JPS6152215A - 脱穀装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フィードチェーンで横架姿勢に挾持搬送さｔ
する殻稈の搬送経路の少くとも下側に、殻稈雀送方向に
沿う比較的小径の回転胴に扱歯を多数取付けてなる扱き
回転体を、互いの扱歯回転軌跡を重複させて殻稈稈身方
向に多数個並設するとともに、各扱き回転体の殻稈重送
経路側での回転方向を殻稈穂先側に向かわせるようにし
、かつ、殻稈搬送経路下１１１１１の扱き回転体群の下
方に泊って般粒選別用嗜過機を架設しである脱穀装置で
あって、詳しくは扱き性能向上のための技術に関する。

〔従来の技術〕

従来、ヒ記扱き性能向トのだめの技術としＣは、扱き回
転体夫々の回転軌跡にＩ８沿う形状の壁体をトシ稈搬送
経路内に設け、搬送殻稈のすべての部分を積極的に扱き
回転体に作用させるよう構成したものがあった（例えば
実願昭５９−１８１９０号）。

〔発明が確決しようとする問題点〕

しかし、Ｈ記技術では壁体が経路内に設けられるため、
殻稈のヰ送抵抗が増し、又、経路に送り込める殻稈の量
も小なくなる問題があり、改良の余１１０があった。

又、一般に上記扱き回転体の回転速度を不当にヒげずに
扱き作用を向上させるには、周速度の高い扱歯先端部に
殻稈を作用させる手段が考えられる。　そこで、大径の
回転胴に扱歯を取付けて扱き回転体を形成し、常に高い
周速度の扱歯を殻稈に作用させる構成のものが、殻稈の
搬送抵抗を減する面から、又、従来構成を大きく葡更し
ない面から望ましい。　　しかし、回転胴をあまり大径
に設定すると回転胴と扱歯との干渉を避けるよう扱き回
転体夫々の左右方向での配設間隔を大きくしなければな
らず、左右の扱き回転体で形成される扱歯の作用しない
三角形の空間、いわゆる、デッドスペースが大きくなる
別の問題も生じ改良の余地があった。

本発明は上記実情に鑑みて為されたものであつ・〔、抵
抗少なく殻稈を送ると共に、扱残しの少ない脱穀装置を
提供する点に目的を有する。

〔問題点を解決するだめの手段〕

本発明の特徴は、前記扱き回転体における回転胴の外周
に環状リブを設け、とのリブの外径を、隣接する扱き回
転体の扱歯先端軌跡と重複し、隣接する扱き回転体の環
状リブとは干渉しないよう設定しである点にあり、その
作用及び効果は次の通りである。

〔作　用〕

つまりＪ上記の如く、回転胴の外局に環状リブを設けで
あるため、殻稈が供給されると、回転胴が小径に形成さ
れたものであっても、環状リブが殻稈を扱き回転体の外
方に持ち出し、扱歯の先端部に作用させる。

又、リブの外径を、隣接する扱き回転体の扱歯先端軌跡
と重複させであるため、リブの外径に等しい回転胴を用
いたものと比較すると隣接する扱き回転体の配設間隔を
小さく設定でき、デッドスペースを小さくできる。

〔発明の効果〕

従うて、回転胴に環状リブを設ける極めて簡単な構成で
、比較的多量の殻稈が供給された場合でも抵抗少なく殻
稈を送れ、しかも扱残しの少ない脱穀装置が提供される
に至った。

〔実施例〕

以下、零発り］の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図及び第２図に示すように、フィードチェーンｉｌ
＋で殻稈が横架姿勢で搬送される経路に扱室（Ａ）を形
成すると共に、この扱室内には殻稈搬送経路の下側に位
置させ、かつ、殻稈搬送方向に沿う軸心周りで、その回
転方向を前記経路側で殻稈穂先方向に向わせるように設
定して、りつの扱き回転体（２）・・がその回転軌跡を
互いに重複させて架設されている。　扱き回転体（２）
は回転軸（２ａ）、回転胴（２ｂ）、環状のリブ（Ｒ）
の外縁の３方に設けた扱歯（２Ｃ）・・で成り扱き回転
体（２）の下方には扱歯（２ｃ）・・の回転軌跡に近接
させ、かつ、多数の固定歯（３）・・をヒ方に突設し九
穀粒迦別用−過機（４）が架設され・〔いる。　又、と
の傭過材（４）の下方には濾過材からの処理物を、唐箕
（［１）からの選別風と共に選別する揺動選別装Ｎ（６
１が設けられ、との装置（６）からの精粒及び２番物は
７番スクリュー（７）、２番ヌクリュー（８）夫々に回
収される。　そして、２番物はヌロワー（９）を介して
前記扱室（Ａｌに環元され％１選別処理時に発生する浮
遊塵等は排塵ファン（１０）で装置外に送り出されるよ
う脱穀装置が構成されている。

前記環状リブ（Ｒ）は、その径が回転胴（２ｂ）の径よ
り大に設定され、回転に（２ｂ）の径を大径化すること
なく一殻稈を扱歯（２ｃ）の先端部に作用させるための
ものであり、第１図及び第８図に示すように、とのリブ
債）の外径を隣接する扱き回転体（２）の扱歯先端軸跡
と重複させ、かつ、このリブ（Ｒ）と隣接する扱歯（２
Ｃ）・・が干渉しないよう、夫々を軸心方向にずらして
配役し°〔ある。

尚、第８図に示すように、前記リブ…）及び扱歯（２ｃ
）・・は乙角孔を有するボヌ（２ｄ）に取付けられ、更
に、リブ（Ｒ）にはリング吠に分割した回転胴（２ｈ）
が増付けら右Ｃいろ。　そし°Ｃボス（２ｄ）を断面形
伏乙角形の回転軸（２ａ）に多数外嵌させることで扱き
回転体（２）が製作されている。

〔別事雄側〕

水中雄側は環状リブｍ）を扱歯（２Ｃ）・・と一体内に
製作してあったが、これに代え′Ｃ，第４図及び第５図
に正すように、環状リブ（ト））を回転胴（２ｂ）の外
周に設け、扱歯（２ｃ）・・は別に回転胴（２ｂ）に設
けるよう実施し′Ｃ良い。

又、扱歯（２Ｃ）・・は３方以外の数に設定し−〔実施
して良く、穀稈搬送経路のＥ方に扱き回転体を並設し°
〔扱き作用を補助するよう構成した脱穀装置に適用して
実施１−で良い。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明１１Ｃ係る胛般装置の実施例を示Ｌ７、第
１図は扱室の縦断正面図、第２図は装置の概略側面図、
第８図は扱き回転体の横断平面図、第４図は珊伏リブの
別事雄側を示す断面図、第５図は第４図の■−■線断面
図である。 ｆ＋）・・・・・・フィードチェーン、（２）・・・・
・・扱き回転体、（２ｂ）・・・・・・回転胴、（２ｃ
）・・・・・・扱歯、（４）・・・・・・穀粒選別用ｒ
−過材、（ト））・・・・・・環状リブ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ［１］フィードチェーン（１）で横架姿勢に挾持搬送さ
   れる殻稈の搬送経路の少くとも下側に、穀稈搬送方向に
   沿う比較的小径の回転胴（２ｂ）に扱歯（２ｃ）を多数
   取付けてなる扱き回転体（２）を、互いの扱歯回転軌跡
   を重複させて穀稈稈身方向に多数個並設するとともに、
   各扱き回転体（２）・・の穀稈搬送経路側での回転方向
   を殻稈穂先側に向かわせるようにし、かつ、穀稈搬送経
   路下側の扱き回転体（２）群の下方に沿つて穀粒選別用
   濾過機（４）を架設してある脱穀装置であつて、前記扱
   き回転体（２）における回転胴（２ｂ）の外周に環状リ
   ブ（Ｒ）を設け、このリブ（Ｒ）の外径を、隣接する扱
   き回転体（２）の扱歯先端軌跡と重複し、隣接する扱き
   回転体（２）の環状リブ（Ｒ）とは干渉しないよう設定
   してある脱穀装置。 ［２］前記環状リブ（Ｒ）が扱歯（２ｃ）と一体に構成
   されている特許請求の範囲第［１］項に記載の脱穀装置
   。