JPS6151900B2 - - Google Patents

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JPS6151900B2
JPS6151900B2 JP59076226A JP7622684A JPS6151900B2 JP S6151900 B2 JPS6151900 B2 JP S6151900B2 JP 59076226 A JP59076226 A JP 59076226A JP 7622684 A JP7622684 A JP 7622684A JP S6151900 B2 JPS6151900 B2 JP S6151900B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding member
liquid
spring
compartment
liquid dispensing
Prior art date
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Expired
Application number
JP59076226A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60220071A (ja
Inventor
Shiirufuon Andoryuu
Yuudein Kaaru
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
REPUROOMEDO SHISUTEMUZU Inc
Original Assignee
REPUROOMEDO SHISUTEMUZU Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by REPUROOMEDO SHISUTEMUZU Inc filed Critical REPUROOMEDO SHISUTEMUZU Inc
Priority to JP59076226A priority Critical patent/JPS60220071A/ja
Publication of JPS60220071A publication Critical patent/JPS60220071A/ja
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  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般に、一定トルクを有するばねの
一定、又は一様な弾性力によつて動作する液体分
配装置の改良に関係し、ここに前記のばねは、そ
の固有の性質に従つてうず巻き状に設定されたも
のである。更に詳細には、本発明は、装置の作動
中にばねが回転方向の力を与えるという従来の欠
点を除去し、かつ、装置の簡単な構造、携帯性の
良さや他の多くの特徴を与えるものである。
本発明による装置は、米国特許第4253464号に
記載された装置におけるように揮発性液体の静脈
内供給又は分配などの医学的応用を特に意図して
設計されたものではあるが、かかる最終用途に必
らずしも限定されるものではなく、従来公知の動
作モードを持つ一定トルクのばねによる付勢力を
利用する場合に広く応用可能である。一定トルク
のばねは直線的な動きを与えるが、これは、押し
つぶせるバツグを押し縮めて液体を分配するのに
適しており、例えば、ばねの端部をうず巻き状に
して可動部材を液体の満ちたバツグに対して押し
つけ、液体をそこから押し出すような場合に有効
である。しかしながら、従来は、ばねのうず巻き
部の力によつてバツグを絞り出す可動部材に不可
避的に回転傾向が生じ、かくして可動部材が壁な
どに拘束されるか又は、コイルの直線滑り運動に
悪影響が惹起された。そこで、2個のばねを利用
し、互いに反対向きに回転癖を与えることにより
前記の回転癖を緩和することが出来るが、その場
合には構成が複雑になり、又重量が増し、更に他
の繁雑な問題が発生する。
本発明は、概して、先行技術の上記の欠点、及
び他の欠点を克服する一定トルクのばねにより効
率的に付勢される医療用液体分配装置を与えるこ
とを目的とする。特に、本発明による装置は、一
定トルクのばねを利用して一様な圧力を加え、液
体を分配し、又、ここに更に詳述するように、本
装置において具体化される顕著な軌道追従構造を
用いることにより、ばねにおけるうず巻き部の力
の影響を受けない直線状の追従を可能にし、且つ
便利な取扱いを可能にするものである。
本発明の医療用、又は類似の目的を達成するば
ね動作される液体分配装置は上蓋によつて覆われ
る内部区分室を画成する長方形状のハウジングを
有する。前記の上蓋は、区分室内部に通じ前記上
蓋の中央に縦方向に延びる溝を有し、該区分室内
部には押しつぶし可能なバツグに充てんされた液
体源が配置される。又、区分室内には滑り部材が
液体充てんバツグに対して押圧接触するように配
置され、中で移動する。
うず巻きばね形状の一定トルクのばねはその一
端において滑り部材に作用的に接続され、又その
他端においてハウジングの端部に接続されてい
る。これにより前記滑り部材は、該滑り部材に接
続されたばね端部のうず巻き部の状態に応じて区
分室を通り滑り運動するようになる。滑り部材の
直立した脚部分は本装置の重要な構造的特徴を与
えるものであり、前記の上蓋の溝内部に突出、配
置され、これにより滑り部材の滑り運動中に前記
の溝に沿つて追従するように成つている。滑り部
材の脚部分の上蓋の中央に沿つての前記の追従に
よつて、ばねのうず巻き部からの力の戻しによる
滑り部材の回転癖が除去され、又、これに対応し
て滑り部材が、ばねにより滑り運動する時、前記
滑り部材が区分室壁に干渉防害されることはな
い。
添付図面、特に第1図に示すように、本発明に
よる装置10は、主に静脈内液体供給に用いられ
る。
すなわち、以下に更に詳細に説明するように、
装置10は、ばねにより動作され、液体の分配に
有効であると言う特徴がある。又、第1図の最終
用途においてその液体はチユーブ12を通り静脈
サイト14へ向う適当な静脈用の医薬品である。
装置10は、医療目的又は他の類似の目的を達成
する場合と同様に、1981年3月3日発行の「男性
不妊症処置のための方法と装置」と題する米国特
許第4253464号に記載の装置10の液体源30と
して適していることも理解されるであろう。装置
10の顕著な動作要件を強調する特定の最終用途
について言及すると前記の装置は、液体を一様に
分配することが出来、又、ばねで動作するため携
帯可能であり、従つて静脈内供給用途の場合は第
1図に示したように患者の腕などに便利に装着出
来、米国特許第4253464号に記載される医療目的
に使用する時は患者の体部に装着可能である。
好ましい実施例における装置10の構成材料は
適当な透明プラスチツク材料で与えられる。この
構成材料を用いた本発明による装置は長方形のハ
ウジング16を備え、該ハウジングは、通常の側
壁と、端部壁と、下部壁、及び特に上面パネル又
は上蓋18とからなり、該上蓋はハウジング1
6,18により仕切られる内部区分室20を被う
ように適切に配置される。上蓋18は中央に配置
され、縦方向に延びる溝22をその主な構造上の
特徴としている。該溝は、区分室20に通じ、又
第5図及び第6図の断面図に示したように、その
断面において2つの壁24及び26を対向する側
面に沿つて有し共に後述する追従機能に供される
肩部分として作用する。
区分室20内部には参照番号30で示される液
体源が配置され、該液体源は、本実施例において
は医療用途に適したものであり、図示の最終用途
において静脈用チユーブ12及び針に連通する出
口34を有する押しつぶし自在のバツグ32内に
収容されている。
装置10の次の重要な構成要素は滑り部材40
からなり、該滑り部材は、区分室20内部で滑り
運動し、特に、押しつぶし自在バツグに対して押
圧接触を維持しつつ滑り運動を行うように配置さ
れる。バツグ32と滑り部材40の前面との間に
実際の相互接続関係を得るために、バツグと滑り
部材の接触面の境界にヴエルクロ(Velcro)パツ
チ43が使用される。
第2図の上面に示した滑り部材の初期開始位置
から、その最終位置、すなわち、第4図の底面へ
と滑り部材を滑らせ、液体30を出口34を通し
てバツグ32から押出すために、一定トルクのば
ね部材50が用いられる。該一定トルクのばね部
材50は公知のものであり、市販されているた
め、その詳細な説明は本発明の理解には不要と思
われる。ただ、ばね部材50は一定、又は一様な
弾性力を与え、52に示したように通常はうず巻
きばねの形状を取るものである。更に滑り部材4
0は回動自在に装着されたコア54を有し、該コ
ア54にはばね部材50の一端がうず巻きばね5
2の形状をなして巻回され、又、56に示したよ
うにばねの他端部はハウジング16の端部に隣接
してねじやクランプ58のような適当な方法で固
定される。すなわち、一定トルクばね50の良く
知られた動作モードに従つて、ハウジング16に
固定されない端部はばね付勢された状態下にあり
コア54の周囲にうず巻きばね52を形成し、こ
れによりばね50の長さが短縮される。端部56
はハウジング16にクランプ58において接続さ
れているので、ばね50の短縮により続いて滑り
部材40が、区分室20を通しての滑り運動する
ようになる。滑り部材40はバツグ32に対して
押圧接触状態にあるので、ばね50の一定又は一
様な弾性力の下で前記バツグから所望量の液体分
配がなされる。
一定トルクばねにより動作する液体分配装置1
0の使用を、これまで妨げて来た本装置10の構
成において克服されるべき主要な問題点は、前記
のばねが取るうず巻きばね52がこれを装着する
部材、すなわち、この場合は滑り部材40をコア
54の回転軸を中心として回転運動させる性癖を
有することにある。この問題点を緩和するために
先行技術においては、2つのばねの各々を滑り部
材の各側面に沿わせたものが用いられ、これによ
り装置を対称的に構成する工夫がなされた。すな
わち、2本のばねを用いることにより性質の異な
る2種類の回転運動が与えられることになり、又
これらのばねを互いに対向して配列動作させるこ
とが出来るため、上記の回転運動を互いに緩和さ
せることが可能となる。この構成は、区分室20
を通して滑り部材が滑り運動を行う際に該滑り部
材に惹起される回転運動に起因して発生する滑り
部材の拘束を防止するが、これは、必要以上にば
ねの偏位を惹起したり、又装置10に対する2本
のばねの重量が過大となり、更に、容易に想像さ
れるように、患者に直接装着するために不快感を
与えるなどの理由から望ましいものではない。更
に、2本のばねを用いた場合、それ等の平衡を取
らねばならず、又、2本以上のトルクばねを使用
する際避け難い他の動作パラメータの検討が必要
になる。
従つてこれ等の問題点を克服する本発明による
改良装置をここに詳述する。本装置においては、
ただ1本の一定トルクのばね50が用いられ、滑
り部材40の中心よりはずれた選択された側面に
装着される。更に、滑り部材40に一体化された
直立脚部分60を設け該脚部分60の上部部分は
上蓋18のみぞ22の下部壁内部に向い突出し接
触する。前記の脚部分60の突出端部には軌道追
従部材42が結合されている。該結合はねじ64
のような簡単な手段によつて実施される、第2図
及び5,6図に示すように軌道追従部材42は、
溝22に沿つて滑動するように溝の底部コーナに
保持され、上蓋18の溝を構成する一部分として
の壁24及び26により形成される肩部分に沿つ
て案内される。
ここで、前記の軌道追従部材42は、弾性材よ
り成るばねクリツプ68の未固定端部を受け入れ
る横方向溝66を備え、前記のばねクリツプの反
対端部はねじ70によりハウジング16の後部壁
に固定される。その結果、第3図に示すように、
ばねクリツプ68は軌道追従部材42に有効に係
合し、この様にして装着10上部の予定の位置に
滑り部材40を保持することが出来る。しかしな
がら、装置10の液体分配機能の始動に際して
は、ばねクリツプ68のつまみ72がつかまれ、
溝66から引き出され、これによつて滑り部材4
0を開放し、液体充てんバツグ32に向けて単一
ばね50のばね付勢力下に滑り部材40を移動さ
せる。
ある使用例では、分配される液体を無菌状態に
維持する条件は同じプラスチツクバツグ32を利
用することである。この場合は適当な真空チユー
ブを出口34に接続し、滑り部材40をその始動
位置に引き戻す際、新たな液体が当然バツグ32
内に供給されることになる。この間に滑り部材4
0はその始動位置に静かに戻され、弾性クリツプ
68により元の場所に保持される。同一のバツグ
32の反復使用は関連米国特許第4253464号で考
えられている最終用途として特に適用可能であ
る。新しいバツグ32が必要な場合は、下部取付
板74をねじ76で外して行われる。
以上の開示において何等かの修正、変更、代替
が可能であり、又、ある場合には本発明の一部の
特徴のみ利用され、他の特徴を用いなくても済む
場合もある。従つて、添付した特許請求の範囲は
広義に且つ本発明の精神と範囲に従つて構成され
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本装置を静脈内液体供給用に用いた場
合の一実施例を示す斜視図、第2〜6図は本装置
の構造上の特徴を更に詳細に図示したもので第2
図は装置の透明上蓋を通して内部構造の詳細を観
察出来る平面図、第3図は、第2図の矢印3−3
方向から見た装置の構造を更に詳細に図示した側
面図、第4図は、第3図の線4−4に沿つて見た
内部構造の他の特徴を示す平断面図、第5図は、
第2図の線5−5に沿つて見た本装置の滑り部材
の直立脚部分の詳細を図示した断面図、第6図
は、第2図の線6−6に沿つて見た前記滑り部材
の直立脚部分の構造を更に詳細に図示した部分断
面図である。 10……液体分配装置、12……チユーブ、1
4……静脈液体供給サイト、16……ハウジン
グ、18……上蓋、20……内部区分室、22…
…溝、30……液体源、32……押しつぶし自在
バツグ、34……液体出口、40……滑り部材、
42……軌道追従部材、43……ヴエルクロパツ
チ、50……一定トルクのばね、54……コア、
60……直立脚、66……横溝、64,70……
ねじ、68……ばねクリツプ、72……つまみ、
74……下部取付板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 医用又は類似の目的を達成するためのばね作
    動される液体分配装置において、長方形状のハウ
    ジングは上蓋が覆う内部の区分室を有し、 該上蓋は該区分室に開口し上蓋の縦方向に延び
    中央に位置する溝を有し、押しつぶし自在のバツ
    グ内の液体源が該区分室内に配置され、滑り部材
    が該液体充てん用バツグに接触押圧するように前
    記区分室内部に配置され、うず巻き形状を取るよ
    う予め形状づけられた一定トルクばねが、その一
    端で該滑り部材に又他端で該ハウジングの端部に
    作動的に接続され、これによつて該ばねが該滑り
    部材に接続された一端側でうず巻き形状に巻かれ
    るに従い、該滑り部材が該区分室内を通り滑り移
    動するようになつており、直立した脚部材が該滑
    り部材上に上蓋の溝内に延びるように設けられ該
    滑り部材が滑り移動する際、該溝に沿つて追従す
    るようにし、それによつてうず巻き状ばねにより
    発生する滑り部材の回動傾向を排除し、又、滑り
    部材の区分室への拘束も排除されることを特徴と
    する液体分配装置。 2 前記上蓋の前記溝内を追従移動する追従部材
    が滑り部材の直立脚部材の突出端部に装着され、
    且つ、 液体分配装置が液体分配動作を開始する前に該
    追従部材を選択的に係合するため、クリツプ手段
    がハウジングに設けられていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の液体分配装置。 3 液体充てんバツグと滑り部材との接触面を着
    脱自在に結合し、これにより前記バツグの代替、
    又は連続的な再使用の選択が可能となつているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の液
    体分配装置。
JP59076226A 1984-04-16 1984-04-16 液体分配装置 Granted JPS60220071A (ja)

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JP59076226A JPS60220071A (ja) 1984-04-16 1984-04-16 液体分配装置

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JPS60220071A JPS60220071A (ja) 1985-11-02
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