JPS6155210A - 芳香族ポリアミドモノフイラメント - Google Patents
芳香族ポリアミドモノフイラメントInfo
- Publication number
- JPS6155210A JPS6155210A JP17294084A JP17294084A JPS6155210A JP S6155210 A JPS6155210 A JP S6155210A JP 17294084 A JP17294084 A JP 17294084A JP 17294084 A JP17294084 A JP 17294084A JP S6155210 A JPS6155210 A JP S6155210A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aromatic polyamide
- monofilament
- alkoxyalkylated
- polyamide monofilament
- aromatic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、結節特性の優れた芳香族ポリアミドモノフィ
ラメントに関するものである。
ラメントに関するものである。
芳香族ポリアミドは、その剛直で、かつ、高配向の分子
構造のため、高融点、高弾性率を有し。
構造のため、高融点、高弾性率を有し。
繊維、フィルム、紙などの成形物に優れた耐熱性。
寸法安定性、防炎性を与えることから、高付加価、
値のポリマーであり、近年、その市場展開は著しいもの
である。しかし、芳香族ポリアミドにも欠点があり、そ
の一つに曲げに弱いことがあげられる。このことは結び
目を作って使用されるときに切断しやすい現象となって
表れ、特に大物の２０デニール以上のモノフィラメント
ではこの傾向が著しく、芳香族ポリアミド系のモノフィ
ラメントを実用化することは困難とされてきた。
値のポリマーであり、近年、その市場展開は著しいもの
である。しかし、芳香族ポリアミドにも欠点があり、そ
の一つに曲げに弱いことがあげられる。このことは結び
目を作って使用されるときに切断しやすい現象となって
表れ、特に大物の２０デニール以上のモノフィラメント
ではこの傾向が著しく、芳香族ポリアミド系のモノフィ
ラメントを実用化することは困難とされてきた。
本発明者らは、このような状況から芳香族ポリアミドモ
ノフィラメントの実用化について種々検討した結果、そ
のフィラメントの表面がＮ−アルコキシアルキル化芳香
族ポリアミドの溝層で被覆された状態において、結節強
度が著しく向上するという事実を見出し９本発明に到達
した。
ノフィラメントの実用化について種々検討した結果、そ
のフィラメントの表面がＮ−アルコキシアルキル化芳香
族ポリアミドの溝層で被覆された状態において、結節強
度が著しく向上するという事実を見出し９本発明に到達
した。
すなわち本発明は、 ２０デニール以上の芳香族ポリア
ミドフィラメントであって、その表面がＮ−アルキル化
芳香族ポリアミドの薄層で被覆されていることを特徴と
する高結節強度芳香族ポリアミドモノフィランントであ
る。
ミドフィラメントであって、その表面がＮ−アルキル化
芳香族ポリアミドの薄層で被覆されていることを特徴と
する高結節強度芳香族ポリアミドモノフィランントであ
る。
本発明の芳香族ポリアミドモノフィラメントが高い結節
強度を示す所以は明らかでないが１表面部がＮ−アルコ
キシルアルキル化されていることによって内層部よりも
柔らかい構造、すなわち外渠内剛構造の形態をとるため
ではないかと思われる。
強度を示す所以は明らかでないが１表面部がＮ−アルコ
キシルアルキル化されていることによって内層部よりも
柔らかい構造、すなわち外渠内剛構造の形態をとるため
ではないかと思われる。
本発明における芳香族ポリアミドとしては、ポリパラフ
ェニレンテレフタルアミド、ポリメタフェニレンイソフ
タルアミド、ポリバラベンズアミド、ポリメタベンズア
ミドなど及びこれらに他の芳香族ジアミン、芳香族ジカ
ルボン酸もしくはモノカルボキシモノアミノ芳香族化合
物成分を共重合した全芳香族ポリアミドの他、少量の（
好ましくは２０モル％以下の）脂肪族ポリアミド形成性
成分を共重合成分とするポリアミドも含まれる。特に好
ましい共重合芳香族ポリアミドの例は４．４”−もしく
は３，４° −ジアミノジフェニルエーテルを共重合成
分とするポリバラフェニレンテレフタルアミド、あるい
はポリメタフェニレンイソフタルアミドであり、これら
の共重合成分は芳香族ポリアミドモノフィラメントの剛
直性を適度にし。
ェニレンテレフタルアミド、ポリメタフェニレンイソフ
タルアミド、ポリバラベンズアミド、ポリメタベンズア
ミドなど及びこれらに他の芳香族ジアミン、芳香族ジカ
ルボン酸もしくはモノカルボキシモノアミノ芳香族化合
物成分を共重合した全芳香族ポリアミドの他、少量の（
好ましくは２０モル％以下の）脂肪族ポリアミド形成性
成分を共重合成分とするポリアミドも含まれる。特に好
ましい共重合芳香族ポリアミドの例は４．４”−もしく
は３，４° −ジアミノジフェニルエーテルを共重合成
分とするポリバラフェニレンテレフタルアミド、あるい
はポリメタフェニレンイソフタルアミドであり、これら
の共重合成分は芳香族ポリアミドモノフィラメントの剛
直性を適度にし。
曲げやすい構造とするからである。
本発明における芳香族ポリアミドは分子量が高いものが
好ましく１例えばポリパラフェニレンテレフタルアミド
の場合、９６％硫酸中、 ０．５ｇ／ｄｉの濃度で２
５℃において測定したηｉｎｈが４．０以上のものがよ
い。
好ましく１例えばポリパラフェニレンテレフタルアミド
の場合、９６％硫酸中、 ０．５ｇ／ｄｉの濃度で２
５℃において測定したηｉｎｈが４．０以上のものがよ
い。
本発明の芳香族ポリアミドモノフィラメントの特徴はそ
の表面がＮ−アルコキシアルキル化ポリアミドの薄層で
被覆されていることであるが、アルコキシ基あるいはア
ルキル基の炭素原子数は通常、５以下であることがよく
、汎用性を考えると最も好ましいのはＮ−メトキシメチ
ル化芳香族ポリアミドの適用である。そして、このＮ−
アルコキシアルキル化芳香族ポリアミドの層は、モノフ
ィラメントの径の１／１００〜１／１０．特に１１５０
〜１／１５であることが好ましい。層が薄すぎると本発
明の。
の表面がＮ−アルコキシアルキル化ポリアミドの薄層で
被覆されていることであるが、アルコキシ基あるいはア
ルキル基の炭素原子数は通常、５以下であることがよく
、汎用性を考えると最も好ましいのはＮ−メトキシメチ
ル化芳香族ポリアミドの適用である。そして、このＮ−
アルコキシアルキル化芳香族ポリアミドの層は、モノフ
ィラメントの径の１／１００〜１／１０．特に１１５０
〜１／１５であることが好ましい。層が薄すぎると本発
明の。
効果が発現しに＜＜、一方１層が厚すぎるとモノフィラ
メントの強度がむしろ低下したりする場合があるからで
ある。
メントの強度がむしろ低下したりする場合があるからで
ある。
本発明のモノフィラメントはＮ−アルコキシアルキル化
芳香族ポリアミド含有液をモノフィラメントに付着せし
め、熱処理などを行って表面部に固着させることによっ
ても得られるが、Ｎ−アルコキシアルキル化芳香族ポリ
アミドの薄層を均一に表面に形成させるには、モノフィ
ラメントをＮ−アルコキシアルキル化反応処理すること
が最も目的に適っている。このアルコキシアルキル化反
応処理は、公知の方法、すなわちアルデヒドとアルコー
ルを含む液中で酸あるいはアルカリを触媒としてもモノ
フィラメントを処理する方法で行うことができる。より
具体的には、アルコール中にアルデヒド又はアルデヒド
発生性化合物を０．１モル／２以上の割合で含む液に触
媒を加え、芳香族ポリアミドモノフィラメントをこの液
中に浸漬し。
芳香族ポリアミド含有液をモノフィラメントに付着せし
め、熱処理などを行って表面部に固着させることによっ
ても得られるが、Ｎ−アルコキシアルキル化芳香族ポリ
アミドの薄層を均一に表面に形成させるには、モノフィ
ラメントをＮ−アルコキシアルキル化反応処理すること
が最も目的に適っている。このアルコキシアルキル化反
応処理は、公知の方法、すなわちアルデヒドとアルコー
ルを含む液中で酸あるいはアルカリを触媒としてもモノ
フィラメントを処理する方法で行うことができる。より
具体的には、アルコール中にアルデヒド又はアルデヒド
発生性化合物を０．１モル／２以上の割合で含む液に触
媒を加え、芳香族ポリアミドモノフィラメントをこの液
中に浸漬し。
２０〜８０℃、好ましくは３５〜６０°Ｃの温度で数分
間以上反応させればよい。この際に用いられる触媒とし
ては水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム。
間以上反応させればよい。この際に用いられる触媒とし
ては水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム。
塩酸、硫酸、蟻酸、Ｐ−）ルエンスルボン酸等が好まし
く用いられる。
く用いられる。
以下実施例によっては本発明をさらに具体的に説明する
。なお、実施例中の湿結節強度はＪＩＳ−Ｃ−１０３４
−１９７８記載の方法によって測定したものである。ま
た、モノフィラメントの表面部がＮ−アルコキシアルキ
ル化されていることは赤外吸収スペクトル分析によって
確認した。
。なお、実施例中の湿結節強度はＪＩＳ−Ｃ−１０３４
−１９７８記載の方法によって測定したものである。ま
た、モノフィラメントの表面部がＮ−アルコキシアルキ
ル化されていることは赤外吸収スペクトル分析によって
確認した。
実施例１〜４．比較例１
パラフェニレンジアーミン成分０．２０モル／１．テレ
フタル酸クロリド０．３０モル／Ｌ ４，４’ −
ジアミノジフェニル壬−テル０．１０モル／ａ及びＣａ
Ｃ１ｇ６０ ｇ ／ Ｉｔの割合で含むＮ−メチルピロ
リドン中で常法により重縮合反応を行い、 Ｃａ （０
１１） ｔで中和して芳香族ポリアミドのドープを得た
。得られたポリマーのηｉｎｈは９６％硫酸中、 ０
．５ｇ／ｄｉ、 ２５°Ｃの条件で３．５を示した。
フタル酸クロリド０．３０モル／Ｌ ４，４’ −
ジアミノジフェニル壬−テル０．１０モル／ａ及びＣａ
Ｃ１ｇ６０ ｇ ／ Ｉｔの割合で含むＮ−メチルピロ
リドン中で常法により重縮合反応を行い、 Ｃａ （０
１１） ｔで中和して芳香族ポリアミドのドープを得た
。得られたポリマーのηｉｎｈは９６％硫酸中、 ０
．５ｇ／ｄｉ、 ２５°Ｃの条件で３．５を示した。
このドープを１．０ｍｍφのノズルから１５℃の水中に
押し出し、４ｍ／ｍｉｎの速度で巻取った。次いで５０
０℃の空気浴中で倍率１．８倍、速度１０ ｍ ／ ｍ
ｉ ｎの条件で延伸して、 １００ｄ、引張り強度
１６．８ ｇ ／ｄ、伸度６．８％のモノフィラメント
を得た。
押し出し、４ｍ／ｍｉｎの速度で巻取った。次いで５０
０℃の空気浴中で倍率１．８倍、速度１０ ｍ ／ ｍ
ｉ ｎの条件で延伸して、 １００ｄ、引張り強度
１６．８ ｇ ／ｄ、伸度６．８％のモノフィラメント
を得た。
このモノフィラメントをバラホルムアルデヒド１０部、
メタノール９０部及び水酸化カリウム０．１部（いずれ
も重量部を示す。）を含む液中で３５℃で第１表に示す
時間反応処理した後、水洗した。
メタノール９０部及び水酸化カリウム０．１部（いずれ
も重量部を示す。）を含む液中で３５℃で第１表に示す
時間反応処理した後、水洗した。
得られたモノフィラメントの湿結節強度を第１表に示す
ように本発明の効果は明らかである。なお、実施例１〜
４のＮ−アルコキシアルキル化の程度は、モノフィラメ
ント径の１７５０〜１／１０の範囲にあった。
ように本発明の効果は明らかである。なお、実施例１〜
４のＮ−アルコキシアルキル化の程度は、モノフィラメ
ント径の１７５０〜１／１０の範囲にあった。
第１表
Claims (1)
- （１）２０デニール以上の芳香族ポリアミドモノフィラ
メントであって、その表面がＮ−アルコキシアルキル化
芳香族ポリアミドの薄層で被覆されていることを特徴と
する高結節強度芳香族ポリアミドモノフィラメント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17294084A JPS6155210A (ja) | 1984-08-20 | 1984-08-20 | 芳香族ポリアミドモノフイラメント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17294084A JPS6155210A (ja) | 1984-08-20 | 1984-08-20 | 芳香族ポリアミドモノフイラメント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6155210A true JPS6155210A (ja) | 1986-03-19 |
Family
ID=15951166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17294084A Pending JPS6155210A (ja) | 1984-08-20 | 1984-08-20 | 芳香族ポリアミドモノフイラメント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6155210A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0311292A2 (en) * | 1987-09-29 | 1989-04-12 | Su "Kliment Ohridski" | Method for welding polymer structures containing amide linkages |
| WO1991000381A1 (fr) * | 1989-06-28 | 1991-01-10 | Michelin Recherche Et Technique S.A. | Monofilament aramide et procede pour l'obtenir |
| FR2660941A1 (fr) * | 1990-04-11 | 1991-10-18 | Michelin Rech Tech | Monofilament aramide et procede pour l'obtenir. |
| FR2671110A1 (fr) * | 1990-12-27 | 1992-07-03 | Michelin Rech Tech | Monofilament aramide ayant une peau faiblement structuree - procede pour obtenir ce monofilament. |
| US5582911A (en) * | 1990-12-27 | 1996-12-10 | Michelin Recherche Et. Technique, S.A. | Aramid monofilament having a slightly structured skin--process for producing this monofilament |
-
1984
- 1984-08-20 JP JP17294084A patent/JPS6155210A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0311292A2 (en) * | 1987-09-29 | 1989-04-12 | Su "Kliment Ohridski" | Method for welding polymer structures containing amide linkages |
| EP0311292A3 (en) * | 1987-09-29 | 1990-04-11 | Su "Kliment Ohridski" | Method for welding polymer structures containing amide linkages |
| WO1991000381A1 (fr) * | 1989-06-28 | 1991-01-10 | Michelin Recherche Et Technique S.A. | Monofilament aramide et procede pour l'obtenir |
| FR2660941A1 (fr) * | 1990-04-11 | 1991-10-18 | Michelin Rech Tech | Monofilament aramide et procede pour l'obtenir. |
| FR2671110A1 (fr) * | 1990-12-27 | 1992-07-03 | Michelin Rech Tech | Monofilament aramide ayant une peau faiblement structuree - procede pour obtenir ce monofilament. |
| US5582911A (en) * | 1990-12-27 | 1996-12-10 | Michelin Recherche Et. Technique, S.A. | Aramid monofilament having a slightly structured skin--process for producing this monofilament |
| US5702547A (en) * | 1990-12-27 | 1997-12-30 | Michelin Recherche Et Technique, S.A. | Article reinforced by aramid monofilament having a slightly structured skin |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6843982B2 (ja) | 半芳香族ポリアミド繊維 | |
| JPH03153734A (ja) | 芳香族コポリアミドとその製造法 | |
| JPS6155210A (ja) | 芳香族ポリアミドモノフイラメント | |
| JPH05156568A (ja) | 特に高分子量のポリアミド繊維の製造方法およびポリアミド繊維 | |
| US12037715B2 (en) | Semi-aromatic polyamide fiber and method for producing same | |
| JP7460390B2 (ja) | 半芳香族ポリアミド繊維 | |
| AU677053B2 (en) | Preparation of poly(M-phenylene isophthalamide) filaments | |
| US5274071A (en) | Wholly aromatic polyamide | |
| RU2469052C1 (ru) | Способ получения ароматических сополиамидов (варианты) и высокопрочные высокомодульные нити на их основе | |
| US4293688A (en) | Polyamides of 1,4-cyclohexane dicarboxylic acid and 5-methyl-1,9-nonanediamine and fibers thereof | |
| US5543492A (en) | Hydrolysis-resistant aramids | |
| US5039779A (en) | Thermoplastically processible aromatic polyetheramide from 2,2-bis(4'-amino phenoxy phenyl) propane and terephthalic acid | |
| JPS6234848B2 (ja) | ||
| US5292856A (en) | Aromatic condensation polyamides with pendant ester and amide groups | |
| US4921933A (en) | Aromatic polyamide molded article having storage modulus | |
| RU2086717C1 (ru) | Полимерная композиция для получения пленок и волокон | |
| US5334693A (en) | Aramid composition | |
| RU2111978C1 (ru) | Анизотропный раствор на основе ароматических сополиамидов и формованные изделия из данного раствора | |
| JPS6257916A (ja) | コポリイミド繊維 | |
| US5235029A (en) | Aromatic copolyamide | |
| US5290907A (en) | Automatic copolyamide | |
| JPS63165515A (ja) | 芳香族ポリアミド共重合体繊維 | |
| JP2020200538A (ja) | 半芳香族ポリアミド繊維 | |
| JPH01139407A (ja) | 耐熱ベルト | |
| JPH07197317A (ja) | 難燃性パラ系芳香族ポリアミド繊維及びその製造方法 |