JPS6155194A - 石炭の脱灰処理方法 - Google Patents
石炭の脱灰処理方法Info
- Publication number
- JPS6155194A JPS6155194A JP17885884A JP17885884A JPS6155194A JP S6155194 A JPS6155194 A JP S6155194A JP 17885884 A JP17885884 A JP 17885884A JP 17885884 A JP17885884 A JP 17885884A JP S6155194 A JPS6155194 A JP S6155194A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coal
- temperature
- oil
- less
- semicoke
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
- Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
仁産業上の利用分野
本発明は、石炭の脱灰処理方法の改良に関するものであ
る。
る。
0、従来の技術
従来の瀝青炭または亜瀝青炭の脱灰処理方法は、石炭を
一200メツシュ(75%程度)に水中で微粉砕し、こ
れに適量の重油と必要に応じ少量の界面活性剤を加え激
しく攪拌し、石炭分を重油中に洗い出し、灰分は水容中
に残すことにより脱灰する方法が公知である。
一200メツシュ(75%程度)に水中で微粉砕し、こ
れに適量の重油と必要に応じ少量の界面活性剤を加え激
しく攪拌し、石炭分を重油中に洗い出し、灰分は水容中
に残すことにより脱灰する方法が公知である。
80発明が解決しようとする問題点
然し乍ら、従来の脱灰方法では微粉砕により機械的に分
離した灰分は水相中に残るが石炭のビチューメンと密着
した灰分は油相中に移るので、脱灰効率は50%以下で
非常に能率がよくなかったのである。
離した灰分は水相中に残るが石炭のビチューメンと密着
した灰分は油相中に移るので、脱灰効率は50%以下で
非常に能率がよくなかったのである。
二問題点を解決しようとする手段
本発明は、石炭のビチューメンを温度500℃以下にお
いて熱分解し、炭素分と灰分の結合力をゆるめろと共に
、微粉砕することにより石炭のビチューメンと密着した
灰分を炭素質より分離し、水相中に移行せしめるように
したものである。
いて熱分解し、炭素分と灰分の結合力をゆるめろと共に
、微粉砕することにより石炭のビチューメンと密着した
灰分を炭素質より分離し、水相中に移行せしめるように
したものである。
特に、熱分解に過熱水蒸気を併用することによりビチュ
ーメンが熱重合しピッチ化することを防ぐことにより、
脱灰効率を高めるようにしたものである。
ーメンが熱重合しピッチ化することを防ぐことにより、
脱灰効率を高めるようにしたものである。
ネ、実施例
本発明による一実施例に使用した石炭は燃料比0.8の
北淘道天北亜炭で工業分析の結果は次の通りである。
北淘道天北亜炭で工業分析の結果は次の通りである。
水分 灰分 揮発分 固定炭素 硫黄分18.42
%16.47%36.21%28.90% 0.37%
この天北亜炭を温度430°Cで低温乾溜して59.4
%の半成コークスと15%の低温タールを得た、この工
業分析の結果は次に示す。
%16.47%36.21%28.90% 0.37%
この天北亜炭を温度430°Cで低温乾溜して59.4
%の半成コークスと15%の低温タールを得た、この工
業分析の結果は次に示す。
水分 灰分 揮発分 固定炭素 硫黄分3.2%
27.3% 21.1% 48.1% 0.3%上記
の半成コークス50gに水200 ccを加え、ボール
ミルにより湿式磨砕し100メツシュ以下の半成コーク
ススラリーとした。この半成コークススラリーに温度3
00℃以下の低温乾溜油35gと0.5%アニオン界面
活性剤を添加した芳香族性A重油を加え、振動を与え半
成コークス粒子を水相中から前記入1重油中に抽出した
。
27.3% 21.1% 48.1% 0.3%上記
の半成コークス50gに水200 ccを加え、ボール
ミルにより湿式磨砕し100メツシュ以下の半成コーク
ススラリーとした。この半成コークススラリーに温度3
00℃以下の低温乾溜油35gと0.5%アニオン界面
活性剤を添加した芳香族性A重油を加え、振動を与え半
成コークス粒子を水相中から前記入1重油中に抽出した
。
AI油中に移行した半成コークス中の灰分を測定したと
゛ころ4.2%に減少していた。従って、脱灰率は84
.5%である。
゛ころ4.2%に減少していた。従って、脱灰率は84
.5%である。
次に上記の半成コークス50gに対し5%の希塩酸20
0 ccを加え、湿式冴停し低温乾溜へ重油により抽出
した半成コークス中の灰分を測定したところ1.8%に
減少していた。これは脱灰率にして93%の結果となる
。
0 ccを加え、湿式冴停し低温乾溜へ重油により抽出
した半成コークス中の灰分を測定したところ1.8%に
減少していた。これは脱灰率にして93%の結果となる
。
本発明により得られた低灰分混炭油は、低速ディーゼル
油として充分使用し得る可能性がある。
油として充分使用し得る可能性がある。
本実施例においては、低温タール重油を使用したが天然
原油よりの溜出入重油を使用する事も可能で、中速並び
に高速ディーゼル油として使用することができる可能性
もある。
原油よりの溜出入重油を使用する事も可能で、中速並び
に高速ディーゼル油として使用することができる可能性
もある。
生石炭の混炭油よりも半成コークスを脱灰した混炭油は
炭粒が同じ100メツシュでも多孔質であるため、この
小孔の中にへ重油級の比較的セダン価の高い油が浸透し
ているためディーゼル機関の高温のシリンダー内に噴射
された場合、300℃以下の軽油分が爆発的に点火し、
100メツシュの炭粒をさらに微粉化し燃焼を容易なら
しめるのである。
炭粒が同じ100メツシュでも多孔質であるため、この
小孔の中にへ重油級の比較的セダン価の高い油が浸透し
ているためディーゼル機関の高温のシリンダー内に噴射
された場合、300℃以下の軽油分が爆発的に点火し、
100メツシュの炭粒をさらに微粉化し燃焼を容易なら
しめるのである。
複雑な炭化行程を経た石炭を脱灰処理するには炭種毎に
異なる処理方法をとる必要がある。本発明は、この多種
多様な石炭を低温乾溜という前処理をすることにより、
揮発分を25%以下に押え過熱水蒸気の存在によりビチ
ューメンの重合を制限しつつ、熱分解することにより炭
素質と灰分の結合をゆるめ、効果的な脱灰を可能にした
ものである。
異なる処理方法をとる必要がある。本発明は、この多種
多様な石炭を低温乾溜という前処理をすることにより、
揮発分を25%以下に押え過熱水蒸気の存在によりビチ
ューメンの重合を制限しつつ、熱分解することにより炭
素質と灰分の結合をゆるめ、効果的な脱灰を可能にした
ものである。
さらに、過熱水蒸気の作用により、低温タールの二次的
重合を防ぐため60〜70%の300’C以下溜分を有
する軽質低温タールを原料炭の15〜17%得る事がで
きた。
重合を防ぐため60〜70%の300’C以下溜分を有
する軽質低温タールを原料炭の15〜17%得る事がで
きた。
本発明のフローと物質収支の概略を示せば、第1図のと
おりである。
おりである。
本発明による製品の一例であるディーゼル混炭重油の成
分°構成を次に示す。
分°構成を次に示す。
脱灰コークス 66.3%
低温タール 25.0%
水またはメタノール 8.3%
界面活性剤 0.4%
本発明によれば、天北亜炭に少量の水またはメタノール
及び少量の界面活性剤を加えることにより、流動性に富
む混炭ディーゼル油を製造できる。
及び少量の界面活性剤を加えることにより、流動性に富
む混炭ディーゼル油を製造できる。
へ1発明の効果
以上述べたように、本発明によれば次のとおり多くの利
点及び効果を有するものである。
点及び効果を有するものである。
(1)瀝青炭から亜炭に至る多様な石炭を、低温乾溜す
ることにより脱灰を容易にすることができる。
ることにより脱灰を容易にすることができる。
(2)石炭を低温乾溜し半成コークスとなすことにより
粉砕が容易で、省エネルギーに寄与する。
粉砕が容易で、省エネルギーに寄与する。
(3)過熱水蒸気を低温乾溜時に使用することにより低
粘度タールを収率よく取得できる。
粘度タールを収率よく取得できる。
(4)副生じたタールを脱灰の際のフラッシング油とし
て使用可能であり、最終的に半成コークスを混ぜ潰炭油
として流体化し、A重油と代替使用できる。
て使用可能であり、最終的に半成コークスを混ぜ潰炭油
として流体化し、A重油と代替使用できる。
(5)副生じたガスは、低温乾溜及び過熱水蒸気のエネ
ルギーとして充分利用できるので、エネルギー効率の良
好な脱灰処理ができる。
ルギーとして充分利用できるので、エネルギー効率の良
好な脱灰処理ができる。
第1図は、本発明の一実施例による石炭の脱灰処理フロ
ーと物質収支の概要を示すものである。
ーと物質収支の概要を示すものである。
Claims (1)
- 常圧または50kg/cm^2以下の圧力中で、且つ加
熱水蒸気の存在の下で500℃以下の温度にて石炭の低
温乾溜を行い、揮発分25%以下の半成コークスとし、
前記半成コークスの温度を300℃以下に冷却した後、
100メッシュ以下に微粉砕し、前記微粉砕された半成
コークスをA重油及び公知の界面活性剤を用いて脱灰処
理を行い、灰分5%以下の半成コークスとなすことを特
徴とする石炭の脱灰処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17885884A JPS6155194A (ja) | 1984-08-27 | 1984-08-27 | 石炭の脱灰処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17885884A JPS6155194A (ja) | 1984-08-27 | 1984-08-27 | 石炭の脱灰処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6155194A true JPS6155194A (ja) | 1986-03-19 |
Family
ID=16055913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17885884A Pending JPS6155194A (ja) | 1984-08-27 | 1984-08-27 | 石炭の脱灰処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6155194A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012255447A (ja) * | 2007-07-10 | 2012-12-27 | Ziyad Qamhiyeh | ロータリ内燃エンジン |
-
1984
- 1984-08-27 JP JP17885884A patent/JPS6155194A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012255447A (ja) * | 2007-07-10 | 2012-12-27 | Ziyad Qamhiyeh | ロータリ内燃エンジン |
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