JPS6151654B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6151654B2
JPS6151654B2 JP54106821A JP10682179A JPS6151654B2 JP S6151654 B2 JPS6151654 B2 JP S6151654B2 JP 54106821 A JP54106821 A JP 54106821A JP 10682179 A JP10682179 A JP 10682179A JP S6151654 B2 JPS6151654 B2 JP S6151654B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
knocking
reference signal
smoothing
sensor
Prior art date
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Expired
Application number
JP54106821A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5632053A (en
Inventor
Masaharu Asano
Shigeo Aono
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP10682179A priority Critical patent/JPS5632053A/ja
Publication of JPS5632053A publication Critical patent/JPS5632053A/ja
Publication of JPS6151654B2 publication Critical patent/JPS6151654B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエンジンのノツキング状態を検出しな
がら点火時期等をフイードバツク制御する装置に
関する。
強度のエンジンノツキング状態が継続すると、
エンジン耐久性などに悪影響を及ぼすが、比較的
低速のエンジン回転域における軽微なノツキング
状態では、エンジン出力、燃費特性が最良となる
ことが知られている。そして、ノツキングの発生
について点火時期は重大な相関関係があり、一般
に点火時期を進ませるほどノツキングの発生が増
大する傾向にある。
そこで従来から、エンジンのノツキング状態を
検出しながら点火時期をこれに対応して進退さ
せ、軽微なノツキング状態を維持するようにし
て、燃費や出力特性の向上をはかる装置が知られ
ている(例えば米国特許第4002155号明細書参
照)。
ところで、ノツキングが発生すると、燃焼室内
の圧力変動に関して、特定の周波数の圧力振動成
分が増加することが知られているが、これを利用
して上記の従来装置では、燃焼室内の圧力変動に
起因したエンジン本体の振動を検出するセンサを
設けて、この検出信号から上記の特定周波数の振
動成分を選択し、この選択成分の振幅の大きさに
基づいてノツキング状態を検知するようにしてい
る。
具体的には、ノツキングが原因ではないバツク
グランドノイズレベルに対応した基準信号を、上
記の選択した振動成分から差し引いて、強いノツ
キングが起こるほど積分値が増大するようなノツ
キング強度信号を得て、該信号の積分値からノツ
キングが発生しているかどうかを判定している。
その際、選択した振動成分を整流した後、これ
を抵抗とコンデンサからなる平滑回路で平滑化す
ることにより、バツクグランドノイズレベルに対
応した基準信号を得ている。このため、ノツキン
グ発生時に選択した振動成分の振幅が増大するの
に従つて、少し遅れて基準信号も増大し、この基
準信号の増大部の頂点が振動成分の増大部の後半
部に来てしまう。
基準信号の増大部はノツキングによる分とバツ
クグランドノイズによる分とが合わさつたもの
で、これはバツクグランドノイズレベルに相当す
る分よりも大きくなつているので、この基準信号
の増大部を差し引く振動成分の増大部の後半部で
は、往々にしてノツキングが起こつているにもか
かわらずノツキング強度信号が出力されないとい
つたことが起こる。
この結果、ノツキング強度信号の積分値が実際
よりも小さく評価されて、本来ノツキングが起こ
つているのに、ノツキングは起こつていないと判
定してしまう恐れがある。
本発明は上記の実状にかんがみてなされたもの
で、ノツキングの判定精度を高めることを目的と
する。
以下図面によつて説明する。第1図は本発明の
実施例を示すブロツク図である。
センサ1は燃焼室内の圧力変動、またはこの圧
力変動に起因した種々の振動(例えばエンジン本
体の振動、エンジン本体から発生する音波)を電
気信号に変換する。
センサ1の出力信号には、ノツキングとかかわ
りのない周波数成分(帯域)も含まれるので、共
振周波数を前述した特定周波数に一致させたバン
ドパスフイルタに、センサ1の出力信号を通し
て、そこからノツキング発生に伴う特定の周波数
成分(帯域)を選択する必要がある。
しかし、センサ1を共振型の振動センサで構成
して、その共振周波数を上記の特定周波数に一致
させたものでは、センサ1自体が選択作用を行う
ので、バンドパスフイルタを使用する必要はな
い。
このような共振型のセンサ1の出力信号は、例
えば第2図Aに示すように、ノツキング発生時に
その振幅が大きくなる。
処理部2はセンサ1の出力信号を増幅した後、
その信号を半波整流(または全波整流)して、第
2図Cに示すような信号を出力する。
平滑部3はバツクグランドノイズレベルに相当
したノツキング判定の基準となる信号を得るため
に、コンデンサと抵抗とからなる平滑回路で処理
部2からの整流信号を平滑した後、これを所定の
レベルにまで増幅して、第2図B′に示すような信
号を基準信号として出力する。
バツクグランドノイズレベルを正しく反映して
いないノツキングによるこの基準信号(第2図
B′)の増大部と、ノツキングに伴う上記整流信号
(第2図C)の増大部とが重ならないようにし
て、ノツキング判定の精度を高めるために、遅延
回路4は前記基準信号(第2図B′)を所定の時間
遅らせて、第2図Bに示すような補正基準信号を
出力する。
具体的には遅延回路4は、例えば第3図に示す
ように、アナログシフトレジスタ(アナログ遅延
素子)4aと、電圧制御発振器4bと、周波数電
圧変換器4cとから構成される。
アナログシフトレジスタ4aの原理的な回路は
第4図に示す如くであつて、始めにスイツチS1
閉じて入力電圧をコンデンサC1の両端にサンプ
リングし、次いでスイツチS1が開いた後にスイツ
チS2が閉じてサンプリングした入力電圧をコンデ
ンサC2の両端に分割する、といつた操作がスイ
ツチS3〜S6についても順次同様にして行われて、
スイツチS1が閉じてからスイツチS6が閉じるまで
の時間遅れてサンプリングした入力電圧が分割さ
れて、コンデンサC6の両端に移されるのであ
る。
入力電圧のサンプリングは短い時間間隔でもつ
て行なわれるため、入力電圧の波形とほぼ同形の
ほとんど連続的な波形がコンデンサC6の両端に
上記の時間遅れをもつて出力信号として得られ
る。
一方、スイツチS1〜S6のスイツチングは、発振
器4bからのクロツクパルスに基づいて行われ
る。そして、クランク回転に同期したコンタクト
ポイントパルスの周波数に対して比例的な電圧の
信号を出力する周波数電圧変換器4cにより、上
記クロツクパルスの発振周期がクランク角度に換
算して常に一定となるように、電圧制御発振器4
bが制御される。
このため、スイツチS1〜S6のスイツチングによ
り規定されるシフトレジスタ4aの遅れ時間も同
様にクランク角度に換算して常に一定となり、例
えばエンジン回転速度が上昇するとそれに伴つて
比例的に遅れ時間が減少する。
処理部2を経たセンサ1の出力信号からバツク
グランドノイズレベルに相当する分を差し引い
て、ノツキングによる振動成分を選び出すため
に、比較部5は処理部2からの整流信号(第2図
C)と上記補正基準信号(第2図B)とを比較し
て、前者の信号が後者よりも大きい場合にのみ高
レベルとなる信号を出力して、第2図Dに示すよ
うなパルス列信号を得る。
ノツキングが強く起こるほどセンサ1の出力振
幅が増大するので、ノツキング強度に応じてこの
パルス列信号のパルス数およびその個々のパルス
幅が増大する。したがつてノツキング強度に応じ
てこのパルス列信号の積分値も増加するので、こ
の積分値からノツキング状態を判定することがで
きる。
演算駆動部6は比較部5からの信号(第2図
D)を点火周期ごとに積分して、この積分値から
ノツキングが起こつているかどうかを判定し、次
いでこの判定結果に応じて、通常は燃費や出力特
性が最良となる弱ノツキング状態の燃焼が得られ
るように、点火時期、NOx生成量低減のための
燃焼室への排気還流量、燃料噴射量、燃料噴射時
期等のうち少なくともいずれか一つをフイードバ
ツク制御する。
ところで、従来は平滑部3からの基準信号(第
2図B′)を直接比較部5へ供給していたため、第
2図に示すように、処理部2からの整流信号(第
2図C)におけるノツキングに伴う振幅増大部
と、バツクグランドノイズレベルを正しく反映し
ていないノツキングによる基準信号(第2図B′)
の増大部とが重なるところにおいては、ノツキン
グ強度に依存したパルス列信号(第2図D)のノ
ツキング強度依存性に対する精度が悪化(例えば
第2図Dのパルス数が本来より少なくなる等)
し、この結果演算駆動部6でのノツキングが起こ
つているかどうかの判定精度もその分悪化してい
た。
しかしながら、本発明では、整流信号(第2図
C)の振幅増大部と基準信号(第2図B′)の増大
部とが重ならないように、クランク回転角度に換
算して所定量だけ基準信号(第2図B′)を遅延す
ることにより、整流信号(第2図C)の振幅増大
部にはバツクグランドノイズレベルを正しく反映
する部分がくるような補正基準信号(パルス列信
号第2図D)を得て、これを比較部5へ供給する
ようにしたので、比較部5では処理部2を経たセ
ンサ1の出力信号からバツクグランドノイズレベ
ルに相当する分を正しく差し引くことができ、し
たがつて前記信号からノツキングによる振動成分
を精度良く選び出すことができる。
この結果、比較部5からのパルス列信号(第2
図D)は極めて精度良くノツキング強度に依存す
ることになり、演算駆動部6でのノツキング判定
精度を従来に比べて著しく改善することができ
る。なお、発振器4bを電圧制御型とせずに、一
定周波数の発振器としても、ほぼ同等の効果を得
ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、ノツキ
ングが起こつているかどうかの判定精度を高める
ことができるので、燃焼状態を精度よく最適状態
にフイードバツク制御することが可能となり、し
たがつて、燃費や出力特性を一層向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロツク図、第
2図はその作動を示すタイムチヤート、第3図は
第1図における遅延回路の詳細を示すブロツク
図、第4図は第3図におけるアナログシフトレジ
スタの作動原理を示す回路図である。 1……センサ、2……処理部、3……平滑部、
4……遅延回路、4a……アナログシフトレジス
タ、4b……発振器、4c……周波数電圧変換
器、5……比較部、6……演算駆動部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 燃焼室内の圧力変動または該圧力変動に基づ
    いた振動からノツキングの発生に起因した特定周
    波数の成分を検出する検出手段と、該手段の検出
    信号を整流する処理手段と、該手段の整流信号を
    抵抗とコンデンサとにより平滑して基準信号を得
    る平滑手段と、前記基準信号と前記整流信号とを
    比較する比較手段と、該手段の比較信号に応じて
    点火時期、排気還流量、燃料噴射量、燃料噴射時
    期の少なくとも一つをフイードバツク制御する手
    段とを有する装置において、上記基準信号を所定
    の時間遅延する遅延回路を備えた内燃機関の制御
    装置。 2 遅延回路は、回転速度の上昇に応じて遅延時
    間を短縮するように構成されている特許請求の範
    囲第1項記載の内燃機関の制御装置。
JP10682179A 1979-08-22 1979-08-22 Controller for internal-combustion engine Granted JPS5632053A (en)

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JP10682179A JPS5632053A (en) 1979-08-22 1979-08-22 Controller for internal-combustion engine

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JP10682179A JPS5632053A (en) 1979-08-22 1979-08-22 Controller for internal-combustion engine

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JPS5632053A JPS5632053A (en) 1981-04-01
JPS6151654B2 true JPS6151654B2 (ja) 1986-11-10

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0327179U (ja) * 1989-07-27 1991-03-19

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IT1273807B (it) * 1994-02-17 1997-07-10 Weber Srl Sistema per la riduzione dei fenomeni di detonazione in una camera di combustione di un motore endotermico

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JPH0327179U (ja) * 1989-07-27 1991-03-19

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