JPS61502996A - 光受信装置 - Google Patents

光受信装置

Info

Publication number
JPS61502996A
JPS61502996A JP60502050A JP50205085A JPS61502996A JP S61502996 A JPS61502996 A JP S61502996A JP 60502050 A JP60502050 A JP 60502050A JP 50205085 A JP50205085 A JP 50205085A JP S61502996 A JPS61502996 A JP S61502996A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
receiving device
transistor
diode
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60502050A
Other languages
English (en)
Inventor
ヴイタース・ヒユーゴ・フラン・ヨゼフ
Original Assignee
アルカテル・エヌ・ブイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from BE2/60399A external-priority patent/BE899503A/nl
Application filed by アルカテル・エヌ・ブイ filed Critical アルカテル・エヌ・ブイ
Publication of JPS61502996A publication Critical patent/JPS61502996A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Amplifiers (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 信 装 置 この発明は、反転バイアスフォトダイオードに適用されるバイアス回路を備えた 光受信装置に関する。
このような光受信装置は、エレクトリカルコミュニケーション1981年号、第 56巻、NO4,349頁から357頁に記載されている’ Optical  F 1ber T echnolooy D etectorsand Rec eivers” (G ・アンチル他著)により既に知られている。
光受信装置の主な特徴はその感度とダイナミックレンジであって、これらの特徴 の両方が、2つの良く知られた光受信装置の形式すなわち高インピーダンス受信 装置および伝送インピーダンス受信装置においては最適なものとはならない。
高インピーダンス受信装置は、比較的高感度であるがダイナミックレンジは比較 的小さく、一方伝送インピーダンス受信装置は、これと反対に、感度は比較的低 いがそのダイナミックレンジは高インピーダンス受信装置よりも広い。ダイナミ ックレンジは、光強度が強い場合に受信装置、例えばバイアス回路の飽和状態が 大きな値の光電流の直流成分によりて発生されることにより制眼される。さらに 、増幅器の一部を形成している電界効果トランジスタ(FET)のゲート電極に フォトダイオードの陽極が接続されている場合には、その受信装置の動作は、使 用されるFETすなわちこのFETを導通状態にするために必要なゲートとソー ス間の電圧に基づくことが分っている。したがって、受信装置の動作は、ダイオ ード電圧にも基づくことになる。
この発明の目的は、上記したような光受信装置であるが、上記したような欠点を 有しない光受信装置を提供することである。
この発明によれば、この目的は、光強度を増幅するための上記バイアス回路が光 強度の増加に伴い、フォトダイオードの動作点をフォトダイオードの非線形領域 の方へおよび非線形領域に移動させて、フォトダイオードが順方向にバイアスさ れるようにし、そして光強度が予め定められた値を越えた場合には、上記バイア ス回路が上記フォトダイオードに定電流を供給する定電流源として動作するよう にすることによって達成される。
フォトダイオードが順方向にバイアスされた時、バイアス回路に流れる全体の直 流電流が自動的に減少することにより、順方向電流がフォトダイオードに流れ始 める。そして、このバイアス回路および受信装置のその他の回路の少なくとも一 方は、飽和状態から解放される。一方、定電流源の存在により、フォトダイオー ドの動作点は、ダイオード電圧とは無関係にフォトダイオードの非線形領域の方 へおよびその領域に移動する。
この発明の光受信装置のもう一つの特徴は、上記バイアス回路はトランジスタを 備えており、このトランジスタのエミッターコレクタパスは、直流電圧源の電極 間で第1の抵抗と上記フ第1・ダイオードに直列に接続されていることである。
上記トランジスタのベースは、上記電極間に直列に接続されている第2の抵抗と 第3の抵抗とから成る分圧器の分岐点に接続されている。
さらにこの発明の光受信装置のもう一つの特徴は、上記直流電圧源の一方の電極 が上記第1の抵抗を介して上記トランジスタのエミッタに接続し、上記トランジ スタはPNP+−ランジスタであって、そのコレクタは上記フォトダイオードの 陰極に接続されていることである。
このバイアス回路は、高い抵抗値の第1の抵抗の使用を必費としない。これは、 定電流の値が第1の抵抗での電圧降下のみならず第2の抵抗での電圧降下にも基 づくからである。
抵抗値の高い抵抗を使用する場合の欠点は、このような抵抗は比較的大きな空間 を占めることと、必ずしも高い信頼性があるとは限らないことである。
上記したこと、またこの発明のその他の目的および特徴は、添附図面を参照した 実施例の記載からさらに明白なものとなろう。
第1図はこの発明の光受信装置の一実施例を示すものであり、この光受信装置に はフォトダイオードバイアス回路の第1の実施例が段けられている。
第2図は第1図に示したフォトダイオードPINの順方向バイアス時の等化回路 図である。
第3図は第1図に示した光受信装置に使用されるフォトダイオードバイアス回路 の第2の実施例を示す図である。
第4図は光強度の種々の値に対応したフォトダイオードの電流対バイアス電圧特 性を示す図である。
第1図に示した光受信装置は高周波、例えば140メガビット/秒の光データ信 号を受信することが可能であり、この受信装置は、V+−12ボルト、V−−− 12ボルト、グランド(アース)、および増幅器に含まれる演算増幅器への電源 電圧として使用される一20ボルト(図示せず)の電圧で動作する。この光受信 装置は高インピーダンス型のものであり、PIN(P型半導体−真性半導体−N 型半導体)型のフォトダイオードPINから成る光検出器、増幅回路A1の入力 ステージを構成するNチャンネル電界効果トランジスタFET、増幅器A2.2 00Hzの発振器O81検出器DETおよび等止器EQを備えている。フォトダ イオードPINの陽極は、FETのゲート電極との接続点P1に接続されている 。このFETのソース電極は、増幅器回路A2と例えば1メガオームのような大 きな抵抗値を肴するバイアス抵抗R1との直列接続を含む調整された負帰還ルー プを介して、そのゲート電極に接続されている。フォトダイオードPINの陰極 は、抵抗R2を介して、抵抗R3とR43とから成る分圧器の分岐点に接続され ている。この抵抗R3とR43はV+とグランドとの間に直列に接続されている 。発振器O8の入力は接地されており、その出力はコンデンサC10を介してR 2とPINとの接続点に接続されている。FETのドレイン電極は増幅器回路A 1の残りの部分を介して等止器EQの信号入力に接続されており、この等止器E Qの出力OUTは、受信装置の出力に相当している。増幅器回路A2の出力は、 検出3DETを介して、等止器EQの制御入力に接続されている。
FETが形成している増幅器回路A1の一部は、NPNトランジスタT1を備え ており、このトランジスタT1は、FETを伴ったカスコード回路を形成してい る。電圧源■+は、抵抗R4を介してトランジスタT1のコレクタに接続され、 また可変抵抗R5ど抵抗R6との直列接続を介してFETのドレインとトランジ スタT1のエミッタとに接続されている。
抵抗R5とR6との接続点は、電源減結合コンデンサC1を介して接地されでい る。トランジスタT1のベースは、抵抗R7を介して、抵抗R8とR9とから成 る分圧器の分岐点に接続されており、抵抗R8とR9は、■+とグランドとの間 に直列に接続されている。この分岐点は、データ信号に対してこの分岐点をグラ ンドに維持する減結合コンデンサC2を介してグランドへも接続されている。ま た電圧源V+は、エミッタ・フォロワトランジスタT2のコレクタにも接続され ている。このトランジスタT2のベースは抵抗R10を介してトランジスタT1 のコレクタに接続され、トランジスタT2のエミッタは抵抗R11を介してグラ ンドに接続されている。
増幅器回路A2は演算増幅器OA1を備えており、この演算増幅器OA1の出力 は、抵抗R12とコンデンサC3の並列接続を介して、その反転入力に接続され ている。この反転入力は抵抗13を介してFETのソース電極にも接続されてお り、このソース電極は抵抗R14と減結合コンデンサC4との並列接続を介して グランドに接続されている。このコンデンサC4は、FETのソースをデータ信 号に対してグランドに維持するためのものである。OAlの出力は、抵抗R15 を介して、バイアス抵抗R1とコンデンサC5の一方の極板との接続点P3にも 接続されている。このコンデンサC5のもう一方の極板は、グランドに接続され ている。R15およびC5は、OAlがデータ信号を負帰還することを防止する フィルタを構成している。OAlの非反転入力は、■+とグランドとの間に接続 されているポテンショメータ抵抗R16の接点に接続されている。このポテンシ ョメータ抵抗R16は、基準電圧VREFを供給するものである。
200Hz発振器O8は演算増幅器OA2を備えており、このOA2の非反転入 力は接地され、その出力は3つの縦続セルの従属接続を介してその反転入力に接 続されている。この縦続セルは、抵抗R17,R18およびR19と、接地され ている分路コンデンサas、ayおよびC8とからそれぞれ構成されている。各 従属セルの構成要素は十分に選定されたものであるので、このセルは、200H zの信りの位相だけを60度回転させる。したがって、一連の3つのセルは、こ の周波数で180度の位相回転を行なう。OA2も180度の位相回転を行なう ので、200Hzの周波数は、360度または0度の位相回転を受ける。反対に 、その他の周波数は、0度と異なる位相回転を受ける。OA2の出力における2 00Hz信号の振幅は、例えばそのピークからピークまでが約25ボルトであり 、R17とC6とから成る第1のセルの出力での200Hz信号の振幅は約12 ボルトとなる。この第1のセルの出力は、抵抗R20とダイオードD1との直列 接続から成る減衰器を介してグランドに接続され、R20とDlとの接続点に例 えば1ミリボルト(2乗平均値)の出力信号を供給する。このダイオードD1は 、抵抗R21を介してV+から給電されており、減衰器出力信号から高調波を取 除くために用いられているコンデンサC9と並列に接続されている。
減衰器の出力は、200Hzの信号に対して回路を短絡状態に設定する200H z結合コンデンサC10を介して、上記した接続点P2に接続されている。この 接続点は、コンデンサC11を介してグランドにも接続されている。°このコン デンサ11は、高周波のデータ信号に対して接続点P2の接地状態を維持するも のである。
検出器DETは、増幅器とピーク検出器プロパーとの1!1vt接続を備えてい る。増幅器は、演算増幅器OA3を備え、この0△3の反転入力には200 H z結合コンデンサC12と抵抗R22との直列接続を介してOAlの出力が接続 されている。
OA3の非反転入力は■−に接続され、その出力は抵抗R23とコンデンサCI 3との並列接続を介してその反転入力に接続されている。0Δ3の出力はフィル タ回路を介して演算増幅器OA4の非反転入力に接続されている。このフィルタ 回路は、コンデンサC149分路コンデンサC15および分路抵抗R24を備え ている。R24とC15は共にV−に接続されている。
この構成要素であるC12乃至C14およびR22乃至R24を適切に選定する ことによって、コンデンサC12を介してOAlの出力から供給される200H z信号に対するフィルタ動作が実行される。演算増幅器OA4はピーク検出器プ ロパーの一部を形成しており、このOA4の反転入力は、抵抗R25とコンデン サC16との並列接続から成るコンデンサ充/放電回路を介して、■−に接続さ れている。OA4の出力はダイオードD2を介してその反転入力に接続されてい る。
等止器EQは、直列コンデンサC17と分路抵抗R26とから成る微分回路を含 んでいる。このC17およびR26の一端は出力端子OUTに接続されている。
増幅器回路A1の出力はコンデンサ018を介してC17の他方の一端に接続さ れており、R26の他の一端は接地されている。この等止器は、微分回路C17 ,R26と連動する補償手段を備えている。この補償手段は、PINフォトダイ オードの動抵抗および拡散容量の働きにおける微分回路の動作を修正するための ものである。これらの手段は、NPNトランジスタT3乃至T7を備えている。
電圧源V+とV−は、抵抗R27とトランジスタT5のコレクタからエミッタへ のパスと抵抗R28とトランジスタT7のコレクタからエミッタへのバスと抵抗 R29との直列接続を介して、相互に接続されている。T5のベースは、例えば 39キロオームの抵抗値を有する抵抗R30とダイオードD3との接続点に接続 されており、R30とD3は、■+とグランドとの間に直列に接続されている。
このため、予め定められた直流バイアス電流はこのダイオードを介して流れる。
トランジスタT7および抵抗R29は、演算増幅器OA5を備えた電圧電流変換 器の一部分を形成しており、演算増幅器OA5の非反転入力は、抵抗R31を介 してOA4の反転入力接続され、また結合コンデンサC19を介してグランドに 接続されている。
T7のエミッタは、抵抗R32を介してOA5の反転入力に接続され、また抵抗 R29を介してV−に接続されている。一方OA5の出力は、抵抗R33を介し てT7のベースに接続されている。
エミッタ・フォロワとして接続されているトランジスタT3およびT4のコレク タは、■+に直接接続され、一方T6のコレクタは、例えば1キロオームの抵抗 値を有する抵抗・R・34を介してV+に接続されている。T3.T4およびT 6のエミッタは、抵抗R35,R36およびR37を介してV−にそれぞれ接続 されている。T3のベースは、抵抗R38とR39との接続点に接続されており 、抵抗R3gとR39は、データ信号結合コンデンサC18と共にT2のエミッ タとグランドとの間に直列に接続されている。同様にT4のベースは、抵抗R4 0とR41との接続点に接続されており、抵抗R40とR41は、結合コンデン サC20と共にT3のエミッタとグランドとの間に直列に接続されている。T4 のエミッタは、データ信号結合コ〕/デンサC2を介してT5のエミッタに接続 され、T5のコレクタは、結合コンデンサC24を介してC17とR26との接 続点に接続されている。T6のエミッタは、データ信号結合コンデンサC22を 介してグランドに接続され、一方そのコレクタは、抵抗R34とデータ信号結合 コンデンサQ23との接続点に接続されている。R34と023との直列接続は 、抵抗R30に並列に接続されている6T6のベースは、抵抗R42を介して、 C17とC18と抵抗R38との接続点に接続されている。結合コンデンサ01 8乃至C24は、データ信号に対して回路の短絡をもたらすものである。
上記した光受信装置は、例えば140メガピット/秒の高周波光データ信号がP INフォトダイオードに供給された時に、以下のような動作をする。
FETのソース電流は、調整ループの手段によって一定値、例えば10ミリアン ペアに維持される。この調整ループは、このFETのゲートからソースへのバス 、コンデンサC4により分路されている抵抗R14、増幅器A2および抵抗R1 から成るものである。したがって、FETのゲートとソースとの間の電圧も一定 の値である。
上記した光データ信号がPINダイオードに供給された時に、光データ信号は、 FETのゲートの入力コンデンサ(図示せず)に吸収される。そして、この光デ ータ信号は、FETによりその一部が形成されている増幅器A1で増幅され、コ ンデンサ018を介して等他藩EQに供給される。そして、等化されたデータ信 号が出力OUTに供給される。
光データ信号により、直流成分IPおよび交流成分ipを有する光電流がPIN ダイオードで発生される。
PINダイオードの内部回路に流れ込む電流を■とし、分圧器R3,R43の接 続点での電圧をvlとすれば、接続点P2およびR3の電圧Vp2およびVD3 は次のように与えられる。
Vp2−Vl−1−R2(1) Vp3−Vpl−E −R1(2) したがって、P I Nダイオードに供給される反転直流バイアス電圧は、 VPIN=V1−Vpl−1−R2(3)vlおよびVplは実質的に一定の値 である。
PINダイオードが逆バイアスされている間は、電流Iは光電流の直流成分1p に等しくなる。このため、ダイオードに供給される光強度の増加に伴って電流I も増加する。そして、この場合にはVp3およびVPINは減少する結果となる 。
しかしながら、電流Iが、R2における電圧降下によってPINダイオードに順 方向バイアスが供給されるような値に達するとすぐに、順方向電流Io+tがこ のダイオードに流れ始める。そして、電流■は、順方向電流の直流成分1oより も小さな値のIpと等しくなる。このように電流Iは制限されている。そして、 実際上、■は実質的に一定の値となる。
この結果として、電圧Vp2. Vp3およびVPINも実質的に一定の値とな る。このため、FETおよびこれに続く回路の少なくとも一方での飽和の危険性 、および増幅器A2でのブロッキングの危険性が無くなる。
もしR2が存在しなければこのようなことは起こらない。
事実、この場合の電流Iは制限されないので、この電流の一定の値に対して、電 圧Vp3がOAlの供給電圧に等しくなり、このことから、FETのゲート電圧 Vplの瞬時値が増加するようになり、この場合のFETは飽和状態となる。
上記したように、発振器O8の出力は、結合コンデンサC10とPINダイオー ドとの直列接続を介して、並列回路に接続されている。この並列回路は、抵抗R 1とR15との直列接続から成る一方の分岐路と、FETのゲートからソースへ のバスと増幅器OA1との直列接続から成る他方の分岐路とから成るものである 。このため、OAlの利得が(R1+R15) /rよりも非常に大きい場合に は、以下のような関係が成立つ。
VOAl−VO8−(RI +R15)/r (4)ここで、VOAIはOAl の出力電圧である。
・ vO8はO8からの200 Hzの出力電圧である。
rはPINダイオードの動抵抗である。
PINダイオードに逆バイアスがかけられている間、すなわち光強度が例えば− 20dbmiX下である場合には、このダイオードの動抵抗rはR1+R15よ りも非常に大きい。そして、結果として出力電圧VOAIがわずかな値となるの で、検出器DETは動作しせい。このため、等他藩EQの動作に影響を与えない 。反対に、PtNが順方向にバイアスされると、rが非常に小さな値になること によりOAIの出力電圧VOA1は十分に大きな値となる。このため検出器DE Tは動作される。この結果として、等両型は後に示すように調整される。
PINダイオードとこれに関連するFETとを備えている入力回路の等価回路は 、抵抗R1とFETのゲートの入力容量<図示せず)を主に備えている並列回路 に電流ip(図示せず)を供給する電流源を備えている。
順方向にバイアスされたPINダイオードの動作を調べるために第2図を参照す る。第2図は順方向にバイアスされたダイオードの等価回路を示すものである。
後の回路は、最後に述べた入力コンデンサを分路するインピーダンスz1を備え ている。入力コンデンサは、ダイオードを備えた並列回路から構成され、このダ イオードは、比較的小さな値の動抵抗rとこのダイオードに流れる電流と同じく 、この動抵抗rに反比例する拡散容量と呼ばれているコンデンサCDとから成る ものである。並列回路り、Goに流れる電流の交流成分をiとし、その直流成分 をIoとすると、はぼ以下のような関係が成立つ。
Go =a (In + io ) −b/r (5)ここで、iDはDに流れ るiの一部であり、CDに流れる電流はicに等しく、aおよびbは定数である 。
ここで、roは反転ダイオード飽和電流であり、Kは定数であり、 VDはCof3よびDにかかる直流電圧である。
(5)乃至(8)の関係を用いると、N流1o+iは次のように与えられる。
VはPINダイオードにかかる電圧ばかりでなく、FETのゲート電圧P1での 交流電圧でもあることを注意すべきである。これは、コンデンサC11の存在に より、接続点P2がこれらのデータ信号に対してグランドの電位となることによ るものである。
上記したことおよび(9)の関係から、順方向にバイアスされたPINダイオー ドは、FETのゲートでの上記した入力コンデンサCinを分路するインピーダ ンスz1を形成し、このインピーダンスZ1には電流io+iが流れることが導 かれる。この分路インピーダンスz1の並列インピーダンスを21とし、入力容 量をCinとすると、V−Zt ・ipとなる。ここでNIPは既に述べたよう に全体の交流電流である。
受信装置の出力0tJTでの電圧がインピーダンスz1の影響を受けないように するために、コンデンサC17は、zlに流れるi!lIo+iに比例した電流 が流れるインピーダンスZ2に分岐される。
この目的を考慮した以下の詳細な記載で説明するように、電流i3+I3は、ト ランジスタT5を介してC17とR26との接続点から供給される。
上記したように、交流電圧VはFETのゲートに供給される。増幅器A1の利得 がAに等しいと仮定すると、エミッタ・フォロワトランジスタT2のエミッタに おけるA1の出力電圧信号は、−Avに等しくなる。この電圧信号は、コンデン サ018を介してバッファへ供給される。このバッファは、エミッタフォロワト ランジスタT3とこれに関連する抵抗とを備えている。T3のエミッタでの電圧 信号−AVは、コンデンサC20を介して、分圧器に供給される。この分圧器は 、抵抗値がそれぞれ<A−1)RおよびRである抵抗R40およびR41から成 るものである。したがって、エミッタフォロワ・トランジスタ丁4のベースでの 電圧信号は、−Vに等しくなる。このトランジスタT4もまたバッファとして動 作し、そのエミッタに同じ電圧−■を供給する。この電圧はコンデンサC21を 介してトランジスタT5のエミッタに供給される。
また第1図から、増幅BA1の出力電圧−AVが増幅器A1からトランジスタT 6のエミッタにも供給され、そしてこのトランジスタのベース−エミッタ接続を 介してコンデンサC22の上側の極板にも供給されることが分る。このコンデン サの下側の橋板′は接地されている。この結果、交5に電流−11は、このコン デンサC22を介して流れ、この電li1は実質的に次式に等しくなる。
上記した抵抗値を有する抵抗R30およびR34を伴って、トランジスタT6の コレクタインピーダンスは、主にダイオードD3から構成され、このため、実質 的に11に等しい交流電流がこのダイオードに流れる。この交流電流は、抵抗R 30とダイオードD3との直列接続を介して絶間なく流れる直流バイアス電流1 1に重畳される。電流i1+11は、以下の関係によって与えられる電圧LJ+ UによりダイオードD3に発生する。
il 411 =Io −eK(”U) (11)ここで、Ioはダイオード反 転飽和電流であり、u ハD 3にかかる交流電圧であり、UはD3にかかる直 流電圧である。
この理由は、I 1 = Io−eKll(12)(11)および(12)の関 係により次式が導かれる。
eKll−(11+i1 )/11 (13,)T5のベース−エミッタ接合ダ イオードの非線形動作にもかかわらず、電流11がそこに流れるように、ダイオ ードD3が用いられることを注意しておく。事実、この電流は、ダイオードD3 に非線形電圧Uを発生させる。この非線形電圧Uは、T5のベース−エミッタ接 合に流れる同じ電流11の値を上昇させる。
既に説明したように、演算増幅器OAIの200Hz出力電圧は、(4)の関係 によって与えられ、PTNダイオードの動抵抗rが比較的小さいと仮定すると、 この出力電圧は無視できなくなる。この出力電圧VOA1は検出5DETに供給 される。さらに詳しく言えばこのVOAlは、200Hzの周波数のためのフィ ルタとして動作する演算増幅器OA3を備えている回路に供給される。このよう にフィルタされた200Hz信号は、演算増幅器OA4を備えたピーク検出器プ ロパーに供給される。このピーク検出器では、フィルタされた200Hz信号が 、入力信号のピーク値に等しく増幅された直流電圧Vpに変換される。演算増幅 器OA5とトランジスタT1とを備えている電圧/電流変換器においては、電圧 Vρは次式のような直流電流に変換される。
12−Vp /R29< 14) Vpが200H1の入力信号VOIの平均値に相当し、200Hz信号vO8の 平均値もまた(4)の関係から導き出せることにより、電流I2は動的ダイオー ド抵抗rの平均値に比例する。
Uの値とは無関係に、電流I2はl・ランジスタT5のベース−エミッタ間に次 式で与えられる直流電圧■2を発生させる。
12 = io 、Q)(V2 (15)したがって、この接合に供給される全 体の電圧は、U + V −1−■2に等しくなる。事実、上記したように、電 圧Uおよび−Vは、I5のベースおよびエミッタにそれぞれ供給される。上記し た電圧U+V+V2の結果として、電流i3+13は、トランジスタT5のベー ス−エミッタ接合ダイオード、とI5のコレクタに発生される。この電流は次の 関係によって与えられる。
I3 + 13− fc) −eK(u””) (16)(13)F3よび(1 6)の関係から次式が導かれる。
(10) 、(15)および(17)の関係により次式が導かれる。
(14)の関係に関して上記したように、電流■2は動的ダイオード抵抗の反転 1/rの平均値に比例する。(5)の関係から、1/rの平均値がIoに等しい ことが導かれる。したがって、I2はIoに比例する。例えば次のように与えら れる。
12 =m・ID (19) ここで、mは定数である。
(18)および(19)の関係から、次式が導かれる。
A−C22/■1−aの時には、定数fを考慮しない場合に関係(9)と(20 )は等しくなる。この場合、コンデンサC17は、217mに等しいインピーダ ンスによって分路される。ここで、zlは上記したようにFETのゲートでの入 力容量Cinを分路しているインピーダンスである。絶対値AVを伴った電圧は 、717mと017との並列接続に供給される。
この並列接続は、インピーダンスZ−tを形成する。そして、Z′tがR26の 値よりも非常に大きい場合には、抵抗R26に発生する電圧VOUTはR26・ Av/Z−tに等しくなる。
なぜならば、v−2t−ipであり、C17をC1γ−mainに選ぶと、VO UTはipに比例するようになる。
第3図を参照すると、第3図には、フォトダイオードPINにバイアスをかける ための回路の第2の実施例が示されている。この回路は第1図に示した第1の実 施例と同様であるが、この回路には定電流源が設けられている。この定電流源は 、PNPトランジスタT8と、■+とグランドとの間に直列に接続されている抵 抗R2およびR44,R45(R43の代わりに用いられている)から成る低イ ンピーダンス分圧器を備えている。この分圧器の分岐点P4は、抵抗R2とトラ ンジスタT8のエミッタからコレクタへのバスとの直列接続を介して、ダイオー ドPINの陰極P2に接続されている。トランジスタT8のベースは、抵抗R4 4とR45との間の接続点P5に接続されている。
これらの抵抗の典型的な値は次の通りである。
R2:910キロオーム R3:10キロオーム R44:1.5キロオーム R45:3.6キロオーム この結果、分岐点P4およびR5における電圧VP4およびVpsは実質的に一 定となる。
抵抗R44での電圧降下を Vd =VP 4 ・R44/ (R44+R45) (21)とすると、トラ ンジスタT8によって供給可能な一定のコレクタ電流は、次式の関係で与えられ る。
ここで、bは電流増幅率である。
光強度が弱い場合には、PINダイオードは反転バイアスされ、このダイオード の外部回路に流れ込む電流Iは、光電流の直流成分1pに等しくなる。この電流 は、光強度と共に増加する。この状態は、1が上記した定電流1cよりも小さい 限り維持され、この場合、トランジスタT8は飽和状態となる。そして、PIN ダイオードの陰極に供給されるコレクタ電圧は、次式に等しくなる。
Vc=Vps +lVsg 1−IVcasat l (23)VPS、VBD およびVcosatが実質的に一定であるので、Vcもまた一定となる。このた め、一定の反転バイアス電圧 Vp I N −VC−VP 1(24)がダイオードに供給される。第4図の T対Vp y N特性に示されるように、光強度が、l−1cである8点よりも 小さい範囲内で増加すると、ダイオードの動作点は垂直J!1lABに沿って移 動する。
電流IpがIcの値に達した場合は、ダイオードの動作点は、このダイオードに 順方向’I流が流れ始める値に達するまで、水平線BCに沿って移動し、バイア ス電圧は減少する。
そして、ダイオードは順方向にバイアスされ、その非線形領域で動作する。第1 図および第2図に関して説明したように、このことは、光受信装置のダイナミッ クレンジを広げるために必要とされるものである。
この発明の実施例を特定の装置との関係に基づいて記載したが、この記載は一実 施例であって、この発明の技術的範囲を制限するものではないことが理解されよ う。
FIG、3 補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の8)1、国際出願番号 PCT/EP 85100174 2発明の名称 光受信装置 3、特許出願人 住所 ベルギー国 ビー−2018アントワープ、フランシス・ウェルスジレイ ン 1 名称 ベル・テレフォン・マニューファクチュアリング・カンノ七−・ナームロ ゼφベンノートジャツブ 代表者 ビュイノク、ジー 同ハンノ♀ツセル・ジエイー幽か 国籍 ベルギー国 4、代 理 人 住所 東京都港区虎ノ門1丁目26番5号 第17森ビル請求の範囲 (1)光強度レベルの増加に伴ってフォトダイオードの動作点をこのフォトダイ オードの非線形動作領域の方向に移動させ、光強度レベルの増加につれて非線形 動作領域中へ移動させ、遂には順方向バイアスにさせるバイアス回路を備えた光 受信装置において、 上記バイアス回路は、低い光強度レベルに対しては上記フォトダイオード(PI N)を逆方向にバイアスし、予め定められた値以上の光強度レベルに対しては上 記フォトダイオードに一定電流(Ic)を供給する定電流源として動作する如く 構成されていることを特徴とするバイアス回路を備えた光受信装置。
(2)光強度が上記予め定められた値より低い場合に、上記バイアス回路は、実 質的に一定値の電圧Vcを上記フォトダイオード(PIN)に供給することを特 徴とする請求の範囲第1項記載の光受信装置。
(3)上記バイアス回路はトランジスタ(T8)を具備し、このトランジスタの エミッタからコレクタへのパスは、直流電圧源(Vpa)の電極間で第1の抵抗 (R2)と上記フォトダイオード(PIN)とに直列に接続され、上記トランジ スタ(T8)のベースは、上記電極間に直列に接続された第2 (R44)およ び第3 (R45)の抵抗から成る分圧器の分岐点に接続されていることを特徴 とする請求の範囲第1項または第2項記載の光受信装置。
(4)上記直流電圧7B(VF6)の一方の電極は上記第1の抵抗(R2)を介 して上記トランジスタ(I8)のエミッタに接続され、このトランジスタ(I8 )はP N P l−ランジスタであり、そのコレクタは」二記フォトダイオー ド(P I N)の陰極に接続されていることを特徴とする請求の範囲第3項記 載の光受信装置。
(5)光強度1ノベルの増加に伴ってフォトダイオードの動作点をこのフォトダ イオードの非線形動作領域の方向に移動させ、光強度レベルの増加につれて非線 形動作領域中へ移動させ、遂には順方向バイアスにさせるバイアス回路を備えた 光受信装置において、 比較的小さい動抵抗(r)と拡散キャパシタンス(CD)とを有する等価ダイオ ード(D)よりなる並列回路より構成されたインピーダンス(Zl)と等価であ り、上記拡散キャパシタンス(CD)が上記動抵抗(r)と上記等価ダイオード (D)通る電流(I p + i p )とに依存している上記順方向にバイア スされたダイオード(P I N)の効果を補償するために、上記バイアス回路 と受信装置の出力(OUT)との間に結合された手段(O8,OAI、DET) を具備していることを特徴とするバイアス回路を備えた光受信装置。
(6)上記補償手段は、上記バイアス回路(R2,PIN。
R1)と上記受信装置出力(OUT)との間に接続され、上記第2のインピーダ ンス(Zl)に比例した第3のインピ・−ダンス(Zi/m)を有していること を特徴とする請求の範囲第5項記載の光受信装置。
(7)上記バイアス回路は高インピーダンスであり、増幅回路(FET、Al  )と等化器(EQ)との縦続接続を介して上記受信装置出力(OUT)に接続さ れ、L記等化器(EQ)は、第4の抵抗(R26)とコンデンサ(C17)とを 備えた微分回路を具備し、上記第4の抵抗(R2B)および」二記コンデンサ( C17)は、上記第3のインピーダンス(Zl/m)を並列に分岐したものであ ることを特徴とする請求の範囲第6項記載の光受信装置。
(8)上記補償手段は、上記動抵抗(r)をl↑]定してL記動抵抗(r)に関 係する出力信号(VOAI )を供給する手段(OS、OAI 、DET)を具 備することを特徴とする請求の範囲第5項記載の光受信装置。
(9)上記測定手段(O5,OAI 、DET)は上記ダイオード(P I N )の陰極に接続された発振器(O8)を具備し、上記ダイオードの陽極は聯4の インピーダンス(R1)によって分路された第2の増幅回路(FET、OAI  )の入力に接続され、上記出力信号(VOAI )は、上記第2の増幅回路(F ET、OAl、)の出力に供給され上記動抵抗(r)の逆数値に比例しているこ とを特徴とする請求の範囲第8項記載の光受信装置。
(10)上記増幅回路(FET、AI )は電界効果トランジスタ(FET)を 具備し、上記第2の増幅回路(OAL)、上記電界効果トランジスタ(FET) および上記第4のインピーダンス(R1)は、上記電界効果トランジスタ(FE T)のソース電流を実質的に一定値とする調整ループの一部を形成していること を特徴とする請求の範囲第9項記載の光受信装置。
(11)上記補償手段は、上記出力信号(VOAI)を第1の直流電流(I2) に変換する手段(DET、OA5゜I7)を具備し上記第1の直流電流(I2) は、上記動抵抗(r)の逆数値および上記等価ダイオード(D)に流れる第2の 直流電流(ID)に比例することを特徴とする請求の範囲第9項記載の光受信装 置。
(12)上記変換手段(DET、OA5 、I7 )は、上記出力信号(VOA I )で動作するピーク検出器(D E T)と、上記直流電流(I2)を供給 する電圧/電流変換器(OA5 。
I7)との縦続接続を具備することを特徴とする請求の範囲第11項記載の光受 信装置。
(13)上記補償手段は、上記コンデンサ(C17)と上記第4の抵抗(R2G )との接続点から第3の電流(13+i3 )を取出すように構成され、上記第 3の電流は、上記第2のインピーダンス(Zl)に流れる第4の電流(In+i )に比例することを特徴とする請求の範囲第7項記載の光受信装置。
(14) J二記補償手段は、上記第2のインピーダンス(Zl)に比例した第 3のインピーダンス(Zl /m)を有し、上記バイアス回路(R2、P IN 、R1)と上記受信装置出力(OUT)との間に接続され、上記バイアス回路( R2、P IN、 R1)は高インピーダンスであり、増幅器回路(FET、A l )と等化器(E Q)との縦続接続を介して上記受信装置出力(OUT)に 接続され、上記等化器(EQ)は、第4の抵抗(R2G)と−yンデンサ(C1 7)とを備えた微分回路を具備し、上記第4の抵抗(R2B)および上記コンデ ンサ(C17)は、上記第3のインピーダンスを並列に分岐したものであり、上 記補償手段は、上記コンデンサ(C17)と上記第4の抵抗(R2B)との接続 点がら第3の電流(I3+i3)を取出すように構成され、上記第3の電流は、 上記第2のインピーダンス(Zl)に流れる第4の電流(ID+i)に比例し、 上記補償手段は、第1のエミッタが上記電圧/電流変換器(OA5 、I7 ) の出力に接続された第1のトランジスタ(I5)と、上記第2のトランジスタの ベース−エミッタ接合ダイオードに、上記第2のインピーダンス(Zl)に供給 される電圧に比例した第1の交流電圧(−■)を供給する第1の手段と、上記拡 散容ff1(CD)に流れる第5の電流(icD)に比例した電流を上記接合ダ イオードに発生させる第2の交流電圧(u)を上記第2のトランジスタ(I5) に供給する第2の手段とを具備することを特徴とする請求の範囲第11項記載の 光受信装置。
(15)上記第1の手段は、」二記増幅回路(FET、Al )の出力信号(− Av)から上記第1の交流電圧(−■)を取出す分圧器(R40,R41)を具 備することを特徴とする特許の範囲第14項記載の光受信装置。
(16)i2第2の手段は第3のトランジスタ(T6)を具備し、この第3のト ランジスタ(T6)のベースには、上記増幅回路(FET、AI )の出力信号 が供給され、上記第3のトランジスタ(T6)のコレクタ回路は第2のダイオー ド(D3)を具備し、上記第2のダイオード(D3)の陽極は、上記第2のトラ ンジスタ(T5)のベースに接続されていることを特徴とする請求の範囲第1項 記載の光受信装置。
(17)反転バイアスされた光検出器を含むバイアス回路を備えた光受信装置に おいて、上記バイアス回路は、予め定められた光強度が供給された状態で、上記 検出器を順方向にバイアスするために、上記検出器(P I N)に流れるバイ アス電流を制限する手段を具備することを特徴とする光受信装置。
(18)上記フォトダイオードの動抵抗を測定する回路を具備し、上記測定回路 は、上記ダイオード(P I N)の陰極に結合された発振器(O8)と、上記 ダイオード(P I N)の陽極に結合された並列回路とを備え、上記並列回路 は増幅器(OAI)と抵抗(R1+R15)とから成ることを特徴とする請求の 範囲第1項記載の光受信装置。
(19)上記増幅器(OAI、)は演算増幅器であることを特徴とする請求の範 囲第18項記載の光受信装置。
明細書第1頁第1行乃至第2頁第22行を次のとおり訂正する。
「 光受信装置 この発明は、光強度レベルの増加に伴ってフォトダイオードの動作点をこのフォ トダイオードの非線形動作領域の方向に移動させ、光強度レベルの増加につれて 非線形動作領域中へ移動させ、遂には順方向バイアスにさせるバイアス回路を備 えた光受信装置に関する。
このような光受信装置はインスツルメンツ・アンド・エクスペリメンタル・テク ニクス第23巻第3号、第2部、5−6月号1980年、ニューヨーク(アメリ カ)、第758〜760頁のニー・ドラチェフスキイ氏(A、 Druchvs kil)他の論文「フォトダイオードに基づいた光受信装置のダイナミック・レ ンジの拡張」によって知られている。
この従来の光受信装置においては、低い光強度レベルに対してはフォトダイオー ドはバイアスされず、一方高い光強度レベルに対しては光強度レベルの増加と共 に増加する外部順方向電流がフォトダイオード中に注入される。それ故、低い光 強度レベルに対しては受信装置全体のキャパシタンスは比較的高く、これは受信 装置の感度を特に高いビット速度において減少させる。
さらに、上記の順方向電流の最大値がフォトダイオードと直列に接続された抵抗 の値によって決定されるためにこの低感度を減少させる。
この発明の目的は、上記したような形式の光受信装置であるが、全ての光強度レ ベルにおいて比較的高い感度を有する光受信装置を提供することである。
この発明によれば、この目的は、」二記バイアス回路が低い光強度レベルに対し てフォトダイオード(P I N)を逆方向にバイアスし、予め定められた値以 上の光強度レベルに対しては上記フォトダイオードに一定電流(Ic)を供給す る定電流源として動作する如く構成されていることによって達成される。
高い光強度レベルに対して一定電流がフォトダイオードに注入されることによっ て、高い抵抗、例えば5メグオームの抵抗をフォトダイオードの陰極に接続する ことができ、したがって比較的高い感度が確保される。そのような高い感度はま た低い光強度レベルに対しても得られる。何故ならばその場合にはフォトダイオ ードが逆方向にバイアスされていることによって受信装置の全体のキャパシタン スが比較的低いからである。」 国際調企報告 +smn++1mal As工。5.。、。 PCT/EP 85100174 ANNEXTo4dEINTERNATIONALSEARCHREPORTu N

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)反転バイアスフォトダイオードに適用されるバイアス回路を備えた光受信 装置において、上記バイアス回路は、光強度の増加に伴って、フォトダイオード (PIN)の動作点をこのフォトダイオードの非線形領域の方へ、および非線形 領域に移動させてこのフォトダイオードが順方向にバイアスされるようにし、上 記バイアス回路は、光強度が予め定められた値を越えた場合に定電流(Ic)を 上記フォトダイオード(PIN)に供給する定電流源として動作することを特徴 とする光受信装置。
  2. (2)光強度が上記予め定められた値より低い場合に、上記バイアス回路は、実 質的に一定値の電圧Vcを上記フォトダイオード(PIN)に供給することを特 徴とする請求の範囲第1項記載の光受信装置。
  3. (3)上記バイアス回路はトランジスタ(T8)を具備し、このトランジスタの エミッタからコレクタヘのパスは、直流電圧源(Vp4)の電極間で第1の抵抗 (R2)と上記フォトダイオード(PIN)とに直列に接続され、上記トランジ スタ(T8)のベースは、上記電極間に直列に接続された第2(R44)および 第3(R45)の抵抗から成る分圧器の分岐点に接続されていることを特徴とす る請求の範囲第1項または第2項記載の光受信装置。
  4. (4)上記直流電圧源(Vp4)の一方の電極は上記第1の抵抗(R2)を介し て上記トランジスタ(T8)のエミッタに接続され、このトランジスタ(T8) はPNPトランジスタであり、そのコレクタは上記フォトダイオード(PIN) の陰極に接続されていることを特徴とする請求の範囲第3項記載の光受信装置。
  5. (5)反転バイアスフォトダイオードに適用されるバイアス回路を備えた光受信 装置において、上記バイアス回路は、光強度の増加に伴って、フォトダイオード の動作点をそのフォトダイオードの非線形領域の方へ、および非線形領域に移動 させて上記フォトダイオードが順方向にバイアスされるようにし、また上記バイ アス回路は、それと上記光受信装置との間に接続され、上記順方向にバイアスさ れたダイオード(PIN)の影響を補償する手段(OS、OA1、DET、EQ )を具備し、上記順方向にバイアスされたフォトダイオード(PIN)は並列回 路により構成される第2のインピーダンスと等価なものであり、上記並列回路は 、比較的小さな値の動抵抗(r)と拡散容量(CD)とを有する等化ダイオード を備え、上記拡散容量は、上記動抵抗(r)と、上記等価ダイオードに流れる電 流(ID+iD)に基づくことを特徴とする光受信装置。
  6. (6)上記補償手段は、上記バイアス回路(R2、PIN、R1)と上記受信装 置出力(OUT)との間に接続され、上記第2のインピーダンス(Z1)に比例 した第3のインピーダンス(Z1/m)を有していることを特徴とする請求の範 囲第5項記載の光受信装置。
  7. (7)上記バイアス回路は高インピーダンスであり、増幅回路(FET、A1) と等化器(EQ)との維続接続を介して上記受信装置出力(OUT)に接続され 、上記等化器(EQ)は、第4の抵抗(R26)とコンデンサ(C17)とを備 えた微分回路を具備し、上記第4の抵抗(R26)および上記コンデンサ(C1 7)は、上記第3のインピーダンス(Z1/m)を並列に分岐したものであるこ とを特徴とする請求の範囲第6項記載の光受信装置。
  8. (8)上記補償手段は、上記動抵抗(r)を測定して上記動抵抗(r)に関係す る出力信号(VOA1)を供給する手段(OS、OA1、DET)を具備するこ とを特徴とする請求の範囲第5項記載の光受信装置。
  9. (9)上記測定手段(OS、OA1、DET)は上記ダイオード(PIN)の陰 極に接続された発振器(OS)を具備し、上記ダイオードの陽極は第4のインピ ーダンス(R1)によって分路された第2の増幅回路(FET、OA1)の入力 に接続され、上記出力信号(VOA1)は、上記第2の増幅回路(FET、OA 1)の出力に供給され上記動抵抗(r)の逆数値に比例していることを特徴とす る請求の範囲第8項記載の光受信装置。
  10. (10)上記増幅回路(FET、A1)は電界効果トランジスタ(FET)を具 備し、上記第2の増幅回路(OA1)、上記電界効果トランジスタ(FET)お よび上記第4のインピーダンス(R1)は、上記電界効果トランジスタ(FET )のソース電流を実質的に一定値とする調整ループの一部を形成していることを 特徴とする請求の範囲第9項記載の光受信装置。
  11. (11)上記補償手段は、上記出力信号(VOA1)を第1の直流電流(12) に変換する手段(DET、OA5、T7)を具備し、上記第1の直流電流(12 )は、上記動抵抗(r)の逆数値および上記等価ダイオード(D)に流れる第2 の直流電流(ID)に比例することを特徴とする請求の範囲第9項記載の光受信 装置。
  12. (12)上記変換手段(DET、OA5、T7)は、上記出力信号(VOA1) で動作するピーク検出器(DET)と、上記直流電流(12)を供給する電圧/ 電流変換器(OA5、T7)との縦続接続を具備することを特徴とする請求の範 囲第11項記載の光受信装置。
  13. (13)上記補償手段は、上記コンデンサ(C17)と上記第4の抵抗(R26 )との接続点から第3の電流(I3+i3)を取出すように構成され、上記第3 の電流は、上記第2のインピーダンス(Z1)に流れる第4の電流(ID+i) に比例することを特徴とする請求の範囲第7項記載の光受信装置。
  14. (14)上記補償手段は、上記第2のインピーダンス(Z1)に比例した第3の インピーダンス(Z1/m)を有し、上記バイアス回路(R2、PIN、R1) と上記受信装置出力(OUT)との間に接続され、上記バイアス回路(R2、P IN、R1)は高インピーダンスであり、増幅器回路(FET、A1)と等化器 (EQ)との縦続接続を介して上記受信装置出力(OUT)に接続され、上記等 化器(EQ)は、第4の抵抗(R26)とコンデンサ(C17)とを備えた微分 回路を具備し、上記第4の抵抗(R26)および上記コンデンサ(C17)は、 上記第3のインピーダンスを並列に分岐したものであり、上記補償手段は、上記 コンデンサ(C17)と上記第4の抵抗(R26)との接続点から第3の電流( 13+i3)を取出すように構成され、上記第3の電流は、上記第2のインピー ダンス(Z1)に流れる第4の電流(ID+i)に比例し、上記補償手段は、第 1のエミッタが上記電圧/電流変換器(OA5、T7)の出力に接続された第1 のトランジスタ(T5)と、上記第2のトランジスタのペースーエミッタ接合ダ イオードに、上記第2のインピーダンス(Z1)に供給される電圧に比例した第 1の交流電圧(−V)を供給する第1の手段と、上記拡散容量(CD)に流れる 第5の電流(iCD)に比例した電流を上記接合ダイオードに発生させる第2の 交流電圧(u)を上記第2のトランジスタ(T5)に供給する第2の手段とを具 備することを特徴とする請求の範囲第11項記載の光受信装置。
  15. (15)上記第1の手段は、上記増幅回路(FET、A1)の出力信号(−Av )から上記第1の交流電圧(−V)を取出す分圧器(R40、R41)を具備す ることを特徴とする請求の範囲第14項記載の光受信装置。
  16. (16)上記第2の手段は第3のトランジスタ(T6を具備し、この第3のトラ ンジスタ(T6)のベースには、上記増幅回路(FET、A1)の出力信号が供 給され、上記第3のトランジスタ(T6)のコレクタ回路は第2のダイオード( D3)を具備し、上記第2のダイオード(D3)の陽極は、上記第2のトランジ スタ(T5)のペースに接続されていることを特徴とする請求の範囲第1項記載 の光受信装置。
  17. (17)反転バイアスされた光検出器を含むバイアス回路を備えた光受信装置に おいて、上記バイアス回路は、予め定められた光強度が供給された状態で、上記 検出器を順方向にバイアスするために、上記検出器(PIN)に流れるバイアス 電流を制限する手段を具備することを特徴とする光受信装置。
  18. (18)ダイオードの動抵抗を測定する手段を具備し、上記測定手段は、上記ダ イオード(PIN)の陰極に接続された発振器(OS)と、上記ダイオードの陽 極に接続された並列回路とを備え、上記並列回路は増幅器(OA1)と抵抗(R 1+R15)とから成ることを特徴とする光受信装置。
  19. (19)上記増幅器(OA1)は演算増幅器であることを特徴とする請求の範囲 第18項記載の光受信装置。
JP60502050A 1984-04-26 1985-04-18 光受信装置 Pending JPS61502996A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
BE2/60399A BE899503A (nl) 1984-04-26 1984-04-26 Optische ontvanger.
BE260530 1984-10-31
BE260399 1984-10-31

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61502996A true JPS61502996A (ja) 1986-12-18

Family

ID=3865688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60502050A Pending JPS61502996A (ja) 1984-04-26 1985-04-18 光受信装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPS61502996A (ja)
ES (1) ES8703220A1 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5838041A (ja) * 1981-08-31 1983-03-05 Asahi Optical Co Ltd Apdバイアス回路
JPS5873251A (ja) * 1981-10-28 1983-05-02 Nec Corp 光受信回路

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5838041A (ja) * 1981-08-31 1983-03-05 Asahi Optical Co Ltd Apdバイアス回路
JPS5873251A (ja) * 1981-10-28 1983-05-02 Nec Corp 光受信回路

Also Published As

Publication number Publication date
ES8703220A1 (es) 1986-12-16
ES542607A0 (es) 1986-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5329115A (en) Optical receiver circuit
US7418213B2 (en) Transimpedance amplifier with integrated filtering and reduced parasitic capacitance
GB2111776A (en) Improvements in or relating to controlled gain amplifiers
CN104853280A (zh) 一种可扩展动态范围的麦克风及其控制方法
JPH053166B2 (ja)
US7650113B2 (en) Apparatus for receiving wide-band pulse signal in communication channel using human body
US4647762A (en) Optical receiver
US6958644B2 (en) Active filter circuit with dynamically modifiable gain
EP0216765B1 (en) Optical receiver
US8588433B2 (en) Electret microphone circuit
US5237493A (en) Current-to-voltage converter with low noise, wide bandwidth and high dynamic range
US4761549A (en) A linear photo-responsive circuit
KR900006294B1 (ko) 광전변환회로
US2822430A (en) Transistor amplifier circuit
JPS61502996A (ja) 光受信装置
EP0828344A2 (en) Integrated circuit and method for generating a transimpedance function
JP3404209B2 (ja) トランスインピーダンス増幅器回路
TW200527699A (en) Optical receiving device
US5095286A (en) Fiber optic receiver and amplifier
US4718083A (en) Differential receive booster amplifier for telephone instruments
GB2052200A (en) Oscillator having low noise signal extraction circuit
JPH04274607A (ja) 前置増幅器
Huang et al. A 1 V instrumentation amplifier
CN215452890U (zh) 一种动圈唱头放大电路
JP2020010203A (ja) トランスインピーダンス増幅回路