JPS6154563B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6154563B2 JPS6154563B2 JP3146082A JP3146082A JPS6154563B2 JP S6154563 B2 JPS6154563 B2 JP S6154563B2 JP 3146082 A JP3146082 A JP 3146082A JP 3146082 A JP3146082 A JP 3146082A JP S6154563 B2 JPS6154563 B2 JP S6154563B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- veneer
- cutting
- wire
- wire rod
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は単板（ベニヤ単板）の割れを詰める方
法に関する。
法に関する。
従来、繊維方向に延在した割れを有する単板
は、該割れを除くべく近傍の単板とともに切断排
除されていたために、それによる歩止り低下は著
しい。
は、該割れを除くべく近傍の単板とともに切断排
除されていたために、それによる歩止り低下は著
しい。
一方、本願の原出願である特開昭55−61409号
発明では、この種の割れを補強すべく構成された
補強単板、並びにその製造方法が提供され、主と
して乾燥並びに吸湿時の単板伸縮および実務上多
発する線材の外れに対しても極めて優れた特性が
付与された。
発明では、この種の割れを補強すべく構成された
補強単板、並びにその製造方法が提供され、主と
して乾燥並びに吸湿時の単板伸縮および実務上多
発する線材の外れに対しても極めて優れた特性が
付与された。
本発明は、そのような補強単板の提供を更に効
果あるものとするために、該単板の特徴ある構成
と有機的に結合し、該単板が有する割れを切断排
除することなく詰め、前記した歩止り低下を払拭
せんとするもので、その詳細を例示した図面に基
ずき述べれば次のとおりである。
果あるものとするために、該単板の特徴ある構成
と有機的に結合し、該単板が有する割れを切断排
除することなく詰め、前記した歩止り低下を払拭
せんとするもので、その詳細を例示した図面に基
ずき述べれば次のとおりである。
即ち、第１図に例示する様に、繊維方向に延在
した割れ６を有する単板１の木口部２に切込み３
が形成され、該切込み３内に線材４が任意距離毎
に接着剤５で部分的に固着され他の部分は固着さ
れない状態で埋設されて成る単板に対し、例えば
第２図に図示したような線材４に当接する部分７
のみ切刃を無くした線材圧入用刃物８を、第３図
又は第４図に例示したように単板１の木口又は板
面に進入させて前記線材４を変形させ張力を与え
て前記線材４の固着されていない部分を当初の埋
設状態より歪ませて前記割れ６を詰めるものであ
る。
した割れ６を有する単板１の木口部２に切込み３
が形成され、該切込み３内に線材４が任意距離毎
に接着剤５で部分的に固着され他の部分は固着さ
れない状態で埋設されて成る単板に対し、例えば
第２図に図示したような線材４に当接する部分７
のみ切刃を無くした線材圧入用刃物８を、第３図
又は第４図に例示したように単板１の木口又は板
面に進入させて前記線材４を変形させ張力を与え
て前記線材４の固着されていない部分を当初の埋
設状態より歪ませて前記割れ６を詰めるものであ
る。
このように、本発明方法によれば、切込み３内
の線材４が部分的に単板と固着されているために
固着されていない部分の状態変化は極めて確実に
して鋭敏に、単板１が有する割れ６を詰めること
を可能にし、それによつて線材圧入用刃物８によ
る単板への進入程度も軽微で足りる。勿論、割れ
６を詰めた後、固着されていない部分の線材４は
単板繊維の復元力によつて挟着され、歪状態を維
持する傾向を有し、また線材圧入用刃物の進入跡
９も特に支障はない。
の線材４が部分的に単板と固着されているために
固着されていない部分の状態変化は極めて確実に
して鋭敏に、単板１が有する割れ６を詰めること
を可能にし、それによつて線材圧入用刃物８によ
る単板への進入程度も軽微で足りる。勿論、割れ
６を詰めた後、固着されていない部分の線材４は
単板繊維の復元力によつて挟着され、歪状態を維
持する傾向を有し、また線材圧入用刃物の進入跡
９も特に支障はない。
尚、本願にて対象とする単板に関し、以下、そ
の製造方法例を第５図乃至第８図に基ずき詳述す
る。
の製造方法例を第５図乃至第８図に基ずき詳述す
る。
第５図乃び第６図に例示したものは、各々の刃
先が実質的に略直交する様形成されたケ引用刃部
１１と切込み用刃部１２とを有する木口成形用刃
物１３を用い、前記ケ引用刃部１１の刃先をベニ
ヤレースの単板切削用刃物１０の刃先と略直交す
る方向、即ち前記切込み用刃部１２の刃先を単板
切削用刃物１０の刃先と実質的に略同方向に向け
て、合金１４を介してプレツシヤーバー等を取付
ける刃口台に備え、ベニヤレースにより原木１５
を回転してケ引を行いながら単板１を切削すると
ともに、該単板１の木口に沿う適宜深さの切込み
３をも単板木口部に形成し、前記切込み用刃部１
２のみね付近に付設した線材の誘導孔１６に、任
意距離毎に接着剤５を含浸又は被覆した線材４を
挿通して、該線材４を前記切込み３内に誘導・埋
設して叙述の単板を製造するものである。
先が実質的に略直交する様形成されたケ引用刃部
１１と切込み用刃部１２とを有する木口成形用刃
物１３を用い、前記ケ引用刃部１１の刃先をベニ
ヤレースの単板切削用刃物１０の刃先と略直交す
る方向、即ち前記切込み用刃部１２の刃先を単板
切削用刃物１０の刃先と実質的に略同方向に向け
て、合金１４を介してプレツシヤーバー等を取付
ける刃口台に備え、ベニヤレースにより原木１５
を回転してケ引を行いながら単板１を切削すると
ともに、該単板１の木口に沿う適宜深さの切込み
３をも単板木口部に形成し、前記切込み用刃部１
２のみね付近に付設した線材の誘導孔１６に、任
意距離毎に接着剤５を含浸又は被覆した線材４を
挿通して、該線材４を前記切込み３内に誘導・埋
設して叙述の単板を製造するものである。
また、他の方法は第７図及び第８図に例示した
ものは、各々の刃先が実質的に略直交する様形成
されたケ引用刃部１１と切込み用刃部１２とを有
する木口成形用刃物１３を前記ケ引用刃部１１の
刃先をベニヤレースの単板切削用刃物１０と略直
交する方向、即ち前記切込み用刃部１２の刃先を
単板切削用刃物１０の刃先と実質的に略同方向に
向けて、台金１４を介してプレツシヤーバー等を
取付ける刃口台に備え、ベニヤレースにより原木
１５を回転してケ引を行いながら単板１を切削す
るとともに、該単板１の木口に沿う適宜深さの切
込み３をも単板木口部に形成し、前記切込み用刃
部１２のみね付近に付設した線材の誘導孔１６に
線材４を挿通して、該線材４を前記切込み３内に
誘導・埋設すると共に、図示した様に、前記切込
み用刃部１２のみね付近に付設した接着部材の誘
導孔１７に接着剤５を導入し、任意距離毎に該接
着剤５を断続的に排出して前記切込み３内に埋入
して叙述の単板を製造するものである。
ものは、各々の刃先が実質的に略直交する様形成
されたケ引用刃部１１と切込み用刃部１２とを有
する木口成形用刃物１３を前記ケ引用刃部１１の
刃先をベニヤレースの単板切削用刃物１０と略直
交する方向、即ち前記切込み用刃部１２の刃先を
単板切削用刃物１０の刃先と実質的に略同方向に
向けて、台金１４を介してプレツシヤーバー等を
取付ける刃口台に備え、ベニヤレースにより原木
１５を回転してケ引を行いながら単板１を切削す
るとともに、該単板１の木口に沿う適宜深さの切
込み３をも単板木口部に形成し、前記切込み用刃
部１２のみね付近に付設した線材の誘導孔１６に
線材４を挿通して、該線材４を前記切込み３内に
誘導・埋設すると共に、図示した様に、前記切込
み用刃部１２のみね付近に付設した接着部材の誘
導孔１７に接着剤５を導入し、任意距離毎に該接
着剤５を断続的に排出して前記切込み３内に埋入
して叙述の単板を製造するものである。
尚、いずれの方法に於ても、前記接着剤５は湿
潤硬化性接着剤又は常温硬化性接着剤又は熱硬化
性接着剤等合板工業に於て一般的に使用されてい
る接着剤を用いれば良く、必要ならば前記接着剤
を二種以上組合せて使用する。
潤硬化性接着剤又は常温硬化性接着剤又は熱硬化
性接着剤等合板工業に於て一般的に使用されてい
る接着剤を用いれば良く、必要ならば前記接着剤
を二種以上組合せて使用する。
更に接着剤の硬化工程はその種類に応じて定ま
るものであり、例えば搬送中、堆積中あるいは次
工程の乾燥工程中に硬化するものであつても差し
支えない。また使用する線材を熱収縮性の線材と
したり、あるいは適当な手段により線材に適度の
張力を掛けつつ埋設することもできる。
るものであり、例えば搬送中、堆積中あるいは次
工程の乾燥工程中に硬化するものであつても差し
支えない。また使用する線材を熱収縮性の線材と
したり、あるいは適当な手段により線材に適度の
張力を掛けつつ埋設することもできる。
更にまた線材を熱融解性の線材とし、適当な手
段により該線材の一部を任意距離毎に溶解して単
板に固着させれば前記例示した方法において接着
剤の使用は不要である。
段により該線材の一部を任意距離毎に溶解して単
板に固着させれば前記例示した方法において接着
剤の使用は不要である。
図面は本発明を説明するものであり、第１図は
木口部を補強した単板の斜視図、第２図は線材圧
入用刃物の斜視図、第３図及び第４図は本発明の
実施により割れをつめた単板の説明図、第５図乃
至第８図は木口部を補強した単板の製造方法の説
明図である。 １……単板、２……木口、３……切込み、４…
…線材、５……接着剤、６……割れ、８……線材
圧入用刃物、１０……単板切削用刃物、１１……
ケ引用刃部、１２……切込み用刃部、１３……木
口成形用刃物、１４……台金、１５……原木、１
６……線材の誘導孔、１７……接着部分の誘導孔
……である。
木口部を補強した単板の斜視図、第２図は線材圧
入用刃物の斜視図、第３図及び第４図は本発明の
実施により割れをつめた単板の説明図、第５図乃
至第８図は木口部を補強した単板の製造方法の説
明図である。 １……単板、２……木口、３……切込み、４…
…線材、５……接着剤、６……割れ、８……線材
圧入用刃物、１０……単板切削用刃物、１１……
ケ引用刃部、１２……切込み用刃部、１３……木
口成形用刃物、１４……台金、１５……原木、１
６……線材の誘導孔、１７……接着部分の誘導孔
……である。
Claims (1)
- １ 繊維方向に延在した割れを有する単板の木口
部に切込みが形成され、該切込み内に線材が任意
距離毎に部分的に単板に固着され他の部分は固着
されない状態で埋設されて成る単板に、線材圧入
用刃物を進入させて前記線材に当接させ前記線材
を変形させることを特徴とする単板の割れを詰め
る方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3146082A JPS5820402A (ja) | 1982-02-27 | 1982-02-27 | 単板の割れを詰める方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3146082A JPS5820402A (ja) | 1982-02-27 | 1982-02-27 | 単板の割れを詰める方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5820402A JPS5820402A (ja) | 1983-02-05 |
| JPS6154563B2 true JPS6154563B2 (ja) | 1986-11-22 |
Family
ID=12331866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3146082A Granted JPS5820402A (ja) | 1982-02-27 | 1982-02-27 | 単板の割れを詰める方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5820402A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3558805B2 (ja) * | 1996-12-27 | 2004-08-25 | 三栄源エフ・エフ・アイ株式会社 | 紙 |
-
1982
- 1982-02-27 JP JP3146082A patent/JPS5820402A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5820402A (ja) | 1983-02-05 |
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