JPS6157520B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6157520B2
JPS6157520B2 JP53158579A JP15857978A JPS6157520B2 JP S6157520 B2 JPS6157520 B2 JP S6157520B2 JP 53158579 A JP53158579 A JP 53158579A JP 15857978 A JP15857978 A JP 15857978A JP S6157520 B2 JPS6157520 B2 JP S6157520B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
pipe
groove
brackets
prevention device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53158579A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5586990A (en
Inventor
Toshiaki Yoshinaga
Masataka Aoki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP15857978A priority Critical patent/JPS5586990A/ja
Publication of JPS5586990A publication Critical patent/JPS5586990A/ja
Publication of JPS6157520B2 publication Critical patent/JPS6157520B2/ja
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、パイプの飛散防止装置に係り、特に
原子力発電所等におけるパイプが何らかの事故に
より破断した際に飛散するのを防止するために用
いるのに好適なパイプの飛散防止装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
パイプの飛散防止装置は、例えば原子力発電所
に適合する場合、定期検査時に被爆のおそれがあ
るためレストレントロツドの着脱は迅速に行なわ
れなければならない。
ところが、第2図に示す従来のパイプの飛散防
止装置(特開昭50−76616号公報の第2a図、第
2b図)は、パイプ1に巻回された複数のレスト
レントロツド2の両端にクレビス3を螺着し、こ
のクレビス3を固定部材4のブラケツト5に嵌合
し、各クレビス3の中心孔6にピン7を挿通して
固定している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のパイプの飛散防止装置は、レストレント
ロツド2の着脱が非常に多くの工程を必要として
長時間を要し、また周囲の環境によつてはピン7
の引掛きスペースがなかなか得られないという欠
点があつた。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、パイプの保守点検時に小さなスペースでし
かも短時間でレストレントロツドの着脱ができる
パイプの飛散防止装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的は、複数のレストレントロツドの両
端部にそのレストレントロツドよりも太い係合部
を設け、縦方向に延びて並列に配置された一対の
各ブラケツトはその軸方向に延びて横断面形状が
底部で広くなつている溝を有し、溝の上端部を横
切る第1ピンを一対のブラケツトの各々に着脱可
能に取付け、溝の下端部を横切る第2ピンを一対
のブラケツトの各々に着脱可能に取付け、各々の
レストレントロツドの両端部の係合部を、第1ピ
ンと第2ピンとの間で積層状態に溝と係合したこ
とによつて達成できる。
〔作用〕
ブランケツトに設けられた溝を横切つて第1及
び第2ピンを着脱自在に設けているので、第1及
び第2ピンの長さが短かくなり、パイプの飛散防
止装置の保守点検に要するスペース、すなわち第
1及び第2ピンの引抜きに要するスペースが小さ
くてすむ。また、前述の溝の横断面形状が底部で
広くなつており、レストレントの両端部に設けら
れた係合部の溝内への取付け取外しを重力を利用
して行えるので、レストレント端部の溝内への着
脱が容易となり、しかも着脱に要する時間を著し
く短縮できる。
〔実施例〕
本発明の好適な一実施例であるパイプの飛散防
止装置を第1図に基づいて説明する。第2図の構
成と同一のものは同一符号を付し、その説明は省
略する。
レストレントロツド2の両端は、円柱状の1対
の固定子8にそれぞれネジにて取付けられてい
る。固定子8は、レストレントロツド2よりも太
い。固定部材4に上下方向に並列に取付けられた
ブラケツト5は、上下方向(軸方向)に延びる溝
9を固定部材4に面する部とは反対側り有してい
る。溝9の横断面形状は、ブラケツト5の表面部
分では狭く底部付近にて広くなつている。複数の
レストレントロツド2が、上下方向に延びて配置
されたパイプ1の周囲を取囲んで上下方向に間隔
をもつて配置されている。一対のブラケツト5の
溝9の横断面形状の広い部分に、各々のレストレ
ントロツド2の固定子8が第1図に示すように積
層状態に挿入されて係合されている。固定子8
は、溝9との係合部である。溝9の横断面形状の
狭い部分には、レストレントロツド2の端部が挿
入されている。ピン12は、ブラケツト5の上端
部に設けられた横穴10内に挿入されて溝9の上
端部を貫通し、ブラケツト5に着脱可能に取付け
られている。ピン13は、ブラケツト5の下端部
にに設けられた横穴11内に挿入されて溝9の下
端部を貫通し、ブラケツト5に着脱可能に取付け
られている。
本実施例におけるパイプ飛散防止装置は、パイ
プ1が破断した場合には、流出する高圧流体の大
きな噴出力によつてパイプ1がむち打ち運動を生
じる。このようなむち打ち現象が生じた場合に
は、特開昭50−76616号公報の第3b図、第3c
図に示すようにレストレントロツド2の変形によ
つてパイプ1のむち打ち運動のエネルギーを吸収
できる。これによつて、他のパイプ及び機器への
悪影響を阻止できる。むち打ち現象が生じても、
太い固定子8が溝9に係合しているのでレストレ
ントロツド2がブラケツト5から外れることはな
い。
パイプ1が正常な状態であつても、原子力発電
所のパイプ1はその溶接部等を保守点検する必要
がある。パイプ1の保守点検にあたつては、パイ
プ1に取付けられた保温材はもとよりレストレン
トロツド2も取外さなければならない。レストレ
ントロツド2の取外しは、ピン13をブラケツト
5から取外すことによつて行われる。すなわち、
ピン13を取外すと、固定子8が重力により溝9
内を滑り落ちるので、レストレントロツド2のブ
ラケツト4からの取外しを容易に短時間で行うこ
とができる。またピン13の長さが第1図のピン
7に比べて短かいので、ピン13の引抜きに要す
るスペースが小さくてすみ、しかもピン13の引
抜きに要する時間も短かくなる。その後、ピン1
2も引抜かれる。
パイプ1の保守点検後に、レストレントロツド
2がブラケツト5に取付けられる。最初に、ピン
13が、横穴11内に挿入されてブラケツト5に
取付けられる。レストレントロツド2の両端部の
各固定子8が各々のブラケツト5の溝9の横断面
形状の広い部分に上方より挿入される。最初に溝
9内に挿入された固定子8は、ピン13にあたる
まで下降する。他のレストレントロツド2の固定
子8が、次次と溝9内に挿入される。固定子8
は、レストレントロツド2を取外す場合と同様
に、重力を利用して溝9内に下降させることがで
きる。このようにしてすべてのレストレントロツ
ド2を取付けた後、ピン12を横穴10内に挿入
してブラケツト5に取付ける。レストレントロツ
ド2の取付けも容易に実施でき取付けに要する時
間が短時間ですむ。ピン12及び13のブラケツ
ト5への取付けも、長さが短いので短時間ででき
る。
このように本実施例は、レストレントロツド2
の取付け取外しが容易で短時間で行うことができ
るので被ばくのおそれが著しく低下する。
また、ピン12及び13の取外しスペースが小
さくなる。特開昭50−76616号公報のパイプ被散
装置は、従来例と同じ構成を有している。従つ
て、本実施例は、特開昭50−76616号公報のパイ
プ飛散装置の問題点を解消できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ブラケツトに設けられた溝を
横切るようにピンを設けているので、レストレン
トロツドのブラケツトへの取付け取外しに要する
スペースが小さくてすみ、しかも前述の取付け取
外しを重力を利用して容易にしかも短時間で行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の好適な一実施例であるパイプ
の飛散防止装置の斜視図、第2図は従来のパイプ
の飛散防止装置の斜視図である。 1……パイプ、2……レストレントロツド、4
……固定部材、5……ブラケツト、8……固定
子、9……溝、12,13……ピン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 縦方向に延びるパイプを取囲むU字状の複数
    のレストレントロツドと、各々の前記レストレン
    トロツドの両端部がそれぞれ取付けられ、縦方向
    に延びて並列に固定された1対のブラケツトとか
    らなるパイプの飛散防止装置において、各々の前
    記レストレントロツドの両端部にそのレストレン
    トロツドよりも太い係合部を設け、前記ブラケツ
    トはその軸方向に延びて横断面形状が底部で広く
    なつている溝を有し、前記溝の上端部を横切る第
    1ピンを一対の前記ブラケツトのそれぞれに着脱
    可能に取付け、前記溝の下端部を横切る第2ピン
    を一対の前記ブラケツトのそれぞれに着脱可能に
    取付け、各々の前記レストレントロツドの両端部
    の前記係合部を、前記第1ピンと前記第2ピンと
    の間で積層状態に前記溝と係合したことを特徴と
    するパイプの飛散防止装置。
JP15857978A 1978-12-25 1978-12-25 Scattering preventing device of pipe Granted JPS5586990A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15857978A JPS5586990A (en) 1978-12-25 1978-12-25 Scattering preventing device of pipe

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15857978A JPS5586990A (en) 1978-12-25 1978-12-25 Scattering preventing device of pipe

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5586990A JPS5586990A (en) 1980-07-01
JPS6157520B2 true JPS6157520B2 (ja) 1986-12-06

Family

ID=15674765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15857978A Granted JPS5586990A (en) 1978-12-25 1978-12-25 Scattering preventing device of pipe

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5586990A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS502933U (ja) * 1973-05-16 1975-01-13
JPS5076616A (ja) * 1973-08-16 1975-06-23
JPS50121656A (ja) * 1974-02-21 1975-09-23

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS502933U (ja) * 1973-05-16 1975-01-13
JPS5076616A (ja) * 1973-08-16 1975-06-23
JPS50121656A (ja) * 1974-02-21 1975-09-23

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5586990A (en) 1980-07-01

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