JPS6153013A - 木粉を主体としたポリスチレン樹脂成形物の製造方法 - Google Patents
木粉を主体としたポリスチレン樹脂成形物の製造方法Info
- Publication number
- JPS6153013A JPS6153013A JP17578584A JP17578584A JPS6153013A JP S6153013 A JPS6153013 A JP S6153013A JP 17578584 A JP17578584 A JP 17578584A JP 17578584 A JP17578584 A JP 17578584A JP S6153013 A JPS6153013 A JP S6153013A
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- Japan
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- wood flour
- polystyrene resin
- solvent
- mixture
- resin solution
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- Pending
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- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は木粉およびポリスチレン樹脂から両者の性質を
併せもった成形体を製造する方法に関する。
併せもった成形体を製造する方法に関する。
例えば製材所等で多量に副生されるオガクズ等の木粉は
、例えば圧縮ボード等として有効利用が図られているが
、その大部分は焼却されているのが実状である。また、
魚箱や梱包箱のような発泡スチロール製品等、ポリスチ
レン樹脂の廃棄物もかなりの量に上り、その処理に多大
の経費を要しているのが実状である。
、例えば圧縮ボード等として有効利用が図られているが
、その大部分は焼却されているのが実状である。また、
魚箱や梱包箱のような発泡スチロール製品等、ポリスチ
レン樹脂の廃棄物もかなりの量に上り、その処理に多大
の経費を要しているのが実状である。
本発明は上記の木粉およびポリスチレン樹脂廃棄物の有
効利用を図る一つの方法として、これらから木質的な性
質をもったポリスチレン樹脂成形体を製造する方法を提
供するものである。
効利用を図る一つの方法として、これらから木質的な性
質をもったポリスチレン樹脂成形体を製造する方法を提
供するものである。
即ち、本願第１発明は、ポリスチレン樹脂を溶媒中に溶
解して樹脂溶液を調製し、該樹脂溶液１００重量部に対
して木粉３０〜１００重量部を添加混合した後、これを
任意形状の型内に充填して溶媒を除去し、更に加圧およ
び加熱して成形体とすることを特徴とする木粉を主体と
したポリスチレン樹脂成形物の製造方法である。
解して樹脂溶液を調製し、該樹脂溶液１００重量部に対
して木粉３０〜１００重量部を添加混合した後、これを
任意形状の型内に充填して溶媒を除去し、更に加圧およ
び加熱して成形体とすることを特徴とする木粉を主体と
したポリスチレン樹脂成形物の製造方法である。
また１本願第２発明は、ポリスチレン樹脂を溶媒中に溶
解して樹脂溶液を調製し、該樹脂溶液１００重量部に対
して木粉３０〜１００重量部を添加混合した後、溶媒を
除去することにより木粉を中核としてその周囲にポリス
チレン樹脂の層が被着された粒状物とし、更に該粒状物
を加熱および加圧して成形体とすることを特徴とする木
粉を主体としたポリスチレン樹脂成形物の製造方法であ
る。
解して樹脂溶液を調製し、該樹脂溶液１００重量部に対
して木粉３０〜１００重量部を添加混合した後、溶媒を
除去することにより木粉を中核としてその周囲にポリス
チレン樹脂の層が被着された粒状物とし、更に該粒状物
を加熱および加圧して成形体とすることを特徴とする木
粉を主体としたポリスチレン樹脂成形物の製造方法であ
る。
以下に本発明の詳細な説明する。
第１発明および第２発明の何れの場合にも、先ずポリス
チレン溶液を調製するが、その際の溶媒としては、ポリ
スチレン樹脂を溶解し得るものであればどのようなもの
を用いてもよい。但し、このとき用いた溶媒は後で除去
しなければならないから、例えばメチレンクロライドの
ような低沸点の有機溶媒を用いるのが望ましい。また、
上記の溶媒中に溶解するポリスチレン樹脂としては、発
泡スチロール製品やスチレン樹脂成形物等の廃棄物を用
いることができ、また未使用のポリスチレン樹脂粉末を
用いることもできる。なお、この樹脂溶液の濃度につい
ては特に限定されるものではないが、粘度等の関係から
溶媒１００重量部に対して樹脂分２０〜５０重量部程度
とするのが作業性の点で望ましい。
チレン溶液を調製するが、その際の溶媒としては、ポリ
スチレン樹脂を溶解し得るものであればどのようなもの
を用いてもよい。但し、このとき用いた溶媒は後で除去
しなければならないから、例えばメチレンクロライドの
ような低沸点の有機溶媒を用いるのが望ましい。また、
上記の溶媒中に溶解するポリスチレン樹脂としては、発
泡スチロール製品やスチレン樹脂成形物等の廃棄物を用
いることができ、また未使用のポリスチレン樹脂粉末を
用いることもできる。なお、この樹脂溶液の濃度につい
ては特に限定されるものではないが、粘度等の関係から
溶媒１００重量部に対して樹脂分２０〜５０重量部程度
とするのが作業性の点で望ましい。
次に、上記のポリスチレン樹脂溶液の中にオガクズ等の
木粉を添加し、均一に混合する。添加する木粉としては
、オガクズ以外に例えば微粒状に精製されたもの等、ど
のようなものを用いてもよく、特に脱水処理されたもの
が望ましい。なお、木粉の添加量を、ポリスチレン樹脂
溶液中に含まれる樹脂分１００重量部に対して３０〜１
００重量部としたのは、３０重量部よりも少ないと木粉
の性質が薄くなり、また１００重量部よりも多くなると
得られた成形体の強度が弱くなるからである。
ｈこう
して木粉を添加混合した後、本願第１発明では、この樹
脂溶液をそのまま直接任意形状の型内に充填し、加熱に
より溶媒を揮散させて除去し、更に加熱加圧してポリス
チレン樹脂を固結させることにより所望の成形体を得る
。
木粉を添加し、均一に混合する。添加する木粉としては
、オガクズ以外に例えば微粒状に精製されたもの等、ど
のようなものを用いてもよく、特に脱水処理されたもの
が望ましい。なお、木粉の添加量を、ポリスチレン樹脂
溶液中に含まれる樹脂分１００重量部に対して３０〜１
００重量部としたのは、３０重量部よりも少ないと木粉
の性質が薄くなり、また１００重量部よりも多くなると
得られた成形体の強度が弱くなるからである。
ｈこう
して木粉を添加混合した後、本願第１発明では、この樹
脂溶液をそのまま直接任意形状の型内に充填し、加熱に
より溶媒を揮散させて除去し、更に加熱加圧してポリス
チレン樹脂を固結させることにより所望の成形体を得る
。
他方、本願第２発明では前記木粉を添加混合したポリス
チレン樹脂溶液から適当な方法で溶媒を除去することに
より、先ず木粉を主体としたポリスチレン樹脂の粒状物
を得る。脱溶媒の方法としては、例えばポリスチレン樹
脂に対する溶解能がない液体を前記溶媒の沸点よりも高
い温度に加熱し、該液体の中に樹脂溶液を注いで溶媒を
揮散させる方法を用いることができる二また、樹脂溶液
をニーダあるいはミキサー等で加温攪拌して溶媒を揮発
させる方法を用いてもよい（これら揮発した溶媒は回収
装置により回収することもできる）。こうして溶媒を除
去することにより、木粉を中核として該木粉の外側にポ
リスチレン樹脂の層が付着形成された構造を有し、ベト
つかずにサラサラした性状の粒状物が得られる。次いで
、この粒状体を任意形状の型内に充填し、加熱加圧する
と、木粉の周囲を被覆しているポリスチレン樹脂層が相
互に融着し、粒状物が一体に固結して所望の成形体が得
られる。このように前記の粒状物は外周をポリスチレン
樹脂層で橋覆した構造により、木粉を主体とするにもか
かわらず通常のポリスチレン樹脂の粒状物と全く同様の
成形法により種々の成形品とすることができる。従って
°、本願第２発明では第１発明の場合と異なり、前記の
粒状物をダブルコンベアに連続的に供給して加熱加圧し
、ボード状の成形体を連続的に製造することも可能であ
る。
チレン樹脂溶液から適当な方法で溶媒を除去することに
より、先ず木粉を主体としたポリスチレン樹脂の粒状物
を得る。脱溶媒の方法としては、例えばポリスチレン樹
脂に対する溶解能がない液体を前記溶媒の沸点よりも高
い温度に加熱し、該液体の中に樹脂溶液を注いで溶媒を
揮散させる方法を用いることができる二また、樹脂溶液
をニーダあるいはミキサー等で加温攪拌して溶媒を揮発
させる方法を用いてもよい（これら揮発した溶媒は回収
装置により回収することもできる）。こうして溶媒を除
去することにより、木粉を中核として該木粉の外側にポ
リスチレン樹脂の層が付着形成された構造を有し、ベト
つかずにサラサラした性状の粒状物が得られる。次いで
、この粒状体を任意形状の型内に充填し、加熱加圧する
と、木粉の周囲を被覆しているポリスチレン樹脂層が相
互に融着し、粒状物が一体に固結して所望の成形体が得
られる。このように前記の粒状物は外周をポリスチレン
樹脂層で橋覆した構造により、木粉を主体とするにもか
かわらず通常のポリスチレン樹脂の粒状物と全く同様の
成形法により種々の成形品とすることができる。従って
°、本願第２発明では第１発明の場合と異なり、前記の
粒状物をダブルコンベアに連続的に供給して加熱加圧し
、ボード状の成形体を連続的に製造することも可能であ
る。
上記のようにして製造された成形体は、第１発明および
第２発明の何れの場合にも、木粉が主体となっているか
ら軽量で、しかも木質的な性質を有している。従って、
本発明により得られるポリスチレン樹脂粒状物は建築ボ
ード材料や履物材料、あるいは栓のようなコルク類似製
品として特に適している。− なお、成形時の最終的な加熱温度は、目的とする具体的
な成形品の種類等により異なるが、通常は９０℃〜２０
０℃である。
第２発明の何れの場合にも、木粉が主体となっているか
ら軽量で、しかも木質的な性質を有している。従って、
本発明により得られるポリスチレン樹脂粒状物は建築ボ
ード材料や履物材料、あるいは栓のようなコルク類似製
品として特に適している。− なお、成形時の最終的な加熱温度は、目的とする具体的
な成形品の種類等により異なるが、通常は９０℃〜２０
０℃である。
以下に本発明の詳細な説明する。
実施例１
メチレンクロライド１００重量部に対し、発泡スチロー
ル製の魚箱４０重量部を加えて溶解させた。こうして得
られた樹脂溶液１００重量部に対して木粉６０重量部を
加え、混合したところ、混合液は殆ど流動性のない語調
な液体となった。この混合液を鉄板上に塗布し、１７０
℃で５分間予熱した後、プレス機によりｌ ７０ °Ｃ
で４分間加圧成型することにより板状の成型体が得られ
た。該板状成型体の密度は１．０５で、木板状の感触お
よび外観を有していた。
ル製の魚箱４０重量部を加えて溶解させた。こうして得
られた樹脂溶液１００重量部に対して木粉６０重量部を
加え、混合したところ、混合液は殆ど流動性のない語調
な液体となった。この混合液を鉄板上に塗布し、１７０
℃で５分間予熱した後、プレス機によりｌ ７０ °Ｃ
で４分間加圧成型することにより板状の成型体が得られ
た。該板状成型体の密度は１．０５で、木板状の感触お
よび外観を有していた。
実施例２
メチレンクロライド１００重量部に対し、発泡スチロー
ル製の魚箱４０重量部を加えて溶解させた。こうして得
られた樹脂溶液１００重量部に対して木粉６０重量部を
加え、ニーダにより温度１２０℃にて１５分間混練した
ところ、木粉にポリスチレン樹脂が付着した粒状物が得
られた。この粒状物を３ｍｍＸ １５０ｍｍＸ １５０
ｍｍの金型に入れ、プレス機を使用して１７０℃にて３
分間予熱した後、１７０℃にて４分間加圧成型した。
ル製の魚箱４０重量部を加えて溶解させた。こうして得
られた樹脂溶液１００重量部に対して木粉６０重量部を
加え、ニーダにより温度１２０℃にて１５分間混練した
ところ、木粉にポリスチレン樹脂が付着した粒状物が得
られた。この粒状物を３ｍｍＸ １５０ｍｍＸ １５０
ｍｍの金型に入れ、プレス機を使用して１７０℃にて３
分間予熱した後、１７０℃にて４分間加圧成型した。
こうして板状の成型体が得らえれ、該成型体は密度１．
２０で、木板状の感触および外観を有していた。
２０で、木板状の感触および外観を有していた。
以上詳述したように、本発明によれば木粉およびポリス
チレン樹脂から両者の性質を併せもった種々の成形用体
を製造することができ、オガクズ等の木製廃棄物および
ポリスチレン樹脂廃棄物の有効利用を図ることが可伯と
なる等、顕著な効果が得られるものである。
チレン樹脂から両者の性質を併せもった種々の成形用体
を製造することができ、オガクズ等の木製廃棄物および
ポリスチレン樹脂廃棄物の有効利用を図ることが可伯と
なる等、顕著な効果が得られるものである。
Claims (2)
- （１）ポリスチレン樹脂を溶媒中に溶解して樹脂溶液を
調製し、該樹脂溶液１００重量部に対して木粉３０〜１
００重量部を添加混合した後、これを任意形状の型内に
充填して溶媒を除去し、更に加圧および加熱して成形体
とすることを特徴とする木粉を主体としたポリスチレン
樹脂成形物の製造方法。 - （２）ポリスチレン樹脂を溶媒中に溶解して樹脂溶液を
調製し、該樹脂溶液１００重量部に対して木粉３０〜１
００重量部を添加混合した後、溶媒を除去することによ
り木粉を中核としてその周囲にポリスチレン樹脂の層が
被着された粒状物とし、更に該粒状物を加熱および加圧
して成形体とすることを特徴とする木粉を主体としたポ
リスチレン樹脂成形物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17578584A JPS6153013A (ja) | 1984-08-23 | 1984-08-23 | 木粉を主体としたポリスチレン樹脂成形物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17578584A JPS6153013A (ja) | 1984-08-23 | 1984-08-23 | 木粉を主体としたポリスチレン樹脂成形物の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6153013A true JPS6153013A (ja) | 1986-03-15 |
Family
ID=16002205
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17578584A Pending JPS6153013A (ja) | 1984-08-23 | 1984-08-23 | 木粉を主体としたポリスチレン樹脂成形物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6153013A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2711079A1 (fr) * | 1993-10-13 | 1995-04-21 | Claveau Patrick | Procédé de recyclage de matières plastiques en vue d'obtenir des plaques ou des blocs de faible épaisseur. |
| WO2018163132A1 (es) * | 2017-03-09 | 2018-09-13 | Universidad De Medellín | Paneles prensados de madera e icopor con olor característico y su proceso de fabricación |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5319386A (en) * | 1977-04-21 | 1978-02-22 | Seizou Shibuya | Process and apparatus for processing disposed foamed styrol so as to recycle it |
-
1984
- 1984-08-23 JP JP17578584A patent/JPS6153013A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5319386A (en) * | 1977-04-21 | 1978-02-22 | Seizou Shibuya | Process and apparatus for processing disposed foamed styrol so as to recycle it |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2711079A1 (fr) * | 1993-10-13 | 1995-04-21 | Claveau Patrick | Procédé de recyclage de matières plastiques en vue d'obtenir des plaques ou des blocs de faible épaisseur. |
| WO2018163132A1 (es) * | 2017-03-09 | 2018-09-13 | Universidad De Medellín | Paneles prensados de madera e icopor con olor característico y su proceso de fabricación |
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