JPS6151746A - 管型電球の製造方法 - Google Patents
管型電球の製造方法Info
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- JPS6151746A JPS6151746A JP15592885A JP15592885A JPS6151746A JP S6151746 A JPS6151746 A JP S6151746A JP 15592885 A JP15592885 A JP 15592885A JP 15592885 A JP15592885 A JP 15592885A JP S6151746 A JPS6151746 A JP S6151746A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は管型電球の製造方法に関するものである。
一般に管型電球は、複写機の露光用光源或いは定着用熱
源、その他照明用光源として広く用いられている。
源、その他照明用光源として広く用いられている。
従来の管型電球の製造方法の一例においては、第1図に
示すように、例えば発光部Rと非発光部Nとが交互に配
列されてなる”フィラメントFの両端に内部リード棒1
1.11を接続し、この内部リード棒11,11にモリ
ブデンなどの金属箔12.12の一端を接続し、この金
属箔12.12の他端に外部り−ド捧13.13を接続
してフィラメント組立体1を形成し、第2図に示すよう
に、中央部に排気及びガス封入のための突出管21を設
けてなる筒状ガラス管2を保持具3により垂直に保持せ
しめ、このガラス管2の内部に、当該ガラス管2の管軸
に沿って伸びかつ外部リード棒13.13がそれぞれガ
ラス管2の端部22.22から突出した状態になるよう
フィラメント組立体1を位置せしめる。4は上方の外部
リード棒13を挟圧保持する保持具であり、5は下方の
外部リード棒13を支持する支持台である。
示すように、例えば発光部Rと非発光部Nとが交互に配
列されてなる”フィラメントFの両端に内部リード棒1
1.11を接続し、この内部リード棒11,11にモリ
ブデンなどの金属箔12.12の一端を接続し、この金
属箔12.12の他端に外部り−ド捧13.13を接続
してフィラメント組立体1を形成し、第2図に示すよう
に、中央部に排気及びガス封入のための突出管21を設
けてなる筒状ガラス管2を保持具3により垂直に保持せ
しめ、このガラス管2の内部に、当該ガラス管2の管軸
に沿って伸びかつ外部リード棒13.13がそれぞれガ
ラス管2の端部22.22から突出した状態になるよう
フィラメント組立体1を位置せしめる。4は上方の外部
リード棒13を挟圧保持する保持具であり、5は下方の
外部リード棒13を支持する支持台である。
この状態においてガラス管2の突出管21から当該ガラ
ス管2の内部に窒素、アルゴンなどよりなる保護ガスを
例えば0.5〜2A/…inの流量で流しながら、ガラ
ス管2の下方の端部22をその外側からガスバーナなど
の加熱器6により加熱して溶融させ、この状態で第3図
に示すように、当該端部22の外壁面からピンチ中−8
0の押圧面で押圧して当該端部22内に位置する金属箔
12を端部22のガラス部分で気密に溶着して一方の封
止部を形成する。
ス管2の内部に窒素、アルゴンなどよりなる保護ガスを
例えば0.5〜2A/…inの流量で流しながら、ガラ
ス管2の下方の端部22をその外側からガスバーナなど
の加熱器6により加熱して溶融させ、この状態で第3図
に示すように、当該端部22の外壁面からピンチ中−8
0の押圧面で押圧して当該端部22内に位置する金属箔
12を端部22のガラス部分で気密に溶着して一方の封
止部を形成する。
次にこのようにして一端が封止されたガラス管2を逆向
きに保持させて上述と同様にして他方の封止部を形成す
る。そして突出管21を介してガラス管2の内部の排気
を行い、次にこの突出管21を介してガラス管2の内部
に必要なガスの封入を行う。
きに保持させて上述と同様にして他方の封止部を形成す
る。そして突出管21を介してガラス管2の内部の排気
を行い、次にこの突出管21を介してガラス管2の内部
に必要なガスの封入を行う。
その後突出管21を加熱して気密に塞いで第4図に示す
ように背型電球を得る。21Aは突出管21の残部であ
る突出部分を示す。
ように背型電球を得る。21Aは突出管21の残部であ
る突出部分を示す。
〔発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、このような方法では、突出管21を最終
的に気密に塞いで突出部分21Aをできるだけ短くなる
ように除去するとしても突出管21の周辺のガラス部分
に何ら悪影響を与えずに突出部分21Aを完全に除去す
ることは相当に困難であり、実際には2〜5龍程度の突
出部分214が生じてしまう、従って上述の方法によっ
て得られる背型電球のガラス管2の外壁には突出管21
のガラス部分が原因となって突出部分21八が必ず生じ
、このため背型電球の他の機器への取付は作業において
突出部分21Aが障害となって悪影響を及ぼす場合があ
り、例えば複写機の定着用熱源として背型電球を用いる
場合には通常定着ローラの内部に背型電球が取付けられ
、定着ローラの側部に設けられた電球挿入口を介して背
型電球の取付け、取り外しが行われるが、この電球挿入
口の大きさは定着ローラの熱逃散を防止するうえからで
きるだけ小さい方がよいが、背型電球に突出部分21^
があるため背型電球の管外径に突出部分21Aの長さを
加えた大きさの電球挿入口が必要とされ、定着ローラの
熱逃散の防止という観点からは極めて大きな欠点となっ
ている。一方上述の方法によって得られる背型電球を複
写機の露光用光源として用いる場合には、当該管型電球
により所定の配光分布が得られることが必要であるが、
背型電球の外壁に突出部分21Aがあるため、これによ
り光の方向が乱されて所定の配光分布が得られない場合
があり大きな問題点となっている。そして突出管21の
大部分は除去されて最終的に不要となるため、この不要
となるガラス部分の材料経費が無視できない程大きく、
これが製造コストを高くしている原因ともなっている。
的に気密に塞いで突出部分21Aをできるだけ短くなる
ように除去するとしても突出管21の周辺のガラス部分
に何ら悪影響を与えずに突出部分21Aを完全に除去す
ることは相当に困難であり、実際には2〜5龍程度の突
出部分214が生じてしまう、従って上述の方法によっ
て得られる背型電球のガラス管2の外壁には突出管21
のガラス部分が原因となって突出部分21八が必ず生じ
、このため背型電球の他の機器への取付は作業において
突出部分21Aが障害となって悪影響を及ぼす場合があ
り、例えば複写機の定着用熱源として背型電球を用いる
場合には通常定着ローラの内部に背型電球が取付けられ
、定着ローラの側部に設けられた電球挿入口を介して背
型電球の取付け、取り外しが行われるが、この電球挿入
口の大きさは定着ローラの熱逃散を防止するうえからで
きるだけ小さい方がよいが、背型電球に突出部分21^
があるため背型電球の管外径に突出部分21Aの長さを
加えた大きさの電球挿入口が必要とされ、定着ローラの
熱逃散の防止という観点からは極めて大きな欠点となっ
ている。一方上述の方法によって得られる背型電球を複
写機の露光用光源として用いる場合には、当該管型電球
により所定の配光分布が得られることが必要であるが、
背型電球の外壁に突出部分21Aがあるため、これによ
り光の方向が乱されて所定の配光分布が得られない場合
があり大きな問題点となっている。そして突出管21の
大部分は除去されて最終的に不要となるため、この不要
となるガラス部分の材料経費が無視できない程大きく、
これが製造コストを高くしている原因ともなっている。
本発明は以上の如き事情に基いてなされたものであって
、その目的は、ガラス管の外壁に排気及びガス封入のた
めの突出管を設けることなく排気及びガスの封入を行う
ことができ、従って経済的に背型電球を製造することが
できる背型電球の製造方法を提供することにある。
、その目的は、ガラス管の外壁に排気及びガス封入のた
めの突出管を設けることなく排気及びガスの封入を行う
ことができ、従って経済的に背型電球を製造することが
できる背型電球の製造方法を提供することにある。
c問題点を解決するための手段〕
本発明管型電球の製造方法は、その外壁に排気或いはガ
ス封入用の突出管を有しないガラス管を用い、このガラ
ス管の端部からその一部が突出するようフィラメント組
立体を位置せしめ、前記ガラス管の端部を加熱押圧して
フィラメント組立体が気密に溶着された気密溶着部分を
形成すると共に当該端部の一部に細孔を形成し、この細
孔を介して排気及びガスの封入を行い、その後前記細孔
の周囲ガラスを加熱して当該細孔を塞いで気密封止する
工程を含むことを特徴とする。
ス封入用の突出管を有しないガラス管を用い、このガラ
ス管の端部からその一部が突出するようフィラメント組
立体を位置せしめ、前記ガラス管の端部を加熱押圧して
フィラメント組立体が気密に溶着された気密溶着部分を
形成すると共に当該端部の一部に細孔を形成し、この細
孔を介して排気及びガスの封入を行い、その後前記細孔
の周囲ガラスを加熱して当該細孔を塞いで気密封止する
工程を含むことを特徴とする。
斯かる方法によれば、フィラメント組立体をガラス管の
端部内に気密に溶着するときには当該端部に細孔を設け
、この細孔を介して排気及びガスの封入を行うため、排
気及びガス封入用の突出管を設けることなく排気及びガ
スの封入を行うことができる。しかも得られる背型電球
のガラス管の外壁面には、従来においては排気及びガス
封入のために用いられていた突出管に起因して生じてい
た突出部分がなんら生ずることがなく、従って従来突出
部分があるために問題となっていた障害を除去すること
ができる。
端部内に気密に溶着するときには当該端部に細孔を設け
、この細孔を介して排気及びガスの封入を行うため、排
気及びガス封入用の突出管を設けることなく排気及びガ
スの封入を行うことができる。しかも得られる背型電球
のガラス管の外壁面には、従来においては排気及びガス
封入のために用いられていた突出管に起因して生じてい
た突出部分がなんら生ずることがなく、従って従来突出
部分があるために問題となっていた障害を除去すること
ができる。
以下図面によって本発明の一実施例について詳細に説明
する。
する。
本発明の一実施例においては、第5図に示すように、外
壁に排気或いはガス封入用の突出管を有せず、例えば長
さ方向全体に亘って一様な断面形状の筒状ガラス管7を
、その一部にガス導入管31を設けた保持具3により垂
直に保持せしめ、このガラス管7に対し全体が当該ガラ
ス管7の管軸に沿って伸びかつ両端の外部リード棒13
.13がそれぞれガラス管7の端部71A、71Bから
突出すると共に金属箔12.12がそれぞれ端部71A
、71B内に位置するよう第1図に示した構成と同一の
構成のフィラメント組立体1を位置せしめる。4は上方
の外部リード棒13を挟圧保持する保持具であり、5は
下方の外部リードpJ13を支持する支持台である。
壁に排気或いはガス封入用の突出管を有せず、例えば長
さ方向全体に亘って一様な断面形状の筒状ガラス管7を
、その一部にガス導入管31を設けた保持具3により垂
直に保持せしめ、このガラス管7に対し全体が当該ガラ
ス管7の管軸に沿って伸びかつ両端の外部リード棒13
.13がそれぞれガラス管7の端部71A、71Bから
突出すると共に金属箔12.12がそれぞれ端部71A
、71B内に位置するよう第1図に示した構成と同一の
構成のフィラメント組立体1を位置せしめる。4は上方
の外部リード棒13を挟圧保持する保持具であり、5は
下方の外部リードpJ13を支持する支持台である。
このuBにおいてガラス管7の上方の端部71Bの開口
から当該ガラス管7の下方に向けてガス導入管31より
窒素、アルゴンなどよりなる保護ガスを例えば0.5〜
2J/sinの流量で流しながら、ガラス管7の下方の
端部71Aをその外側からガスバーナなどの加熱器6に
より加熱して溶融させ、この状態で当該端部71Aの外
壁面から、第6図に示すように、抑圧面の水平方向の幅
りがガラス管7の外径りよりは小さいピンチャー81で
端部71Aの中央部を押圧することにより、第7図に示
すように、フィラメント組立体1の金属箔12の両側即
ちピンチャー81の押圧面が当接していない垂直方向に
伸びる側部73.73において、それぞれガラス管7の
内部から端部71Aの外方に貫通する細孔74.74が
残るよう扁平な気密溶着部分72を形成する0次に第8
図に示すように、ガラス管7及びこれに一端が固定され
たフィラメント組立体lを逆向きにして、ガラス管7を
保持具3により垂直に保持せしめ、下方の外部リード棒
13を支持台5により支持して、フィラメント組立体l
が管軸に沿って垂直に伸び、下方の金属箔12が下方の
端部71B内に位置しかつ外部リード捧13が端部71
Bから突出した状態にする。この状態において上方の端
部71^に形成された細孔74.74の開口にそれぞれ
ガス導入管31.31を接続してガラス管7の下方に向
けて窒素、アルゴンなどよりなる保護ガスを例えば0.
5〜2J/minの流量で流しながら、ガラス管7の下
方の端部71Bをその外側からガスバーナなどの加熱器
6により加熱して溶融させ、この状態で当該端部71B
の外壁面から、第9図に示すように、押圧面の水平方向
の幅が例えばガラス管7の外径に等しいかもしくはこれ
より大きいピンチャ−82で端部71Bの全体を押圧し
て、当該端部71B内に位置する金属箔12を端部71
Bのガラス部分で気密に溶着すると共に当該ガラス部分
全体を気密に溶着して当該端部71Bを完全に封止する
。
から当該ガラス管7の下方に向けてガス導入管31より
窒素、アルゴンなどよりなる保護ガスを例えば0.5〜
2J/sinの流量で流しながら、ガラス管7の下方の
端部71Aをその外側からガスバーナなどの加熱器6に
より加熱して溶融させ、この状態で当該端部71Aの外
壁面から、第6図に示すように、抑圧面の水平方向の幅
りがガラス管7の外径りよりは小さいピンチャー81で
端部71Aの中央部を押圧することにより、第7図に示
すように、フィラメント組立体1の金属箔12の両側即
ちピンチャー81の押圧面が当接していない垂直方向に
伸びる側部73.73において、それぞれガラス管7の
内部から端部71Aの外方に貫通する細孔74.74が
残るよう扁平な気密溶着部分72を形成する0次に第8
図に示すように、ガラス管7及びこれに一端が固定され
たフィラメント組立体lを逆向きにして、ガラス管7を
保持具3により垂直に保持せしめ、下方の外部リード棒
13を支持台5により支持して、フィラメント組立体l
が管軸に沿って垂直に伸び、下方の金属箔12が下方の
端部71B内に位置しかつ外部リード捧13が端部71
Bから突出した状態にする。この状態において上方の端
部71^に形成された細孔74.74の開口にそれぞれ
ガス導入管31.31を接続してガラス管7の下方に向
けて窒素、アルゴンなどよりなる保護ガスを例えば0.
5〜2J/minの流量で流しながら、ガラス管7の下
方の端部71Bをその外側からガスバーナなどの加熱器
6により加熱して溶融させ、この状態で当該端部71B
の外壁面から、第9図に示すように、押圧面の水平方向
の幅が例えばガラス管7の外径に等しいかもしくはこれ
より大きいピンチャ−82で端部71Bの全体を押圧し
て、当該端部71B内に位置する金属箔12を端部71
Bのガラス部分で気密に溶着すると共に当該ガラス部分
全体を気密に溶着して当該端部71Bを完全に封止する
。
次に、このようにして一端が完全に気密封止されたガラ
ス管7の細孔74.74が形成されている端部71Aを
、第1O図に示すように、細孔74.74のそれぞれに
おいて少なくとも一部が外部から透視できるようその途
中まで覆った状態で排気及びガス封入用ヘッド100に
気密に保持する。101は通電用電極を兼ねるストッパ
ー、102は通気孔の外枠、103はゴム製の角リング
、104,105はスペーサー、106は圧縮金具であ
り、ガラス管7の端部71Aにおいて、外部リード棒1
3はストッパー101内に挿入され、細孔74 、74
の開口は通気孔107にそれぞれ連結され、角リング1
03は端部71Aの周囲全体に当接し圧縮金具106に
よりガラス管7の軸方向に圧縮されて通気孔107と外
部空間との気密を保持している。この状態でエアポンプ
などにより、通気孔107及びガラス管7の細孔74.
74を介してガラス管7の内部の排気を行い、その後、
必要とされる封入ガスを通気孔107及びガラス管7の
細孔74.74を介してガラス管7の内部へ所定のガス
圧となるよう供給する。そして次に、加熱源として例え
ばビーム直径が11−で出力が100W程度の炭酸ガス
レーザーなどのレーザー光線を発生するレーザー発振器
9,9を用いて、このレーザー発振器9,9よりのレー
ザー光線をそれぞれ端部71Aの細孔74.74のうち
排気及びガス封入用ヘッド100に覆われておらず外部
から通視できる部分の周囲ガラスに当てて加熱溶融し、
当該細孔74.74におけるそれぞれ少な(とも一部に
おいて空隙を完全に塞いで当該端部71Aを最終的に完
全に気密封止し、以て第11図に示すように背型電球を
得る。
ス管7の細孔74.74が形成されている端部71Aを
、第1O図に示すように、細孔74.74のそれぞれに
おいて少なくとも一部が外部から透視できるようその途
中まで覆った状態で排気及びガス封入用ヘッド100に
気密に保持する。101は通電用電極を兼ねるストッパ
ー、102は通気孔の外枠、103はゴム製の角リング
、104,105はスペーサー、106は圧縮金具であ
り、ガラス管7の端部71Aにおいて、外部リード棒1
3はストッパー101内に挿入され、細孔74 、74
の開口は通気孔107にそれぞれ連結され、角リング1
03は端部71Aの周囲全体に当接し圧縮金具106に
よりガラス管7の軸方向に圧縮されて通気孔107と外
部空間との気密を保持している。この状態でエアポンプ
などにより、通気孔107及びガラス管7の細孔74.
74を介してガラス管7の内部の排気を行い、その後、
必要とされる封入ガスを通気孔107及びガラス管7の
細孔74.74を介してガラス管7の内部へ所定のガス
圧となるよう供給する。そして次に、加熱源として例え
ばビーム直径が11−で出力が100W程度の炭酸ガス
レーザーなどのレーザー光線を発生するレーザー発振器
9,9を用いて、このレーザー発振器9,9よりのレー
ザー光線をそれぞれ端部71Aの細孔74.74のうち
排気及びガス封入用ヘッド100に覆われておらず外部
から通視できる部分の周囲ガラスに当てて加熱溶融し、
当該細孔74.74におけるそれぞれ少な(とも一部に
おいて空隙を完全に塞いで当該端部71Aを最終的に完
全に気密封止し、以て第11図に示すように背型電球を
得る。
以上のようにレーザー光線を用いて当該細孔74゜74
を塞ぐ場合においては、細孔74.74の内径は例えば
0.5〜1.2u程度とするのが好ましい、即ち細孔7
4.74を塞ぐ作業性の点からは細孔74 、74の内
径は小さい程よいが、内径がo、5mm未満の場合には
排気及びガスの封入に時間がががりすぎるため好ましく
なく、逆に内径が大きい場合には排気及びガスの封入に
要する時間は短くなるが大きなビーム径のレーザー光線
を作りにくいことがら内径が1.2 xmを越える場合
には細孔74.”r4を塞ぐ作業が難しくなり場合によ
っては気密封止ができない場合があり、結局、レーザー
光線を用いて細孔74.74を塞ぐ場合においては、細
孔74.74の内径を(1,5〜1.2 v* (7)
範囲内とするのが最適である。
を塞ぐ場合においては、細孔74.74の内径は例えば
0.5〜1.2u程度とするのが好ましい、即ち細孔7
4.74を塞ぐ作業性の点からは細孔74 、74の内
径は小さい程よいが、内径がo、5mm未満の場合には
排気及びガスの封入に時間がががりすぎるため好ましく
なく、逆に内径が大きい場合には排気及びガスの封入に
要する時間は短くなるが大きなビーム径のレーザー光線
を作りにくいことがら内径が1.2 xmを越える場合
には細孔74.”r4を塞ぐ作業が難しくなり場合によ
っては気密封止ができない場合があり、結局、レーザー
光線を用いて細孔74.74を塞ぐ場合においては、細
孔74.74の内径を(1,5〜1.2 v* (7)
範囲内とするのが最適である。
以上の実施例によれば、その外壁に排気或いはガス封入
用の突出管を育しないガラスgt7を用い、このガラス
管7の端部71Aに気all溶着部分72を形成すると
きにその側部に細孔74.74を設け、この細孔74.
74を介して排気及びガスの封入を行うため、排気及び
ガス封入用の突出管を設けることなく排気及びガスの封
入を行うことができ、従って材料経費の節減を図ること
ができ、この結果、長さ、管外径及び肉厚が同等の従来
の背型電球に比して製造コストを約5%程度小さくする
ことが可能である。しかも得られる背型電球のガラス管
の外壁面には、従来排気及びガス封入のために用いられ
る突出管に起因して生じていた突出部分が生ぜず、従っ
て背型電球の他の機器への取付は作業において従来突出
部分があるために問題となっていた障害を除去すること
ができ、例えば複写機の定着ローラの内部に背型電球を
取付ける場合に定着コーラの側部の電球挿入口の大きさ
はガラス管7の外径程度にまで小さくすることができて
定着ローラの熱逃散の防止に大きく貢献することができ
る。またガラス管7の外壁に突出部分がないので配光分
布が乱されることを防止することができ、例えば複写機
の露光月光源として用いる場合には確実に所要の配光分
布を得ることが可能となる。
用の突出管を育しないガラスgt7を用い、このガラス
管7の端部71Aに気all溶着部分72を形成すると
きにその側部に細孔74.74を設け、この細孔74.
74を介して排気及びガスの封入を行うため、排気及び
ガス封入用の突出管を設けることなく排気及びガスの封
入を行うことができ、従って材料経費の節減を図ること
ができ、この結果、長さ、管外径及び肉厚が同等の従来
の背型電球に比して製造コストを約5%程度小さくする
ことが可能である。しかも得られる背型電球のガラス管
の外壁面には、従来排気及びガス封入のために用いられ
る突出管に起因して生じていた突出部分が生ぜず、従っ
て背型電球の他の機器への取付は作業において従来突出
部分があるために問題となっていた障害を除去すること
ができ、例えば複写機の定着ローラの内部に背型電球を
取付ける場合に定着コーラの側部の電球挿入口の大きさ
はガラス管7の外径程度にまで小さくすることができて
定着ローラの熱逃散の防止に大きく貢献することができ
る。またガラス管7の外壁に突出部分がないので配光分
布が乱されることを防止することができ、例えば複写機
の露光月光源として用いる場合には確実に所要の配光分
布を得ることが可能となる。
そして上述の方法によれば、細孔74.74の形成は、
ピンチャ−81の押圧面の大きさ及び押圧時における押
圧面間の距離を定めることにより行うことができるので
、細孔74.74を形成するための他の特別な手段を必
要とせず極めて簡単に細孔74.74を形成することが
できる。
ピンチャ−81の押圧面の大きさ及び押圧時における押
圧面間の距離を定めることにより行うことができるので
、細孔74.74を形成するための他の特別な手段を必
要とせず極めて簡単に細孔74.74を形成することが
できる。
そしてこの例においては、細孔74.74の最終的な気
密封止をレーザー光線を用いて行うため、レーザー光線
にはガスバーナーなどのような炎の揺らぎ即ち不安定さ
が全くないうえ照射スポットが小さい割には高エネルギ
ーを有するので、特定の小さな領域のみを正確にしかも
簡単で迅速に溶融せしめることができ、従って細孔74
.74の気密封止を正確な位置で迅速に行うことができ
、作業上極めて便利である。
密封止をレーザー光線を用いて行うため、レーザー光線
にはガスバーナーなどのような炎の揺らぎ即ち不安定さ
が全くないうえ照射スポットが小さい割には高エネルギ
ーを有するので、特定の小さな領域のみを正確にしかも
簡単で迅速に溶融せしめることができ、従って細孔74
.74の気密封止を正確な位置で迅速に行うことができ
、作業上極めて便利である。
以上本発明を一実施例に基いて説明したが、本発明にお
いては上記実施例に限定されず適宜変更が可能である6
例えば、細孔74.74は、一方の端部を完全に気密封
止した後、他方の端部に形成するようにしてもよい、そ
して細孔74を2個形成することは必ずしも必要ではな
(、例えば1個或いは3個以上でもよい。
いては上記実施例に限定されず適宜変更が可能である6
例えば、細孔74.74は、一方の端部を完全に気密封
止した後、他方の端部に形成するようにしてもよい、そ
して細孔74を2個形成することは必ずしも必要ではな
(、例えば1個或いは3個以上でもよい。
そして2個以上の細孔をレーザー光線により塞ぐ場合に
おいては、上述の実施例のように細孔に対応する数のレ
ーザー発振器を設けて全ての細孔を同時に気密封止して
もよいし、或いは、適宜の光学系を設けて、1個のレー
ザー発振器によるレーザー光線を2以上に分罰し得るよ
う構成し、これら分割されたレーザー光線をそれぞれ細
孔の周囲ガラスに当てて全ての細孔を同時に気密封止し
てもよいし、また或いは1個のレーザー発振器により細
孔を1個づつ順に気密封止するようにしてもよい。
おいては、上述の実施例のように細孔に対応する数のレ
ーザー発振器を設けて全ての細孔を同時に気密封止して
もよいし、或いは、適宜の光学系を設けて、1個のレー
ザー発振器によるレーザー光線を2以上に分罰し得るよ
う構成し、これら分割されたレーザー光線をそれぞれ細
孔の周囲ガラスに当てて全ての細孔を同時に気密封止し
てもよいし、また或いは1個のレーザー発振器により細
孔を1個づつ順に気密封止するようにしてもよい。
そして本発明が適用できる背型電球の具体的構造は特に
限定されず、例えば、シングルエンドクイブまたはダブ
ルエンドタイプのいずれであってもよいし、また或いは
高圧電球または低圧電球のいずれであってもよい、そし
て本発明が適用できる背型電球の用途も特に限定されず
、露光用光源、定着用熱源、プロジェクタ−用光源など
として用いられる前型電球を本発明によって製造するこ
とができる。
限定されず、例えば、シングルエンドクイブまたはダブ
ルエンドタイプのいずれであってもよいし、また或いは
高圧電球または低圧電球のいずれであってもよい、そし
て本発明が適用できる背型電球の用途も特に限定されず
、露光用光源、定着用熱源、プロジェクタ−用光源など
として用いられる前型電球を本発明によって製造するこ
とができる。
以上説明したように本発明によれば、外壁に排気或いは
ガス封入用の突出管を育しないガラス管を用い、フィラ
メント組立体をガラス管の端部内に気密に78着すると
きには当該端部に細孔を設け、この細孔を介して排気及
びガスの封入を行うため、ガラス管として最終的に不要
となって除去される部分を必要としないので、材料経費
の節減を図ることができ、この結果製造コストの低減下
に大きく貢献することができ、しかも得られる前型電球
の封体管の外壁面には、従来排気及びガス封入のために
用いられる突出管に起因して生じていた突出部分がなん
ら生ぜず、従って前型電球の他の機器への取付は作業に
おいて従来突出部分があるために問題となっていた障害
を除去することができる。
ガス封入用の突出管を育しないガラス管を用い、フィラ
メント組立体をガラス管の端部内に気密に78着すると
きには当該端部に細孔を設け、この細孔を介して排気及
びガスの封入を行うため、ガラス管として最終的に不要
となって除去される部分を必要としないので、材料経費
の節減を図ることができ、この結果製造コストの低減下
に大きく貢献することができ、しかも得られる前型電球
の封体管の外壁面には、従来排気及びガス封入のために
用いられる突出管に起因して生じていた突出部分がなん
ら生ぜず、従って前型電球の他の機器への取付は作業に
おいて従来突出部分があるために問題となっていた障害
を除去することができる。
第1図はフィラメント組立体の一例を示す説明図、第2
図及び第3図は従来の前型電球の製造方法を示す説明図
、第4図は従来の方法によって得られる前型電球の一例
を示す説明用断面図、第5図乃至第10図は本発明の一
実施例を示す説明図、第11図は本発明の方法によって
得られる前型電球の説明図である。 F・・・フィラメント 12・・・金属箔13・・
・外部リード棒 1・・・フィラメント組立体21
・・・突出管 21八・・・突出部分2・・
・筒状ガラス管 22・・・端部6・・・加熱器
80・・・ピンチャ−7・・・ガラス管
31・・・ガス導入管71A、71B・・・端部
81.82・・・ピンチャ−72・・・気密溶
着部分 73・・・側部74・・・細孔 100・・・排気及びガス封入用へラド101・・・ス
トッパー 102・・・外枠103・・・角リング
106・・・圧縮金具107・・・通気孔
9・・・レーザー発振器乍8田
図及び第3図は従来の前型電球の製造方法を示す説明図
、第4図は従来の方法によって得られる前型電球の一例
を示す説明用断面図、第5図乃至第10図は本発明の一
実施例を示す説明図、第11図は本発明の方法によって
得られる前型電球の説明図である。 F・・・フィラメント 12・・・金属箔13・・
・外部リード棒 1・・・フィラメント組立体21
・・・突出管 21八・・・突出部分2・・
・筒状ガラス管 22・・・端部6・・・加熱器
80・・・ピンチャ−7・・・ガラス管
31・・・ガス導入管71A、71B・・・端部
81.82・・・ピンチャ−72・・・気密溶
着部分 73・・・側部74・・・細孔 100・・・排気及びガス封入用へラド101・・・ス
トッパー 102・・・外枠103・・・角リング
106・・・圧縮金具107・・・通気孔
9・・・レーザー発振器乍8田
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)その外壁に排気或いはガス封入用の突出管を有しな
いガラス管を用い、このガラス管の端部からその一部が
突出するようフィラメント組立体を位置せしめ、前記ガ
ラス管の端部を加熱押圧してフィラメント組立体が気密
に溶着された気密溶着部分を形成すると共に当該端部の
一部に細孔を形成し、この細孔を介して排気及びガスの
封入を行い、その後前記細孔の周囲ガラスを加熱して当
該細孔を塞いで気密封止する工程を含むことを特徴とす
る管型電球の製造方法。 2)細孔の周囲ガラスをレーザー光線により加熱軟化さ
せて当該細孔を塞ぐことを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の管型電球の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15592885A JPS6151746A (ja) | 1985-07-17 | 1985-07-17 | 管型電球の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15592885A JPS6151746A (ja) | 1985-07-17 | 1985-07-17 | 管型電球の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6151746A true JPS6151746A (ja) | 1986-03-14 |
Family
ID=15616576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15592885A Pending JPS6151746A (ja) | 1985-07-17 | 1985-07-17 | 管型電球の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6151746A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8904627B2 (en) | 2011-08-29 | 2014-12-09 | Seiko Epson Corporation | Method for sealing package |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6037650A (ja) * | 1983-08-10 | 1985-02-27 | ウシオ電機株式会社 | 管型電球の製造方法 |
-
1985
- 1985-07-17 JP JP15592885A patent/JPS6151746A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6037650A (ja) * | 1983-08-10 | 1985-02-27 | ウシオ電機株式会社 | 管型電球の製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8904627B2 (en) | 2011-08-29 | 2014-12-09 | Seiko Epson Corporation | Method for sealing package |
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