JPS6154230B2 - - Google Patents
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- JPS6154230B2 JPS6154230B2 JP7178780A JP7178780A JPS6154230B2 JP S6154230 B2 JPS6154230 B2 JP S6154230B2 JP 7178780 A JP7178780 A JP 7178780A JP 7178780 A JP7178780 A JP 7178780A JP S6154230 B2 JPS6154230 B2 JP S6154230B2
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Landscapes
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Displays For Variable Information Using Movable Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は永久磁石同志の反発力により確実に表
示体作動を行わせるべく磁気遮蔽板を備えた表示
装置に関する。
示体作動を行わせるべく磁気遮蔽板を備えた表示
装置に関する。
従来シヤドウマスクを使用した表示装置におい
ては縦横2軸方向に規則的に多数の孔を明けたシ
ヤドウマスク板と、その孔の寸法に細分化された
規則的に複数の画像が印刷配分された表示板とを
相対的に移動し各孔から前記の細分化された区割
画像を順次のぞかせて表示変換させるものは周知
である。この方式は画面がシヤドウマスクのため
に暗くなるため、内部照明で透光画像を見た場合
にも「4」ないし「6」表示変換が限界と言われ
ている。
ては縦横2軸方向に規則的に多数の孔を明けたシ
ヤドウマスク板と、その孔の寸法に細分化された
規則的に複数の画像が印刷配分された表示板とを
相対的に移動し各孔から前記の細分化された区割
画像を順次のぞかせて表示変換させるものは周知
である。この方式は画面がシヤドウマスクのため
に暗くなるため、内部照明で透光画像を見た場合
にも「4」ないし「6」表示変換が限界と言われ
ている。
従つて、本発明は、磁力線を遮蔽する磁気遮蔽
板を用い磁力線貫通孔の面積の何倍もの表示ユニ
ツト表示面の変換が行なえるようにして、明るい
表示を行ない、表示変換数の増大をもたらした表
示装置を提供することを目的とする。
板を用い磁力線貫通孔の面積の何倍もの表示ユニ
ツト表示面の変換が行なえるようにして、明るい
表示を行ない、表示変換数の増大をもたらした表
示装置を提供することを目的とする。
以下、本発明を図示の実施例について説明す
る。図中、同一符号で示されるものは同一機能を
表わすものとする。第1図は本発明の1実施例を
示すもので、1はモザイク状に平面構成された表
示装置の表示ユニツトで、板状の駆動マグネツト
(駆動用永久磁石列、以下同じ。)2が磁性体で構
成された単位基板(磁気遮蔽板、以下同じ。)3
の背面に沿つて上下に移動可能に配置されてい
る。4はその単位基板3の表面に180度回動可能
に軸支されたフラツプで、単位基板3上下に突設
した軸受部5,5′に支えられている。単位基板
3の集合体は、適当な余白枠を持つ表示パネルと
一体化枠組されている。
る。図中、同一符号で示されるものは同一機能を
表わすものとする。第1図は本発明の1実施例を
示すもので、1はモザイク状に平面構成された表
示装置の表示ユニツトで、板状の駆動マグネツト
(駆動用永久磁石列、以下同じ。)2が磁性体で構
成された単位基板(磁気遮蔽板、以下同じ。)3
の背面に沿つて上下に移動可能に配置されてい
る。4はその単位基板3の表面に180度回動可能
に軸支されたフラツプで、単位基板3上下に突設
した軸受部5,5′に支えられている。単位基板
3の集合体は、適当な余白枠を持つ表示パネルと
一体化枠組されている。
一方、フラツプ4は、その表面が単位基板3の
表面と密着した第一の位置(第1図示の位置)
と、その裏面が単位基板3の表面と密着第二の位
置との間で左右に回動することによつて、表示内
容を切り換えるものであつて、そのフラツプ4の
表裏、および前記単位基板3の左右の表面に所定
の着色、例えば、白、黒が施されている。(図で
は斜線と白地で表現している)、前記フラツプ4
にはそのフラツプの片面側にN極、他の片面側に
S極を向けた永久磁石7が取付けられている。こ
の永久磁石7は例えば、単位基板3の左右幅の略
8分の1以下の横幅で、また、縦幅は単位基板3
の上下幅を極力細分化した小幅なものが用いられ
ている。次に、駆動マグネツト2は単位基板3と
略同じ縦,横幅の単位駆動マグネツト21〜nの集
合体として平板形に形成され、例えば、バリユー
ム・フエライト磁石粉等をプラスチツクレジン等
で固めて作られている。前記各単位駆動マグネツ
ト21〜nは、縦、横に複数の着磁領域を設け、そ
の着磁領域は、表示パネル全体としてモザイク状
の表示ができるように、個々の表示ユニツト1の
表示を決定するための、プログラムされた配置順
にNまたはS極に着磁されている。そして、移動
する各単位駆動マグネツト21〜nの各磁極と、永
久磁石7との間で作用するフラツプ回動磁力線に
よつて、フラツプ4を選択的に反転させ、表示パ
ネル面上に48種のモザイク状表示を行うものであ
る。第2図は単位基板3′に非磁性材料を使つた
従来技術の断面を示し、表示ユニツト1の背後に
単位駆動マグネツト8を配置したもので図では単
位駆動マグネツト8が動いて、それまで、表示ユ
ニツト1のフラツプ4に取り付いている永久磁石
7のN極に対向していたS極から単位駆動マグネ
ツト8の着磁領域のN極に、対向磁極が変つた瞬
間の状態を示している。この時、フラツプ4の永
久磁石7は一旦、単位基板3′面上から離れるよ
うにフラツプ4と共に回転するが、ある角度で安
定し、永久磁石7は図中の実線で示される位置に
浮いた状態となる。これは、永久磁石7のN極が
対向する駆動マグネツト2の着磁領域のN極と反
発する力と、対向する駆動マグネツト2領域の上
下両隣,両々隣のS極と吸引する力が釣り合つた
ためであり、仮に、両隣の着磁領域を第2図で示
すものより引離し、着磁領域幅を広くすることが
できれば、永久磁石7の磁極と着磁領域の各磁極
との磁力のバランスで、フラツプ4が反転しなく
なることはない。そこで第3図に示すような磁気
遮蔽対策を施すことにより着磁領域の上下幅をせ
まくし、しかも、第1図に示すように着磁領域の
左右幅をせまくしても確実にフラツプ4を反転さ
せることができて、記憶容量を増加させることが
できる。第1図の実施例は単位駆動マグネツト2
1〜nに縦「12」、横「4」の「48」区画の着磁領域
を持たせたものである。第3図、第4図は第2図
の従来技術を更に構造的に安定動作するよう発展
させたものである。また、第5図の実施例は単位
駆動マグネツト21〜nに螺施状に「160」区画の着
磁領域を持たせたものである。第1図の実施例と
第5図の実施例とは、表示ユニツト1は同一であ
る。この場合フラツプ4に取り付けた永久磁石7
の左右幅が単位基板3幅の略8分の1になつてい
る。
表面と密着した第一の位置(第1図示の位置)
と、その裏面が単位基板3の表面と密着第二の位
置との間で左右に回動することによつて、表示内
容を切り換えるものであつて、そのフラツプ4の
表裏、および前記単位基板3の左右の表面に所定
の着色、例えば、白、黒が施されている。(図で
は斜線と白地で表現している)、前記フラツプ4
にはそのフラツプの片面側にN極、他の片面側に
S極を向けた永久磁石7が取付けられている。こ
の永久磁石7は例えば、単位基板3の左右幅の略
8分の1以下の横幅で、また、縦幅は単位基板3
の上下幅を極力細分化した小幅なものが用いられ
ている。次に、駆動マグネツト2は単位基板3と
略同じ縦,横幅の単位駆動マグネツト21〜nの集
合体として平板形に形成され、例えば、バリユー
ム・フエライト磁石粉等をプラスチツクレジン等
で固めて作られている。前記各単位駆動マグネツ
ト21〜nは、縦、横に複数の着磁領域を設け、そ
の着磁領域は、表示パネル全体としてモザイク状
の表示ができるように、個々の表示ユニツト1の
表示を決定するための、プログラムされた配置順
にNまたはS極に着磁されている。そして、移動
する各単位駆動マグネツト21〜nの各磁極と、永
久磁石7との間で作用するフラツプ回動磁力線に
よつて、フラツプ4を選択的に反転させ、表示パ
ネル面上に48種のモザイク状表示を行うものであ
る。第2図は単位基板3′に非磁性材料を使つた
従来技術の断面を示し、表示ユニツト1の背後に
単位駆動マグネツト8を配置したもので図では単
位駆動マグネツト8が動いて、それまで、表示ユ
ニツト1のフラツプ4に取り付いている永久磁石
7のN極に対向していたS極から単位駆動マグネ
ツト8の着磁領域のN極に、対向磁極が変つた瞬
間の状態を示している。この時、フラツプ4の永
久磁石7は一旦、単位基板3′面上から離れるよ
うにフラツプ4と共に回転するが、ある角度で安
定し、永久磁石7は図中の実線で示される位置に
浮いた状態となる。これは、永久磁石7のN極が
対向する駆動マグネツト2の着磁領域のN極と反
発する力と、対向する駆動マグネツト2領域の上
下両隣,両々隣のS極と吸引する力が釣り合つた
ためであり、仮に、両隣の着磁領域を第2図で示
すものより引離し、着磁領域幅を広くすることが
できれば、永久磁石7の磁極と着磁領域の各磁極
との磁力のバランスで、フラツプ4が反転しなく
なることはない。そこで第3図に示すような磁気
遮蔽対策を施すことにより着磁領域の上下幅をせ
まくし、しかも、第1図に示すように着磁領域の
左右幅をせまくしても確実にフラツプ4を反転さ
せることができて、記憶容量を増加させることが
できる。第1図の実施例は単位駆動マグネツト2
1〜nに縦「12」、横「4」の「48」区画の着磁領域
を持たせたものである。第3図、第4図は第2図
の従来技術を更に構造的に安定動作するよう発展
させたものである。また、第5図の実施例は単位
駆動マグネツト21〜nに螺施状に「160」区画の着
磁領域を持たせたものである。第1図の実施例と
第5図の実施例とは、表示ユニツト1は同一であ
る。この場合フラツプ4に取り付けた永久磁石7
の左右幅が単位基板3幅の略8分の1になつてい
る。
単位基板3には、フラツプ回動磁力線を通過さ
せる所定の大きさの窓(貫通孔、以下同じ)9が
開口されている。この窓9は永久磁石7と単位基
板3との間で作用する吸着磁力線と逆向きで、か
つ前記単位基板3で遮蔽された前記フラツプ回動
磁力線を所定量通過させ、前記フラツプ4を所定
の表示位置に回動可能な大きさに形成されてい
る。これらの実施例の場合、第3図で示すように
フラツプ4が反転作動中にフラツプ4に取り付け
られた永久磁石7に作動する力は第2図の場合と
異なり、永久磁石7と着磁領域にある駆動マグネ
ツト2の間に作用するフラツプ回動磁力線と、永
久磁石7と単位基板3との間に作用する吸着磁力
線だけとなる。そして所定の大きさの窓9によつ
て、作動中に常にその吸着磁力より磁極同志の反
発力(フラツプ回動磁力)の方が大きくなつて、
フラツプの回転が途中で止まることはなく、確実
に作動させることができる。このようにフラツプ
4の回転をなめらかにさせる為、駆動に寄与する
駆動マグネツト2の着磁領域だけを単位基板3の
窓9からのぞかせるようにすれば駆動マグネツト
2の着磁領域を小面積にし、各磁極を密に配置し
てもフラツプ4を回転させることができる。これ
はフラツプ4の永久磁石7が反発力を受ける単位
駆動マグネツト21〜nの着磁領域の磁極の両隣
や、両々隣にあるところの永久磁石7に制動力と
なる単位駆動マグネツト21〜nの磁極から発する
フラツプ回動磁力線が単位基板3で遮蔽されたこ
とによつて生じたものである。この遮蔽効果は、
フラツプ4の永久磁石7近傍が最も効果があり、
遠くに行く程当然効果は減少する。また第4図は
非磁性体で構成した基板11の表面側に単位基板
上下幅より少し狭い上下幅の鉄製の第2の磁気遮
蔽板12を接着したもので、この第2の磁気遮蔽
板12の窓9の奥に着色した第1の磁気遮蔽板と
しての基板11が見えているため、表示変換面積
を減少させることがない。この実施例において
は、フラツプ4の上下角部の突起がはめられてい
る基板11の上下の軸受部5,5′に軸当て板1
3を接着している。そのため、フラツプ4の回転
に要する力が少なくてすみ、一層確実に作動させ
ることができる。第1図の実施例の駆動マグネツ
ト2と表示パネルの相対的な作動方法は、縦方
向、横方向、各駆動カムの形状の組み合わせで、
図中、矢印で示したように「1」から「48」まで
移動したあと「48」から「25」に移り「36」から
「13」に移つて「24」から最初の「1」に戻るよ
うに動作させ、広告用の場合「1」から「12」ま
でと「37」から「48」まで例えば商店のコマーシ
ヤル表示とし、「13」から「36」までをパターン
移動やアニメーシヨン表示のアトラクシヨンに使
つて注目させるように循環表示させることができ
る。第5図の実施例の駆動マグネツト2は図中矢
印で示したように螺施運動し、単位基板3の窓9
と対向する着磁領域が「0」から始まつて
「159」まで移動し、次の「0」に移動する過程で
「0」から「120」,「80」,「40」,「0」というよ
う
に始めに戻る作動をする。このように本発明によ
れば、作動を確実にして、しかも、記憶容量を増
加させ、明瞭な表示をすることができる効果があ
り、アニメーシヨン表示等のアトラクシヨンで注
目させ広告看板,各種情報表示用等に有効に使用
できる。
せる所定の大きさの窓(貫通孔、以下同じ)9が
開口されている。この窓9は永久磁石7と単位基
板3との間で作用する吸着磁力線と逆向きで、か
つ前記単位基板3で遮蔽された前記フラツプ回動
磁力線を所定量通過させ、前記フラツプ4を所定
の表示位置に回動可能な大きさに形成されてい
る。これらの実施例の場合、第3図で示すように
フラツプ4が反転作動中にフラツプ4に取り付け
られた永久磁石7に作動する力は第2図の場合と
異なり、永久磁石7と着磁領域にある駆動マグネ
ツト2の間に作用するフラツプ回動磁力線と、永
久磁石7と単位基板3との間に作用する吸着磁力
線だけとなる。そして所定の大きさの窓9によつ
て、作動中に常にその吸着磁力より磁極同志の反
発力(フラツプ回動磁力)の方が大きくなつて、
フラツプの回転が途中で止まることはなく、確実
に作動させることができる。このようにフラツプ
4の回転をなめらかにさせる為、駆動に寄与する
駆動マグネツト2の着磁領域だけを単位基板3の
窓9からのぞかせるようにすれば駆動マグネツト
2の着磁領域を小面積にし、各磁極を密に配置し
てもフラツプ4を回転させることができる。これ
はフラツプ4の永久磁石7が反発力を受ける単位
駆動マグネツト21〜nの着磁領域の磁極の両隣
や、両々隣にあるところの永久磁石7に制動力と
なる単位駆動マグネツト21〜nの磁極から発する
フラツプ回動磁力線が単位基板3で遮蔽されたこ
とによつて生じたものである。この遮蔽効果は、
フラツプ4の永久磁石7近傍が最も効果があり、
遠くに行く程当然効果は減少する。また第4図は
非磁性体で構成した基板11の表面側に単位基板
上下幅より少し狭い上下幅の鉄製の第2の磁気遮
蔽板12を接着したもので、この第2の磁気遮蔽
板12の窓9の奥に着色した第1の磁気遮蔽板と
しての基板11が見えているため、表示変換面積
を減少させることがない。この実施例において
は、フラツプ4の上下角部の突起がはめられてい
る基板11の上下の軸受部5,5′に軸当て板1
3を接着している。そのため、フラツプ4の回転
に要する力が少なくてすみ、一層確実に作動させ
ることができる。第1図の実施例の駆動マグネツ
ト2と表示パネルの相対的な作動方法は、縦方
向、横方向、各駆動カムの形状の組み合わせで、
図中、矢印で示したように「1」から「48」まで
移動したあと「48」から「25」に移り「36」から
「13」に移つて「24」から最初の「1」に戻るよ
うに動作させ、広告用の場合「1」から「12」ま
でと「37」から「48」まで例えば商店のコマーシ
ヤル表示とし、「13」から「36」までをパターン
移動やアニメーシヨン表示のアトラクシヨンに使
つて注目させるように循環表示させることができ
る。第5図の実施例の駆動マグネツト2は図中矢
印で示したように螺施運動し、単位基板3の窓9
と対向する着磁領域が「0」から始まつて
「159」まで移動し、次の「0」に移動する過程で
「0」から「120」,「80」,「40」,「0」というよ
う
に始めに戻る作動をする。このように本発明によ
れば、作動を確実にして、しかも、記憶容量を増
加させ、明瞭な表示をすることができる効果があ
り、アニメーシヨン表示等のアトラクシヨンで注
目させ広告看板,各種情報表示用等に有効に使用
できる。
次に本発明の他の実施例を第6図によつて説明
する。本実施例は円筒曲面の片面に表示色を、他
の片面に別の表示色を着色したフラツプに相当す
る中空のプラスチツク製表示筒14内部に、うす
い板状の永久磁石15を埋設した表示変換単位と
なる表示ユニツト16が多数、縦横にマトリツク
ス状に配置され、表示ユニツトの集つた全体とし
てモザイク状に所望のパターンや文字等を表示し
ようとしたものである。この表示ユニツト16を
回転させるために、表示筒の中心上下に軸17を
設け、プラスチツク製軸受用棚板18の軸受部に
よつて支持され、その棚板18は磁気遮蔽板とし
ての鉄製基板19にリベツト23によつて取り付
けられている。この鉄製基板19は、並列した表
示筒14の背後で、各表示筒14の母線とわずか
なすきまで配置され、各表示筒14内部の永久磁
石15と対向する位置にその永久磁石15の厚さ
より大きい上下幅の窓(貫通孔)20があけられ
ている。この鉄製基板19の背後で、板状駆動マ
グネツト21が適当な駆動手段によつて上下に動
くように構成されている。この板状駆動マグネツ
ト21は縦横に並んだ表示ユニツト16の縦方向
配置間隔を上下幅とし、横方向配置間隔を左右幅
とするようなマグネツト単位板22の集合一体化
したものであり、この駆動用永久磁石列としての
マグネツト単位板22の上下方向には、図中Pで
示す領域の単位板22には16区画の着磁領域が設
けられ、それぞれ、S,N各磁極が交互に着磁さ
れている。また、図中、QとQ′で示す領域の単
位板22には15区画の着磁領域がPとP′で示す着
磁領域と2分の1上下幅だけ位相をずらして設け
られ、それぞれS,N各磁極が交互に着磁されて
いる。また、各着磁領域は傾斜し、マグネツト単
位板22の横方向両辺まで延びている。このよう
な着磁領域を持つた駆動マグネツト21が鉄製基
板19に沿つているので、鉄製基板19の窓20
からのぞかれる磁極は、その背後にあるマグネツ
ト単位板22がPタイプかQタイプかで変つてく
る。図の状態ではPタイプのマグネツト単位板2
2が背後にある場合、磁極が中央にあり、Qタイ
プの単位板22が背後にある場合はN極とS極が
窓20の左右にある。しかも、PとP′では中央磁
極の極性が反対となり、QとQ′ではN,S両磁
極配置が左右逆になつている。そして、マグネツ
ト単位板22の上下配置が、上からQ′,P,
Q,P′,Q′,P,Q,P′……というように並んで
いるので、これらの窓20からのぞかれる磁極
と、表示ユニツト16の永久磁石15の磁極との
磁力作用で、Pタイプのものと向き合う表示ユニ
ツトは、図中、白で示される表示面を正面に向
け、Qタイプのものと向き合う表示ユニツトは、
図中、縦縞線で示されるものと、白で示されるも
のと半々になる側面を正面に向ける位置で安定し
ている。図では示されていないが、領域Q′のマ
グネツト単位板に向き合つた表示ユニツトも、領
域Qタイプの場合と同じく、白と縦縞線、半々の
表示を行ない、領域P′のマグネツト単位板と向き
合つた表示ユニツトは縦縞線で示される面を正面
に向けて安定している。このように、この実施例
は、白、半白、縦縞、半白、白、半白……という
ように上から下に白と縦縞であらわせられる縞模
様のパターンを表示している。この実施例によつ
て、本発明が、どのように役立つているかをのべ
ると、表示ユニツトの永久磁石15が駆動力を受
けるためには、その永久磁石15と対向する位置
の駆動マグネツトの着磁領域ある磁極が何の極
で、どんな、左右配置になつているかが問題で、
永久磁石15と対向する位置にない着磁領域の磁
極や、その左右配置は、永久磁石15への磁気的
駆動力に制動の働きがあり、特に、マグネツト単
位板22の上下幅を細かく区割して密に磁極を並
べた場合は、永久磁石15への駆動力よりも制動
力の方が大きくなつて作動しなくなる。そこで、
本発明の磁気遮蔽を行つて駆動に役立つ永久磁石
15の対向する位置にある駆動マグネツトの着磁
領域の磁極だけを利用して、確実に駆動させるこ
とができたものである。なお、実施例は、表示筒
14の円周面を4等分して4色に着色し、表示ユ
ニツトの集つた全体としてモザイク状に4色の表
示ができ、そればかりか鉄製基板19の窓20内
のN極とS極の配置比率によつてはそれらの色の
混色の表現ができ、カラーテレビのように多彩な
表現ができるものである。
する。本実施例は円筒曲面の片面に表示色を、他
の片面に別の表示色を着色したフラツプに相当す
る中空のプラスチツク製表示筒14内部に、うす
い板状の永久磁石15を埋設した表示変換単位と
なる表示ユニツト16が多数、縦横にマトリツク
ス状に配置され、表示ユニツトの集つた全体とし
てモザイク状に所望のパターンや文字等を表示し
ようとしたものである。この表示ユニツト16を
回転させるために、表示筒の中心上下に軸17を
設け、プラスチツク製軸受用棚板18の軸受部に
よつて支持され、その棚板18は磁気遮蔽板とし
ての鉄製基板19にリベツト23によつて取り付
けられている。この鉄製基板19は、並列した表
示筒14の背後で、各表示筒14の母線とわずか
なすきまで配置され、各表示筒14内部の永久磁
石15と対向する位置にその永久磁石15の厚さ
より大きい上下幅の窓(貫通孔)20があけられ
ている。この鉄製基板19の背後で、板状駆動マ
グネツト21が適当な駆動手段によつて上下に動
くように構成されている。この板状駆動マグネツ
ト21は縦横に並んだ表示ユニツト16の縦方向
配置間隔を上下幅とし、横方向配置間隔を左右幅
とするようなマグネツト単位板22の集合一体化
したものであり、この駆動用永久磁石列としての
マグネツト単位板22の上下方向には、図中Pで
示す領域の単位板22には16区画の着磁領域が設
けられ、それぞれ、S,N各磁極が交互に着磁さ
れている。また、図中、QとQ′で示す領域の単
位板22には15区画の着磁領域がPとP′で示す着
磁領域と2分の1上下幅だけ位相をずらして設け
られ、それぞれS,N各磁極が交互に着磁されて
いる。また、各着磁領域は傾斜し、マグネツト単
位板22の横方向両辺まで延びている。このよう
な着磁領域を持つた駆動マグネツト21が鉄製基
板19に沿つているので、鉄製基板19の窓20
からのぞかれる磁極は、その背後にあるマグネツ
ト単位板22がPタイプかQタイプかで変つてく
る。図の状態ではPタイプのマグネツト単位板2
2が背後にある場合、磁極が中央にあり、Qタイ
プの単位板22が背後にある場合はN極とS極が
窓20の左右にある。しかも、PとP′では中央磁
極の極性が反対となり、QとQ′ではN,S両磁
極配置が左右逆になつている。そして、マグネツ
ト単位板22の上下配置が、上からQ′,P,
Q,P′,Q′,P,Q,P′……というように並んで
いるので、これらの窓20からのぞかれる磁極
と、表示ユニツト16の永久磁石15の磁極との
磁力作用で、Pタイプのものと向き合う表示ユニ
ツトは、図中、白で示される表示面を正面に向
け、Qタイプのものと向き合う表示ユニツトは、
図中、縦縞線で示されるものと、白で示されるも
のと半々になる側面を正面に向ける位置で安定し
ている。図では示されていないが、領域Q′のマ
グネツト単位板に向き合つた表示ユニツトも、領
域Qタイプの場合と同じく、白と縦縞線、半々の
表示を行ない、領域P′のマグネツト単位板と向き
合つた表示ユニツトは縦縞線で示される面を正面
に向けて安定している。このように、この実施例
は、白、半白、縦縞、半白、白、半白……という
ように上から下に白と縦縞であらわせられる縞模
様のパターンを表示している。この実施例によつ
て、本発明が、どのように役立つているかをのべ
ると、表示ユニツトの永久磁石15が駆動力を受
けるためには、その永久磁石15と対向する位置
の駆動マグネツトの着磁領域ある磁極が何の極
で、どんな、左右配置になつているかが問題で、
永久磁石15と対向する位置にない着磁領域の磁
極や、その左右配置は、永久磁石15への磁気的
駆動力に制動の働きがあり、特に、マグネツト単
位板22の上下幅を細かく区割して密に磁極を並
べた場合は、永久磁石15への駆動力よりも制動
力の方が大きくなつて作動しなくなる。そこで、
本発明の磁気遮蔽を行つて駆動に役立つ永久磁石
15の対向する位置にある駆動マグネツトの着磁
領域の磁極だけを利用して、確実に駆動させるこ
とができたものである。なお、実施例は、表示筒
14の円周面を4等分して4色に着色し、表示ユ
ニツトの集つた全体としてモザイク状に4色の表
示ができ、そればかりか鉄製基板19の窓20内
のN極とS極の配置比率によつてはそれらの色の
混色の表現ができ、カラーテレビのように多彩な
表現ができるものである。
従つて、本発明によれば、磁気遮蔽マスクを駆
動マグネツトの正面側に備えることにより、可動
側永久磁石に駆動力をおよぼす磁極が、マスクの
貫通孔からのみ磁力線を伸ばし、駆動マグネツト
移動時に磁力の切替えが極めてシヤープに行える
効果がある。また、駆動磁石群の磁石のすきまを
貫通孔のすきまより大きくしておけば、駆動に役
立つ磁極だけの作用で可動側の永久磁石を駆動す
ることができるため、従来のように駆動磁石群の
磁石同志の間隔を広くあける必要もなくなり、よ
り小型で変化に富んだ表示装置を安価に提供でき
る効果がある。
動マグネツトの正面側に備えることにより、可動
側永久磁石に駆動力をおよぼす磁極が、マスクの
貫通孔からのみ磁力線を伸ばし、駆動マグネツト
移動時に磁力の切替えが極めてシヤープに行える
効果がある。また、駆動磁石群の磁石のすきまを
貫通孔のすきまより大きくしておけば、駆動に役
立つ磁極だけの作用で可動側の永久磁石を駆動す
ることができるため、従来のように駆動磁石群の
磁石同志の間隔を広くあける必要もなくなり、よ
り小型で変化に富んだ表示装置を安価に提供でき
る効果がある。
第1図は本発明の1実施例を示すフラツプと駆
動マグネツトの相関図、第2図、第3図、第4図
はフラツプの移動瞬間状態図、第5図は駆動マグ
ネツト群を円筒状に構成した別の実施例を示す
図、第6図は表示ユニツトを円筒状にした実施例
を示す図である。 1,16……表示ユニツト、2,22……駆動
用永久磁石列(駆動マグネツト)、21〜n……単位
駆動マグネツト、3,…11,12,19……磁
気遮蔽板、4,…14……フラツプ、7……永久
磁石、9,20……貫通孔(窓)。
動マグネツトの相関図、第2図、第3図、第4図
はフラツプの移動瞬間状態図、第5図は駆動マグ
ネツト群を円筒状に構成した別の実施例を示す
図、第6図は表示ユニツトを円筒状にした実施例
を示す図である。 1,16……表示ユニツト、2,22……駆動
用永久磁石列(駆動マグネツト)、21〜n……単位
駆動マグネツト、3,…11,12,19……磁
気遮蔽板、4,…14……フラツプ、7……永久
磁石、9,20……貫通孔(窓)。
Claims (1)
- 1 磁性体で形成され、その表面に所定の表示が
されている磁気遮蔽板と、前記磁気遮蔽板の表面
に回動可能に枢着され、その表面が前記磁気遮蔽
板の表面と密着した第一の位置およびその裏面が
前記磁気遮蔽板の表面と密着した第二の位置間で
回動することによつて、表示内容を切り換える板
状のフラツプと、このフラツプに取り付けられた
永久磁石と、前記磁気遮蔽板の表面でかつ前記永
久磁石に対向して所定の方向に移動可能に配置さ
れ、該移動によつて該永久磁石に対してフラツプ
回動磁力線を作用可能に所定の順序で複数極性配
置された駆動用永久磁石列と、前記磁気遮蔽板に
貫通開口された、前記永久磁石と前記駆動用永久
磁石列との間で作用するフラツプ回動磁力線を通
過させる貫通孔とを備え、前記貫通孔は、前記永
久磁石と前記磁気遮蔽板との間で作用する吸着磁
力線と逆向きで、かつ前記磁気遮蔽板で遮蔽され
た前記フラツプ回動磁力線を所定量通過させ、前
記フラツプを所定の表示位置に回動可能な大きさ
に形成されていることを特徴とする表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7178780A JPS56167182A (en) | 1980-05-28 | 1980-05-28 | Display unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7178780A JPS56167182A (en) | 1980-05-28 | 1980-05-28 | Display unit |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56167182A JPS56167182A (en) | 1981-12-22 |
JPS6154230B2 true JPS6154230B2 (ja) | 1986-11-21 |
Family
ID=13470628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7178780A Granted JPS56167182A (en) | 1980-05-28 | 1980-05-28 | Display unit |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56167182A (ja) |
-
1980
- 1980-05-28 JP JP7178780A patent/JPS56167182A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56167182A (en) | 1981-12-22 |
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