JPS6152731B2 - - Google Patents

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JPS6152731B2
JPS6152731B2 JP1645879A JP1645879A JPS6152731B2 JP S6152731 B2 JPS6152731 B2 JP S6152731B2 JP 1645879 A JP1645879 A JP 1645879A JP 1645879 A JP1645879 A JP 1645879A JP S6152731 B2 JPS6152731 B2 JP S6152731B2
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JP
Japan
Prior art keywords
activated carbon
temperature
air purifier
filter
air
Prior art date
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Expired
Application number
JP1645879A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55109422A (en
Inventor
Kunihiro Tsuruta
Masao Maki
Seiichi Sano
Ikuo Kobayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP1645879A priority Critical patent/JPS55109422A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/20Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters

Landscapes

  • Electrostatic Separation (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は温度検知器付空気清浄器に関するもの
で、その目的とするところは、空気中に存在し人
体に対して有害である二酸化窒素(NO2)や一酸
化炭素(CO)を常温で高性能に除去するフイル
ターを空気清浄機の空気流路に設けると共に、温
度検知器により温度を検知して設定温度以上にな
ると送風して空気浄化を行なう空気清浄機を提供
しようとするものである。
NO2やCOは、ガスコンロや石油ストーブ又は
ガスストーブなどの燃焼によつて多量に発生し、
これを多量に吸うと肺や中枢神経に障害が表われ
最終的に死に至る。これを防止するため家庭にお
いては、窓をあけて換気をするなどして室内の
NOx・CO濃度を減少させているが、熱効率の面
より損失が大きく室内用空気清浄機が強く望まれ
ていた。
従来の空気清浄機は、集塵用のプレフイルター
や活性炭フイルターを取り付けた機器が一般的で
あり、COはまつたく除去できなかつた。NO2
除去するフイルターとしては活性炭があるが、除
去容量が小さいので、すぐに寿命に達したり、高
温でNO2をNOへ還元したり、操作条件により吸
着したNO2を脱着する等の問題点があつた。
一方、COを除去するフイルターとしてホプカ
ライトなどの金属酸化物触媒やアルミナなどの担
体に貴金属を担持した貴金属触媒があるが、金属
酸化物触媒は低温でもCOを酸化して除去するこ
とができるが、水分の存在で活性が低下する欠点
があり、又貴金属触媒は高温でしか活性を発揮し
ない等の欠点があつた。又、空気清浄機の運転は
室内のNO2・CO濃度に関係なく使用者の意志に
よつて決定されるので、室内濃度が高いのは空気
清浄機が運転されていないといつた不合理さが起
つていた。
本発明は上記のような従来の欠点を解消すると
共に燃焼器具より発生する熱による室内の温度上
昇を検知し、設定温度以上になると送風し始めて
室内のNOxやCOを除去する空気清浄機を提供す
るもので、以下実施例に従つて詳細に説明する。
第1図は温度検知器付空気清浄機の要部断面図
であり、1は空気吸引口、2はプレフイルターで
空気吸引口に取付けられている。3は電気集塵
機、4は活性炭()を用いたフイルター、5は
有毒ガス除去剤たるNOx除去剤を用いたフイル
ター、6は有毒ガス除去剤として作用する酸化触
媒を用いたフイルター、7は送風機、8は空気吹
出口、9は温度検知器を示す。
空気吸引口1より吸引された室内空気はプレフ
イルター2により粗大塵埃を除去され、さらに電
気集塵機3により微粒塵埃を除去される。室内空
気は活性炭を用いたフイルター4より有臭物質
を、NO2除去剤を用いたフイルター5よりNO2
を、又CO酸化触媒を用いたフイルター6により
COをそれぞれ除去され、送風機7により空気吹
出口8より室内へ排気される。温度検知器9は室
内温度を検知し、設定温度以上に室内温度が上昇
すると空気清浄機を入力し、設定温度以下になる
と入力を解除する制御機構にした。設定温度は使
用者の意志により最適温度を設定できるととも
に、温度検知に関係なく入力を制御できる機構も
有する。空気清浄機は電気集塵機3の代りに誘電
フイルターを用いて軽量小型にした構成や、壁掛
け型や天井つり型も可能である。
CO酸化触媒を用いたフイルター6は被毒を受
けにくい形状となつているが、さらに被毒を防止
する目的で活性炭を用いたフイルター4やNO2
去剤を用いたフイルター5の後流に設置する。
上記したNO2除去剤はアルカリとセメント材と
粉末活性炭の混練成型物()であり、アルカリ
としはNaOH,KOH,Ca(OH)2,Mg(OH)2
K2CO3,Na2CO3,Na2S2O3,Na2SO3が適当であ
り、又セメント材としてはベントナイト、ケイソ
ウ土、アルミナセメント、アルミナゾル、シリカ
ゾル、粘土、焼石膏、ポルトランドセメント、カ
オリン、水ガラス等が適当である。しかし、特に
アルカリとして炭酸カリウムと水酸化カルシウム
を用い、セメント材として焼石膏(CaSO4・1/
2H2O)を用いたものはNO3を高性能に除去し
た。
粉末活性炭は混練成型物の表面積を大きくする
とともにアルカリとNO2との反応を促進する役割
を果していると考えられる。混練成型物とNO2
は下記のように反応して空気中のNO2を除去する
と考えられる。
2NO2+K2CO3→KNO3+KNO2+CO2 4NO2+2Ca(OH)2→Ca(NO32+Ca(NO22
+2H2O 尚、NOとは反応しない。
混練成型物はその組成を炭酸カリウム・水酸化
カルシウム:焼石膏(CaSO4・1/2H2O):粉
末活性炭=3:3:2:2(重量比)とし水とと
もに混練成型した後乾燥したものを使用した。
CO酸化触媒はアルカリとセメント材と粉末活
性炭を混練成型した担体に白金、ロジウム、ルテ
ニウムより選んだ一種以上とパラジウムを同時
に、もしくはパラジウム単独で担持した触媒
()である。この触媒の担体は担持物質を純粋
に粒径細かく広範囲に均一状態で担持するととも
に、担体の比表面積が大きく高強度になるように
手順の最適化を計つた。アルカリは貴金属を担持
させる場合に貴金属塩化物を溶解した含浸液の
pHをアルカリへ変化させ貴金属が担体に粒径細
かく均一に分散した状態で吸着される手助けをす
ると思われる。粉末活性炭は担体の比表面積を大
きくするなどの担体の細孔物性に寄与しているも
のと考えられる。セメント材は担体の強度を大き
くするとともにその耐熱性・耐摩耗性を向上させ
るよう寄与していると考えられる。アルカリとし
て炭酸カリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシ
ウム、炭酸ナトリウム等があげられるが使い易さ
と性能面より炭酸カリウムが最適であつた。セメ
ント材はポルトランドセメント、焼石膏、ベント
ナイト、アルミン酸石灰を主成分とするアルミナ
セメント等があげられるが性能面よりアルミナセ
メントが最適であつた。その理由はアルミナセメ
ントに含有する酸化第二鉄と酸化カルシウムの助
触媒的な効果の影響であると思われる。また結合
剤としてアルミナが安定な担体を構成する役割を
果していると推定される。担持物質として白金、
ロジウム、ルテニウム、パラジウム等の貴金属を
使用した。比較的安価なパラジウムは単独か、も
しくは他の貴金属との組合せで高活性な触媒とな
り特に白金、パラジウムの組合せは相乗効果を発
揮して著しい酸化活性を得られた。従つて、CO
酸化触媒を用いたフイルター6には、炭酸カリウ
ムとアルミナ酸石灰と粉末活性炭の混練成型物に
白金とパラジウムを同時に担持させたものを使用
するのが望ましい。
温度検知器は金属酸化物(例えばMn−Ni系、
Mn−CO−Ni系)や非酸化系化合物(SiC,
SnGe)を主成分とする感熱材料を用いたサーミ
スターを用いる。
本発明は上記のように空気清浄機として、フイ
ルターを構成する活性炭やNO2除去剤又はCO酸
化触媒層を設けたので、次のような効果が得られ
た。即ち、第2図に示す実験装置において、10
は空気清浄機、11はヒーター、12はNO2
COの流入チユーブ、13は流出チユーブであ
る。換気回数1.2回/hrを有する6畳の部屋
(29.6m3)において流量4.0m3/minで空気清浄機
10を運転し、NO2とCOの濃度減衰を測定し
た。流入チユーブ12よりNO2,COを注入して
送風機により拡散し、室内濃度をNO21.0ppm,
CO濃度20ppmに設定した。室内温度はヒーター
11により加温して昇温させその温度変化を測定
した。室内濃度は流出チユーブ13により吸引
し、NO2は化学発光方式、COは非分散型赤外方
式の分析計で測定した。フイルターの構成は前流
より粒状活性炭・NO2除去剤・CO酸化触媒層よ
り成り各層5mmの層高で面積40×40cmであつた。
各層は2枚のポリプロピレンの間にそれぞれ
()()()の有毒ガス除去剤を充填した不
織布タイプのフイルターを用いた。ポリプロピレ
ンは他の有機材料と比較して吸湿性が小さいの
で、各フイルター内に水分を保持させる作用があ
り、この水分によつて触媒の活性が向上する効果
がある。このような構成で、第3図A,B及び第
4図A,Bに示すように温度検知器による入力設
定温度を40℃にし、本発明応用の空気清浄機を運
転した場合(イ)と空気清浄機なしの場合(ロ)とを比較
した。本発明の場合、作動開始時から20分乃至40
分近くにおいて急激にCO濃度及びNO2濃度が減
少することが明白となつた。このように本発明を
用いることにより燃焼器具が燃焼して、その室内
温度が上昇すると、自動的に空気清浄機が作動
し、室内のNOxやCOを確実に除去し、燃焼器具
が消火されると自動的に運転を停止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を応用した空気清浄機の要部断
面図、第2図は本発明の効果を判定した実験装置
の縮少斜視図、第3図A,Bは設定温度図及び本
発明と従来例のCO濃度の変化図。第4図A,B
は設定温度図及び本発明と従来例のNO2濃度の変
化図。 4,5,6…フイルター、7…送風機、9…温
度検出器、10…空気清浄機。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 室内温度が設定温度以上になつたときに作動
    し、設定温度以下で停止するように制御した送風
    機を有する空気清浄機において、下記の(),
    ()より選んだ1種以上と()を同時に、も
    しくは()のみの有毒ガス除去剤をそれぞれポ
    リプロピレン製フイルターに充填して配置した温
    度検知器付空気清浄機。 () 活性炭 () 炭酸カリウム、水酸化カルシウム、焼石
    膏及び粉末活性炭の混練成型物。 () 炭酸カリウム、アルミン酸石灰及び粉末
    活性炭の混練成型物に白金とパラジウムを同時
    に担持させた触媒。
JP1645879A 1979-02-14 1979-02-14 Air purifier with temperature detector Granted JPS55109422A (en)

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JPS55109422A JPS55109422A (en) 1980-08-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5395408A (en) * 1993-10-12 1995-03-07 Zeritis; Nikolaos Chimney smoke scrubber

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49105268A (ja) * 1973-02-12 1974-10-04
JPS53115687A (en) * 1977-03-18 1978-10-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd Gas purifying catalytic member

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JPS49105268A (ja) * 1973-02-12 1974-10-04
JPS53115687A (en) * 1977-03-18 1978-10-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd Gas purifying catalytic member

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JPS55109422A (en) 1980-08-22

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