JPS6152415A - 電動機の軸受 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 、産業上の利用分野 本発明は自動車のエンジンルーム等の高温下で使用可能
な電動機の軸受に関するものである。

従来例の構成とその問題点 近年、電動機を自動車のエンジンルーム等の高温環境下
で使用することが多くなって来た。

以下に従来の電動機について説明する。

第２図は従来の電動機の構造断面図である。

図において、２１．２２はステータ２３を支持するブラ
ケットであり、中央部にはメタル軸受２４゜２５が圧入
されて固定されている。２６は回転子磁石で、樹脂２７
にてシャフト２８をインサート成形してロータを構成し
ている。

以上のように構成された従来の電動機をエンジンルーム
で防用する場合、雰囲気温度が１２０°Ｃ、に達する。

このため、軸受２４，２５として使用しているオイルレ
スメタルは、含浸されているオイルが蒸発してしまい、
その結果、オイルレスメタルとシャフトの間で焼き付き
を起こしてしまって長時間運転には耐えられないという
欠点を有していた。

発明の目的 本発明は従来の問題点を解消するもので、低価格で高温
下の雰囲気に耐えられる電動機の軸受を提供することを
目的とする。

発明の構成 本発明は従来のオイルレスメタルよりなる外側軸受の内
側に炭素繊維よりなる内側軸受を圧入して二重構造とし
、シャフトとの焼き付きを防止するものである。

実施例の説明 第１図は本発明の一実施しリにおける電動機の構造の断
面図を示すものである。第１図において、１．２はステ
ータ３を支持するブラケット、４はブラケットに固定さ
れるオイルレスメタルよりなる外側軸受、５は炭素繊維
よりなる内側軸受で、外側軸受４の内側に圧入されてい
る。６は回転子磁石で、樹脂７にてシャフト８をインサ
ート成形しており、ロータを構成している。

以上のように構成された本実施例の電動機において、内
側軸受５は炭素繊維で代表される耐熱性と耐摩耗性を有
した材料でできているが、軸受として使用する場合、成
形性があ１り良くないために円筒形のような比較的単純
な形状が要求される。

更に炭素繊維の場合、かしめができないために他の材質
に圧入するなどして支えなければならない。

ここで、オイルレスメタルの内側に穴をあけて外側軸受
４とすれば、従来のかしめ治具を使用することができ、
かつ、内側に炭素（”＆維よりなる内側軸受５を圧入す
るので、シャンｌ−８と内側ｔｌｌ＋受５がしゆう動す
るために、エンジンルーム内で使用しても高温下で焼き
付くことなくロータが回転する。また炭素繊維の肉厚を
できるだけ薄くすることによって外観は従来の電動機と
かわらず、コストもおさえられる。甘た、外側軸受５に
従来のオイルレスメタルを使用しているために、オイル
が内側軸受４とンヤフト８の間に流れ込むために、炭素
繊維としてはオイルを必要としないが、高湿になった時
にシャフト８と軸受との間に水分が入り込んで凍るのを
防止する効果もある。

発明の効果 本発明ｒよ外側軸受の内側に異種の内側軸受を挿入する
ことによって高温下で焼き付きを起こさず信頼性の高い
低価格電動機を実現できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の電動機の構造を示す断面図、第２図は
従来の電動機の断面図である。 ４・・・　外側軸受、６・・・・内側軸受。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 外側軸受の内側に炭素繊維系材料からなる内側軸受を挿
   入してなる電動機の軸受。