に示した光変調器であり、その
電極周期Λは波長λの光波に対して(1)式を満
たすように作られている。32は光変調器31に
接続された信号発生器である。光変調器31の両
側にはYZ面内でY軸とθ(0゜<θ<90゜)の
角度をなす光軸をもち、Y方向の長さが等しい方
解石、ルチル等の複屈折性物質からなる偏光分離
合成器35,36が設置されている。なお偏光分
離合成器35と36では光軸がY軸に対して対称
な方向にある。偏光分離合成器36の外側にはレ
ンズ49、固体レーザ又は発光ダイオードからな
る光源33、フオトダイオードからなる光検出器
34が設置され、35の外側にはレンズ37、光
フアイバ9が設置されている。第4図は、本発明
による双方向光伝送装置のうちの光伝送体の一端
に設けた光送受信部のみを示し、光フアイバ9の
他端に、第4図と同様な光送受信部を設けること
により本発明は構成される。但し、他端での光変
調器の電極周期ΛはΛと異なつている。次に
本実施例の動作を説明する。波長λの光波成分
を含む光源33から発生する第1の光波38はレ
ンズ49を通過してコリメートされた後、偏光分
離合成器36に入射し、Z方向の偏光成分41と
X軸方向の偏光成分42に分離される。偏光成分
42は光変調器と偏光分離合成器との間に設置さ
れた遮光板50によつてカツトされる。偏光成分
41は光変調器31に入射し、信号発生器32に
よつて光変調器31に電圧が印加されたときX軸
方向の偏光に変換されて光波43となる。このと
き、Z方向の偏光成分は偏光分離合成器35に入
射し、光波43と空間的に分離された光波44と
なつて偏光分離合成器35とレンズ37との間に
設置された遮光板51によつてカツトされる。よ
つて光波43即ち光フアイバへの入射光45は光
変調器によつて変調された光波である。一方、他
端の光送受信部から送られ、波長λをもち、光
フアイバを光波45と逆方向から進行し出射した
受信光46は、偏光分離合成器35によつて一担
X方向偏光成分47とZ方向偏光成分48に分離
されるが、波長λは光変調器32中においては
(1)式を満たさないので光変調器31を通過しても
偏光状態は変化しない。偏光成分47,48は偏
光分離合成器35とY方向の長さが等しい偏光分
離合成器36によつて再び合成され光波39とな
りレンズ49により集光され光検出器34に入射
する。ここで、偏光分離合成器36,35のY方
向の長さは光波38のZ方向偏光成分と光波39
のX方向偏光成分の伝搬光路が光変調器31の中
で一致するように選ばれている。また、本実施例
において光源33を固体レーザとし、光波38を
Z方向の直線偏光とすると光波42は存在しない
が、光源33を発光ダイオードとした場合光波4
2を光源33の特性を監視するためのモニター光
として用いることができる。また、光波44を変
調信号をチエツクするためのモニター光として検
出することにより、光エネルギーを有効に利用す
ることができる。また、光変調器31に設けられ
た電極の周期を光透過方向に変化させることによ
り送信光45の波長領域を広くすることができ
る。逆に電極の周期を固定し、電極本数を増すこ
とによつて非常に狭い波長半値幅をもつた送信光
45を得ることができる。上述のように本実施例
の双方向光伝送装置では、同一の発光ダイオード
を用いても狭い半値幅をもつた異なつた波長の情
報光に変換することにより単一の伝送体で双方向
に独立に変調、伝送、受信することが可能であ
る。また、本実施例の装置では受信光がいかなる
偏光状態にあつてもエネルギーを損失することな
く光検出器に導かれるので光源として固体レーザ
を用いると損失は非常に小さくなる効果がある。
第5図は本発明による双方向光伝送装置の他の
実施例平面図である。第5図において、9は光フ
アイバであり、その両側にX軸に垂直に切り出し
たLibO3結晶基板61,71が設けられている
本実施例においてはLibO3結晶基板61と71
の上に偏光分離手段と光変調器が一体に設置され
ている。LibO3結晶基板61,71の表面には
それぞれTiを拡散して形成された光導波路6
2,72が設けられ、それらの導波路と周期状電
極63,73により光変調器が構成されている。
周期状電極63,73の周期Λ,Λはそれぞ
れLibO3結晶基板に対し、光波長λ,λ
とき(1)式を満たすように選ばれている。本実施例
に用いる光変調器の動作原理は第2図の光変調器
とほぼ同じであるが、本実施例においては光波が
光導波路中に閉じ込められるので光変調器の効率
が高い。またX軸方向の偏光成分はTM波となり
Z方向の偏光成分はTE波となつて導波路中を進
行する。周期状電極63,73にはそれぞれ信号
発生器64,74が接続されている。光フアイバ
9の両端面はそれぞれ光導波路62,72の端面
に近接して置かれている。導波路62,72の光
フアイバ9への入射端近くにはTE波のみを通過
させるために金属膜65,75を設け、導波路の
他の端にはTE波とTM波を空間的に分離する手
段66,76がそれぞれ設けられ、さらにX方向
の偏光のみを通過する偏光板55,56を出射口
に設けた発光ダイオードからなる光源67,77
と光検出器68,78が基板の外側に設置されて
いる。本実施例に用いるTE波とTM波の分離手
段66,76は方向性結合器で実現される。例え
ば、導波路69と70又は79と80の結合部の
長ちをTM波に対しては完全結合長に、TE波に
対しては完全結合長の2倍となるように導波路の
形状や屈折率を設定すればよい。このとき導波路
62中の光波のTE波のみ結合しないで導波路7
0へ伝搬し、TM波が結合して導波路69を伝搬
する。
本実施例の動作を簡単に説明する。光源67か
ら出射した光波は偏光板55によりZ方向の偏光
成分が除去され光導波路69に入射しTM波とな
る。さらに偏光分離手段66により光導波路62
に結合して光変調器に入射する。さらに信号発生
器64により光変調器に電圧が印加されたとき波
長λの光波成分のみTE波に変換され、光フア
イバ9に入射する。このときTM成分は金属膜6
5により除去される。同様な方法で光変調器71
により変調され光フアイバ9を進行し、LibO3
結晶基板61に入射する波長λの光波は金属膜
65によりTE波となり、光変調器を通過して光
導波路70を伝搬し、光検出器68に入射する。
以上述べたように本発明によれば、固体レーザ
ガスレーザ等の高出力光源を用いた干渉フイルタ
ーが不要で構造が簡単で、損失の小さい双方向光
通信装置や発光ダイオード等の広い波長半値幅を
もつた光源を用いても干渉フイルターが不要な広
帯域な双方向光通信装置を得ることができる。
なお、本発明において発光波長が広い発光ダイ
オードと、異なつた周期をもつた複数のインター
デイジタル電極を設置した光変調器及びそれぞれ
のインターデイジタル電極に接続された信号発生
器を光伝送体の両側にそれぞれ用いることにより
一本の光伝送体と1組の発光ダイオードを用いて
双方向にそれぞれ複数個の異なつた情報光を送信
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の双方向光通信装置の一例を示す
図、第2図は本発明に用いられる光変調器の一例
を示す図、第3図、第4図、第5図は本発明の実
施例を示す図である。図において11,21,3
1は光変調器、4,12,22,32,64,7
4は信号発生器、15,25,16,26,3
5,36,65,75,66,76は偏光分離手
段、13,23,33,67,77は光源、1
4,24,34,68,78は光検出器、9は光
フアイバである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 光伝送体の両端に偏光分離手段と光変調器か
    ら成る分離・変調部を備え、さらに、この分離・
    変調部の一端に光源と光検出器とから成る送受信
    部を備えた双方向光伝送装置において、前記光変
    調器は、結晶の屈折率楕円体の主軸の回転を生じ
    させる電気光学効果を示す結晶上に光の透過方向
    に周期を有するインターデイジタル電極を設置し
    た光変調器とし、さらに前記光伝送体の一端にお
    ける送(受)信側と光伝送体のもう一方の端部に
    おける受(送)信側とで前記インターデイジタル
    電極の周期が互いに異つていることを特徴とした
    双方向光伝送装置。
JP2844079A 1979-03-12 1979-03-12 Two-way light transmitter Granted JPS55121753A (en)

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JPS6391036U (ja) * 1986-12-04 1988-06-13
JPH0525478Y2 (ja) * 1988-05-25 1993-06-28

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