JPS6156875A - 作動ア−ムとケ−シングとして形成された拘束ア−ムとを備えたパワ−レンチ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 して形成されていてかつそれぞれ第一の端部領域におい
て共通の軸を中心にして相反する方向で揺動可能に案内
されている拘束アーム、および歯部を備えておシかつ作
動アームの第一の端部領域の孔内で軸を中心として回転
可能に支承されている固持輪状部、およびこの固持輪状
部と協働し、作動アームに設けられておシかつ作動アー
ムの揺動方向にあって係止位置−この係止位置において
固持輪状部の歯と噛み合う一に存在しかつ他方の揺動方
向において固持輪状部の歯上を滑動する係止爪、および
液圧作動シリンダと両作動アーム間でこれらのアームの
低端部領域の近傍において取付いているピストンとを備
えている、パワーレンチに関する。

このドイツ連邦共和国公開特許公報第 ８０　０８　３８１号から公知のパワーレンチにあって
は、固持輪状部、この固持輪状部を取り囲んでいる作動
アームおよびこの作動アームを完全に取り囲んでいる拘
束アームとが内方から外方に見て同心的に設けられてい
る。これに加えてケーシングとして形成されている拘束
アームもまたその第一の端部領域に開口を備えておシ、
この開口が軸線に対して偏心して指向しておシ、かつこ
の開口内を作動アームの環状に形成さ．れている端部領
域が外側で案内されている。これらの同心的にかつ貝状
に設けられている三つの部分により、固持輪状部の内部
孔の第一の端部領域の範囲における拘束アームの外側面
までの間隔は全く大きい。言葉を換えて言えば、公知の
パワーレンチを装着するには固持輪状部がその内部六角
形稜でもって装着されるナット或いはねじの周辺部には
比較的大きい空所が必要である。従って冒頭に記載した
様式のパワーレンチは典型的にフランジの固定のために
使用されるものである。このようなフランジ結合の固定
ナット或いは固定ねじ周辺部の空所は部分的には次の隣
接しているねじ或いはナツトに対する間隔によって定ま
る。しかし、典型的にこの空所は半径方向で内方に生じ
る空間よりはなお大きい。管体のフランジ結合の際、固
定ねじと結合されるべき管体の外壁との間の間隔が可能
な限シ僅かになるように努力が払われてお）、これに相
応して半径方向の空所も小さくなる。

ドイツ連邦共和国公開特許公報第３０　０８　３８１号
によシ公知のパワーレンチの自由寸法は拘束アームの第
一の端部領域の外径によって定まる。

この自由寸法はその都度使用される固持輪状部に関係無
く常に一定である。この公知のパワーレンチにちっては
、この自由寸法は最も大きな内部六角形稜を備えている
固持輪状部を使用する場合は未だ良いが、最も小さい内
部六角形稜を使用する場合は大きくて不利である。これ
に対処するには、少なくとも通用しているすべてのレン
チサイズのために特別なパワーレンチを造らなければな
らないことになる。しかしこれは製造、貯蔵の点で経費
を要し、かつ使用の際手間が掛かる。従って、通常はそ
の都度必要な固持輪状部を挿入可能な成る程度のレンチ
サイズの幅を持ったパワーレンチが造られている。

しかし、この場合もすべてのレンチサイズ用のパワーレ
ンチにあって自由寸法を、リングボルト用レンチにおけ
ると同様に幾分大きく採ると言う目的は達せられない。

こう言った事実を踏まえて、本発明の課題・とするとこ
ろは、上記ドイツ連邦共和国公開特許１．１　　公報第
３００８３８１号によシ公知のパワーレンチの欠点を回
避すること、および冒頭に記載した様式のパワー“レン
チを自由寸法が僅かであるように、特に通常のリングボ
ルト用レンチの範囲に留まるように改良することである
。

上記の課題は冒頭に記載した様式のパワーレンチを基に
して以下のようにして解決される。

即ち、拘束アームが固持輪状部を最大１８０°以上の角
度で取り囲んでいること、およびこのアームが案内溝と
突出部とから成るアーチ形の、軸に対して同心的にかつ
最大１８００以上の角度で延びている案内部を介して互
いに係合しあっており、この場合この案内部が軸とアー
ムの第二の端部領域との間に存在していることによって
解決される。

ドイツ連邦共和国公開特許公報筒３００８３８１号から
の公知のパワーレンチとの決定的な違いは、作動アーム
がもはや拘束アームの環状開口内に支承されていないこ
と、即ち作動アームと拘束アーム間の案内部が３６０°
以上延びておらず、この案内部が軸とアームの第二の端
部端部間に　　　□存在しかつ最大１８０°以上延びて
いることである。　　　　□従って、拘束アームはもは
や（公知のパワーレンチにおけるように）作動アームを
取り囲んでおらず、むしろ拘束アームの長手方向に対し
て横方向でかつ軸を通っている線の上方で終わっている
。従って、このような構成のパワーレンチの自由寸法、
特に半径方向の自由寸法はもはや拘束アームの外部寸法
によって決定されず、作動アームの環アーチ状の自由端
によって定まるに過ぎない。

本発明の優れた他の構成にあっては作動アームは拘束ア
ームと解離可能に結合されそおシ、従って作動アームは
容易に交換可能である。従来公知のパワーレンチと異な
シ、レンチサイズを変えるために固持輪状部を交換する
必要がない。固持輪状部と作動アームとから成るユニッ
トが交換される。これにょシ、大体ケーシングとして形
成される拘束アームの大きさに依存、せずに作動アーム
の自由端における自由寸法が常に成るレンチサイズに関
して可能な限シ小さい自由寸法に留まると言う決定的な
利点が得られる。言葉を換えて云えば、作動アームを交
換することによって自由寸法は実際に固持輪状部の大き
さで決定される。総じて、有利には内部に作動シリンダ
も設けられているパワーレンチの同じケーシングを種々
異なるレンチサイズのたメニ改変テキ、この場合その都
度レンチサイズ当たシの可能な限シ最も小さい自由寸法
が達せられる。

パワーレンチの本発明による構造はドイツ連邦共和国公
開公報筒８００８３８１号によるパワーレンチにおいて
実現でき、この場合係止爪を含む作動アームと固持輪状
部から成る構造単位を可能な限シ単純に構成できるよう
に１作動シリンダを拘束アーム内に設けるのが有利であ
る。

特に優れた他の構成にあっては、比較的小さい駆動ヘッ
ドで以てシリンダ孔の内部に取付いておシかつ一ピスト
ンロンドの切欠きに係合しているほぼ梨形状の作動アー
ムを備え、かつシリンダ孔の軸線が作動シリンダの長手
方向に対して横方向で指向しているドイツ連邦共和国公
開特許公報筒３４０７１２６号によるパワーレンチが使
用される。このパワーレンチの場合拘束アームはケーシ
ング′として形成されており、かつケーシング部分と側
方で、簡単な手段でこのケーシング部分に固定されてお
りかつ内部に作動アームのだめの案内部が形成されてい
る半割支承部とから成る。作動アームを交換するには、
この半割支承部を外し、次いで作動アームをケーシング
部分から引き出しさえすればよい。これにより作動アー
ムの交換を特に容易に行うことが可能である。

本発明の他の利定および特徴は特許請求の範囲第２項か
ら第８項に記載の構成によって達せられる。

以下に、添付した図面に図示した実施例につき本発明を
詳説する。

図面に図示したパワーレンチはケーシング、とじて形成
された拘束アーム１と作動アーム２と１１　　　　を備
えており、これらのアームはそれぞれの第一の、図面で
は下方に図示しだ端部領域において共通の軸３を中心に
して相反する方向で揺動可能に案内されている。作動ア
ーム２はその第一の下方端部値域において環状の孔４を
備えている。この孔内に固持輪状部５と軸３とが回転可
能に軸受されている。固持輪状部５は内部六角杉綾６を
、およびその外方の完全に円筒形の外套面に外方に突出
している歯部７を有している。この歯部７と作動アーム
２の湾曲部９内に設けられている係止爪８が協働する。

拘束アーム内にはシリンダ１０とピストン１１かう成ル
液圧作動シリンダが設けられている。このピストン１１
と作動アーム２間の動力伝達はドイツ連邦共和国公開特
許公報第３４０７１２６号−その開示されている内容が
本願の構成要素である−の構成に相応して行われる。

図面に示したように、拘束アーム１は三つの部分から容
易に解体可能に組み立てられている。

即ち、一方では、内部に液圧作動シリンダ、接続部およ
び他の部分が設けられているケーシング部分１２から、
他方では上方端部領域内でケーシング部分１２の切欠き
部１５内に形状一体的に嵌合されている二つの半割支承
部１３，１４とから組み立て、′られている。半割支承
部１３．１４は容易に解離可能な多数のねじ１６を介し
てケーシング部分１２と結合されている。ケーシング部
分１２は軸３から大きな間隔をもって、この実施例では
液圧作動シリンダの作動方向に対して平行にかつ係止爪
８を通る線上で終わっている。従ってこのケーシング部
分はパワーレンチの自由寸法を決定しない。

両半割支承部ＩＩ、１４は軸８の方向でケーシング部分
１２から突出しているが、しかし同様に液圧作動シリン
ダの軸１７に対して平行に指向していてかつ軸３を通っ
ている線の手前で終わっている。従って半割支承部１３
と１４は第１図に矢印１８で図示した軸８の半周領域に
は延びていない。他の表現を借りれば、これらの半割支
承部は自由寸法、特にパワーレンチの半径方向の自由寸
法を決定しない。

半割支承部１３，１４内にかつ軸３に対して同心的に突
出部１９が設けられており、この突出部は半割支承部１
３，１４が組み立てられている場合は内方に指向ビてい
て、約１７００以上で延びている。この突出部は軸３を
中心とした作動アーム２の案内を行う。以下にこの構成
に関して詳しく述べる。

作動アームは同じ厚みの二つのアーム半部分２０．２１
（第２図参照）から成シ、これらのアーム半部分内にそ
れぞれ湾曲部９の部分がフライス加工されている。この
鏡像対称的なこの湾曲部の経過を除いて両アーム半部分
２０．２１は完全に一致している。これら両アーム半部
分２０．２１は適当な手段、例えば側面で突起２２で、
或いは他の結合手段−を介して或いは他の結合場所にお
いて互いに結合されている。

両アーム半部分２０．２１から形成されている作動アー
ム２は本質的に梨状の形状を有している。

作動アームは第１図および第２図の上方に図示されてい
る駆動ヘッド２３を備えている。この駆動ヘッドは少な
くとも部分的にシリンダ１０内に存在しておシ、ピスト
ン１１の両側面においてシリンダに適合して形成された
切欠き２４内に挿入されている（第２図参照）。アーム
半部分はピストン１１の両運動方向で帯行される。

係止爪８は完全に作動アーム２内に存在しておシ、従っ
てこの作動アームは交換可能であシ、しかもこの場合係
止爪８の機構内に噛み合わせる必要はない。ドイツ連邦
共和国公開特許公報第３４０７１２６号の図面と異なシ
、この係止爪８は第１図に図示した噛み合い位置におい
てはただその面２５で傾斜している係止面２６に当接す
るにしか過ぎず、その前面で以て直接湾曲部９の縁部に
当接する必要はない。これによって、係止爪８の歯或い
は歯部７の歯が摩耗した場合でも常に正確な噛み合い位
置が達せられ、この場合この噛み合い位置のため不動の
ストッパを設ける必要はない。

第２図に示すように、作動アーム２の両アー、□、１　
　ム半部分２０．２１内には環アーチ状の、軸３に対し
て同心的に指向していてかつ約９０°以上で延びている
案内孔２７が設けられておシ、この孔内に突出部１９が
アーチ状案内部が形成されるいように噛み合っている。

この案内部はドイツ連邦共和国公開特許公報第３４０７
１２６号によるパワーレンチにあっては拘束アームの環
アーチ状の案内面の働きを行う。図面に示すように、こ
の案内部は軸３とアーム１，２の図面においては上方に
図示されている第二の終端領域間に存在している。従っ
てこの案内部は矢印１８によって示されている半空所に
は存在していない。

案内部の実際の構成はそれ自体任意でアシ、突出部１９
と案内溝２７から成る図示の案内部は本質的に最も好都
合な一例に過ぎない。動的に逆の構成も可能である。更
に、この案内部が下方の半空所（矢印１８）の下方に１
位置しかつ両側で六角杉綾６を経て行われる部材の出入
シを妨げない限シ、任意の他の案内部の構成も可能であ
る。六角杉綾６を経て行われるこの部材の出入シはパワ
ーレンチの実際の使用にとって有利な特徴であシかつ既
に公知のパワーレンチにおいて行われている。

図面に図２示したパワーレンチは可能な限９大きい内部
六角杉綾を有している固持輪状部を備えている。比較的
小さいレンチサイズのねじ或いはナツトを使用する場合
、固持輪状部５は交換されず、むしろ付属品、例えば内
部に設けられているラチェットばねと共に、作動アーム
２を形成するアーム半部分２０．２１　、固持輪状部５
および係止爪８から成るほぼ梨状の周囲が閉じられてい
る完全なユニットを形成している。このユニットを他の
ユニットと交換するには、両半割支承部１３，１４をね
じを緩めてケーシング１２から外し、次いでケーシング
の第二の（上方の）終端領域においてフォーク状の作動
アーム２を駆動ヘッド２３を介して下側が開いている切
欠き２４内に押し込むことができる。作動アーム２の両
アーム半部分２０．２１に案内溝２７の形状が形成され
、かつこの形状は使用されるその都度のユニットに左右
されない。個々のユニットは内部六角杉綾６の大きさお
よび一自由寸法にとって重要な一作動アーム２の第一の
終端領域にｉ２セチ部分円筒形の面２８の外径によって
異なる。

ケーシング部分１２の第１図の左側に図示した部分には
、調節可能なスピンドルを有しているスピンドル保持部
を解離可能にもうけることができる。このスピンドルは
この場合半割支承部１３，１４の面の上方或いは下方に
存在している。

このスピンドルは、これがその前端部で以て当接し、拘
束アーム１のための反力部を形成するように調節されて
いる。

【図面の簡単な説明】

第１図は第２図の切断線Ｉ−Ｉに沿ったパワーレンチの
断面図、 第２図は第１図の切断積■−Ｈに沿ったパワーレンチの
断面図、 第３図は半割支承部の平面図。 図中符号は １００．拘束アーム ２・・・作動アーム ３・・・軸 ４・・・孔 ５・・・固持輪状部 ７・・・歯部 ８・・・係止爪 １０・・・シリンダ １１…ピストン

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、作動アーム（２）、およびケーシングとして形成さ
   れていてかつ一つの第一の端部領域において共通の軸（
   ３）を中心にして相反する方向で揺動可能に案内されて
   いる拘束アーム （１）、および歯部（７）を備えておりかつ作動アーム
   （２）の第一の端部領域の孔（４）内で軸（３）を中心
   として回転可能に支承されている固持輪状部（５）、お
   よびこの固持輪状部（５）と協働し、作動アーム（２）
   に設けられておりかつこの作動アーム（２）の揺動方向
   にあつて係止位置−この係止位置において固持輪状部（
   ５）の歯と噛み合う−に存在しかつ他方の揺動方向にお
   いて固持輪状部（５）の歯上を滑動する係止爪（８）、
   およびシリンダ（１０）と両アーム（１、２）間でこれ
   らのアームの他端領域の近傍において取り付いているピ
   ストン （１１）とを備えているパワーレンチにおいて、拘束ア
   ーム（１）が固持輪状部（５）を最高１８０°以上の角
   度な取り囲んでいること、アーム （１、２）が環アーチ状の、軸（３）に対して同心的に
   指向していてかつ最高１８０°以上の角度で延びている
   案内溝（２７）および突出部（１９）から成る案内部を
   介して違いに噛み合つており、この場合この案内部が軸
   （３）とアーム（１、２）の第二の領域内に存在してい
   ることを特徴とする、上記パワーレンチ。 ２、拘束アーム（１）が内部に液圧シリンダ（１０、１
   １）が設けられているケーシング部分（１２）と二つの
   半割支承部（１３、１４）とから容易に解離可能に組み
   立てられており、この場合半割支承部（１３、１４）が
   ケーシング部分（１２）と容易に解離可能に結合されて
   いてかつそれぞれ一つの案内部（２７）或いは突出部（
   １９）を備えている、特許請求の範囲第１項に記載のパ
   ワーレンチ。 ３、作動アーム（２）が固持輪状部（５）と係止爪（８
   ）と共に容易に交換可能なかつ拘束アーム（１）と解可
   能に結合可能な一つのユニットに構成されており、この
   場合このユニットが固持輪状部の内部六角形稜（６）の
   異なつた寸法で構成されている、特許請求の範囲第２項
   に記載のパワーレンチ。 ４、作動アーム（２）が湾曲部（９）を除いて全く同じ
   なアーム半部分（２０、２１）から形成されている、特
   許請求の範囲第１項から第３項のいずれか一つに記載の
   パワーレンチ。 ５、作動アーム（２）が本質的に梨状にかつその第二の
   端部領域においてフォーク状に形成されている、特許請
   求の範囲第１項から第４項のいずれか一つに記載のパワ
   ーレンチ。 ６、ケーシング部分（１２）内に両側で半割支承部（１
   ３、１４）のためのそれぞれ一つの切欠き（１５）を備
   えている、特許請求の範囲第２項から第５項のいずれか
   一つに記載のパワーレンチ。 ７、ケーシング部分（１２）が固持輪状部（５）の外周
   迄は延びていない、特許請求の範囲第２項から第６項ま
   でのいずれかひとつに記載のパワーレンチ。 ８、作動アーム（２）の駆動ヘッド（２３）として形成
   されている第二の端部領域がその中央点で本質的にシリ
   ンダ（１０）の軸線（１７）上を運動するように構成さ
   れている特許請求の範囲第１項から第７項に記載のパワ
   ーレンチ。