JPS6152201A

JPS6152201A - ディスクによる耕耘装置

Info

Publication number: JPS6152201A
Application number: JP17479484A
Authority: JP
Inventors: 山森　丈太郎
Original assignee: Toyosha Co Ltd
Current assignee: Toyosha Co Ltd
Priority date: 1984-08-22
Filing date: 1984-08-22
Publication date: 1986-03-14
Also published as: JPH0468882B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明はディスクによる耕耘装置、更に具体的には球面
状に湾曲形成するディスクを適宜のギヤング角を存して
配列させて設け、同ディスクの回転を介して土壌を切削
、反転させることによって耕耘を行なう様に設けられる
耕耘装置の改良に関する。

従来の技術一般にディスクによる耕耘装置にあっては、進行方向に
沿う中心線に対して適宜のギヤング角を存して回転軸を
横架し、同回転軸に対して緩やかな湾曲面を存して球面
状に形成する複数枚のディスクをその凹面が進行方向に
向けて開放する如く、一定間隔毎に軸架することにより
形成され、同耕耘装置をトラクタ機体に連結し、同トラ
クタ機体によって牽引し乍ら上記各ディスクを強制回転
させることによって土壌を切削、反転させる作用、即ち
耕耘作用を得る様に設けられるのであるが、従来構造の
耕耘装置にあっては下記の様な作業上の不具合を生ずる
点に問題点を有する。

発明が解決しようとする問題点即ち、トラクタによる耕耘装置の牽引態様としては、い
わゆる丘曳き（１ヘラフタ機体の左右両輪が未耕地部分
に接地する状態にて牽引する作業態様）と、溝曳き（片
側の車軸を既耕地部分に落とした状態にて牽引する作業
態様）があり、その作業態様に応じて上記両牽引方法が
選択して用いられるのであるが、従来構造の耕耘装置に
あっては、トラクタ機体に対して固定された状態にて連
結されていることにより、上記の様な牽引態様を自由に
選択することが出来ないことに加えて、例えば、果樹園
等において枝が低く垂れ下がっていてその根元部分をト
ラクタ機体が走行出来ない状態においては、同根元部分
を耕耘することが出来ない等の不具合を生ずることとな
るのである。

本発明は上記の様な従来の問題点を解決するためにその
改善を試みたものであって、本発明の特徴は任意のギヤ
ング角を存して横架される回転軸及び同回転軸に軸架す
るディスクをギヤング角に沿ってスライド自在に設ける
ことによって、ｌ〜ラクタ機体に対する連結位置を自由
に調整することが出来る様にしたことにある。

そして上記問題点を解決するための手段と作用は次の通
りである。

問題点を解決するための手段トラクタ機体に連結する本体フレームに対して、適宜の
ギヤング角を存して横架する回転軸に対して球面状の湾
曲面を存して形成するディスクを、その凹面が前方に向
けて開放する如く軸架させて形成する耕耘部を、同ギヤ
ング角に沿って進退自在に取付ける。

作用ギヤング角が一定の状態でトラクタ機体に対する連結位
置を横幅方向に沿って任意に調整することが出来る。

以下に本発明の具体的な実施例を例示の図面について説
明する。

実施例１は四輪のトラクタ機体、２は同トラクタ機体１の後部
にリフト機構（図示省略）を介して昇降自在に連結する
三点リンクヒツチであって、同三点リンクヒツチ２には
、本発明に係る耕耘装置３の本体フレーム４が連結され
る。同本体フレーム４は、前後方向に延在させて設けら
れる左右一対の連結杆５．５に対して左右一対のブラケ
ット］−３を介してベベルギヤボックス６を取付け、且
つ前後一対の支持筒部７Ａ、７Ｂを平行させて取付ける
事により設けられる。更に詳しくは支持筒部７Ａ、７Ｂ
は斜め前方より斜め後方に向けて延在する如く機体の中
心線に対して適宜のギヤング角を存して設けられ、且つ
前方の支持筒部７Ａは後方の支持筒部７Ｂよりも低位置
にある如く設けられる。面支持筒部７Ａ、７Ｂには前後
一対の支持杆８Ａ、８Ｂが上記ギヤング角に沿って進退
自在に嵌挿され、両支持杆８Ａ、８Ｂのその一端にはチ
ェーンケース９が、又他端にはサイドプレート１０が夫
々下向きに取付けられる。そして同チェーンケース９と
、サイドプレート１０間にはその下端部間に亘って回転
軸１１が横架され、同回転軸１１には緩やかな湾曲面を
存して球面状に形成する複数枚のディスク１２がその凹
面を前方に開放させて一定間隔毎に軸架される。又ベベ
ルギヤボックス６を支承する前記ブラケット１３には支
持杆８Ａ、８Ｂと平行させて螺子筒部１４が設けられ、
同螺子等部１４には端子杆１５が進退自在に螺合され、
同螺子杆１５の両端部は前記チェーンケース９とサイド
プレート１０に回動自在に支承される。そして同螺子杆
１５のサイドプレート−５＝側の一端にはハンドル杆１６が取付けられる。

一方、前記ベベルギヤボックス６にはトラクタ機体１側
に設けられるＰＴｏ軸と対峙させて入力軸１．７が回転
自在に支承され、同人力軸１７には一対のベベルギヤ１
８Ａ、１８Ｂが軸架される。

又同ベベルギヤボックス１６には前記支持杆８Ａ、８Ｂ
と平行させて出力軸１９を軸架するに、同出力軸１９に
は六角の断面形状を存して中空部２０が設けられ、同中
空部２０には同じく六角の断面形状を存して形成する伝
動軸２１が進退自在に嵌挿される。そして同伝動軸２１
のその一端は前記サイドプレート１０に支承される一方
、その他端はチェーンケース９内に臨む如く設けられる
。又、同伝動軸２１の他端は図示省略しであるがチェー
ンケース９内に設けられるスプロケット及びチェーンを
介して前記回転軸１１と連動する如く設けられる。そし
て上記出力軸１９には小ベベルギヤ２２と大ベベルギヤ
２３が夫々遊転自在に軸架され、且つ両ベベルギヤ２２
．２３は夫々前記側ベベルギヤ１８Ａ、１８Ｂと噛み合
う如く設けられる。そして又同出力軸１９には上記両ベ
ベルギヤ２２．２３間に位置してシフトギヤ２４がスプ
ライン嵌合され、シフトレバ−２５を介して上記両ベベ
ルギヤ２２．２３に対して選択的に噛み合わせる事が可
能な如く設けられる。

次にその作用について説明する。　′ トラクタ機体１に搭載されるエンジン（図示省略）を駆
動させる事により、その駆動力は走行機構に伝達されて
トラクタ機体１の走行作用が得られる一方、同駆動力は
ＰＴＯ軸からベベルギヤボックス６側の入力軸１７に伝
達されるとともに、シフトギヤ２４によって選択された
ベベルギヤ１８Ａと大ベベルギヤ２３との噛み合わせ、
若しくはベベルギヤ１８Ｂと小ベベルギヤ２４との噛み
合わせを介して出力軸１９に伝達される。そして同出力
軸１９に伝達された駆動力は伝動軸２１、チェーンケー
ス９を経て回転軸１１に伝達され、同回転軸１１に軸架
される各ディスク１２がトラクタ機体１の走行速度より
も若干速い速度で強制回転し、同ディスク１２の回転を
介して土壌を切削し、且つ反転させる作用、即ち耕耘作
用が得られる。

又トラクタ機体１より耕耘装置３の連結を切り離した状
態にてハンドル杆１６を介して螺子杆１５を回動させる
事により、同螺子杆］５と螺子筒部１４との螺合を介し
て本体フレーム４をギヤング角に沿って進退移動させる
作用、更に具体的には連結杆５を支持杆８Ａ、８Ｂに沿
って進退させ、且っベベルギヤボックス６を伝動軸２１
に沿って進退させる作用が得られる。そしてこの様に本
体フレーム４をギヤング角に沿って任意の位置まで移動
させた状１ｎにおいて、トラクタ機体１を本体フレーム
４と相対応する位置迄移動させてＰＴ。

軸と入力軸１７を連結させる事によって、トラクタ機体
１に対する耕耘装置３の連結位置をギヤング角に沿って
変更する作用が得られる。尚トラクタ機体１に対する連
結位置の変更は、」二記以外に耕耘装置３をリフト機構
を介して持ち上げた状態にて螺子杆１５を回動操作する
事によってディスク１２側を進退移動させる事によって
も得られる。

発明の効果本発明は以上の様に構成されるものであって、上記のよ
うにトラクタ機体に連結する本体フレームに対して、適
宜のギヤング角を存して配列させて設けられる耕耘部を
、同ギヤング角に沿って進退自在に取付ける様にした事
により、トラクタ機体に対するディスクの取付は位置を
自由に変更する事が出来るに至り、これにより例えば第
６図と第７図に表わす様に丘曵きと溝曵きを任意に選択
出来、又第８図に表わす様にトラクタ機体を走行させる
事が出来ない木の根元部分の耕耘を行う事が出来る等そ
の作業態様を著しく拡大する事が出来るに至った。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るディスクによる耕耘装置の斜視図
、第２図は同平面図、第３図は同側断面図、第４図はベ
ベルギヤボックスの拡大断面図、第５図は伝動軸の側断
面図、第６図乃至第８図は作用状態の概略説明図である
。１・・・トラクタ機体、２・・・三点リンクヒツチ、３
・・・耕耘装置、４・・・本体フレーム、５・・・連結
杆、６・・・ベベルギヤボックス、７Ａ、７Ｂ・・・支
持筒部、８Ａ、８Ｂ・・・支持杆、９・・・チェーンケ
ース、１０・・・サイドプレート、１１・・・回転軸、
１２・・・ディスク、１３・・・ブラケッ１へ、１４・
・・螺子筒部、１５・・・螺子杆、１６・・・ハンドル
杆、１７・・・入力軸、１８Ａ、１８Ｂ・・・ベベルギ
ヤ、１９・・・出力軸、２０・・・中空部、２１・・・
伝動軸、２２・・・小ベベルギヤ、２３・・・大ベベル
ギヤ、２４・・・シフトギヤ、２５・・・シフトレバ−
０特許出願人　　株式会社　東　洋　社手続補正書（訂く昭和６０年　３月２５日１、事件の表示昭和５９年　特許願　第１７４，７９４号２、発明の名
称　　　　ディスクによる耕耘装置３、補正をする者事件との関係　　　　　特許出願人任　所　　　大阪府門真市常称寺町１６番５５号名　称
　　　　株式会社　東　　洋　　社代表者田上穣峙４、代　　理　　人　　〒４５３７、補正の内容 ′１）明細書節５頁１７行目［同螺子等部」とあるを、
これを「同螺子筒部」と補正します。］２）明細書節７頁１４行目「小ベベルギヤ２４」とあ
るを、これを「小ベベルギヤ２２」と補正します。

Claims

【特許請求の範囲】

トラクタ機体に連結する本体フレームと、適宜のギャン
グ角を存して横架する回転軸に対して球面状の湾曲面を
存して形成するディスクをその凹面が前方に向けて開放
するく如く軸架させて形成する耕耘部より成り、同耕耘
部を本体フレームに対して上記ギャング角に沿って進退
自在に取付けて成るディスクによる耕耘装置。