JPS615719A

JPS615719A - 穀物刈取装置における引起装置

Info

Publication number: JPS615719A
Application number: JP12669684A
Authority: JP
Inventors: 今井　誠一
Original assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Current assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date: 1984-06-20
Filing date: 1984-06-20
Publication date: 1986-01-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は穀物刈取装置における引起装置に係るものであ
る。

（従来技術）従来公知の引起装置は実公昭５２−８６５４号公報に記
載されているように、」１下方向に取付は位置を変更で
きるように機体に取付けられていたが、従来のものの構
造は、引起装置のケースはそのままで上下動せず、引起
装置のケースの内部に設けた引起ラグのみがＬ下調節さ
れるように形成されていた。従って、引起ラグを下方に
移動させたときはケースから大きく突き出す形状であり
、引起ラグを上方に移動させたときは、ケースから余、
り突き出ない構成であった。

（発明が解決しようとする問題点）したがって、引起ラグを下方に移動させたときは殻稈に
対する作用が激しすぎ、引起ラグを上方に移動させたと
きは殻稈に対する作用か小さすぎて十分に引起せないと
いう場合もあった（問題を解決するための手段）よって本発明は、引起ケースと引起ラグとを同時に上下
動させるようにしたものである。

このように構成すると、機体側からの駆動スプロケット
の位置が不変のためチェ７に弛みが生じ、この弛みをど
のように吸収するかについて多少の問題が生ずるが、こ
の点はテンシロンローラーを設けることによって解決し
たもので、機体側から前側方向に向けて突き０１す伝動
ケース２とステイ１６に対して、穀稈を引起す引起ケー
スｌを上下動自在に設け、引起ケース１の１部には下部
案内ロール２１を回動のみ自在に設けて該案内ロール２
１は引起ケース１とともに上下動するように構成し、引
起ケースｌの上部には伝動ケース２内の回転軸６で回転
されるスプロケット１２を引起ケース１の上下動とは無
関係に位置不動に設け、前記スプロケット　　　　□１
２と下部案内ロール２１とにチェ７２２を掛回し、該チ
ェ７２２にはハネ３０で作用するテンシロンローラー３
３を当接させた穀物刈取装置における引起装置としたも
のである。

本発明の一実施例を図により説明すると、１は引起ケー
スで、本体側から突出している伝動ケース２の上端部３
を引起ケースｌの側面に突出させた取付金具４．４の間
に挿入して取付金具４に設けた上下方向の長孔にポルト
５で固定する。伝動ケース２は内部に回転軸６を有し、
回転軸６の上端にベベルギヤ７を固定する。伝動ケース
２の一ヒ端部３内には軸受８．９を固定し、軸受８．９
に回転軸１０を軸着する。回転軸ｌＯの外端にはベベル
ギヤ７に噛合うベベルギヤ１１を設け、回転軸１０の内
端にはスプロケット１２を固定する。前記軸受８，９、
回転軸１０、ベベルギヤ１１、スジロケ−２ト１２は」
；端部３側に固定されている。回転軸１０は引起ケース
ｌに形成した上下方向の長孔１３を貫通して、引起ケー
スｌ内に突き出ており、その突出部には前記スプロケッ
ト１２を固定する。

ダ　　。

引起ケースｌの下部の側面には取付金具１４を設け、取
付金具１４に一ヒ下方向の長孔１５を形成する。取イ１
金具１４の上面にはステイ１６の下端部の当接板１７を
当接させる。

当接板１７には同様に」１下方向の長孔１８が形成され
ていて、長孔１５と長孔１８を合わせポルト１９を挿通
して＋ｈ着する。

したがって、引起ケース１はポルト１９を弛めると、−
に下方向に取付は位置が変化する。引起ケース１の下端
部には軸２０を設け、軸２０には案内ロール２１を軸着
する。２２はスプロケット１２と軸２０の間を巻回した
チェ７で、所定の間隔を置いて引起ラグ２３を設け、引
起ケース１の側面には支持金具２４を設け、支持金具２
４に調節ネジ２５を螺合し、−■一端部３の近傍に軸２
６を設け、軸２６にＬ型レバー２９を軸装し、Ｌ型し八
−２９の一端２８と調節ネ・　　ジ２５の端部２９との
間にバネ３０を張設する。Ｌ型レバー２９の他端３１に
は軸３２を取付け、軸３２にテンションローラー３３を
取付け、テンションローラー３３にチェン２２に作用さ
せる。

（作用）次に作用を述べる。

ポル）１９を弛めると引起ケースｌは上下動しる状態と
なるから、上下動させ、所望の位置でポルト１９を締め
挙げると固定される。この場合、引起ケース１と共に軸
２０、案内ロール２１も上下動し、案内ロール２１とス
プロケッ）１２との関係位置が変化するのでチェン２２
はその分弛むか緊張するかするが、引起ケース１には支
持金具２４が取（、ｔけられ、支持金具２４には調節ネ
ジ２５が螺合し、調節ネジ２５の端部２９とテンション
ローラー３３を取付けたＬ型レバー２９の一端２８には
バネ３０が張設されているので、テンションローラー３
３は弾力的にチェン２２を緊張させ、したがって、ナエ
ン２２は弛むことなく変らない状態で回転する。

（効果）前記したように公知の装置は実公昭５２−８６５４号公
報に記載されているように、−ヒ下方向に取付は位置を
変更できるように機体に取付けられていたが、従来のも
のの構造は、引起装置のケースはそのままで上下動せず
、引起装置のケースの内部に設けた引起ラグのみが−Ｅ
下調節されるように形成されていた。従って、引起ラグ
を下方に移動させたときはケースから大きく突き出す形
状であり、引起ラグを上方に移動させたときは、ケース
から余り突き出ない構成であった。そのため、引起ラグ
を下方に移動させたときは殻稈に対する作用が激しすぎ
、引起ラグを上方に移動させたときは殻稈に対する作用
が小さすぎて十分に引起せないという場合もあった。

よって本発明は、機体側から前側方向に向けて突き出す
伝動ケース２とステイ１６に対して、殻稈を引起す引起
ケースｌを上下動自在に設け、引起ケースｌの下部には
下部案内ロール２１を回動のみ自在に設けて該案内ロー
ル２１は引起ケースｌとともに上下動するように構成し
、引起ケース１の上部には伝動ケース２内の回転軸６で
回転されるスプロケッ）１２を引起ケースｌの上下動と
は無関係に位置不動に設け、前記スプロケット１２と下
部案内ロール２１とにチェン２２を掛回し、該チェン２
２にはバネ３０で作用するテンションローラー３３を当
接させた穀物刈取装置における引起装置としたものであ
り、そのため、引起ラグ２３と引起ケース１との相対的
な関係位置を変えないで上下動させることができるばか
りでなく、引起ケース１を上下動させてもテンションロ
ーラー３３によりチェン２２に必要な張力を与える効果
を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は要部の一部切欠側面図、第２図は同正面図、第
３図は同断面図である。符外の説明 ■・・・引起ケース、２・・・伝動ケース、３・・・上
端部、４・・・取付金具、５・・・ボルト、６・・・回
転軸、７・・・ベベルギヤ、８・・・軸受、９・・・軸
受、１０・・・回Ｉｌｌ、１１・・・ベベルギヤ、１２
・・・スプロケット、１３・・・長孔、１４・・・取付
金具、１５・・・長孔、１６・・・ステイ、１７・・・
当接板、１８・・・長孔、１９・・・ボルト、２０・・
・軸、２１・・・案内ロール、２２・・・チェ７．２３
・・・引起ラグ、　　　２″４・パ・支持金具、２５・
・・調節ネジ、２６・・・軸、２７・・・Ｌ型レバー、
２８・・・一端、２９・・・端部、３０・・・へネ、３
１・・・他端、３２・・・軸、３３・・・テンションロ
ーラー。

Claims

【特許請求の範囲】

機体側から前側方向に向けて突き出す伝動ケース２とス
テイ１６に対して、殻稈を引起す引起ケース１を上下動
自在に設け、引起ケース１の下部には下部案内ロール２
１を回動のみ自在に設けて該案内ロール２１は引起ケー
ス１とともに上下動するように構成し、引起ケース１の
上部には伝動ケース２内の回転軸６で回転されるスプロ
ケット１２を引起ケース１の上下動とは無関係に位置不
動に設け、前記スプロケット１２と下部案内ロール２１
とにチェン２２を掛回し、該チェン２２にはバネ３０で
作用するテンションローラー３３を当接させた穀物刈取
装置における引起装置。