JPS6158300A - 電磁遮蔽装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一般に電気及び電磁装置への電磁気の妨害と
磁化作用とを最小にするための遮蔽装置に関し、特に弾
性金属のストリップ（帯状体）からなる上記遮蔽ｆｃ置
に関するものである。

〔従来の技術Ｊ 試験室のような構造物のための、またラジオ送信機、ラ
ジオ受信機、コンピュータ及びその他の電磁遮蔽の必要
な器具用の囲い壁のための、電磁遮蔽装置を提供するこ
とが高度に要求されている。

このような構造物は、ドア、入ロバネル、引出し、又は
その他の固定されていない構造物の部分の形式で提供さ
れた移動し得る又は取外し自在の部材を、しばしば有し
ている。これに加えて、これらの構造物のための固定さ
れた接合箇所はさらに、恒久的な接続部、取付けられた
パネル、及びその他の容易に取外しできない接続部を必
然的に含むものである。電荷及び電界を消失することが
できそれにより遮蔽すべき構造物から障害回路を隔離１
〜るような伝導部材により、これらの接合箇所を電磁的
な妨害及び磁化作用からシール（封鎖）することが高度
に要求されている。

このような固定された接合箇所及び移動可能な接合箇所
を遮蔽するため種々の装置が提案されているが、これら
の提案は完全には満足できるものではない。この遮蔽装
置が金属、待にべＩＪ　ＩＪウム銅で構成されている場
合には、この装置を不規則な形状に容易に順応するよう
にすることは、今までは困難であるかあるいは不可能で
あった。従来の遮蔽ストリップが丸い隅部を形成するよ
う容易に曲げることができない（製造後に）ために、特
別の隅部分が製造者によって象徴的に提供されている。

この結果、公知の構造の遮蔽装置によってシールされる
べき通路は、この入手できる隅部分に一致する特別の所
足形状を有していなければならない０ 従来の遮蔽装置のもう１つの問題点又は欠点は、ある種
の固着又は取付は具を頻繁に必要とするということであ
る。典型的には、これらの固着具は・両面接着性ストリ
ップ、ねじ、リベット又はその他の機械的固着機構から
なるものである０これらの固着具は時には特別の挿入工
具を必要とし、そしてしばしば費用を増大させかつ遮蔽
されるべき構造物に取付けるための時間を増大させるこ
ととなる０　　− 従来の遮蔽装置の１つの形式が、１９６６年１０月４日
にスティックニイ（、Ｓ　ｔｉｃｋｎｅ）’）他に与え
られた米国特許第３，２７７，２３０号に開示されてい
る。このスティックニイ他の特許は電磁遮蔽ガスケット
を開示しており、この電磁遮蔽ガスケットは、直線状の
金属ストリップを含み、このストリップは、それに沿う
複数の孔を持った中央部分とこのガスケットの中央部分
の向い合った縁に沿って列状に延びる複数のフィンガー
（指状突起）とを有している。特別の固着具が、このガ
スケットを支持面に固定するために必要とされる。この
スティックニイ他のガスケットは、このガスケットのフ
ィンガー形成部分の横方向延長部のために通路閉鎖の表
面積中の実質的な一部分を必要とする０ もう１つの公知の遮蔽装置が１９７５年９月９日にクラ
ウス（Ｋｒａｕｓ）に与えられた米国特許第３．９０４
，８１０号に開示されている。このクラウス特許は、電
気伝導性接触弾性ストリップを開示しており、このスト
リップは一列の平行の弾性要素を含みこの弾性要素の各
々はその前面及び後面にそれぞれ位置する突出部を有し
ている。この弾注ストリップをその取付は面に固定する
ために付属の取付は構造が必要である。この遮蔽装置の
もう１つの限界はこの弾性要素上の突出部の配置により
もたらされる電気的接触の度合である。

２つの対向する表面のうちの一方の表面上に配設された
直線状の金属ストリップを含んでいる他ノ型式の電ｌ１
ｆＩａ蔽装置は、１９７０年３月３１日にロバーソン（
Ｒｏｂｅｒａｏｎ　）他に与えられた米国特許１！３，
５０４，０９５号と、ＩＢＭ技術開示報告第１２巻第３
号（１９６９年８月）、第１３巻第１０号（１９７１年
３月）、及び第１４巻第８号（１９７２年１月）に開示
されている。もう１つの、電磁障害及び遮蔽装置を開示
している先行特許は、１９７８年９月１９日にプレンテ
ィス（Ｐｒｅｎｔｉｃｅ　）に与えられた米国特許第４
，１１５，６５５号である。

（発明が解決しようとする問題点〕 従つて、本発明の目的は、不ぞろいの形状に容易に順応
することのできる電磁遮蔽装置を提供することである０ 本発明の他の目的は、別個のＦＡ株的固着具を用いるこ
となしに、遮蔽されるべき構造物の一部材に取付けるこ
とのできる［［遮蔽装置を提供することである。

本発明のさらに他の目的は、２つの相対移動可能な部材
の間に、これらの部材の開放及び閉鎖が繰返された後に
おいても曳好な電気的接触が得られかつ保持するのに効
果的な電磁遮蔽装置を提供することである。

本発明のその他の目的は対向する表面のうちの一方の面
への遮蔽装置の取付は装置を改良し、それによりこの遮
蔽装置の取付は装置の形状が、この遮蔽装置によってか
け渡されている対向する表面間に配置された固着具によ
りて妨害されることなしに、対向する表面との良好な電
気的接触をもたらしかつ保証することである０ さらに本発明の他の目的は、広い様々の表面の形状に沿
う配置を可能にするよう構成されている金属のストリッ
プ形式で電磁遮蔽装置を提供することである。

さらにまた本発明の他の目的は比較的安価に製造できか
つ取付けをするのに何ら工具や特別の器具を必要としな
いで容易に取付けることのできる電磁遮蔽装置を提供す
ることである。

〔問題点を解決するための装置〕

これらの目的及びその他の目的は、複数のフィンガー（
指状突起〕と１つの基部とを形成する連続の金属ス）　
ＩＪツブを言んでなる本発明の電磁遮蔽装置によって達
成される。これらフィンガーの各々はその一端がこの基
部に接台されかつこの基部をおおってわん曲した形状に
延ひている自由端を有している。この基部はそれぞれが
自由端を有している複数の扇形部を形成している。

〔実　施　例」 本発明の好適な実施態様が添トｊ図面を参照してより計
則に説明される。なお図面において向一部材は同一符号
をもって示されている。

第１図を参照すると、本発明の遮蔽装置が、この遮蔽装
置を具備する種々の部分の描写を容易にするため平らな
形状で示されている。金属（好ましくはベリリウム鋼）
のストリップ（帯状体）が、例えば適当なダイス型によ
りこの技術分野の熟練者には自明であるように、遮蔽装
置１０に切断又は俄に合わせて切られる。複数のフィン
ガー（指状突起）がこの遮蔽ｉＪｆ：１０に設けられこ
の各フィンガーはその自由端が丸められている。これら
のフィンガー１２は、複数の扇形部分１８からなる基部
１６によって相互に接会される。これらフィンガーはこ
の基部をおおってわん曲された形状に延びて凹面構造を
形成している。各扇形部１８は好適な実施態様において
は２つのフィンガー１２を接台する。

第２図を参照すると、好適な実施態様のｔｌｉａ遮蔽装
置は、曲げられ又はわん曲されて複数のフィンガー１２
とその間の複数の空間４０とが頂端部分２２を形成して
いる。同様に、基部１６（複数；の扇形部１８とその間
の複数の空間４６からなる〕は、この遮蔽装置１０の底
部２４を形成しているＯｍｍ後後の遮蔽装置１０は好ま
しくはこの技術分野の熟練者にとって知られている方法
で熱処理されてこの金属に所要水準の弾性と耐火性とが
与えられる。各フィンガー１２は上方に向ってわん曲さ
れた部分２６を言み、この部分２６は内側にわん曲され
た自由ｎａ　ｌ　４　ｆ形成するようわん曲部２８の頂
端が内側に向いている（第４図）０遮蔽装置の底部２４
は外側に曲げられた平坦部３２．を含み、この平坦部３
２は真直ぐな自由端＠３すを持った平らな端部３６を形
成するよう屈曲部３４で内側に鋭く曲かっている。内側
で測って鈍角が屈曲部３４において部分３２と３６との
間に形成される。

続いて第４図を参照すると、遮蔽装置を端面で見た時、
このｇ蔽装置の底部２４を構成する扇形部１８は、この
装置１０の頂端部２２を構成するフィンガー１２を越え
て外１１１！ｌに蝙びている。このようにして、頂端２
２の圧縮に当ってのフィンガー１２の扇形部１８に向う
相対移ｉ（ｇ蔽装置の頂部と底部とをそれぞれ構成して
いる）は、フィンガー１２の自由端１４が底部２４の平
坦縁３６の緑を越えて象徴的に延びないようにして発生
する。

遮蔽装置のフィンガー１２は、対向する表面と接触する
大きな面積をもたらすように適度に丸く（断面において
）される。この大きな接触面積は遮蔽装置と対向表面と
の間に最適の電気的な連結をもたらす。

この好適な実１Ｍ態において第２図を参照すると、複数
の空間４０の各々は遮蔽装置の頂端部を構成する隣［フ
ィンガー１２間に画成された平行の側壁４２．４４を有
している。

同様に、複数の空間４６の各々は、遮蔽装置の底部を構
成する隣接扇形部１８間に画成された平行の側壁４８．
５０を有している０しかしながら、空間４０．４６はこ
の遮蔽装置ｌＯが直線状の形状に配置された時にのみ象
徴的にこれらの平行な側壁を有するものである（第２図
及び第３図参照〕口遮蔽装置１０が曲った又はその他の
直線状でない形状に順応するよう（こ配置された時は、
これら空間４０と４６の側壁は相互に近づき又は離れる
ようにされる（第５図参照）。空間４０．４６は遮蔽装
置の隣接フィンガーと扇形部を分離するとともに好まし
くは遮蔽装置の頂端部２２゛と底部２４を越えてそれぞ
れ延び対応するフィンガー１２又は扇形部を部分的に２
分する（第２図参照）０このようにして、不規則な形状
に順応するようにするこの遮蔽装置（好適な実施態様の
）の能力は著しく増進される。

しかし必要ならば、遮蔽装置ｉ１０を構成するフィンガ
ーと扇形部とは本発明におけるように中心をはずされる
よりはむしろ相互に整列させることもできる。しかしこ
のような形状では、隣接するフィンガーの６対の間及び
隣接する扇形部の６対の間に画成された空間は同様に相
互に整列されるものとなる。したがって、この実施態様
におけるフィンガー間の空間は共働する扇形部の中には
延びず、同様に扇形部の間の空間は共働するフィンガー
の中には延びない。その代りに、複数の架橋扇形部が、
この技術分野の熟練者にとって自明な方法で、好ましく
はフィンガーと扇形部の自由端の間の中間点でフィンガ
ーの対と扇形部の対とを連結させる。

第５図を参照すると、遮蔽装置１１０が１つの導管５２
の曲がり部５１１こ取付けられている。この導管の内側
Ｗ！５４の曲率半径は外側壁５６のそれよりも小さいの
で、遮蔽装置１１０の前方部分の長さは後方部分のそれ
よりも小さくなければならない。この長さの違いに適応
するため、隣接するフィンガー１２と隣接する扇形部１
８とを分離する空間４０．４６はそれぞれの開放端付近
で狭（なり又は細くなるつ 逆の態様において、導管５２における遮蔽装置１０の向
きが逆になったならば、隣接するフィンガー１２と隣接
する扇形部１８を分離している空間４０．４６はその開
放端において広くなり又は拡げられる。このようにして
、本発明の遮蔽装置はそれが取付けられる一般のどのよ
うな導管の形状にも適応し得るものとなる。

このｆ２置のための最小の曲率半径は、もちろん、扇形
部、フィンガー、空間等の大きさによるものであるｏし
かし好適な実施態様においては、基部の幅は約０．２３
０インチ（５，８４印）であり０．２２４インチ（５，
６９ａｏ）の幅を持つ導管に押し込まれる。この装置の
対応する圧縮されない高さは約０．２００インチ（５，
１ｍ＋ａ）である。

第６図を参照すると、部材６２の研摩された溝の中への
遮蔽！１１１０の取付けが示されている０この溝６０は
底面６４と２つの側壁６６．６８によって画成されてい
る０電気的及び物理的接触が、溝６０の側壁と底部とと
もに遮蔽装置によって形成される０扇形部１８の後方部
分と自由端によって側１ｉ６６と６８に旧ってｆ２置１
０により形成された線接触６１．６３に加えて、扇形部
１８の平坦な底面がさらに、＠６０の底面との平面接触
を形成する。このようにして、部材６２と良好な電気的
な接触が保証される０ 奸才しくは、溝６０の幅は、扇形部１８の外側に曲げら
れた平坦部分３２を装置１０の内側に向って内方に押す
ように予め定められる０このようにして、扇形部１８の
自由の平坦な端部３６の真直ぐな自由、線３７が、個所
６３において溝の側壁６８にしっかりと係合するように
なる０装置ｌＯの弾性は、それにより接着剤やリベット
のような余分の取付は具を用いることなしにこの装置１
０の底部１６を溝６０の中に摩擦により保持することに
なる。

ドア又は入ロバネルのような、もう１つの部材７０が部
材６２に向って動かされた時、フィンガー１２は底部１
６に向って下方に押しつけられる０ドアの閉鎖から生じ
るような、遮蔽装置の圧縮は、この装置を平ら番こしか
つこの遮蔽′！＆置の各フィンガー１ｉを扇形部１８に
向って動かすようにする０作動中、遮蔽されるべき構造
を具えている２つの部材のうちの一方に、適当な幅と形
状とを有する溝が設けられる。遮蔽装置はそして、この
溝の底面に向って下方に押しつけられている底部分１８
により、この溝の中に押しつけられる０この装置の底部
分が溝の両側壁によって圧縮されるので、溝の中のこの
ｆｊｔｌがしっかりと取付けられることとなり、これが
、溝を具えているこの部材に良好な電気的接触をするの
を保証する。

この構造物を遮蔽するため、他の部材が、第１の部材に
対して押しつけられ装［１０のフィンガーに接触する。

この装置の弾性が他の部材に対しフィンガーを押しつけ
この装置と他の部材との間に良好な電気的接触をもたら
す。同時に、この装置の弾性は、溝の中にこの装置の底
部を押しつけこの装置か溝の中にしっかり取付けられる
のを助ける。

本発明は、２つの相対的に移動可能な表面の電磁的遮蔽
のために、比較的簡単なしかも効果的なｉ置を提供する
。この装置は、閉鎖に当って向い会った表面の間に適切
な電気的接触を保証するために、種々の溝のつけられた
表面に、簡単なスナップ結合技術装置によって取付けら
れる。さらに、この装置への圧縮力がこの装置の大部分
にわたって実質的に均等に分配されるので、繰返しの閉
鎖の結果において、不都合な応力がこの装置の中に生じ
ない口従って、この装置の破壊及び変形又はそのいずれ
かが最小となる。

本発明の原理、好適な実施態様及び作用は以上のようで
ある。しかし保護されるべき本発明は、開示された特定
の実施態様に限定されると解すべきではない。さらに、
ここに説明された実施態様は限定するよりはむしろ例示
とみなされるべきである。変更及び変形が、本発明の精
神から逸脱することなく他の者によってなし得るもので
ある。

従って、特許請求の範囲に規定されている本発明の精神
及び範囲に入るこのような全ての変更及び変形は本発明
に包合されることが明確に意図されるものである。

【図面の簡単な説明】

＠１図は本発明の平坦形状の遮蔽装置の頂面図、第２図
は不発明の遮蔽装置の側面図、 第３図は第２図の遮蔽装置の頂面図、 第４図は第２図の４−４線ｉｔ、沿う図、第５図は１つ
の部材の溝の中に取付けられた第２図の遮蔽装置の頂面
図、 第６図は２つの相対移動可能な部材間で部分的に圧縮さ
れた第２図の遮蔽装置の側面＠面図である。 ｌＯ・・・・・・遮蔽装置、１２・・・・・・フィンガ
ー、１４・・・・・・自由輸、１６・・・・・・基部、
１８・・・・・・扇形部分、２２・・・・・・頂端部、
２４・・・・・・底部、２６．２８・・−・・・わん曲
部、３２・・・・・・平坦部、３４・・・・・・屈曲部
、３６・・・・・・端部、３７・・・・・・自由端縁、
４０．４６・・・・・・空間。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数のフィンガーと１つの基部とを形成する１つの
   連続した金属のストリップを具備し、前記フィンガーの
   各々はその一端が前記基部に接合しかつ前記基部をおお
   ってわん曲した形状で延びる自由端を有し、前記基部が
   、自由端をそれぞれ有する複数の扇形部を形成している
   電磁遮蔽装置。 ２、基部の前記扇形部の各々が、１つの平坦な底部と１
   つの平坦な自由端部とを有し該平坦な底部と該平坦な自
   由端部とが相互に対して鈍角をなして配置されている特
   許請求の範囲第１項記載の電磁遮蔽装置。 ３、基部の各扇形部の平坦な自由端部が真直ぐの自由縁
   を有している特許請求の範囲第２項記載の電磁遮蔽装置
   。 ４、フィンガーの各々が基部の２つの隣接扇形部に連結
   されている特許請求の範囲第１項記載の電磁遮蔽装置。 ５、隣接フィンガーの各対が、この遮蔽装置がほぼ直線
   状であるときほぼ平行な側壁を有する１つの空間を、そ
   の間に形成している特許請求の範囲第４項記載の電磁遮
   蔽装置。 ６、基部の隣接扇形部の各対が、この遮蔽装置がほぼ直
   線状であるときほぼ平行な側壁を有する１つの空間をそ
   の間に形成している特許請求の範囲第５項記載の電磁遮
   蔽装置。 ７、フィンガーの各々が基部の２つの隣接扇形部に連結
   されている特許請求の範囲第６項記載の電磁遮蔽装置。 ８、隣接フィンガーの一対によって形成された各空間が
   前記基部の扇形部の隣接する対によって形成された各空
   間の間に配置されている特許請求の範囲第７項記載の電
   磁遮蔽装置。 ９、連続する金属ストリップがベリリウム銅からなるも
   のである特許請求の範囲第１項記載の電磁遮蔽装置。 １０、連続する金属ストリップがベリリウム銅からなる
   ものである特許請求の範囲第５項記載の電磁遮蔽装置。 １１、連続する金属ストリップがベリリウム銅からなる
   ものである特許請求の範囲第８項記載の電磁遮蔽装置。 １２、一対の隣接するフィンガーによって形成された各
   空間が共働扇形部の中に延びている特許請求の範囲第１
   １項記載の電磁遮蔽装置。 １３、一対の隣接する扇形部によって形成された各空間
   が共働フィンガーの中に延びている特許請求の範囲第１
   ２項記載の電磁遮蔽装置。